JP3187183U - 骨付き鳥料理に使用する食事用器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】手を汚さず、しかも見た目に体裁もよく食することができる骨付き鳥料理用の食事用器具を提供する。
【解決手段】一対の挟持部3と握持部本体1とを一体に設け、これらを交叉状に軸着して形成した本体を設け、あるいは一対の挟持部3を一本の棒体からなる握持部本体に設けた本体を設け、これら本体の各一対の挟持部3先端部には、それぞれ円弧状の凹部3aが向かい合うように設け、凹部3aならびに各挟持部3の内側にはそれぞれギザギザ状の防滑部3bを形成したことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】一対の挟持部3と握持部本体1とを一体に設け、これらを交叉状に軸着して形成した本体を設け、あるいは一対の挟持部3を一本の棒体からなる握持部本体に設けた本体を設け、これら本体の各一対の挟持部3先端部には、それぞれ円弧状の凹部3aが向かい合うように設け、凹部3aならびに各挟持部3の内側にはそれぞれギザギザ状の防滑部3bを形成したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この考案は、骨付き鳥料理に使用する食事用器具に関するものであり、特に、骨付き鳥料理である手羽先やもも肉の唐揚げ等の料理を、手を汚さずに食することのできる食事用器具である。
従来、鳥に関する料理は、古くより和洋を問わず、種々、存在するものであり、それを食する場合には、通常は、和食であれば箸、洋食であればナイフ・フォーク等を使用するものもある。
しかし、例えば、鳥の手羽先や腿(もも)の唐揚げの場合でも、箸やフォークを用いて少しづつカットして食べることもできるが、箸で掴んだ場合には、それを食べ終わるまで保持することは手が痺れるし、また、煩雑でもあった。
また、それを手で直接握って食べると、行儀が悪く見られると共に、調理した油等が手に付着してしまい、他の料理に手をつける場合には、その手を一度ナフキンで拭いたり、また、フィンガーボール等の水で手先を洗ってから利用しなければならないという煩雑さがあった。
そのため、手が汚れないように、料理の完成とともに、骨の部分をアルミ箔やペーパー等で包んで手が汚れないよう食べやすくしたものが存在している。
また近年女性は、指の爪にネールをしており、油による汚れが落ちにくいため、手が汚れないように、調理の際にはトングを使用している。しかし、そもそもこの器具は、パン、ケーキ、パスタ、氷等を挟む器具である。
従って、骨付き鳥料理をトングで掴んで食べるということは、ご飯を杓子を用いて食べるようなものであり、これは極めて体裁が悪く、且つ行儀の悪いものであった。
そこで、この考案の課題は、手を汚さず、しかも見た目に体裁もよく食することができる骨付き鳥料理に使用する食事用器具を開発・提供することにある。
そこでこの考案は、上記の課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、握持部本体と、該本体の先端部に骨付き鳥料理を掴みやすい構造を有する挟持部から構成される骨付き鳥料理に使用する食事用器具である。
この考案によると、握持部本体(1)と、該本体(1)の先端に、一対の凹型形状(3a)を有する把持部(3)を設けることにより、骨付き鳥肉料理(X)の骨部(Y)を、堅牢に固定して把持できるため手が疲れたり、汚れたりすることなく、最後まで楽に食べきることができ、また、見た目にも体裁がよい等の極めて有益なる効果を奏するものである。
また、手羽先の場合には、把持部(3)の側面に設けたギザギザの防滑部(3b)で挟むことにより、確実に鳥肉料理(X)を堅牢に把持できるため、手が疲れたり、汚れたりすることなく、最後まで楽に食べきることができるものである。
以下、この考案について詳細に説明する。尚、この考案においては、以下の記述に限定されるものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲においては適宜変更可能である。
先ず、この考案の一実施例を図1に基づいて詳述すると、一対の挟持部(3)と握持部本体(1)とを一体に設け、該本体(1)の各一対の挟持部(3)先端部には、それぞれ円弧状の凹部(3a)が向かい合うように設け、該凹部(3a)ならびに該各挟持部(3)の内側にはそれぞれギザギザ状の防滑部(3b)を形成したことを特徴とする骨付き鳥料理に使用する食事用器具から構成される。
これら握持部本体(1)と挟持部(3)からなる本体は、具体的には、図1に示すように、交差状利器のように、支点軸(A)にスプリング(2)を装着しており、該スプリングで付勢して挟持部(3)を強制開口し、使用する際には握持部本体(1)を、挟持部(3)で骨付き鶏料理を握ってから握持するものである。
また、図3に示すように、一対の握持部本体(1)のうち、片方を細く形成し、握り易く形成してもよいものである。
次に、この考案の他の実施例を図2に基づいて詳述すると、一対の挟持部(3)とこれら握持部本体(3)と一本の棒体からなる握持部本体(1′)に設けた本体を設け、各挟持部(3)先端部には、それぞれ円弧状の凹部(3a)が向かい合うように設け、該凹部(3a)ならびに該各挟持部(3)の内側にはそれぞれギザギザ状の防滑部(3b)を形成したことを特徴とする骨付き鳥料理に使用する食事用器具から構成される。
使用に当たっては、鳥(X)料理の足の骨(Y)の部分を、先ず、両挟持部(3)で挟み、スライダー(2a)を用いて両挟持部(3)の先端までスライドして、該骨(Y)の部分を締めつけ固定するものである。
また、前記両挟持部(3)(3)の円弧状の凹部(3a)は、鳥(X)の足の骨(Y)を掴みやすいように凹型状に形成し、骨(Y)の断面部と合致するよう構成している。
さらに、この考案に使用する素材は、通常、プラスチック製でもよいが、高級なものではステンレス製で構成するよう構成してもよい。
そして、上記一対の挟持部(3)は、弾力性を有し、締輪によって固定されるよう構成されている。
さらに、これら把持部本体(1,1′)の表面には、文字・図形・記号および模様を描いたり、彫ったりし、これらに色彩を施すことにより、高級な食事用の用具になる。
この考案の骨付き鳥料理に使用する食事用器具の技術を確立し、実施することにより、産業上利用できるものである。
1 握持部本体
1′握持部本体
2 スプリング
2a スライダー
3 挟持部
3a 円弧状の凹部
3b 防滑部
A 支点軸
X 鳥
Y 鳥の足の骨
1′握持部本体
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2a スライダー
3 挟持部
3a 円弧状の凹部
3b 防滑部
A 支点軸
X 鳥
Y 鳥の足の骨
Claims (1)
- 一対の挟持部(3)と握持部本体(1)とを一体に設け、これらを交叉状に軸着して形成した本体を設け、あるいは一対の挟持部(3)を一本の棒体からなる握持部本体(1′)に設けた本体を設け、これら本体(1)(1′)の各一対の挟持部(3)先端部には、それぞれ円弧状の凹部(3a)が向かい合うように設け、該凹部(3a)ならびに該各挟持部(3)の内側にはそれぞれギザギザ状の防滑部(3b)を形成したことを特徴とする骨付き鳥料理に使用する食事用器具。
Priority Applications (1)
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JP2013005073U JP3187183U (ja) | 2013-09-02 | 2013-09-02 | 骨付き鳥料理に使用する食事用器具 |
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JP2013005073U Expired - Fee Related JP3187183U (ja) | 2013-09-02 | 2013-09-02 | 骨付き鳥料理に使用する食事用器具 |
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JP (1) | JP3187183U (ja) |
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2013
- 2013-09-02 JP JP2013005073U patent/JP3187183U/ja not_active Expired - Fee Related
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