JP2007013731A - 画像形成方法、画像形成システム、画像形成装置、ドライバプログラム、情報処理装置、及びライセンス管理サーバ - Google Patents

画像形成方法、画像形成システム、画像形成装置、ドライバプログラム、情報処理装置、及びライセンス管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】 記憶媒体に印刷ジョブを格納し、他の装置で出力する際、環境の違いなどにより異なる結果が得られるという問題を解決すること。
【解決手段】 記憶媒体に印刷ジョブを格納する際、画像を処理するために必要な機器構成情報を同時に格納する。機器構成情報には画像を処理するためのアプリケーションとライセンスが含まれる。すなわち、記憶媒体にジョブを格納する際に、ジョブに必要なアプリケーションの仮ライセンスを一緒に格納する。他の複写機で、その記憶媒体からジョブを読出して実行する際に、仮ライセンスを用いてサーバから正式ライセンスを取得し、その正式ライセンスに基づいてアプリケーションを使用し、ジョブを適正に実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成方法、画像形成システム、画像形成装置、ドライバプログラム、情報処理装置、及びライセンス管理サーバに関するものである。
従来から、 使用にライセンスが必要なアプリケーションを用いて画像形成を行なう画像形成方法や画像形成装置が知られている。例えば、Java(登録商標)などを使用し、必要に応じてアプリケーションをインストールし、実行するプリンタや複写機などが存在する。
例として、特定の処理を行なうアプリケーションを、所定のサーバ上でライセンスに基づいて管理し、任意の位置にあるオフィス機器で随時ダウンロードし実行する技術が知られている(特許文献1参照)。
一方、ある装置を使って生成した印刷ジョブを記憶媒体に格納し、他の装置で、生成した装置と同等の出力を行ないたいという要求がある。
特開2000−330784号公報
しかし、従来の画像形成方法や画像形成装置では、アプリケーションの使用には、ライセンスが必要であるため、特定のアプリケーションを使用して実行できるジョブを、アプリケーションを使用できない他の装置に持ち込んでも、そのジョブを実行することはできなかった。
つまり、アプリケーションはライセンス管理が行われ、あるアプリケーションを用いて印刷ジョブを作成した場合には、同一のアプリケーションが使用できる装置でのみ印刷ジョブの実行が可能であった。作成した印刷ジョブを他の装置で実行する場合には、アプリケーションを含めて同一の印刷環境を用意する必要があった。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、作成した装置とは異なる装置で実行しようとする場合に、作成した装置と同じ環境での実行を実現できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
使用にライセンスが必要なアプリケーションを用いて画像形成を行なう画像形成方法であって、
第1の装置において、前記アプリケーションを必要とする印刷ジョブを記憶媒体に格納する際に、前記アプリケーションに対する仮ライセンスを発行する仮ライセンス発行工程と、
第1の装置において、前記印刷ジョブに、前記仮ライセンスを付加して前記記憶媒体に格納する格納工程と、
第2の装置において、前記記憶媒体から、前記印刷ジョブ及び前記仮ライセンスを読出し、前記仮ライセンスと引き替えに、サーバからライセンスを取得するライセンス取得工程と、
第2の装置において、取得した前記ライセンスに基づいてアプリケーションを使用して、前記印刷ジョブを実行する実行工程と、
を含むことを特徴とする。
第1画像形成装置と第2画像形成装置とを含む画像形成システムであって、
前記第1画像形成装置は、
第1ライセンスを条件として使用可能なアプリケーションと、
前記アプリケーションを使用して実現する印刷ジョブを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成された印刷ジョブと、前記アプリケーションに関する仮ライセンスとを記憶媒体に格納する格納手段と、
を備え、
前記第2画像形成装置は、
前記印刷ジョブが格納された記憶媒体から前記仮ライセンスを読出す手段と、
前記仮ライセンスを用いて前記サーバに対して前記アプリケーションの使用に必要な第2ライセンスを要求する手段と、
前記第2ライセンスを取得して、前記アプリケーションを使用し、前記印刷ジョブを実行する手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る装置は、
請求項2乃至12の何れかに記載の画像形成システムに用いられる画像形成装置。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
請求項2乃至12の何れかに記載の画像形成システムに用いられる第1画像形成装置に対して、前記記憶媒体への印刷ジョブの出力を指示するためのドライバプログラムであって、
コンピュータに、
画像データの出力指示時に、前記第1ライセンスの内容から前記第2ライセンスに移譲する内容を設定する工程を実行させることを特徴とする。
第1ライセンスを条件として使用可能なアプリケーションと、
前記アプリケーションを使用して実現する印刷ジョブを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成された印刷ジョブと、前記アプリケーションに関する仮ライセンスとを記憶媒体に格納する格納手段と、
前記印刷ジョブが格納された記憶媒体から前記仮ライセンスを読出す手段と、
前記仮ライセンスを用いて前記サーバに対して前記アプリケーションの使用に必要な第2ライセンスを要求する手段と、
前記第2ライセンスを取得して、前記アプリケーションを使用し、前記印刷ジョブを実行する手段と、
を備えることを特徴とする。
使用にライセンスが必要なアプリケーションを用いて画像形成装置に画像形成を実行させるためのドライバプログラムであって、
コンピュータに、
前記アプリケーションを必要とする印刷ジョブを、記憶媒体に格納する際に、仮ライセンスの発行を前記画像形成装置に依頼する仮ライセンス依頼工程と、
前記依頼に応じて発行された前記仮ライセンスを、前記画像形成装置から受信する受信工程と、
前記印刷ジョブに、受信した前記仮ライセンスを付加して記憶媒体に格納する格納工程と、
を実行させることを特徴とする。
使用にライセンスが必要なアプリケーションを用いて画像形成装置に画像形成を実行させる情報処理装置であって、
前記アプリケーションを必要とする印刷ジョブを、記憶媒体に格納する際に、仮ライセンスの発行を前記画像形成装置に依頼する仮ライセンス依頼手段と、
前記依頼に応じて発行された前記仮ライセンスを、前記画像形成装置から受信する受信手段と、
前記印刷ジョブに、受信した前記仮ライセンスを付加して記憶媒体に格納する格納手段と、
を備えることを特徴とする。
アプリケーションと、正規のライセンス発行処理により発行されたライセンスを識別するライセンス識別情報と、仮ライセンスから生成したライセンスを識別するライセンス識別情報と、をそれぞれ管理するライセンス識別情報データベースと、
仮ライセンスから正式ライセンスを生成するための生成手段と、
を有するライセンス管理サーバであって、
前記生成手段は、
ネットワークで接続された画像形成装置から、アプリケーション要求コマンドを受信すると、アプリケーション要求コマンドにともない送付された仮ライセンスに含まれる、元ライセンス識別情報、及び前記仮ライセンス識別情報がライセンス識別情報データベースに存在するかを判定し、
前記ライセンス識別情報データベースに元ライセンス識別情報が登録され、且つ前記仮ライセンス識別情報が登録されていない場合に限り、仮ライセンスと同じ識別情報を持つ正式ライセンスを生成し、
生成した正式ライセンスの識別情報をライセンス識別情報データベースに格納し、アプリケーションと共に前記画像形成装置に返信することを特徴とする。
印刷ジョブを、作成した装置とは異なる装置で実行しようとする場合に、作成した装置と同じ環境での実行を実現でき、画像形成の利便性が向上する。特にアプリケーションの部分的な使用を他の装置に許可することによって同じ環境を実現するが、ライセンスを管理するので、不正使用を防止できる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る画像形成装置の第1実施形態としての複写機を含むシステム構成図である。
第1、第2画像形成装置としての、複写機1001、1002は、原稿の読み取り、印刷、または、さまざまな装置に画像を送信する機能を有する。ファクシミリ1003は複写機1001の複写機が読み取ったデータを公衆回線1007を介して受信し、プリントする装置である。データベース/ライセンスサーバ1004は、複写機1001、1002上で動作するアプリケーションのライセンスを管理するコンピュータである。クライアントコンピュータ1005は複写機1001、1002に印刷を指示するコンピュータである。イーサネット(登録商標)1006は、複写機1001、複写機1002、データベース/ライセンスサーバ1004、クライアントコンピュータ1005を相互に接続するネットワークである。
複写機1001と複写機1002は、それぞれ異なるオフィス、あるいは遠隔地に存在する。またデータベース/ライセンスサーバ1004は、複写機1001と複写機1002の双方からイーサネット(登録商標)1006を介してアクセス可能である。このときの接続媒体については双方向通信可能なものであればいずれでも構わず、その接続媒体上において複写機1001、複写機1002、データベースサーバ1004、クライアントコンピュータ1005の相互間においてデータ送受信に使用されるプロトコルもHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)など既存のプロトコルのいずれでも構わず、まったく独自のアプリケーションプロトコルであっても構わない。また、クライアントコンピュータは、イーサネット(登録商標)1006上に複数接続されていてもよいことは言うまでもない。
図2は、複写機1001、1002の内部構成を示す図である。
コントローラユニット2000は画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095と接続し、一方ではLAN2011や公衆回線(WAN)2051接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。
CPU2001はシステム全体を制御するコントローラである。RAM2002はCPU2002が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリ、または各種アプリケーションが実行されるワークメモリでもある。ROM2003はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD2004はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データ、各種アプリケーション、複写機内で処理されるさまざまなジョブの履歴などを格納する。操作部インタフェイス2006は、タッチパネルを有した操作部(UI)2012とのインタフェースで、表示用の画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部2012から本システム使用者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。
ネットワークインタフェイス2010はLAN2011に接続し、情報の入出力を行う。モデム2050は公衆回線2051に接続し、情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス2007上に配置される。
イメージバスインタフェイス2005はシステムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060はPDLコードをビットマップイメージに展開する。
デバイスインタフェイス2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095とコントローラ2000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部2030は画像データの回転を行う。
画像圧縮部2040は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。リムーバブルメディアスロット2100は、メモリカード等の取り外し可能なデータ保存メディア(記憶媒体)が接続可能なスロットであり、画像データの格納や読み取りなどが可能である。本実施の形態では、記憶媒体としてメモリカードを使用するものとする。暗号・復号処理部2110は所定の鍵等を用いてデータの暗号化・複合化処理を行うハードウェアアクセラレータボードである。
図3は、複写機1001内のソフトウェア構成を示すブロック図である。データ受信部3001は、クライアントコンピュータ1005から依頼される印刷ジョブ等を受信する受信部である。ジョブ処理部3002は、受信した印刷ジョブなど、複写機1001上で実行される様々なジョブを管理実行する部分である。機器構成管理部3003は、ジョブの実行の際に必要となる機器の構成情報を管理する部分であり、ジョブの内容によってはジョブで使用された機器構成情報をジョブ処理部3002に通知するものである。
アプリケーション管理部3004は、複写機1001上でジョブ処理部3002でジョブ実行時に使用されるアプリケーションを管理する。アプリケーションおよびライセンスのインストール、アンインストールや、アプリケーションの起動、停止などの操作など、アプリケーションとアプリケーションのライフサイクルなどを管理する。ライセンス管理部3005は、アプリケーション毎に設定される有効期限や使用回数の上限などを管理する。仮ライセンス発行部3006は、機器構成管理部3003の依頼によりライセンス管理部3005の所定のライセンスから、仮ライセンスを生成・発行する。
図4は、複写機1001、1002がクライアントコンピュータ1005から、印刷ジョブを受信した際に行なう処理を示すフローチャートである。まず、ステップ4001で、クライアントコンピュータ1005からの印刷ジョブを、データ受信部3001を使用して受信する。
次に、ステップ4002において、受信したジョブがリムーバブルメディアスロット2100に装着されたメモリカードへの格納を指示しているかを、複写機1001、1002が判定する。指示されていればステップ4003に進み、そうでなければステップ4004でジョブ処理部3002において通常の印刷処理を行なう。ステップ4003では、複写機1001、1002が、印刷ジョブの内容に従い、メモリカードに画像データを生成・格納する。そして更にステップ4005に進み、複写機1001、1002が、画像データの生成・格納が正常に行なわれたかを判定する。正常に終了した場合はステップ4006に進み、そうでなければステップ4009に進む。ステップ4006では、複写機1001、1002が、機器構成管理部3003から印刷ジョブ実行時の機器構成情報を取得し、格納する。
ステップ4007では、ステップ4006の処理が正常に終了したかを判定し、正常に終了すればステップ4008に進み政情終了処理を行なう。そうでなければステップ4009に進みエラー終了処理を行なう。エラー終了処理には、メモリカードに格納した各種データの削除などが含まれるものとする。
図5は、図4のステップ4006における、機器構成情報の生成・格納処理を示すフローチャートである。
ステップ5001は、ステップ4003でジョブが実行され、画像データを生成する際に必要となった機器の構成要素の数を機器構成管理部3003から取得するステップである。尚、この画像データを生成する際に必要となった機器の構成要素の数とは、ジョブを実行する際に必要となる機器の構成要素の数を示し、ここではアプリケーションやハードウエア等を指す(図7参照)。ステップ5002は、構成要素数が0以外であることを判定するステップであり、構成要素が無ければステップ5013のその他の処理を実行し本フローチャートを終了する。構成要素があれば、ステップ5003に進み、画像データ生成時にアプリケーションを実行したかを検知する。実行していればステップ5004に進み、そうでなければステップ5005に進みその他の処理を実行する。ステップ5004では、アプリケーションに対応する仮ライセンスを生成する。すなわち、ライセンス管理部3005からアプリケーションに対応するライセンスを取得し、仮ライセンス発行部3006に仮ライセンスの発行処理を依頼する。
ステップ5006は仮ライセンスの生成が正常に終了したかを判定するステップであり、正常に終了していればステップ5007に進み、そうでなければステップ5008に進む。ステップ5007は仮ライセンスをメモリカードに格納するステップである。格納先の情報は機器構成情報に格納される。これにより、データ保存メディアを任意の画像形成装置に接続した際、アプリケーションを確実に使用できるライセンスを常に持ち運ぶこと可能になる。
ステップ5008はエラー処理を行なうステップであり、ステップ5004で生成した仮ライセンスの削除等を行なうステップである。ステップ5009は、ステップ5003以降の処理が正常に終了したかを判定するステップであり、正常に終了していればステップ5010に進み、そうでなければステップ5012に進む。
ステップ5010では、ステップ5001で取得した構成要素数であるn回の処理を行なったかを判定する。処理が完了していなければステップ5003に戻り、上記の処理を繰り返す。処理が完了していればステップ5011に進む。ステップ5011は正常終了処理を行なうステップである。ステップ5012はエラー終了処理を行なうステップである。
なお、本実施の形態では、ステップ5007で仮ライセンスを格納する際、所定の暗号鍵を用い暗号・複合処理2110によって暗号化を行なうものとする。これにより、データ保存メディアのライセンス情報のセキュリティを上げることが可能になる。
図6は、本実施形態のライセンス管理部3005で管理されている、特定のアプリケーションのライセンス情報6000を示したものである。ライセンス管理部3005では、アプリケーション1つ1つに対し、ライセンス情報6000を持っている。6001は、アプリケーションを一意に識別するアプリケーション識別情報である。本実施の形態では、アプリケーションには予め一意に識別可能な情報としてUUID(Universal Unique ID)が付加されており、それと同じ情報が示されているものとする。
6002は、ライセンスに対して一意に割り当てられるライセンス識別情報であり、本実施の形態ではUUIDを使用する。6003は、本ライセンスによりアプリケーションが利用可能な有効期限情報を示しており、本実施の形態では354日有効であることを示している。6004は、本ライセンスによりアプリケーションが印刷可能な印刷上限情報を示しており、本実施の形態では残り16495枚が印刷可能であることを示している。6005は、複写機1001を一意に識別するデバイス識別情報であり、本実施の形態ではUUIDを使用している。
なお、本実施の形態では装置を一意に識別する情報としてUUIDを使用するが、一意に識別可能であれば形式については、これに限定されるものではない。また、ライセンス情報はテキスト形式で管理されてもよいし、バイナリデータ、XMLデータなど保持される形式について特に制限するものではない。このように識別情報によって仮ライセンスを規定することにより、目的外にアプリケーションが使用されることを防止できるようになり、より厳密なライセンス管理が可能となる。
図7は、本実施形態のステップ4006で生成される機器構成情報7000の一部を示したものである。7001は、構成情報を生成した日付を示す。7002は機器構成情報7000で作成した画像データの識別情報を示す。本実施の形態ではUUIDを使用する。7003は機器構成情報7000に含まれるアプリケーション情報数を示す。本実施の形態では2つのアプリケーションが関連していることを示す。7004は1つ目のアプリケーションの仮ライセンスと仮ライセンスが格納されている場所を示す。7005は2つ目のアプリケーションの仮ライセンスと仮ライセンスが格納される場所を示す。7006は、機器構成情報7000に含まれるハードウエア構成情報数を示す。
図8は、ステップ5004で生成された仮ライセンス8000の情報を示したものである。8001は仮ライセンス8000が対応付けられるアプリケーションの識別情報を示す。8002はライセンスの内容が移譲された第1ライセンスとしての元ライセンスの識別情報を示す。8003は仮ライセンス8000を一意に識別する情報である。8004は、本ライセンスによりアプリケーションが利用可能な有効期限情報を示しており、本実施の形態では1日有効であることを示している。8005は、本ライセンスによりアプリケーションが印刷可能な印刷上限情報を示しており、本実施の形態では残り100枚が印刷可能であることを示している。8006は、元ライセンスにより処理可能な画像データの識別情報を示す。
仮ライセンス発行部3006で仮ライセンスを生成する場合、ライセンス情報6000から仮ライセンス8000を生成する。その際、ライセンス情報6000の有効期限情報6003、および印刷上限情報6004から、仮ライセンス8000に記載される有効期限情報8004、および印刷上限情報8005が差し引かれる。これにより、画像形成装置のアプリケーションに与えられたライセンスの範囲内で、他の画像形成装置においてもアプリケーションが使用できるようになる。
次に、複写機1001でメモリカードに格納したデータを複写機1002にアップロードする際の処理を示す。図9は、複写機1002のソフトウェア構成を示すブロック図である。
メモリカード管理部9001は、リムーバブルメディアスロット2100に挿入されるメモリカードを制御する部分であり、メモリカードの挿入を検知すると、機器構成情報7000や画像データを検索し所定の処理を行なう。ジョブ処理部9002は、メモリカードに格納された画像データの印刷など、複写機1001上で実行される様々なジョブを管理実行する部分である。機器構成管理部9003は、メモリカード管理部9001が検出した機器構成情報7000の情報と機器の現在の構成などを比較し、差分を検出する。アプリケーション管理部9004は、複写機1002上でジョブ処理部9002でジョブ実行時に使用されるアプリケーションを管理する。アプリケーションおよびライセンスのインストール、アンインストールや、アプリケーションの起動、停止などの操作など、アプリケーションとアプリケーションのライフサイクルなどを管理する。ライセンス管理部9005は、アプリケーション毎に設定される有効期限や使用回数の上限などを管理する。正式ライセンス取得部9006は、メモリカード管理部9001から通知された機器構成情報7000に含まれる仮ライセンスを元にライセンスサーバ1004に対して正式なライセンスを依頼し取得する。
図10は、本実施の形態の複写機1002にメモリカードが挿入された際のメモリカード管理部9001の処理を示すフローチャートである。
まず、ステップ10001において、メモリカードから機器構成情報7000を検索する。本実施の形態では、所定の形式で格納され、検索可能であれば、機器構成情報7000のファイル名や拡張子等について特に限定するものではない。次に、ステップ10002では、ステップ10001の検索の結果、機器構成情報7000が見つかったを判定する。見つかった場合はステップ10003に進み、そうでなければ本フローの処理を終了する。更にステップ10003では、機器構成情報7000のアプリケーション情報数7003を取得する。
次に、ステップ10004では、アプリケーション情報数7003が0か否かを確認する。0でなければステップ10005に進み、0であればステップ10015に進む。ステップ10005は、仮ライセンス格納情報7005を解析し、メモリカード上の所定の位置から仮ライセンス8000を読み込むステップである。本ステップにおいて、所定の複合鍵を使い暗号・復号処理部2110において複合化を行なうものとする。また、本ステップにおいて、仮ライセンス8000からアプリケーションを一意に識別するアプリケーション識別情報8001を取得する。
次に、ステップ10006において、ステップ10005で取得したアプリケーション識別情報がアプリケーション管理部3004内にインストールされているかを判定する。未インストールであればステップ10007に、そうでなければステップ10013に進む。
ステップ10007では、第2ライセンスとしての正式ライセンスを取得する。すなわち、正式ライセンス取得部9006を介してネットワーク上のライセンスサーバ1004に仮ライセンスと、複写機1002の識別情報を送信し、アプリケーションと、正式なライセンスを取得する。なお、本実施の形態では、複写機1002の識別情報は、abcdabcd−45674567−abcdabcd−45674567であるものとする。
次にステップ10008では、アプリケーションと正式ライセンスの取得に成功したかを判定する。成功していればステップ10009に進み、そうでなけばステップ10012に進む。ステップ10009では、アプリケーションのインストール及び起動を行なう。即ち、ステップ10007で取得したアプリケーションと正式ライセンスを使用してインストールし、起動する。なお、本実施の形態の複写機1002では、インストールするアプリケーションが保持するアプリケーション識別情報と、ライセンス内のアプリケーション識別情報が一致すること、ライセンス識別情報が存在すること、デバイス識別情報が複写機1002のデバイス識別情報と一致すること、を最低条件としている。
次にステップ10010に進み、インストール・起動処理に成功したかを判定する。成功している場合はステップ10011に、そうでなければステップ10012に進む。ステップ10011は、メモリカード上の仮ライセンス8000を削除するステップであり、本メモリカードを使用して再度同じ処理ができないようにするステップである
一方、ステップ10012はで、エラー処理を行なう。具体的には、メモリカードから読み込んだ各種情報のクリアや、複写機1002の操作部2012に表示するなどの処理を行なう。本ステップ終了後は、ステップ10014に進む。
ステップ10013は、機器構成情報7000のアプリケーション情報数7003の数だけ処理を実行したかを判定するステップであり、全て処理していなければステップ10005に戻り処理を継続する。そうでなければステップ10014に進み、その他の処理を行い、本フローチャートの処理を終了する。
図11は、ライセンスサーバ1004で管理されるアプリケーションとライセンスを管理するDBの一部を例示したのもである。なお、本実施の形態ではライセンス管理のみ解説するが、他の機能を含んでいてもよい。また、図示した内容がどのようなデータでDB内で保持されるかについて、特に限定するものではない。
11000は、本実施形態のアプリケーション管理情報のルートを示すものであり、本DB内の情報はこの情報から随時検索されるものとする。11001は、アプリケーション情報であり、アプリケーションを一意に識別する情報や、アプリケーション名などアプリケーションに関する情報が格納されている。11002は、正式ライセンス情報であり、アプリケーションを購入するなど、通常のルートで発行されたライセンスに関する情報が格納されている。11003は、仮ライセンスから正式ライセンスへの変換を行い発行した仮−正式ライセンス情報であり、ステップ10008で依頼された処理の結果、発行したライセンスに関する情報が格納されている。
本実施の形態のDBでは、上記の情報がアプリケーション毎に複数管理されているものとする。
図12は、ステップ10007で、アプリケーションと正式ライセンスの発行を依頼した際の、ライセンスサーバ1004の処理を示すフローチャートである。ステップ12001は、ネットワークを介して送信されたアプリケーションと正式ライセンス発行要求コマンドと、それに付随する情報を受信するステップである。
ステップ12002は、ステップ12001で受信した仮ライセンス8000から、元ライセンス情報8002を取得し、その識別情報が正式ライセンス情報11002に存在するかを検索するステップであり、存在する場合はステップ12003に進み、そうでなかければステップ12007に進む。ステップ12003は、ステップ12001で受信した仮ライセンス8000から、仮ライセンス情報8003を取得し、その識別情報が仮−正式ライセンス情報11003に存在するかを検索するステップであり、存在しない場合はステップ12004に進み、存在すればステップ12007に進む。
ステップ12004は、ステップ12001で受信した仮ライセンスと、複写機1002の識別情報(abcdabcd−45674567−abcdabcd−45674567)から正式ライセンスを生成するステップである。12005は、ステップ12004で作成した正式ライセンスの情報をDBに登録するステップであり、所定のアプリケーション情報、および正式ライセンス情報に関連して仮−正式ライセンス情報として登録される。
ステップ12006は、アプリケーションと生成した正式ライセンスとを依頼元に返信するステップであり、ネットワークを介して複写機1002の正式ライセンス取得部9006に返信する。ステップ12007は、エラーを返信するステップであり、正式ライセンスの発行の拒否を通知する。なお、通知するエラーの詳細について、特に制限するものではない。ステップ12008は、上記ステップの履歴を記憶するステップである。
図13は、ステップ12004で生成した正式ライセンスを図示したものである。13001は仮ライセンス8001に対応するアプリケーションの識別情報を示す。13002は、本ライセンスを一意に識別する情報であり、仮ライセンス8003に相当する。13003は、本ライセンスによりアプリケーションが利用可能な有効期限情報を示しており、本実施の形態では1日有効であることを示している。また、本情報は仮ライセンス8004に相当する。13004は、本ライセンスによりアプリケーションが印刷可能な印刷上限情報を示しており、本実施の形態では残り100枚が印刷可能であることを示している。また、本情報は、仮ライセンス8005に相当している。13005は、複写機1002を一意に識別するデバイス識別情報である。13006は、本ライセンスにより処理可能な画像データの識別情報を示す。
図14は、クライアントコンピュータ1005から複写機1001に対しメモリカードへの印刷データの格納を指示する際、ライセンス内容を移譲するためのライセンス分割画面14000を示したものである。
14001は、現在の有効期限内容を示し、複写機1001のライセンス管理部3005で管理される所定のアプリケーションのライセンス情報6000から有効期限情報6003を取得し表示しているものである。14002は、メモリカードに格納した印刷データを印刷する際に使用するアプリケーションのためのライセンスに使用する有効期限を入力する入力フィールドである。14003は、現在の有効期限14001から分割する有効期限14002の情報を引いた値を表示するフィールドである。14004は、現在の印刷上限内容を示し、複写機1001のライセンス管理部3005で管理される所定のアプリケーションのライセンス情報6000から印刷上限情報6004を取得し表示しているものである。14005は、メモリカードに格納した印刷データを印刷する際に使用するアプリケーションのためのライセンスに使用する印刷場減数を入力する入力フィールドである。14006は、現在の印刷上限14004から分割する印刷上限14005の情報を引いた値を表示するフィールドである。14007は、本画面の設定で確定したことを示すボタンであり、有効期限14002、印刷上限14005の内容で仮ライセンスを生成する指示を含んだ印刷処理を複写機1001に指示することが確定する。14008は、本画面の設定内容をキャンセルし、図外の画面に戻ることを指示するボタンである。
上記実施形態によれば、
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。本実施形態では、第1実施形態のように複写機1001のリムーバブルメディアスロット2100に格納させるのではなく、クライアントコンピュータ1005のメモリスロットに装着されたメモリにジョブを格納するものである。
図15は、本実施形態の複写機1001がクライアントコンピュータ1005から、印刷ジョブを受信した際のフローチャートである。まず、ステップ15001において、クライアントコンピュータ1005からの印刷ジョブを、データ受信部3001を使用して受信する。
次にステップ15002に進み、受信したジョブがクライアントコンピュータ1005のメモリカードへの格納を指示しているかを判定する。指示されていればステップ15003に進み、そうでなければステップ15004でジョブ処理部3002において通常の印刷処理を行なう。ステップ15003では、印刷ジョブの内容に従い、画像データを生成する。次にステップ15005に進み、画像データの生成・格納が正常に行なわれたかを判定する。正常に終了した場合はステップ15006に進み、そうでなければステップ15009に進む。
ステップ15006では、機器構成管理部3003から、印刷ジョブ実行時の機器構成情報を取得し生成する。ステップ15007では、ステップ15003、および15006で生成した画像データおよび機器構成情報をクライアントコンピュータ1005に送信する。更にステップ15008に進み、ステップ15007の処理が正常に終了したかを判定する。正常に終了すればステップ15009に進み政情終了処理を行なう。そうでなければステップ15010に進みエラー終了処理を行なう。エラー終了処理には、生成した各種データの削除などが含まれるものとする。
本実施の形態で、クライアントコンピュータ1005のメモリカードに格納されたデータは、第1実施形態の複写機1002、ライセンスサーバ1004で同じように使用できる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る画像形成装置の第3実施形態としてのMFP(Multiple Function Peripheral)について説明する。図16は、本実施形態に係るMFPが使用されるシステム環境を示す構成図である。同図において、100はネットワーク、101はパーソナルコンピュータ(PC)、102はPCに接続して利用するメモリデバイス、110、120は画像形成装置としてのMFPである。また、130はMFP110、120で使用するアプリケーションソフトウェアを管理し、必要な時にソフトウェアのダウンロードを可能とするサーバである。さらに、140はMFP110、120で使用するアプリケーションソフトウェアのライセンスを管理するライセンスサーバである。
図17は、MFP110、120の構成およびPC101の構成を示した図である。同図において、103はPC101のシリアルインタフェースであるUSBインタフェースである。211はMFP110、120全体を制御するためのCPU、212はCPU211の動作プログラムやフォントデータが格納されているROM、213はCPU211が動作するために使用したり、PC101から送られた印刷データをビットマップに変換して一時的に格納しておく為のRAMである。214はネットワーク100との通信を行うネットワークインタフェース部、215はMFPの設定情報等を格納しておく為の不揮発性メモリであるEEPROMである。また、216は実際に紙に印刷を行うエンジン部分との通信を行うエンジンインタフェース部、217はMFPのパネル部との通信を行うパネルインタフェース部、218は接続されたUSBデバイスと通信を行う為のUSBインタフェース部、220は実際に紙に印刷を行う記録部、221はパネル部である。
以下、PC101で印刷データを作成し、作成した印刷データをメモリデバイス102に格納し、メモリデバイス102に格納された印刷データをMFP120で印刷する場合の処理について説明する。図18は、この場合のPC101の動作を示すフローチャートであり、図19は、この場合のMFP110における印刷データ作成時の動作を示すフローチャートである。
PC101から印刷する為のデータを指定し印刷ファイルの作成を実行すると、PC101上のプリンタドライバはバーコードを含むデータの処理を実施するために、まずデータを調査し(S301)、そのデータがPCでのみ印刷データが作成可能かを判断する(S302)。PCで処理が可能な場合にはPC101で印刷ファイルを作成する(S303)が、PCで処理が不可能な場合には指定されたMFP110に対してデータを送信すると共に印刷ファイルを作成することを通知する(S304)。そしてPC101はMFP110に送信したデータからファイルを作成する(S305)。
次に、図19において、MFP110は、ネットワークインタフェイス214を通してデータを受信(S401)し、CPU211にデータ受信を通知する。CPU211はネットワークインタフェイス214で受信されたデータをRAM213に転送する(S402)。ネットワークインタフェイス214で受信されたデータをRAM213に全てのデータを転送した(S403)ところでCPU211は受信したデータを調べ(S404)、アプリケーションソフトウェアの処理が必要かどうかを調べる(S405)。バーコードデータがあった場合には、そのバーコードデータ用のアプリケーションソフトウェアのライセンスIDを検索する(S406)。バーコードデータ用のアプリケーションソフトウェアのライセンスID(バーコードの印刷許容)がある場合には(S407)、CPU211はEEPROM215からライセンスIDを読み出し、サーバ130に対してライセンスIDを送信しアプリケーションソフトウェアのテンポラリライセンス情報(仮ライセンス)の作成を依頼する(S408)。そしてサーバ130はライセンスサーバ140ライセンスIDを送りテンポラリライセンス情報の作成を依頼する。ライセンスサーバ140において許可されると、サーバ130はテンポラリライセンスID情報を作成しMFP110に送信する(S410)。ライセンスサーバ140において許可されない場合にはサーバ130はMFP110に対してテンポラリライセンスID情報の作成ができないことを通知する(S409)。
テンポラリのライセンスID情報を受信したMFP110は、PC101に対して送信されたデータを印刷するのに必要となる装置情報、この場合はバーコードデータ処理のアプリケーションソフトウェアのテンポラリライセンス情報を設定情報として送信する。またこの設定情報に装置側における設定、例えば色処理に関する設定等を入れることも考えられる。
PC101はこの設定情報を受信すると(S307)、MFP110に出力したデータをファイルにし、MFP110から受信した設定情報を印刷データのヘッダとして追加したファイルを作成する(S308)。ユーザは作成された印刷データをメモリデバイス102へコピーする。MFP110は、サーバ130からテンポラリライセンスID情報の作成ができないことを通知されると、ユーザにエラーを通知する(S306)。
次にユーザは、このように印刷データが格納されたメモリデバイス102を、MFP120に接続する。図20は本実施形態におけるMFP120における印刷時の動作を示すフローチャートである。
メモリデバイス102がMFP120に接続される−USBインタフェイス部218に接続されると、CPU211はデバイスがUSBインタフェイス部218に接続されたことを検出し(S501)、メモリデバイス102からファイル情報を読み出し、読み出した情報をパネルインタフェイス部217を通してパネル部221に表示する(S502)。ユーザが印刷するデータを指定し印刷処理を指定すると(S503)、CPU211はパネル部221からの入力をパネルインタフェイス部217を通して認知し、USBインタフェイス部218から指定されたファイルデータを読み出し、RAM213に転送する(S504)。
CPU211は印刷データを調べ(S505)、ヘッダ情報から印刷に必要なアプリケーションソフトウェアを知り、装置内にバーコード処理のアプリケーションソフトウェアが格納されているかを調べる(S506)。装置内にない場合にはヘッダ内に格納されたテンポラリライセンスID情報をサーバ130に送信し、アプリケーションソフトウェアのダウンロードを依頼する(S507)。サーバ130はテンポラリライセンスID情報をライセンスサーバ140に送りダウンロードの可否を確認する。テンポラリライセンスID情報が正しいと確認されるとダウンロード可能の返事がサーバ130に送られ、サーバ130からはMFP120に対してアプリケーションソフトウェアのデータが送られる。ネットワークインタフェイス214を通してアプリケーションプログラムを受信するとCPU211はRAM213に対してソフトウェアを転送する(S508)。
次にCPU211はダウンロードしたアプリケーションソフトウェアに格納されている印刷データの処理を依頼する(S509)。CPU211はバーコード処理のアプリケーションソフトウェアを実行し、印刷データ内で見つけたバーコードデータをグラフィックスデータに変換し書き換える(S510)。全てのデータに対する処理を終えると通常の処理プログラムに処理を戻す。次にCPU211は印刷データのコードデータをビットマップデータに変換し(S511)RAM213上に格納する。CPU211は1ページ分の印刷データからビットマップデータの作成を終えると(S512)、エンジンインタフェイス部216に設定を行い起動する(S513)。
エンジンインタフェイス部216は記録部220と同期を取りながら、RAM213上に格納されているビットマップデータを読み出し記録部220へ転送する。記録部220では転送されたデータに基づいて印刷を行う。次のページのデータがあれば同様にしてCPU211は印刷データのコードデータをビットマップデータに変換し、エンジンインタフェイス部216に設定を行い起動、エンジンインタフェイス部216は記録部220と同期を取りながら、RAM213上に格納されているビットマップデータを読み出し記録部220へ転送する。記録部220では転送されたデータに基づいて紙に印刷を行う。
全ての印刷が終了すると(S514)、CPU211はUSBインタフェイス部218に接続されているメモリデバイス102内の印刷データにおけるテンポラリライセンスID情報を無効なデータに書き変える(S515)。
本実施形態ではアプリケーションソフトウェアの動作例としてバーコードデータの処理を挙げたが、例えばカラー印刷装置であれば装置毎の色処理や暗号化されたデータの復号化などの動作も考えられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1画像形成装置を用いて作成した印刷ジョブを第2画像形成装置で実行する場合に、第2画像形成装置でも、第1画像形成装置と同じ環境、同じ処理によって、印刷ジョブを実行することが可能となる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態ではアプリケーションソフトウェアをダウンロードできない環境を考慮した動作について説明する。他のシステム構成及び装置構成については、上記第3実施形態と同様であるため、同じ構成については同じ符号を用いてその説明を省略する。
図21は本実施形態におけるPC101の動作のフローチャートである。PC101から印刷する為のデータを指定し印刷ファイルの作成を実行すると、PC101上のプリンタドライバはバーコードを含むデータの処理を実施するために、先ずデータを調査し(S601)、そのデータがPCでのみ印刷データが作成可能かを判断する(S602)。PCで処理が可能な場合にはPC101で印刷ファイルを作成する(S603)が、PCで処理が不可能な場合には指定されたMFP110に対してデータを送信すると共に印刷ファイルを作成することを通知する(S604)。そしてPC101はMFP110に送信したデータからファイルを作成する(S605)。
次に、図19と同様の処理により、MFP110は、サーバ130に対し、アプリケーションソフトウェアの持ち出し許可を要求する。
アプリケーションソフトウェアの持ち出し許可を受信したMFP110は、PC101に対して送信されたデータに、印刷するのに必要となる装置情報と、使用するアプリケーションソフトウェアを加えて送信する。この場合はバーコードデータ処理のアプリケーションソフトウェアのテンポラリライセンス情報と、アプリケーションソフトウェアとを設定情報として送信する(S607)。PC101はMFP110に出力した印刷データをファイルにし、MFP110から受信した設定情報とアプリケーションソフトウェアを印刷データのヘッダとして追加したファイルを作成する(S608)。ユーザは作成された印刷データをメモリデバイス102へコピーする。
ライセンスサーバ140においてアプリケーションンソフトウェアの使用もしくは持ち出しが許可されない場合には、サーバ130はMFP110に対してその旨を通知する。この場合、PC101では、ユーザにエラー通知を行なう(S606)。
次にユーザは前述した印刷データの格納されたメモリデバイス102をMFP120に接続する。図22A、Bは本実施形態におけるMFP120における印刷時の動作のフローチャートである。
メモリデバイス102がUSBインタフェイス部218に接続されると、CPU211はデバイスがUSBインタフェイス部218に接続されたことを検出し(S701)、メモリデバイス102からファイル情報を読み出し、読み出した情報をパネルインタフェイス部217を通してパネル部221に表示する(S702)。ユーザが印刷するデータを指定し印刷処理を指定すると(S703)、CPU211はパネル部221からの入力をパネルインタフェイス部217を通して認知し、USBインタフェイス部218から指定されたファイルデータを読み出し、RAM213に転送する(S704)。
CPU211は印刷データを調べ(S705)、ヘッダに付けられているアプリケーションソフトウェアで印刷処理が可能かどうかを判断し(S706)、印刷処理が可能であればアプリケーションソフトウェアを登録する(S709)。追加のアプリケーションソフトウェアのダウンロードが必要だと判断した場合には(S706)、ヘッダ内に格納されたテンポラリライセンスID情報をサーバ130に送信し、アプリケーションソフトウェアのダウンロードを依頼する(S707)。
サーバ130は、テンポラリライセンスID情報をライセンスサーバ140に送りダウンロードの可否を確認する。テンポラリライセンスID情報が正しいと確認されるとダウンロード可能の返事がサーバ130に送られ、サーバ130からはMFP120に対してアプリケーションソフトウェアのデータが送られる。ネットワークインタフェイス214を通してアプリケーションプログラムを受信するとCPU211はRAM213に対してソフトウェアを転送する(S708)。そしてアプリケーションソフトウェアを登録する(S709)。
次に図22Bに進み、CPU211は、登録したバーコード処理のアプリケーションソフトウェアを実行し、印刷データ内で見つけたバーコードデータをグラフィックスデータに変換し書き換える(S710)。全てのデータに対する処理を終えると通常の処理プログラムに処理を戻す。次にCPU211は印刷データのコードデータをビットマップデータに変換し(S711)RAM213上に格納する。CPU211は1ページ分の印刷データからビットマップデータの作成を終えると(S712)、エンジンインタフェイス部216に設定を行い起動する(S713)。
エンジンインタフェイス部216は記録部220と同期を取りながら、RAM213上に格納されているビットマップデータを読み出し記録部220へ転送する。記録部220では転送されたデータに基づいて紙に印刷を行う。次のページのデータがあれば同様にしてCPU211は印刷データのコードデータをビットマップデータに変換し、エンジンインタフェイス部216に設定を行い起動、エンジンインタフェイス部216は記録部220と同期を取りながら、RAM213上に格納されているビットマップデータを読み出し記録部220へ転送する。記録部220では転送されたデータに基づいて紙に印刷を行う。
全ての印刷が終了すると(S714)、CPU211はUSBインタフェイス部218に接続されているメモリデバイス102内の印刷データにおけるテンポラリライセンスID情報を無効なデータに書き変える(S715)。
本実施形態によれば、第1画像形成装置を用いて作成した印刷ジョブを第2画像形成装置で実行する場合に、第2画像形成装置がネットワークやサーバに繋がっていなくても、第1画像形成装置と同じ環境、同じ処理によって、印刷ジョブを実行することが可能となる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態として、アプリケーションソフトウェアのライセンス管理が異なるサーバで行われている場合について説明する。アプリケーションソフトウェアのライセンス管理が異なるサーバで行われていること以外は、上述の第3実施の形態と同様であるため、同じ構成や処理については同じ符号を付してその説明を省略する。
図23は、本実施形態に係るシステムの構成図である。同図において、100はネットワーク、101はパーソナルコンピュータ(PC)、102はPC101に接続して利用するメモリデバイス、110、120は印刷装置であるMFPである。130はMFP110、120で使用するアプリケーションソフトウェアを管理し、必要な時にソフトウェアのダウンロードを可能とするサーバ、140はMFP110やMFP120で使用するアプリケーションソフトウェアのライセンスを管理するライセンスサーバである。150はMFP120で使用するアプリケーションソフトウェアを管理し、必要な時にソフトウェアのダウンロードを可能とするサーバである。
PC101から印刷する為のデータを指定し印刷ファイルの作成を実行すると、PC101上のプリンタドライバはバーコードを含むデータの処理を実施するために、先ずデータを調査し(S301)、そのデータがPCでのみ印刷データが作成可能かを判断する(S302)。PCで処理が可能な場合にはPC101で印刷ファイルを作成する(S303)が、PCで処理が不可能な場合には指定されたMFP110に対してデータを送信すると共に印刷ファイルを作成することを通知する(S304)。そしてPC101はMFP110に送信したデータをファイルとして作成する(S305)。
MFP110では受信したデータをMFP110はネットワークインタフェイス214を通してデータを受信(S401)し、CPU211にデータ受信を通知する。CPU211はネットワークインタフェイス214で受信されたデータをRAM213に転送する(S402)。ネットワークインタフェイス214で受信されたデータをRAM213に全てのデータを転送した(S403)ところでCPU211は受信したデータを調べ(S404)、アプリケーションソフトウェアの処理が必要かどうかを調べる(S405)。バーコードデータがあった場合には、アプリケーションソフトウェアの処理が必要と判断し、アプリケーションソフトウェアのライセンスIDを検索する(S406)。
バーコードデータ用のアプリケーションソフトウェアのライセンスIDがある場合には(S407)、CPU211はEEPROM215からライセンスIDを読み出し、サーバ130に対してライセンスIDを送信しアプリケーションソフトウェアのテンポラリライセンス情報の作成を依頼する(S408)。そしてサーバ130はライセンスサーバ140ライセンスIDを送りテンポラリライセンス情報の作成を依頼する。ライセンスサーバ140において許可されると、サーバ130はテンポラリライセンスID情報を作成しMFP110に送信する(S410)。ライセンスサーバ140において許可されない場合にはサーバ130はMFP110に対してテンポラリライセンスID情報の作成ができないことを通知する(S409)。
テンポラリのライセンスID情報を受信したMFP110は、PC101に対して送信されたデータを印刷装置で印刷するのに必要となる装置情報、この場合はバーコードデータ処理のアプリケーションソフトウェアのテンポラリライセンス情報を設定情報として送信する。PC101は、この設定情報を受信すると(S308)、MFP110に出力したデータをファイルにし、MFP110から受信した設定情報を印刷データのヘッダとして追加したファイルを作成する(S308)。ユーザは作成された印刷データをメモリデバイス102へコピーする。PC101が設定情報を受信しない場合には、ユーザにエラーを通知する(S306)。
次にユーザは前述した印刷データの格納されたメモリデバイス102をMFP120に接続する。メモリデバイス102がMFP120に接続される−USBインタフェイス部218に接続されると、CPU211はデバイスがUSBインタフェイス部218に接続されたことを検出し(S501)、メモリデバイス102からファイル情報を読み出し、読み出した情報をパネルインタフェイス部217を通してパネル部221に表示する(S502)。ユーザが印刷するデータを指定し印刷処理を指定すると(S503)、CPU211はパネル部221からの入力をパネルインタフェイス部217を通して認知し、USBインタフェイス部218から指定されたファイルデータを読み出し、RAM213に転送する(S504)。
CPU211は印刷データを調べ(S505)、ヘッダ情報から印刷に必要なアプリケーションソフトウェアを知り、装置内にバーコード処理のアプリケーションソフトウェアが格納されているかを調べる(S506)。装置内にない場合にはヘッダ内に格納されたテンポラリライセンスID情報をサーバ150に送信し、アプリケーションソフトウェアのダウンロードを依頼する(S507)。サーバ150では送信されたテンポラリライセンスID情報を確認し、正しいライセンスであることを確認すればMFP120に対してアプリケーションソフトウェアのデータが送るが、正しいと判断できない場合にはエラーを通知する。ネットワークインタフェイス214を通してアプリケーションプログラムを受信するとCPU211はRAM213に対してソフトウェアを転送する(S508)。
次にCPU211はダウンロードしたアプリケーションソフトウェアに格納されている印刷データの処理を依頼する(S509)。CPU211はバーコード処理のアプリケーションソフトウェアを実行し、印刷データ内で見つけたバーコードデータをグラフィックスデータに変換し書き換える(S510)。全てのデータに対する処理を終えると通常の処理プログラムに処理を戻す。次にCPU211は印刷データのコードデータをビットマップデータに変換し(S511)RAM213上に格納する。CPU211は1ページ分の印刷データからビットマップデータの作成を終えると(S512)、エンジンインタフェイス部216に設定を行い起動する(S513)。
エンジンインタフェイス部216は記録部220と同期を取りながら、RAM213上に格納されているビットマップデータを読み出し記録部220へ転送する。記録部220では転送されたデータに基づいて紙に印刷を行う。次のページのデータがあれば同様にしてCPU211は印刷データのコードデータをビットマップデータに変換し、エンジンインタフェイス部216に設定を行い起動、エンジンインタフェイス部216は記録部220と同期を取りながら、RAM213上に格納されているビットマップデータを読み出し記録部220へ転送する。記録部220では転送されたデータに基づいて紙に印刷を行う。
全ての印刷が終了すると(S514)、CPU211はUSBインタフェイス部218に接続されているメモリデバイス102内の印刷データにおけるテンポラリライセンスID情報を無効なデータに書き変える(S515)。
本実施形態によれば、第1画像形成装置を用いて作成した印刷ジョブを第2画像形成装置で実行する場合に、第2画像形成装置が第1画像形成装置と同じネットワークに属していなくても、第1画像形成装置と同じ環境、同じ処理によって、印刷ジョブを実行することが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置のシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置のシステムブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置のソフトウェアブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の印刷ジョブ受信時のフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の利き構成情報生成フローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の特定アプリケーションのライセンス情報である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置で生成される機器構成情報である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置で生成される仮ライセンスである。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置のソフトウェアブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置のメモリカード挿入時のフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るライセンスサーバのデータベースの一部を図示下のものである。 本発明の第1実施形態に係るライセンスサーバのフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るライセンスサーバで発行されたライセンスである。 本発明の第1実施形態に係るドライバのライセンス移譲処理画面である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の印刷ジョブ受信時のフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るシステムの構成図である。 本発明の第3実施形態に係るMFP110、120およびPC101の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るPC101の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るMFP110における印刷データ作成時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るMFP120における印刷時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係るPC101の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係るMFP120における印刷時の動作のフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係るMFP120における印刷時の動作のフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係るシステムの構成図である。

Claims (19)

  1. 使用にライセンスが必要なアプリケーションを用いて画像形成を行なう画像形成方法であって、
    第1の装置において、前記アプリケーションを必要とする印刷ジョブを記憶媒体に格納する際に、前記アプリケーションに対する仮ライセンスを発行する仮ライセンス発行工程と、
    第1の装置において、前記印刷ジョブに、前記仮ライセンスを付加して前記記憶媒体に格納する格納工程と、
    第2の装置において、前記記憶媒体から、前記印刷ジョブ及び前記仮ライセンスを読出し、前記仮ライセンスと引き替えに、サーバからライセンスを取得するライセンス取得工程と、
    第2の装置において、取得した前記ライセンスに基づいてアプリケーションを使用して、前記印刷ジョブを実行する実行工程と、
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  2. 第1画像形成装置と第2画像形成装置とを含む画像形成システムであって、
    前記第1画像形成装置は、
    第1ライセンスを条件として使用可能なアプリケーションと、
    前記アプリケーションを使用して実現する印刷ジョブを生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された印刷ジョブと、前記アプリケーションに関する仮ライセンスとを記憶媒体に格納する格納手段と、
    を備え、
    前記第2画像形成装置は、
    前記印刷ジョブが格納された記憶媒体から前記仮ライセンスを読出す手段と、
    前記仮ライセンスを用いて前記サーバに対して前記アプリケーションの使用に必要な第2ライセンスを要求する手段と、
    前記第2ライセンスを取得して、前記アプリケーションを使用し、前記印刷ジョブを実行する手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  3. 前記格納手段は、更に、前記アプリケーションを使用する際の設定情報を前記印刷ジョブと共に記憶媒体に格納することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記格納手段は、更に、前記アプリケーションそのものを前記印刷ジョブと共に記憶媒体に格納することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  5. 前記第1ライセンスには、前記アプリケーションの使用制限を規定する使用制限値が含まれ、
    前記第2ライセンスには、前記第1ライセンスに含まれていた使用制限値の一部が移譲されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  6. 前記第1画像形成装置は、前記第2ライセンスに委譲する前記第1ライセンスの使用制限値を設定するための設定手段を更に有していることを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記第2ライセンスは、前記第2画像形成装置での前記アプリケーションの使用のみを許可するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  8. 前記第2ライセンスは、前記印刷ジョブの実行に限り、前記アプリケーションの使用を許可するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  9. 前記第2画像形成装置は、更に、
    前記第2ライセンスを用いて、前記アプリケーションのインストールを実行する手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  10. 前記第2画像形成装置から前記記憶媒体が取り外された場合、インストールした前記アプリケーションをアンインストールすることを特徴とする請求項9に記載の画像形成システム。
  11. 前記第1画像形成装置が、前記仮ライセンスを予め決められた鍵で暗号化する手段を更に有することを特徴とする請求項2の画像形成システム。
  12. 前記第2画像形成装置は、
    前記仮ライセンスを読出した場合に、前記第2画像形成装置に仮ライセンスに対応するアプリケーションが存在するかを判定する判定手段と、
    アプリケーションが存在しない場合、前記サーバにアプリケーション要求コマンドと仮ライセンスを送信し、サーバから前記アプリケーション及び前記第2ライセンスを取得して、アプリケーションをインストールする手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  13. 請求項2乃至12の何れかに記載の画像形成システムに用いられる画像形成装置。
  14. 請求項2乃至12の何れかに記載の画像形成システムに用いられる第1画像形成装置に対して、前記記憶媒体への印刷ジョブの出力を指示するためのドライバプログラムであって、
    コンピュータに、
    画像データの出力指示時に、前記第1ライセンスの内容から前記第2ライセンスに移譲する内容を設定する工程を実行させることを特徴とするドライバプログラム。
  15. 第1ライセンスを条件として使用可能なアプリケーションと、
    前記アプリケーションを使用して実現する印刷ジョブを生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された印刷ジョブと、前記アプリケーションに関する仮ライセンスとを記憶媒体に格納する格納手段と、
    前記印刷ジョブが格納された記憶媒体から前記仮ライセンスを読出す手段と、
    前記仮ライセンスを用いて前記サーバに対して前記アプリケーションの使用に必要な第2ライセンスを要求する手段と、
    前記第2ライセンスを取得して、前記アプリケーションを使用し、前記印刷ジョブを実行する手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  16. 使用にライセンスが必要なアプリケーションを用いて画像形成装置に画像形成を実行させるためのドライバプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記アプリケーションを必要とする印刷ジョブを、記憶媒体に格納する際に、仮ライセンスの発行を前記画像形成装置に依頼する仮ライセンス依頼工程と、
    前記依頼に応じて発行された前記仮ライセンスを、前記画像形成装置から受信する受信工程と、
    前記印刷ジョブに、受信した前記仮ライセンスを付加して記憶媒体に格納する格納工程と、
    を実行させることを特徴とするドライバプログラム。
  17. 使用にライセンスが必要なアプリケーションを用いて画像形成装置に画像形成を実行させる情報処理装置であって、
    前記アプリケーションを必要とする印刷ジョブを、記憶媒体に格納する際に、仮ライセンスの発行を前記画像形成装置に依頼する仮ライセンス依頼手段と、
    前記依頼に応じて発行された前記仮ライセンスを、前記画像形成装置から受信する受信手段と、
    前記印刷ジョブに、受信した前記仮ライセンスを付加して記憶媒体に格納する格納手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  18. アプリケーションと、正規のライセンス発行処理により発行されたライセンスを識別するライセンス識別情報と、仮ライセンスから生成したライセンスを識別するライセンス識別情報と、をそれぞれ管理するライセンス識別情報データベースと、
    仮ライセンスから正式ライセンスを生成するための生成手段と、
    を有するライセンス管理サーバであって、
    前記生成手段は、
    ネットワークで接続された画像形成装置から、アプリケーション要求コマンドを受信すると、アプリケーション要求コマンドにともない送付された仮ライセンスに含まれる、元ライセンス識別情報、及び前記仮ライセンス識別情報がライセンス識別情報データベースに存在するかを判定し、
    前記ライセンス識別情報データベースに元ライセンス識別情報が登録され、且つ前記仮ライセンス識別情報が登録されていない場合に限り、仮ライセンスと同じ識別情報を持つ正式ライセンスを生成し、
    生成した正式ライセンスの識別情報をライセンス識別情報データベースに格納し、アプリケーションと共に前記画像形成装置に返信することを特徴とするライセンス管理サーバ。
  19. ライセンス管理サーバのライセンス識別データベースは、更に、正式ライセンスを送信した画像形成装置の固体識別情報を管理することを特徴とする請求項18に記載のライセンス管理サーバ。
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