JP2009138337A - ブロック構造体及びそれに使用するブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】平面的なずれ及び浮き上がり沈み込みを防止すると共に雑草の繁茂を防止することが可能なブロック構造体及びそれに使用するブロックを提供する。
【解決手段】平面視して矩形で対角線の一方の角部Aで交わる側辺の下部側に第1、第2のフランジ部12、13及び第1の接続部14を、他方の角部で交わる側辺の上部側に第3、第4のフランジ部15、16及び第2の接続部17を突出させたブロック18〜21を並べたブロック構造体10であって、ブロック18の第1のフランジ部12にブロック19の第3のフランジ部15を、ブロック18の第2のフランジ部13の上にブロック20の第4のフランジ部16を、ブロック20の第1のフランジ部12とブロック19の第2のフランジ部13の上にブロック21の第3、第4のフランジ部15、16を被せ、第1、第2のフランジ部12、13に第1の接続部14を覆う隙間覆い部22、23を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、歩道、公園や各種広場の遊歩道、花壇内の作業通路に敷いて、雑草の繁茂を防止するブロック構造体及びそれに使用するブロックに関する。
従来、歩行時の反撥性を抑え、意匠性及び景観に配慮した歩道や遊歩道を整備する場合、舗装用のブロックを歩道や遊歩道の路盤上に敷く工法が行なわれている。このとき、ブロックの側壁の形状を、例えば波形にして、ブロックの側壁に形成される窪み部に隣接するブロックの側壁に形成される膨出部が当接するようにして、路盤上に敷いたブロックの平面的なずれを防止している。しかし、舗装後時間が経過すると、各ブロックに浮き上がりや沈み込みが発生するという問題が生じる。そこで、ブロックの側壁の上下方向に凸部と凹部をそれぞれ形成して、ブロックの凸部を隣接するブロックの凹部に嵌入させながら路盤上に並べることで、ブロックの平面的なずれを防止すると共に、浮き上がり及び沈み込みも防止できるブロックが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−18406号公報
しかしながら、特許文献1に記載された考案では、ブロック間の表面に現われる継目(目地)の一部は路盤まで貫通しているため、路盤内で発芽した雑草の芽は貫通する継目を通ってブロック表面に達して成長することができ、路盤上にブロックを敷き詰めても雑草の繁茂を防止できないという問題が生じる。そして、一旦繁茂した雑草は、刈り取っても根が路盤内に残っているので再び成長し、雑草を引き抜くと路盤内に張った根が引き抜かれる際に路盤が押し上げられるため雑草の周囲のブロックが浮き上がった状態となる。このため、雑草を完全に除去するには、敷き並べたブロックを路盤から取り外して雑草を取り除き、再度ブロックを敷き並べるという大掛かりな作業が必要になる。一方、大掛かりな作業を行なわないようにするには、頻繁に雑草の成長状態を監視し、雑草が大きく成長しない間に抜き取る必要が生じる。従って、いずれの方法を採用するにしても、メンテナンスに要する費用が増大するという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、平面的なずれ及び浮き上がり沈み込みを防止すると共に雑草の繁茂も防止することが可能なブロック構造体及びそれに使用するブロックを提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係るブロック構造体は、平面視して矩形のブロック本体の対角線の一方の角部Aで交わる2つの側辺の下部側にそれぞれ第1、第2のフランジ部、及び該第1、第2のフランジ部を接続する第1の接続部を突出させ、前記対角線の他方の角部で交わる2つの側辺で前記第1、第2のフランジ部に対向する側の上部側にそれぞれ第3、第4のフランジ部、及び該第3、第4のフランジ部を接続する第2の接続部を突出させた同一形状のブロックを縦横に並べて形成されるブロック構造体であって、
基準となるブロックの前記角部Aに形成された第1のフランジ部の上に、横方向に連接するブロックの第3のフランジ部を被せ、前記基準となるブロックの第2のフランジ部の上に縦方向に連接するブロックの第4のフランジ部を被せて、
前記縦方向に連接するブロックの第1のフランジ部と前記横方向に連接するブロックの第2のフランジ部の上に、前記角部Aの延長方向にあるブロックの第3、第4のフランジ部を被せ、更に、前記縦方向に連接するブロックの第1のフランジ部及び前記横方向に連接するブロックの第2のフランジ部に、それぞれの端部を延長して、前記基準となるブロックの角部Aに位置する第1の接続部を覆う隙間覆い部を設けている。
第1の発明に係るブロック構造体において、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部、及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、前記第4のフランジ部、及び前記第3のフランジ部の端部にそれぞれ一体的に連接していることが好ましい。
また、前記第4のフランジ部、及び前記第3のフランジ部の端部は肉厚となって、前記隙間覆い部の厚みを確保していることが好ましい。
第1の発明に係るブロック構造体において、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、平面視して、それぞれ斜面が係合する三角形状とすることができる。
また、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、平面視して係合する矩形とすることもできる。
更に、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、段違いに重なるようにすることもできる。
第1の発明に係るブロック構造体において、前記第1、第2のフランジ部は、前記第1の接続部に向って上面が下り傾斜しており、前記第3、第4のフランジ部は、前記第2の接続部に向って下面が上り傾斜して、前記第1、第3のフランジ部及び前記第2、第4のフランジ部がそれぞれ係合する構成とすることができる。
また、前記第2のフランジ部は、前記第1の接続部に向って上面が下り傾斜しており、前記第4のフランジ部は、前記第2の接続部に向って下面が上り傾斜して、係合する前記第1、第3のフランジ部はそれぞれ均一厚みとなって、係合する前記第2、第4のフランジ部は係合面が斜面となっている構成とすることもできる。
前記目的に沿う第2の発明に係るブロックは、平面視して矩形のブロック本体の対角線の一方の角部Aで交わる2つの側辺の下部側にそれぞれ第1、第2のフランジ部、及び該第1、第2のフランジ部を接続する第1の接続部を突出させ、前記対角線の他方の角部で交わる2つの側辺で前記第1、第2のフランジ部に対向する側の上部側にそれぞれ第3、第4のフランジ部、及び該第3、第4のフランジ部を接続する第2の接続部を突出させたブロックであって、前記第1のフランジ部及び前記第2のフランジ部に、それぞれの端部を延長して隙間覆い部を設け、該ブロックを縦横に並べた場合、隣り合う該ブロックの第1の接続部を覆っている。
第2の発明に係るブロックにおいて、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部、及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、前記第4のフランジ部、及び前記第3のフランジ部の端部にそれぞれ一体的に連接していることが好ましい。
また、前記第4のフランジ部、及び前記第3のフランジ部の端部は肉厚となって、前記隙間覆い部の厚みを確保していることが好ましい。
第2の発明に係るブロックにおいて、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、平面視して、それぞれ斜面が係合する三角形状とすることができる。
また、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、平面視して係合する矩形とすることもできる。
請求項1〜8記載のブロック構造体、請求項9〜13記載のブロックにおいては、ブロックの第1のフランジ部は横方向に隣接するブロックの第3のフランジ部で覆われ、ブロックの第2のフランジ部は縦方向に隣接するブロックの第4のフランジ部で覆われ、ブロックの第1の接続部は横方向に隣接するブロックの第2のフランジ部の端部を延長した隙間覆い部と縦方向に隣接するブロックの第1のフランジ部の端部を延長した隙間覆い部で覆われるので、ブロック間の継目はブロックの表面から裏面に貫通しない。その結果、路盤内で発芽した雑草の芽はブロックの継目から容易に出ることができず、路盤をブロックで覆うことで雑草の繁茂を防止できる。
特に、請求項2記載のブロック構造体、請求項10記載のブロックにおいては、第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部、及び第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、第4のフランジ部、及び第3のフランジ部の端部にそれぞれ一体的に連接しているので、ブロック間の継目において点状に貫通する部分も形成されず、継目を確実に塞ぐことができる。その結果、路盤内で発芽した雑草の芽がブロックの継目から出ることを確実に防止できる。
請求項3記載のブロック構造体、請求項11記載のブロックにおいては、第4のフランジ部、及び第3のフランジ部の端部は肉厚となって、隙間覆い部の厚みを確保しているので、隙間覆い部の強度を高くすることができ、破損を防止できる。
請求項4記載のブロック構造体、請求項12記載のブロックにおいては、第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、平面視して、それぞれ斜面が係合する三角形状となっているので、第1のフランジ部の隙間覆い部と第2のフランジ部の隙間覆い部がずれるのを防止できる。
請求項5記載のブロック構造体、請求項13記載のブロックにおいては、第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、平面視して係合する矩形となっているので、第1のフランジ部の隙間覆い部と第2のフランジ部の隙間覆い部がずれるのを防止できる。
請求項6記載のブロック構造体においては、第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、段違いに重なるので、第1のフランジ部の隙間覆い部と第2のフランジ部の隙間覆い部を強固に結合することができる。
請求項7記載のブロック構造体においては、第1、第2のフランジ部は、第1の接続部に向って上面が下り傾斜しており、第3、第4のフランジ部は、第2の接続部に向って下面が上り傾斜して、第1、第3のフランジ部及び第2、第4のフランジ部がそれぞれ係合するので、ブロック間の平面的なずれ及び浮き上がり沈み込みを防止することができる。
請求項8記載のブロック構造体においては、第2のフランジ部は、第1の接続部に向って上面が下り傾斜しており、第4のフランジ部は、第2の接続部に向って下面が上り傾斜して、係合する第1、第3のフランジ部はそれぞれ均一厚みとなって、係合する第2のフランジ部、第4のフランジ部は係合面が斜面となっているので、ブロック間の平面的なずれ及び浮き上がり沈み込みを防止することができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の第1の実施の形態に係るブロック構造体で基準となるブロックの縦方向に連接するブロックの第1のフランジ部と横方向に連接するブロックの第2のフランジ部の上に角部Aの延長方向にあるブロックの第3、第4のフランジ部を被せる際の状態を示す斜視図、図2(A)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部A側から見た際の斜視図、(B)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部Aの反対側から見た際の斜視図、図3は同ブロック構造体で基準となるブロックに横方向から連接したブロックの状態を示す斜視図、図4は同ブロック構造体で基準となるブロックに縦方向から連接したブロックの状態を示す斜視図、図5は本発明の第2の実施の形態に係るブロック構造体で基準となるブロックの縦方向に連接するブロックの第1のフランジ部と横方向に連接するブロックの第2のフランジ部の上に角部Aの延長方向にあるブロックの第3、第4のフランジ部を被せる際の状態を示す斜視図、図6(A)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部A側から見た際の斜視図、(B)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部Aの反対側から見た際の斜視図、図7は同ブロック構造体で基準となるブロックに横方向から連接したブロックの状態を示す斜視図、図8は同ブロック構造体で基準となるブロックに縦方向から連接したブロックの状態を示す斜視図、図9は本発明の第3の実施の形態に係るブロック構造体で基準となるブロックの縦方向に連接するブロックの第1のフランジ部と横方向に連接するブロックの第2のフランジ部の上に角部Aの延長方向にあるブロックの第3、第4のフランジ部を被せる際の状態を示す斜視図、図10(A)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部A側から見た際の斜視図、(B)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部Aの反対側から見た際の斜視図、図11は同ブロック構造体で基準となるブロックに横方向から連接したブロックの状態を示す斜視図、図12は同ブロック構造体で基準となるブロックに縦方向から連接したブロックの状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るブロック構造体10は、図2(A)、(B)に示すように、平面視して矩形のブロック本体11の対角線の一方の角部Aで交わる2つの側辺の下部側にそれぞれ第1、第2のフランジ部12、13、及び第1、第2のフランジ部12、13を接続する第1の接続部14を突出させ、対角線の他方の角部で交わる2つの側辺で第1、第2のフランジ部12、13に対向する側の上部側にそれぞれ第3、第4のフランジ部15、16、及び第3、第4のフランジ部15、16を接続する第2の接続部17を突出させた同一形状のブロック18、19、20、21を縦横に並べて形成されている。また、ブロック18、19、20、21はそれぞれ第1のフランジ部12及び第2のフランジ部13のそれぞれの端部を延長して隙間覆い部22、23を設けている。隙間覆い部22、23により、ブロック18〜21を縦横に並べた場合、隣り合うブロック18〜21の第1の接続部14を覆うことができる。以下、詳細に説明する。
第1のフランジ部12の端部から突出する隙間覆い部22、及び第2のフランジ部13の端部から突出する隙間覆い部23は、それぞれ第4のフランジ部16、及び第3のフランジ部15の端部にそれぞれ一体的に連接し、隙間覆い部22、23の上面24、25は、第1、第2のフランジ部12、13の上面の延長面となって、隙間覆い部22、23の下面26、27は第4のフランジ部16、第3のフランジ部15の下面の延長面となっている。また、第4のフランジ部16、及び第3のフランジ部15の端部は肉厚となって、隙間覆い部22、23の厚みを確保している。更に、第1のフランジ部12の端部から突出する隙間覆い部22及び第2のフランジ部13の端部から突出する隙間覆い部23は、平面視して係合する矩形となっている。
ここで、第3、第4のフランジ部15、16及び第2の接続部17の上面はブロック本体11の上面と同一高さとなって、しかもブロック本体11の上面に連接している。また、第1、第2のフランジ部12、13の上面28、29は、第1の接続部14の上面角部先端Pが最低高さ位置となるように、上面角部先端Pに向って下り傾斜しており、第3、第4のフランジ部15、16の下面30、31は、第2の接続部17の下面角部先端Qが最高高さ位置となるように、下面角部先端Qに向って上り傾斜している。そして、隣り合うブロックの第1、第3のフランジ部12、15及び第2、第4のフランジ部13、16は、それぞれ係合するようになっている(第1、第2のフランジ部12、13の上面28、29の傾斜角度と、第3、第4のフランジ部15、16の下面30、31の傾斜角度は同一となっている)。
続いて、ブロック構造体10の構造及び作用について説明する。
ブロック18〜21において、第1、第3のフランジ部12、15及び第2、第4のフランジ部13、16は、それぞれ係合するようになっているので、図3に示すように、基準となるブロック18の角部Aに形成された第1のフランジ部12の上に、横方向に連接するブロック19の第3のフランジ部15を当接させて被せることができ、図4に示すように、ブロック18の第2のフランジ部13の上に縦方向に連接するブロック20の第4のフランジ部16を当接させて被せることができる。
第1、第2のフランジ部12、13の上面の傾斜角度は等しい。そして、ブロック19の第2のフランジ部13の端部を延長した隙間覆い部23とブロック20の第1のフランジ部12の端部を延長した隙間覆い部22は、基準となるブロック18の角部Aに位置する第1の接続部14上で互いに係合する。
また、ブロック18の横方向にブロック19、縦方向にブロック20をそれぞれ連接すると、ブロック18の角部Aの外側において、ブロック19の第2のフランジ部13の上面29、ブロック19の隙間覆い部23の上面25、ブロック20の第1のフランジ部12の上面28、及びブロック20の隙間覆い部23の上面25は連接し、第1、第2のフランジ部12、13の上面28、29と同一の傾斜角度を有する一つの合体フランジ部を形成する。従って、この合体フランジ部の上に、角部Aの延長方向にあるブロック21の第3、第4のフランジ部15、16及び第2の接続部17を当接させて被せることができる。
そして、図3に示すように、ブロック18、19の上面に現われる継目Mは、ブロック18の第1のフランジ部12の上方に位置するため、継目Mの先端はブロック18の第1のフランジ部12で塞がれる。また、図3、図4に示すように、ブロック18、20の上面に現われる継目Nは、ブロック18の第2のフランジ部13及びブロック18に別の横方向から連接する図示しないブロックの第1の接続部の上方に位置するため、継目Nの先端はブロック18の第2のフランジ部13及び図示しないブロックの第1の接続部で塞がれる。
更に、図1に示すように、ブロック21を被せた際に、ブロック20、21の上面に現われる継目Jはブロック20の第1のフランジ部12の上方に位置するため、この継目Jの先端はブロック20の第1のフランジ部12で塞がれる。一方、ブロック19、21の上面に現われる継目Kの一部はブロック19の第2のフランジ部13の上方に位置するため、ブロック19の第2のフランジ部13で塞がれる。また、角部A側の継目Kはブロック18の第1の接続部14の上方に位置するため、角部A側の継目Kの先端はブロック18の第1の接続部14で塞がれる。更に、角部A側の継目Kの一部が、ブロック20の第1のフランジ部12の隙間覆い部22とブロック19の第2のフランジ部13の隙間覆い部23との継目Lに接続するが、継目Lの先端はブロック18の第1の接続部14で塞がれる。
従って、ブロック18〜21を並べてブロック構造体10を形成した場合、ブロック18の角部Aで互いに接続する継目J、K、M、N及び継目Lの先端は全て塞がれブロック18〜21の表面から裏面に貫通しない。その結果、ブロック18〜21が敷かれた路盤内で雑草が発芽しても、雑草の芽はブロック18〜21の継目J、K、L、M、Nから出ることができず、雑草が繁茂することを防止できる。なお、第3、第4のフランジ部15、16及び第2の接続部17の上面はブロック本体11の上面と同一高さとなって、しかもブロック本体11の上面に連接しているので、各ブロック18〜21の上面の高さ位置が揃うようにブロック18〜21を縦横に並べると、各ブロック18〜21の上面が連接した一つの平面を形成することができる。
図5に示すように、本発明の第2の実施の形態に係るブロック構造体32は、図6(A)、(B)に示すように、平面視して矩形のブロック本体33の対角線の一方の角部Aで交わる2つの側辺の下部側にそれぞれ第1、第2のフランジ部34、35、及び第1、第2のフランジ部34、35を接続する第1の接続部36を突出させ、対角線の他方の角部で交わる2つの側辺で第1、第2のフランジ部34、35に対向する側の上部側にそれぞれ第3、第4のフランジ部37、38、及び第3、第4のフランジ部37、38を接続する第2の接続部39を突出させた同一形状のブロック40、41、42、43を縦横に並べて形成されている。また、ブロック40、41、42、43はそれぞれ第1のフランジ部34及び第2のフランジ部35のそれぞれの端部を延長して隙間覆い部44、45を設けている。隙間覆い部44、45により、ブロック40〜43を縦横に並べた場合、隣り合うブロック40〜43の第1の接続部36を覆うことができる。以下、詳細に説明する。
第1のフランジ部34の端部から突出する隙間覆い部44、及び第2のフランジ部35の端部から突出する隙間覆い部45は、それぞれ第4のフランジ部38、及び第3のフランジ部37の端部にそれぞれ一体的に連接し、隙間覆い部44、45の上面46、47は、第1、第2のフランジ部34、35の上面50、51の延長面となって、隙間覆い部44、45の下面48、49は第4、第3のフランジ部38、37の下面53、52の延長面となっている。また、第4のフランジ部38、及び第3のフランジ部37の端部は肉厚となって、隙間覆い部44、45の厚みを確保している。更に、第1のフランジ部34の端部から突出する隙間覆い部44及び第2のフランジ部35の端部から突出する隙間覆い部45は、平面視して、それぞれ斜面54、55が係合する三角形状となっている。
ここで、第3、第4のフランジ部37、38及び第2の接続部39の上面はブロック本体33の上面と同一高さとなって、しかもブロック本体33の上面に連接している。また、第1、第2のフランジ部34、35の上面50、51は、第1の接続部36の上面角部先端Pが最低高さ位置となるように、上面角部先端Pに向って下り傾斜しており、第3、第4のフランジ部37、38の下面52、53は、第2の接続部39の下面角部先端Qが最高高さ位置となるように、下面角部先端Qに向って上り傾斜している。そして、隣り合うブロックの第1、第3のフランジ部34、37及び第2、第4のフランジ部35、38は、それぞれ係合するようになっている(第1、第2のフランジ部34、35の上面50、51の傾斜角度と、第3、第4のフランジ部37、38の下面52、53の傾斜角度は同一となっている)。
続いて、ブロック構造体32の構造及び作用について説明する。
ブロック40〜43において、第1、第3のフランジ部34、37及び第2、第4のフランジ部35、38は、それぞれ係合するようになっているので、図7に示すように、基準となるブロック40の角部Aに形成された第1のフランジ部34の上に、横方向に連接するブロック41の第3のフランジ部37を当接させて被せることができ、図8に示すように、ブロック40の第2のフランジ部35の上に縦方向に連接するブロック42の第4のフランジ部38を当接させて被せることができる。
第1、第2のフランジ部34、35の上面50、51の傾斜角度は等しい。そして、ブロック41の第2のフランジ部35の端部を延長した隙間覆い部45とブロック42の第1のフランジ部34の端部を延長した隙間覆い部44は、基準となるブロック40の角部Aに位置する第1の接続部36上で互いに係合する。
また、ブロック40の横方向にブロック41、縦方向にブロック42をそれぞれ連接すると、ブロック40の角部Aの外側において、ブロック41の第2のフランジ部35の上面51、ブロック41の隙間覆い部45の上面47、ブロック42の第1のフランジ部34の上面50、及びブロック42の隙間覆い部44の上面46は連接し、第1、第2のフランジ部34、35の上面50、51と同一の傾斜角度を有する一つの合体フランジ部を形成する。従って、この合体フランジ部の上に、角部Aの延長方向にあるブロック43の第3、第4のフランジ部37、38及び第2の接続部39を当接させて被せることができる。
そして、図7に示すように、ブロック40、41の上面に現われる継目Mは、ブロック40の第1のフランジ部34の上方に位置するため、継目Mの先端はブロック40の第1のフランジ部34で塞がれる。また、図7、図8に示すように、ブロック40、42の上面に現われる継目Nは、ブロック40の第2のフランジ部35の上方及びブロック40に別の横方向から連接する図示しないブロックの第1の接続部の上方に位置するため、継目Nの先端はブロック40の第2のフランジ部35及び図示しないブロックの第1の接続部で塞がれる。
更に、図5に示すように、ブロック43を被せた際に、ブロック42、43の上面に現われる継目Jはブロック42の第1のフランジ部34の上方に位置するため、この継目Jの先端はブロック42の第1のフランジ部34で塞がれる。一方、ブロック41、43の上面に現われる継目Kはブロック41の第2のフランジ部35及びブロック40の第1の接続部36の上方に位置するため、ブロック41の第2のフランジ部35及びブロック40の第1の接続部36で塞がれる。更に、継目Kは、ブロック41の第2のフランジ部35の隙間覆い部45とブロック42の第1のフランジ部34の隙間覆い部44との継目Lに接続するが、継目Lの先端はブロック40の第1の接続部36で塞がれる。
従って、ブロック40〜43を並べてブロック構造体32を形成した場合、ブロック40の角部Aで互いに接続する継目J、K、M、N及び継目Lの先端は全て塞がれブロック40〜43の表面から裏面に貫通しない。その結果、ブロック40〜43が敷かれた路盤内で雑草が発芽しても、雑草の芽はブロック40〜43の継目J、K、L、M、Nから出ることができず、雑草が繁茂することを防止できる。なお、第3、第4のフランジ部37、38及び第2の接続部39の上面はブロック本体33の上面と同一高さとなって、しかもブロック本体33の上面に連接しているので、各ブロック40〜43の上面の高さ位置が揃うようにブロック40〜43を縦横に並べると、各ブロック40〜43の上面が連接した一つの平面を形成することができる。
図9に示すように、本発明の第3の実施の形態に係るブロック構造体56は、図10(A)、(B)に示すように、平面視して矩形のブロック本体57の対角線の一方の角部Aで交わる2つの側辺の下部側にそれぞれ第1、第2のフランジ部58、59、及び第1、第2のフランジ部58、59を接続する第1の接続部60を突出させ、対角線の他方の角部で交わる2つの側辺で第1、第2のフランジ部58、59に対向する側の上部側にそれぞれ第3、第4のフランジ部61、62、及び第3、第4のフランジ部61、62を接続する第2の接続部63を突出させた同一形状のブロック64、65、66、67を縦横に並べて形成されている。また、ブロック64、65、66、67はそれぞれ第1のフランジ部58及び第2のフランジ部59のそれぞれの端部を延長して隙間覆い部68、69を設けている。隙間覆い部68、69により、ブロック64〜67を縦横に並べた場合、隣り合うブロック64〜67の第1の接続部60を覆うことができる。以下、詳細に説明する。
第1のフランジ部58の端部から突出する隙間覆い部68、及び第2のフランジ部59の端部から突出する隙間覆い部69は、第4のフランジ部62、及び第3のフランジ部61の端部にそれぞれ一体的に連接し、隙間覆い部68、69の上面70、71は、第1、第2のフランジ部58、59の上面72、73の延長面となって、隙間覆い部68、69の下面74、75は第4、第3のフランジ部62、61の下面77、76の延長面となっている。また、第4のフランジ部62、及び第3のフランジ部61の端部は肉厚となって、隙間覆い部68、69の厚みを確保している。第3、第4のフランジ部61、62及び第2の接続部63の上面はブロック本体57の上面と同一高さとなって、しかもブロック本体57の上面に連接している。
第2のフランジ部59の上面73は、第1の接続部60の上面先端Tが最低高さ位置となるように、先端角部上面(上面先端)Tに向かって下り傾斜しており、第4のフランジ部62の下面77は、第2の接続部63の下面先端Vが最高高さ位置となるように、下面先端Vに向って上り傾斜しており、第2のフランジ部59の上面73、第4のフランジ部62の下面77は斜面になって係合面となっている。また、第1のフランジ部58の上面72は、その上面角部先端Sに向かって第2のフランジ部59の上面73と同一の傾斜角度で下り傾斜面を形成しており、第3のフランジ部61の下面76は、その下面角部先端Uに向かって第2のフランジ部59の上面73と同一の傾斜角度で上り傾斜面を形成して、第1、第3のフランジ部58、61は係合可能になっている。なお、第1、第3のフランジ部58、61はその長手方向にそれぞれ均一厚みとなっている。
ここで、第2のフランジ部59の上面73、第1の接続部60の上面、及び隙間覆い部69の上面71は連接し、第2のフランジ部59の上面73と同一の傾斜角度を有する一つの合体フランジ部を形成している。また、第4のフランジ部62の下面77、第2の接続部63の下面、及び隙間覆い部68の下面74は連接し、第4のフランジ部62の下面77と同一の傾斜角度を有する一つの合体フランジ部を形成している。そして、第1の接続部60の最低高さ(上面先端Tの高さ)を、第1のフランジ部58の上面72の高さより低くして、第1の接続部60と第1のフランジ部58の上面72との間の段差の距離をDとし、隙間覆い部68、69の厚みをDとして、隣り合うブロックの第1、第3のフランジ部58、61及び第2、第4のフランジ部59、62をそれぞれ係合すると、第1の接続部60の上面と隙間覆い部68の下面74が、隙間覆い部68の上面70と隙間覆い部69の下面75が、隙間覆い部69の上面71と第2の接続部63の下面がそれぞれ係合する。その結果、第1のフランジ部58の端部から突出する隙間覆い部68及び第2のフランジ部59の端部から突出する隙間覆い部69は、段違いに重なる。
続いて、ブロック構造体56の構造及び作用について説明する。
ブロック64〜67において、第1、第3のフランジ部58、61及び第2、第4のフランジ部59、62は、それぞれ係合するようになっているので、図11に示すように、基準となるブロック64の角部Aに形成された第1のフランジ部58の上に、横方向に連接するブロック65の第3のフランジ部61を当接させて被せることができ、図12に示すように、第2のフランジ部59の上に縦方向に連接するブロック66の第4のフランジ部62を当接させて被せることができる。
第1、第2のフランジ部58、59の上面の傾斜角度は等しい。そして、ブロック65の第2のフランジ部59の端部を延長した隙間覆い部69とブロック66の第1のフランジ部58の端部を延長した隙間覆い部68は、基準となるブロック64の角部Aに位置する第1の接続部60上で段違いに重なり合う。
また、ブロック64の横方向にブロック65、縦方向にブロック66をそれぞれ連接すると、ブロック64の角部Aの外側において、ブロック65の隙間覆い部69とブロック66の隙間覆い部68は重なり合い、ブロック65の第2のフランジ部59の上面73及びブロック65の隙間覆い部69の上面71と、ブロック66の第1のフランジ部58の上面72は、段違いに連接する。従って、角部Aの延長方向にあるブロック67の第3、第4のフランジ部61、62及び第2の接続部63を、ブロック66の第1のフランジ部58の上面72、ブロック65の第2のフランジ部59の上面73、ブロック65の隙間覆い部69の上面71にそれぞれ当接させて被せることができる。
そして、図11に示すように、ブロック64、65の上面に現われる継目Mは、ブロック64の第1のフランジ部58の上方に位置するため、継目Mの先端はブロック64の第1のフランジ部58で塞がれる。また、図11、図12に示すように、ブロック64、66の上面に現われる継目Nは、ブロック64の第2のフランジ部59の上方及びブロック64の隙間覆い部69の上方に位置するため、継目Nの先端はブロック64の第2のフランジ部59及び隙間覆い部69で塞がれる。
更に、図9に示すように、ブロック67を被せた際に、ブロック66、67の上面に現われる継目Jはブロック66の第1のフランジ部58の上方に位置するため、この継目Jの先端はブロック66の第1のフランジ部58で塞がれる。一方、ブロック65、67の上面に現われる継目Kはブロック65の第2のフランジ部59及びブロック65の隙間覆い部69の上方に位置するため、ブロック65の第2のフランジ部59及び隙間覆い部69で塞がれる。更に、継目Jの一部はブロック65の隙間覆い部69との間に形成される継目Lに接続するが、継目Lの先端はブロック64の第1の接続部60で塞がれる。
従って、ブロック64〜67を並べてブロック構造体56を形成した場合、ブロック64の角部Aで互いに接続する継目J、K、M、N及び継目Lの先端は全て塞がれブロック64〜67の表面から裏面に貫通しない。その結果、ブロック64〜67が敷かれた路盤内で雑草が発芽しても、雑草の芽はブロック64〜67の継目J、K、L、M、Nから出ることができず、雑草が繁茂することを防止できる。なお、第3、第4のフランジ部61、62及び第2の接続部63の上面はブロック本体57の上面と同一高さとなって、しかもブロック本体57の上面に連接しているので、各ブロック64〜67の上面の高さ位置が揃うようにブロック64〜67を縦横に並べると、各ブロック64〜67の上面が連接した一つの平面を形成することができる。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
例えば、ブロック本体を平面視して正方形又は長方形とすることができるが、正方形、長方形に対応する各辺が曲線であるブロック本体を使用することもできる。
本発明の第1の実施の形態に係るブロック構造体で基準となるブロックの縦方向に連接するブロックの第1のフランジ部と横方向に連接するブロックの第2のフランジ部の上に角部Aの延長方向にあるブロックの第3、第4のフランジ部を被せる際の状態を示す斜視図である。 (A)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部A側から見た際の斜視図、(B)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部Aの反対側から見た際の斜視図である。 同ブロック構造体で基準となるブロックに横方向から連接したブロックの状態を示す斜視図である。 同ブロック構造体で基準となるブロックに縦方向から連接したブロックの状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るブロック構造体で基準となるブロックの縦方向に連接するブロックの第1のフランジ部と横方向に連接するブロックの第2のフランジ部の上に角部Aの延長方向にあるブロックの第3、第4のフランジ部を被せる際の状態を示す斜視図である。 (A)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部A側から見た際の斜視図、(B)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部Aの反対側から見た際の斜視図である。 同ブロック構造体で基準となるブロックに横方向から連接したブロックの状態を示す斜視図である。 同ブロック構造体で基準となるブロックに縦方向から連接したブロックの状態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係るブロック構造体で基準となるブロックの縦方向に連接するブロックの第1のフランジ部と横方向に連接するブロックの第2のフランジ部の上に角部Aの延長方向にあるブロックの第3、第4のフランジ部を被せる際の状態を示す斜視図である。 (A)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部A側から見た際の斜視図、(B)は同ブロック構造体に使用するブロックを角部Aの反対側から見た際の斜視図である。 同ブロック構造体で基準となるブロックに横方向から連接したブロックの状態を示す斜視図である。 同ブロック構造体で基準となるブロックに縦方向から連接したブロックの状態を示す斜視図である。
符号の説明
10:ブロック構造体、11:ブロック本体、12:第1のフランジ部、13:第2のフランジ部、14:第1の接続部、15:第3のフランジ部、16:第4のフランジ部、17:第2の接続部、18、19、20、21:ブロック、22、23:隙間覆い部、24、25:上面、26、27:下面、28、29:上面、30、31:下面、32:ブロック構造体、33:ブロック本体、34:第1のフランジ部、35:第2のフランジ部、36:第1の接続部、37:第3のフランジ部、38:第4のフランジ部、39:第2の接続部、40、41、42、43:ブロック、44、45:隙間覆い部、46、47:上面、48、49:下面、50、51:上面、52、53:下面、54、55:斜面、56:ブロック構造体、57:ブロック本体、58:第1のフランジ部、59:第2のフランジ部、60:第1の接続部、61:第3のフランジ部、62:第4のフランジ部、63:第2の接続部、64、65、66、67:ブロック、68、69:隙間覆い部、70、71:上面、72、73:上面、74、75:下面、76、77:下面

Claims (13)

  1. 平面視して矩形のブロック本体の対角線の一方の角部Aで交わる2つの側辺の下部側にそれぞれ第1、第2のフランジ部、及び該第1、第2のフランジ部を接続する第1の接続部を突出させ、前記対角線の他方の角部で交わる2つの側辺で前記第1、第2のフランジ部に対向する側の上部側にそれぞれ第3、第4のフランジ部、及び該第3、第4のフランジ部を接続する第2の接続部を突出させた同一形状のブロックを縦横に並べて形成されるブロック構造体であって、
    基準となるブロックの前記角部Aに形成された第1のフランジ部の上に、横方向に連接するブロックの第3のフランジ部を被せ、前記基準となるブロックの第2のフランジ部の上に縦方向に連接するブロックの第4のフランジ部を被せて、
    前記縦方向に連接するブロックの第1のフランジ部と前記横方向に連接するブロックの第2のフランジ部の上に、前記角部Aの延長方向にあるブロックの第3、第4のフランジ部を被せ、更に、前記縦方向に連接するブロックの第1のフランジ部及び前記横方向に連接するブロックの第2のフランジ部に、それぞれの端部を延長して、前記基準となるブロックの角部Aに位置する第1の接続部を覆う隙間覆い部を設けたことを特徴とするブロック構造体。
  2. 請求項1記載のブロック構造体において、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部、及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、前記第4のフランジ部、及び前記第3のフランジ部の端部にそれぞれ一体的に連接していることを特徴とするブロック構造体。
  3. 請求項2記載のブロック構造体において、前記第4のフランジ部、及び前記第3のフランジ部の端部は肉厚となって、前記隙間覆い部の厚みを確保していることを特徴とするブロック構造体。
  4. 請求項3記載のブロック構造体において、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、平面視して、それぞれ斜面が係合する三角形状となっていることを特徴とするブロック構造体。
  5. 請求項3記載のブロック構造体において、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、平面視して係合する矩形となっていることを特徴とするブロック構造体。
  6. 請求項3記載のブロック構造体において、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、段違いに重なることを特徴とするブロック構造体。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のブロック構造体において、前記第1、第2のフランジ部は、前記第1の接続部に向って上面が下り傾斜しており、前記第3、第4のフランジ部は、前記第2の接続部に向って下面が上り傾斜して、前記第1、第3のフランジ部及び前記第2、第4のフランジ部がそれぞれ係合することを特徴とするブロック構造体。
  8. 請求項6記載のブロック構造体において、前記第2のフランジ部は、前記第1の接続部に向って上面が下り傾斜しており、前記第4のフランジ部は、前記第2の接続部に向って下面が上り傾斜して、係合する前記第1、第3のフランジ部はそれぞれ均一厚みとなって、係合する前記第2、第4のフランジ部は係合面が斜面となっていることを特徴とするブロック構造体。
  9. 平面視して矩形のブロック本体の対角線の一方の角部Aで交わる2つの側辺の下部側にそれぞれ第1、第2のフランジ部、及び該第1、第2のフランジ部を接続する第1の接続部を突出させ、前記対角線の他方の角部で交わる2つの側辺で前記第1、第2のフランジ部に対向する側の上部側にそれぞれ第3、第4のフランジ部、及び該第3、第4のフランジ部を接続する第2の接続部を突出させたブロックであって、前記第1のフランジ部及び前記第2のフランジ部に、それぞれの端部を延長して隙間覆い部を設け、該ブロックを縦横に並べた場合、隣り合う該ブロックの第1の接続部を覆うことを特徴とするブロック。
  10. 請求項9記載のブロックにおいて、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部、及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、前記第4のフランジ部、及び前記第3のフランジ部の端部にそれぞれ一体的に連接していることを特徴とするブロック。
  11. 請求項10記載のブロックにおいて、前記第4のフランジ部、及び前記第3のフランジ部の端部は肉厚となって、前記隙間覆い部の厚みを確保していることを特徴とするブロック。
  12. 請求項11記載のブロックにおいて、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、平面視して、それぞれ斜面が係合する三角形状となっていることを特徴とするブロック。
  13. 請求項11記載のブロックにおいて、前記第1のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部及び前記第2のフランジ部の端部から突出する隙間覆い部は、平面視して係合する矩形となっていることを特徴とするブロック。
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