JP2013208837A - 画像形成システム、画像形成方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷エラーが発生した後に、印刷データを他の画像形成装置に代替印刷をさせる際に、ユーザによる操作負荷を軽減すること。
【解決手段】 印刷に用いる画像形成装置を設置場所に基づきグループ化する。そして、印刷エラーを起こし、代替印刷を要求する画像形成装置と、代替印刷を実行する画像形成装置とが同一のグループに属し、設置場所が近接している場合には、印刷データの代替印刷を実行する際に画像形成装置で認証処理を行わない。
【選択図】 図7
【解決手段】 印刷に用いる画像形成装置を設置場所に基づきグループ化する。そして、印刷エラーを起こし、代替印刷を要求する画像形成装置と、代替印刷を実行する画像形成装置とが同一のグループに属し、設置場所が近接している場合には、印刷データの代替印刷を実行する際に画像形成装置で認証処理を行わない。
【選択図】 図7
Description
本発明は、複数ページの印刷データの印刷中にエラーが発生した場合に、当該印刷データの印刷処理を再開させる技術に関する。
従来、プリンタや複合機などの画像形成装置での印刷データの印刷実行時に紙詰まり等のエラーが発生した場合には、紙詰まりの場合には詰まってしまった紙を取り除く等し、そのエラー状態から復旧させると、画像形成装置は、印刷処理がまだ完了していないページの印刷を再開する。
この時、発生してしまったエラーが比較的容易に対処できるエラーである場合には、そのエラー状態から復旧させ、印刷を再開すればよいが、対処に時間がかかる場合には、他の画像形成装置で印刷を再開しなくてはならない。
例えば、用紙が詰まってしまった箇所によっては、紙詰まりエラーから復旧させるのに時間を要する場合等もあり、特に急を要する印刷を行っている場合には、早期に印刷を再開することが求められる。そのためには、当該印刷データを他の画像形成装置から印刷することが一般的であり、その際にはユーザは、印刷データを他の画像形成装置に印刷実行させるための処理を行うために、一旦自席に戻り再度印刷処理を行わなくてはならなかった。
そこで、特許文献1には、プリンタでの印刷実行時にエラーが発生してしまった場合に、当該プリンタに対する操作を行うことで、異なるプリンタによる印刷データの再印刷を開始する技術が開示されている。
近年、印刷物の放置されてしまうことによる情報拡散等を考慮し、印刷指示を行った印刷データを一度記憶装置に蓄積し、その後、印刷データの印刷を実行させる画像形成装置でユーザ認証を行った後に、認証されたユーザの印刷データの印刷を開始する蓄積印刷を行う印刷システムが広まってきている。このように構成することで、印刷データが画像形成装置から直ちに印刷されることがなくなる。これにより、印刷物の放置が少なくなり、印刷データを他のユーザに見られてしまうことによる情報拡散リスクが低減されるという効果が期待できる。尚、このような印刷システムでは、印刷を行う前に、ユーザの画像形成装置の近傍にいることを確認する意味も含めて認証処理を行っている。
また、企業等の事業所では、プリンタや複合機の画像形成装置の設置場所を設け、複数台の画像形成装置を1ヶ所に固めて設置するような場合がある。このように画像形成装置が設置されている状態において、画像形成装置での印刷データの印刷実行時に印刷エラーが発生した場合に、その画像形成装置の設置場所と同じ場所に設置されている他の画像形成装置により代替印刷処理を行わせる場合には、ユーザが画像形成装置の近傍にいることの確認を行うために認証処理を行わせる必然性はあまりないといえる。
そこで、本発明は、印刷データの印刷を行う前に認証が必要である印刷システムにおいて、ある画像形成装置で印刷データの印刷中にエラーが発生し、他の画像形成装置で代替印刷を行わせる場合に、認証処理を簡略化させる技術を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の画像形成システムは、印刷データの代替印刷要求を行う第1の画像形成装置と、代替印刷を実行する第2の画像形成装置とを備える画像形成システムであって、前記第1の画像形成装置は、印刷データの印刷実行時にエラーが発生し、当該エラーが回復するまで当該印刷データの印刷処理を継続できないと判定した場合に、当該印刷データの代替印刷を実行可能な他の画像形成装置を選択可能に表示部に表示する表示手段と、前記表示部に表示された他の画像形成装置から、前記印刷データの代替印刷を行わせる前記第2の画像形成装置の指定を受け付ける第1の受付手段と、前記第2の画像形成装置に前記印刷データの代替印刷を行わせるべく、代替印刷要求を送信する送信手段と、を備え、前記第2の画像形成装置は、当該第2の画像形成装置を使用するユーザの認証を行い、ユーザの認証に成功した場合に、当該ユーザに当該第2の画像形成装置の使用を許可する許可手段と、前記送信手段で送信された代替印刷要求に応じた代替印刷データを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した代替印刷データを印刷する代替印刷手段と、を備え、画像形成装置は、設置場所を基準としてグループ管理されており、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置が同一のグループに属しているかを判定する第1の判定手段を更に備え、前記代替印刷手段は、前記第1の判定手段で前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが同一のグループに属すると判定した場合に、前記許可手段によりユーザの第2の画像形成装置の使用が許可されていなくても、前記受信手段で受信した代替印刷データの印刷を直ちに行うことを特徴とする。
上記した目的を達成するために、本発明の画像形成方法は、印刷データの代替印刷要求を行う第1の画像形成装置と、代替印刷を実行する第2の画像形成装置を備える画像形成システムによって行われる画像形成方法であって、前記第1の画像形成装置が、印刷データの印刷実行時にエラーが発生し、当該エラーが回復するまで当該印刷データの印刷処理を継続できないと判定した場合に、当該印刷データの代替印刷を実行可能な他の画像形成装置を選択可能に表示部に表示する表示工程と、前記表示部に表示された他の画像形成装置から、前記印刷データの実行をさせる前記第2の画像形成装置の指定を受け付ける第1の受付工程と、前記第2の画像形成装置に前記印刷データの代替印刷を行わせるべく、代替印刷要求を送信する送信工程と、を実行し、前記第2の画像形成装置が、当該第2の画像形成装置を使用するユーザの認証を行い、ユーザの認証に成功した場合に、当該ユーザに当該第2の画像形成装置の使用を許可する許可工程と、前記送信工程で送信された代替印刷要求に応じた代替印刷データを受信する受信工程と、前記受信工程で受信した代替印刷データを印刷する代替印刷工程と、を実行し、画像形成装置は、設置場所を基準としてグループ管理されており、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置が同一のグループに属しているかを判定する第1の判定工程を更に実行し、前記代替印刷工程は、前記第1の判定工程で前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが同一のグループに属すると判定した場合に、前記許可工程でユーザの第2の画像形成装置の使用が許可されていなくても、前記受信工程で受信した代替印刷データの印刷を直ちに行うことを特徴とする。
上記した目的を達成するために、本発明のコンピュータプログラムは、印刷データの代替印刷要求を行う第1の画像形成装置と、代替印刷を実行する第2の画像形成装置とを備える画像形成システムで実行可能なコンピュータプログラムであって、前記第1の画像形成装置を、印刷データの印刷実行時にエラーが発生し、当該エラーが回復するまで当該印刷データの印刷処理を継続できないと判定した場合に、当該印刷データの代替印刷を実行可能な他の画像形成装置を選択可能に表示部に表示する表示手段と、前記表示部に表示された他の画像形成装置から、前記印刷データの実行をさせる前記第2の画像形成装置の指定を受け付ける第1の受付手段と、前記第2の画像形成装置に前記印刷データの代替印刷を行わせるべく、代替印刷要求を送信する送信手段として機能させ、前記第2の画像形成装置を、当該第2の画像形成装置を使用するユーザの認証を行い、ユーザの認証に成功した場合に、当該ユーザに当該第2の画像形成装置の使用を許可する許可手段と、前記送信手段で送信された代替印刷要求に応じた代替印刷データを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した代替印刷データを印刷する代替印刷手段として機能させ、画像形成装置は、設置場所を基準としてグループ管理されており、前記第2の画像形成装置をさらに、前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置が同一のグループに属しているかを判定する第1の判定手段として機能させ、前記代替印刷手段は、前記第1の判定手段で前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが同一のグループに属すると判定した場合に、前記許可手段によりユーザの第2の画像形成装置の使用が許可されていなくても、前記受信手段で受信した代替印刷データの印刷を直ちに行うことを特徴とする。
本発明によれば、設置場所により分類された同一のグループに属している他の画像形成装置から、印刷エラーを起こした印刷データの再印刷を行う際の認証処理を簡略化することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
図1は、本発明の実施の形態における画像形成システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、本発明の画像形成システムは、印刷管理サーバ101、印刷データ保存サーバ102、画像形成装置−1、103−2、クライアント装置104、認証サーバ105、LAN106等を備えて構成されている。
印刷管理サーバ101は、複数の印刷データ保存サーバ102でそれぞれ記憶管理している印刷データの書誌情報を記憶管理するサーバ装置である。
印刷データ保存サーバ102は、クライアント装置104から送信された印刷データを記憶装置に記憶し、管理するサーバ装置である。また、印刷データ保存サーバ102は、クライアント装置104から受信した印刷データのユーザ名、文書名、印刷用紙サイズ、部数、カラー/モノクロ設定、指定機種等を含む書誌情報を作成し、印刷管理サーバ101に対して送信する機能を有する。印刷管理サーバ101は、印刷データ保存サーバ102より送信された書誌情報と、当該書誌情報を送信した印刷データ保存サーバ102とを対応付けて記憶管理することで、クライアント装置104から送信された印刷データが、いずれの印刷データ保存サーバ102で記憶管理されているかを管理することになる。
画像形成装置103−1、103−2(以下まとめて画像形成装置103という)は、印刷データ保存サーバ102に保存されている印刷データを受信し、受信した印刷データに従った印刷処理を実行する。尚、画像形成装置103−1、103−2はそれぞれ同一のグループの画像形成装置であることを意味している。本発明では、近接した場所に設置されている画像形成装置103を同一のグループに属する画像形成装置として管理する。画像形成装置103は、例えば複合機やプリンタ等である。
クライアント装置104は、アプリケーションプログラムで編集された文書データに基づいて、プリンタドライバを用いて印刷データを作成する。そして、作成した印刷データを指定された印刷データ保存サーバ102に対して送信する機能を有する。
認証サーバ105は、画像形成装置103やクライアント装置104からのユーザ認証要求に応じて、ユーザ認証処理を行うサーバ装置である。尚、画像形成装置103からのユーザ認証要求には、ICカードの識別情報、またはユーザ名とパスワードの組が含まれ、それら情報を有するユーザ情報が、認証サーバ105が記憶管理する不図示のユーザ情報テーブルに登録されている場合に、当該ユーザの認証が成功する。また、クライアント装置104からの認証要求にはユーザ名とパスワードの組が含まれ、それら情報を有するユーザ情報がユーザ情報テーブルに登録されている場合に、当該ユーザの認証が成功する。
LAN106は、上記装置を相互に通信可能に接続するためのネットワークである。その接続形態は有線/無線を問わない。
以上が、本発明の実施の形態における画像形成システムのシステム構成の一例の説明である。
次に、図2を参照して、図1の印刷管理サーバ101、印刷データ保存サーバ102に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、印刷管理サーバ101や印刷データ保存サーバ102が実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置209からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ装置210等の表示器への表示を制御する。これらは必要に応じて操作者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/F(インタフェース)コントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN106)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述するフローチャートに示す各ステップの処理は、コンピュータで読み取り実行可能なプログラムにより実行され、そのプログラムは外部メモリ211に記録されている。そして、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。また、さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
尚、図1のクライアント装置104や認証サーバ105に適用可能な情報処理装置も略同様のハードウェア構成なので、詳細な説明は割愛する。
次に、図3を参照して、図1の画像形成装置103のハードウェア構成について説明する。図3は、図1の画像形成装置103のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、316はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ312と接続する一方、LAN(例えば、図1に示したLAN106)や公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット316において、301はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。302はRAMで、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
303はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。304はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。
307は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部308とのインタフェース部である。また、操作部I/F307は、操作部308から入力したキー情報(例えば、スタートボタンの押下)をCPU301に伝える役割をする。
305はネットワークインタフェース(ネットワークI/F)で、LAN106等のネットワークに接続し、データの入出力を行う。306はモデムで、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
318は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においてはユーザの認証を行う際に必要となる非接触ICカード(記憶媒体)の読み取り用のカードリーダ319が外部I/F部318に接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319によるICカードからの情報読み取りを制御し、該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
320はイメージバスインタフェース(イメージバスI/F)であり、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス315は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
310はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。311はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、313はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
317は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行ったりする。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。そして、この画像処理部317は、スキャナ314を駆動して画像読み取りされた画像データを画像処理して、ファイル出力可能な形式(例えば、PDF形式ファイル)に変換し、CPU301と連携して、ネットワークI/F305を介して、外部装置に画像データのファイルを送信することができる。
スキャナ314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部308は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時、また手動でユーザのログアウト処理を行う時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、非接触ICカードに記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。
以上のような構成によって、画像形成装置は、スキャナ314から読み込んだ画像データをLAN106上に送信したり、LAN106から受信した印刷データをプリンタ312で印刷出力したりすることができる。
また、スキャナ314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ312で印刷出力したりすることができる。
次に、図4を参照して、本発明の画像形成システムにおける印刷処理の概要について説明する。本発明の画像形成システムでは、クライアント装置104で生成した印刷データを画像形成装置103に直接送信し、該印刷データを受信した画像形成装置103が直ちに当該印刷データの印刷処理を実行するという方法は採用せず、以下に説明するような形で印刷処理を実行する。
まず、クライアント装置104のCPUは、ユーザの操作により印刷実行指示を受け付けると、ディスプレイ装置に不図示の印刷設定画面を表示し、印刷実行をする複合機(画像形成装置)の機種、両面/片面設定、カラー/モノクロ設定、部数等の指定を受け付ける。そして、それら指定に従った形で、プリンタドライバを用いて印刷データを作成する。そして、クライアント装置104は、作成した印刷データをあらかじめ指定された印刷データ保存サーバ102に対して送信する(図4の(1))。
印刷データ保存サーバ102のCPU201は、クライアント装置104から送信された印刷データを受信すると、外部メモリ211に受信した印刷データを保存する(図4の(2))。そして、クライアント装置104から受信した印刷データから、ユーザ名、文書名、印刷用紙サイズ、部数、カラー/モノクロ設定、指定機種、印刷日時等を取得し、書誌情報データを作成する(図4の(3))。そして、印刷データ保存サーバ102のCPU201は、作成した書誌情報データを印刷管理サーバ101に対して送信する(図4の(4))。
印刷管理サーバ101のCPU201は、印刷データ保存サーバ102から受信した書誌情報データを、図13に示す書誌情報データテーブル1300に追加登録する(図4の(5))。
ここで、図13を参照して、印刷管理サーバ101の外部メモリ211に記憶されている書誌情報データテーブル1300のデータ構成の一例について説明する。
図13に示す通り、書誌情報データテーブル1300は、ID1301、文書名1302、ユーザ名1303、部数1304、用紙サイズ/向き1305、カラー/モノクロ1306、両面/片面1307、ページ数1308、印刷日時1309、印刷データ保存サーバ1310、印刷可能機種1311等のデータ項目を備えて構成されている。
ID1301は、印刷データ保存サーバ102で記憶管理されている印刷データを一意に識別するための識別情報が登録されるデータ項目である。文書名1302は、印刷データの作成の際に用いた文書データの名称が登録されるデータ項目である。ユーザ名1303は、当該印刷データの作成指示を行ったユーザの情報が登録されるデータ項目である。
部数1304は、印刷部数が登録されるデータ項目である。用紙サイズ/向き1305は、当該印刷データを印刷する際に用いられる用紙のサイズと向きが登録されるデータ項目である。カラー/モノクロ1306は、当該印刷データのカラー設定が登録されるデータ項目である。両面/片面1307は、当該印刷データを印刷する際に両面印刷を行うかそれとも片面印刷を行うかを示す情報が登録されるデータ項目である。ページ数1308は、当該印刷データのページ数が登録されるデータ項目である。
印刷日時1309は、当該印刷データの印刷指示がなされた日時情報が登録されるデータ項目である。印刷データ保存サーバ1310は、この書誌情報データが示す印刷データを保存している印刷データ保存サーバ102を特定するための情報が登録されるデータ項目である。例えば、印刷データ保存サーバ102のコンピュータ名やIPアドレス等、画像形成装置が印刷データ保存サーバ102との通信を行うために用いる情報がこのデータ項目に登録される。画像形成装置103は後述する処理で、このデータ項目に登録された情報を用いて、印刷データ保存サーバ102との通信を行う。
印刷可能機種名1311は、当該印刷データを印刷実行可能な画像形成装置の機種が登録されるデータ項目である。
以上が、書誌情報データテーブル1300のデータ構成の一例の説明である。
図4の説明に戻る。図4の(1)から(5)までが印刷データの作成・登録処理を示しており、(6)以降の処理を行うことにより、登録した印刷データの印刷処理が実行される。
印刷データ保存サーバ102に保存した印刷データを印刷するためには、当該印刷データの作成指示を行ったユーザは、画像形成装置103を操作して印刷処理を実行する印刷データを指定し、印刷実行指示を入力する必要がある。
そのために、画像形成装置103のCPU301は、画像形成装置103を使用するユーザの認証処理を行う(図4の(6))。この時、画像形成装置103は、カードリーダ319にかざされたユーザが保有するICカードの識別情報を取得し、その識別情報を認証サーバ105に対して送信する。そして、認証サーバ105は、不図示のユーザ情報テーブル中の当該識別情報を有するユーザ情報を特定し、特定したユーザ情報を画像形成装置103に対して送信することで認証処理がおこなわれる。尚、ユーザ情報テーブル中に当該識別情報を有するユーザ情報がない場合には、認証エラーとなる。
図4の(6)で行ったユーザ認証が成功した後に、画像形成装置103のCPU301は、印刷管理サーバ101に対して、認証されたユーザに対応する書誌情報データの一覧を要求する(図4の(7))。画像形成装置103から書誌情報データの一覧要求を受信すると、印刷管理サーバ101のCPU201は、一覧要求に含まれるユーザ特定情報(ユーザID、ユーザ名など)を用いて書誌情報データテーブル1300を検索し、当該ユーザ特定情報を有する書誌情報データを取得する。そして取得した書誌情報データのうち、書誌情報データの一覧要求を行った画像形成装置103で印刷実行可能な印刷データの一覧データを作成し、要求を行った画像形成装置103に対して送信する(図4の(8))。
画像形成装置103のCPU301は、印刷管理サーバ101から送信された書誌情報データの一覧データを受信すると、その情報を操作部307のLCD表示部に、ユーザが選択可能に表示する(図4の(9))。そして、印刷実行する印刷データに対応する書誌情報データの選択を受け付ける(図4の(10))。
その後、画像形成装置103のCPU301は、図4の(10)で指定された書誌情報データに対応する印刷データの印刷実行指示を受け付けると、当該印刷データを保存している印刷データ保存サーバ102を、書誌情報データを用いて特定し、特定した印刷データ保存サーバ102に対して印刷実行指示を受け付けた印刷データを要求する(図4の(11))。この時、例えば、印刷データを特定するための情報として、書誌情報中のユーザ名、印刷日時を印刷データ保存サーバ102に対して送信する。尚、印刷データを特定できる情報として、ユーザ名、印刷日時以外の情報を印刷データ保存サーバ102に対して送信する構成にすることも勿論可能である。
印刷データ保存サーバ102は、画像形成装置103から印刷データの要求を受信すると、外部メモリ211から要求された印刷データを取得し、画像形成装置103に対して送信する(図4の(12))。この時、例えば、LPRプロトコルを用いて印刷データを画像形成装置103に送信する。
画像形成装置103のCPU301は、印刷データ保存サーバ102から送信された印刷データを受信すると、その印刷データの印刷処理を実行する(図4の(13))。以上が、本発明の画像形成システムによる印刷処理の概要の説明である。
次に、図5を参照して、画像形成装置103のCPU301及び印刷管理サーバ101のCPU201によって行われる代替印刷要求処理について説明する。この処理は、図4の(13)で行われる画像形成装置103による印刷データの印刷処理の実行中に紙詰まり等のプリントエラーが発生し、印刷データの印刷処理の途中で画像形成装置103がその印刷処理を継続できなくなった場合に行われる処理である。
画像形成装置のCPU301は、プリンタ312での印刷データの印刷処理中に紙詰まり等が発生し、印刷処理を継続できなくなったと判定すると、印刷管理サーバ101に対して、代替印刷が可能な他の画像形成装置の問い合わせを行う(ステップS501)。
印刷管理サーバ101のCPU201は、画像形成装置103からの代替印刷が可能な画像形成装置の問い合わせを受信すると(ステップS502)、外部メモリ211に記憶されている画像形成装置管理テーブル1100から、問合せを行った画像形成装置と同じ機種の他の画像形成装置を取得する(ステップS503)。
ここで、図11を参照して、画像形成装置管理テーブル1100のデータ構成について説明する。図11に示す通り、画像形成装置管理テーブル1100は、ID1101、名称1102、機種名1103、IPアドレス1104、設置場所1105、グループID1106等のデータ項目を備えて構成されている。
ID1101は、画像形成装置を一意に識別するための識別情報が登録されるデータ項目である。名称1102は、画像形成システムでのそれぞれの画像形成装置の名称が登録されるデータ項目である。機種名1103は、画像形成装置の機種を示す情報が登録されるデータ項目である。
IPアドレス1104は、画像形成装置が使用するIPアドレスが登録されるデータ項目である。設置場所1105は、画像形成装置が設定されている場所を説明する情報が登録されるデータ項目である。グループID1106は、画像形成装置がどのグループに属しているかを示す情報が登録されるデータ項目である。
以上が、画像形成装置管理テーブル1100のデータ構成の一例の説明である。
次に、図12を参照して、画像形成装置グループ管理テーブル1200のデータ構成について説明する。画像形成装置グループ管理テーブル1200は、画像形成装置のグループを管理するためのデータテーブルである。尚、本発明では、物理的に近い位置に設置されている画像形成装置を同一の画像形成装置として管理している。
図12に示す通り、画像形成装置グループ管理テーブル1200は、グループID1201、グループ名1202、説明1203等のデータ項目を備えて構成されている。
グループID1201は、画像形成装置グループを一意に識別するための識別情報が登録されるデータ項目である。グループ名1202は、画像形成装置グループの名称が登録されるデータ項目である。説明1203は、画像形成装置グループを説明する情報が登録されるデータ項目である。
以上が、図12の画像形成装置グループ管理テーブル1200の説明である。
尚、画像形成装置管理テーブル1100のグループID1106には、画像形成装置グループ管理テーブル1200のいずれかのレコードのグループID1201に登録されているグループID情報が登録される。このグループID1106に同一の情報が登録されている画像形成装置が同一のグループに属していることを示している。
図5の説明に戻る。ステップS503の処理終了後、印刷管理サーバ101のCPU201は、ステップS503で取得した代替印刷可能な画像形成装置データが示す画像形成装置それぞれについて、当該画像形成装置が問合せを行った画像形成装置と同一のグループに属するか否かを判定する(ステップS504)。この時、印刷管理サーバ101は、ステップS503で取得した代替印刷可能な画像形成装置データのグループIDと、問合せを行った画像形成装置の画像形成装置データのグループIDが一致するか否かによりそれら画像形成装置が同一のグループに属するかを判定する。
その後、ステップS503で取得した画像形成装置データに、ステップS504での判定結果に従ったグループ一致/不一致情報を付加した代替画像形成装置一覧データを作成し、問い合わせを行った画像形成装置103に対して送信する(ステップS505)。
画像形成装置103のCPU201は、印刷管理サーバ101から送信された代替画像形成装置一覧データを受信した(ステップS506)後に、受信した代替画像形成装置一覧データを用いて、代替画像形成装置があるかを判定する(ステップS507)。
ステップS507の判定処理で、代替画像形成装置がない(NO)と判定した場合には、画像形成装置103のCPU301は、不図示のステップで印刷エラーが発生した旨の通知をLCD表示部に表示した後に、本図に示す処理を終了する。
一方、ステップS507の判定処理で代替画像形成装置がある(YES)と判定した場合には、画像形成装置103のCPU301は、LCD表示部に図9に示す代替印刷データ選択画面900を表示する(ステップS508)。そして、この代替印刷データ選択画面900を介して、他の画像形成装置に代替印刷を行わせる印刷データ、及び、開始ページの指定を受け付ける(ステップS509)。
ここで、図9を参照して代替印刷データ選択画面900の構成の一例について説明する。図9に示すように、代替印刷データ選択画面900は、未印刷データ一覧表示部901、チェックボックス902、詳細ボタン903、中止ボタン904、代替印刷ボタン905を備えて構成されている。
未印刷データ一覧表示部901は、印刷データ保存サーバ102から受信した印刷データのうち、印刷処理が終了していない印刷データの一覧を表示する表示部である。尚、ステータスが「プリントエラー」である印刷データは、画像形成装置103での印刷処理中に印刷エラーが発生し、印刷が中断した印刷データである。また、ステータスが「プリント待ち」である印刷データは、まだ印刷処理が開始されていない印刷データである。
チェックボックス902は、他の画像形成装置に印刷データの代替印刷を実行させる際に、印刷データの1ページ目から再印刷を行わせるか(チェックなし)、それとも印刷が正常終了しているページの再印刷は行わせず、未印刷のページのみ代替印刷を実行させるか(チェックあり)を指定する指定部である。このチェックボックスの指定により、画像形成装置103のCPU301は、図5のステップS509で印刷開始ページの指定を受け付ける。
詳細ボタン903は、選択状態の印刷データの詳細を確認するための不図示の画面を表示させるために用いられるボタンである。詳細情報としては、例えばファイル名、両面/片面設定、カラー/モノクロ設定、印刷済みページ数等がある。
中止ボタン904は、代替印刷を中止するために用いられるボタンである。このボタンの押下指示を受け付けると、画像形成装置103のCPU301は、図5に示す処理を終了する。
代替印刷ボタン905は、代替印刷対象とする印刷データ及び印刷開始ページを確定し、代替印刷選択画面に表示を切り替えるために用いられるボタンである。
以上が、代替印刷データ選択画面900の構成の一例の説明である。
画像形成装置103のCPU301は、代替印刷データ選択画面900を介して代替印刷を行う印刷データ及び代替印刷開始ページの指定を受け付けた後に、代替印刷ボタン905に対する押下指示を受け付けると、処理をステップS510に進め、図10に示す代替印刷実行装置指定画面1000をLCD表示部に表示する。そして、代替印刷実行装置指定画面1000を介して、印刷データの代替印刷を実行させる画像形成装置の指定を受け付ける(ステップS511)。
ここで、図10を参照して、代替印刷実行装置指定画面1000の構成について説明する。図10に示す通り、代替印刷実行装置指定画面1000は、代替印刷可能画像形成装置一覧表示部1001、詳細ボタン1002、実行ボタン1003、戻るボタン1004等を備えて構成されている。
代替印刷可能画像形成装置一覧表示部1001は、画像形成装置で印刷実行できなかった印刷データの代替印刷が可能な他の画像形成装置の一覧を表示するとともに、代替印刷を実行させる画像形成装置の選択を受け付ける。
詳細ボタン1002は、代替印刷可能画像形成装置一覧表示部1001で選択状態の画像形成装置の詳細をLCD表示部に表示させるために用いるボタンである。このボタンの押下を受け付けると、不図示の画像形成装置詳細表示画面がLCD表示部に表示される。これによりユーザは、選択した画像形成装置の使用の有無、設置場所、印刷可能カラー設定(カラー/モノクロ)、給紙トレイに設定されている用紙サイズ等の情報を確認することが出来る。
実行ボタン1003は、代替印刷の開始指示を画像形成装置103のCPU301に入力するために用いられるボタンである。戻るボタン1004は、画面表示を代替印刷データ選択画面900に戻すために用いられるボタンである。
以上が、代替印刷実行装置指定画面1000の構成の説明である。
図5の説明に戻る。画像形成装置103のCPU301は、ステップS511で図10の代替印刷可能画像形成装置一覧表示部1001に表示されている画像形成装置の中から代替印刷を行う画像形成装置の選択を受け付けた後に、実行ボタン1003が押下されたかを判定する(ステップS512)。
ステップS512でYESと判定した場合には、処理をステップS513に進め、ステップS509で受け付けた印刷開始ページの指定が、印刷中の印刷データを最初のページから再印刷する指定であるかを判定する。
ステップS513でYESと判定した場合には、画像形成装置103のCPU301は処理をステップS514に進め、最初のページ(1ページ目)を印刷再開ページに設定する。
一方、ステップS513でNOと判定した場合には、画像形成装置103のCPU301は処理をステップS515に進め、正常に印刷が終了した最後のページの次ページを取得する。
その後、当該印刷データの両面/片面印刷設定が両面印刷設定であるかを判定する(ステップS516)。この判定処理でNOと判定した場合(片面印刷設定である場合)には、処理をステップS519に進める。一方、YESと判定した場合(両面印刷設定である場合)には、処理をステップS517に進める。
ステップS517では、ステップS509で取得したページが偶数ページであるか否かを判定する。この判定処理でYES(偶数ページである)と判定した場合には、処理をステップS518に、NO(奇数ページである)と判定した場合には、処理をステップS519に進める。
ステップS518では、画像形成装置103のCPU301は、印刷再開ページをステップS509で取得したページの1ページ前のページを印刷再開ページに設定する。両面印刷の場合で、印刷開始ページが偶数ページである場合に、そのページから印刷を開始してしまうと、1枚の用紙の表裏に印刷されるページの関係が、再印刷前と再印刷後で異なる結果になってしまう。そのようなことを防ぐために、印刷開始ページを奇数ページに設定するようにしている。
ステップS519では、画像形成装置103のCPU301は、印刷開始ページをステップS509で取得したページに設定する。尚、まだ印刷が開始されていない印刷データ(図9でステータスが「プリント待ち」である印刷データ)が他の画像形成装置に代替印刷させる印刷データに含まれる場合には、ステップS514、ステップS518、ステップS519の処理で、その印刷データの印刷開始ページは最初ページ(1ページ目)に設定される。
ステップS514、ステップS518、またはステップS519で印刷開始ページを設定した後に、画像形成装置103のCPU301は、印刷管理サーバ101に対して代替印刷要求を送信する(ステップS520)。代替印刷要求を行う際には、画像形成装置103のCPU301は、少なくとも代替印刷を行う画像形成装置を特定するための情報、印刷データを特定するための情報、印刷データの印刷再開ページを特定するための情報を印刷管理サーバ101に対して送信することになる。
以上が、代替印刷要求処理の説明である。
次に、図6を参照して、印刷管理サーバ101のCPU201及び印刷データ保存サーバ102によって行われる代替印刷データ送信処理について説明する。
まず、印刷管理サーバ101のCPU201は、図5のステップS520で画像形成装置103から送信された代替印刷要求を受信すると(ステップS601)、代替印刷要求を行った画像形成装置と、代替印刷を実行する画像形成装置とが同一のグループに属するかを、画像形成装置管理テーブル1100を用いて判定する(ステップS602)。
ステップS602の判定処理で同一のグループに属する(YES)と判定した場合には、処理をステップS603に進め、代替印刷を行う際に認証を行う必要がないことを示す情報であるFALSEを認証フラグに設定する。一方、同一のグループではない(NO)と判定した場合には、処理をステップS604に進め、認証フラグに、代替印刷を行う際に認証を行う必要があることを示すTRUEを設定する。
認証フラグに値を設定後、印刷管理サーバ101のCPU201は、画像形成装置103から代替印刷要求を受け付けたすべての印刷データに対して、ステップS605からステップS607の処理を行う。
ステップS605では、印刷管理サーバ101のCPU201は、画像形成装置から代替印刷要求を受け付けた印刷データのうち、ステップS606、ステップS607の処理を行っていない印刷データの特定情報を1つ取得する。
そしてその後、ステップS605で取得した印刷データの特定情報を用いて、当該特定情報が示す印刷データが、どの印刷データ保存サーバ102に保存されているかを特定する(ステップS606)。
そして、ステップS606で特定した印刷データ保存サーバ102に対して、代替印刷指示を送信する(ステップS607)。この時、印刷データ保存サーバ102に対して、印刷データを特定するための情報、代替印刷を実行させる画像形成装置を特定する情報、認証フラグ、及び印刷データの代替印刷開始ページが送信される。印刷データを特定するための情報として、例えば、代替印刷データのユーザ名と印刷日時が送信される。印刷データ保存サーバ102は、これらの情報で代替印刷を行う印刷データを特定することになる。
印刷データ保存サーバ102のCPU201は、印刷管理サーバ101から送信された代替印刷指示を受信すると(ステップS608)、代替印刷を行う印刷データの印刷開始ページ以降を印刷させるための印刷データを作成する(ステップS609)。尚、印刷データの代替印刷開始ページが1ページ目である場合には、本処理は実行しない。
そして、代替印刷を実行させる画像形成装置の特定情報により特定される画像形成装置103に対して、印刷データと認証フラグを送信する(ステップS610)。尚、ステップS609において、認証フラグを含む印刷データを作成し、その印刷データの印刷を実行させる画像形成装置に送信するようにしても構わない。
以上が、代替印刷データ送信処理の説明である。尚、上記の説明では、印刷データの代替印刷開始ページが1ページ目ではない場合に、新たに代替印刷開始ページから印刷を再開させるための印刷データを作成し、その印刷データを代替印刷を実行する画像形成装置に送信するようにしたが、これに限らず、印刷データの代替印刷開始ページが1ページ目ではない場合であっても、画像形成装置に元の印刷データと代替印刷開始ページを送信し、画像形成装置側で代替印刷開始ページから印刷データの印刷処理を開始するように構成しても構わない。
次に、図7を参照して、画像形成装置103のCPU301によって行われる代替印刷処理について説明する。
図6のステップS610で印刷データ保存サーバ101から送信された印刷データ及び認証フラグを受信すると(ステップS701)、処理をステップS702に進め、受信した認証フラグが、認証を行う必要がないことを示すFALSEであるかを判定する。
ステップS702の判定処理でYESであった場合には、処理をステップS703に進め、画像形成装置103が印刷データに対応付けられているユーザとは異なるユーザによって使用されているかを判定する。この処理では、ログイン中のユーザと、印刷データに対応付けられているユーザとが一致するか否かを判定することになる。尚、ログイン中のユーザがいない場合には、CPU301はこの判定処理でNOと判定する。
ステップS703でNOと判定した場合には処理をステップS704に進め、受信した印刷データの印刷処理を実行する(ステップS704)。
ステップS702でNO、またはステップS703でYESと判定した場合には、処理をステップS705に進め、ステップS701で受信した印刷データをHDD304等の記憶装置に保存する。
以上が、代替印刷処理の説明である。本発明では、代替印刷を指示した画像形成装置と、代替印刷を行う画像形成装置が、画像形成装置の設置場所によりグループ分けされるグループで同一のグループに属している場合には、代替印刷を指示した画像形成装置と代替印刷を行う画像形成装置とが、近接した場所に設置されており、当該印刷データの代替印刷を指示したユーザがその近傍にいることが推定されるので、認証処理を行わずに印刷処理を行っても印刷データの放置による情報の拡散が起こる可能性が低いため、認証処理を省くことでユーザの操作を軽減している。
しかし、上記のように代替印刷を指示した画像形成装置と、代替印刷を行う画像形成装置が近接した場所に設置されている場合でも、代替印刷を行う画像形成装置が他のユーザにより使用されている場合に直ちに印刷データの印刷を行ってしまうと当該他のユーザに印刷物の内容を見られてしまう危険性がある。このため、他のユーザが代替印刷を行う画像形成装置を使用中である場合には、印刷データの印刷を直ちに行わずに一旦記憶装置に記憶し、代替印刷指示を行ったユーザの認証処理が終了後、印刷処理を開始するようにした。
ここで、図8を参照して、画像形成装置103のCPU301によって行われる、保存された代替印刷データの印刷実行処理について説明する。
画像形成装置103のCPU301は、外部I/F318に接続されているカードリーダ319にICカードがかざされたことを検知すると、ICカード情報を取得する(ステップS801)。そして、ステップS801で取得したICカード情報を認証サーバ105に対して送信することで、ユーザ認証要求を行う(ステップS802)。
ステップS802でのユーザ認証要求に応じて認証サーバ105によって行われたユーザ認証処理の結果情報を受信すると(ステップS803)、認証結果情報に基づいて、ユーザ認証が成功したか否かの判定を行う。この判定処理で認証に失敗した(NO)と判定した場合には、本図に示す処理を終了する。
画像形成装置103のCPU301は、ステップS804の判定処理で認証に成功した(YES)と判定した場合には、処理をステップS805に進め、認証されたユーザに対応付いた代替印刷データがHDD304に保存されているかを判定する。
ステップS805の判定処理で認証されたユーザに対応付いた代替印刷データが保存されている(YES)と判定した場合には、処理をステップS806に進め、代替印刷を行う旨の通知をLCD表示部に表示する。その後、代替印刷データの印刷処理を開始する(ステップS807)。
ステップS805でNOと判定した後、また、代替印刷データの印刷処理を開始した後に、画像形成装置103のCPU301は、ユーザから実行する処理の指示を受け付け、指示された処理を実行する(ステップS808)。そして、ログアウト指示を受け付けた後(ステップS809でYESと判定した後)に本図に示す処理を終了する。
以上が、保存された代替印刷データの印刷実行処理の説明である。
本発明では、代替印刷を要求した画像形成装置と、代替印刷を実行する画像形成装置とが近接した場所に設置されている場合には、認証処理を行うことなく代替印刷を実行することが可能となり、代替印刷に係るユーザの処理を軽減することが可能となる。
また、代替印刷を要求した画像形成装置と、代替印刷を実行する画像形成装置とが近接した場所に設置されている場合であっても、代替印刷を実行する画像形成装置が他のユーザにより使用されている場合には、代替印刷データを直ちに印刷することはないので、他のユーザに印刷物を見られてしまうことによる情報の拡散を好適に防止することが可能である。
尚、図5の説明において、画像形成装置103が代替印刷要求を印刷管理サーバ101に対して行う例について記載したが、印刷データ保存サーバ102に対して行うようにしてもよい。その場合、印刷データ保存サーバ102は、代替印刷要求を行った画像形成装置と、代替印刷を実行する画像形成装置103とが同一のグループに属するかについて印刷管理サーバ101に対して問合せ、その問い合わせに対する結果に応じて、認証フラグの値を設定し、代替印刷データを実行する画像形成装置に送信することになる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実
施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 印刷管理サーバ
102 印刷データ保存サーバ
103 画像形成装置
104 クライアント装置
105 認証サーバ
106 LAN
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インタフェース)コントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ
301 CPU
302 RAM
303 ROM
304 ハードディスクドライブ(HDD)
305 ネットワークインタフェース(I/F)
306 モデム
307 操作部インタフェース(I/F)
308 操作部
309 システムバス
310 RIP
311 プリンタインタフェース(I/F)
312 プリンタ
313 スキャナインタフェース(I/F)
314 スキャナ
315 画像バス
316 コントローラユニット
317 画像処理部
318 外部インタフェース(I/F)
319 カードリーダ
320 イメージバスインタフェース(I/F)
102 印刷データ保存サーバ
103 画像形成装置
104 クライアント装置
105 認証サーバ
106 LAN
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インタフェース)コントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ
301 CPU
302 RAM
303 ROM
304 ハードディスクドライブ(HDD)
305 ネットワークインタフェース(I/F)
306 モデム
307 操作部インタフェース(I/F)
308 操作部
309 システムバス
310 RIP
311 プリンタインタフェース(I/F)
312 プリンタ
313 スキャナインタフェース(I/F)
314 スキャナ
315 画像バス
316 コントローラユニット
317 画像処理部
318 外部インタフェース(I/F)
319 カードリーダ
320 イメージバスインタフェース(I/F)
Claims (7)
- 印刷データの代替印刷要求を行う第1の画像形成装置と、代替印刷を実行する第2の画像形成装置とを備える画像形成システムであって、
前記第1の画像形成装置は、
印刷データの印刷実行時にエラーが発生し、当該エラーが回復するまで当該印刷データの印刷処理を継続できないと判定した場合に、当該印刷データの代替印刷を実行可能な他の画像形成装置を選択可能に表示部に表示する表示手段と、
前記表示部に表示された他の画像形成装置から、前記印刷データの代替印刷を行わせる前記第2の画像形成装置の指定を受け付ける第1の受付手段と、
前記第2の画像形成装置に前記印刷データの代替印刷を行わせるべく、代替印刷要求を送信する送信手段と、
を備え、
前記第2の画像形成装置は、
当該第2の画像形成装置を使用するユーザの認証を行い、ユーザの認証に成功した場合に、当該ユーザに当該第2の画像形成装置の使用を許可する許可手段と、
前記送信手段で送信された代替印刷要求に応じた代替印刷データを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した代替印刷データを印刷する代替印刷手段と、
を備え、
画像形成装置は、設置場所を基準としてグループ管理されており、
前記第2の画像形成装置は、
前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置が同一のグループに属しているかを判定する第1の判定手段を更に備え、
前記代替印刷手段は、前記第1の判定手段で前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが同一のグループに属すると判定した場合に、前記許可手段によりユーザの第2の画像形成装置の使用が許可されていなくても、前記受信手段で受信した代替印刷データの印刷を直ちに行うこと
を特徴とする画像形成システム。 - 前記第2の画像形成装置は、
前記受信手段により前記代替印刷データを受信した際に、第2の画像形成装置が前記許可手段により使用が許可された他のユーザにより使用されているかを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段で他のユーザにより使用されていると判定される場合には、前記代替印刷データを前記代替印刷手段により直ちに印刷させず、記憶装置に記憶する第1の記憶手段
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記第1の判定手段で、前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置とが異なるグループに属すると判定した場合に、前記代替印刷データを記憶装置に記憶する第2の記憶手段
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成システム。 - 前記第1の画像形成装置は、
代替印刷の開始ページの指定を受け付ける第2の受付手段を備え、
前記代替印刷実行手段は、前記印刷データの代替印刷として、前記印刷データの前記第2の受付手段で受け付けた開始ページ以降を印刷すること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成システム。 - 前記印刷データの印刷設定が両面設定であり、前記第2の受付手段で受け付けた印刷開始ページが偶数ページである場合に、前記印刷開始ページを前記第2の受付手段で受け付けたページの1ページ前に設定する設定手段
を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。 - 印刷データの代替印刷要求を行う第1の画像形成装置と、代替印刷を実行する第2の画像形成装置とを備える画像形成システムによって行われる画像形成方法であって、
前記第1の画像形成装置が、
印刷データの印刷実行時にエラーが発生し、当該エラーが回復するまで当該印刷データの印刷処理を継続できないと判定した場合に、当該印刷データの代替印刷を実行可能な他の画像形成装置を選択可能に表示部に表示する表示工程と、
前記表示部に表示された他の画像形成装置から、前記印刷データの代替印刷を行わせる前記第2の画像形成装置の指定を受け付ける第1の受付工程と、
前記第2の画像形成装置に前記印刷データの代替印刷を行わせるべく、代替印刷要求を送信する送信工程と、
を実行し、
前記第2の画像形成装置が、
当該第2の画像形成装置を使用するユーザの認証を行い、ユーザの認証に成功した場合に、当該ユーザに当該第2の画像形成装置の使用を許可する許可工程と、
前記送信工程で送信された代替印刷要求に応じた代替印刷データを受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した代替印刷データを印刷する代替印刷工程と、
を実行し、
画像形成装置は、設置場所を基準としてグループ管理されており、
前記第2の画像形成装置は、
前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置が同一のグループに属しているかを判定する第1の判定工程を更に実行し、
前記代替印刷工程は、前記第1の判定手段で前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが同一のグループに属すると判定した場合に、前記許可手段によりユーザの第2の画像形成装置の使用が許可されていなくても、前記受信手段で受信した代替印刷データの印刷を直ちに行うこと
を特徴とする画像形成システム。 - 印刷データの代替印刷要求を行う第1の画像形成装置と、代替印刷を実行する第2の画像形成装置とを備える画像形成システムで実行可能なコンピュータプログラムであって、
前記第1の画像形成装置を、
印刷データの印刷実行時にエラーが発生し、当該エラーが回復するまで当該印刷データの印刷処理を継続できないと判定した場合に、当該印刷データの代替印刷を実行可能な他の画像形成装置を選択可能に表示部に表示する表示手段と、
前記表示部に表示された他の画像形成装置から、前記印刷データの代替印刷を行わせる前記第2の画像形成装置の指定を受け付ける第1の受付手段と、
前記第2の画像形成装置に前記印刷データの代替印刷を行わせるべく、代替印刷要求を送信する送信手段として機能させ、
前記第2の画像形成装置を、
当該第2の画像形成装置を使用するユーザの認証を行い、ユーザの認証に成功した場合に、当該ユーザに当該第2の画像形成装置の使用を許可する許可手段と、
前記送信手段で送信された代替印刷に応じた代替印刷データを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した代替印刷データを印刷する代替印刷手段として機能させ、
画像形成装置は、設置場所を基準としてグループ管理されており、
前記第2の画像形成装置をさらに、
前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置が同一のグループに属しているかを判定する第1の判定手段として機能させ、
前記代替印刷手段は、前記第1の判定手段で前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが同一のグループに属すると判定した場合に、前記許可手段によりユーザの第2の画像形成装置の使用が許可されていなくても、前記受信手段で受信した代替印刷データの印刷を直ちに行うこと
を特徴とするコンピュータプログラム。
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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