JP2007020725A - 箸代用食物挾み具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 寿司、天ぷら、焼き鳥、豆腐料理、パスタ等の食物を簡単に食することができて、非常に便利であり、その製作を容易かつ安価に行ない得る箸代用食物挾み具を提供する。また、スープや白飯などの形態の整わない食物をすくって食することができて、便利な匙部付きの箸代用食物挾み具を提供する。
【解決手段】 食物挾み具1は、平面よりみて長い略U形の食物挾み具本体2の前部に、寿司などの食物20の左右両側部を把持する左右食物把持部3,4が設けられ、左右食物把持部3,4の対向面に多数の滑り止め突起5が設けられている。また、挾み具本体2が合成樹脂により一体につくられており、挾み具本体2のU形折返し部6の上縁には、板状の補強壁部7が連設せられている。匙部付きの箸代用食物挾み具1は、挾み具本体2のU形折返し部6の後端部に、匙部10がその凹面11を下向きにして連設せられている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えば寿司、天ぷら、焼き鳥、豆腐料理、パスタ等の食物を食することができる箸代用食物挾み具、さらには、これらの食物だけでなく、スープや白飯などをすくって食することもできる匙部付きの箸代用食物挾み具に関するものである。
一般に、握り寿司や箱寿司を食する際には、手で寿司を直接持って食べたり、箸を使ったりしているが、本出願人は、先に、下記の特許文献1において、寿司を食する際に、寿司を挟んだ状態で裏返しても、シャリとネタをしっかりと保持できて、ネタが落ちず、ネタに直接醤油を付けることができ、その他、例えば手の指の動きが不自由な人などが、箸の代わりに使用できる寿司挾み具を提案した。
特開2001−252169号公報 特許文献1に開示されている寿司挾み具は、平面よりみて長い略U形の挾み具本体の先端部に、寿司の左右両側部を把持する左右寿司把持部が設けられ、左右寿司把持部のうちの少なくとも一方の寿司把持部の上縁部に、内方に突出しかつ魚貝等の寿司種の側部上面を押える寿司種押え用凸部が設けられている。
この特許文献1に記載の寿司挾み具によれば、握り寿司や箱寿司等の寿司を挾んだ状態で裏返しても魚貝等の寿司種が落ちず、寿司種に直接醤油を付けることができて、例え子供、老人や障害者であっても、きわめて簡単に、寿司を美味しく正しく食べることができるというものであった。
本発明の目的は、上記特許文献1に記載の寿司挾み具を、さらに改良した箸代用食物挾み具を提供するもので、寿司だけでなく、その他、天ぷら、焼き鳥、豆腐料理、パスタ等の食物を簡単に食することができて、非常に便利であり、しかも、その製作を容易かつ安価に行なうことができる箸代用食物挾み具を提供すること、さらには、これらの食物だけでなく、スープや白飯などの形態の整わない食物をすくって食することもできる、非常に便利な匙部付きの箸代用食物挾み具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明による箸代用食物挾み具は、平面よりみて長い略U形の挾み具本体の前部に、食物の左右両側部を把持する左右食物把持部が設けられ、左右食物把持部の対向面に多数の滑り止め突起が設けられていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の箸代用食物挾み具であって、挾み具本体が合成樹脂によってつくられており、挾み具本体のU形折返し部の上縁に、板状の補強壁部が連設せられていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の箸代用食物挾み具であって、挾み具本体のU形折返し部の後端部に、掛止め用フック部が設けられていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の箸代用食物挾み具であって、挾み具本体が、U形折返し部に向かって漸次先細となるテーパー状となされており、複数個の箸代用食物挾み具のうち、外側の食物挾み具に対してこれの内側に、隣り合う食物挾み具が若干長手方向にずれるように嵌め入れられることにより、複数個の箸代用食物挾み具が順次重ね合わせられるようになされていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1記載の箸代用食物挾み具であって、挾み具本体のU形折返し部の後端部に、匙部がその凹面を下向きにして連設せられていることを特徴としている。
請求項6の箸代用食物挾み具の発明は、平面よりみて長い略U形の挾み具本体が、U形折返し部を有する金属板製の挾み具本体後半部と、左右食物把持部を有する合成樹脂製の挾み具本体左右前半部とによって構成されており、金属板製の挾み具本体後半部の左右両先端部に、これらを延長するように合成樹脂製の挾み具本体左右前半部が取り付けられていることを特徴としている。
請求項1の発明による箸代用食物挾み具は、平面よりみて長い略U形の挾み具本体の前部に、食物の左右両側部を把持する左右食物把持部が設けられ、左右食物把持部の対向面に多数の滑り止め突起が設けられているものであるから、例えば寿司、天ぷら、焼き鳥、豆腐料理、パスタ等の食物を食する際に、これらの食物を箸代用食物挾み具の左右食物把持部によって挾んでも、多数の滑り止め突起の作用により滑り落ちるようなことがなく、これらの食物を確実に口に運んで非常に簡単に食することができて、非常に便利であるという効果を奏する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の箸代用食物挾み具であって、挾み具本体が合成樹脂によってつくられており、挾み具本体のU形折返し部の上縁に、板状の補強壁部が連設せられているもので、本発明によれば、箸代用食物挾み具の製作を、合成樹脂の一体成形により容易に行なうことができ、しかも挾み具本体のU形折返し部の上縁に板状の補強壁部が連設せられているから、U形折返し部は充分な強度を有するうえに、補強壁部は板状であるから、使用材料が少なくてすみ、従って材料費が安くつき、製作コストが安価であるという効果を奏する。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の箸代用食物挾み具であって、挾み具本体のU形折返し部の後端部に、掛止め用フック部が設けられているから、箸代用食物挾み具の不使用時に、そのフック部を例えばキッチンの棚に掛け止めて、箸代用食物挾み具を簡単に保持することができるし、あるいはまたキャンプなどの野外活動において、調理などのために即席に設置したテーブルの横に吊り紐を張り渡しておき、この吊り紐に上記フック部を引っ掛けて、箸代用食物挾み具を簡単に保持することができるなど、非常に便利である。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の箸代用食物挾み具であって、挾み具本体が、U形折返し部に向かって漸次先細となるテーパー状となされており、複数個の箸代用食物挾み具のうち、外側の食物挾み具に対してこれの内側に、隣り合う食物挾み具が若干長手方向にずれるように嵌め入れられることにより、複数個の箸代用食物挾み具が順次重ね合わせられるようになされているもので、本発明によれば、複数個の箸代用食物挾み具を重ね合わせ状態にまとめることができ、洗浄後の格納の際に、あるいは箸代用食物挾み具の商品の包装や搬送の際にかさ張らず、省スペース化が可能であり、特に包装の際には、例えば3〜20個をまとめてかつコンパクトに包装した状態で販売することができて、包装用材料や手間が少なくてすみ、非常に経済性が高いし、また搬送時には、搬送車荷台の単位空間当たりの搬送量を多くすることができて、搬送コストを低減することができるという効果を奏する。
請求項5の発明は、請求項1記載の箸代用食物挾み具であって、挾み具本体のU形折返し部の後端部に、匙部がその凹面を下向きにして連設せられているもので、本発明によれば、挾み具本体のU形折返し部の後端部に設けた匙部によってスープや白飯などの形態の整わない食物をすくって食することもできるため、いわゆるスプーンの代用にもなり、例えば野外キャンプなどに携帯すると、非常に便利であるという効果を奏する。
請求項6の箸代用食物挾み具の発明は、平面よりみて長い略U形の挾み具本体が、U形折返し部を有する金属板製の挾み具本体後半部と、左右食物把持部を有する合成樹脂製の挾み具本体左右前半部とによって構成されており、金属板製の挾み具本体後半部の左右両先端部に、これらを延長するように合成樹脂製の挾み具本体左右前半部が取り付けられているもので、本発明によれば、U形折返し部を有する挾み具本体後半部が安価な金属板製であり、一方、挾み具本体の左右前半部が合成樹脂製であるから、箸代用食物挾み具の材料費が非常に安くつき、しかもU形折返し部を有する挾み具本体後半部が金属板製であるため、充分な強度を有しており、反復使用に耐えることができて、耐用性に優れているという効果を奏する。
つぎに、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
この明細書において、左右、前後、及び上下は、図3を基準とし、左とは図3の下側、右とは同上側をいゝ、また前とは同図の左側、後とは同右側をいゝ、さらに上とは同図の図面紙葉の表側、下とは同裏側をいうものとする。
図1〜図8は、本発明の箸代用食物挾み具の第1実施形態を示すものである。図1〜図6を参照すると、本発明による食物挾み具(1)は、平面よりみて長い略U形の食物挾み具本体(2)の前部に、寿司などの食物(20)の左右両側部を把持する左右食物把持部(3)(4)が設けられ、左右食物把持部(3)(4)の対向面に多数の滑り止め突起(5)が設けられている。なお、本発明による食物挾み具(1)は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、あるいはまたABS樹脂等の合成樹脂製であり、長い略U形の食物挾み具本体(2)は、素材の弾性により、これの左右食物把持部(3)(4)が寿司の幅もしくはこれよりもやゝ広い幅に、常に開くようになされている。
そして、この第1実施形態では、箸代用食物挾み具(1)の挾み具本体(2)が上記合成樹脂により一体につくられており、挾み具本体(2)のU形折返し部(6)の上縁には、板状の補強壁部(7)が連設せられている。
その他、左右食物把持部(3)(4)のそれぞれ上縁部には、内方に突出しかつ寿司(20)の魚貝等の寿司種(ネタ)(20a)の側部上面を押える寿司種押え用凸部(9)(9)が設けられている。
ここで、本発明による箸代用食物挾み具(1)は、図2に示すように、挾み具本体(2)のU形折返し部(6)を有する挾み具本体後半部(2a)に対して、挾み具本体(2)の前部の左右食物把持部(3)(4)の角度(θ)が35〜45°であり、左右食物把持部(3)(4)が、挾み具本体後半部(2a)に対して前方上向きに傾斜している。
図7は、本発明の箸代用食物挾み具(1)により寿司(食物)(20)を挾んだ状態を示している。また図8は、本発明の箸代用食物挾み具(1)によりガリ(生姜)(食物)(21)を挾んだ状態を示している。
なお、本発明による箸代用食物挾み具(1)の大きさは、長さ10〜17cm、幅3〜5cm、高さ1.5〜2.5cm程度である。
本発明の箸代用食物挾み具(1)によれば、左右食物把持部(3)(4)の対向面に多数の滑り止め突起(5)が設けられていることにより、例えば寿司、天ぷら、焼き鳥、豆腐料理、パスタ等の食物を食する際に、これらの食物を箸代用食物挾み具(1)の左右食物把持部(3)(4)によって挾んでも、多数の滑り止め突起(5)の作用により滑り落ちるようなことがなく、これらの食物を確実に口に運んで非常に簡単に食することができて、非常に便利である。
また、このような本発明の箸代用食物挾み具(1)の製作を、合成樹脂の一体成形により容易に行なうことができ、しかも挾み具本体(2)のU形折返し部(6)の上縁に板状の補強壁部(7)が連設せられているから、U形折返し部(6)は充分な強度を有するうえに、補強壁部(7)は板状であるから、使用材料が少なくてすみ、これによって箸代用食物挾み具(1)の材料費が安くつき、製作コストが安価である。
さらに、本発明による箸代用食物挾み具(1)では、挾み具本体(2)前部の左右食物把持部(3)(4)が、挾み具本体後半部(2a)に対して前方上向きに傾斜しているため、食物挾み具(1)の取扱いが容易であるとともに、食物(20)(21)を口に運ぶ際に、運びやすく、非常に簡単に食することができて、非常に便利であるという利点がある。
図7に示すように、本発明の箸代用食物挾み具(1)により寿司(20)を挾んだ状態では、シャリとネタ寿司種(ネタ)(20a)をしっかりと保持できるため、例えば寿司を挟んだ状態で裏返しても、寿司種(ネタ)(20a)が落ちず、寿司種(ネタ)(20a)に直接醤油を付けることができる。その他、例えば手の指の動きが不自由な人などが、箸の代用として使用できるものである。また、図8に示すように、本発明の箸代用食物挾み具(1)によれば、ガリ(生姜)(21)等の薄い切片を挾んで食することもできる。
ところで、図9に示すように、本発明による箸代用食物挾み具(1)は、挾み具本体(2)が、U形折返し部(6)に向かって漸次先細となるテーパー状となされていて、例えば3個の箸代用食物挾み具(1a)(1b)(1c)のうち、外側の第1の食物挾み具(1a)に対してこれの内側に、隣り合う第2の食物挾み具(1b)が若干長手方向にずれるように嵌め入れられ、この内側の食物挾み具(1b)に対して、さらに内側に隣り合う第3の食物挾み具(1c)が若干長手方向にずれるように嵌め入れられることにより、結局、3個の箸代用食物挾み具(1a)(1b)(1c)が順次重ね合わせられるようになされている。
このような本発明の箸代用食物挾み具(1)によれば、複数個の箸代用食物挾み具(1)を重ね合わせ状態にまとめることができる。従って、例えば洗浄後の格納の際、あるいは箸代用食物挾み具(1)の商品の包装や搬送の際にかさ張らず、省スペース化が可能である。特に、箸代用食物挾み具(1)の商品の包装の際には、例えば3〜20個をまとめてかつコンパクトに包装した状態で販売することができて、包装用材料や手間が少なくてすみ、非常に経済性が高い。また、箸代用食物挾み具(1)の商品の搬送時には、搬送車荷台の単位空間当たりの搬送量を多くすることができて、箸代用食物挾み具(1)の搬送コストを低減することができる。
つぎに、図10と図11は、本発明の第2実施形態を示すものである。ここで、上記第1実施形態の場合と異なる点は、箸代用食物挾み具(1)の挾み具本体(2)のU形折返し部(6)の後端部に、掛止め用フック部(8)が設けられている点にある。
このような第2実施形態による箸代用食物挾み具(1)によれば、不使用時に、そのフック部(8)を例えばキッチンの棚に掛け止めて、箸代用食物挾み具(1)を簡単に保持することができるし、あるいはまたキャンプなどの野外活動において、調理などのために即席に設置したテーブルの横に吊り紐を張り渡しておき、この吊り紐に上記フック部(8)を引っ掛けて、箸代用食物挾み具(1)を簡単に保持することができるなど、非常に便利である。
この第2実施形態のその他の点は、上記第1実施形態の場合と同様であるので、図面において同一のものには同一の符号を付した。
図12と図13は、本発明の第3実施形態を示すものである。ここで、上記第1実施形態の場合と異なる点は、箸代用食物挾み具(1)の挾み具本体(2)のU形折返し部(6)を有する挾み具本体後半部(2a)と、挾み具本体(2)の前部の左右食物把持部(3)(4)とが、略直線状に連なっている点、および左右食物把持部(3)(4)のそれぞれ上縁部に、内方に突出した寿司種押え用凸部(9)(9)が設けられていない点にある。
この第3実施形態のその他の点、すなわち、箸代用食物挾み具(1)の長い略U形の挾み具本体(2)前部の左右食物把持部(3)(4)の対向面に多数の滑り止め突起(5)が設けられている点、箸代用食物挾み具(1)の挾み具本体(2)が合成樹脂により一体につくられており、挾み具本体(2)のU形折返し部(6)の上縁に、板状の補強壁部(7)が連設せられている点は、上記第1実施形態の場合と同様である。
このような第3実施形態による箸代用食物挾み具(1)によれば、上記第1実施形態の場合と同様に、寿司、天ぷら、焼き鳥、豆腐料理、パスタ等の食物を食する際に、これらの食物を箸代用食物挾み具(1)の左右食物把持部(3)(4)によって挾むと、左右食物把持部(3)(4)の対向面に設けられた多数の滑り止め突起(5)の作用により、パスタ等の食物が滑り落ちるようなことがなく、これらの食物を確実に口に運んで非常に簡単に食することができて、非常に便利である。
また、合成樹脂により一体につくられた挾み具本体(2)のU形折返し部(6)の上縁には、板状の補強壁部(7)が連設せられているため、箸代用食物挾み具(1)の製作を、合成樹脂の一体成形により容易に行なうことができ、しかも挾み具本体(2)のU形折返し部(6)の上縁に板状の補強壁部(7)が連設せられているから、U形折返し部(6)は充分な強度を有するものである。そのうえ、補強壁部(7)は板状であるから、使用材料が少なくてすみ、これによって箸代用食物挾み具(1)の材料費が安くつき、製作コストが安価である。
この第3実施形態のその他の点は、上記第1実施形態の場合と同様であるので、図面において同一のものには同一の符号を付した。
つぎに、図14〜図23は、本発明の第4実施形態を示すものである。ここで、上記第1実施形態の場合と異なる点は、箸代用食物挾み具(1)の挾み具本体(2)のU形折返し部(6)の後端部に、匙部(10)がその凹面(11)を下向きにして連設せられている点にある。
このような第4実施形態による箸代用食物挾み具(1)によれば、上記第1実施形態の場合と同様に、例えば図21に示すように、本発明の箸代用食物挾み具(1)により寿司(20)を挾んだ状態では、シャリとネタ寿司種(ネタ)(20a)をしっかりと保持できるため、例えば寿司を挟んだ状態で裏返しても、寿司種(ネタ)(20a)が落ちず、寿司種(ネタ)(20a)に直接醤油を付けることができる。その他、例えば手の指の動きが不自由な人などが、箸の代用として使用できるものである。また、図22に示すように、第4実施形態による箸代用食物挾み具(1)によれば、ガリ(生姜)(21)等の薄い切片を挾んで食することもできる。
そして、このような箸の代わりに使用することができるだけでなく、図23に示すように、食物挾み具(1)の後端部に設けた匙部(10)によって、白飯(食物)(22)、あるいはスープ(図示略)などの形態の整わない食物をすくって食することもできるため、いわゆるスプーンの代用にもなり、例えば野外キャンプなどに携帯すると、非常に便利である。
本発明の第4実施形態による箸代用食物挾み具(1)の大きさは、その長さが若干大きい目で、長さ10〜20cmであり、幅3〜5cm、高さ1.5〜2.5cm程度である。
この第4実施形態のその他の点は、上記第1実施形態の場合と同様であるので、図面において同一のものには同一の符号を付した。
つぎに、図24〜図26は、本発明の第5実施形態を示すものである。ここで、上記第1実施形態の場合と異なる点は、箸代用食物挾み具(1)の平面よりみて長い略U形の挾み具本体(2)が、U形折返し部(6)を有するステンレス鋼等の金属板製の挾み具本体後半部(2a)と、左右食物把持部(3)(4)を有する合成樹脂製の挾み具本体左右前半部(2b)(2b)とによって構成されており、挾み具本体後半部(2a)の左右両先端部に、挾み具本体左右前半部(2b)(2b)が接続されている点にある。
具体的には、この第5実施形態では、挾み具本体後半部(2a)の左右両先端部に、互いに平行な2つの差込み用凸部(12)(12)が設けられ、これらの差込み用凸部(12)(12)が挾み具本体左右前半部(2b)(2b)の各後端部に、合成樹脂の一体成形により埋め込まれることにより、挾み具本体後半部(2a)の左右両先端部に、挾み具本体左右前半部(2b)(2b)が接続されているものである。
なお、このような挾み具本体後半部(2a)と、挾み具本体左右前半部(2b)(2b)との接続構造は、図示のものに限定されず、その他接着剤による接着、あるいは凹凸嵌合方式、嵌合わせ構造と接着の併用などの接続構造であっても良い。
そして、このような第5実施形態による箸代用食物挾み具(1)によれば、U形折返し部(6)を有する挾み具本体後半部(2a)が、安価な金属板製であり、一方、挾み具本体の左右前半部が合成樹脂製であるから、箸代用食物挾み具の材料費が非常に安くつき、しかもU形折返し部を有する挾み具本体後半部が金属板製であるため、充分な強度を有しており、反復使用に耐えることができて、耐用性に優れているものである。
この第5実施形態のその他の点は、上記第1実施形態の場合と同様であるので、図面において同一のものには同一の符号を付した。
本発明の第1実施形態を示す箸代用食物挾み具の概略斜視図である。 同箸代用食物挾み具の左側面図である。 同箸代用食物挾み具の平面図である。 同箸代用食物挾み具の底面図である。 図1のAーA線に沿う断面図である。 図1のBーB線に沿う断面図である。 図1の箸代用食物挾み具により寿司を挾んだ使用状態を示す平面図である。 同箸代用食物挾み具によりガリを挾んだ使用状態を示す平面図である。 同箸代用食物挾み具を3個重ね合わせた状態を示す平面図である。 本発明の箸代用食物挾み具の第2実施形態を示す底面図である。 図10のCーC線に沿う断面図である。 本発明の第3実施形態を示す箸代用食物挾み具の縦断面図で、これは図13のDーD線に沿うものである。 同箸代用食物挾み具の底面図である。 本発明の第4実施形態を示す匙部付きの箸代用食物挟み具の概略斜視図である。 同匙部付きの箸代用食物挟み具の左側面図である。 同匙部付きの箸代用食物挟み具の平面図である。 同匙部付きの箸代用食物挟み具の底面図である。 図16のEーE線に沿う断面図である。 図16のFーF線に沿う断面図である。 図16のGーG線に沿う断面図である。 図14の匙部付き箸代用食物挾み具により寿司を挾んだ使用状態を示す平面図である。 同匙部付き箸代用食物挾み具によりガリを挾んだ使用状態を示す平面図である。 同匙部付きの箸代用食物挟み具の匙部により白飯をすくって食する使用状態を示す側面図である。 本発明の第5実施形態を示す箸代用食物挾み具の底面図である。 図24のHーH線に沿う断面図である。 図25のIーI線に沿う拡大断面図である。
符号の説明
1 食物挾み具
2 長い略U形の挾み具本体
2a 挾み具本体後半部
2b 挾み具本体前半部
3 左食物把持部
4 右食物把持部
5 滑り止め突起
6 U形折返し部
7 板状の補強壁部
8 掛止め用フック部
10 匙部
11 その凹面
20 寿司(食物)
21 ガリ(生姜)(食物)
22 白飯(食物)

Claims (6)

  1. 平面よりみて長い略U形の挾み具本体(2)の前部に、食物(20)(21)の左右両側部を把持する左右食物把持部(3)(4)が設けられ、左右食物把持部(3)(4)の対向面に多数の滑り止め突起(5)が設けられていることを特徴とする、箸代用食物挾み具。
  2. 挾み具本体(2)が合成樹脂によってつくられており、挾み具本体(2)のU形折返し部(6)の上縁に、板状の補強壁部(7)が連設せられていることを特徴とする、請求項1に記載の箸代用食物挾み具。
  3. 挾み具本体(2)のU形折返し部(6)の後端部に、掛止め用フック部(8)が設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の箸代用食物挾み具。
  4. 挾み具本体(2)が、U形折返し部(6)に向かって漸次先細となるテーパー状となされており、複数個の箸代用食物挾み具(1)のうち、外側の食物挾み具(1a)に対してこれの内側に、隣り合う食物挾み具(1b)が若干長手方向にずれるように嵌め入れられることにより、複数個の箸代用食物挾み具(1)が順次重ね合わせられるようになされていることを特徴とする、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の箸代用食物挾み具。
  5. 挾み具本体(2)のU形折返し部(6)の後端部に、匙部(10)がその凹面(11)を下向きにして連設せられていることを特徴とする、請求項1に記載の箸代用食物挾み具。
  6. 平面よりみて長い略U形の挾み具本体(2)が、U形折返し部(6)を有する金属板製の挾み具本体後半部(2a)と、左右食物把持部(3)(4)を有する合成樹脂製の挾み具本体左右前半部(2b)(2b)とによって構成されており、金属板製の挾み具本体後半部(2a)の左右両先端部に、これらを延長するように合成樹脂製の挾み具本体左右前半部(2b)(2b)が取り付けられていることを特徴とする、箸代用食物挾み具。
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