JP2007008143A - タンデム連続紙プリンタ - Google Patents

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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
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Abstract

【課題】 第1プリンタエンジンと第2プリンタエンジンをタンデム構成にして両面印刷を行うシステムにおいて、いずれかのプリンタが何らかの要因で緊急停止した時等に2台のプリンタエンジン間のページ対応が正常に対応しない不具合を解消する。
【解決手段】 第1プリンタエンジン、第2プリンタエンジン、プリンタコントローラを備え、第1プリンタエンジンで印刷した用紙に第2プリンタエンジンでも印刷することで、タンデム印刷を行うタンデム連続紙プリンタにおいて、第1プリンタエンジンにチェックページ間隔でタンデムチェックマークを印刷させ、第2プリンタエンジンにタンデムチェックマークを検出するセンサを設けたタンデム連続紙プリンタとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は連続紙プリンタをタンデム接続し、両面印刷を行うタンデム連続紙プリンタに関するものである。
タンデム構成の連続紙プリンタでは、2台の連続紙プリンタ(第1プリンタエンジンと第2プリンタエンジン)をタンデム接続し、両面印刷を実現しているタンデム連続紙プリンタが知られている。
タンデム連続紙プリンタの従来技術として、第2プリンタエンジンが第1プリンタエンジンの印刷したページに同期して印刷できるようにするため、第1プリンタエンジンで先頭ページにマークを印刷し、第2プリンタエンジンがそのマークを検出してから印刷を開始するタンデム連続紙プリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。本印刷システムによれば、印刷ジョブの先頭ページについて、2台のエンジンによる印刷開始位置を同期化することができる。そして、以後のページについては、2台のプリンタエンジンが正常印刷を継続することで、2台のプリンタエンジン間におけるページの対応を維持を目的とする構成となっている。
また、連続紙プリンタでマークを印刷する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。この連続紙プリンタにおいて印刷されるマークは、「ミシン目なしの用紙を用いた連続紙プリンタで、印刷を開始するページ区切りを記述する」為のものである。このマークにより、ミシン目なしの用紙を使う際に、印刷を開始する先頭ページについて、ページ先頭を合わせることが可能となっている。しかし、各ページの表と裏の対応が合っているかをチェックするためのものではなく、さらに、連続紙プリンタエンジンについて記載されたもので、プリンタコントローラとの関係については何ら記載されていない。
特開平07−237336号公報
特開2003−255635号公報
上記特許文献1に記載のタンデム構成のプリンタでは、2台のプリンタエンジンを用いた印刷の実行中に同期が狂う、つまり、2台のプリンタエンジン間の用紙長さにずれが生じ、結果として、2台のプリンタエンジン間のページの対応が狂ってしまうことがある。
具体的には、次の2つの場合が挙げられる。
(1)いずれかのプリンタが何らかの要因で印刷を停止させられてしまう場合
この要因としては、例えば、以下のものがある。
(a)オペレータが操作パネル等から印刷処理の中断を指示した場合。
(b)用紙無し等のイベントが発生し、印刷処理が停止した場合。
(c)いずれかのエンジンで用紙ジャム等の緊急停止エラーが発生し、印刷処理が停止した場合。
ここで、(b)の場合はプリンタエンジンはページ区切り(ミシン目等)で停止する。(c)の場合、プリンタエンジンは、エラーが発生した時点で直ちに停止するので、ページ区切り(ミシン目等)で停止するとは限らない。
(2)ページの展開速度がエンジン印刷速度に間に合わない場合
印刷ジョブのあるページが複雑な印刷データからなり、描画部による展開時間がプリンタエンジンの印刷時間に比べて長いものとする。この場合、このページの展開速度がエンジン印刷速度に間に合わなくなり、そのページの印刷が緊急停止させられる。緊急停止時に2台のプリンタエンジン間のページ対応がずれる。なお、緊急停止に伴い、間欠印刷が発生する。
以上のような場合に、特許文献1に記載のタンデム連続紙プリンタでは、第1プリンタエンジンで印刷したページと第2プリンタエンジンで印刷したページの対応がずれた印刷結果が得られることがある。この場合、ユーザは、印刷物のページ対応がずれて出力されていないかどうか、全ページ目視チェックする必要があった。
上記したように、第1プリンタエンジンと第2プリンタエンジンをタンデム構成にして両面印刷を行うシステムにおいて、いずれかのプリンタが何らかの要因で緊急停止した時等に、2台のプリンタエンジン間のページ対応が正常に対応しないという課題がある。
上記した課題を解決するため、本発明では、第1プリンタエンジンと、第2プリンタエンジンと、プリンタコントローラを備え、第1プリンタエンジンで印刷した用紙に第2プリンタエンジンでも印刷することで、タンデム印刷を行うタンデム連続紙プリンタにおいて、前記第1プリンタエンジンは、印刷ジョブを構成する印刷データについての印刷とは別に、チェックページ間隔Sと呼ぶ一定ページ間隔で、前記用紙にタンデムチェックマークを印刷し、前記第2プリンタエンジンに前記タンデムチェックマークを検出するセンサを設け、前記第2プリンタエンジンにおいて各ページの印刷をする時、前記第1プリンタエンジンが印刷したタンデムチェックマークが前記チェックページ間隔Sで認識されるかを前記センサを用いてチェックし、前記タンデムチェックマークが認識されれば、前記第2プリンタエンジンは印刷データの印刷を継続し、前記タンデムチェックマークが認識されなければ印刷を停止することを特徴とする。
また、前記タンデムチェックマークが認識されない場合には、印刷を停止した後、前記プリンタコントローラがエラーリカバリ印刷を実行することを特徴とする。
また、前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転して前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが反転された用紙の裏面に印刷するタンデム両面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の裏面側のマークを検出するためのセンサを用いて、タンデムチェックマークを認識することを特徴とする。
また、前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転せずそのまま前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが用紙の表面に印刷するタンデム片面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の表面側のマークを検出するためのセンサを用いて、タンデムチェックマークを認識することを特徴とする。
また、前記第1プリンタエンジンと前記第2プリンタエンジンとが、少なくとも印写ドラムと定着器を備えた電子写真方式のプリンタエンジンであって、前記チェックページ間隔Sが、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間のリカバリ長さに相当する長さであることを特徴とする。
また、前記チェックページ間隔Sが用紙長さの整数倍であることを特徴とする。
また、用紙1ページを単位とするページ通し番号を設け、前記ページ通し番号が個々の印刷ジョブを超え、複数の印刷ジョブについて計数されるようにするとともに、チェックページ間隔Sを前記ページ通し番号を用いて管理することを特徴とする。
また、前記チェックページ間隔Sを、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間であるリカバリ長さの半分に相当する長さとし、前記タンデムチェックマークが2つのチェックページ間隔Sについて続けて検出されなかった場合に、印刷を停止することを特徴とする。
また、複数通りのパターン列の中の各パターンを順に繰り返し、前記タンデムチェックマークパターンとして用いることを特徴とする。
また、前記タンデムチェックマークが認識されない場合には、印刷を停止した後、前記プリンタコントローラがエラーリカバリ印刷を実行することを特徴とする。
また、前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転して前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが反転された用紙の裏面に印刷するタンデム両面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の裏面側のマークを検出するためのセンサを用いて、前記タンデムチェックマークを認識することを特徴とする。
また、前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転せずそのまま前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが用紙の表面に印刷するタンデム片面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の表面側のマークを検出するためのセンサを用いて、前記タンデムチェックマークを認識することを特徴とする。
また、前記第1プリンタエンジンと前記第2プリンタエンジンとが、少なくとも印写ドラムと定着器を備えた電子写真方式のプリンタエンジンであって、前記チェックページ間隔Sが、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間のリカバリ長さに相当する長さであることを特徴とする。
また、前記チェックページ間隔Sが、用紙長さの整数倍であることを特徴とする。
また、用紙1ページを単位とするページ通し番号を設け、前記ページ通し番号が個々の印刷ジョブを超え、複数の印刷ジョブについて計数されるようにするとともに、チェックページ間隔Sを前記ページ通し番号を用いて管理することを特徴とする。
また、前記チェックページ間隔Sを、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間であるリカバリ長さの半分に相当する長さとし、タンデムチェックマークが2つのチェックページ間隔Sについて続けて検出されなかった場合に、印刷を停止することを特徴とする。
また、複数通りのパターン列の各々を複数個の要素マークで構成したことを特徴とする。
また、複数通りのパターン列の各々を複数個の要素マークで構成し、前記第2プリンタエンジンにて各ページを印刷する時、各タンデムチェックマークパターンの認識毎に、要素マークの数を計数し、その数に基づいて印刷されている前記タンデムチェックマークが正しく認識されたか否かを判断することを特徴とする。
また、複数通りのパターン列の各々を複数個の要素マークで構成し、各要素マークが2値を表現することで、各パターンが数値を表わすようにし、前記第2プリンタエンジンにて、各ページを印刷する時、各タンデムチェックマークパターンの認識毎に、複数個の要素マークを複数桁の2進数として数値で認識し、その数値に基づいて印刷されているタンデムチェックマークパターンが正しいか否かを判断することを特徴とする。
また、前記チェックページ間隔Sをランダム間隔としたことを特徴とする。
また、第1プリンタエンジンと、第2プリンタエンジンと、プリンタコントローラを備え、第1プリンタエンジンで印刷した用紙に第2プリンタエンジンでも印刷することで、タンデム印刷を行うタンデム連続紙プリンタにおいて、前記第1プリンタエンジンは、印刷ジョブを構成する印刷データについての印刷とは別に、チェックページ間隔Sで、前記用紙にタンデムチェックマークを印刷し、前記第2プリンタエンジンに前記タンデムチェックマークを検出するセンサを設け、前記第2プリンタエンジンは、各ページの印刷をする時、前記第1プリンタエンジンが印刷した前記タンデムチェックマークの有無をチェックページ間隔S毎に前記センサでチェックし、前記タンデムチェックマークが検出されれば、前記第2プリンタエンジンは印刷データの印刷を継続し、前記タンデムチェックマークが検出されなければ印刷を停止することを特徴とする。
また、前記タンデムチェックマークが検出されない場合には、印刷を停止した後、前記プリンタコントローラがエラーリカバリ印刷を実行することを特徴とする。
また、前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転して前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが反転された用紙の裏面に印刷するタンデム両面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の裏面側のマークを検出するためのセンサを用いて、前記タンデムチェックマークを検出することを特徴とする。
また、前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転せずそのまま前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが用紙の表面に印刷するタンデム片面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の表面側のマークを検出するためのセンサを用いて、前記タンデムチェックマークを検出することを特徴とする。
また、前記第1プリンタエンジンと前記第2プリンタエンジンが、少なくとも印写ドラムと定着器を備えた電子写真方式のプリンタエンジンであって、前記チェックページ間隔Sが、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間のリカバリ長さに相当する長さであることを特徴とする。
また、前記チェックページ間隔Sが、用紙長さの整数倍であることを特徴とする。
また、用紙1ページを単位とするページ通し番号を設け、前記ページ通し番号が個々の印刷ジョブを超え、複数の印刷ジョブについて計数されるようにするとともに、前記チェックページ間隔Sを前記ページ通し番号を用いて管理することを特徴とする。
また、前記チェックページ間隔Sを、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間であるリカバリ長さの半分に相当する長さとし、前記タンデムチェックマークが2つのチェックページ間隔Sについて続けて検出されなかった場合に、印刷を停止することを特徴とする。
第1プリンタエンジンがチェックページ間隔Sでタンデムチェックマークを印刷し、第2プリンタエンジンにおいてそのタンデムチェックマークが認識されるかをチェックすることで、第1プリンタエンジンによる印刷と第2プリンタエンジンによる印刷のページ対応に不一致があるかを検証することができる。
対応に不一致がある場合は、エラー処理により、オペレータやユーザに知らせ、2台エンジン間のページ対応を再度設定し、一致させてから、その印刷ジョブの対応不一致部分以降を、再度正しく設定されたページ対応で再印刷することができる。
従って、タンデム印刷システムの信頼性を高めることができる。
以下、本発明についての実施例を図面を参照して説明する。
まず、図1を用いて、本発明のタンデム連続紙プリンタの全体構成を説明する。タンデム連続紙プリンタ100は、第1プリンタエンジン110と、第2プリンタエンジン120と、プリンタコントローラ200を備えたことを主な構成としている。第1プリンタエンジン110は、給紙部111、印写ドラム112、定着器113等を備えている。給紙部111には、折り畳みタイプの連続紙(以下、用紙とする)を設置した。印写ドラム112を用いて、給紙部111から供給された用紙に対し、印写、転写といった電子写真プロセスを実行する。印写ドラム112の周囲には、図示していないが、印写ドラムを帯電する帯電手段、印写ドラム表面を露光する露光手段、トナーを付着させて顕像化する現像手段、トナー像を用紙に転写する転写手段、転写されずに残った残留トナーを清掃する清掃手段などが設けられている。その後、用紙に転写されたトナー画像は、定着器113を用いて用紙に定着される。第1プリンタエンジン110には、折り畳みタイプの用紙ばかりでなく、ロール給紙装置(図示せず)を接続して、ロールタイプの用紙を供給することも可能である。
第2プリンタエンジン120は、印写ドラム122、定着器123等を備えている。第2プリンタエンジン120にも第1プリンタエンジンと同様、給紙部があるが、タンデム構成では使わないので、本図では省略した。後で説明するタンデム以外の印刷モードでは、第2プリンタエンジン120でも、給紙部を使う。印写ドラム122、定着器123の各部の機能は、第1プリンタエンジン110の場合と同様である。
プリンタコントローラ200は、上位の計算機130,131,132等から印刷データを受取り、描画処理をした後、第1プリンタエンジン110や第2プリンタエンジン120に画像データを出力する。
プリンタコントローラ200には、印刷モード設定部4610を設け、タンデム両面印刷モード等の印刷モードを設定できるようにした。本印刷モード設定部4610については、図4を用いて後で説明する。第1プリンタエンジン110と第2プリンタエンジン120を使い、タンデム印刷を実現するため、用紙反転部150、用紙挿入部121、用紙巻き上げ部160を追加した。
計算機130と131は、ネットワーク990経由でプリンタコントローラ200に接続されている。計算機132はローカルインターフェース経由でプリンタコントローラ200に接続されている。ローカルインターフェースは物理的には、後述する図9のプリンタローカルI/Fケーブルとして実現した。
用紙反転部150は、タンデム両面印刷モードの場合、第1プリンタエンジン110で用紙の第1面に印刷され用紙を反転し、第2プリンタエンジン120に出力する。また、タンデム片面印刷モードの場合は、用紙を反転せずそのまま用紙反転部150を通す。第2プリンタエンジン120は、用紙挿入部121より用紙反転部150を経由した用紙を受け入れ、用紙巻上げ部160に送る。用紙巻上げ部160は、第2プリンタエンジン120に供給された用紙を巻上げ、第2プリンタエンジン120の印写ドラム122他の電子写真プロセスに供給する。
以上のように、用紙反転部150、用紙挿入部121、用紙巻上げ部160も用い、初めに第1プリンタエンジン110が印刷し、後から第2プリンタエンジン120が印刷することで、タンデム印刷を実現する。
第2プリンタエンジン120で印刷された用紙は、オペレータの用紙装填に従い、スタッカ部124又は後処理装置170に出力される。後処理装置170への出力は、第1プリンタエンジン110の用紙として大容量のロール給紙装置を用いた時、特に有効になる。
タンデム連続紙プリンタには、タンデム両面印刷モード、タンデム片面印刷モード、2台独立片面印刷モード、1台片面印刷モードという4つの印刷モードを用意した。オペレータが上記印刷モード設定部4610を用いてそのうちの一つを設定することができる。
4モードのうち、タンデム両面印刷モードとタンデム片面印刷モードが、タンデム構成にして印刷するモードである。
タンデム両面印刷モードでは、第1プリンタエンジン110で表面に印刷した後、用紙反転部150で用紙を反転して第2プリンタエンジン120に供給する。第2プリンタエンジン120はこの反転された用紙の裏面に印刷する。また、タンデム片面印刷モードでは第1プリンタエンジン110で表面に印刷した後、用紙反転部150で用紙を反転することなくそのまま第2プリンタエンジン120に供給する。従って、第2プリンタエンジン120も、第1プリンタエンジン110と同じく、用紙の表面に印刷する。本モードはスポットカラー印刷の時に有用である。なお、2台独立片面印刷モード、1台片面印刷モードの場合の動作は、図4を用いて後で説明する。
次に、図2を用いて、タンデム連続紙プリンタによる用紙への印刷状況を説明する。なお、タンデム両面印刷モードを中心に説明するが、タンデム片面印刷モードの場合も同様にして実現可能である。
初めに、第1プリンタエンジン110で用紙の表面に印写ドラム112等を用いて印刷した後、用紙反転部150で用紙を反転し、第2プリンタエンジン120に供給する。第2プリンタエンジン120は、この反転された用紙の裏面に印写ドラム122等を用いて印刷する。第1プリンタエンジン110と第2プリンタエンジン120の印刷は、エンジン間用紙差分値δ220の分だけ、印刷するページがずれている。
第1プリンタエンジン110と第2プリンタエンジン120は、後で図3や図4を用いて説明する物理用紙サイズ単位で印刷する。従って、エンジン間用紙差分値δ220は物理用紙サイズの枚数を単位として計数する。
つまり、第1プリンタエンジン110が印刷しているページNfと、第2プリンタエンジン120が印刷しているページNbとは、次の関係を有する。ここで、Nf、Nb、δの単位は、物理用紙サイズについてのページ通しNo.である。本ページ通しNo.についても、後で説明する。
Nf=Nb+δ+1・・・・・・(式1)
図2は、δ=10の例であり、Nb=14の時、Nfは25となる。
図2に示すように、第2プリンタエンジン120には二つのマークセンサ、つまり第1マークセンサ251と第2マークセンサ252とを設けた。第1マークセンサ251と第2マークセンサ252は各々、タンデム両面印刷モード、タンデム片面印刷モードについて、第1プリンタエンジンが印刷したタンデムチェックマークを検出するためのセンサである。本検出に基づき、タンデムチェックマークが適切なタイミングで、想定していた内容として認識されるか否かを判定する。
第1マークセンサ251は、タンデム両面印刷モードを用いて、第2プリンタエンジン120が、第1プリンタエンジン110の印刷した用紙面の反対面に印刷する場合に使うこととする。
第2マークセンサ252は、タンデム片面印刷モードを用いて、第2プリンタエンジン120が、第1プリンタエンジン110の印刷した用紙面と同じ面に印刷する場合に使うこととする。
次に、図3を用いて、タンデム印刷における第1プリンタエンジン110と第2プリンタエンジン120の対応をチェックするためのタンデムチェックマーク312について説明する。ここで、図3は、用紙を模式的に示した図である。タンデムチェックマーク312は、第1プリンタエンジン110が印刷する。タンデムチェックマーク312は、連続用紙のページ区切りから用紙送り方向(図3の縦方向)に長さa、用紙左端から長さbの位置に印刷する。本実施例では、タンデムチェックマークパターンとしてある一つのパターンを用いた。なお、第2実施例以降に、複数のパターンを用いる場合の例を示した。aとbの値は、第1マークセンサ251や第2マークセンサ252の物理的配置等で決まる。例えば、a=1.5インチ、b=0.4875インチといったように設定する。他の目的で使う別のマークと併用するため、aとbには用紙範囲内で好適な数値を、ユーザインターフェース制御部4600からオペレータが適宜設定することができるようにし、タンデムチェックマークと別のマークが重ならないようにした。特に、aを自由に設定できるようにすることが重要である。
次に、図4を用いて、プリンタコントローラ200の構成と処理内容を説明する。図4に示すように、プリンタコントローラ200には各処理部として、上位インターフェース部4100、描画部4300、印刷制御部4500、ユーザインターフェース制御部4600、第1エンジン制御部4551、第2エンジン制御部4552、及びエラー処理部4700を設けた。プリンタコントローラ200には各種データを記憶するために、ページバッファメモリ部4400、印刷モード4710を設けた。
まず、上位インターフェース部4100について説明する。上位インターフェース部4100は、上位計算機からネットワーク、ローカルインターフェース等の各種インターフェースを用いて印刷データを受取る。
ここで印刷データは、印刷コマンド列やページ記述言語等の描画部4300が処理できるできる形式のデータである。印刷コマンド列やページ記述言語の例としては、Adobe Systems社のPostScript(登録商標)とPDF(Portable Document Format;登録商標)とTIFF(Tagged Image File Format;登録商標)、Hewlett−Packard社のPCL−5,PCL−5E,PCL−6,PCL−XL(登録商標)、JPEG等がある。本発明ではこれらのPDLの中から1個以上の任意のものを、サポートできるようにした。
本実施例では、ネットワーク990の物理I/Fとして、Ethernet(登録商標)、Token−Ring、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、ATM(Asynchronous Transfer Mode)、ISDN(Integrated Services Digital Network)、ADSL、無線LAN(IEEE802.11a,IEEE802.11b,IEEE802.11g等)、Bluetooth等を用いた。
また、ローカルインターフェースとしてセントロニクス、SCSI、fiber channel、IEEE1394、USB、RS−232C、RS−422/423等を用いた。
描画部4300は、印刷データを上位インターフェース部4100から入力し、描画、つまり印刷データを構成する文字要素、図形要素、イメージ要素の各々をドット展開し、ドットイメージ形式にしてページバッファメモリ部4400に書込み、出力する。ページバッファメモリ部4400は複数ページ分のドットイメージデータを格納できる構成とした。
ページバッファメモリ部4400が管理する用紙サイズを、第1プリンタエンジン110、第2プリンタエンジン120にかける用紙のサイズとした。この用紙サイズは、実際の物理的用紙のサイズなので、物理用紙サイズとも呼ぶ。また、この用紙を物理用紙とも呼ぶ。一方、描画部4300は入力された印刷データを処理し、ドットイメージ形式に出力するが、描画部4300が扱う用紙サイズは、上記物理用紙サイズとは独立とした。つまり、必ずしも物理用紙サイズと一致しなくても良い。描画部4300が印刷データに従って作成するこの用紙サイズを論理用紙サイズと呼ぶ。物理用紙サイズの中に論理用紙サイズの文書を埋め込んで印刷する。必要に応じ、第2プリンタエンジン120の後段に後処理装置170を設け、ここで、物理用紙サイズから論理用紙サイズを切り出し、印刷物を完成品にする。この場合、次に説明するNアップ機能が有効である。
Nアップは物理用紙サイズ内に描画部4300が論理用紙サイズとして描画する際、論理用紙を物理用紙内にN個配置する機能である。ここでは、NアップのNとして2、3、4等を実装したが、Nとして他の場合も同様に実現することができる。
Nが2又は3の場合、物理用紙内で横方向に論理用紙を2個又は3個配置した。これにより、論理用紙の印刷性能をプリンタエンジン(第1プリンタエンジンや第2プリンタエンジン)のメカニズムの性能に対し、2倍、3倍に向上した。本Nアップ機能は、物理用紙サイズと論理用紙サイズを独立としたことで実現することができた。
図3において、物理用紙サイズは用紙幅319と用紙長さ320の組で定義される。オペレータはこの組をユーザインターフェース制御部4600から入力し、物理用紙サイズとして登録する。なお、物理用紙サイズのうち実際にプリンタエンジンが印刷できる領域は破線エリア以内だけであり、この領域を印刷可能領域311と呼ぶ。従って、実際に印刷ができる用紙幅は、図3の318(印刷可能な用紙幅)となる。
印刷制御部4500は、ページバッファメモリ部4400内の各ページについてのドットイメージデータの読出しと第1プリンタエンジン110又は第2プリンタエンジン120への出力を、対応する第1エンジン制御部4551又は第2エンジン制御部4552に指示する。該指示に従い、第1エンジン制御部4551は、ページバッファメモリ部4400内のそのページについてのドットイメージ形式データを読出し、第1プリンタエンジン110に出力する。この結果、第1プリンタエンジン110による印刷がなされる。
第2エンジン制御部4552は、ページバッファメモリ部4400内のそのページについてのドットイメージ形式データを読出し、第2プリンタエンジン120に出力する。この結果、第2プリンタエンジン120による印刷がなされる。
ユーザインターフェース制御部4600は、入力部920からのオペレータによる入力の受付けとプリンタコントローラ200に関する状態の表示等を行う。
該ユーザインターフェース制御部4600には、印刷モード設定部4610を設けた。タンデム連続紙プリンタ100の印刷モード4710として、前に説明したタンデム両面印刷モード、タンデム片面印刷モード、2台独立片面印刷モード、1台片面印刷モードのいずれかを、該印刷モード設定部4610によりオペレータが選択できるようにした。
タンデム両面印刷モード、タンデム片面印刷モードの場合、タンデム連続紙プリンタ100は、図2を用いて説明したように印刷を行う。2台独立片面印刷モードでは、第1プリンタエンジン110と第2プリンタエンジン120が、各々別々の印刷ジョブを、独立して片面印刷する。1台片面印刷モードでは第2プリンタエンジン120のみを用い、片面印刷を行う。
エラー処理部4700はプリンタコントローラ200で検出された各エラーについて、個別のエラー処理を実行する。
なお、図4においてページバッファメモリ部4400と印刷モード4710は記憶部である。記憶部であることを明記するため、図4のように二重線を使って表現した。また、印刷モード4710は印刷モードを記憶するための部分である。設定した印刷モードをこの印刷モード4710に記憶するとともに、この印刷モード4710の値を参照しながらプリンタコントローラ200において処理がなされる。
次に、図5〜図8を用いて、本発明の特徴である2台のプリンタエンジンをタンデム接続して印刷する場合の、2台のエンジン間のページ対応チェックの手順について説明する。
初めに、図5により、チェックの概略を説明する。前に図2を用いて、タンデム連続紙プリンタによる用紙への印刷状況を説明した。図5は、この場合の用紙への印刷結果を示す。図2で説明したように、Nf=Nb+δ+1である。図2と図5は、δが10、チェックページ間隔S=12の場合である。図5に示したように、初めにページ1(501)とページ2(502)について、対応関係をチェックする。
次に、ページS+1(本例ではページ13(503)とする)とページS+2(本例ではページ14(504))について対応関係をチェックする。その次に、ページ2S+1(本例ではページ25(505))とページ2S+2(本例ではページ26(506))について対応関係をチェックする。
図6を用いて、描画部4300の処理手順を説明する。描画部4300は印刷ジョブの各ページについて、PDL描画602を実行する。PDL描画602は、印刷データを構成する文字要素、図形要素、イメージ要素の各々をドット展開し、ドットイメージ形式にしてページバッファメモリ部4400に書込む。描画部4300は、本処理に加え、チェックページ間隔S毎にタンデムチェックマークを印刷する。
具体的には、図6において、ページ通しNo.がN×S+1(ここでN=0,1,2,・・・)であるならば(603)、各ページについて、タンデムチェックマークを印刷する(605)。ページ通しNo.がN×S+1以外ならば、タンデムチェックマークは印刷しない(604)。ここで、ページ通しNo.は複数の印刷ジョブについての通しNo.であり、タンデム連続紙プリンタ100の電源がオンされた後、電源がオフされるまで、継続して計数される。電源オン時に1に初期化され、以後ページ毎に加算される。ある一定値、例えば、65535ページを超えると1に戻される。ここで、ページは、図3や図4を用いて説明した物理用紙について計数する。
次に、図11及び図12に、タンデム両面印刷モードとタンデム片面印刷モードにおける、(a)印刷データの物理用紙への配置と(b)物理ページ通しNo.を示す。
図11は、1UPの場合である。本図のように、印刷ジョブ1用の印刷データが論理ページ1(1101L−1)用がA、論理ページ2(1101L−2)用がB、論理ページ3(1101L−3)用がC、論理ページ4(1101L−4)用がD、論理ページ5(1101L−5)用がEである。
この時、物理用紙には物理ページ通しNo.1(11P−1)用の印刷内容(F11P−1)、物理ページ通しNo.2(11P−2)用の印刷内容(F11P−2)、物理ページ通しNo.3(11P−3)用の印刷内容(F11P−3)、物理ページ通しNo.4(11P−4)用の印刷内容(F11P−4)、物理ページ通しNo.5(11P−5)用の印刷内容(F11P−5)、物理ページ通しNo.6(11P−6)用の印刷内容(F11P−6)、というように印刷がなされる。
印刷ジョブ2については以下の通りである。印刷ジョブ2用の印刷データが論理ページ1(1102L−1)用がL、論理ページ2(1102L−2)用がM、論理ページ3(1102L−3)用がNである。この時、物理用紙には物理ページ通しNo.7(11P−7)用の印刷内容(F11P−7)、物理ページ通しNo.8(11P−8)用の印刷内容(F11P−8)、物理ページ通しNo.9(11P−9)用の印刷内容(F11P−9)、物理ページ通しNo.10(11P−10)用の印刷内容(F11P−10)というように印刷がなされる。
図12は、2UPの場合である。本図のように、印刷ジョブ1用の印刷データが論理ページ1(1201L−1)用がA、論理ページ2(1201L−2)用がB、論理ページ3(1201L−3)用がC、論理ページ4(1201L−4)用がD、論理ページ5(1201L−5)用がEである。
この時、物理用紙には物理ページ通しNo.1(12P−1)用の印刷内容(F12P−1)、物理ページ通しNo.2(12P−2)用の印刷内容(F12P−2)、物理ページ通しNo.3(12P−3)用の印刷内容(F12P−3)、物理ページ通しNo.4(12P−4)用の印刷内容(F12P−4)というように印刷がなされる。
印刷ジョブ2については以下の通りである。印刷ジョブ2用の印刷データが論理ページ1(1202L−1)用がL、論理ページ2(1202L−2)用がM、論理ページ3(1202L−3)用がNである。この時、物理用紙には物理ページ通しNo.5(12P−5)用の印刷内容(F12P−5)、物理ページ通しNo.6(12P−6)用の印刷内容(F12P−6)というように印刷がなされる。
図11、図12において、物理ページ11P−6、11P−10、12P−4に対応する印刷内容(各々F11P−6、F11P−10、F12P−4)は白紙である。上記各物理ページの前の奇数ページで印刷ジョブデータはなくなるが、両面印刷であるため、それらの各奇数ページの反対面に相当する物理ページを白紙として印刷している。
以上のように、タンデム両面印刷モードとタンデム片面印刷モードでは、各印刷ジョブを印刷する時Nアップ印刷のケースを含めて、初めに印刷する物理ページの物理ページ通しNo.が奇数で始まり、最後に印刷する物理ページの物理ページ通しNo.が偶数で終わる。以降の印刷ジョブについては、初めに印刷する物理ページの物理ページ通しNo.が、前の印刷ジョブの最後の物理ページの物理ページ通しNo.に1を加えた値となり、奇数である。そして、この印刷ジョブについても最後に印刷する物理ページの物理ページ通しNo.は偶数で終わる。
次に、図7及び図8を用いて、印刷制御部4500の処理手順を説明する。印刷制御部4500は、描画部4300が各ページについて書込んだページバッファメモリ部4400の内容を、順次プリンタエンジンに出力するよう指示する。具体的には、印刷ページが第1プリンタエンジン用の場合(701)、第1プリンタエンジン用印刷指示(710)を行う。印刷ページが第2プリンタエンジン用の場合(702)、第2プリンタエンジン用印刷指示(750)を行う。本実施例では、印刷ページが第1プリンタエンジン用であることを、印刷ジョブ先頭からのページ通し番号が奇数ページであることで判定した。また、印刷ページが第2プリンタエンジン用であることを、印刷ジョブ先頭からのページ通し番号が偶数ページであることで判定した。
第1プリンタエンジン用印刷指示710は、各奇数ページについて(711)、印刷指示712を第1プリンタエンジン110に発行する。第2プリンタエンジン用印刷指示750は、各偶数ページについて(751)、以下の処理を行う。
(1)ページ通しNo.がN×S+2(ここでN=0,1,2,・・・)であるならば(752)、タンデムチェックマーク読取りを指示する(754)。タンデムチェックマークの読取りが成功した場合、次のステップに進む。タンデムチェックマークの読取りが不成功、つまり、タンデム対応不一致エラーが発生(801)した場合、図8に示したタンデム対応不一致エラー処理810を実行する。
ここで、タンデムチェックマークの読取りは次のように行う。
(i)第1マークセンサ251又は第2マークセンサ252を用いたタンデムチェックマークの読取りを、第2エンジンI/Fアダプタ982に指示する。
具体的には、後で図9を用いて説明する第2エンジンI/Fアダプタ982の入出力信号を、次のように設定することで、指示する。
第1マークセンサ251での読取りを指示する場合、タンデムチェックマーク位置
read1_position_a、read1_position_bをセットした後、第1マークセンサでの読取り指示信号read1_orderをアサートする。
第2マークセンサ252での読取りを指示する場合、タンデムチェックマーク位置
read2_position_a、read2_position_bをセットした後、第2マークセンサでの読取り指示信号read2_orderをアサートする。
(ii)本指示に対応し、第2エンジンI/Fアダプタ982はタンデムチェックマークが適切なタイミングに、想定していたパターンとして認識されるか否かを調べ、判定する。
具体的には、第1マークセンサ251での読取りの場合、第1マークセンサでの読取り指示信号read1_orderのアサートを検出してから適切なタイミングに、タンデムチェックマークが入力されたタンデムチェックマーク位置read1_position_a、read1_position_bに、想定していたパターンとして認識されるか否かを調べ、判定する。
タンデムチェックマークが正しく認識された、つまりタンデムチェックマークの読取りに成功した場合、第1マークセンサでのタンデムチェックマークの読取り結果read1_resultを1として出力する。
タンデムチェックマークが正しく認識されなかった、つまりタンデムチェックマークの読取りに失敗した場合、第1マークセンサでのタンデムチェックマークの読取り結果read1_resultを0として出力する。このタンデムチェックマークの読取りが不成功(read1_resultが0)の場合、タンデム対応不一致エラーが発生(801)したとして、図8に示したタンデム対応不一致エラー処理810を実行する。
第2マークセンサ252での読取りの場合、第2マークセンサでの読取り指示信号read2_orderのアサートを検出してから適切なタイミングに、タンデムチェックマークが入力されたタンデムチェックマーク位置read2_position_a、read2_position_bに、想定していたパターンとして認識されるか否かを調べ、判定する。
タンデムチェックマークが正しく認識された、つまりタンデムチェックマークの読取りに成功した場合、第2マークセンサでのタンデムチェックマークの読取り結果read2_resultを1として出力する。
タンデムチェックマークが正しく認識されなかった、つまりタンデムチェックマークの読取りに失敗した場合、第2マークセンサでのタンデムチェックマークの読取り結果read2_resultを0として出力する。このタンデムチェックマークの読取りが不成功(read2_resultが0)の場合、タンデム対応不一致エラーが発生(801)したとして、図8に示したタンデム対応不一致エラー処理810を実行する。
(2)ページ通しNo.がN×S+2(ここでN=0,1,2,・・・)でないならば(753)、次のステップに進む。
(3)次のステップとして、各偶数ページについての印刷指示755を第2プリンタエンジン120に発行する。
印刷指示712と印刷指示755は、ページバッファメモリ部4400内の読出し対象ページについて、(a)その内容の読出しと(b)読出しに同期したプリンタエンジンによる印刷実行を指示する。
図7、図8では、ページ通しNo.が奇数のページが第1プリンタエンジン用、偶数のページが第2プリンタエンジン用であるとした。ページ通しNo.の初期値を1でなく、0とすることで、偶数のページが第1プリンタエンジン用、奇数のページが第2プリンタエンジン用であるとしてもよい。
また、タンデムチェックマーク読取り指示754は、印刷スピード(用紙スピード)と用紙長さ320に応じ、適切なタイミングで発行する。
印刷スピード(用紙スピード)が速く、用紙長さ320が短い場合、必要に応じ、ページ通しNo.、N×S+2についてのタンデムチェックマーク読取り指示754を、ページ通しNo.がN×S+2より早いタイミングで発行することもある。なお、多くの連続紙プリンタでは印刷スピードは装置により一定であるので、用紙長さ320に応じて、タンデムチェックマーク読取り指示754の発行タイミングを決定することになる。
次に、チェックページ間隔Sの設定方法を説明する。その説明の前に、リカバリ長さRを次のように、定義する。
図10は、本発明によるタンデム連続紙プリンタ100の用紙経路を示す図である。図中において、第1プリンタエンジン110の印刷開始点S1(1001)から第2プリンタエンジン120の印刷開始点S2(1002)までの用紙経路を太線で示す。その長さが図2で説明したエンジン間用紙差分値δ(220)である。なお、印刷開始点を転写点とも呼ぶ。
第2プリンタエンジン120で緊急停止エラー発生時に、定着器による定着が保証されない用紙区間をリカバリ長さR2とする。リカバリ長さR2は、第2プリンタの定着点T2(1003)と第2プリンタの印刷開始点S2(1002)の間の用紙経路の長さである。
第1プリンタエンジン110についても、同様にT1(1005)とS1(1001)の間の用紙経路の長さであるリカバリ長さR1がある。ここでは、第1プリンタエンジン110と第2プリンタエンジン120の基本仕様が同じなので、第1プリンタエンジン110用のリカバリ長さR1が、第2プリンタエンジン120用のリカバリ長さR2と同じ、つまりR1=R2=Rであるとした。また、タンデム連続紙プリンタで印刷する各ページの用紙長さ320がLであるとする。図10では、第2プリンタエンジン120について第2プリンタエンジンの印刷開始点S2(1002)から、第2プリンタエンジンの定着点T2(1003)までの点線で示した長さが、リカバリ長さRである。
この時、チェックページ間隔Sの設定方法を以下のようにした。
(1)方法1
チェックページ間隔Sを、リカバリ長さR/用紙長さLの切り捨て値とする。
(2)方法2
チェックページ間隔Sを、リカバリ長さR/(2×用紙長さL)の切り捨て値とする。タンデム表裏対応チェックを、上記チェックページ間隔S毎に行う。2回続けて対応不一致を検出した時、タンデム表裏対応不一致エラーであるとみなす。1回だけの対応不一致を検出した時は、タンデム表裏対応不一致エラーとみなさない。
方法2は、タンデムチェックマークを読取るためのハードウェアである第1マークセンサ251、第2マークセンサ252、第1エンジンI/Fアダプタ981、第2エンジンI/Fアダプタ982、及びそれらに関係するケーブル等について、ノイズ等で検出に誤りが発生した場合に対応するためである。つまり、方法2では、2回続けて誤りが発生する確率が低いことを利用し、誤りに対応した。
従って、方法2によるチェックと方法1によるチェックは共に、実質的に不一致を見つける間隔は同じであり、リカバリ長さR/用紙長さLの切り捨て値である。なお、リカバリ長さRの例としては、約80インチがある。
また、チェックページ間隔Sを上記方法1又は方法2で計算した値以下の値として、本タンデムチェック方法を実施してもよい。この場合、チェックページ間隔Sを上記方法1又は方法2で計算した値とした場合より、より短い間隔で2台のプリンタエンジン間のページ対応をチェックするので、タンデム対応不一致エラーを、より早く検出することができる。
また、第1マークサンサと第2マークセンサの選択は次のようにして行う。印刷モード4710がタンデム両面印刷モード、タンデム片面印刷モードであるかに応じ、印刷制御部4500が第2エンジン制御部4552を用いて、どちらのマークサンサを使うかを指示した。一度指示されると別の指示がなされるまで、以後は同じマークセンサを使う。タンデム両面印刷モードの場合、第1マークセンサ251を指示する。タンデム片面印刷モードの場合、第2マークセンサ252を指示する。
図8を用いて、タンデム対応不一致エラー処理810の内容を説明する。本処理では、初めに印刷を停止する(811)。次に、エラー表示として、タンデム対応不一致エラーに相当するエラーコードとその内容を表すメッセージを表示部940に表示する(812)。続いて、エラー処理部4700に対し、個別のエラー処理を指示する(813)。ここでは813に応じ、エラー処理部4700が(1)上位計算機130へのエラー情報の報告と(2)エラーリカバリ印刷を実行する。
エラーリカバリ印刷は、例えば、次のようにして実行する。
図5において、ページ25(505)とページ26(506)の対応をチェックし、対応の不一致を検出したとする。さらに、チェックページ間隔Sだけ前の、ページ13(503)とページ14(504)の対については対応が一致していたものとする。
(i)第1プリンタエンジン110と第2プリンタエンジン120に、用紙を再度かけ直す。続いて、2台のエンジン間のエンジン間用紙差分値δを再設定し、エンジン間用紙差分値δに合わせて印刷制御部4500が2台のプリンタエンジン間のページを対応付ける。
(ii)754の指示に対する、今度のページ25(505)とページ26(506)の対応チェックで、奇数ページと偶数ページの対応がとれなかった。その前の対応はとれていた。従って、ページ15(507)以後のページについて再印刷を実行する。
(iii)該再印刷では、ページバッファメモリ部4400に保存してある展開データを用いて、再印刷開始ページであるページ15以後のページについて、印刷を行う。
タンデム両面印刷モード、タンデム片面印刷モードにおいて緊急停止エラーが発生した場合、ページバッファメモリ部4400に保存してある、エンジン間用紙差分値δとリカバリ長さRの合計長さに相当する物理ページ分の展開ドットイメージデータを用いて、エラーリカバリ印刷を行う。本エラーリカバリ印刷では、この保存された展開ドットイメージデータを用いて、初めに第1プリンタエンジンによる印刷を行う。続いて、エンジン間用紙差分値δ分だけ遅らせて第2プリンタエンジンによる印刷も、第1プリンタエンジンによる印刷と同時に行うことで実現する。
なお、図2に示したタンデムチェックマークを読取るための第1マークセンサ251と第2マークセンサ252の配置を、図10で説明した内容を踏まえて説明する。第1マークセンサ251と第2マークセンサ252は、第1プリンタエンジンの定着点T1(1005)と第2プリンタエンジンの転写点S2(1002)の間に配置する。第2プリンタエンジンの露光点(図示せず)より前とすることが望ましい。本実施例では図2に示したように、第2プリンタエンジンの露光点の前で、センサの設置スペースがある第2プリンタエンジン上の位置に、配置した。
次に、図9を用いて、プリンタコントローラ200のハードウェア構成について説明する。プリンタコントローラ200は、MPU900、システムバス901、ROMメモリ910、RAMメモリ911、入力部920、表示部940、ディスクコントローラ931、二次記憶装置932、ネットワークコントローラ950、ローカルI/Fアダプタ980、第1エンジンI/Fアダプタ981、第2エンジンI/Fアダプタ982を備えている。
システムバス901は、MPU900の各種入出力信号(アドレス信号、データ信号、その他の制御信号)の通信手段である。
MPU900は、本システムバス901を介して、二次記憶装置932、入力部920、表示部940、ネットワーク990等の周辺装置や、ROMメモリ910、RAMメモリ911等のメモリと入出力を行う。
二次記憶装置932は、ディスクコントローラ931を介して、システムバス901に接続されている。また本プリンタコントローラのシステムバス901は、LANやWAN等のネットワーク990にネットワークコントローラ950を介して接続されている。
ネットワーク990の物理I/FとしてはEthernet(登録商標)、Token−Ring、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、ATM(Asynchronous Transfer Mode)、ISDN(Integrated Services Digital Network)等を用い、使用する物理I/Fの種類に応じて本ネットワークコントローラ950のハードウェア論理として適切なものを実装する。
ローカルI/Fアダプタ980はプリンタコントローラ200を計算機132に直接接続するためのアダプタである。この場合、計算機とのインターフェースとしては、セントロニクス、SCSI、fiber channel、IEEE1394、USB、RS−232C、RS−422/423等を用い、プリンタローカルI/Fアダプタを用いて接続する。
第1エンジンI/Fアダプタ981は、第1プリンタエンジン110とのインターフェースをとるためのアダプタである。第1エンジンI/Fアダプタ981と第1プリンタエンジン110とのインターフェースとしては、ビデオインターフェースを用いた。
第2エンジンI/Fアダプタ982は、第2プリンタエンジン120とのインターフェースをとるためのアダプタである。第2エンジンI/Fアダプタ982と第2プリンタエンジン120とのインターフェースとしては、ビデオインターフェースを用いた。
第2エンジンI/Fアダプタ982には、タンデムチェックマークの読取りのため、以下の入出力信号を設けた。
(i) 第1マークセンサ251についてのタンデムチェックマーク位置であるread1_position_a、read1_position_bを、MPU900がセットするための信号。ここで、タンデムチェックマーク位置read1_position_a、read1_position_bは図3のa,bに相当する。
(ii) 第1マークセンサ251による、タンデムチェックマークの読取りを、MPU900が指示するための信号read1_order。
(iii) 第1マークセンサ251によるタンデムチェックマークの読取り結果を、MPUに返すための信号read1_result。ここで、read1_resultは1と0の2通りの値を返す。read1_result=1はタンデムチェックマークの読取りが成功したことを表わし、read1_result=0はタンデムチェックマークの読取りが失敗したことを表わす。
(iv) 第2マークセンサ252についてのタンデムチェックマーク位置であるread2_position_a、read2_position_bを、MPU900がセットするための信号。ここで、タンデムチェックマーク位置read2_position_a、read2_position_bは図3のa,bに相当する。
(v) 第2マークセンサ252による、タンデムチェックマークの読取りを、MPU900が指示するための信号read2_order。
(vi) 第2マークセンサ252によるタンデムチェックマークの読取り結果を、MPUに返すための信号read2_result。ここで、read2_resultは1と0の2通りの値を返す。read2_result=1はタンデムチェックマークの読取りが成功したことを表わし、read2_result=0はタンデムチェックマークの読取りが失敗したことを表わす。
ROMメモリ910には、プリンタコントローラ200の初期化立上げプログラム(IPL(Initial Program Loading)プログラムとも呼ぶ)と文字フォントの一部を格納する。
RAMメモリ911には、(a)プリンタコントローラの制御プログラム、(b)文字フォントの残り、(c)各種バッファメモリ、(d)各種管理テーブル、その他を格納する。これらのうち、(a)と(b)は前記IPLプログラムにて、二次記憶装置932からロードすることにより格納する。また、(a)と(b)は、RAMメモリ911に格納せず、ROMメモリ910に予め格納しておいてもよい。また逆に、ROMメモリ910には文字フォントを一切格納せず、すべてRAMメモリ911に格納してもよい。
入力部920は、オペレータがプリンタコントローラ200に対し入力するために用いる。入力手段としてはキーボード、マウス、スイッチ、タッチパネル等を使うことができる。
表示部940は、プリンタコントローラの状態や設定値を表示するために用いる。表示手段としては液晶、CRT等のパネルやLED等を使うことができる。
第1エンジンI/Fアダプタ981は、MPU900の指示に従い、第1プリンタエンジン110との間で入出力処理を行う。第2エンジンI/Fアダプタ982は、MPU900の指示に従い、第2プリンタエンジン120との間で入出力処理を行う。
第1エンジンI/Fアダプタ981は、ページバッファメモリ部4400の内容の第1プリンタエンジン110への読出し処理を行う。第2エンジンI/Fアダプタ982は、ページバッファメモリ部4400の内容の第2プリンタエンジン120への読出し処理を行う。上記読出し処理は、第1エンジンI/Fアダプタ981と第2エンジンI/Fアダプタ982の各々に内蔵されているDMA(Direct Memory Access)機能を用いて行う。
第1エンジンI/Fアダプタ981は、ページバッファメモリ部4400内のあるページについて、1ペ−ジ分のドットイメージデ−タの読出しが終了した時点で、MPU900に対し割込み信号(MPU900用のバス信号の一部)をアサートし、MPU900に-ページバッファメモリ部4400の読出し終了割込み処理をスタートさせる。
同様に、第2エンジンI/Fアダプタ982は、ページバッファメモリ部4400内のあるページについて、1ペ−ジ分のドットイメージデータの読出しが終了した時点で、MPU900に対し割込み信号(MPU900用のバス信号の一部)をアサートし、MPU900にページバッファメモリ部4400の読出し終了割込み処理をスタートさせる。
上記読出し終了割込み処理では、読出しの終わったページが空き、次のページの描画で使えるようになった旨、ページバッファメモリ部4400に関する前記管理テーブルに設定するとともに、ページバッファメモリ部4400内の該ページの空きを待っている描画部4300等のタスクを、該空き待ち状態から解放する。
第1エンジンI/Fアダプタ981と第2エンジンI/Fアダプタ982は、読み出したドットイメージデータをパラレルシリアル変換し、シリアル形式にしてから、プリンタエンジンとの間の画像転送信号を用いて、第1プリンタエンジン110又は第2プリンタエンジン120へ出力する。パラレルシリアル変換をしないで、画像転送信号をパラレル形式のままで転送するようにしても良い。また、パラレルシリアル変換をする前に、必要なら圧縮形式から非圧縮形式に変換することもある。
第1エンジンI/Fアダプタ981と第2エンジンI/Fアダプタ982は、さらに該当する第1プリンタエンジン110、第2プリンタエンジン120との間のコマンド送信やステータス受信用の信号を用いて、第1プリンタエンジン110、第2プリンタエンジン120への問合せや指示のためのコマンドを送信したり、第1プリンタエンジン110、第2プリンタエンジン120から応答ステータスを受信する。
なお、第1エンジンI/Fアダプタ981、第2エンジンI/Fアダプタ982の実装方法としては、該アダプタに専用のサブMPUを載せる方法と、載せずに前記MPU900にて必要な制御処理を行わせる方法の2通りがある。どちらを用いても、実現することができる。
本実施例に示したように、第1プリンタエンジン110が一定ページ間隔(チェックページ間隔S)でタンデムチェックマーク312を印刷し、第2プリンタエンジン120による印刷の際、そのタンデムチェックマーク312の有無をチェックする。
本チェックにより、第1プリンタエンジン110による印刷と第2プリンタエンジン120による印刷のページ対応に不一致があるかを検証することができる。対応に不一致がある場合は、エラー処理により、オペレータやユーザに知らせ、2台エンジン間の対応を再度一致させてから、その印刷ジョブの対応不一致部分以降を再印刷することができる。従って、タンデム印刷システムの信頼性を高めることができる。
次に第2実施例について、図13と図14も用いて説明する。本第2実施例は、第1実施例の変形例である。タンデムチェックマークのパターン形状を、第1実施例のように全て同じパターン形状とせず、数通りのパターン形状の繰り返しとしたものである。
第1実施例のように全て同じパターン形状とした場合、以下の問題点がある。
(1)用紙がちょうどチェックページ間隔S分だけずれた場合に、タンデム対応不一致エラーを検出できない。
(2)チェックページ間隔Sを長くすれば、本検出ミスの可能性を減らすことができるが、対応チェックの周期が長くなり、タンデム対応不一致エラーの検出時期が遅くなるという問題点が生ずる。該エラーの検出時期が遅くなると、エラーリカバリのための印刷において、その分余分なページを印刷することになるので、無駄な時間と用紙が発生するという問題点も生じる。
第2実施例は、複数通りのパターン形状のパターン列の中の各パターンを、順に繰り返し、タンデムチェックマークパターンとして用いるようにした。これにより、上記(1)と(2)の問題点を改善した。
具体的には、図3におけるタンデムチェックマーク312として、例えば、図13に示した4通りのパターン形状(1301、1302、1303、1304)のうちの各々をタンデムチェックマークパターンとして使い、これらの4通りのパターンを繰り返し使うようにした。
本例では、タンデムチェックマーク第1パターン1301、タンデムチェックマーク第2パターン1302、タンデムチェックマーク第3パターン1303、タンデムチェックマーク第4パターン1304の各々を、4個、2個、1個、3個の要素マークで構成した。
ここで要素マークとは、例えばタンデムチェックマーク第1パターンの場合、それを構成している4つの黒パターン(13011、13012、13013、13014)のことである。従って、タンデムチェックマーク第1パターンは4つの要素マークで構成される。タンデムチェックマーク第2パターンは2つの要素マーク(13021、13022)で構成される。
なお、各タンデムチェックマーク、例えば、タンデムチェックマーク第1パターン1301を構成する4つの要素パターン13011、13012、13013、13014はこの順に用紙搬送方向に配置した。なお、逆の順、つまり13014、13013、13012、13011の順に用紙搬送方向に配置してもよい。また、上記4つの要素パターン13011、13012、13013、13014を用紙搬送方向と直交する方向に配置してもよい。他のタンデムチェックマークパターン、つまりタンデムチェックマーク第2パターン1302、タンデムチェックマーク第3パターン1303、タンデムチェックマーク第4パターン1304についても、タンデムチェックマーク第1パターン1301と同じ仕様とする。
各タンデムチェックマークパターンの読取りを、読取り指示754に応じて実行する際、以下のように実行した。
(i)第1マークセンサ又は第2マークセンサを用いて、タンデムチェックマークを検出する。
(ii)本検出に基づき、タンデムチェックマークが適切なタイミングに、想定していたパターンとして認識されるか否かを判定する。具体的には、タンデムチェックマーク検出期間1400内に各タンデムチェックマークパターンを構成する何個の要素マークを検出するかを計数する。計数した要素マーク数が、想定していた数と一致すれば、タンデムチェックマークが正しく認識された、つまりタンデムチェックマークの読取りに成功したとみなす。計数した要素マーク数が、想定していた数と一致しなければ、タンデムチェックマークが正しく認識されなかった、つまりタンデムチェックマークの読取りに失敗したとみなす。
なお、第2実施例以後の説明において、タンデムチェックマーク第1パターン、タンデムチェックマーク第2パターン、タンデムチェックマーク第3パターン、タンデムチェックマーク第4パターンのことを、タンデムチェックマーク或いはタンデムチェックマークパターンとも呼ぶこととする。
本実施例では、タンデムチェックマークパターンとして、第1パターン、第2パターン、第3パターン、第4パターン、第1パターン、第2パターン、第3パターン、第4パターン、…というように繰り返すので、タンデムチェックマークパターンの読取りでは、要素マーク数として、4個、2個、1個、3個、4個、2個、1個、3個、・・・というように計数されるかをチェックする。あるタンデムチェックマークの読取りで、この繰り返しからはずれた数の要素マークが計数された時、タンデム対応不一致エラーが検出されたものとみなす。なお、本実施例では、各タンデムチェックマークパターンを構成する要素マークの間隔については注目しない。
本計数と計数した要素マーク数が想定していた数と一致するかどうかの判定を、第2エンジンI/Fアダプタ982で実施した。なお、計数や判定をMPU900の処理に移しても、同様に実現することができる。
次に、第3実施例について、図15と図16を用いて説明する。本第3実施例は、第2実施例の変形例である。本実施例では、タンデムチェックマークのパターン形状を、第2実施例のように、数通りのパターン形状の繰り返しとするとともに、各パターン形状を2値コード化した。これにより、同じ数の要素マーク数を使った場合でも、タンデムチェックマークとして識別できるパターン形状数を増し、誤検出の可能性を第2実施例の場合よりさらに減らせるようにした。
具体的には、図3におけるタンデムチェックマーク312として、例えば、図15に示した4通りのパターン形状(1501、1502、1503、1504)のうちの各々をタンデムチェックマークパターンとして使い、これらの4通りのパターンを繰り返し使うようにした。
本例では、タンデムチェックマーク第1パターン1501、タンデムチェックマーク第2パターン1502、タンデムチェックマーク第3パターン1503、タンデムチェックマーク第4パターン1504の各々を、複数個(図15の場合4個)の要素マーク部で構成した。
例えば、タンデムチェックマーク第1パターン1501は第1要素マーク部1501−1、第2要素マーク部1501−2、第3要素マーク部1501−3、第4要素マーク部1501−4で構成した。各要素マーク部1501−1,1501−2,1501−3,1501−4における要素マークの有無で2値を表現した。1501−1が2ビット、1501−2が2ビット、1501−3が2ビット、1501−4が2ビットを表わす。これにより、各タンデムチェックマークパターンは複数桁の2進数を表わす。タンデムチェックマーク第2パターン1502、タンデムチェックマーク第3パターン1503、タンデムチェックマーク第4パターン1504についても、タンデムチェックマーク第1パターン1501と同様である。例えば、タンデムチェックマーク第4パターン1504において、1504−1が2ビット、1504−2が2ビット、1504−3が2ビット、1504−4が2ビットを表わす。
図15では、タンデムチェックマーク第1パターン1501,タンデムチェックマーク第2パターン1502,タンデムチェックマーク第3パターン1503,タンデムチェックマーク第4パターン1504は、それぞれ、(1111),(0001),(0100),(1011)を表す。
なお、各タンデムチェックマーク、例えば、タンデムチェックマーク第1パターン1501を構成する4つの要素マーク部1501−1、1501−2、1501−3、1501−4はこの順に用紙搬送方向に配置した。なお、逆の順、つまり1501−4、1501−3、1501−2、1501−1の順に用紙搬送方向に配置してもよい。また、上記4つの要素マーク部1501−1、1501−2、1501−3、1501−4を用紙搬送方向と直交する方向に配置してもよい。他のタンデムチェックマークパターン、つまりタンデムチェックマーク第2パターン1502、タンデムチェックマーク第3パターン1503、タンデムチェックマーク第4パターン1504についても、タンデムチェックマーク第1パターン1501と同じ仕様とする。
各タンデムチェックマークパターンの読取りを、読取り指示754に応じて実行する際、タンデムチェックマーク検出期間1600をタンデムチェックマークパターンを構成するビット数分の区間1601,1602,1603,1604に分け、各区間について2値パターンの各桁を構成する要素マーク部に要素マークが有るか無いかを検出した。
図16に示したように、本例では、区間1601で2ビットの有無を検出、区間1602で2ビットの有無を検出、区間1603で2ビットの有無を検出、区間1604で2ビットの有無を検出するようにした。これにより、各タンデムチェックマークパターン1501,1502,1503,1504が表わす2進数を数値として認識する。この認識した数値が想定していた数値であるか否かを判定する。
以上のタンデムチェックマークパターンの2進数としての認識とこの認識した数値が想定していた数値であるか否かの判定は第2エンジンI/Fアダプタ982で実施した。これらの2進数としての認識と認識をMPU900の処理に移しても、同様に実現することができる。
認識した数値が想定していた数値と一致すれば、タンデムチェックマークが正しく認識された、つまりタンデムチェックマークの読取りに成功したとみなす。認識した数値が想定していた数値と一致しなければ、タンデムチェックマークが正しく認識されなかった、つまりタンデムチェックマークの読取りに失敗したとみなす。
本実施例ではタンデムチェックマークパターンとして、第1パターン、第2パターン、第3パターン、第4パターン、第1パターン、第2パターン、第3パターン、第4パターン、…というように繰り返すので、タンデムチェックマークパターンの読取りでは、(1111)、(0001)、(0100)、(1011)、(1111)、(0001)、(0100)、(1011)、・・・というように、数値が読取れるかをチェックする。あるタンデムチェックマークの読取りでこの繰り返しからはずれた数値の読取りがなされた時、タンデム対応不一致エラーが検出されたものとみなす。
次に、第4実施例について、図17と図18を用いて説明する。本実施例は、第3実施例の変形例である。第3実施例では、タンデムチェックマーク第2パターン1502の(0001)とタンデムチェックマーク第3パターン1503の(0100)を、人間の視覚で簡単に区別するのが難しい。タンデムチェックマーク第2パターン1502とタンデムチェックマーク第3パターン1503は各々、一つの要素マーク(黒パターン)で構成されているが要素マークが孤立しており、その位置の違いを人間の視覚で区別することが難しい。
本第4実施例では、この問題点を解消するため、2ビットの要素マークをスタートビットとして必ず印刷することにより、その後に続く2値パターンを人間の視覚でも認識しやすいようにする。
具体的には、図3におけるタンデムチェックマーク312として、例えば、図17に示した4通りのパターン形状(1701、1702、1703、1704)を繰り返すようにした。本例では、タンデムチェックマーク第1パターン1701、タンデムチェックマーク第2パターン1702、タンデムチェックマーク第3パターン1703、タンデムチェックマーク第4パターン1704の各パターン形状により、3ビットの数値パターンを表現した。ここでは1701、1702、1703、1704は(111)、(001)、(100)、(011)を表す。
図17では、スタートビットを必ず入れることで、タンデムチェックマーク第2パターン1702とタンデムチェックマーク第3パターン1703が各々、二つの要素マーク(黒パターン)で構成されている。この場合、タンデムチェックマーク第2パターン1702では二つの要素マークは離れているが、タンデムチェックマーク第3パターン1703では二つの要素マークは隣接している。この違いを人間は視覚で容易に区別することができる。
図18に示すように、各タンデムチェックマークパターンの読取りを、読取り指示754に応じて実行する際、タンデムチェックマーク検出期間1800をタンデムチェックマークパターンを構成するビット数分の区間1801、1802、1803、1804に分け、各区間で2値パターンの各桁(スタートビットを含む)を構成する要素マーク部に要素マークが有るか否かを検出した。
本例では、区間1801でスタートビットの有無を検出、区間1802で2ビットの有無を検出、区間1803で2ビットの有無を検出、区間1804で2ビットの有無を検出するようにした。
本実施例ではタンデムチェックマークパターンとして、第1パターン、第2パターン、第3パターン、第4パターン、第1パターン、第2パターン、第3パターン、第4パターン、・・・というように繰り返すので、タンデムチェックマークパターンの読取りでは、(111)、(001)、(100)、(011)、(111)、(001)、(100)、(011)、・・・というように数値が読取れるかをチェックする。あるタンデムチェックマークパターンの読取りで、この繰り返しからはずれた数値の読取りがなされた時、タンデム対応不一致エラーが検出されたものとみなす。
以上のタンデムチェックマークパターンの2進数としての認識とこの認識した数値が想定していた数値であるか否かの判定は第2エンジンI/Fアダプタ982で実施した。これらの2進数としての認識と認識をMPU900の処理に移しても、同様に実現することができる。
なお、第2実施例、第3実施例、第4実施例は以下のようにしても同様に実現することができる。
(1)パターン形状の種類を、4通りに限らず、任意の数のパターンの繰り返しとする。
(2)第2実施例、第3実施例、第4実施例では、タンデムチェックマークパターンとして、第1パターン、第2パターン、第3パターン、第4パターン、第1パターン、第2パターン、第3パターン、第4パターン、・・・というパターン間のすべての間隔を、同じチェックページ間隔Aとして単純化した。第1パターン、第2パターン、第3パターン、第4パターン間の間隔はチェックページ間隔Aとするが、第4パターンから次の第1パターンまでの間隔BをAとは異なるようにする。第1パターンから第4パターンまでの連なりをパターン群と呼ぶものとする。Bは、あるパターン群から次のパターン群との間隔である。
次に、第5実施例について説明する。本実施例は第1実施例の変形例である。タンデムチェックマークのパターン形状を第1実施例のように全て同じパターン形状とするが、チェックページ間隔Sをランダムとしたものである。チェックページ間隔Sが一定値の場合、チェック周期がその値で繰り返されるため、以下の問題点がある。
(1)用紙が、ちょうどチェックページ間隔S分だけずれた場合に、タンデム対応不一致エラーを検出できない。
(2)チェックページ間隔Sを長くすれば、本検出ミスの可能性を減らすことができるが、対応チェックの周期が長くなり、タンデム対応不一致エラーの検出時期が遅くなるという問題点が生ずる。該エラーの検出時期が遅くなると、エラーリカバリのための印刷において、その分余分なページを印刷することになるので、無駄な時間と用紙が発生するという問題点も生じる。
本実施例では、チェックページ間隔Sをランダムにすることにより、上記(1)、(2)の問題点を改善する。(1)については、ランダム化によりチェックページ間隔Sのずれの可能性を減らすことができる。(2)についても、ランダム化によりチェックページ間隔Sを長くせずに、長くした場合と同等の検出精度を得ることができる。
チェックページ間隔Sのランダム化は、例えば、以下のように行う。
S2=S1+R・・・・・・(式2)
ここで、S2:ランダム化した後のチェックページ間隔
S1:元のチェックページ間隔
R:ランダム変数
このS2をチェックページ間隔Sとして、第1実施例と同様に各処理を実施する。例えば、図5の例では、S1=12、R=−5〜+5の間のランダム変数、としてS2を計算する。ランダム変数は例えばC言語における擬似乱数rand()等を利用して生成することができる。
なお、(a)第5実施例によるチェックページ間隔のランダム化と、(b)第2実施例、第3実施例、又は第4実施例によるパターン形状の複数化の両者を併用することにより、(a)の方法と(b)の方法の相乗効果を得、タンデム対応不一致エラーの検出ミスの可能性を著しく低下させることができる。
本発明では、送り孔付き連続用紙に加え、送り孔のない用紙も使用することができる。送り孔付き連続用紙、送り孔のない用紙のいずれを用いた時も、本発明は同様に実現することができる。
具体的には、送り孔付き連続用紙、送り孔のない用紙の両者について、タンデムチェックマーク312を第1プリンタエンジン110が印刷し、それを第1マークセンサ又は第2マークセンサが読取る。これにより、第1プリンタエンジン110による印刷と第2プリンタエンジン120による印刷のページ対応に、不一致があるかを検証することができる。
なお、送り孔のない用紙を使用する際には、ピンレス用紙搬送機構を装着する。送り孔のない用紙を使うことで、送り孔の部分やミシン目部分の加工や断裁の費用をなくすことができる。通常、前述のロール給紙装置を使う場合、送り孔のない用紙を使う。
また、3台以上のプリンタエンジンをタンデム接続した場合についても、本発明は同様に実現することができる。
更に、本発明の印刷メカニズムとしては電子写真に限らず、インクジェット他の各種方法に適用することもできる。
タンデム連続紙プリンタの全体構成を説明するための図である。 タンデム連続紙プリンタによる用紙への印刷状況を説明するための図である。 タンデムチェックマーク等を説明するための図である。 プリンタコントローラの構成を説明するための図である。 用紙への印刷結果の例を示す図である。 描画部の処理手順を説明するための図である。 印刷制御部の処理手順を説明するための図である。 タンデム対応不一致エラーの処理手順を説明するための図である。 プリンタコントローラのハードウェア構成図である。 タンデム連続紙プリンタの用紙経路を説明するための図である。 タンデム両面印刷モードとタンデム片面印刷モードにおける、(a)印刷データの物理用紙への配置と(b)物理ページ通しNo.を説明するための図である。 タンデム両面印刷モードとタンデム片面印刷モードにおける、(a)印刷データの物理用紙への配置と(b)物理ページ通しNo.を説明するための図である。 第2実施例用にタンデムチェックマークパターンを説明するための図である。 第2実施例用に、タンデムチェックマークパターンの検出期間やタイミングを説明するための図である。 第3実施例用にタンデムチェックマークパターンを説明するための図である。 第3実施例用に、タンデムチェックマークパターンの検出期間やタイミングを説明するための図である。 第4実施例用にタンデムチェックマークパターンを説明するための図である。 第4実施例用に、タンデムチェックマークパターンの検出期間やタイミングを説明するための図である。
符号の説明
100はタンデム連続紙プリンタ、110は第1プリンタエンジン、120は第2プリンタエンジン、200はプリンタコントローラ、251は第1マークセンサ、252は第2マークセンサ、4100は上位インターフェース部、4300は描画部、4500は印刷制御部、4600はユーザインターフェース制御部である。

Claims (28)

  1. 第1プリンタエンジンと、第2プリンタエンジンと、プリンタコントローラを備え、第1プリンタエンジンで印刷した用紙に第2プリンタエンジンでも印刷することで、タンデム印刷を行うタンデム連続紙プリンタにおいて、
    前記第1プリンタエンジンは、印刷ジョブを構成する印刷データについての印刷とは別に、チェックページ間隔Sと呼ぶ一定ページ間隔で、前記用紙にタンデムチェックマークを印刷し、前記第2プリンタエンジンに前記タンデムチェックマークを検出するセンサを設け、前記第2プリンタエンジンにおいて各ページの印刷をする時、前記第1プリンタエンジンが印刷したタンデムチェックマークが前記チェックページ間隔Sで認識されるかを前記センサを用いてチェックし、前記タンデムチェックマークが認識されれば、前記第2プリンタエンジンは印刷データの印刷を継続し、前記タンデムチェックマークが認識されなければ印刷を停止することを特徴とするタンデム連続紙プリンタ。
  2. 前記タンデムチェックマークが認識されない場合には、印刷を停止した後、前記プリンタコントローラがエラーリカバリ印刷を実行することを特徴とする請求項1記載のタンデム連続紙プリンタ。
  3. 前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転して前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが反転された用紙の裏面に印刷するタンデム両面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の裏面側のマークを検出するためのセンサを用いて、タンデムチェックマークを認識することを特徴とする請求項1記載のタンデム連続紙プリンタ。
  4. 前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転せずそのまま前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが用紙の表面に印刷するタンデム片面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の表面側のマークを検出するためのセンサを用いて、タンデムチェックマークを認識することを特徴とする請求項1記載のタンデム連続紙プリンタ。
  5. 前記第1プリンタエンジンと前記第2プリンタエンジンとが、少なくとも印写ドラムと定着器を備えた電子写真方式のプリンタエンジンであって、前記チェックページ間隔Sが、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間のリカバリ長さに相当する長さであることを特徴とする請求項1記載のタンデム連続紙プリンタ。
  6. 前記チェックページ間隔Sが用紙長さの整数倍であることを特徴とする請求項1記載のタンデム連続紙プリンタ。
  7. 用紙1ページを単位とするページ通し番号を設け、前記ページ通し番号が個々の印刷ジョブを超え、複数の印刷ジョブについて計数されるようにするとともに、チェックページを前記ページ通し番号を用いて管理することを特徴とする請求項1記載のタンデム連続紙プリンタ。
  8. 前記チェックページ間隔Sを、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間であるリカバリ長さの半分に相当する長さとし、前記タンデムチェックマークが2つのチェックページ間隔Sについて続けて検出されなかった場合に、印刷を停止することを特徴とする請求項1記載のタンデム連続紙プリンタ。
  9. 複数通りのパターン列の中の各パターンを順に繰り返し、前記タンデムチェックマークパターンとして用いることを特徴とする請求項1記載のタンデム連続紙プリンタ。
  10. 前記タンデムチェックマークが認識されない場合には、印刷を停止した後、前記プリンタコントローラがエラーリカバリ印刷を実行することを特徴とする請求項9記載のタンデム連続紙プリンタ。
  11. 前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転して前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが反転された用紙の裏面に印刷するタンデム両面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の裏面側のマークを検出するためのセンサを用いて、前記タンデムチェックマークを認識することを特徴とする請求項9記載のタンデム連続紙プリンタ。
  12. 前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転せずそのまま前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが用紙の表面に印刷するタンデム片面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の表面側のマークを検出するためのセンサを用いて、前記タンデムチェックマークを認識することを特徴とする請求項9記載のタンデム連続紙プリンタ。
  13. 前記第1プリンタエンジンと前記第2プリンタエンジンとが、少なくとも印写ドラムと定着器を備えた電子写真方式のプリンタエンジンであって、前記チェックページ間隔Sが、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間のリカバリ長さに相当する長さであることを特徴とする請求項9記載のタンデム連続紙プリンタ。
  14. 前記チェックページ間隔Sが、用紙長さの整数倍であることを特徴とする請求項9記載のタンデム連続紙プリンタ。
  15. 用紙1ページを単位とするページ通し番号を設け、前記ページ通し番号が個々の印刷ジョブを超え、複数の印刷ジョブについて計数されるようにするとともに、チェックページ間隔Sを前記ページ通し番号を用いて管理することを特徴とする請求項9記載のタンデム連続紙プリンタ。
  16. 前記チェックページ間隔Sを、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間であるリカバリ長さの半分に相当する長さとし、タンデムチェックマークが2つのチェックページ間隔Sについて続けて検出されなかった場合に、印刷を停止することを特徴とする請求項9記載のタンデム連続紙プリンタ。
  17. 複数通りのパターン列の各々を複数個の要素マークで構成したことを特徴とする請求項9記載のタンデム連続紙プリンタ。
  18. 複数通りのパターン列の各々を複数個の要素マークで構成し、前記第2プリンタエンジンにて各ページを印刷する時、各タンデムチェックマークパターンの認識毎に、要素マークの数を計数し、その数に基づいて印刷されている前記タンデムチェックマークが正しく認識されたか否かを判断することを特徴とする請求項9記載のタンデム連続紙プリンタ。
  19. 複数通りのパターン列の各々を複数個の要素マークで構成し、各要素マークが2値を表現することで、各パターンが数値を表わすようにし、前記第2プリンタエンジンにて、各ページを印刷する時、各タンデムチェックマークパターンの認識毎に、複数個の要素マークを複数桁の2進数として数値で認識し、その数値に基づいて印刷されているタンデムチェックマークパターンが正しいか否かを判断することを特徴とする請求項9記載のタンデム連続紙プリンタ。
  20. 前記チェックページ間隔Sをランダム間隔としたことを特徴とする請求項1記載のタンデム連続紙プリンタ。
  21. 第1プリンタエンジンと、第2プリンタエンジンと、プリンタコントローラを備え、第1プリンタエンジンで印刷した用紙に第2プリンタエンジンでも印刷することで、タンデム印刷を行うタンデム連続紙プリンタにおいて、
    前記第1プリンタエンジンは、印刷ジョブを構成する印刷データについての印刷とは別に、チェックページ間隔Sで、前記用紙にタンデムチェックマークを印刷し、前記第2プリンタエンジンに前記タンデムチェックマークを検出するセンサを設け、前記第2プリンタエンジンは、各ページの印刷をする時、前記第1プリンタエンジンが印刷した前記タンデムチェックマークの有無をチェックページ間隔S毎に前記センサでチェックし、前記タンデムチェックマークが検出されれば、前記第2プリンタエンジンは印刷データの印刷を継続し、前記タンデムチェックマークが検出されなければ印刷を停止することを特徴とするタンデム連続紙プリンタ。
  22. 前記タンデムチェックマークが検出されない場合には、印刷を停止した後、前記プリンタコントローラがエラーリカバリ印刷を実行することを特徴とする請求項21記載のタンデム連続紙プリンタ。
  23. 前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転して前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが反転された用紙の裏面に印刷するタンデム両面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の裏面側のマークを検出するためのセンサを用いて、前記タンデムチェックマークを検出することを特徴とする請求項21記載のタンデム連続紙プリンタ。
  24. 前記第1プリンタエンジンが用紙の表面に印刷した後、用紙を反転せずそのまま前記第2プリンタエンジンに供給し、前記第2プリンタエンジンが用紙の表面に印刷するタンデム片面印刷モードを有し、前記第2プリンタエンジンに設置した用紙の表面側のマークを検出するためのセンサを用いて、前記タンデムチェックマークを検出することを特徴とする請求項21記載のタンデム連続紙プリンタ。
  25. 前記第1プリンタエンジンと前記第2プリンタエンジンが、少なくとも印写ドラムと定着器を備えた電子写真方式のプリンタエンジンであって、前記チェックページ間隔Sが、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間のリカバリ長さに相当する長さであることを特徴とする請求項21記載のタンデム連続紙プリンタ。
  26. 前記チェックページ間隔Sが、用紙長さの整数倍であることを特徴とする請求項21記載のタンデム連続紙プリンタ。
  27. 用紙1ページを単位とするページ通し番号を設け、前記ページ通し番号が個々の印刷ジョブを超え、複数の印刷ジョブについて計数されるようにするとともに、前記チェックページ間隔Sを前記ページ通し番号を用いて管理することを特徴とする請求項21記載のタンデム連続紙プリンタ。
  28. 前記チェックページ間隔Sを、プリンタエンジンで緊急停止エラーが発生した際に定着器による定着が保証されない用紙区間であるリカバリ長さの半分に相当する長さとし、前記タンデムチェックマークが2つのチェックページ間隔Sについて続けて検出されなかった場合に、印刷を停止することを特徴とする請求項21記載のタンデム連続紙プリンタ。
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