JP2007022367A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】 耐サイドカット性及び乗り心地性をともに向上させた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 サイドウォール部にタイヤ基体から外側に隆起した肉厚部をタイヤ周方向に延在するように設け、該肉厚部の表面に少なくとも1本の凹溝をタイヤ周方向に設けたサイドプロテクターを有する空気入りタイヤにおいて、前記凹溝の子午線方向断面の形状を、溝開口部から溝底方向に徐々に拡大するように形成し、前記溝開口部の幅W1と溝内の最大幅W2が(W2/W1)≧1.2の関係を有し、前記肉厚部の隆起高さHと前記凹溝の深さD0が0.5≦(D0/H)≦1.0の関係を有することを特徴とするものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 サイドウォール部にタイヤ基体から外側に隆起した肉厚部をタイヤ周方向に延在するように設け、該肉厚部の表面に少なくとも1本の凹溝をタイヤ周方向に設けたサイドプロテクターを有する空気入りタイヤにおいて、前記凹溝の子午線方向断面の形状を、溝開口部から溝底方向に徐々に拡大するように形成し、前記溝開口部の幅W1と溝内の最大幅W2が(W2/W1)≧1.2の関係を有し、前記肉厚部の隆起高さHと前記凹溝の深さD0が0.5≦(D0/H)≦1.0の関係を有することを特徴とするものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、サイドプロテクターを設けたタイヤのサイドカット性と乗り心地性とを両立させた空気入りタイヤに関する。
不整地を走行する空気入りタイヤやトラック、バス等の重荷重用空気入りタイヤなどでは、サイドカットを防止するため、サイドウォール部から外側に突出した肉厚のサイドプロテクターを配置することが知られている。しかし、サイドプロテクターを設けたタイヤは、サイドウォール部の剛性が増大することで乗り心地性が低下するという課題を有している。
従来、このような課題を解決するため、特許文献1が提案するように、サイドウォール部に設けたサイドプロテクターの表面に複数の凹溝を設けることで剛性を低下させて、乗り心地性を改善することが行われている。しかし、多数の凹溝を設けることで、サイドプロテクターの表面積が少なくなるため耐サイドカット性が低下してしまう。したがって、乗り心地性と耐サイドカット性とは互いに相反する関係にあり、両立させることは困難であった。
特開2001−225613号公報
本発明の目的は、耐サイドカット性及び乗り心地性をともに向上させた空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、サイドウォール部にタイヤ基体から外側に隆起した肉厚部をタイヤ周方向に延在するように設け、該肉厚部の表面に少なくとも1本の凹溝をタイヤ周方向に設けたサイドプロテクターを有する空気入りタイヤにおいて、前記凹溝の子午線方向断面の形状を、溝開口部から溝底方向に徐々に拡大するように形成し、前記溝開口部の幅W1と溝内の最大幅W2が(W2/W1)≧1.2の関係を有し、前記肉厚部の隆起高さHと前記凹溝の深さD0が0.5≦(D0/H)≦1.0の関係を有することを特徴とするものである。
本発明の空気入りタイヤは、サイドプロテクターの肉厚部に設けた凹溝の子午線方向断面の形状を、溝開口部から溝底方向に徐々に広がるように形成し、しかも(W2/W1)≧1.2及び0.5≦(D0/H)≦1.0の関係とするために、肉厚部の表面の溝開口面積を小さくしながら、内部空間を可及的に大きくするようにしている。これにより、サイドプロテクターの表面では耐サイドカット性を向上すると同時に、サイドウォール部の剛性を効果的に低下させるため、乗り心地性を向上することができる。
以下に、本発明を詳細に説明する。
図1に、空気入りタイヤの子午線方向断面の斜視図の一例を、図2に本発明のサイドプロテクターの子午線方向断面形状の拡大図の一例を示す。
図1において、空気入りタイヤ1は、左右一対のビード部3間にカーカス層2が装架され、カーカス層2の端部をビード部3の廻りにタイヤ内側から外側に折り返すように係止させている。空気入りタイヤのサイドウォール部には、タイヤ基体から外側に隆起した肉厚部5がタイヤ周方向に延在し、肉厚部5の表面に少なくとも1本の凹溝6をタイヤ周方向に設けたサイドプロテクター4が形成されている。
図2において、本発明のサイドプロテクター4の肉厚部5に形成される凹溝6の子午線方向断面の形状は、凹溝6の幅が、溝開口部から溝底方向に徐々に拡大し、溝開口部の幅W1と溝内の最大幅W2の関係が、(W2/W1)≧1.2となるように形成されている。さらに、肉厚部5の隆起高さHと凹溝6の凹溝の深さD0が、0.5≦(D0/H)≦1.0の関係を満たしている。
本発明の空気入りタイヤは、耐サイドカット性に有効な肉厚部5の表面積を最大限に確保しながら、凹溝6が肉厚部5の内部空間を可及的に大きくするように形成して、肉厚部5に要するゴム量を減らし、肉厚部5の剛性を低減させることにより、耐サイドカット性と乗り心地性の両立を達成するものである。
すなわち、凹溝6の幅を、溝開口部から溝底方向に徐々に拡大させつつ、溝開口部の幅W1と溝内の最大幅W2の関係が(W2/W1)≧1.2、好ましくは1.2≦(W2/W1)≦3.0を満たすことにより、肉厚部5の表面積を最大限に確保しながら肉厚部の内部空間を可及的に大きく形成することができる。なお、空気入りタイヤの加硫成形時において、成型金型からの型抜き性をよくするために、(W2/W1)≦3.0であることが好ましい。
本発明において、凹溝6の溝開口部の幅W1は、好ましくは0.5〜6.0mmであり、より好ましくは1.0〜4.0mmである。溝開口部の幅W1を0.5mm以上とすることにより肉厚部5が有するゴム量を減らすことができ、同時に肉厚部5の剛性を効果的に低減させることができ、幅W1を6.0mm以下とすることによりサイドプロテクター4の表面積を耐サイドカット性に有効な範囲で確保し、厚みが薄い凹溝6の底部を保護することができるため好ましい。なお、肉厚部5のゴム量を減らすことにより、剛性の低下と同時に、空気入りタイヤ1の重量を軽量化することも実現している。
また、肉厚部5の隆起高さHと凹溝6の凹溝の深さD0の関係が0.5≦(D0/H)≦1.0、好ましくは0.6≦(D0/H)≦0.9を満たすことも必要である。凹溝の深さD0をこのような範囲内とすることにより、肉厚部5の剛性を低下させて、乗り心地性を改善することが可能となる。
本発明において、肉厚部5の隆起高さHは、好ましくは1.0〜7.0mmであり、より好ましくは1.5〜5.0mmである。肉厚部5の隆起高さHを1.0mm以上とすることによりサイドカットを防止するために有効なゴム量を確保することができ、隆起高さHを7.0mm以下とすることにより肉厚部5の剛性が必要以上に増大することを抑制することができるため好ましい。
このように凹溝6を形成し、さらに、互いに隣接する凹溝間の最小溝間距離Lを、両凹溝のうちの最大溝深さD1に対して、好ましくは(L/D1)≦1.0、より好ましくは0.3≦(L/D1)≦0.8の関係を満たすようにするとよい。
最小溝間距離Lは、隣接する凹溝6に挟まれた突出部の厚みを表す指標となり、(L/D1)≦1.0とすることにより、隣接する凹溝6に挟まれた突出部の幅が狭くなるため肉厚部5の剛性をより低くすることができ、乗り心地性を改善するため好ましく、また、突出部の強度を保持するためには(L/D1)≧0.3とすることが好ましい。
本発明において、サイドプロテクター4は、障害物の大きさに係わらず優れた耐サイドカット性を発揮することができる。
例えば、サイドウォール部に比較的小さな障害物が衝突した場合、凹溝6の溝開口部の幅W1が狭いため、障害物が凹溝6に入り込んで厚みの薄い凹溝6の底部に直接接触する危険性を低減している。また、比較的大きな障害物の場合、サイドプロテクター4の表面積が広いこと及び前述のように肉厚部5の剛性が低いために障害物との接触圧を低減させて、障害物の衝突によるタイヤ本体への衝撃及び損傷を、サイドプロテクター4により緩和することができる。
本発明において、凹溝6の子午線方向断面の形状は、前述の条件を満たす形状であれば、特に限定されるものではない。図3は、凹溝6の子午線方向断面の形状の例を示す説明図である。図3(a)は、凹溝6の断面形状が、等脚台形の形状を取る場合であり、なお、溝底部の端が面取りされていてもよい。図3(b)は、凹溝6の断面形状が、溝底部を半円状とする場合の例であり、図3(a)及び(b)において、凹溝6の溝壁が、溝開口部から直線状に傾斜しており、凹溝の幅が溝底方向に徐々に広がっている。
図3(c)は、凹溝6の断面形状を白熱電球の縦断面様とする例であり、凹溝6の溝壁が、溝開口部から溝底方向に曲線状に傾斜しながら徐々に広がっている。
これらのうち、特に好ましい形状は、サイドカットを防止するために有効なゴムの量を確保し、肉厚部が摩耗したときもその機能を保持させることと、溝底部のクラックを防止することが可能であるという理由から図3(c)である。
図3(a)〜(c)の例は、隣接する凹溝6の断面形状が同じ場合の例であるが、隣接する凹溝6の断面形状が異なっていてもよい。図3(d)及び(e)にその例を示す。
図3(d)は、隣接する凹溝6の断面形状が、ともに等脚台形状であるが、それぞれの溝深さが異なっている。図3(e)は、隣接する凹溝6の断面形状が、等脚台形状と溝底部が半円状であるものを組み合わせた例である。隣接する凹溝6の断面形状を相違させることにより、空気入りタイヤの加硫成形時において成形金型から型抜き性をよくすることが可能であるという点で、好ましい。
本発明において、凹溝6の溝壁の中間部にタイヤ周方向に延長する隆起部を有していることが好ましい。図4は、凹溝6の子午線方向断面の形状において溝壁の中間部に隆起部を有する例の説明図である。
図4(a)は、凹溝6の子午線方向断面の形状が、等脚台形が2つ重ねられた例、図4(b)及び(c)は、それぞれ図3(a)及び(b)の断面形状において、溝壁の中間部に半円状の隆起部を配置した例である。これらは、走行に伴いサイドプロテクター4が摩耗して、凹溝6の溝開口部の幅W1が徐々に広がりサイドプロテクター4の有効な表面積が減少して、耐サイドカット性の低下が懸念されるのに対して、凹溝6の溝壁の中間部に隆起部を設けることにより、摩耗により広がった溝開口部の幅W1を再び狭め、耐サイドカット性を回復する効果が期待できるものである。
本発明において、凹溝6の互いに対向する両溝壁がなす角θは、好ましくは10°〜45°、より好ましくは20°〜40°である。角θは、図2に示すように、一つの凹溝6の両側の側面を構成し互いに対向する溝壁がなす角である。
角θが、10°以上であると肉厚部5の内部空間を大きくして剛性を低下させて、乗り心地性を向上することができ、45°以下であると空気入りタイヤの加硫成形時に成型金型からの型抜き性が良好であり、好ましい。
本発明において、サイドプロテクター4の肉厚部5は、少なくとも1つの凹溝6を有していればよい。図5は、サイドプロテクター4に形成された凹溝6の配置の例を、タイヤ幅方向側面から見た説明図である。
凹溝6は、サイドプロテクター4の肉厚部5に、連続的に形成してもよいし、断続的破線状に形成してもよい。また、凹溝6を、サイドプロテクター4に対して同心円状に形成してもよいし、非同心円状に幾何学模様状や螺旋状となるように形成してもよい。
図5(a)、(b)は、凹溝6を、サイドプロテクター4に対して同心円状に連続線として形成した例であり、図5(c)、(d)は、同心円状に破線状に形成した例である。また、図5(e)は、凹溝6を、幾何学模様状に、図5(f)は、中心から放射方向に傾斜した線状に、図5(g)は、螺旋状に形成した例である。これらのなかで障害物の衝突によるサイドプロテクターの破損を防ぎ、凹溝底部クラックの防止及びタイヤ周方向での剛性変化を防ぐという理由から、凹溝6を同心円状及び螺旋状となるように形成することが好ましい。
以下、実施例によって本発明をさらに説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
〔乗り心地性の評価〕
評価タイヤ(タイヤサイズ275/70R22.5 148/145J)を、リム(リムサイズ22.5×7.5)にリム組後、空気圧850kPaに設定し、実車(路線バス車両)に装着して乗り心地性をフィーリング試験にて評価した。
評価タイヤ(タイヤサイズ275/70R22.5 148/145J)を、リム(リムサイズ22.5×7.5)にリム組後、空気圧850kPaに設定し、実車(路線バス車両)に装着して乗り心地性をフィーリング試験にて評価した。
評価は、パネラー10人により、後述する従来例2を100とする相対比較の平均値を算出し、これを10の位に四捨五入した値とした。値が高いほど乗り心地性に優れることを示す。
〔耐サイドカット性の評価〕
乗り心地性を評価した後、実車に装着したタイヤを高さ12cmの縁石にぶつけて、発生する損傷の度合いでに耐サイドカット性を評価した。
乗り心地性を評価した後、実車に装着したタイヤを高さ12cmの縁石にぶつけて、発生する損傷の度合いでに耐サイドカット性を評価した。
評価は、車両総重量に合わせるように積載する荷重を調整して、速度20km/h、衝突角度7度、衝突回数10回の試験条件において、後述する従来例2の損傷の度合いを100とする相対値とした。値が高いほど耐サイドカット性に優れることを示す。
従来例1
タイヤ最大幅の位置に、隆起高さ3mm、径方向の幅55mmのサイドプロテクターを形成した空気入りタイヤを作製し、評価タイヤとした。
タイヤ最大幅の位置に、隆起高さ3mm、径方向の幅55mmのサイドプロテクターを形成した空気入りタイヤを作製し、評価タイヤとした。
得られた評価タイヤの乗り心地性及び耐サイドカット性を、上記の方法により測定した。
従来例2
従来例1のサイドプロテクターに、図6(a)に示すように溝開口部の溝壁が平行に(両溝壁のなす角度θが0°に)形成された断面形状の凹溝を、表1に示す形状的特徴を有し、同心円状に凹溝中心線間距離を5mmとして10本配置となるように形成した空気入りタイヤを作製し、評価タイヤとした。
従来例1のサイドプロテクターに、図6(a)に示すように溝開口部の溝壁が平行に(両溝壁のなす角度θが0°に)形成された断面形状の凹溝を、表1に示す形状的特徴を有し、同心円状に凹溝中心線間距離を5mmとして10本配置となるように形成した空気入りタイヤを作製し、評価タイヤとした。
得られた評価タイヤの乗り心地性及び耐サイドカット性を、上記の方法により測定した。なお、これらの結果をそれぞれ100として、他の評価タイヤの評価結果を表した。
実施例1
従来例1のサイドプロテクターに、図6(b)に示す断面形状の凹溝を、表1に示す形状的特徴を有し、両溝壁のなす角度θが20°、最小溝間距離Lが(L/D1)=0.6となり、同心円状に15本等間隔に配置するように形成した空気入りタイヤを作製し、評価タイヤとした。
従来例1のサイドプロテクターに、図6(b)に示す断面形状の凹溝を、表1に示す形状的特徴を有し、両溝壁のなす角度θが20°、最小溝間距離Lが(L/D1)=0.6となり、同心円状に15本等間隔に配置するように形成した空気入りタイヤを作製し、評価タイヤとした。
得られた評価タイヤの乗り心地性及び耐サイドカット性を、上記の方法により測定し、その評価結果を、表1に示す。
実施例2
従来例1のサイドプロテクターに、図6(c)に示す断面形状の凹溝を、表1に示す形状的特徴を有し、両溝壁のなす角度θが40°、最小溝間距離Lが(L/D1)=0.6となり、同心円状に12本等間隔に配置するように形成した空気入りタイヤを作製し、評価タイヤとした。
従来例1のサイドプロテクターに、図6(c)に示す断面形状の凹溝を、表1に示す形状的特徴を有し、両溝壁のなす角度θが40°、最小溝間距離Lが(L/D1)=0.6となり、同心円状に12本等間隔に配置するように形成した空気入りタイヤを作製し、評価タイヤとした。
得られた評価タイヤの乗り心地性及び耐サイドカット性を、上記の方法により測定し、その評価結果を、表1に示した。
比較例1及び2
サイドプロテクターにおける凹溝の断面形状を、表1に示す形状的特徴を有するように変更したことを除き、実施例1と同様にして空気入りタイヤを作製し、評価タイヤとした。
サイドプロテクターにおける凹溝の断面形状を、表1に示す形状的特徴を有するように変更したことを除き、実施例1と同様にして空気入りタイヤを作製し、評価タイヤとした。
得られた評価タイヤの乗り心地性及び耐サイドカット性を、上記の方法により測定し、その結果を表1に示した。
表1から明らかなように本発明の空気入りタイヤ(実施例1、2)は、従来例及び比較例と比べ耐サイドカット性と乗り心地性とを同時に向上させることが認められた。
1 空気入りタイヤ
2 カーカス層
3 ビード部
4 サイドプロテクター
5 肉厚部
6 凹溝
2 カーカス層
3 ビード部
4 サイドプロテクター
5 肉厚部
6 凹溝
Claims (5)
- サイドウォール部にタイヤ基体から外側に隆起した肉厚部をタイヤ周方向に延在するように設け、該肉厚部の表面に少なくとも1本の凹溝をタイヤ周方向に設けたサイドプロテクターを有する空気入りタイヤにおいて、前記凹溝の子午線方向断面の形状を、溝開口部から溝底方向に徐々に拡大するように形成し、前記溝開口部の幅W1と溝内の最大幅W2が(W2/W1)≧1.2の関係を有し、前記肉厚部の隆起高さHと前記凹溝の深さD0が0.5≦(D0/H)≦1.0の関係を有する空気入りタイヤ。
- 前記溝開口部の幅W1と溝内の最大幅W2が、1.2≦(W2/W1)≦3.0の関係を有する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記凹溝の溝壁の中間部にタイヤ周方向に延長する隆起部を有する請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記凹溝の互いに対向する両溝壁がなす角が、10°〜45°である請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 互いに隣接する前記凹溝間の最小溝間距離Lが、前記両凹溝のうちの最大溝深さD1に対して、(L/D1)≦1.0の関係を有する請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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