JP2007017476A - 電気光学装置、及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置、及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007017476A
JP2007017476A JP2005195809A JP2005195809A JP2007017476A JP 2007017476 A JP2007017476 A JP 2007017476A JP 2005195809 A JP2005195809 A JP 2005195809A JP 2005195809 A JP2005195809 A JP 2005195809A JP 2007017476 A JP2007017476 A JP 2007017476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
wiring
electro
optical device
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005195809A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4513674B2 (ja
Inventor
Takeshi Kurashima
健 倉島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Epson Imaging Devices Corp
Original Assignee
Sanyo Epson Imaging Devices Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Epson Imaging Devices Corp filed Critical Sanyo Epson Imaging Devices Corp
Priority to JP2005195809A priority Critical patent/JP4513674B2/ja
Publication of JP2007017476A publication Critical patent/JP2007017476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4513674B2 publication Critical patent/JP4513674B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】 配線パターンの形成不良及び実装部品の接続不良の検査を正確に行うことができる電気光学装置、及びそのような電気光学装置を備えた電子機器を提供する。
【解決手段】 電気光学装置用基板は、実装部品の実装領域又はその近傍に、複数の配線パターンの形成状態を検査するために、複数の配線パターンの直線状部が配列された検査領域を備えるとともに、複数の配線パターンと複数の表示信号出力用端子との接続不良を検証するための検査用パターンを備え、検査用パターンは、実装部品に備えられた複数の検査用端子のうち、少なくとも一つの検査用端子を隔てたいずれか二つにそれぞれ接続される、配線パターンの直線状部の延在方向に沿って延在する二つの配線部と、当該二つの配線部が結線される、直線状部が配列する方向に延在する結線部と、を含むとともに、当該結線部は、検査領域における直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電気光学装置、及び電子機器に関する。特に、実装不良検査用パターン及び配線パターンの形成不良検査領域を備えた電気光学装置、及びそのような電気光学装置を備えた電子機器に関する。
従来、電気光学装置の一態様として、それぞれ電極が形成された一対の基板を対向配置するとともに、それぞれの電極の交差領域である複数の画素に印加する電圧を選択的にオン、オフさせることによって、当該画素領域の液晶材料を通過する光を変調させ、画像や文字等の像を表示させる、液晶装置が多用されている。
かかる液晶装置において、それぞれの画素領域における液晶材料を駆動させるために、ドライバICやフレキシブル回路基板が基板上に実装されるとともに、ドライバIC等から出力される駆動信号が、基板上に形成された複数の配線パターンを介して、それぞれの電極に供給されている。
ここで、かかる液晶装置の製造段階において、形成した複数の配線パターンが、ショートや断線等の形成不良を生じていないかを確認するための検査が実施されている。かかる検査は、例えば、それぞれ複数の検査ピンを有する二系統のプローブを使用し、複数の配線パターンに対して、異なる系統のプローブを一本おきに接触させて、それぞれのプローブから電流を流すことにより行われている。すなわち、それぞれの配線パターンに対して電流を流して表示面を点灯させた際に、点欠陥や線欠陥等の表示欠陥が発見された場合には、断線の存在を検証することができる。また、それぞれのプローブ間に電流が流れた場合には、配線パターン間でのショートの存在を検証することができる。
このような配線パターンの検査を正確かつ容易に行うことができるようにした電気光学パネルが提案されている。より詳細には、図13に示すように、複数の走査線512が形成された第1基板と、第1基板と一定の間隔を保って対向するとともに、走査線512と交差して画素を形成する複数のデータ線552が形成された第2基板と550と、第1基板と第2基板550との間隙に設けられた電気光学物質とを具備し、データ線552及び走査線512の配線素子540、541はそれぞれ群G1、G2、G3を成して、基板550の一辺に一括して配列され、データ線552の配線素子541の群G3と、走査線512の配線素子540の群G1、G2は、複数の配線端子を配列し得る距離だけ、互いに離間して配置された電気光学パネルが開示されている(特許文献1参照)。
一方、基板上に実装されるドライバICやフレキシブル回路基板等の実装部品は、実装ずれや接触不良等、基板上の配線と正確に導通されていないと、誤作動を生じる原因となってしまう。そのため、実装部品の実装不良を検査するための検査用導線を設けた液晶パネルが提案されている。より詳細には、図14に示すように、基板610側の入力端子614群の配列に隣接する検査用端子624を配置するとともに、フレキシブルテープ616側の導線617群の配列に隣接する検査用導線627を配置した液晶パネルが開示されている。かかる液晶パネルによれば、TAB形成後に両パッド625、628間で導通を検査し、ショートの場合は、フレキシブルテープ616の伸びによる導線617の位置ずれが大きく、接続不良が生じていると判定することができる(特許文献2参照)。
特開2002−202733号公報 (特許請求の範囲、図3) 特開平9−5381号公報 (特許請求の範囲、図1)
しかしながら、特許文献1の電気光学パネルは、配線パターンの形成不良の検査を行うことができるものの、配線パターンと実装部品との電気的な接続不良を検知することができないものである。また、特許文献2の液晶パネルは、所定の検査用導線を備えているために、配線パターンと実装部品との電気的な接続不良を検知できる構成ではあるものの、例えば、プローブ検査を行うための検査領域又はその近傍に検査用導線が設けられていると、当該検査用導線によってプローブ検査に誤判定を生じてしまう場合があった。
すなわち、図14に示すように、特許文献2に記載の検査用導線627は、二本の導線を繋ぐ結線部630を有しており、当該結線部630が、プローブ検査の検査領域内に存在すると、異なる系統のプローブがそれぞれ検査用導線に載り上げてしまい、当該検査用導線を介して、系統の異なるプローブ間に電流が流れ、ショートの判定を生じてしまっていた。そうすると、プローブ検査では、ショートの発生箇所を特定することができないために、本来、液晶駆動用の配線パターンには問題がないにもかかわらず、検査対象となった基板が不良品として判定されてしまうという問題があった。
そこで、本発明の発明者らは鋭意努力し、配線パターンの形成状態の検査を行う領域の周囲に存在する、実装不良検査用の検査用パターンの結線部を、形成状態の検査の検査領域外に設けることにより、このような問題を解決できることを見出し、本発明を完成させたものである。
すなわち、本発明は、配線パターンの形成状態を検査した際に、検査用パターンによって、ショート等の誤判定がされることを防止して、配線パターンの形成不良及び実装部品の接続不良の検査の精度を著しく向上させた電気光学装置を提供することを目的とする。また、本発明の別の目的は、そのような電気光学装置を備えた電子機器を提供することである。
本発明によれば、複数の配線パターンを備えた電気光学装置用基板と、複数の配線パターンと電気的に接続される複数の表示信号出力用端子を備えた実装部品と、電気光学装置用基板に保持された電気光学物質と、を含む電気光学装置であって、
実装部品は、複数の検査用端子をさらに備え、電気光学装置用基板は、実装部品の実装領域又はその近傍に、複数の配線パターンの形成状態を検査するために、複数の配線パターンの直線状部が配列された検査領域を備えるとともに、複数の配線パターンと複数の表示信号出力用端子との接続不良を検証するための検査用パターンをさらに備え、検査用パターンは、複数の検査用端子のうち、少なくとも一つの検査用端子を隔てたいずれか二つにそれぞれ接続される、配線パターンの直線状部の延在方向に沿って延在する二つの配線部と、当該二つの配線部が結線される、直線状部が配列する方向に延在する結線部と、を含むとともに、当該結線部は、検査領域における直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されることを特徴とする電気光学装置が提供され、上述した問題を解決することができる。
すなわち、それぞれの配線パターンと、半導体素子等の実装部品の表示信号出力用端子との接続不良を検証するための検査用パターンにおける結線部を、配線パターンの形成状態の検査に用いられる直線状部が配列する方向と重ならない領域に設けることにより、形成状態の検査を行う際に、検査用パターンによってショートの誤判定が発生することを防止することができる。したがって、配線パターンの形成状態の検査及び実装部品の接続不良の検査をそれぞれ精度よく行うことができる電気光学装置を効率的に提供することができる。
なお、ドライバ実装領域の近傍とは、ドライバ実装領域の周辺領域を意味する。
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、検査領域には、複数の配線パターンの直線状部が等間隔で配列されることが好ましい。
このように構成することにより、例えば、複数の検査ピンを有する複数系統のプローブを用いて、同時に複数の配線パターンの形成状態を検査することができ、検査効率を向上させることができる。
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、検査用パターンの二つの配線部は、複数の配線パターンの直線状部が連続して配列されると想定した場合における、想定される直線状部の位置に対応して配置されることが好ましい。
このように構成することにより、例えば、プローブを用いて配線パターンの形成状態を検査する際に、検査領域の端部においても、プローブが傾くことなく検査することができ、検査精度を向上させることができる。
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、実装部品が半導体素子であり、結線部が半導体素子の実装領域内で配置されることが好ましい。
このように構成することにより、半導体素子の実装領域内のスペースを利用して検査用パターンを形成することができ、電気光学装置の大型化を防ぐことができる。
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、形成状態の検査は、それぞれ等間隔で配置された複数のピンを備えた複数系統のプローブを用いて行う検査であることが好ましい。
このように構成することにより、同時に複数の配線パターンの形成状態を検査する場合であっても、検査用パターンによってショートの誤判定を生じることなく、効率的に検査を行うことができる。
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、検査用パターンの二つの配線部は、複数系統のプローブのうちのいずれか一つの系統のプローブにおける、複数のピンにそれぞれ対応した位置に配置されることが好ましい。
このように構成することにより、検査用パターン上にプローブが載り上げた場合であっても、異なるプローブ間に電流が流れることがないために、ショートの誤判定を生じることがなく、精度よく検査を行うことができる。
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、二つの配線部が接続された二つの検査用端子は、形成状態の検査におけるプローブの系統数より一つ少ない数の検査用端子を隔てた検査用端子であることが好ましい。
このように構成することにより、異なる系統のプローブが検査用パターンに載り上げることがないために、ショートの誤判定を生じることがなく、精度よく検査を実施することができる。
また、本発明の別の電気光学装置は、複数の配線パターンを備えた電気光学装置用基板と、複数の配線パターンと電気的に接続される複数の表示信号出力用端子を備えた実装部品と、電気光学装置用基板に保持された電気光学物質と、を含む電気光学装置であって、実装部品は、複数の検査用端子をさらに備え、電気光学装置用基板は、実装部品の実装領域又はその近傍に、複数の配線パターンの形成状態を検査するために、複数の配線パターンの直線状部が配列された検査領域を備えるとともに、複数の配線パターンと複数の表示信号出力用端子との接続不良を検証するための検査用パターンをさらに備え、検査用パターンは、複数の検査用端子のうち、少なくとも一つの検査用端子を隔てたいずれか二つにそれぞれ接続される、配線パターンの直線状部の延在方向に沿って延在する二つの配線部と、当該二つの配線部が結線される、直線状部が配列する方向に延在する結線部と、を含むとともに、検査用パターンは、検査領域における直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されることを特徴とする電気光学装置である。
すなわち、配線パターンと、半導体素子等の実装部品の端子との接続不良を検証するための検査用パターンを、配線パターンの形成状態の検査に用いられる直線状部が配列する方向と重ならない領域に設けることにより、形成状態の検査を行う際に、検査用パターンによってショートの誤判定が発生することを防止することができる。したがって、配線パターンの形成状態の検査及び実装部品の接続不良の検査をそれぞれ精度よく行うことができる電気光学装置を効率的に提供することができる。
また、本発明の別の態様は、上述したいずれかの電気光学装置を備えた電子機器である。
すなわち、配線パターンの形成状態及び実装部品の接続不良の検査をそれぞれ精度よく行うことができる電気光学装置を備えているために、表示不良の発生が少ない電子機器とすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の電気光学装置、及び電気光学装置を含む電子機器に関する実施形態について具体的に説明する。ただし、かかる実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更することが可能である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態は、複数の配線パターンを備えた電気光学装置用基板と、複数の配線パターンと電気的に接続される複数の表示信号出力用端子を備えた実装部品と、電気光学装置用基板に保持された電気光学物質と、を含む電気光学装置である。
かかる電気光学装置において、実装部品は、複数の検査用端子をさらに備え、電気光学装置用基板は、実装部品の実装領域又はその近傍に、複数の配線パターンの形成状態を検査するために、複数の配線パターンの直線状部が配列された検査領域を備えるとともに、複数の配線パターンと複数の表示信号出力用端子との接続不良を検証するための検査用パターンをさらに備え、検査用パターンは、複数の検査用端子のうち、少なくとも一つの検査用端子を隔てたいずれか二つにそれぞれ接続される、配線パターンの直線状部の延在方向に沿って延在する二つの配線部と、当該二つの配線部が結線される、直線状部が配列する方向に延在する結線部と、を含むとともに、当該結線部は、検査領域における直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されることを特徴とする。
以下、図1〜図9を適宜参照しながら、本発明の第1実施形態の電気光学装置について、スイッチング素子としてのTFD素子(Thin Film Diode)を備えるとともに実装部品としての駆動用ドライバICが実装された素子基板と、対向基板としてのカラーフィルタ基板とを含む液晶装置を例に採って説明する。また、実装部品としての駆動用ドライバICにおける、出力用バンプが表示信号出力用端子に相当し、検査用バンプが検査用端子に相当するものである。
なお、各図中において、同じ符号を付したものは同一の部材を示しており、適宜説明を省略するとともに、それぞれの図中、一部の部材が適宜省略されている。
1.基本構造
まず、図1及び図2を参照して、本発明に係る第1実施形態の液晶装置10の基本構造、すなわち、セル構造や配線等について具体的に説明する。ここで、図1は、本実施形態に係る液晶装置10の概略斜視図であり、図2は、図1中のEE断面を矢印方向に見た概略断面図である。なお、図1及び図2中、下側の面が画像表示面であって、矢印Wの方向から画像を視認することができる。
かかる液晶装置10は、スイッチング素子として、二端子型非線形素子であるTFD素子69を用いたアクティブマトリクス型構造を有する素子基板60を備えた液晶装置10であって、図示しないものの、バックライトやフロントライト等の照明装置やケース体などを、必要に応じて適宜取付けられて使用される。
また、液晶装置10は、ガラス基板等を基体61とする素子基板60と、同様にガラス基板等を基体31とするカラーフィルタ基板30と、が対向配置されるとともに接着剤等のシール材23を介して貼り合わせられている。また、素子基板60と、カラーフィルタ基板30とが形成する空間であって、シール材23の内側部分に対して、開口部23aを介して液晶材料21を注入した後、封止材25にて封止されてなるセル構造を備えている。すなわち、素子基板60と、カラーフィルタ基板30との間に液晶材料21が充填されている。
また、カラーフィルタ基板30における基体31の内面、すなわち、素子基板60に対向する表面上には、ストライプ状に配列された複数の走査電極33が形成されている。一方、素子基板60における基体61の内面、すなわち、カラーフィルタ基板30に対向する表面上に、マトリクス状に配置された複数の画素電極63が形成されている。そして、画素電極63は、スイッチング素子としてのTFD素子69を介してデータ線65に対して電気的に接続されるとともに、もう一方の走査電極33は、導電性粒子を含むシール材23を介して素子基板60上の引回し配線66に対して電気的に接続されている。このように構成された画素電極63と走査電極33との交差領域がマトリクス状に配列された多数の画素(以下、画素領域と称する場合がある。)を構成し、これら多数の画素の配列が、全体として表示領域Aを構成することになる。
また、素子基板60は、カラーフィルタ基板30の外形よりも外側に張り出してなる基板張出部60Tを有し、この基板張出部60T上には、データ線65の一部、引回し配線66の一部及び、独立して形成された複数の配線からなる外部接続用端子67が形成されている。そして、データ線65又は引回し配線66の端部には、液晶駆動回路等を内蔵したドライバIC91が実装されている。さらに、当該ドライバIC91は外部接続用端子67の一方の端部とも電気的に接続されているとともに、外部接続用端子67の他方の端部は、フレキシブル回路基板93等と電気的に接続されている。
このように構成された液晶装置10において、ドライバIC91からの駆動用信号を、データ線65及びTFD素子69を介して画素電極33に出力するとともに、走査信号を、引回し配線66を介して走査電極33に出力する。そして、電圧が印加された画素の液晶材料21に電界が発生するため、当該画素における液晶材料21中を、光を通過させ、又は通過させないようにでき、表示領域全体として文字、図形等の画像を表示させることができる。
2.カラーフィルタ基板
また、図2に示すカラーフィルタ基板30は、基本的に、ガラス基板等からなる基体31上に、遮光膜39と、着色層37と、透明樹脂層40と、走査電極33と、が順次積層されて構成されている。また、走査電極33上には、液晶材料の配向性を制御するための配向膜45を備えるとともに、走査電極33等が形成されている面とは反対側の面に、鮮明な画像表示が認識できるように、位相差板(1/4波長板)47及び偏光板49が配置されている。
なお、カラーフィルタ基板が、半透過反射型又は反射型の液晶装置に使用される基板である場合には、例えば、カラーフィルタ基板30上の遮光膜39の下層に、所定形状にパターニングされたアルミニウム膜等からなる光反射膜が形成される。
また、遮光膜39は、隣接する画素領域間において光の混色を防止して、コントラストに優れた画像表示を得るための膜である。このような遮光膜39としては、例えば、クロム(Cr)やモリブテン(Mo)等の金属膜を遮光膜39として使用したり、あるいは、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の着色材を共に樹脂その他の基材中に分散させたものや、黒色の顔料や染料等の着色材を樹脂その他の基材中に分散させたものなどを用いたりすることができる。さらに、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の着色材を重ね合わせることにより、遮光膜を形成することもできる。
また、着色層37は、通常、透明樹脂中に顔料や染料等の着色剤を分散させることにより濃度調整をして、所定の色調を呈するものとされている。着色層37の色調の一例としては原色系フィルタとしてR(赤)、G(緑)、B(青)の3色の組合せからなるものがあるが、これに限定されるものではなく、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)等の補色系や、その他の種々の色調で形成することができる。
かかる着色層37の配列パターンとしては、ストライプ配列を採用することが多いが、このストライプ配列の他に、斜めモザイク配列や、デルタ配列等の種々のパターン形状を採用することができる。
また、着色層37上には、アクリル樹脂やエポキシ樹脂などの感光性樹脂材料からなる透明樹脂層40が形成されているとともに、透明樹脂層40の上には、ITO(インジウムスズ酸化物)等の透明導電体からなる走査電極33が形成されている。かかる走査電極は、一方向に配列された画素からなる画素列毎に、複数の透明電極が並列したストライプ状に構成されている。
また、走査電極33の上には、ポリイミド樹脂等からなる配向膜45が全面的に形成されている。かかる配向膜は、ラビング処理をするなどして、液晶材料の配向性を制御するための部材である。
3.素子基板
(1)基本構成
また、図2に示す素子基板60は、基本的に、ガラス基板等からなる基体61と、画素電極63と、データ線65と、引回し配線(図示せず)と、スイッチング素子としてのTFD素子69と、から構成されている。また、画素電極63上には、ポリイミド樹脂等からなる配向膜75が形成されている。さらに、基体61の外面には、位相差板(1/4波長板)77及び偏光板79が配置されている。そして、素子基板60における基板張出部60T上には、データ線65や引回し配線(図示せず)に対して電気的に接続されるようにドライバIC91が実装されている。
かかる素子基板60を、基板面に対して垂直方向から見た概略平面図を図3に示す。かかる図3では、配向膜や偏光板等は省略されている。
かかる素子基板60において、データ線65は、ストライプ状に配列された複数の配線からなり、それぞれのデータ線65の間には、画素電極63がマトリクス状に配置されている。また、当該画素電極63は、後述するTFD素子69を介して、データ線65と電気的に接続されている。そして、データ線65は、一端側が基板張出部60T上に実装されたドライバIC91に対して電気的に接続されており、当該ドライバIC91からの駆動用信号を画素電極33に対して出力できるように構成されている。
かかるデータ線65は、製造工程の簡略化の観点から、後述するTFD型素子の形成と同時に形成されるため、例えば、タンタル層、酸化タンタル層、及びクロム層が順次形成されて構成されている。また、画素電極63は、ITO(インジウムスズ酸化物)やIZO(インジウム亜鉛酸化物)等の透明導電材料を用いて形成されている。
また、データ線65と画素電極63とを電気的に接続するTFD素子69は、一般的に、タンタル(Ta)合金からなる素子第1電極、酸化タンタル(Ta25)からなる絶縁膜、及びクロム(Cr)からなる素子第2電極が順次積層されたサンドイッチ構造を有している。そして、正負方向のダイオードスイッチング特性を示し、しきい値以上の電圧が、素子第1電極及び素子第2電極の両端子間に印加されると導通状態となるアクティブ素子である。
また、二個のTFD素子は、データ線65と、画素電極63との間に介在するように形成され、反対のダイオード特性を有する第1のTFD素子及び第2のTFD素子から構成してあることが好ましい。
この理由は、このように構成することにより、印加する電圧波形として、正負対称なパルス波形を使用することができ、液晶装置等における液晶材料の劣化を防止することができるためである。すなわち、液晶材料の劣化を防止するために、ダイオードスイッチング特性が、正負方向において対称的であることが望まれ、二個のTFD素子を逆向きに直列接続することにより、正負対称なパルス波形を使用することができるためである。
また、引回し配線66は、ドライバ実装領域26が存在する辺に対して垂直方向に延びる二辺に沿って形成されている。かかる引回し配線66は、一端側において、対向するカラーフィルタ基板のそれぞれの走査電極と、シール材に含まれる導電性粒子を介して電気的に接続されている。また、他端側は、ドライバIC91に対して電気的に接続されており、ドライバIC91からの走査信号を走査電極に対して出力できるように構成されている。
かかる引回し配線66は、タンタル層、酸化タンタル層、及びクロム層等の金属材料や、ITO(インジウムスズ酸化物)、IZO(インジウム亜鉛酸化物)等の透明導電材料を用いて形成することができる。
(2)基板張出部
(2)−1 配線パターン
次に、かかる素子基板の基板張出部におけるドライバ実装領域の拡大平面図を図4(a)に示し、図4(a)中のXX断面を矢印方向に見た断面図を図4(b)に示す。
かかる基板張出部60Tにおいて、配線パターン18としての、データ線65、及びカラーフィルタ基板側に導通される引回し配線66が形成されるとともに、当該データ線65等の端部に表示信号用端子14が形成されている。また、ドライバIC91には複数の出力用バンプ16が形成され、基板張出部60T上の表示信号用端子14に対して電気的に接続されることにより、ドライバIC91が実装されている。
かかる表示信号用端子14は、例えば、0.3μmの高さからなり、例えば、銀やアルミニウム等の金属材料や、ITO(インジウムスズ酸化物)やIZO(インジウム亜鉛酸化物)等の透明導電材料から構成することができる。
(2)−2 検査領域
また、ドライバ実装領域26又は当該ドライバ実装領域26の近傍には、素子基板60の製造段階で、データ線65や引回し配線線66のショートや断線等の形成不良の有無を検証するための検査に使用される検査領域19を備えている。かかる検査領域19は、データ線65や引回し配線66の直線状部が配列され、当該直線状部に対して、例えば、複数の検査ピンを有するプローブを接触させながら検査が行われる。
ここで、プローブ検査とは、例えば、図5に示すように、検査領域19における配線パターン18としてのデータ線や引回し配線の直線状部のピッチ間隔の二倍の間隔で配置された複数の検査ピン24を有する異なる二系統のプローブ22を用いて、それぞれのプローブ22を、配線パターン18に対して一本おきに接触させつつ、それらのプローブ22から電流を流しつつ行われる。
そして、配線パターンが、断線やショート等の形成不良を生じることなく、正常に形成されている場合には、電流を供給したすべての画素が点灯し、例えば、表示領域において白表示がなされる。一方、配線パターンに断線が生じている場合には、断線が生じている配線が接続された画素には電流が供給されないために、線欠陥や点欠陥として視認される。また、データ線や引回し配線にショートが生じている場合には、二つのプローブ22の間に電流が流れるため、ショートの発生を検知することができる。
このようなプローブ検査を実施するにあたり、かかる検査に使用されるプローブの構造上、複数の検査ピンの間隔を狭くすることに限界があるため、配線パターンにおいて、所定間隔で配列された直線状部が形成された領域を設ける必要がある。そのため、それぞれのデータ線65や引回し配線66において、0.5〜1.0mm程度の長さの直線状部11が、例えば、25μm程度のピッチ間隔で配列されている。
例えば、図4(a)は、配線パターン18の直線状部が配列された検査領域19を、ドライバ実装領域26の近傍の、ドライバ実装領域26とカラーフィルタ基板30との間に確保した例を示している。すなわち、データ線や引回し配線としての配線パターン18は、ドライバ実装領域26から表示領域側に向かってまっすぐ延びているとともに、カラーフィルタ基板30の近くで、斜め方向に傾斜して、それぞれの配線位置まで延設されている。したがって、ドライバ実装領域26とカラーフィルタ基板30との間の領域において、それぞれの配線パターン18における所定長さの直線状部が、20μm程度のピッチ間隔で配列されているために、かかる領域で、配線パターン18に対するプローブ検査を実施することができる。
なお、ドライバ実装領域の近傍とは、ドライバ実装領域の周辺領域を意味する。
また、図6は、配線パターン18の直線状部が配列された検査領域19を、ドライバ実装領域26内に設けた例を示している。すなわち、データ線や引回し配線としての配線パターン18が、ドライバIC91との接続箇所を越えて、さらに、ドライバIC91の下部領域まで延設され、当該下部領域に所定のピッチ間隔で配列された直線状部を形成して、検査領域19とした例である。
一般的に、データ線や引回し配線は、ドライバICの出力端子との接続箇所において接続されていれば十分であり、ドライバ実装領域の下部領域にまで形成する必要がない。しかし、このように構成することにより、ドライバ実装領域を利用して検査領域を確保することができ、ドライバICとの接続箇所から直接、それぞれの画素の配列位置や、左右の辺側に向かって配線することができる。したがって、基板張出部の面積が大きくなることを防止することができる。また、データ線等の配線パターンは、例えば、20μm以上のピッチ間隔で配置されているとともに、ドライバICの外形は、短辺であっても1mm以上あることから、プローブ検査の検査領域としての、直線状部の長さ及びピッチ間隔を十分に確保することができる。
(3)検査用パターン
また、本実施形態の液晶装置は、図4や図6に示すように、ドライバ実装領域26又は当該ドライバ実装領域26の近傍に、ドライバIC91の複数の出力用バンプ16と、データ線等の配線パターン18の端部に形成された複数の表示信号用端子14との接続不良を検証するための検査用パターン11を備えている。かかる検査用パターン11は、ドライバIC91に設けられた複数の検査用バンプ17のうち、少なくとも一つの検査用バンプを隔てたいずれか二つにそれぞれ接続される、配線パターン18の直線状部の延在方向に沿って延在する二つの配線部12と、それらの配線部12が結線される、直線状部が配列する方向に延在する結線部13とを含む導電パターンである。そして、ドライバIC91が複数の表示信号用端子14に対してずれて実装されている場合や、適切に実装されていた場合であっても、時間の経過に伴い、振動や端子部の劣化によってドライバIC91が浮いたりして接続不良を生じた場合に、当該接続不良を検知して信号を発生させることができる。
なお、かかる検査用パターンは、工程数を増やす必要がなく、また、データ線等の配線パターンと同じ厚さで形成することができることから、かかる配線パターンと同じ構成材料で形成されていることが好ましい。
ここで、本実施形態の液晶装置においては、図4や図6に示すように、かかる検査用パターン11の結線部13が、プローブ検査をするための検査領域19における、上述したデータ線や引回し配線等の配線パターン18の直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されていることを特徴としている。すなわち、プローブ検査を行う際に、プローブが検査用パターン上に乗り上げた際に、結線部を介してショート等の誤判定が発生することを防止するためである。
より具体的には、一般的に、本実施形態の液晶装置のようなTFD素子を備えた液晶装置や、スイッチング素子を備えていないパッシブマトリクス型の液晶装置においては、基板張出部に形成された配線パターンにおける、ドライバIC等の実装部品と接続される端子部分以外の領域も絶縁膜が設けられておらず、配線パターンが基板表面に露出している。そのため、図7(a)〜(b)に示すように、検査用パターン11´の結線部13´が、検査領域19における、配線パターン18の直線状部が配列する方向と重なる領域に配置されていると、異なる系統のプローブ22が、それぞれ検査用パターン11の結線部13に接触してしまい、当該結線部13を介して、プローブ22間に電流が流れてしまう。そうすると、プローブ検査においては、いずれの配線パターン間でショートが発生しているかを判別することができないため、結局、当該基板を不良品として判定せざるを得ないことになってしまう。
これに対し、図4や図6に示すように、検査用パターン11の結線部13が、検査領域19における配線パターン18の直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されていれば、異なる系統のプローブが、それぞれ検査用パターン11の結線部13と接触することがなくなるために、ショートの誤判定の発生をなくし、検査精度を向上させることができる。
ただし、言うまでもなく、本発明は、TFD素子を備えたアクティブマトリクス型の液晶装置やパッシブマトリクス型の液晶装置に限らず、TFT素子を備えた液晶装置であっても、適用することができる。
例えば、上述の図4(a)の例で言えば、データ線65及び引回し配線66としての配線パターン18が、ドライバIC91の長辺側に向かって形成されているとともに、ドライバIC91とカラーフィルタ基板30と間の領域に、配線パターン18の直線状部を所定のピッチ間隔で配列した検査領域19が設けられている。また、それに隣接して、検査用パターン11が設けられているとともに、検査用パターン11における結線部13は、検査領域19における配線パターン18の直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されている。したがって、検査領域19でプローブ検査を行う際に、検査用パターン11上にプローブが乗り上げた場合であっても、当該検査用パターン11を介して異なる系統のプローブ間に電流が流れることがなくなる。
また、上述の図6の例で言えば、データ線65及び引回し配線66としての配線パターン18が、ドライバIC91の長辺側に向かって形成されているとともに、ドライバIC91の下部領域まで配線パターン18が延設され、直線状部を所定のピッチ間隔で配列した検査領域19が設けられている。また、それに隣接して、検査用パターン11が設けられているとともに、検査用パターン11における結線部13は、検査領域19の直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されている。したがって、検査領域19でプローブ検査を行う際に、検査用パターン11上にプローブが乗り上げた場合であっても、当該検査用パターンを介して異なる系統のプローブ間に電流が流れることがなくなる。
ただし、プローブ検査を行う際に、プローブが傾くと検査を正確に行えない場合があることから、図4(a)や図6に示すように、検査領域15における直線状部が連続して存在していると想定した場合における、当該想定される配線の位置と一致するように、配置されていることが好ましい。
より具体的には、検査用パターンをこのように配置していない場合には、プローブ検査において、検査領域の端部付近のデータ線や引回し配線を検査する際に、図8(a)に示すように、プローブ22が傾いて、一部の検査ピン24と配線パターン18の直線状部との接触が不十分となって、プローブ検査を正確に実施できなくなる場合がある。
一方、検査用パターンを、所定位置に配置した場合には、図8(b)に示すように、検査用パターン11の配線部12側の検査ピン24も当該検査用パターン11と接触し、プローブ22が傾くことを防止して、プローブ検査を正確に行うことができるようになる。そして、このような場合においても、検査用パターンの結線部が所定位置にあるために、検査用パターンを介して、複数の検査ピン間に電流が流れて誤判定されることがなくなる。
なお、図4(a)や図6に示す検査用パターン11における二つの配線部12は、複数の検査用端子15における一番端の検査用端子15と、一つの検査用端子を隔てた三つ目の検査用端子15に接続される二つの配線部12とに接続されている。
ただし、検査用パターンの配線部が接続される検査用端子は、端から一つ目と三つ目の組み合わせに限られることはない。例えば、プローブ検査を行う際に、RGBに対応したデータ線に対して、それぞれ異なる三つの系統のプローブを用いるような場合には、図9に示すように、検査用パターン11の二つの配線部12は、複数の検査用端子15における一番端の検査用端子15と、二つの検査用端子を隔てた四つ目の検査用端子15に接続される二つの配線部とに接続する必要がある。
すなわち、実装部品における検査用端子や基板上の検査用パターンを設ける領域をより小さくするために、二つの配線部が接続される二つの検査用端子は、プローブ検査に使用されるプローブの系統数より一つ少ない数の検査用端子を隔てた検査用端子であることが好ましい。
4.変形例
ここまでは、実装部品として駆動用ドライバICを用いた例を説明したが、別の実装部品として、フレキシブル回路基板を実装した例について説明する。なお、以下の説明においては、素子基板の基板張出部における実装領域周辺の構成を中心に説明し、その他の構成については、上述した構成と同様の構成とすることができるために、ここでの説明を省略する。
図10(a)に、液晶装置を構成する素子基板の基板張出部60Tの拡大平面図を示し、図10(b)に、図10(a)中のXX断面を矢印方向に見た断面図を示す。
かかる図10(a)〜(b)に示すように、素子基板における基板張出部60Tには、データ線65及び引回し配線66としての配線パターン18が形成されている。また、フレキシブル回路基板93の接続箇所の近傍には、配線パターン18の直線状部が配列された検査領域19が形成されている。さらに、これらの配線パターン18は端部18Aにおいて、フレキシブル回路基板93における配線パターン97と接続された配線端子97Aが形成されている。
ここで、配線パターン18の直線状部が配列された検査領域19に隣接して、フレキシブル回路基板93の接続不良を検証するための検査用パターン11が形成されている。かかる検査用パターン11は、フレキシブル回路基板93に形成された複数の検査用配線端子98Aのうち、少なくとも一つの検査用配線端子を隔てたいずれか二つに対して接続される、配線パターン18の直線状部の延在方向に沿って延在する二つの配線部12と、それら配線部12が結線される、直線状部が配列する方向に延在する結線部13とから構成されている。そして、かかる結線部13が、検査領域19における配線パターン18の直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されていることを特徴とする。
すなわち、配線パターンの形成不良の検査を行う際に、基板上の配線パターンにおける表示信号用端子と実装部品としてのフレキシブル回路基板における配線端子との接続不良を検証するための検査用パターンによって、ショートの誤判定が生じることを防ぐことができる。したがって、それぞれの検査を精度よく行うことができるために、表示品位に優れた液晶装置を提供することができる。
なお、ここに記載した以外の、検査用パターンの形状等については、上述した構成と同様とすることができる。
5.製造方法
以下、適宜図面を参照して、第1実施形態の液晶装置の製造方法の一例を説明する。
(1)カラーフィルタ基板の製造工程
まず、カラーフィルタ基板の基材としてのガラス基板上に、それぞれの画素間領域に対応させて、遮光膜を形成する。かかる遮光膜は、例えば、金属膜を用いて遮光膜を形成する場合には、クロム(Cr)等の金属材料を蒸着法等によりガラス基板上に積層した後、所定のパターンに合わせてエッチング処理することにより形成することができる。
なお、かかる遮光膜は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の着色材を共に樹脂その他の基材中に分散させたものや、黒色の顔料や染料等の着色材を樹脂その他の基材中に分散させたものなどを用いて形成することもできる。その場合には、次の着色層の形成工程において、同時に形成することができる。
次いで、それぞれの画素に、R、G、Bのうちの少なくとも一色の着色層を形成する。具体的には、まず、感光性樹脂材料中に顔料を混合させた着色材を、例えば、スピンコーター等の塗布装置を用いて基板上に均一に塗布して、着色材を含有する樹脂層を形成する。このとき、例えば、スピンコーターを用いた場合、600〜2,000rpmの回転数で、5〜20秒の塗布時間として、厚さ1〜10μmの樹脂層を形成することができる。
ここで、着色材を含有する樹脂層を構成する感光性樹脂材料の種類は特に制限されるものではないが、例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、フェノール系樹脂、オキセタン系樹脂等の一種単独又は二種以上の組み合わせが挙げられる。
次いで、所定形状のパターンを有するフォトマスクを介して露光した後、現像剤を用いて現像することにより、所定の画素に対応させてパターニングされた着色層を形成する。
かかる露光及び現像処理を、色ごとに繰り返すことにより、R、G、Bそれぞれの色調を呈する着色層を形成することができる。
次いで、基板上に透明性の感光性樹脂材料を塗布した後、露光、現像することにより、透明樹脂層を形成する。かかる透明樹脂層の形成に用いる樹脂材料についても、例えば、アクリル樹脂やエポキシ樹脂等の公知のものを使用することができる。
次いで、透明樹脂層上に、全面的にITO(インジウムスズ酸化物)等の透明導電材料からなる透明導電層を、例えば、スパッタリング法により形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングを施し、所定のパターン形状の電極33を形成する。例えば、製造するカラーフィルタ基板が、本実施形態の液晶装置のようなTFD素子(Thin Film Diode)を備えたアクティブマトリクス型の液晶装置や、パッシブマトリクス型の液晶装置に使用されるカラーフィルタ基板である場合には、複数の透明電極が並列したストライプ状にパターニングされる。また、製造するカラーフィルタ基板が、本実施形態の液晶装置のようなTFD素子(Thin Film Diode)を備えたアクティブマトリクス型の液晶装置に使用されるカラーフィルタ基板である場合には、表示領域一面に形成される面状電極となる。
次いで、透明電極33が形成された基板上において、それぞれのセル領域毎に、ポリイミド樹脂等からなる配向膜を形成することにより、カラーフィルタ基板を製造することができる。
(2)素子基板の製造工程
素子基板は、まず、ガラス基板からなる基体上に、素子第1電極を形成する。この素子第1電極は、例えば、タンタル合金から構成されており、スパッタリング法や電子ビーム蒸着法を用いて形成することができる。このとき、素子第1電極の形成前に、第2のガラス基板に対する素子第1電極の密着力を著しく向上させることができるとともに、第2のガラス基板から素子第1電極への不純物の拡散を効率的に抑制することができることから、基体上に酸化タンタル(Ta25)等からなる絶縁膜を形成することも好ましい。
次いで、素子第1電極の表面を陽極酸化法によって酸化させることにより、酸化膜を形成する。より具体的には、素子第1電極が形成された基板を、クエン酸溶液等の電解液中に浸漬した後、かかる電解液と、素子第1電極との間に所定電圧を印加して、素子第1電極の表面を酸化させることができる。
次いで、再び、スパッタリング法等により、素子第1電極を含む基板上に、全面的にクロム等の金属膜を形成し、それをフォトリソグラフィ法によって、パターニングすることにより、素子第2電極を形成し、TFD素子とすることができる。
また、素子第2電極を形成する工程において、同時に、所定のパターンに合わせてパターニングすることにより、データ線や引回し配線、検査用パターンが形成される。このとき、ドライバ実装領域に相当する領域又はその近傍に、形成されるデータ線や引回し配線の形成状態を検証するための検査領域として用いられる直線状部を含むように、データ線や引回し配線を形成する。また、所定の配線部と結線部とからなる検査用パターンを、結線部がデータ線や引回し配線の直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されるように形成する。
次いで、スパッタリング法等により、ITO(インジウムスズ酸化物等)等の透明導電体材料からなる透明導電層を形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングすることにより、TFD素子に対して電気的に接続された画素電極を形成する。
次いで、画素電極等が形成された素子基板上に、ポリイミド樹脂等からなる配向膜75を形成することにより、素子基板を製造することができる。
(3)貼り合わせ工程
次いで、カラーフィルタ基板又は素子基板のいずれか一方において、表示領域を囲むようにしてシール材を積層した後、他方の基板を重ね合わせて、加熱圧着することにより、カラーフィルタ基板及び素子基板を貼り合わせて、セル構造を形成する。
(4)検査工程
次いで、カラーフィルタ基板と素子基板とが貼り合わせられ、ドライバICが実装される前の液晶パネルに対して、図5に示すように、検査領域19における、データ線や引回し配線としての配線パターン18の直線状部にプローブ22を接触させて、複数の配線パターン18の形成状態を検証する。すなわち、複数の検査ピン24を有する異なる二系統のプローブ22を、それぞれのプローブ22が一本おきに検査領域における配線パターン18の直線状部に対して接触させた後、電流を流す。このとき、形成した配線パターン18に、ショート等の形成不良が生じている場合には、異なる系統のプローブ22間に電流が流れるために、不良品を発見して抜き出すことができる。また、配線パターン18が断線している場合には、表示領域において表示不良となって視認できるために、不良品と判定することができる。
このとき、本実施形態の液晶装置の製造方法であれば、実装部品の接続不良を検証するための検査用パターンにおける結線部を、検査領域におけるデータ線や引回し配線の直線状部が配列する方向と重ならないように配置してあるために、当該検査用パターンに起因するショート等を防いで、正確なプローブ検査を実施することができる。そのため、データ線や引回し配線にショートや断線等が生じていないにもかかわらず、不良品として誤判定してしまうことを防止することができる。
(5)組立工程等
次いで、不良品と判定されなかった液晶パネルのセル内に、シール材の一部に設けられた注入口から液晶材料を注入した後、封止材等により封止する。
また、素子基板上のドライバ実装領域に形成された端子部分に対して、ドライバICの出力用バンプを、半田材料等を用いて実装する。このとき、実装ずれが生じた場合には、検査用パターンを介して信号が発生し、実装ずれを検知することができる。
その後、配線パターンの形成不良及びドライバICの実装不良が検知されなかった液晶パネルにおいて、カラーフィルタ基板及び素子基板それぞれの外面に、位相差板(1/4λ板)及び偏光板を配置するとともに、バックライト等とともに筐体に組み込むことにより、液晶装置を製造することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、第1実施形態と同様の液晶装置であって、所定の配線部と結線部とからなる検査用パターンが、配線パターンの形成状態の検査を行うための検査領域における直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されることを特徴とする液晶装置である。
以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、その他の第1実施形態と同様の構成とすることができる点については説明を省略する。
図11に、本実施形態の液晶装置を構成する素子基板の基板張出部60Tの拡大平面図を示す。
図11に示すように、本実施形態の液晶装置は、ドライバIC91の実装領域又はその近傍に、複数の配線パターン18の形成状態を検査するために、複数の配線パターン18の直線状部が配列された検査領域19を備えるとともに、複数の配線パターン18と複数の出力用バンプ16との接続不良を検証するための検査用パターン11を備えている。
また、検査用パターン11は、ドライバIC91に設けられた複数の検査用バンプ17のうち、少なくとも一つの検査用バンプを隔てたいずれか二つにそれぞれ接続される、配線パターン18の直線状部の延在方向に沿って延在する二つの配線部12と、当該二つの配線部12が結線される、直線状部が配列する方向に延在する結線部13とを含むとともに、検査用パターン11が、検査領域19における直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されている。
このように、データ線65や引回し配線66としての配線パターン18の直線状部が配列された検査領域19を、ドライバIC91とカラーフィルタ基板30との間の領域に設ける一方、検査領域19に対して、表示信号用端子14を挟んで反対側の、ドライバIC91の下部領域に、検査用パターン11を配置することによっても、配線パターンの検査を行う場合に、実装部品の接続不良を検証するための検査用パターンによって、ショートを生じさせることなく、正確に検査を行うことができる。
[第3実施形態]
本発明に係る第3実施形態として、第1実施形態の液晶装置を備えた電子機器について具体的に説明する。
図12は、本実施形態の電子機器の全体構成を示す概略構成図である。この電子機器は、液晶装置に備えられた液晶パネル20と、これを制御するための制御手段200とを有している。また、図12中では、液晶パネル20を、パネル構造体20aと、半導体素子(IC)等で構成される駆動回路20bと、に概念的に分けて描いてある。また、制御手段200は、表示情報出力源201と、表示処理回路202と、電源回路203と、タイミングジェネレータ204とを有することが好ましい。
また、表示情報出力源201は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等からなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ204によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等の形で表示情報を表示処理回路202に供給するように構成されていることが好ましい。
また、表示処理回路202は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路20bへ供給することが好ましい。さらに、駆動回路20bは、第1の電極駆動回路、第2の電極駆動回路及び検査回路を含むことが好ましい。また、電源回路203は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する機能を有している。
そして、本実施形態の電子機器であれば、実装部品の接続不良を検証するための検査用パターンにおける結線部が、配線パターンの形成状態を検査するための検査領域における、配線パターンの直線状部が配列された方向と重ならない領域に形成された液晶装置を備えるために、実装部品の接続不良及び配線パターンの形成不良の検査を、それぞれ正確に検査でき、表示不良の少ない電子機器とすることができる。
本発明によれば、実装部品の接続不良を検証するための検査用パターンにおける結線部が、配線パターンの形成状態を検査するための検査領域における、配線パターンの直線状部が配列された方向と重ならない領域に形成されていることにより、実装部品の接続不良及び配線パターンの形成状態の検査を正確に行うことができ、表示不良の少ない電気光学装置を提供することができる。したがって、液晶装置等の電気光学装置や電子機器、例えば、携帯電話機やパーソナルコンピュータ等をはじめとして、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電気泳動装置、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた電子機器、電子放出素子を備えた装置(FED:Field Emission DisplayやSCEED:Surface-Conduction Electron-Emitter Display)などに幅広く適用することができる。
第1実施形態の液晶装置の概略斜視図である。 第1実施形態の液晶装置の概略断面図である。 第1実施形態の液晶装置に使用される素子基板の平面図である。 (a)〜(b)は、それぞれ素子基板におけるドライバ実装領域周辺の拡大平面図及び断面図である。 配線パターンの形成状態の検査の一例を示す図である。 ドライバICの下部領域に検査領域及び検査用パターンを設けた状態を示す図である。 (a)〜(b)は、検査用パターンの結線部が、検査領域の直線状部が配列された方向と重なる領域に配置された状態を示す図である。 (a)〜(b)は、検査用パターンの配線部の配置位置について説明するために供する図である。 検査用パターンの変形例を示す図である。 (a)〜(b)は、それぞれ素子基板におけるフレキシブル回路基板の接続領域周辺の拡大平面図及び断面図である。 第2実施形態の液晶装置に使用される素子基板におけるドライバ実装領域周辺の拡大平面図である。 第3実施形態の電子機器の概略構成を示すブロック図である。 従来の電気特性検査を行うことができる電気光学パネルの構成を示す図である。 従来のTABの接続不良の検査を行う検査用導線を示す図である。
符号の説明
10:液晶装置、11:検査用パターン、12:配線部、13:結線部、14:表示信号用端子、15:検査用端子、16:バンプ、17:検査用バンプ、18:配線パターン、19:検査領域、21:液晶材料、22:プローブ、23:シール材、24:検査ピン、26:ドライバ実装領域、30:カラーフィルタ基板、31:ガラス基板、33:走査電極、37:着色層、41:樹脂層、45:配向膜、60:素子基板、60T:基板張出部、61:ガラス基板、63:画素電極、65:データ線、66:引回し配線、69:TFD素子、75:配向膜、91:ドライバIC、93:フレキシブル回路基板、97A:配線端子、98A:検査用配線端子

Claims (9)

  1. 複数の配線パターンを備えた電気光学装置用基板と、前記複数の配線パターンと電気的に接続される複数の表示信号出力用端子を備えた実装部品と、前記電気光学装置用基板に保持された電気光学物質と、を含む電気光学装置において、
    前記実装部品は、複数の検査用端子をさらに備え、
    前記電気光学装置用基板は、前記実装部品の実装領域又はその近傍に、前記複数の配線パターンの形成状態を検査するために、前記複数の配線パターンの直線状部が配列された検査領域を備えるとともに、前記複数の配線パターンと前記複数の表示信号出力用端子との接続不良を検証するための検査用パターンをさらに備え、
    前記検査用パターンは、前記複数の検査用端子のうち、少なくとも一つの前記検査用端子を隔てたいずれか二つにそれぞれ接続される、前記配線パターンの直線状部の延在方向に沿って延在する二つの配線部と、当該二つの配線部が結線される、前記直線状部が配列する方向に延在する結線部と、を含むとともに、当該結線部は、前記検査領域における前記直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記検査領域には、前記複数の配線パターンの直線状部が等間隔で配列されることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記検査用パターンの二つの配線部は、前記複数の配線パターンの直線状部が連続して配列されると想定した場合における、想定される直線状部の位置に対応してそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 前記実装部品が半導体素子であり、前記結線部が前記半導体素子の実装領域内に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 前記形成状態の検査は、それぞれ等間隔で配置された複数のピンを備えた複数系統のプローブを用いて行う検査であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 前記検査用パターンの二つの配線部は、前記複数系統のプローブのうちのいずれか一つの系統のプローブにおける、前記複数のピンにそれぞれ対応した位置に配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 前記二つの配線部が接続された二つの検査用端子は、前記形成状態の検査における前記プローブの系統数より一つ少ない数の検査用端子を隔てた検査用端子であることを特徴とする請求項5又は6に記載の電気光学装置。
  8. 複数の配線パターンを備えた電気光学装置用基板と、前記複数の配線パターンと電気的に接続される複数の表示信号出力用端子を備えた実装部品と、前記電気光学装置用基板に保持された電気光学物質と、を含む電気光学装置において、
    前記実装部品は、複数の検査用端子をさらに備え、
    前記電気光学装置用基板は、前記実装部品の実装領域又はその近傍に、前記複数の配線パターンの形成状態を検査するために、前記複数の配線パターンの直線状部が配列された検査領域を備えるとともに、前記複数の配線パターンと前記複数の表示信号出力用端子との接続不良を検証するための検査用パターンをさらに備え、
    前記検査用パターンは、前記複数の検査用端子のうち、少なくとも一つの前記検査用端子を隔てたいずれか二つにそれぞれ接続される、前記配線パターンの直線状部の延在方向に沿って延在する二つの配線部と、当該二つの配線部が結線される、前記直線状部が配列する方向に延在する結線部と、を含むとともに、前記検査用パターンは、前記検査領域における前記直線状部が配列する方向と重ならない領域に配置されることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項1〜8のうちのいずれか一項に記載された電気光学装置を備えた電子機器。
JP2005195809A 2005-07-05 2005-07-05 電気光学装置、及び電子機器 Expired - Fee Related JP4513674B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005195809A JP4513674B2 (ja) 2005-07-05 2005-07-05 電気光学装置、及び電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005195809A JP4513674B2 (ja) 2005-07-05 2005-07-05 電気光学装置、及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007017476A true JP2007017476A (ja) 2007-01-25
JP4513674B2 JP4513674B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=37754727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005195809A Expired - Fee Related JP4513674B2 (ja) 2005-07-05 2005-07-05 電気光学装置、及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4513674B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6296927A (ja) * 1985-10-24 1987-05-06 Seiko Epson Corp 液晶パネル
JPH06110072A (ja) * 1992-09-30 1994-04-22 Nec Corp 液晶表示装置
JPH095381A (ja) * 1995-06-22 1997-01-10 Sanyo Electric Co Ltd 液晶パネルと駆動回路素子の接続検査方法
JPH0926586A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2001156417A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Optrex Corp 回路基板間の接続状態検査用パターン
JP2002202733A (ja) * 2000-10-31 2002-07-19 Seiko Epson Corp 電気光学装置、その検査方法および電子機器
JP2003066067A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Seiko Epson Corp プローブユニット、検査装置、電気光学パネル基板の検査方法および電気光学装置の製造方法
JP2004184839A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Denso Corp 表示装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6296927A (ja) * 1985-10-24 1987-05-06 Seiko Epson Corp 液晶パネル
JPH06110072A (ja) * 1992-09-30 1994-04-22 Nec Corp 液晶表示装置
JPH095381A (ja) * 1995-06-22 1997-01-10 Sanyo Electric Co Ltd 液晶パネルと駆動回路素子の接続検査方法
JPH0926586A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2001156417A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Optrex Corp 回路基板間の接続状態検査用パターン
JP2002202733A (ja) * 2000-10-31 2002-07-19 Seiko Epson Corp 電気光学装置、その検査方法および電子機器
JP2003066067A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Seiko Epson Corp プローブユニット、検査装置、電気光学パネル基板の検査方法および電気光学装置の製造方法
JP2004184839A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Denso Corp 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4513674B2 (ja) 2010-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060066766A1 (en) Liquid crystal device and electronic apparatus
KR100637941B1 (ko) 액정 표시 장치 및 전자기기
JP4277777B2 (ja) 実装構造体、実装用基板、電気光学装置及び電子機器
US7187426B2 (en) Liquid crystal panel, liquid crystal device, and electronic apparatus
JP4581405B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2004235321A (ja) フレキシブル基板、フレキシブル基板の製造方法、および電気光学装置、ならびに電子機器
JP2006091059A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器
JP2007147949A (ja) 電気光学装置、及び電気光学装置の検査方法、電気光学装置の製造方法、並びに電子機器
JP4513674B2 (ja) 電気光学装置、及び電子機器
JP2006215224A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器
JP4082270B2 (ja) 電気光学装置及び電気光学装置の製造方法
JP4506169B2 (ja) 電気光学装置用基板、電気光学装置用基板の検査方法、電気光学装置、電気光学装置の検査方法及び電子機器
JP4608881B2 (ja) 電気光学措置用基板、電気光学装置及び電子機器
JP2008172117A (ja) 電気光学装置、電気光学装置用基板、半導体素子、及び電子機器
JP3273905B2 (ja) 液晶表示装置のアクティブマトリクス基板及びその検査方法
KR100636443B1 (ko) 전기 배선 구조, 전기 배선 구조의 제조 방법, 전기 배선구조를 구비한 전기 광학 장치용 기판 및 전기 광학 장치,및 전기 광학 장치의 제조 방법
JP2006317483A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の検査方法、及び電気光学装置の製造方法、並びに電子機器
JP2005208345A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器
JP2005266111A (ja) 電気光学装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器
JP4682516B2 (ja) 電気光学装置用基板、電気光学装置及び電子機器
JP2005215355A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器
JP2006078819A (ja) 電気光学装置の製造方法及び接触抵抗の検査方法
JP4779399B2 (ja) 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、実装構造体及び電子機器
JP2006091062A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器
JP2006106516A (ja) 電気光学装置用基板、電気光学装置及びその製造方法、並びに電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070328

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100503

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees