JP4543368B2 - 食品包装体 - Google Patents

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本発明は、例えば、スナック菓子を収納するための食品包装袋及び該食品包装袋を用いた食品包装体に関する。
従来より、スナック菓子等の食品は、ヒートシール等により形成された合掌シール部を有する包装袋に収納されて販売されている(例えば、特許文献1参照。)。この包装袋を開封するには、一般に、中央に縦方向に形成された合掌シール部とそれに対向する側の収納袋の一部をつまんで両側に引っ張ることにより開封している。
意匠登録1134059号公報
しかしながら、ヒートシール等による接着において微妙な接着強度を調整することは極めて困難であり、接着された包装袋は、時に接着強度が非常に強く、特に老人や子供にとって開封することが困難な場合がある。また、例えば、複数のお菓子を食べるときなど、手に油等の汚れがついている場合は非常に開封しずらい。
本発明はかかる実状に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、開封の容易な食品包装袋及びかかる食品包装袋を用いた食品包装体を提供することにある。
本発明者は、合掌シール部を有する食品包装袋において、高度な技術を要する接着強度の調整等によらず、子供や老人であっても容易に開封することができる食品包装袋を開発すべく鋭意研究した結果、開封時に把持することができる把持部材を取り付けることにより容易に食品包装袋を開封できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、合掌シール部を有する食品を収納する収納袋、及び該収納袋に取り付けられた開封時に把持して引っ張ることにより開封を容易にする把持部材を備えた食品包装袋と、該食品包装袋に収納された固形状食品とを備えた食品包装体であって、前記把持部材が食品包装袋に収納された固形状食品を食することが可能な食用部材であることを特徴とする食品包装体に関する。
本発明によれば、開封の容易な食品包装袋及びかかる食品包装袋を用いた食品包装体を提供することができる。
本発明の食品包装袋としては、合掌シール部を有する食品を収納するための収納袋と、該収納袋に取り付けられた開封時に把持して開封を容易にするための把持部材とを備えていれば特に制限されるものではなく、本発明の食品包装袋は非常に容易に開封することができる。特に、老人や子供であっても容易に開封することができ、また、手で食品を食した後のように油等で手が汚れている場合であっても容易に開封することができる。さらに、高度な技術を要するシール部分の密着強度の調整も比較的幅を持たせて行うことが可能となる。
本発明の食品包装袋に包装される食品としては、例えば、固形状の食品が挙げられ、その食品が個々に包装されていても非包装のものであってもよく、具体的に、例えば、ポテトチップ、ポップコーン、ビスケット、クラッカー等のスナック菓子や、パン、ゼリー、グミ、キャンディー、ドライフルーツ、即席麺、茹で麺、レトルト食品等が挙げられる。
収納袋としては、合掌シール部を有して食品を収納することができれば特に制限されるものではなく、例えば、ピロー包装体やガゼット包装体等が挙げられ、材質としては、例えば、OPP/PE,OPP/CPP,OPP/EVOH/PE,OPP/VMPET/CPP,OPP/VMCPP,KOP/PE,KOP/CPP,PET/PE,PET/CPP,KPET/PE,ON/PE,ON/CPP,KON/PE,PET/VMPET/PE,PET/AL/PE,PET/AL/CPP等の組み合わせのものが挙げられる。
把持部材としては、収納袋に取り付けられた開封時に把持して開封を容易にすることができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、木製、プラスチック製、金属製の部材が挙げられ、その形状や配置場所等も特に制限されず、形状としては、例えば、棒状、塊状のもの等が挙げられ、棒状のものが好ましい。配置場所としては、収納袋の内側、外側であってもよく、また、合掌シール部に取り付けてもよく、合掌シール部が設けられた面の対向面側に配置してもよいが、合掌シール部が設けられた面の対向面側に配置することが、合掌シール部と把持部材とを把持することにより開封することができ、より容易に開封できるので好ましく、把持部材が棒状部材の場合、合掌シール部と対向して平行に配置されることが特に好ましい。また、合掌シール部とその対向面側の両方にそれぞれ把持部材を設けてより容易に開封することができるようにすることも可能である。
かかる把持部材は、収納された食品を食することが可能な食用部材であることが好ましい。即ち、この把持部材を用いて容易に開封することができると共に、この把持部材を用いて収納された食品を食することが可能となる。また、スナック菓子等の油分が比較的多い食品に対しては、把持部材によって食品を食することができるので、作業に使用する物(本、ペン、キーボード、トランプ、麻雀牌、ゲーム機等)を汚すことなく作業を行うことが可能となり、手を拭く必要がないので作業効率が向上し、さらに、複数の食品を食べる場合にも手が汚れていないので、次の包装体を開封する場合には、きれいな手で把持部材を把持して開封することができ、従来に比べて極めて容易に開封することが可能となる。
食用部材としては、食品を食するのに用いることができれば特に制限されるものではなく、食品に応じて適宜選択することができ、例えば、はし(割りばし)、くし、ストロー、スプーン、フォーク、ナイフ、トング等が挙げられ、はし、くし等の棒状部材であることが把持しやすく包装体の開封がより容易となることから好ましく、所定の幅をもった棒状部材が特に好ましい。割りばしの場合は、はしの幅方向が外装面に対して垂直となるように配置することがより把持しやすいので好ましい。
また、前記把持部材は包装されていることが好ましい。把持部材を包装することにより、把持部材を清潔に保って食用部材として用いることができる。把持部材の包装は、収納袋とは別途包装して取り付けてもよいし、収納袋の一部によって包装されていてもよいが、収納袋の一部によって包装されることが好ましい。収納袋の一部によって包装されている場合、収納袋は、多くの場合、上下部(縁シール部)に切れ込み(Vカット部)を有しているので、別途切れ込みを設けなくても、その部分から引き裂いて把持部材を容易に取り出すことができる。なお、切れ込みがない場合には、別途切れ込みを設けることも可能である。
また、本発明の食品包装体は、上記食品包装袋と、該食品包装袋に収納された食品とを備えていれば特に制限されるものではなく、食品としては、上述した食品が挙げられる。
以下、図面を参照しつつ本発明をより具体的に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの例示に限定されるものではない。図1は本発明の一実施形態に係る食品包装袋の斜視図であり、図2は図1に示す食品包装袋の開封状態を示す図であり、図3は図1に示す食品包装袋から把持部材(食用部材)を取り出した状態を示す図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る食品包装袋10は、対向する縁シール部12,14及び対向する縁シール部12,14を連結するように形成された合掌シール部16を有する食品を収納するための収納袋18と、収納袋18に取り付けられた開封時に把持して開封を容易にするための把持部材の一例である割りばし20とを備えている。
収納袋18は、例えば、縦30センチ横20センチ程度のプラスチックフィルムからなって、上下に対向して設けられた縁シール部12,14及びその縁シール部12,14を連結するように形成された合掌シール部16によって密封され、内部に食品の一例であるスナック菓子を収納する。また、収納袋18は、合掌シール部16が設けられた面の対向面側(図面上手前側)の外装面外側に割りばし20を収納することができる把持部材包装部28を備えている。この把持部材包装部28は、把持部材包装部28の基部30を上下方向にシールすることにより収納袋18の一部から形成されている。また、収納袋18の上下(合掌シール部16及び把持部材包装部28を含む。)には、Vカット部22,24が形成されている。把持部材包装部28に収納される割りばし20は、その幅方向が収納袋18の外装面に対して垂直となるように収納されている。
以上のように構成された食品包装袋10を開封するには、合掌シール部16及び割りばし20をそれぞれ左右の手で把持して両側に引っ張る。食品包装袋10においては、割りばし20を把持して開封するので非常に容易に開封することができる。そして、図2及び図3に示すように、把持部材包装部28にもVカット部22が形成されているので、かかるVカット部22から把持部材包装部28の一部を引き裂き、割りばし20を取り出す。このように、収納袋18に形成されたVカット部22を利用して把持部材包装部28に収納された割りばし20を容易に取り出すことができる。この割りばし20を利用して、収納袋18に収納されているスナック菓子を食する。食品包装袋10においては、割りばし20を食するときに用いることができるので、作業に使用する物を汚すことなく作業を行うことが可能となり、手を拭く必要がないので作業効率が向上する。また、次の食品包装袋を開封する場合にも、きれいな手で把持部材を把持して開封することができ、従来に比べて極めて容易に開封することが可能となる。
次に、本発明の他の実施形態に係る食品包装袋について説明する。図4は、本発明の他の実施形態に係る食用包装体の斜視図である。図4に示すように、本発明の他の実施形態に係る食品包装袋40は、把持部材包装部42が、外装面の内側に、収納袋44の一部によって形成された形態である。かかる構成の食品包装袋40によっても、上記食品包装袋10と同様の効果を得ることができる。さらに、このような構成によれば、外装面に凹凸が形成されず平面的であるので、把持部材包装部を気にすることなく従来と同じように商品名等を表示することができる。
本発明の一実施形態に係る食品包装袋の斜視図である。 図1に示す食品包装袋の開封状態を示す図である。 図1に示す食品包装袋から把持部材(食用部材)を取り出した状態を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る食用包装体の斜視図である。
符号の説明
10,40 食品包装袋
12,14 縁シール部
16 合掌シール部
18,44 収納袋
20 割りばし(把持部材)
22,24 Vカット部
28,42 把持部材包装部

Claims (1)

  1. 合掌シール部を有する食品を収納する収納袋、及び該収納袋に取り付けられた開封時に把持して引っ張ることにより開封を容易にする把持部材を備えた食品包装袋と、該食品包装袋に収納された固形状食品とを備えた食品包装体であって、
    前記把持部材が食品包装袋に収納された固形状食品を食することが可能な食用部材であることを特徴とする食品包装体
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