JP4420446B2 - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4420446B2
JP4420446B2 JP2004174603A JP2004174603A JP4420446B2 JP 4420446 B2 JP4420446 B2 JP 4420446B2 JP 2004174603 A JP2004174603 A JP 2004174603A JP 2004174603 A JP2004174603 A JP 2004174603A JP 4420446 B2 JP4420446 B2 JP 4420446B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
limit value
license
counter
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004174603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005352902A (ja
JP2005352902A5 (ja
Inventor
寛 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004174603A priority Critical patent/JP4420446B2/ja
Priority to US11/148,296 priority patent/US7698226B2/en
Publication of JP2005352902A publication Critical patent/JP2005352902A/ja
Publication of JP2005352902A5 publication Critical patent/JP2005352902A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4420446B2 publication Critical patent/JP4420446B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/10Protecting distributed programs or content, e.g. vending or licensing of copyrighted material ; Digital rights management [DRM]

Description

本発明は、カウンタ値が限界値に達した場合に機能の制限を行う情報処理装置及びその制御方法に関する。
従来から、複写機等の情報処理装置において複写枚数等を数える場合や、試用版のソフトウェアの利用の際に利用日数を数える場合に、カウンタと呼ばれる機構を利用するものが多い。通常、これらの情報処理装置では、カウンタが計数するカウンタ値としては整数が用いられ、その実施形態によって利用を重ねる毎にカウンタ値を増加させるものと減少させるものとがある。
従来の一般的な技術において、カウンタを活用して情報処理装置の機能の制限を行う方法として、以下のような方法が知られている。
(1)情報処理装置に対してカウンタ値が増加するカウンタ機構を具備させておき、そのカウンタ値に上限値を設けて、カウンタ値が上限値に達した場合に当該情報処理装置を使えなくする方法。
(2)情報処理装置に対してカウンタ値が減少するカウンタ機構を具備させておき、そのカウンタ値に下限値(例えば、0)を設けて、カウンタ値がある初期値から減少し続けて下限値に達した場合に、当該情報処理装置を使えなくする方法。
尚、以下では、カウンタの上限値及び下限値をあわせて、「限界値」と呼ぶことにする。
また、上述した従来のカウンタ機構を具備する情報処理装置に対して、外部からカウンタの上限値等を変更する方法として、以下のような方法があった。
(1)一般の利用者(ユーザ)には使われない画面等を用意し、特殊な利用者(管理者)がその画面等を用いてカウンタの現在値又は限界値を設定・変更する。
(2)一般の利用者が作成できないライセンス情報を情報処理装置に供給することによって、当該情報処理装置が供給されたライセンス情報の内容に基づいてカウンタの現在値又は限界値を設定・変更する。尚、当該方法を実行する際には、一般の利用者がライセンス情報を作成できないようにするために秘密鍵を利用した電子署名等の方法を併用することが多い。これまでにも、上述したようなライセンス情報を用いて情報処理装置の使用期間を制限するという方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−197542号公報
しかしながら、上述したような外部からカウンタの限界値等を変更する方法のうち、前者の一般の利用者に使われない画面を用意する方法は、設定・変更のための画面にたどり着くための操作内容を一般の利用者に漏れないようにすることが要求される。そのため、当該画面にたどり着くまでの操作手順を非常に複雑なものにする必要があり、逆に情報を管理する上で非常に面倒なものになってしまう。また、情報が漏れなかった場合でも、一般の利用者によってその操作方法を探り当てられる可能性もあるため、前者の方法はセキュリティ性上完全なものとは言えない。
これに対して、後者のライセンス情報を装置に供給する方法は、上述した前者の画面を用いる方法と比較してセキュリティ性がより強固であり、高度なセキュリティが求められる場面において使用することが可能である。しかし、カウンタの限界値が含まれたライセンス情報を装置に供給してカウンタの限界値を設定する従来の方法は、供給された装置のカウンタの現在値を無視した運用方法であるため、柔軟性に欠けており、その運用が難しい。
そこで柔軟な運用を行うために、ライセンス情報にカウンタの増分情報を含める方法が考えられる。しかし、この場合でも一般の利用者が同じライセンス情報を利用してカウンタの値を繰り返し変更する可能性が残ってしまう。従って、これを防ぐために、ライセンス情報に有効期限を設けたり、装置側で使用済みのライセンス情報を記録したりしておくことが必要となり、結果として非常に複雑な方法になってしまう。
このように、上述した従来の方法はいずれもそれぞれ弱点があり、例えば、ライセンス情報に有効期限を設ける場合には、当該有効期限内に情報処理装置の機能を充分に活用していない利用者に対して余計な負担を負わせてしまうという問題が新たに発生する。また、情報処理装置に使用済みのライセンス情報を記録する場合には、当該装置に記録可能なライセンス情報の数に限界があるため、その限界を超えたライセンス情報の取り扱いが新たに問題となる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、装置の利用制限を行うためのカウンタの限界値をセキュリティ上安全な方法で動的に設定・変更することができる情報処理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、カウンタ機能を有し、カウンタ値が限界値に達した場合に機能の制限を行う情報処理装置であって、
前記限界値を保持する保持手段と、
新たなライセンスを適用するためのカウンタの開始値と新たな限界値とを含むライセンス情報を入力する入力手段と、
前記入力されたライセンス情報に含まれる前記開始値と前記保持手段が保持する前記限界値とを比較して、前記開始値が前記限界値よりも大きくない場合に前記入力されたライセンス情報が有効であると判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記ライセンス情報が有効であると判定されたことを条件として、前記保持手段に保持された前記限界値を前記入力されたライセンス情報に含まれる前記新たな限界値に更新する更新手段と
を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、カウンタ機能を有し、カウンタ値が限界値に達した場合に機能の制限を行う情報処理装置の制御方法であって、
前記限界値を保持装置に保持する保持工程と、
新たなライセンスを適用するためのカウンタの開始値と新たな限界値とを含むライセンス情報を入力する入力工程と、
前記入力されたライセンス情報に含まれる前記開始値と前記保持手段が保持する前記限界値とを比較して、前記開始値が前記限界値よりも大きくない場合に前記入力されたライセンス情報が有効であると判定する判定工程と、
前記判定工程において前記ライセンス情報が有効であると判定されたことを条件として、前記保持装置に保持された前記限界値を前記入力されたライセンス情報に含まれる前記新たな限界値に更新する更新工程と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、装置の利用制限を行うためのカウンタの限界値をセキュリティ上安全な方法で動的に設定・変更することができる。すなわち、本発明によれば、カウンタの上限値や下限値である限界値だけでなく、装置が利用可能となるカウンタの開始値を含めたライセンス情報を利用することにより、カウンタの限界値を好適に更新することを可能にする。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置及びその制御方法について説明する。尚、以下においては、カウンタ値が限界値に達した場合に機能の制限を行う情報処理装置の一例として、連続したライセンス情報を記録することができる複写機を用いて説明する。
ここで、本実施形態に係る複写機においては、カウンタ機構を活用することによってコピー枚数の制限を行うことが可能である。すなわち、カウンタ値がライセンス情報によって指定された上限値に達した場合に、複写機のコピー機能が利用できなくなるものである。
尚、本実施形態で説明する複写機は、一般的な複写機と同様に、原稿を読み取るための画像読み取り装置としてのスキャナ部と、読み取った画像を印刷するための印刷装置としてのプリンタ部と、それらに接続し各種制御を行うコントロールユニット等を備えている。そして、ユーザは「コピー開始ボタン」を押下等することによって、複写機のコントロールユニットに対して各種指示を行い、複写機は指示されたコピー動作を行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る複写機を制御するためのコントロールユニットのハードウェア構成図である。図1において、1は複写機のCPU(中央演算処理装置)であり、以下で説明する制御方法を実装したソフトウェアを実行する。また、2は不揮発性メモリ(SRAM)であり、複写機の主電源を落とした場合であっても、そこに記憶された内容が保持可能な記録機構である。尚、本実施形態では、過去に当該複写機に供給されたライセンス情報がSRAM2に記憶される。
さらに、3は揮発性記憶装置(RAM)であり、CPU1によって上記ソフトウェアが実行される際に必要な情報を一時的に蓄える機能を有する。さらにまた、4はI/Oコントローラであり、CPU1からの指令によってスキャナ部原稿を操作したり画像を印刷したりといった複写機能を実現する。尚、ユーザによるコピー開始ボタン押下を検知するのもI/Oコントローラ4である。さらにまた、7はイーサネット(登録商標)に代表されるLANやインターネット等のネットワークに接続されたウェブブラウザに表示情報を提供するネットワークカードである。さらにまた、8は上述したCPU1、SRAM2、RAM3、I/Oコントローラ4及びネットワークカード7の各コンポーネント同士を接続し、コンポーネント間の情報の流れを制御するためのバスである。
図2は、本実施形態における複写機のSRAM2に記録される情報の一部の構成を示す図である。図2に示すように、SRAM2には、複写機の識別情報である機器シリアル番号M1と、カウンタ現在値M2と、カウンタ上限値M3とが記録(記憶)されている。機器シリアル番号M1は、複写機のそれぞれに固有に割り当てられている識別用の番号である。また、SRAM2において保持されるカウンタ現在値M2は、当該複写機でコピー操作が実行されて用紙が排出される度に1つずつ値が増加する仕組みとなっている。さらに、カウンタ現在値M2がカウンタ上限値M3と等しくなった場合に情報処理装置の機能が制限され、それ以降ユーザがコピー開始ボタンを押下した場合であってもコピー動作が開始されないような仕組みとなっている。
図3は、本実施形態に係る複写機にライセンス情報を供給する際の想定シナリオを示す概要図である。本実施形態において、ライセンス情報は後述するライセンスファイルという形で実現され、複写機に着脱可能であってユーザが可搬可能な記録媒体(記憶媒体)に保存(格納)して自由に持ち歩くことができるようになっている。
図3に示すように、本実施形態に係る複写機SC1が設置されている環境には、ライセンスファイルを発行するためのウェブサーバ(ライセンス発行ウェブサーバ)SC2と、複写機SC1を利用してコピー操作等を行うユーザSC3が含まれる。
ここで、複写機SC1は、前述したようにカウンタ機構によりカウンタ現在値M2がカウンタ上限値M3に達するとコピー機能が制限されるような構成になっているため、必要に応じてユーザSC3はカウンタ上限値M3を更新する必要がある。そこで、本実施形態では、ユーザSC3はライセンス発行ウェブサーバSC2を使用して、例えばユーザ自身のPC(パーソナルコンピュータ)等からインターネット(登録商標)等のネットワークを介して接続されたライセンス発行ウェブサーバSC2にアクセスしてライセンスファイルを取得する。また、当該ライセンス発行ウェブサーバSC2は課金機能が備わっており、ユーザSC3がライセンスファイルを取得する際に、クレジットカード番号等の課金情報をユーザに入力させるようにすることによって、ユーザが要求する上限値等に応じて当該クレジットカードに対して料金の課金を行うような構成にしてもよい。
ここで、図3を用いて、ライセンスファイルを作成するための手順を説明する。まず、ユーザSC3は何らかの方法で現時点において複写機SC1に設定されているカウンタ上限値を取得する(ステップS11)。例えば、ユーザは、当該上限値を過去に作成したライセンスファイルの記録等から知ることができる。そして、取得した上限値を希望カウンタ開始値として、複写機の機器シリアル番号M1と、これから必要となるコピー枚数(必要枚数)と、課金のためのクレジットカード情報を含む課金情報とともにライセンス発行ウェブサーバSC2に提供する(ステップS12)。
ライセンス発行ウェブサーバSC2では提供された情報に基づいてライセンスファイルを発行し、当該ライセンスファイルがライセンス発行ウェブサーバSC2からユーザSC3に提供される(ステップS13)。そして、ユーザSC3は取得したライセンスファイルを自身のPCのハードディスク等に保存する。
次いで、ユーザSC3はライセンスファイルが保存された自身のPCのウェブブラウザを起動して、複写機SC1が提示するウェブページを表示する。図4は、本実施形態に係る複写機が提示するライセンスファイルインストール用のウェブページの表示例を示す図である。図4に示すように、表示されたウェブページには、ライセンスファイルのファイル名の入力欄UI1と、インストールの実行を指示するボタンUI2が備わっている。
そして、ユーザSC3はファイル名の入力欄UI1をマウス等でクリックし、キーボード等を使用してステップS13で取得されたライセンスファイルのファイル名を入力する。次いで、ユーザSC3が、ボタンUI2をクリックするとウェブブラウザ機能によって、ライセンスファイルの内容が複写機SC1に送られる。
図5は、ライセンス発行ウェブサーバSC2によって作成されるライセンスファイルの構成例を示す図である。図5に示すように、本実施形態で発行されるライセンスファイルに含まれる情報のうち、機器シリアル番号LF1とカウンタ開始値LF2とカウンタ上限値LF3には、ライセンス発行ウェブサーバSC2に提供されたそれぞれの情報(それぞれ、機器シリアル番号M1、カウンタ上限値M3、ユーザが要求した必要枚数分のカウンタ値をカウンタ上限値M3に加算した値。)が設定される。このように、本実施形態では、ライセンスファイルに機器シリアル番号LF1を含めていることによって、同じライセンスファイルを他の複写機で利用されることを防ぐことができるという効果が得られる。
また、本実施形態で発行されるライセンスファイルには、図5に示すように署名LF4が含まれる。署名LF4は、機器シリアル番号LF1とカウンタ開始値LF2とカウンタ上限値LF3に対して何らかのハッシュ関数を適用し、計算されたハッシュ値をライセンス発行ウェブサーバSC2が保持する秘密の暗号鍵で符号化したものである。尚、改ざん防止は、上述したようなハッシュ関数を機器シリアル番号F1等に適用した署名LF4を用いたものだけでなく、ハッシュ値を利用しないで機器シリアル番号LF1〜カウンタ上限値LF3の情報を暗号化する方法等を用いてライセンスファイルの改ざんを防止して有効性を保証するようにしてもよい。すなわち、利用者等が機器シリアル番号LF1〜カウンタ上限値LF3の情報の改ざんを行うことができないような改ざん防止ができれば、その方法は署名だけには限定されない。
図6は、ステップS14でライセンスファイルが複写機にインストールされた後にCPU1が実行するアルゴリズムの一例を説明するためのフローチャートである。CPU1は、まず、インストールされたライセンスファイルの有効性を検証する(ステップS1)。本実施形態では、ライセンスファイルの有効性を検証するために署名LF4の確認を行う。ここでライセンスファイルが不正なものであると判断された場合(「不正」の場合)には、例えば「インストールできません」というメッセージを表示等することにより、ユーザSC3に対してライセンスファイルのインストールが成功しなかったことを報知する(ステップS7)。そして、当該インストール処理がエラー終了となる。
一方、ステップS1において、ライセンスファイルが有効であることが確認された場合(「有効」の場合)は、供給された当該ライセンスファイルが過去に供給されたライセンスファイルの続きの情報となっているかどうかがさらに確認される(ステップS2)。具体的には、ライセンスファイルのカウンタ開始値LF2とSRAM2内に記録されているカウンタ上限値M3とを比較する。
その結果、ステップS2において2つの値が等しい場合(「等しい(=)」の場合)にはライセンスの連続性が確認されたと判断して直接ステップS3に移り、SRAM2に記録されているカウンタ上限値M3をライセンスファイルのカウンタ上限値LF3で上書きする。これによって複写機が記録しているライセンスに関する情報が更新される。その後、「インストールしました」という旨のメッセージを表示することにより、ユーザSC3に対してライセンスファイルがインストールされたことを報知する(ステップS4)。
一方、ステップS2において、ライセンスファイルのカウンタ開始値LF2(すなわち、取得したカウンタ上限値)がSRAM2内のカウンタ上限値M3よりも大きい場合(「大きい(>)」の場合)には、ライセンスの連続性が保たれていない状態である。そこで、「インストールができません」という旨のメッセージを表示等することにより、ユーザSC3に対してライセンスファイルがインストールができないことを報知する(ステップS7)。
さらに、ステップS2において、ライセンスファイルのカウンタ開始値LF2がSRAM2内のカウンタ上限値M3よりも小さい場合(「小さい(<)」の場合)には、「過去にインストールしたライセンスとこれからインストールされるライセンスはカウンタ期間が重なっていますがよろしいですか?」といった趣旨のメッセージをユーザSC3に対して報知する(ステップS5)。これは、通常はライセンスファイル毎にカウンタ開始値とカウンタ上限値の区間が重なることがないからである。そして、CPU1はユーザSC3が当該メッセージに対して行った入力操作を確認する(ステップS6)。
その結果、ステップS6でユーザSC3によってライセンス区間の重複を認める旨の入力がされた場合(Yes)は、上述したステップS3においてSRAM2に記録されているカウンタ上限値M3をライセンスファイルのカウンタ上限値LF3で上書きする。そして、ユーザSC3に対して、例えば「インストールしました」という旨のメッセージを表示等することによりインストールが成功した旨が報知される。
尚、図6のフローチャートにおけるステップS3の処理の前で、SRAM2に記録されているカウンタ上限値M3がライセンスファイルのカウンタ上限値LF3よりも小さいことを確認することで、更新されるカウンタ値が大きいことを確認してステップS3でカウンタ上限値を更新するようにしてもよい。
また、ライセンスファイルは1回のみならず、ライセンスファイルを入手するたびにインストールするようにしてもよい。この場合、インストールが行われる度に上述したアルゴリズムが実行され、カウンタ上限値が更新されることとなる。
上述したように、本実施形態に係る複写機においては、ユーザSC3がライセンス発行ウェブサイトSC2にアクセスしてライセンスを購入することによって、コピー可能枚数を増やすという処理を行うことが可能となった。尚、上述した実施形態では、カウンタ値を増加する場合について説明したが、あるカウンタ値の初期値から下限値(例えば、0)にカウンタ値が減少する場合についても増加と減少を逆にして適用することによって同様に実現することができる。
また、カウンタ開始値を指定することによってライセンス情報を供給するタイミングが厳しくなるが、これを回避するために、装置に複数のライセンス情報を供給できるようにするための機構を用意することにより、ライセンス情報を累積させることができる。これにより、カウンタ値が適切な値になるタイミングを待ってインストールしなければならないという手間を省くことができる。
このように、本実施形態に係る複写機では、過去に適用したライセンス情報を再利用できないようにする仕組みをより簡単な方法で実装することができる。さらにまた、カウンタ値が上限値に達する前に、本装置のメモリ上の制約にとらわれることなく複数のライセンス情報を適用することができ、ユーザの利便性を高めることが可能である。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の一実施形態に係る複写機を制御するためのコントロールユニットのハードウェア構成図である。 本実施形態における複写機のSRAM2に記録される情報の一部の構成を示す図である。 本実施形態に係る複写機にライセンス情報を供給する際の想定シナリオを示す概要図である。 本実施形態に係る複写機が提示するライセンスファイルインストール用のウェブページの表示例を示す図である。 ライセンス発行ウェブサーバSC2によって作成されるライセンスファイルの構成例を示す図である。 ステップS14でライセンスファイルが複写機にインストールされた後にCPU1が実行するアルゴリズムの一例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
SC1 複写機
SC2 ユーザ
SC3 ライセンス発行ウェブサーバ

Claims (8)

  1. カウンタ機能を有し、カウンタ値が限界値に達した場合に機能の制限を行う情報処理装置であって、
    前記限界値を保持する保持手段と、
    新たなライセンスを適用するためのカウンタの開始値と新たな限界値とを含むライセンス情報を入力する入力手段と、
    前記入力されたライセンス情報に含まれる前記開始値と前記保持手段が保持する前記限界値とを比較して、前記開始値が前記限界値よりも大きくない場合に前記入力されたライセンス情報が有効であると判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記ライセンス情報が有効であると判定されたことを条件として、前記保持手段に保持された前記限界値を前記入力されたライセンス情報に含まれる前記新たな限界値に更新する更新手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記入力されたライセンス情報は、情報処理装置を識別する識別情報と、前記識別情報と前記開始値と前記新たな限界値とに所定のハッシュ関数を適用したハッシュ値を暗号鍵を用いて符号化した署名情報と、をさらに含み、
    前記判定手段は、さらに、前記署名情報を用いて、前記ライセンス情報が有効であるか否かを判定することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記入力手段は、前記カウンタ値とは無関係に、前記ライセンス情報を入力可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 請求項1からまでのいずれか1項に記載の情報処理装置と、ライセンスサーバとを含む情報処理システムであって、
    前記ライセンスサーバは、前記情報処理装置の識別情報と、現在のカウンタ値と、必要カウント数を入力する情報入力手段と、前記情報入力手段により入力された前記識別情報と、前記現在のカウンタ値と、前記必要カウント数とに基づいて算出される前記新たな限界値とを含む前記ライセンス情報を生成する生成手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  5. 前記ライセンスサーバは、クレジット決済を行うための課金先情報を入力する課金情報入力手段と、
    前記必要カウント数に応じて前記課金情報入力手段により入力された課金先情報に対して課金を行う課金手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  6. カウンタ機能を有し、カウンタ値が限界値に達した場合に機能の制限を行う情報処理装置の制御方法であって、
    前記限界値を保持装置に保持する保持工程と、
    新たなライセンスを適用するためのカウンタの開始値と新たな限界値とを含むライセンス情報を入力する入力工程と、
    前記入力されたライセンス情報に含まれる前記開始値と前記保持手段が保持する前記限界値とを比較して、前記開始値が前記限界値よりも大きくない場合に前記入力されたライセンス情報が有効であると判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記ライセンス情報が有効であると判定されたことを条件として、前記保持装置に保持された前記限界値を前記入力されたライセンス情報に含まれる前記新たな限界値に更新する更新工程と
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. カウンタ機能を有し、カウンタ値が限界値に達した場合に機能の制限を行う情報処理装置を制御するコンピュータに、
    前記限界値を保持する保持手順と、
    新たなライセンスを適用するためのカウンタの開始値と新たな限界値とを含むライセンス情報を入力する入力手順と、
    前記入力されたライセンス情報に含まれる前記開始値と前記保持手段が保持する前記限界値とを比較して、前記開始値が前記限界値よりも大きくない場合に前記入力されたライセンス情報が有効であると判定する判定手順と、
    前記判定手順において前記ライセンス情報が有効であると判定されたことを条件として、前記保持手順により保持された前記限界値を前記入力されたライセンス情報に含まれる前記新たな限界値に更新する更新手順と
    を実行させるためのプログラム。
  8. 請求項に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2004174603A 2004-06-11 2004-06-11 情報処理装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP4420446B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004174603A JP4420446B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 情報処理装置及びその制御方法
US11/148,296 US7698226B2 (en) 2004-06-11 2005-06-09 Information processing apparatus and controlling method of the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004174603A JP4420446B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 情報処理装置及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005352902A JP2005352902A (ja) 2005-12-22
JP2005352902A5 JP2005352902A5 (ja) 2007-03-01
JP4420446B2 true JP4420446B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=35515555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004174603A Expired - Fee Related JP4420446B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 情報処理装置及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7698226B2 (ja)
JP (1) JP4420446B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4933167B2 (ja) * 2006-06-26 2012-05-16 キヤノン株式会社 診断システム
JP4909044B2 (ja) * 2006-12-14 2012-04-04 キヤノン株式会社 ライセンス管理システムおよびその制御方法、画像形成装置およびその制御方法
JP2009070247A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法および画像処理装置
CA2746136C (en) 2011-07-12 2018-05-29 Ibm Canada Limited - Ibm Canada Limitee Managing aliasing constraints
JP5996482B2 (ja) * 2013-04-23 2016-09-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 試用再活性化システム
CN106250723B (zh) * 2016-08-10 2020-09-25 智者四海(北京)技术有限公司 一种基于页面文字的控制方法及装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05197542A (ja) 1992-01-20 1993-08-06 Kanebo Ltd プログラムの使用期限管理方法
US5634012A (en) * 1994-11-23 1997-05-27 Xerox Corporation System for controlling the distribution and use of digital works having a fee reporting mechanism
US7124302B2 (en) * 1995-02-13 2006-10-17 Intertrust Technologies Corp. Systems and methods for secure transaction management and electronic rights protection
JP2003195968A (ja) * 2001-12-28 2003-07-11 Seiko Epson Corp 応用ソフトウェアの機能制限方法及びプログラム並びに応用ソフトウェアの課金サーバ及び方法
US7165718B2 (en) * 2002-01-16 2007-01-23 Pathway Enterprises, Inc. Identification of an individual using a multiple purpose card
JP4107878B2 (ja) * 2002-05-17 2008-06-25 株式会社リコー ネットワーク印刷システム
JP4213911B2 (ja) * 2002-06-03 2009-01-28 株式会社リコー 画像形成装置
JP4467914B2 (ja) * 2002-07-12 2010-05-26 キヤノン株式会社 情報処理装置、遠隔監視システム、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP4018498B2 (ja) * 2002-10-15 2007-12-05 キヤノン株式会社 管理装置、管理方法、制御プログラム
JP4217455B2 (ja) * 2002-10-15 2009-02-04 キヤノン株式会社 周辺装置、情報処理方法、および制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US7698226B2 (en) 2010-04-13
US20060005242A1 (en) 2006-01-05
JP2005352902A (ja) 2005-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4208912B2 (ja) 文書検証装置およびその方法
JP4342584B2 (ja) ファイルアクセス制御装置及びプログラム
US20040039932A1 (en) Apparatus, system and method for securing digital documents in a digital appliance
US8302206B2 (en) Appropriate control of access right to access a document within set number of accessible times
JP2007052641A (ja) 印刷管理方法、プログラム及び印刷管理装置
US20090038002A1 (en) Controlling image forming function
JP4380758B2 (ja) ジョブ処理方法、画像処理システム、アクセス制御装置、アクセス制御方法、及びプログラム
US7698226B2 (en) Information processing apparatus and controlling method of the same
JP2010204750A (ja) ディジタルコンテンツ管理用電子計算機、そのためのプログラム、プログラムの記録媒体、及び、ディジタルコンテンツ管理システム。
JP2011060092A (ja) 文書管理システム、文書操作装置及びプログラム
US20090287709A1 (en) Information processing apparatus for editing document having access right settings, method of information processing, and program
JP2009123188A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体及びプログラム
JP2006195826A (ja) ソフトウェアプロテクト方法及びソフトウェアプロテクト機能を有する事務コンピュータ
JP2007207174A (ja) ドキュメント処理装置及び画像形成装置
JP4887253B2 (ja) 画像処理装置
JP2005244719A (ja) 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP7230592B2 (ja) 機器セットアップシステム、機器セットアップ方法及び電子機器
JP2006309591A (ja) 電子文書管理装置、電子文書管理方法、および電子文書管理プログラム
JP2006285579A (ja) コンテンツ配信装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体
JP3997197B2 (ja) 画像処理システム
WO2005022895A1 (ja) 画像処理装置
JP2011138209A (ja) 文書管理システム、文書管理方法、及びそのプログラム
JP4869434B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP2011000768A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法、プログラム、記憶媒体
JP2002116834A (ja) ソフトウェアの使用許諾方法と使用許諾システム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees