JP4392036B2 - 画像出力システム - Google Patents

画像出力システム Download PDF

Info

Publication number
JP4392036B2
JP4392036B2 JP2007186757A JP2007186757A JP4392036B2 JP 4392036 B2 JP4392036 B2 JP 4392036B2 JP 2007186757 A JP2007186757 A JP 2007186757A JP 2007186757 A JP2007186757 A JP 2007186757A JP 4392036 B2 JP4392036 B2 JP 4392036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
image data
image
user
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007186757A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009025946A (ja
Inventor
亮之 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007186757A priority Critical patent/JP4392036B2/ja
Priority to CN200810128277.7A priority patent/CN101350046B/zh
Priority to US12/218,657 priority patent/US8325915B2/en
Publication of JP2009025946A publication Critical patent/JP2009025946A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4392036B2 publication Critical patent/JP4392036B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/60Protecting data
    • G06F21/606Protecting data by securing the transmission between two devices or processes
    • G06F21/608Secure printing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Bioethics (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、ユーザによる画像処理装置の使用を監視しながら、画像データを出力する画像出力システムに関する。
複数の画像処理装置が会社内や学校内に設置され、各画像処理装置および複数のユーザ用の端末装置をネットワークを通じて接続することにより、画像出力システムが形成される。ユーザが端末装置を操作して、画像データを画像処理装置に送信する。画像処理装置は、端末装置を通じたユーザの指示により、画像データを印刷して出力する。
画像出力システムにおいて、例えば特許文献1に記載されているように、サーバによって各画像処理装置を管理して、ユーザ毎に印刷枚数を制限している。
特開2005−339383号公報
画像出力システムでは、社内のユーザといった内部のユーザだけでなく、社外のユーザのような外部のユーザも画像処理装置を使用する。外部のユーザが使用することによって、システム全体として印刷枚数が増える。そして、画像処理装置から出力される画像データには、社外秘の文書のような機密データも含まれる。外部のユーザが画像処理装置を使用したとき、外部のユーザは、このような機密データに接触する機会が生じる。これが機密データの漏洩を招くことになり、セキュリティ上好ましくない。
そこで、本発明は、上記に鑑み、外部のユーザの使用を制限することによって、印刷枚数の増加を抑制するとともに、機密データの漏洩も防止できる画像出力システムの提供を目的とする。
本発明は、画像データを出力する画像処理装置と、画像処理装置の使用履歴を管理するサーバとが通信可能に接続され、サーバは、機密データを出力した画像処理装置を特定の画像処理装置として登録し、ユーザの指示により特定の画像処理装置から画像データを出力しようとするとき、ユーザに応じて出力を制限するものである。
サーバは、使用履歴によって、画像処理装置がどのような画像データを出力したかを監視している。そして、画像データの出力を指示するユーザには、予め登録されたユーザや未登録のユーザがいる。予め登録されたユーザを許可ユーザとし、未登録のユーザを未許可ユーザとする。許可ユーザは、機密データを出力させることができる。未許可ユーザは、機密データを出力できない。そのため、特定の画像処理装置から画像データを出力するとき、サーバは、指示したユーザを判断し、未許可ユーザの場合、出力を制限する。許可ユーザの場合、出力が許可される。出力を制限することにより、特定の画像処理装置において、未許可ユーザが機密データに触れる機会が減る。
画像処理装置は、画像データの出力が制限されたとき、画像データの出力を禁止する、あるいは、画像データの出力を保留して、画像データを保存する。そして、サーバは、画像データの出力を保留していることを許可ユーザに通知する。通知を受けた許可ユーザが出力を指示すると、サーバは出力を許可し、画像処理装置は画像データを出力する。
サーバは、画像データの出力を制限するとき、ユーザに警告を出力する。未許可ユーザが指示したとき、警告される。この未許可ユーザに代わって、許可ユーザが指示することにより、画像データを出力できる。
サーバは、画像データの出力を制限するとき、ユーザに注意を喚起する報知を行い、ユーザに画像データの出力方法を提示する。許可ユーザに対して報知することにより、許可ユーザは出力方法を選択でき、適切な方法で画像データを出力できる。
あるいは、サーバは、ユーザに機密データを出力していない画像処理装置を知らせる。すなわち、特定の画像処理装置以外の画像処理装置が知らせられる。未許可ユーザは、この画像処理装置から出力することを許可される。
画像処理装置は、画像データの出力が制限されたとき、画像データを保管し、許可ユーザによる指示が入力されると、画像データを出力する。
以上のように、出力を制限するとともに、制限に応じて対処することにより、未許可ユーザが特定の画像処理装置を使用することを防止して、機密データに触れる機会を減らせる。
特定の画像処理装置が使用されてから一定時間以上経過したとき、サーバは、特定の画像処理装置の登録を解除する。一定時間経過するまでは、特定の画像処理装置には、機密データが残っている可能性がある。しかし、一定時間経過すると、この可能性はなくなるので、未許可ユーザが画像処理装置を使用しても差し支えない。そこで、サーバは、未許可ユーザが登録を解除された画像処理装置から画像データを出力するように指示したとき、機密データ以外の画像データの出力を許可する。
ユーザ用の端末装置がサーバおよび画像処理装置と通信可能に設けられ、ユーザは、端末装置を通じて画像データの出力を指示する。端末装置は、サーバを経由して画像処理装置に指示する。この間に、サーバは、出力の制限に関する判断を行う。
ユーザが端末装置を通じて画像データの閲覧を指示したとき、サーバは、未許可ユーザの場合、閲覧を禁止する。端末装置に画像データを表示することにより、ユーザは画像データを閲覧できる。この閲覧も画像データの出力であるので、サーバは、ユーザに応じて閲覧を制限する。
本発明によると、不特定のユーザが使用する画像処理装置から画像データを出力するとき、ユーザに応じて出力を制限することにより、外部のユーザのように未許可ユーザが機密データに触れる機会を減らすことができる。これによって、機密データの漏洩を防ぐことができ、セキュリティ性の高い画像出力システムを構築できる。
本実施形態の画像出力システムを図1、2に示す。このシステムは、画像データを出力する複数の画像処理装置1と、各画像処理装置1を管理するサーバ2と、画像データの出力を指示するための複数の端末装置3とがネットワークを通じて接続されて構成される。
本画像出力システムは、会社、学校、役所等の不特定多数のユーザが出入り可能な場所に形成される。画像処理装置1は、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ通信、ドキュメントファイリングといった機能を有するMFP(MultiFunction Printer)とされる。サーバ2および端末装置3は、コンピュータとされ、特に端末装置3は、パーソナルコンピュータとされる。ネットワークは、LAN、WAN、インターネット等とされる。
画像処理装置1には、例えば社内のユーザAといった内部のユーザのみが使用するものと、内部のユーザ以外に社外のユーザBといった外部のユーザも使用するものがある。そして、画像処理装置1が出力する画像データには、機密データも含まれる。社外秘の文書C等が機密データであり、機密データは外部のユーザの目に触れないようにしなければならない。通常の画像データを印刷した通常の文書Dは、外部のユーザの目に触れても差し支えない。
内部のユーザは、サーバ2に予め登録された許可ユーザとされる。許可ユーザは、機密データも含めて全ての画像データの出力および閲覧を許容される。外部のユーザは、未許可ユーザとされ、サーバ2に登録されていないユーザである。未許可ユーザは、機密データの出力を制限される。すなわち、画像処理装置1からの機密データの印刷や端末装置3での機密データの閲覧が制限される。ただし、未許可ユーザは、通常の画像データを出力可能とされる。
画像処理装置1は、図3に示すように、制御部10、スキャナ11、印刷部12、記憶部13、通信部14、入力部15を備えている。スキャナ11は、原稿の画像を読み取って、画像データを入力する。印刷部12は、入力された画像データを記録シートに印刷する。記憶部13は、ハードディスク装置あるいは書き換え可能な半導体メモリとされ、画像データを記憶する。通信部14は、ネットワークを通じてサーバ2、端末装置3、他の画像処理装置1と通信を行う。また、通信部14は、電話回線を通じて外部の画像処理装置1とファクシミリ通信を行う。入力部15は、操作キーやタッチパネルを有し、ユーザの操作を受け付ける。制御部10は、入力部15あるいは端末装置3からのユーザの指示およびサーバ2の指示に基づき、画像データの出力を制御する。また、入力部15は、ユーザの認証情報を入力する。認証情報として、ユーザIDおよびパスワードであったり、指紋等の生体情報とされる。
ここで、画像処理装置1における画像データの出力としては、コピーあるいはプリントによる画像データの印刷、ファクシミリ通信による画像データの送信、データ通信による画像データの送信、画像データを記憶部13に書き込むドキュメントファイリングがある。また、端末装置3において、画像データを表示することも画像データの出力とされ、ユーザは画像データを閲覧可能である。
端末装置3は、制御部20、ハードディスク装置からなる記憶部21、ネットワークを通じてサーバ2や画像処理装置1と通信を行う通信部22、キーボード等の入力部23を備えている。制御部20は、アプリケーションソフトを動作させて、画像データを作成する。画像データは、記憶部21に記憶されたり、通信部22により画像処理装置1あるいはサーバ2に出力される。入力部23は、パスワード、生体情報等の認証情報を入力する。
サーバ2は、制御部30、認証部31、管理部32、通信部33を備えている。認証部31は、端末装置3あるいは画像処理装置1から入力されたユーザの認証情報をチェックして、許可ユーザか未許可ユーザかを判断する。許可ユーザの認証情報は、管理部32において管理されている。管理部32は、ハードディスク装置等の記憶部34を管理しており、認証情報を記憶する。また、管理部32は、各種の設定情報や登録情報も記憶する。通信部33は、ネットワークを通じて端末装置3や画像処理装置1と通信を行う。
また、サーバ2は、画像処理装置1の使用履歴を管理する。画像処理装置1が画像データを出力したとき、画像処理装置1は、この出力に関する出力情報をサーバ2に送信する。また、端末装置3から出力を指示したとき、端末装置3が、出力情報をサーバ2に送信する。制御部30は、出力情報に基づいて使用履歴を作成し、管理部32は記憶部34に記憶する。使用履歴には、指示したユーザ、使用された端末装置3、出力した画像処理装置1、出力の内容、出力時刻、機密データの有無等が含まれている。
サーバ2は、使用履歴に基づいて、機密データを出力した画像処理装置1を特定する。制御部30は、この画像処理装置1を特定の画像処理装置1として、管理部32に登録する。記憶部34に、特定の画像処理装置1に関する情報が記憶される。
ここで、サーバ2は、ユーザによる画像処理装置1の使用を監視し、未許可ユーザが機密データに接触する機会を減らすように、画像処理装置1毎にユーザに応じて画像データの出力を制限する。すなわち、制御部30は、特定の画像処理装置1から画像データが出力されるとき、出力を指示したユーザに応じて出力を制限するか否かを判断する。許可ユーザの場合、画像データの出力を許可し、未許可ユーザの場合、出力を制限する。未許可ユーザが特定の画像処理装置1以外の画像処理装置1から画像データを出力するように指示したとき、制御部30は、機密データの出力であれば、出力を禁止し、通常の画像データの出力であれば、出力を許可する。
画像データを出力するときの動作を図4にしたがって説明する。ここでは、端末装置3を使用して、画像処理装置1においてプリントを行う。端末装置3において、ユーザの操作により、制御部20は、画像データを作成する(S10)。あるいは、記憶部21から画像データを読み出す。これとともに、出力するための指示情報を作成する。このユーザは、許可ユーザであっても、未許可ユーザであってもよい。また、画像データは通常の画像データである。制御部20は、プリンタドライバを作動させて、画像データを変換し、印刷データを作成する(S11)。印刷データには、指示情報が含まれる。通信部22は、印刷データをサーバ2に送信する(S12)。
サーバ2は、印刷データを受信する(S13)と、制御部30が、指示情報に基づき、出力する画像データが通常の画像データであることを確認する。通信部33は、印刷データを画像処理装置1に転送する(S14)。
画像処理装置1は、印刷データを受信する(S15)と、制御部10が、印刷データを画像データに変換する。印刷部12は、画像データに対して画像処理を行い、画像データを印刷する(S16)。制御部10は、印刷結果を通信部14を通じてサーバ2に通知する(S17)。
サーバ2は、印刷結果を受信すると、制御部30が、印刷結果に基づいて使用履歴を作成し、管理部32が使用履歴を記憶部34に記憶する(S18)。
なお、端末装置3は、画像データをサーバ2経由で画像処理装置1に送信しているが、直接画像処理装置1に送信してもよい。ただし、指示情報はサーバ2に送信される。
許可ユーザが機密データを印刷する場合、図5に示すように、端末装置3において、制御部20は、ユーザに認証情報の入力を要求する表示を行う。ユーザは、入力部23から認証情報を入力する(S20)。制御部20は、ユーザの操作により指定された画像データに対する印刷データを作成し(S21)、認証情報とともにサーバ2に送信する(S22)。この画像データは機密データである。画像データに、機密であることを示す特定情報が付加される。あるいは、指示情報に機密であることを示す情報を含める。これによって、機密データであることを識別できる。
サーバ2は、印刷データおよび認証情報を受信する(S23)と、認証部31が、管理部32に登録されている認証情報と照合する。認証部31は、許可ユーザであると判断する(S24)。なお、未許可ユーザである場合、認証情報は登録されていないので、認証部31は、ユーザを認証しない。制御部30は、許可ユーザが機密データの出力を指示したと認識し、この出力を許可する。そして、制御部30は、印刷データを指定された画像処理装置1に出力する(S25)。
画像処理装置1は、印刷データを受信する(S26)と、制御部10は、出力の許可に基づき、画像データを印刷部12に出力する。印刷部12は、画像データを印刷する(S27)。制御部10は、印刷結果を通信部14を通じてサーバ2に通知する(S28)。
サーバ2は、印刷結果を受信すると、制御部30が、印刷結果に基づいて使用履歴を作成し、管理部32が使用履歴を記憶部34に記憶する(S29)。このとき、画像処理装置1が機密データを出力したので、管理部32は、当該画像処理装置1を特定の画像処理装置1として登録する(S30)。
次に、特定されていないユーザが特定の画像処理装置1において画像データを出力する場合について説明する。図6に示すように、端末装置3において、ユーザの入力に基づき制御部20は、出力する画像処理装置1を指定し(S41)、出力する画像データのファイルを指定する(S42)。制御部20は、ユーザの認証情報を取得する(S43)。そして、上記と同様に制御部20は、印刷データをサーバ2に出力する。
サーバ2では、制御部30が、端末装置3から入力された情報に基づいて出力を制限するか否かを判定する(S44)。この判定処理として、図7に示すように、まず許可ユーザ以外のユーザが画像処理装置1を使用するユーザに含まれているかを確認する(S51)。含まれていない場合、すなわち許可ユーザだけが使用する場合、制御部30は、出力を許可し、印刷可能とする(S54)。この場合、未許可ユーザは特定の画像処理装置1を使用しないので、機密データを出力しても、未許可ユーザが機密に接触することはない。
許可ユーザ以外のユーザが含まれている場合、すなわち未許可ユーザも使用する場合、制御部30は、ユーザが最後に特定の画像処理装置1を使用してから一定期間経過しているか確認する(S52)。制御部30は、特定の画像処理装置1の使用履歴に基づき、前回の使用から今回の使用までの時間を算出して、一定期間、例えば1日経過しているかを判断する。一定期間経過している場合、制御部30は、特定の画像処理装置1の登録を解除する。指定された画像処理装置1は、通常の画像処理装置1となる。この場合、ユーザにかかわらず、機密データ以外の画像データの出力が許可され、印刷可能とされる(S54)。
一定期間経過していない場合、出力した機密データの印刷物が画像処理装置1に残っている可能性がある。そのため、制御部30は、未許可ユーザに対する特定の画像処理装置1からの出力を制限する。なお、許可ユーザの場合、画像データの出力は許可される。
制御部30は、出力を制限するとき、出力を中止するか、出力を保留して、画像データを記憶部34に保存するドキュメントファイリングかを選択する(S53)。この選択は、システムでの基本設定に基づく。管理者の権限なしで中止する設定であれば、中止とされる(S55)。設定されていない場合、ドキュメントファイリングとされる(S56)。
なお、上記の判定処理中、サーバ2は、ユーザが使用する端末装置3に、処理の状況を報知する。端末装置3は、この状況を表示する。ユーザは、出力の指示の結果を認識でき、状況に応じた対処をすぐに取ることができる。
制御部30は、上記の判定結果を画像処理装置1に出力する。画像処理装置1は、判定結果に基づき、印刷(S45)、中止(S46)、ドキュメントファイリング(S47)のいずれかを実行する。中止の場合、制御部30は、画像データを画像処理装置1に送信せず、記憶部34から削除する。ドキュメントファイリングの場合、制御部30は、画像データを画像処理装置1に送信する。画像処理装置1は、受信した画像データを記憶部13に保存する。この出力結果はサーバ2に通知される。サーバ2では、使用履歴が作成され、記憶部34に記憶される。
このように、特定の画像処理装置1において、未許可ユーザが画像データを出力しようとしたときには、この出力が制限される。したがって、画像データの印刷が禁止されるので、印刷枚数の増加を抑制することができる。また、未許可ユーザが機密データに触れる機会をなくすことができ、機密データの漏洩を防止でき、セキュリティ性が高まる。
ところで、未許可ユーザの指示であるからといって、出力を制限しては困る場合がある。例えば、許可ユーザの依頼によって未許可ユーザが使用する場合もあり得る。そこで、このような場合の対応として、画像データのドキュメントファイリングを行ったとき、サーバ2の制御部30は、許可ユーザが使用する端末装置3に画像データを保留にしている旨の通知を行う。許可ユーザが出力を許可すると、端末装置3は、サーバ2に許可を通知する。サーバ2は、画像処理装置1に出力許可の指示を出力する。画像処理装置1は、この指示に基づき、画像データを印刷して出力する。
他の対応として、画像データの出力を制限するとき、サーバ2は、指示したユーザの端末装置3に警告を出力する。警告を受けた未許可ユーザの代わりに、許可ユーザが代理して、端末装置3から画像データの出力を指示する。サーバ2は、この出力を許可し、画像処理装置1は、画像データを印刷して出力する。許可ユーザからの出力の指示がないとき、サーバ2は、出力を中止する。
また、画像データの出力を制限するとき、サーバ2は、許可ユーザの端末装置3に出力を制限する旨を報知して、注意を喚起する。そして、許可ユーザの端末装置3に、出力方法を提示する。すなわち、このまま特定の画像処理装置1から出力する、他の画像処理装置1に転送して出力する、一旦ドキュメントファイリングを行い、許可ユーザが当該画像処理装置1において操作することにより出力するといった方法を提示し、許可ユーザに選択させる。サーバ2は、選択された方法にしたがって、画像処理装置1に指示する。画像処理装置1は、指示に応じた方法で画像データを印刷して出力する。
あるいは、サーバ2は、指示したユーザの端末装置3に、特定の画像処理装置1以外の登録されていない画像処理装置1を知らせる。この画像処理装置1は、機密データを出力していない。そのため、未許可ユーザの指示によって、画像処理装置1から画像データを出力することが可能である。未許可ユーザは、所望の画像処理装置1を指定する。サーバ2は、指定された画像処理装置1に画像データを送信し、出力を指示する。指定された画像処理装置1は、画像データを印刷して出力する。
他の対応として、画像データの出力を制限するとき、サーバ2は、親展印刷を指示する。画像処理装置1は、画像データを記憶部13に保存する。そして、画像処理装置1の入力部15から許可ユーザの認証情報が入力されたとき、制御部10は、画像データを記憶部15から読み出し、印刷部12は、画像データを印刷して出力する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。画像データの出力として、画像処理装置あるいは端末装置に保存されている画像データを端末装置に表示する。ユーザは、端末装置において画像データを閲覧できる。ただし、未許可ユーザが閲覧を指示したとき、サーバは、特定の画像処理装置に保存されている画像データに対する閲覧を禁止する。
画像処理装置において、コピーするときや記憶部に保存されている画像データを出力するときのように、ユーザが直接画像処理装置を使用する場合にも、サーバは、上記実施形態と同様にユーザに応じて出力を制限する。
画像データの出力の制限として、ファクシミリ通信やデータ通信を制限してもよい。この場合、通信の中止あるいはドキュメントファイリングとされる。また、ドキュメントファイリングを制限してもよい。この場合、ドキュメントファイリングの中止とされる。
複数の画像処理装置の中から1つの画像処理装置を親機とする。親機がサーバとして機能してもよい。
本発明の画像出力システムにおけるユーザの使用形態を説明するための図 画像出力システムにおけるデータの流れを示す図 画像処理装置、サーバおよび端末装置の概略ブロック図 画像データを印刷するときのフローチャート 機密データを印刷するときのフローチャート 特定の画像処理装置から出力するときのフローチャート 出力制限の判定処理のフローチャート
符号の説明
1 画像処理装置
2 サーバ
3 端末装置
10 制御部
12 印刷部
14 通信部
13 記憶部
15 入力部
20 制御部
21 記憶部
22 通信部
23 入力部
30 制御部
31 認証部
32 管理部
33 通信部
34 記憶部

Claims (13)

  1. 画像データを出力する画像処理装置と、画像処理装置の使用履歴を管理するサーバとが通信可能に接続され、サーバは、機密データを出力した画像処理装置を特定の画像処理装置として登録し、ユーザの指示により特定の画像処理装置から画像データを出力しようとするとき、ユーザに応じて出力を制限することを特徴とする画像出力システム。
  2. サーバは、予め登録されたユーザを許可ユーザとし、未登録のユーザを未許可ユーザとし、許可ユーザの場合、画像データの出力を許可し、未許可ユーザの場合、画像データの出力を制限することを特徴とする請求項1記載の画像出力システム。
  3. 画像処理装置は、画像データの出力が制限されたとき、画像データの出力を禁止することを特徴とする請求項2記載の画像出力システム。
  4. 画像処理装置は、画像データの出力が制限されたとき、画像データの出力を保留して、画像データを保存することを特徴とする請求項2記載の画像出力システム。
  5. サーバは、画像データの出力を保留していることを許可ユーザに通知し、通知を受けた許可ユーザの指示により画像データの出力を許可することを特徴とする請求項4記載の画像出力システム。
  6. サーバは、画像データの出力を制限するとき、出力を指示したユーザに警告を出力することを特徴とする請求項2記載の画像出力システム。
  7. サーバは、画像データの出力を制限するとき、許可ユーザに注意を喚起する報知を行い、許可ユーザに画像データの出力方法を提示することを特徴とする請求項2記載の画像出力システム。
  8. サーバは、画像データの出力を制限したとき、出力を指示したユーザに機密データを出力していない画像処理装置を知らせることを特徴とする請求項2記載の画像出力システム。
  9. 画像処理装置は、画像データの出力が制限されたとき、画像データを保管し、許可ユーザによる出力の指示が画像処理装置に入力されると、画像処理装置は、画像データを出力することを特徴とする請求項2記載の画像出力システム。
  10. 特定の画像処理装置が使用されてから一定時間以上経過したとき、サーバは、特定の画像処理装置の登録を解除することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像出力システム。
  11. サーバは、未許可ユーザが登録を解除された画像処理装置から画像データを出力するように指示したとき、機密データ以外の画像データの出力を許可することを特徴とする請求項10記載の画像出力システム。
  12. ユーザ用の端末装置がサーバおよび画像処理装置と通信可能に設けられ、ユーザは、端末装置を通じて画像データの出力を指示することを特徴とする請求項11記載の画像出力システム。
  13. ユーザ用の端末装置がサーバおよび画像処理装置と通信可能に設けられ、ユーザが端末装置を通じて画像データの閲覧を指示したとき、サーバは、未許可ユーザの場合、閲覧を禁止することを特徴とする請求項10記載の画像出力システム。
JP2007186757A 2007-07-18 2007-07-18 画像出力システム Active JP4392036B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007186757A JP4392036B2 (ja) 2007-07-18 2007-07-18 画像出力システム
CN200810128277.7A CN101350046B (zh) 2007-07-18 2008-07-04 图像输出系统
US12/218,657 US8325915B2 (en) 2007-07-18 2008-07-16 Image output system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007186757A JP4392036B2 (ja) 2007-07-18 2007-07-18 画像出力システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009025946A JP2009025946A (ja) 2009-02-05
JP4392036B2 true JP4392036B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=40265947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007186757A Active JP4392036B2 (ja) 2007-07-18 2007-07-18 画像出力システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8325915B2 (ja)
JP (1) JP4392036B2 (ja)
CN (1) CN101350046B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5694689B2 (ja) * 2010-06-03 2015-04-01 キヤノン株式会社 画像形成装置とその制御方法とコンピュータプログラム
US9235371B2 (en) 2010-07-15 2016-01-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Processing print requests
CN103544419A (zh) * 2012-07-17 2014-01-29 联想(北京)有限公司 一种控制方法及电子设备
JP6265084B2 (ja) * 2014-08-28 2018-01-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6801275B2 (ja) 2016-07-11 2020-12-16 富士ゼロックス株式会社 情報処理システム及びプログラム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10161823A (ja) 1996-11-27 1998-06-19 Nec Corp 印刷システム
KR20030014224A (ko) * 2000-10-11 2003-02-15 트러스트카피 프라이빗 리미티드 안전한 및 인증된 문서의 원격 인쇄
JP2002351944A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Konica Corp 画像データハンドリングシステム、プリント作成システム及び記憶媒体作成システム
US20040196486A1 (en) * 2003-04-01 2004-10-07 Atsushi Uchino Addressbook service for network printer
KR20050078462A (ko) * 2004-01-31 2005-08-05 삼성전자주식회사 보안 인쇄 시스템 및 보안 인쇄 방법
JP2005339383A (ja) 2004-05-28 2005-12-08 Ricoh Co Ltd 印刷システム
JP4160017B2 (ja) * 2004-06-10 2008-10-01 シャープ株式会社 印刷装置、印刷制御プログラム、印刷制御プログラムを記録した記録媒体
US7778495B2 (en) * 2004-11-05 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System and device for image processing
JP4557823B2 (ja) * 2005-06-30 2010-10-06 キヤノン株式会社 画像形成方法、画像形成システム、画像形成装置、ドライバプログラム、及び情報処理装置
JP4661475B2 (ja) * 2005-09-14 2011-03-30 富士ゼロックス株式会社 デバイスおよび履歴表示制限方法
US8305604B2 (en) * 2007-04-18 2012-11-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method of network printing

Also Published As

Publication number Publication date
CN101350046A (zh) 2009-01-21
JP2009025946A (ja) 2009-02-05
US20090025065A1 (en) 2009-01-22
CN101350046B (zh) 2011-11-09
US8325915B2 (en) 2012-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3992050B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法ならびにコンピュータプログラム
US10785383B2 (en) System and method for managing security settings of a print device using a lockdown mode
JP4609499B2 (ja) 認証印刷装置、認証印刷システム、認証サーバ、並びにそれらの方法およびプログラム
JP4670907B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、および画像処理装置の制御プログラム
JP5902922B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
JP5887942B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
US8867060B2 (en) Information processing apparatus that prevents unauthorized access, method of controlling the same, and storage medium
JP2008194933A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2011060239A (ja) 画像形成装置、印刷ジョブ実行方法、プログラム、記憶媒体
JP2010231285A (ja) 認証システム、認証方法および情報処理装置
JP4392036B2 (ja) 画像出力システム
EP1647913B1 (en) Image forming apparatus
JP2021049687A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
US8797568B2 (en) Image processing system
JP2009069994A (ja) 利用制限装置及び利用制限方法
JP2009163603A (ja) 権限情報管理装置、情報処理システム及びプログラム
US8595719B2 (en) Computer readable storage medium storing secure printing set-up program and method of setting secure printing
JP2006190204A (ja) 利用制限システム
JP2007164621A (ja) 利用制限管理装置、方法、プログラム及びシステム
JP2021049686A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP2007158571A (ja) データ処理装置
JP2018079675A (ja) 画像形成装置及びその制御方法とプログラム
JP4559350B2 (ja) 画像記録システム
JP4508786B2 (ja) 認証システム及び認証機能付き画像処理装置
JP2012065254A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090915

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091008

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4392036

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131016

Year of fee payment: 4