JP3176066U - 先端部に複数の山を形成した箸 - Google Patents

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Abstract

【課題】食べ物をより安定して摘むことが出来、また刺して口に入れることが出来る箸を提供する。
【解決手段】箸は、持ち側から先端部にかけて連続して細くした形態であり、先端部外周には複数の凸部(山)が所定の間隔をおいて全周にわたって(鉢巻き状に)形成されている。ここで、凸部の断面形状を二等辺三角形とする場合、また箸先端側にゆるやかな斜面を有す三角形(例えば直角三角形)としたり、凸部の先端には基本的には角ばった頂部を形成している。該凸部の断面形状は特段限定されるものではなく、滑らかな円弧状凸部を形成することも出来る。
【選択図】図1

Description

本考案は、食べ物を口にする場合に使用する箸であって、必要な時には食べ物が落下しないように刺すことが出来る箸に関するものである。
箸は食事をする時に日本人が昔から使用してきている一種の道具であり、2本が一組として構成している。そして、基本的な形態は、持ち手部が太くて先端部は細く成るように傾斜し、また、その断面は円形であったり、角を丸めた正方形とされている。材質は木製が大半であるが、近年では樹脂製や金属製の箸も愛用されている。
ところで、食事をする際に、2本の箸で食べ物を摘んで口に入れることが出来るが、摘んだ食べ物が滑らないように先端部表面を細かいパウダーを付着して粗くしたもの、又は先端表面に細溝を形成した箸も知られている。すなわち、箸の先端部の周面に細溝を複数本設け、細溝は先端部周方向に沿って設けられ、食べ物を摘んだ時、細溝の開口部両脇の角部を食べ物に食込ませて引っ掛けることで、摘んだ食べ物は落下しにくくなる。
図4は先端部外周に細溝(イ)、(イ)・・・を形成した箸の具体例であり、(a)は箸の全体図、(b)は先端部拡大図を示している。先端部に設けた細溝(イ)、(イ)・・・は所定の間隔で全周に沿って形成され、同図(b)に示すように細溝(イ)の底断面は滑らかな凹部を形成し、その為に外周面(ハ)との境界には角部(ロ)、(ロ)・・・が形成される。この角部(ロ)、(ロ)・・・が摘んだ食べ物に食込むために滑り落ちにくくなる。
例えば、実用新案登録第3151541号に係る「箸」は、うどんやラーメン等の麺類のような滑りやすい食材を容易につまむことができると共に、洗浄を容易に行うことができ、食堂などで繰り返し使用が可能な箸である。そこで、先端部に、扁平V字状溝を全周に亘って形成すると共に、該扁平V字状溝を長さ方向に沿って複数個連続して形成している。
実用新案登録第3142259号に係る「箸」は、ラーメン、うどん、そば等の麺類を挟持し易くする箸である。そこで、箸本体の先端側挟持部の周面に細溝を設けた箸であって、前記細溝を箸本体の長手方向に沿って設けることによって、麺類を食する際、細溝と麺類とを交差させ、細溝の開口部両脇の角部を麺類に食込ませて、引っ掛けさせ、麺類の落下を防止することが出来る。
実用新案登録第3151541号に係る「箸」 実用新案登録第3142259号に係る「箸」
このように、摘んだ食べ物が落下しないように、すなわち食べ物を摘み易いように、先端部の周面に細溝を形成した箸は知られているが、これは細溝の開口部両脇の角部が食べ物に食込むように作用する。しかし、実際には複数の細溝を形成した箸は、多少の効果は得られるが十分ではなく、幼児や老人は使い難くて時には摘んだ食べ物が落下してしまう場合も多い。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、食べ物をより安定して摘むことが出来、刺して口に入れることが出来る箸を提供する。
本考案に係る箸は、持ち側から先端部にかけて連続して細くした形態であり、基本的な箸形状は従来と共通している。そして、先端部外周には複数の凸部(山)が所定の間隔をおいて全周にわたって(鉢巻き状に)形成されている。ここで、凸部の断面形状を二等辺三角形とする場合、また箸先端側にゆるやかな斜面を有す三角形(例えば直角三角形)としたり、凸部の先端には基本的には角ばった頂部を形成している。ただし、本考案では該凸部の断面形状は限定しないことにし、滑らかな円弧状凸部を形成することも出来る。
本考案に係る箸はその先端部に複数の凸部(山)を全周に沿って形成している。 従って、従来のように複数の細溝を設けた箸に比較して食べ物を摘み易く、滑り落ちにくい。特に、凸部の断面形状を三角形とするならば、角ばった頂部を有しているために、両箸で食べ物を摘む際に、凸部の頂部が食べ物に食込むことで箸から滑り落ちにくくなる。
すなわち、本考案の箸は食べ物を摘み易い箸として好まれる。また、この箸の先端部をフォークのように食べ物に刺し込んで口に入れることが出来、この際、先端部外周に形成した凸部が食べ物に食込んで落ち難くなる。その為に、この箸は子供や老人であって、箸の取り扱いが不自由な人にとって便利である。
先端部に凸部を形成した本考案に係る箸を示す実施例。 箸の先端部に形成される凸部断面形状。 箸の先端部に形成される凸部断面形状。 先端部に細溝を形成した従来の箸。
図1は本考案に係る箸を示す実施例である。該箸は持ち手部1と先端部2からなり連続した棒状態であり、持ち手部側は太く、先端部側は細く成っている。ここで、持ち手部1及び先端部2の断面形状は円形である場合、又は角を丸めた正方形の場合の何れでもよい。また、材質も木製、樹脂製、金属製の何れであっても構わない。
そして、本考案の箸は食べ物を摘むための先端部2の外周には、全周に沿って形成した鉢巻き状の凸部3,3・・・を設けている。凸部3,3・・・は所定の間隔をおいて設けられ、先端部2の外周面4から突出している。従って、この箸を使って先端部2,2・・・で食べ物を摘む場合、外周面4から突出した凸部3,3・・・は摘まれた食べ物に食込んで安定して挟持される。
図2は上記凸部3の断面を示す具体例であり、この凸部3は斜面5と垂直面6を有す直角三角形と成っている。斜面5は箸の先端側に形成され、外周面4から起立する垂直面6は持ち手側に形成している。そして、この直角三角形断面の凸部3,3・・・が所定の間隔をおいて複数設けている。ただし、凸部3,3・・・の個数は限定しない。
凸部3の断面形状を直角三角形とすることで、頂部7は角ばっているが、触れてもケガしないように小さい丸みを形成している。ここで、持ち手側(背面側)を図2のような垂直面6とすることなく斜面5より急角度の斜面とする場合もある。従来の箸は外周面に細溝を窪ませて形成していることから、食べ物を摘んだ場合に細溝両側の角部が食い込むに過ぎず、その食い込み量は極めて小さい。
しかし、本考案では外周面から凸部3を突出していることで、食べ物を摘む際には該凸部3の全体が食い込むことが出来る。その為に、一旦、摘まれた食べ物は、箸の先端部2から滑り落ちることは殆どない。一方、箸を上手く使うことが出来ないような幼児や老人は、フォークのように先端部2を食べ物に刺し込んで、この食べ物を口に入れることが出来る。例えば、芋、ダイコン、ニンジンなど先端部2を刺して口に入れることが出来る食べ物は多い。
この際、先端部に設けた凸部3,3・・・は、抜け止めと成って、食べ物が先端部2から抜け落ちることはない。上記図2に示す凸部3の断面形状は直角三角形であるが、他の形状の三角形断面としても同じように食べ物を摘み易く、滑り落ちることなく口に入れることが出来る。
すなわち、食べ物は箸の先端部2から抜け落ちにくくなり、幼児や老人にとっては、より使い易い箸となる。特に図2のような直角三角形断面の凸部3は先端側斜面5はゆるやかであると共に持ち手側の垂直面6がストッパーとして働くことで、食べ物に刺し易いが、抜けにくくなる。
図3は凸部3のさらなる別形態を示す断面拡大図である。この凸部3は前記実施例のように角ばった頂部を持たずに滑らかな曲面8を有している。しかし、先端部に細溝を形成した従来の箸に比べれば食べ物を摘み易い。
ここで、図2、図3に示した各凸部3,3・・・は所定の間隔をおいて外周面4から突出しているが、この間隔を設けることなく、凸部3,3・・・を連続して形成することもある。
1 持ち手部
2 先端部
3 凸部
4 外周面
5 斜面
6 垂直面
7 頂部
8 曲面

Claims (4)

  1. 食べ物を食す時に使用する箸において、その先端部には全周に沿って複数の鉢巻状の凸部を所定の間隔をおいて形成したことを特徴とする箸。
  2. 食べ物を食す時に使用する箸において、その先端部には全周に沿って複数の鉢巻状の凸部を連続して形成したことを特徴とする箸。
  3. 上記凸部の断面を、先端側の斜面をゆるやかで、持ち手側を急な斜面又は垂直面とした請求項1、又は請求項2記載の箸。
  4. 上記凸部の表面を滑らかな曲面とした請求項1、又は請求項2記載の箸。



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