JP2009070247A - 情報処理装置、情報処理方法および画像処理装置 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】誤操作等によるソフトウェアの不正利用の発生を低減する情報処理装置を提供すること。
【解決手段】アプリケーションのライセンスの有無を表すライセンス情報と、アプリケーションの起動を許可するか否かを表す許可情報とを記憶するNVRAMと、起動を許可することを表す許可情報がNVRAMに記憶されたアプリケーションを起動する複合機起動部240と、起動されたアプリケーションのライセンス情報をNVRAMから取得し、取得したライセンス情報がライセンスを有することを表すか否かを判断する判断部と、取得したライセンス情報がライセンスを有さないことを表す場合に、エラー情報を出力する出力部と、を備えた。
【選択図】 図2

Description

この発明は、記憶部に保存されたアプリケーションのうち、起動が有効であることを設定されたアプリケーションを起動する情報処理装置、情報処理方法および画像処理装置に関するものである。
近年、デジタルカメラの高画素化や携帯型デジタル音楽プレイヤーの小型化により、大容量で書き込み速度の速いNAND型フラッシュを使用した記録媒体の需要が高まっている。また、近年の複合機は高機能化が進み、機器を制御するファームウェアは増大の一途をたどっている。そのため、今日では複合機のファームウェアの記録媒体として、従来のような小容量で高価なNOR型フラッシュではなく、大容量でメモリ単価の安いNAND型フラッシュを使うようになってきている。
一般に、メーカーは一系統の複合機に対して、機能の異なる複数のモデル機を用意し、ユーザが希望する機能、価格に適合するモデル機を提供している。このとき、例えばHDDやネットワークカードのような物理的な機器構成が異なるモデル機であれば、比較的容易に生産上の部品管理を行うことができる。
一方、モデルの差異が機器を制御するファームウェアの有無に依存する場合は、ファームウェアのインストールによるコントローラボードの作り分けが必要となる。そして、このように作り分けたコントローラボードは、外観は同一であるため、生産時にコントローラボードの組み付け間違いが起こりうる。
このような問題に対する対策として、複合機内の記録媒体にすべてのファームウェアを予め格納し、ライセンスが与えられたファームウェアのみを複合機のメンテナンスモードで有効化することにより、コントローラボードの作り分けを不要とする技術が提案されている。
特許文献1では、マークシートまたはバーコードでパスワード等の設定情報を記述した設定シートを利用することにより、プログラムやフォント等のデータを有効化するためのパスワードの入力操作や各種インストール設定操作を容易化する技術が提案されている。
従来は、機能を拡張するためのオプションファームウェアを、別の記録媒体に記録して提供していたのに対し、予めすべてのファームウェアを記録媒体に格納して提供することにより、オプション用の記録媒体分の生産コストを軽減することができる。
特開2003−51905号公報
しかしながら、予めすべてのファームウェアを保存し、許可するファームウェアのみを有効化する方法では、有効化・無効化の設定の誤操作等により、許可されていないファームウェアが有効化される場合があるという問題があった。
例えば、サービスマンによる複合機のメンテナンスで、メーカー内作プリンタを無効化し、EFI(Extensible Firmware Interface)プリンタコントローラに接続するなどのように、ファームウェアの停止が前提となるモデルチェンジが行われたとする。この場合、内作プリンタの利用を許可するライセンス情報を適切に残しておかなければ、再度、EFIプリンタコントローラの接続を停止するときに、内作プリンタの有効化の可否が判断できない。このため、サービスマンの誤操作により、許可されていないファームウェアが有効化される可能性がある。また、有効化の方法が流出した場合は、許可されていないファームウェアが不正に有効化される可能性もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ソフトウェアの有効化の設定の正当性を判別可能とすることにより、誤操作等によるソフトウェアの不正利用の発生を低減することができる情報処理装置、情報処理方法および画像処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、アプリケーションのライセンスの有無を表すライセンス情報と、前記アプリケーションの起動を許可するか否かを表す許可情報とを記憶する第1記憶手段と、起動を許可することを表す前記許可情報が前記第1記憶手段に記憶された前記アプリケーションを起動する起動手段と、起動された前記アプリケーションの前記ライセンス情報を前記第1記憶手段から取得し、取得した前記ライセンス情報がライセンスを有することを表すか否かを判断する判断手段と、取得した前記ライセンス情報がライセンスを有さないことを表す場合に、エラー情報を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記起動手段は、さらに、指定された前記ライセンス情報および前記許可情報を前記第1記憶手段に保存するライセンス発行アプリを起動すること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記ライセンス発行アプリを記憶する記憶媒体を挿脱可能な挿脱手段をさらに備え、前記起動手段は、前記挿脱手段に挿入された前記記憶媒体に記憶された前記ライセンス発行アプリを起動すること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記ライセンス発行アプリを記憶する第2記憶手段と、前記ライセンス発行アプリを起動するか否かを指定するスイッチ手段と、をさらに備え、前記起動手段は、前記スイッチ手段により前記ライセンス発行アプリを起動することが指定されているか否かを判断し、指定されている場合に、前記第2記憶手段に記憶された前記ライセンス発行アプリを起動すること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記ライセンス発行アプリを記憶する第2記憶手段と、前記ライセンス発行アプリを起動するか否かを表す起動情報を記憶する第3記憶手段と、をさらに備え、前記起動手段は、前記ライセンス発行アプリを起動することを表す前記起動情報が前記第3記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合に、前記第2記憶手段に記憶された前記ライセンス発行アプリを起動すること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5にかかる発明において、前記起動情報の変更要求を受付け、変更が要求された前記起動情報を変更して前記第3記憶手段に保存する変更手段をさらに備えたこと、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6にかかる発明において、前記変更手段は、さらに、パスワードを受付け、受付けたパスワードが予め定められた特定パスワードと一致するか否かを判断し、一致する場合に、前記起動情報の変更要求を受付け、変更が要求された前記起動情報を変更して前記第3記憶手段に保存すること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記ライセンス発行アプリを記憶する第2記憶手段と、ネットワークを介して接続された通信装置から、前記ライセンス情報と前記許可情報とを含み、前記ライセンス情報と前記許可情報とを前記第1記憶手段に保存することを要求する要求メッセージを受信する受信手段と、をさらに備え、前記起動手段は、前記第2記憶手段に記憶された前記ライセンス発行アプリを起動し、前記ライセンス発行アプリは、前記要求メッセージ内の前記ライセンス情報と前記許可情報とを前記第1記憶手段に保存すること、を特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記判断手段は、さらに、前記第1記憶手段に前記ライセンス情報が記憶されているか否かを判断し、前記第1記憶手段に前記ライセンス情報が記憶されていない場合に、前記ライセンス発行アプリに対する操作を受付ける操作受付手段をさらに備えたこと、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項9にかかる発明において、前記判断手段は、さらに、前記第1記憶手段に前記ライセンス情報が記憶されていない場合に、前記ライセンス発行アプリが起動されているか否かを判断し、前記出力手段は、前記ライセンス発行アプリが起動されていない場合に、エラー情報を出力すること、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記許可情報の変更要求を受付け、変更要求に応じて前記許可情報を変更して前記第1記憶手段に保存する変更手段をさらに備えたこと、を特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記変更手段は、ライセンスを有する前記アプリケーションの前記許可情報を表示部に表示し、表示した前記許可情報の変更要求を受付け、変更が要求された前記許可情報を変更して前記第1記憶手段に保存すること、を特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、起動手段が、アプリケーションのライセンスの有無を表すライセンス情報と前記アプリケーションの起動を許可するか否かを表す許可情報とを記憶する第1記憶手段に、起動を許可することを表す前記許可情報が記憶された前記アプリケーションを起動する起動ステップと、判断手段が、起動された前記アプリケーションの前記ライセンス情報を前記第1記憶手段から取得し、取得した前記ライセンス情報がライセンスを有することを表すか否かを判断する判断ステップと、出力手段が、取得した前記ライセンス情報がライセンスを有さないことを表す場合に、エラー情報を出力する出力ステップと、を備えたことを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、ハードウェア資源を利用した画像処理にかかるアプリケーションを複数搭載可能とし、オペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステム上で動作し、複数の前記アプリケーションからアクセスされて前記ハードウェア資源の制御を行う制御手段とを備えた画像処理装置であって、前記アプリケーションのライセンスの有無を表すライセンス情報と、前記アプリケーションの起動を許可するか否かを表す許可情報とを記憶する第1記憶手段と、起動を許可することを表す前記許可情報が前記第1記憶手段に記憶された前記アプリケーションを起動する起動手段と、起動された前記アプリケーションの前記ライセンス情報を前記第1記憶手段から取得し、取得した前記ライセンス情報がライセンスを有することを表すか否かを判断する判断手段と、取得した前記ライセンス情報がライセンスを有さないことを表す場合に、エラー情報を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ソフトウェアの有効化の設定の正当性を判別可能とすることにより、誤操作等によるソフトウェアの不正利用の発生を低減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、ソフトウェアのライセンス情報を設定するためのアプリケーションが不正に利用される可能性を低減することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる情報処理装置は、各アプリケーションのライセンスの有無を表すライセンス発行フラグと、各アプリケーションの起動可否を表すアプリ起動フラグとを不揮発性メモリに記憶し、各フラグを比較することで不正なアプリケーションの起動をチェックするものである。
以下では、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機として情報処理装置を実現した例について説明する。なお、適用可能な装置は複合機に限られず、アプリケーションの有効・無効に関する情報を設定し、設定した情報にしたがって有効化されたアプリケーションのみを実行する装置であれば、あらゆる装置に適用できる。
図1は、第1の実施の形態にかかる複合機10のハードウェア構成を例示するブロック図である。複合機10は、コントローラ100と、操作パネル120と、FCU121と、エンジン部122とを含む。コントローラ100は、CPU101と、システムメモリ102と、ノースブリッジ(NB)103と、NVRAM(Non Volatile Random Access Memory)104と、サウスブリッジ(SB)105と、ASIC106と、ローカルメモリ107と、ハードディスク装置(HDD)108と、NIC(ネットワークインターフェースカード)109と、SDカード用スロット110と、USBデバイス111と、IEEE1394デバイス112と、セントロニクス113と、ディップスイッチ(DIPSW)114とを含む。
CPU101は、複合機10の全体制御を行うものである。例えばCPU101は、OS上にプロセスを起動して実行させる。NB103はブリッジである。NVRAM104は、ライセンス発行フラグやアプリ起動フラグなどを記憶する不揮発性のメモリである。SB105は、PCIバス(図示せず)とROMや周辺デバイス等とを接続するためのブリッジである。システムメモリ102は、複合機10の描画用メモリなどとして用いるメモリである。また、システムメモリ102には、複合機10の機種情報(例えば、機種モデル番号や型番等)が記憶されている。ローカルメモリ107はコピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるメモリである。
ASIC106は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD108は、画像データ、文書データ、プログラム、フォントデータ等を蓄積するストレージ(補助記憶装置)の一例である。NIC109は、複合機10をネットワークに接続するインターフェース機器である。
SDカード用スロット110はSDカード131を挿抜可能なものであり、このSDカード用スロット110にSDカード131が挿入されることにより、当該SDカード131が複合機10に装着される。SDカード用スロット110はSDカード131の挿入または抜き出しに応じた割り込みをSDカードステータスモニタドライバ(図示せず)に対して行う。USBデバイス111、IEEE1394デバイス112およびセントロニクス113は、夫々の規格に準じたインターフェースである。USBデバイス111には、USBメモリ115が接続される。DIPSW114は、後述するライセンス発行アプリ216を起動するか否かを指定可能となっている。なお、起動可否の設定方法はDIPSW114に限られず、例えばジャンパーピンなどを利用して起動可否を切り替えるように構成してもよい。USBメモリ115は、読み書き可能な不揮発性記憶媒体であり、ここでは複合機10に固定的に装備される。そして、USBメモリ115に、後述するソフトウェア群210および複合機起動部240などのプログラムが格納されている。
また、操作パネル120はオペレータからの入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部である。なお、FCU121はメモリを有しており、例えば複合機10の電源がOFFのときに受信したファクシミリデータを一時的に格納するために利用する。
SDカード131は、複合機10に挿抜可能で読み書き可能な不揮発性記憶媒体であり、当該SDカード131を一意に識別可能なSDカードシリアルIDを記憶している。
図2は、第1の実施の形態の複合機10の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、複合機10は、白黒ラインプリンタ(B&W LP)201と、カラーラインプリンタ(Color LP)202と、スキャナ、ファクシミリ、メモリ、ネットワークインタフェースなどのハードウェアリソース203とソフトウェア群210と、複合機起動部240とを有するように構成される。また、ソフトウェア群210は、プラットフォーム220と、アプリケーション230とを有するように構成される。
プラットフォーム220は、アプリケーション230からの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生させるコントロールサービスと、1つ以上のハードウェア資源の管理を行ってコントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)223と、オペレーティングシステム(以下、OSという)221とを有するように構成されている。
コントロールサービスは、システムコントロールサービス(以下、SCSという)222、エンジンコントロールサービス(以下、ECSという)224、メモリコントロールサービス(以下、MCSという)225、オペレーションパネルコントロールサービス(以下、OCSという)226、ファックスコントロールサービス(以下、FCSという)227、ネットワークコントロールサービス(以下、NCSという)228など一つ以上のサービスモジュールを有するように構成されている。
なお、プラットフォーム220は予め定義されている関数によりアプリケーション230からの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェース(以下、APIという)を有するように構成されている。
OS221は、UNIX(登録商標)などの汎用オペレーティングシステムであって、プラットフォーム220及びアプリケーション230の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
SRM223のプロセスは、SCS222と共にシステムの制御およびリソースの管理を行うものである。例えば、SRM223のプロセスは、スキャナ部やプリンタ部などのエンジン、メモリ、ハードディスク装置(HDD)ファイル、ホストI/O(セントロインターフェース、ネットワークインターフェース、IEEE1394インターフェース、RS232Cインターフェースなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求に従って調停を行い、実行制御する。
具体的には、SRM223は、要求されたハードウェア資源が利用可能であるか(他の要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に伝える。また、SRM223は、上位層からの要求に対してハードウェア資源の利用スケジューリングを行い、例えばプリンタエンジンにより紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成などの要求内容を直接実施している。
SCS222のプロセスは、アプリ管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、リソース管理、割り込みアプリ制御などを行う。なお、本実施の形態でSCS222が行う具体的な処理については、後述する。
また、SCS222は、オンデマンドアップデートサービス(以下、OUSという)222aを備えている。OUS222aは、所定の条件にしたがって、複合機10のファームを更新するファームウェア更新モードに変更し、ファームウェア更新モードでの各種処理を制御するものである。
ECS224のプロセスは、白黒ラインプリンタ(B&W LP)201、カラーラインプリンタ(Color LP)202、HDD108、NVRAM104、スキャナ、ファクシミリなどからなるハードウェアリソース203のエンジンの制御を行う。
MCS225のプロセスは、画像メモリの取得および解放、HDD108の利用、画像データの圧縮および伸張などを行う。OCS226のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となる操作パネル120の制御を行う。
図3は、OCS226が制御する操作パネル120の一例を示した図である。本図に示すように、かかる操作パネル120は、初期設定/カウンターキー301、コピーキー302、ドキュメントボックスキー303、ファックスキー304、スキャナキー305、プリンタキー306、テンキー307、クリア/ストップキー308、スタートキー309、予熱キー310、リセットキー311、プログラムキー312、設定確認キー313、割り込みキー314、試しコピーキー315、および液晶タッチパネル320を有する。
初期設定/カウンターキー301をタッチすると、液晶タッチパネル320に初期設定用のメニューが表示され、かかるメニューでは、収納される用紙サイズなどを設定することができる。また、コピーする場合にはコピーキー302を、コピー結果を複合機10に蓄積する場合にはドキュメントボックスキー303を、ファックスや蓄積画像などを送信する場合にはファックスキー304を、文書をスキャンする場合にはスキャナキー305を、プリンタに係る操作を行う場合には、プリンタキー306を、それぞれタッチすると、液晶タッチパネル320に対応したメニューが表示される。
図2に戻り、FCS227のプロセスは、システムコントローラの各アプリケーション層からPSTNまたはISDN網を利用したファクシミリ送受信、BKM(バックアップSRAM)で管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用、ファクシミリ読みとり、ファクシミリ受信印刷、融合送受信を行うためのアプリケーションを提供する。
NCS228のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対し、共通に利用できるサービスを提供するためのプロセスであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、アプリケーションからデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
また、アプリケーション230は、ページ記述言語(PDL)、PCLおよびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ211と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ212と、ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ213と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ214と、ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ215と、各アプリケーション211〜215のライセンス発行フラグおよびアプリ起動フラグをNVRAM104に記憶するアプリケーションであるライセンス発行アプリ216とを有している。
アプリケーション230の各プロセス、コントロールサービスの各プロセスは、関数呼び出しとその戻り値送信およびメッセージの送受信によってプロセス間通信を行いながら、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリなどの画像形成処理にかかるユーザサービスを実現している。
このように、複合機10には、複数のアプリケーション230および複数のコントロールサービスが存在し、いずれもプロセスとして動作している。そして、これらの各プロセス内部には、一つ以上のスレッドが生成されて、スレッド単位の並列実行が行われる。そして、コントロールサービスがアプリケーション230に対し共通サービスを提供しており、このため、これらの多数のプロセスが並列動作、およびスレッドの並列動作を行って互いにプロセス間通信を行って協調動作をしながら、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリなどの画像形成処理にかかるユーザサービスを提供するようになっている。
複合機起動部240は、複合機10の電源投入時に最初に実行され、アプリケーション230やプラットフォーム220を起動するものである。例えば複合機起動部240は、コントロールサービスやアプリケーションのプログラムをUSBメモリ115から読み出し、読み出した各プログラムをSRAMまたはSDRAM上に確保したメモリ領域に転送して起動する。
なお、複合機起動部240は、NVRAM104に記憶されたアプリ起動フラグを参照し、起動が許可されているアプリケーションのみを起動する。また、後述するように、複合機起動部240は、DIPSW114でライセンス発行アプリ216の起動が指定されている場合は、ライセンス発行アプリ216を起動する。
ここで、ライセンス発行アプリ216によってNVRAM104に格納されるライセンス発行フラグおよびアプリ起動フラグのデータ構造について図4を用いて説明する。なお、図4は、NVRAM104内の予め定められた32ビットの領域に格納される各フラグの構成例を示している。すなわち、同図のような構成で、ライセンス発行フラグおよびアプリ起動フラグがそれぞれNVRAM104内の異なる領域に格納される。
同図に示すように、各フラグは、それぞれ、コピーアプリ用ビット、ファックスアプリ用ビット、スキャナアプリ用ビット、ネットファイルアプリ用ビット、プリンタアプリ用ビット、プリンタPDL用ビット、プリンタPCL用ビット、およびプリンタPC用ビットを含んでいる。
上記各ビットは、0の場合に対応するアプリケーションが無効であること、1の場合に対応するアプリケーションが有効であることを表している。なお、ライセンス発行フラグの場合は、無効および有効とは、それぞれアプリケーションのライセンスを有さないこと、およびライセンスを有することを意味する。また、アプリ起動フラグの場合は、無効および有効とは、それぞれアプリケーションの起動が許可されていないこと、および許可されていることを意味する。
なお、ライセンス発行フラグおよびアプリ起動フラグの格納領域は、汎用OS221が管理する領域内に確保し、他のアプリケーションが利用するNVRAM104内の他の領域とは排他的に使用する。これにより、他のアプリケーションの誤動作により各フラグが変更されることを防止できる。
次に、このように構成された第1の実施の形態にかかる複合機10によるアプリ起動処理について説明する。アプリ起動処理とは、電源投入時にDIPSW114の指定およびNVRAM104内のアプリ起動フラグの指定を参照し、指定にしたがったアプリケーションを起動する処理である。図5は、第1の実施の形態におけるアプリ起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、複合機起動部240は、DIPSW114の設定を取得する(ステップS501)。次に、複合機起動部240は、DIPSW114がONであるか否か、すなわち、ライセンス発行アプリ216の起動が指定されているか否かを判断する(ステップS502)。
DIPSW114がONでない場合は(ステップS502:NO)、複合機起動部240は、起動すべきアプリケーションを判定する起動アプリチェック処理を実行する(ステップS503)。起動アプリチェック処理の詳細については後述する。
起動アプリチェック処理の後、複合機起動部240は、起動が必要と判断されたアプリケーションを起動し(ステップS504)、アプリ起動処理を終了する。
ステップS502で、DIPSW114がONであると判断された場合(ステップS502:YES)、複合機起動部240は、ライセンス発行アプリ216を起動し(ステップS505)、アプリ起動処理を終了する。
次に、ステップS503の起動アプリチェック処理の詳細について説明する。図6は、第1の実施の形態における起動アプリチェック処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、複合機起動部240内で起動処理を制御する起動プロセスが、各アプリケーションの起動要否のチェックを、複合機起動部240内のアプリチェッカーに依頼する(ステップS601)。アプリチェッカーは、汎用OS221に対してシステムコールを発行することにより、アプリ起動フラグの取得を要求する(ステップS602)。
汎用OS221は、要求に応じてNVRAM104からアプリ起動フラグを読み出す(ステップS603、ステップS604)。次に、汎用OS221は、取得したアプリ起動フラグをアプリチェッカーに返す(ステップS605)。
次に、アプリチェッカーは、汎用OS221から取得したアプリ起動フラグを解析する(ステップS606)。具体的には、アプリチェッカーは、各アプリケーションのアプリ起動フラグが0か1かを解析し、1である場合に、起動が必要なアプリケーションであると判定する。
次に、起動プロセスが判定結果であるアプリケーションごとの起動要否をアプリチェッカーから受け取り(ステップS607)、起動アプリチェック処理を終了する。
次に、複合機起動部240で起動チェックされ、アプリケーションが起動された後にSCS222によって実行されるフラグ判定処理について説明する。フラグ判定処理は、ライセンス発行フラグおよびアプリ起動フラグを参照して、アプリケーションがライセンスにしたがって起動されているか否かを判定する処理である。図7は、第1の実施の形態におけるフラグ判定処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、SCS222は、アプリ起動処理で各アプリケーションが起動されることを待つアプリ起動待ち状態を開始する(ステップS701)。図5のようなアプリ起動処理によって起動されるべきアプリケーションが起動された場合、SCS222は、アプリ起動待ち状態を終了する(ステップS702)。
次に、SCS222は、ライセンス発行フラグをNVRAM104から取得する(ステップS703)。次に、SCS222は、ライセンス発行フラグが0であるか否かを判断する(ステップS704)。具体的には、SCS222は、ライセンス発行フラグのすべてのビットが0であるか否かを判定する。これは、ライセンス発行アプリ216によるライセンス発行処理が実行されているか否かを判定することを意味する。
ライセンス発行フラグが0でない場合は(ステップS704:NO)、SCS222は、さらにアプリ起動フラグをNVRAM104から取得する(ステップS705)。次に、SCS222は、ライセンス発行フラグ=0かつアプリ起動フラグ=1のアプリケーションが存在するか否かを判断する(ステップS706)。これは、ライセンスされていないにもかかわらず、起動が許可されているアプリケーションが存在するか否かを判断することを意味する。
ライセンス発行フラグ=0かつアプリ起動フラグ=1のアプリケーションが存在しない場合は(ステップS706:NO)、SCS222は、フラグの設定が正常であると判定し、正常であることを示す判定結果を出力してフラグ判定処理を終了する(ステップS707)。
ライセンス発行フラグ=0かつアプリ起動フラグ=1のアプリケーションが存在する場合は(ステップS706:YES)、SCS222は、フラグの設定が誤っていると判定し、フラグの設定が誤っていることを示すエラー情報を出力してフラグ判定処理を終了する(ステップS709)。
このように、本実施の形態によれば、従来のようにアプリケーションの有効・無効を設定するだけでなく、ライセンスを有するか否かを表すライセンス発行フラグもNVRAM104に保存しているため、起動時に有効・無効の設定とライセンスの設定との整合性を確認することができる。
なお、エラー情報を出力した後、SCS222は、エラーメッセージを操作パネル120に表示し、すべてのアプリケーションを操作不能にしてもよいし、エラーと判定されたアプリケーションのみを操作不能とするように構成してもよい。これにより、誤操作や不正操作によってソフトウェアが不正に利用されることを回避可能となる。
ステップS704で、ライセンス発行フラグが0であると判断された場合は(ステップS704:YES)、SCS222は、さらにライセンス発行アプリ216が起動されているか否かを判断する(ステップS708)。
起動されている場合は(ステップS708:YES)、フラグ判定処理を終了する。なお、この場合は、この後、起動されているライセンス発行アプリ216によるライセンス発行処理が実行される(後述)。
起動されていない場合は(ステップS708:NO)、ライセンス発行アプリ216によるライセンス発行処理が実行できないため、異常が発生したことを示すエラー情報を出力してフラグ判定処理を終了する(ステップS707)。
次に、ライセンス発行アプリ216が起動された場合に実行される、ライセンス発行処理の詳細について説明する。図8は、第1の実施の形態におけるライセンス発行処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、ライセンス発行アプリ216は、ライセンス発行フラグ、およびアプリ起動フラグを設定するための設定画面を操作パネル120上に表示する(ステップS801)。設定画面は、各アプリケーションに対応するライセンス発行フラグおよびアプリ起動フラグの有効・無効を指定可能に構成する。
次に、ライセンス発行アプリ216は、設定画面で設定された各フラグの有効・無効の情報を、実際のフラグの値に変換する(ステップS802)。具体的には、ライセンス発行アプリ216は、有効が指定された場合にフラグの値を1に変換し、無効が指定された場合にフラグの値を0に変換する。
次に、ライセンス発行アプリ216は、汎用OS221に対してシステムコールを発行することにより、アプリ起動フラグの変更を要求する(ステップS803)。次に、汎用OS221は、要求に応じてアプリ起動フラグをNVRAM104に設定する(ステップS804、ステップS805)。そして、汎用OS221は、アプリ起動フラグの設定完了をライセンス発行アプリ216に通知する(ステップS806)。
同様に、ライセンス発行アプリ216は、汎用OS221に対してシステムコールを発行することにより、ライセンス発行フラグの変更を要求する(ステップS807)。次に、汎用OS221は、要求に応じてライセンス発行フラグをNVRAM104に設定する(ステップS808、ステップS809)。そして、汎用OS221は、ライセンス発行フラグの設定完了をライセンス発行アプリ216に通知する(ステップS810)。
なお、ライセンス発行アプリ216によるライセンス発行処理は、生産時などの複合機10の利用開始前に1回実行される処理である。複合機10の稼動後は、メンテナンスモードなどの特定の条件下で、アプリ起動フラグの変更のみが可能となる。
次に、複合機10の稼動後に実行される起動フラグ変更処理について説明する。図9は、第1の実施の形態における起動フラグ変更処理の全体の流れを示すフローチャートである。起動フラグ変更処理は、サービスマン等が所定のパスワードを入力することにより実行可能なサービスメンテナンスモードで、アプリ起動フラグの変更が指定された場合に実行される。
まず、SCS222は、汎用OS221に対してシステムコールを発行することにより、ライセンス発行フラグの取得を要求する(ステップS901)。次に、汎用OS221は、要求に応じてNVRAM104からライセンス発行フラグを読み出す(ステップS902、ステップS903)。次に、汎用OS221は、取得したライセンス発行フラグをSCS222に返す(ステップS904)。
次に、SCS222は、取得したライセンス発行フラグを解析し、変更可能なアプリ起動フラグのリストを作成する(ステップS905)。具体的には、SCS222は、ライセンス発行フラグが1(有効)であるアプリケーションのアプリ起動フラグのみを含むリストを作成する。
次に、SCS222は、作成したアプリ起動フラグのリストを操作パネル120上に変更可能に表示する(ステップS906)。これにより、ユーザ(サービスマン)は、ライセンスされたアプリケーションを無効化するか、一度無効化したアプリケーションを再度有効化することが可能となる。
次に、SCS222は、操作パネル120上で指定されたアプリ起動フラグの変更要求を受付ける(ステップS907)。
次に、SCS222は、汎用OS221に対してシステムコールを発行することにより、アプリ起動フラグの変更を要求する(ステップS908)。次に、汎用OS221は、要求に応じてアプリ起動フラグをNVRAM104に設定する(ステップS909、ステップS910)。そして、汎用OS221は、アプリ起動フラグの設定完了をSCS222に通知し(ステップS911)、起動フラグ変更処理を終了する。
このように、第1の実施の形態にかかる情報処理装置では、ライセンス発行フラグとアプリ起動フラグとを不揮発性メモリに記憶し、各フラグを比較することで不正なアプリケーションの起動をチェックすることができる。これにより、誤操作等によるソフトウェアの不正利用の発生を低減することができる。また、その結果、不正利用によるライセンス料の損失の発生を回避可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、ライセンス発行フラグを設定するライセンス発行アプリ216の起動可否を、スイッチ(DIPSW)によって切り替えていた。しかし、仮にスイッチの切り替え方法が不正に流出した場合、スイッチを切り替えるだけでライセンス発行アプリ216を容易に起動できるため、フラグを不正に変更されるおそれがある。
そこで、第2の実施の形態にかかる情報処理装置は、スイッチではなく、不揮発性メモリ上に記憶した切り替え用のフラグを参照してライセンス発行アプリ216の起動可否を切り替えるものである。なお、このフラグは、特定のパスワードを入力することにより実行される工程メンテナンスモードでのみ変更可能としている。
図10は、第2の実施の形態にかかる複合機20の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、複合機20は、複合機起動部1040およびソフトウェア群1010のプラットフォーム1020内のSCS1022の機能が、第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる複合機10の機能構成を表す図2と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
また、図10では省略しているが、第2の実施の形態では、NVRAM104内にライセンス発行アプリ216の起動可否を表すフラグであるアプリ設定モードフラグを格納するように構成した点が異なっている。図11は、NVRAM104内のアプリ設定モードフラグのデータ構造の一例を説明する図である。
同図に示すように、アプリ設定モードフラグは、NVRAM104の当該フラグ用に予め定められた32ビットの領域内の1ビットに格納される。なお、アプリ設定モードフラグは、当該ビットが0のとき、ライセンス発行アプリ216の起動が許可されないこと(無効)、当該ビットが1のとき、ライセンス発行アプリ216の起動が許可されること(有効)を表す。
図10に戻り、複合機起動部1040は、DIPSW114の設定ではなく、アプリ設定モードフラグ=1の場合に、ライセンス発行アプリ216を起動する点が、第1の実施の形態の複合機起動部240と異なっている。
SCS1022は、特定のパスワードが入力された場合に工程メンテナンスモードに移行するとともに、このモードで実行されるアプリ設定モードフラグの変更処理を制御する機能が追加された点が、第1の実施の形態のSCS222と異なっている。なお、工程メンテナンスモードは、サービスマンが使用するサービスメンテナンスモードと異なり、サービスマンが許可されない機能を実行することができる。
次に、このように構成された第2の実施の形態にかかる複合機20によるアプリ起動処理について説明する。図12は、第2の実施の形態におけるアプリ起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、複合機起動部1040は、NVRAM104からアプリ設定モードフラグを取得する(ステップS1201)。次に、複合機起動部1040は、アプリ設定モードフラグ=1であるか否か、すなわち、ライセンス発行アプリ216の起動が指定されているか否かを判断する(ステップS1202)。
アプリ設定モードフラグ=1でない場合は(ステップS1202:NO)、複合機起動部1040は、第1の実施の形態と同様の起動アプリチェック処理を実行し、(ステップS1203)、起動が必要と判断されたアプリケーションを起動する(ステップS1204)。
ステップS1202で、アプリ設定モードフラグ=1であると判断された場合(ステップS1202:YES)、複合機起動部1040は、ライセンス発行アプリ216を起動し(ステップS1205)、アプリ起動処理を終了する。
次に、工程メンテナンスモードでアプリ設定モードフラグを変更する設定フラグ変更処理について説明する。図13は、第2の実施の形態における設定フラグ変更処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、SCS1022は、工程メンテナンスモードへ移行するためのパスワードを受付ける(ステップS1301)。次に、SCS1022は、工程メンテナンスモードのメニューを表示する(ステップS1302)。
次に、SCS1022は、工程メンテナンスモードのメニューでユーザが指定した、アプリ設定モードフラグの変更機能の選択を受付ける(ステップS1303)。次に、SCS1022は、ユーザが指定したアプリ設定モードフラグの変更要求を受付ける(ステップS1304)。そして、SCS1022は、変更要求に応じて変更したアプリ設定モードフラグをNVRAM104に保存し(ステップS1305)、設定フラグ変更処理を終了する。
なお、アプリ起動処理以外の各処理(起動アプリチェック処理、フラグ判定処理、ライセンス発行処理、起動フラグ変更処理)については、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
このように、第2の実施の形態にかかる情報処理装置では、不揮発性メモリ上に記憶した切り替え用のフラグを参照してライセンス発行アプリの起動可否を切り替えることができる。また、このフラグは、特定のパスワードを入力することにより実行される工程メンテナンスモードでのみ変更可能とすることができる。これにより、不正にライセンス発行アプリが起動されて不正にライセンス発行フラグおよびアプリ起動フラグが変更される可能性を低減することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態にかかる情報処理装置は、ネットワーク経由でのみライセンス発行処理を実行可能とすることにより、不正にライセンス発行処理が実行されてライセンス発行フラグおよびアプリ起動フラグが変更されることを抑止するものである。
図14は、第3の実施の形態にかかる通信システム1400のネットワーク構成図である。同図に示すように通信システム1400は、複合機30と、複合機30にアクセスしてライセンス発行処理を実行可能なクライアントPC1450とを含んでいる。すなわち、クライアントPC1450は、例えばtelnet、およびHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などのプロトコルによって複合機30にアクセスする機能を備えている。なお、クライアントPC1450は複数備えるように構成してもよい。
図15は、第3の実施の形態にかかる複合機30の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、複合機30は、複合機起動部1440およびソフトウェア群1410のアプリケーション1430内のライセンス発行アプリ1416の機能が、第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる複合機10の機能構成を表す図2と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
複合機起動部1440は、ライセンス発行アプリ1416を常時起動する点が、第1の実施の形態と異なっている。すなわち、複合機起動部1440は、DIPSW114を参照することなく、必ずライセンス発行アプリ1416を起動する。
ライセンス発行アプリ1416は、NCS228を介してPC1450からライセンス発行処理を実行可能とする点が、第1の実施の形態のライセンス発行アプリ216と異なっている。すなわち、ライセンス発行アプリ1416は、telnet、HTTPなどのプロトコルによってネットワーク経由でライセンス発行処理に関するコマンドやデータを送受信できるように構成されている。
次に、このように構成された第3の実施の形態にかかる複合機30によるアプリ起動処理について説明する。図16は、第3の実施の形態におけるアプリ起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、複合機起動部1440は、ライセンス発行アプリ1416を起動する(ステップS1601)。次に、複合機起動部1440は、第1の実施の形態と同様の起動アプリチェック処理を実行する(ステップS1602)。そして、複合機起動部1440は、起動が必要と判断されたアプリケーションを起動し(ステップS1603)、アプリ起動処理を終了する。
このように、第3の実施の形態では、ライセンス発行アプリ1416が常時起動される。そして、後述するように、クライアントPC1450の要求に応じて、起動されているライセンス発行アプリ1416が、ライセンス発行処理を実行する。
次に、このように構成された第3の実施の形態にかかる複合機30によるライセンス発行処理について説明する。図17は、第3の実施の形態におけるライセンス発行処理の全体の流れを示すフローチャートである。なお、以下ではtelnetによって複合機30にアクセスしてライセンス発行処理を実行する場合を例に説明するが、その他のプロトコルでも同様の手順でライセンス発行処理を実行可能である。
まず、クライアントPC1450は、telnetによるログインをNCS228に要求する(ステップS1701)。次に、クライアントPC1450は、telnetのユーザIDやパスワードをNCS228に送信する(ステップS1702)。NCS228は、ユーザIDとパスワードを認証し、認証した場合はログインの許可をクライアントPC1450に送信する(ステップS1703)。
次に、クライアントPC1450は、起動アプリ設定コマンドをNCS228に送信する(ステップS1704)。起動アプリ設定コマンドとは、設定するライセンス発行フラグの値、および設定するアプリ起動フラグの値を特定可能な情報を含むメッセージであって、これらの情報によってライセンス発行処理の実行を要求する要求メッセージである。
次に、NCS228は、受信した起動アプリ設定コマンドをライセンス発行アプリ1416に送出する(ステップS1705)。次に、ライセンス発行アプリ1416は、起動アプリ設定コマンドで指定された情報を、実際のフラグの値に変換する(ステップS1706)。
ステップS1707からステップS1714までは、第1の実施の形態にかかる複合機10におけるステップS803からステップS810までと同様の処理なので、その説明を省略する。
次に、ライセンス発行アプリ1416は、起動アプリ設定コマンドに応じたフラグの設定処理が終了したことを、NCS228を介してクライアントPC1450に送信し(ステップS1715、ステップS1716)、ライセンス発行処理を終了する。
なお、アプリ起動処理およびライセンス発行処理以外の各処理(起動アプリチェック処理、フラグ判定処理、起動フラグ変更処理)については、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
このように、第3の実施の形態にかかる情報処理装置では、ネットワーク経由でのみライセンス発行処理を実行可能とすることにより、不正にライセンス発行処理が実行されてライセンス発行フラグおよびアプリ起動フラグが変更されることを抑止することができる。
(第4の実施の形態)
上記各実施の形態では、ライセンス発行アプリを他のアプリケーションとともに複合機内のUSBメモリに格納していた。このため、ライセンス発行アプリの起動方法が流出すれば、ライセンス発行アプリの不正起動を抑止することが困難となる。
そこで、第4の実施の形態にかかる情報処理装置は、着脱可能な不揮発性記憶媒体であるSD(Secure Digital)カードにライセンス発行アプリを格納し、SDカードが装着されている場合のみ、ライセンス発行アプリを実行可能とするものである。
図18は、第4の実施の形態にかかる複合機40の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、複合機40は、複合機起動部1840の機能が、第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる複合機10の機能構成を表す図2と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
また、図18に示すように、第3の実施の形態では、ライセンス発行アプリ216がSDカード131内に格納され、その他のアプリケーションやコントロールサービスがUSBメモリ115に格納される点が、第1の実施の形態と異なっている。
複合機起動部1840は、DIPSW114の設定ではなく、SDカード131が装着されているか否か、およびSDカード131内にライセンス発行アプリ216が格納されているか否かを判断し、装着されたSDカード131内にライセンス発行アプリ216が格納されている場合に、ライセンス発行アプリ216を起動する点が、第1の実施の形態の複合機起動部240と異なっている。
次に、このように構成された第4の実施の形態にかかる複合機40によるアプリ起動処理について説明する。図19は、第4の実施の形態におけるアプリ起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、複合機起動部1840は、SDカード131が装着されていることを確認する(ステップS1901)。次に、複合機起動部1840は、SDカード131が装着され、ライセンス発行アプリ216が格納されているか否かを判断する(ステップS1902)。
ライセンス発行アプリ216が格納されたSDカード131が装着されていない場合は(ステップS1902:NO)、複合機起動部1840は、起動アプリチェック処理を実行する(ステップS1903)。そして、複合機起動部1840は、起動が必要と判断されたアプリケーションを起動し(ステップS1904)、アプリ起動処理を終了する。
ライセンス発行アプリ216が格納されたSDカード131が装着されている場合は(ステップS1902:YES)、複合機起動部1840は、ライセンス発行アプリ216を起動し(ステップS1905)、アプリ起動処理を終了する。
なお、アプリ起動処理以外の各処理(起動アプリチェック処理、フラグ判定処理、ライセンス発行処理、起動フラグ変更処理)については、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
このように、第4の実施の形態にかかる情報処理装置では、着脱可能なSDカードにライセンス発行アプリを格納し、SDカードが装着されている場合のみ、ライセンス発行アプリを実行可能とすることができる。これにより、ライセンス発行アプリを不正に起動してライセンス発行フラグやアプリ起動フラグを不正に変更する可能性をさらに低減することができる。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置、情報処理方法および画像処理装置は、記憶部に保存されたアプリケーションのうち、起動が有効であることを設定されたアプリケーションを起動する装置および方法に適している。
第1の実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を例示するブロック図である。 第1の実施の形態の複合機の機能構成を示すブロック図である。 操作パネルの一例を示した図である。 ライセンス発行フラグおよびアプリ起動フラグのデータ構造の一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるアプリ起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態における起動アプリチェック処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるフラグ判定処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるライセンス発行処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態における起動フラグ変更処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる複合機の機能構成を示すブロック図である。 アプリ設定モードフラグのデータ構造の一例を説明する図である。 第2の実施の形態におけるアプリ起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態における設定フラグ変更処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる通信システムのネットワーク構成図である。 第3の実施の形態にかかる複合機の機能構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態におけるアプリ起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態におけるライセンス発行処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる複合機の機能構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態におけるアプリ起動処理の全体の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10、20、30、40 複合機
100 コントローラ
101 CPU
102 システムメモリ
103 NB
104 NVRAM
105 SB
106 ASIC
107 ローカルメモリ
108 HDD
109 NIC
110 SDカード用スロット
111 USBデバイス
112 IEEE1394デバイス
113 セントロニクス
114 DIPSW
115 USBメモリ
120 操作パネル
121 FCU
122 エンジン部
131 SDカード
201 B&W LP
202 Color LP
203 ハードウェアリソース
210 ソフトウェア群
211 プリンタアプリ
212 コピーアプリ
213 ファックスアプリ
214 スキャナアプリ
215 ネットファイルアプリ
216 ライセンス発行アプリ
220 プラットフォーム
221 汎用OS
222 SCS
222a OUS
223 SRM
224 ECS
225 MCS
226 OCS
227 FCS
228 NCS
230 アプリケーション
240 複合機起動部
301 初期設定/カウンターキー
302 コピーキー
303 ドキュメントボックスキー
304 ファックスキー
305 スキャナキー
306 プリンタキー
307 テンキー
308 クリア/ストップキー
309 スタートキー
310 予熱キー
311 リセットキー
312 プログラムキー
313 設定確認キー
314 割り込みキー
315 試しコピーキー
320 液晶タッチパネル
1010 ソフトウェア群
1020 プラットフォーム
1022 SCS
1400 通信システム
1410 ソフトウェア群
1416 ライセンス発行アプリ
1430 アプリケーション
1440 複合機起動部
1450 クライアントPC
1840 複合機起動部

Claims (14)

  1. アプリケーションのライセンスの有無を表すライセンス情報と、前記アプリケーションの起動を許可するか否かを表す許可情報とを記憶する第1記憶手段と、
    起動を許可することを表す前記許可情報が前記第1記憶手段に記憶された前記アプリケーションを起動する起動手段と、
    起動された前記アプリケーションの前記ライセンス情報を前記第1記憶手段から取得し、取得した前記ライセンス情報がライセンスを有することを表すか否かを判断する判断手段と、
    取得した前記ライセンス情報がライセンスを有さないことを表す場合に、エラー情報を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記起動手段は、さらに、指定された前記ライセンス情報および前記許可情報を前記第1記憶手段に保存するライセンス発行アプリを起動すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ライセンス発行アプリを記憶する記憶媒体を挿脱可能な挿脱手段をさらに備え、
    前記起動手段は、前記挿脱手段に挿入された前記記憶媒体に記憶された前記ライセンス発行アプリを起動すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ライセンス発行アプリを記憶する第2記憶手段と、
    前記ライセンス発行アプリを起動するか否かを指定するスイッチ手段と、をさらに備え、
    前記起動手段は、前記スイッチ手段により前記ライセンス発行アプリを起動することが指定されているか否かを判断し、指定されている場合に、前記第2記憶手段に記憶された前記ライセンス発行アプリを起動すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記ライセンス発行アプリを記憶する第2記憶手段と、
    前記ライセンス発行アプリを起動するか否かを表す起動情報を記憶する第3記憶手段と、をさらに備え、
    前記起動手段は、前記ライセンス発行アプリを起動することを表す前記起動情報が前記第3記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合に、前記第2記憶手段に記憶された前記ライセンス発行アプリを起動すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記起動情報の変更要求を受付け、変更が要求された前記起動情報を変更して前記第3記憶手段に保存する変更手段をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記変更手段は、さらに、パスワードを受付け、受付けたパスワードが予め定められた特定パスワードと一致するか否かを判断し、一致する場合に、前記起動情報の変更要求を受付け、変更が要求された前記起動情報を変更して前記第3記憶手段に保存すること、
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記ライセンス発行アプリを記憶する第2記憶手段と、
    ネットワークを介して接続された通信装置から、前記ライセンス情報と前記許可情報とを含み、前記ライセンス情報と前記許可情報とを前記第1記憶手段に保存することを要求する要求メッセージを受信する受信手段と、をさらに備え、
    前記起動手段は、前記第2記憶手段に記憶された前記ライセンス発行アプリを起動し、
    前記ライセンス発行アプリは、前記要求メッセージ内の前記ライセンス情報と前記許可情報とを前記第1記憶手段に保存すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 前記判断手段は、さらに、前記第1記憶手段に前記ライセンス情報が記憶されているか否かを判断し、
    前記第1記憶手段に前記ライセンス情報が記憶されていない場合に、前記ライセンス発行アプリに対する操作を受付ける操作受付手段をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 前記判断手段は、さらに、前記第1記憶手段に前記ライセンス情報が記憶されていない場合に、前記ライセンス発行アプリが起動されているか否かを判断し、
    前記出力手段は、前記ライセンス発行アプリが起動されていない場合に、エラー情報を出力すること、
    を特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記許可情報の変更要求を受付け、変更要求に応じて前記許可情報を変更して前記第1記憶手段に保存する変更手段をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記変更手段は、ライセンスを有する前記アプリケーションの前記許可情報を表示部に表示し、表示した前記許可情報の変更要求を受付け、変更が要求された前記許可情報を変更して前記第1記憶手段に保存すること、
    を特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 起動手段が、アプリケーションのライセンスの有無を表すライセンス情報と前記アプリケーションの起動を許可するか否かを表す許可情報とを記憶する第1記憶手段に、起動を許可することを表す前記許可情報が記憶された前記アプリケーションを起動する起動ステップと、
    判断手段が、起動された前記アプリケーションの前記ライセンス情報を前記第1記憶手段から取得し、取得した前記ライセンス情報がライセンスを有することを表すか否かを判断する判断ステップと、
    出力手段が、取得した前記ライセンス情報がライセンスを有さないことを表す場合に、エラー情報を出力する出力ステップと、
    を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  14. ハードウェア資源を利用した画像処理にかかるアプリケーションを複数搭載可能とし、オペレーティングシステムと、前記オペレーティングシステム上で動作し、複数の前記アプリケーションからアクセスされて前記ハードウェア資源の制御を行う制御手段とを備えた画像処理装置であって、
    前記アプリケーションのライセンスの有無を表すライセンス情報と、前記アプリケーションの起動を許可するか否かを表す許可情報とを記憶する第1記憶手段と、
    起動を許可することを表す前記許可情報が前記第1記憶手段に記憶された前記アプリケーションを起動する起動手段と、
    起動された前記アプリケーションの前記ライセンス情報を前記第1記憶手段から取得し、取得した前記ライセンス情報がライセンスを有することを表すか否かを判断する判断手段と、
    取得した前記ライセンス情報がライセンスを有さないことを表す場合に、エラー情報を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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