JP3044939B2 - ページプリンタ - Google Patents
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- JP3044939B2 JP3044939B2 JP4232826A JP23282692A JP3044939B2 JP 3044939 B2 JP3044939 B2 JP 3044939B2 JP 4232826 A JP4232826 A JP 4232826A JP 23282692 A JP23282692 A JP 23282692A JP 3044939 B2 JP3044939 B2 JP 3044939B2
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K15/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
- G06K15/02—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
- G06K15/12—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
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- G06K2215/0002—Handling the output data
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- G—PHYSICS
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K2215/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
- G06K2215/0082—Architecture adapted for a particular function
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- Optics & Photonics (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
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- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等の出力装置として利用されるページプリンタに関す
るものである。
タ等の出力装置として利用されるページプリンタに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、印字装置は高速化、高機能化が求
められてきている。特にレーザーダイオードやＬＥＤア
レイ等を光源として用いる電子写真方式の印字装置は高
速かつ高印字品質のため、著しく利用分野が拡大してい
る。これらは１ページ分の印字データを受信した後、一
定速度の紙送りにしたがって１ページ単位で印刷される
ため、ページプリンタと呼ばれる。ページプリンタのよ
うに高速なものでは、当然であるが印字データの処理方
式にも高いものが要求される。これら印字データ処理方
式には種々のものがみられるが、大別して２種類の処理
方式にまとめることができる。
められてきている。特にレーザーダイオードやＬＥＤア
レイ等を光源として用いる電子写真方式の印字装置は高
速かつ高印字品質のため、著しく利用分野が拡大してい
る。これらは１ページ分の印字データを受信した後、一
定速度の紙送りにしたがって１ページ単位で印刷される
ため、ページプリンタと呼ばれる。ページプリンタのよ
うに高速なものでは、当然であるが印字データの処理方
式にも高いものが要求される。これら印字データ処理方
式には種々のものがみられるが、大別して２種類の処理
方式にまとめることができる。
【０００３】第１の方式として、ページメモリ方式があ
る。この方式では、１ページ分のイメージデータを格納
出来るメモリを備え、ホストコンピュータから受信した
文字コードデータを解釈展開し、イメージデータとして
メモリに格納する。１ページ分全部のイメージデータが
作成されると印字部を起動し印字が開始される。このペ
ージメモリ方式の従来の印字装置では、印字される１ペ
ージ分のイメージそのままのデータが格納できる利点が
ある反面、非常に多くのメモリを必要とする欠点を有し
ていた。
る。この方式では、１ページ分のイメージデータを格納
出来るメモリを備え、ホストコンピュータから受信した
文字コードデータを解釈展開し、イメージデータとして
メモリに格納する。１ページ分全部のイメージデータが
作成されると印字部を起動し印字が開始される。このペ
ージメモリ方式の従来の印字装置では、印字される１ペ
ージ分のイメージそのままのデータが格納できる利点が
ある反面、非常に多くのメモリを必要とする欠点を有し
ていた。
【０００４】上記欠点を解消するため、１／ｎページの
イメージ展開エリアを使用して印字を行なうビデオＲＡ
Ｍ方式の印字装置がある。以下、ビデオＲＡＭ方式の従
来例について説明する。この方式では、メモリとして、
文字コードをテキストの形で１ページ分格納するテキス
トメモリ部と、１／ｎページ分のイメージデータを格納
するビデオＲＡＭ部とを備える。ホストコンピュータか
ら文字コードを受信すると、ＣＰＵがこの文字コードを
解釈し、該文字コードと該文字のビデオＲＡＭ内におけ
る書き込み位置等の情報を付加してテキストを作成し、
テキストメモリに書き込む。
イメージ展開エリアを使用して印字を行なうビデオＲＡ
Ｍ方式の印字装置がある。以下、ビデオＲＡＭ方式の従
来例について説明する。この方式では、メモリとして、
文字コードをテキストの形で１ページ分格納するテキス
トメモリ部と、１／ｎページ分のイメージデータを格納
するビデオＲＡＭ部とを備える。ホストコンピュータか
ら文字コードを受信すると、ＣＰＵがこの文字コードを
解釈し、該文字コードと該文字のビデオＲＡＭ内におけ
る書き込み位置等の情報を付加してテキストを作成し、
テキストメモリに書き込む。
【０００５】１ページ分のテキストがテキストメモリに
作成されると、次に、テキストメモリの先頭からイメー
ジ展開しビデオＲＡＭにイメージデータとして書き込
む。ビデオＲＡＭは１／ｎページ分のメモリ容量しかな
いので、はじめの１／ｎページを展開すると印字動作を
始める。印字して行くことにより、ビデオＲＡＭ領域は
先頭から順に不要になり、空き領域が出来る。そこで、
ＣＰＵは空き領域が出来る度に、新たなイメージデータ
をそこに書き込んでいく。このように、ビデオＲＡＭ部
からの読みだしと、ビデオＲＡＭ部への書き込みとを交
互に行なうことにより１ページ分の印字が可能になる。
以上のように、ビデオＲＡＭ方式の従来の印字装置で
は、ページメモリ方式の印字装置に対して１／ｎのビデ
オＲＡＭとわずかなテキストメモリで印字が行えるた
め、大幅なメモリ容量の削減が出来る利点がある。
作成されると、次に、テキストメモリの先頭からイメー
ジ展開しビデオＲＡＭにイメージデータとして書き込
む。ビデオＲＡＭは１／ｎページ分のメモリ容量しかな
いので、はじめの１／ｎページを展開すると印字動作を
始める。印字して行くことにより、ビデオＲＡＭ領域は
先頭から順に不要になり、空き領域が出来る。そこで、
ＣＰＵは空き領域が出来る度に、新たなイメージデータ
をそこに書き込んでいく。このように、ビデオＲＡＭ部
からの読みだしと、ビデオＲＡＭ部への書き込みとを交
互に行なうことにより１ページ分の印字が可能になる。
以上のように、ビデオＲＡＭ方式の従来の印字装置で
は、ページメモリ方式の印字装置に対して１／ｎのビデ
オＲＡＭとわずかなテキストメモリで印字が行えるた
め、大幅なメモリ容量の削減が出来る利点がある。
【０００６】しかしながら、ビデオＲＡＭ方式の印字装
置においては、ビデオＲＡＭ部に所定の量の空きエリア
が生じると次のラスターのイメージ展開データをビデオ
ＲＡＭ部に書き込むが、イメージ展開を実行するのに要
する時間が長くなると展開データを書き込むより早く読
みだされることになり、イメージ展開データがついには
なくなってしまう場合があった。一方、紙送りは常に一
定速度で行なわれるので、印字不可能となりいわゆるオ
ーバーランエラーが発生するという問題を有していた。
置においては、ビデオＲＡＭ部に所定の量の空きエリア
が生じると次のラスターのイメージ展開データをビデオ
ＲＡＭ部に書き込むが、イメージ展開を実行するのに要
する時間が長くなると展開データを書き込むより早く読
みだされることになり、イメージ展開データがついには
なくなってしまう場合があった。一方、紙送りは常に一
定速度で行なわれるので、印字不可能となりいわゆるオ
ーバーランエラーが発生するという問題を有していた。
【０００７】上記欠点を解決するため、特開平２ー５２
７６３号公報において、オーバーランエラーが発生した
ときにテキストメモリの一部をビデオＲＡＭ部として使
用する方法が提案されている。
７６３号公報において、オーバーランエラーが発生した
ときにテキストメモリの一部をビデオＲＡＭ部として使
用する方法が提案されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
２−５２７６３号公報に開示された従来技術には次のよ
うな問題があった。すなわち、どれほどビデオＲＡＭ部
を増やせばオーバーランエラーが解消するかがわからな
いので、場合によっては幾度かの試行錯誤を繰り返すこ
とになり、迅速な処理を必要とする場合に適応できな
い。また、オーバーランエラー表示によりエラーの発生
を知った使用者が再印字指令を入力する必要があり、無
人状態で使用している場合に問題があった。
２−５２７６３号公報に開示された従来技術には次のよ
うな問題があった。すなわち、どれほどビデオＲＡＭ部
を増やせばオーバーランエラーが解消するかがわからな
いので、場合によっては幾度かの試行錯誤を繰り返すこ
とになり、迅速な処理を必要とする場合に適応できな
い。また、オーバーランエラー表示によりエラーの発生
を知った使用者が再印字指令を入力する必要があり、無
人状態で使用している場合に問題があった。
【０００９】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、オーバーランエラーが発生した
場合でも自動的に再印刷を行なうことの出来るページプ
リンタを提供することを目的とする。
になされたものであり、オーバーランエラーが発生した
場合でも自動的に再印刷を行なうことの出来るページプ
リンタを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のページプリンタは、ホストコンピュータから
印刷データを受信するデータ受信手段と、そのデータ受
信手段の受信した印刷データから１ページ分の印刷デー
タをｎ（ｎは整数）分割してなる１／ｎページ分の印刷
データを順次読みだしてドットイメージデータを作成す
るイメージデータ作成手段と、そのイメージデータ作成
手段により作成されたドットイメージデータを印刷する
印刷手段とを有し、印刷手段が１／ｎページ分のドット
イメージデータを印刷している間にイメージデータ作成
手段が次の１／ｎページ分の印刷データに基づいてドッ
トイメージデータを作成するページプリンタであって、
印刷手段が１／ｎページ分のドットイメージデータの印
刷を終了するまでに、イメージデータ作成手段が次の１
／ｎページ分の印刷データに基づいてドットイメージデ
ータを作成出来なかったことを検出する検出手段と、そ
の検出手段によりドットイメージデータを作成できなか
ったことが検出されたとき、作成できなかった１／ｎペ
ージ分の印刷データを含む１ページ分の印刷データを再
印刷するためにイメージデータ作成手段及び印刷手段を
作動させる再印刷手段と、再印刷手段の再印刷動作に先
立って、実際に作成できなかった１／ｎページ分の印刷
データに基づいてドットイメージデータを作成し記憶す
る記憶手段とを有し、印刷手段は再印刷手段による動作
時に、イメージデータ作成手段により作成されたドット
イメージデータ及び記憶手段に記憶されているドットイ
メージデータを印刷する。
に本発明のページプリンタは、ホストコンピュータから
印刷データを受信するデータ受信手段と、そのデータ受
信手段の受信した印刷データから１ページ分の印刷デー
タをｎ（ｎは整数）分割してなる１／ｎページ分の印刷
データを順次読みだしてドットイメージデータを作成す
るイメージデータ作成手段と、そのイメージデータ作成
手段により作成されたドットイメージデータを印刷する
印刷手段とを有し、印刷手段が１／ｎページ分のドット
イメージデータを印刷している間にイメージデータ作成
手段が次の１／ｎページ分の印刷データに基づいてドッ
トイメージデータを作成するページプリンタであって、
印刷手段が１／ｎページ分のドットイメージデータの印
刷を終了するまでに、イメージデータ作成手段が次の１
／ｎページ分の印刷データに基づいてドットイメージデ
ータを作成出来なかったことを検出する検出手段と、そ
の検出手段によりドットイメージデータを作成できなか
ったことが検出されたとき、作成できなかった１／ｎペ
ージ分の印刷データを含む１ページ分の印刷データを再
印刷するためにイメージデータ作成手段及び印刷手段を
作動させる再印刷手段と、再印刷手段の再印刷動作に先
立って、実際に作成できなかった１／ｎページ分の印刷
データに基づいてドットイメージデータを作成し記憶す
る記憶手段とを有し、印刷手段は再印刷手段による動作
時に、イメージデータ作成手段により作成されたドット
イメージデータ及び記憶手段に記憶されているドットイ
メージデータを印刷する。
【００１１】
【作用】上記の構成を有する本発明のページプリンタの
データ受信手段はホストコンピュータから印刷データを
受信する。また、イメージデータ作成手段は受信した印
刷データをｎ分割した１／ｎページ分のデータをイメー
ジデータに展開する。また、印刷手段はドットイメージ
データを印刷する。また、印刷手段が１／ｎページ分の
ドットイメージデータを印刷している間に、イメージデ
ータ作成手段は、次の１／ｎページ分の印刷データに基
づいてドットイメージデータを作成する。
データ受信手段はホストコンピュータから印刷データを
受信する。また、イメージデータ作成手段は受信した印
刷データをｎ分割した１／ｎページ分のデータをイメー
ジデータに展開する。また、印刷手段はドットイメージ
データを印刷する。また、印刷手段が１／ｎページ分の
ドットイメージデータを印刷している間に、イメージデ
ータ作成手段は、次の１／ｎページ分の印刷データに基
づいてドットイメージデータを作成する。
【００１２】また、検出手段はオーバーランエラーが発
生したことを検出する。また、オーバーランエラーが発
生したことが検出されると、再印刷手段は作成できなか
った１／ｎページ分の印刷データを含む１ページ分の印
刷データを再印刷するためにイメージデータ作成手段と
印刷手段を作動させる。また、記憶手段は実際に作成で
きなかった１／ｎページ分の印刷データに基づいてドッ
トイメージデータを作成し記憶する。また、印刷手段は
再印刷手段による動作時にはイメージデータ作成手段に
より作成されたドットイメージデータと記憶手段に記憶
されているドットイメージデータを印刷する。
生したことを検出する。また、オーバーランエラーが発
生したことが検出されると、再印刷手段は作成できなか
った１／ｎページ分の印刷データを含む１ページ分の印
刷データを再印刷するためにイメージデータ作成手段と
印刷手段を作動させる。また、記憶手段は実際に作成で
きなかった１／ｎページ分の印刷データに基づいてドッ
トイメージデータを作成し記憶する。また、印刷手段は
再印刷手段による動作時にはイメージデータ作成手段に
より作成されたドットイメージデータと記憶手段に記憶
されているドットイメージデータを印刷する。
【００１３】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図１はページプリンタのブロック図
である。１はページプリンタ、２はＣＰＵ、３はＲＯ
Ｍ、４はＲＡＭ、５はインターフェース、６は印刷部、
７は表示部、８はビデオＲＡＭ、９はホストコンピュー
タである。ＲＯＭ３は、印刷部６の制御に関するプログ
ラム、オーバーランエラー発生検出のためのプログラ
ム、印字データの展開に関するプログラム等のプログラ
ム、およびフォントデータ等のデータを記憶し、ＣＰＵ
２に接続されている。ＲＡＭ４は、ホストコンピュータ
９から受信した印刷データ、オーバーランエラーが発生
したときのビットイメージデータの一部等のデータを記
憶し、ＣＰＵ２に接続されている。
参照して説明する。図１はページプリンタのブロック図
である。１はページプリンタ、２はＣＰＵ、３はＲＯ
Ｍ、４はＲＡＭ、５はインターフェース、６は印刷部、
７は表示部、８はビデオＲＡＭ、９はホストコンピュー
タである。ＲＯＭ３は、印刷部６の制御に関するプログ
ラム、オーバーランエラー発生検出のためのプログラ
ム、印字データの展開に関するプログラム等のプログラ
ム、およびフォントデータ等のデータを記憶し、ＣＰＵ
２に接続されている。ＲＡＭ４は、ホストコンピュータ
９から受信した印刷データ、オーバーランエラーが発生
したときのビットイメージデータの一部等のデータを記
憶し、ＣＰＵ２に接続されている。
【００１４】インターフェース５は、ホストコンピュー
タ９とのデータの送受信を行ない、印刷部６は、印刷動
作を行い、表示部７は、ページプリンタの設定や状態等
を表示し、それぞれＣＰＵ２に接続されている。ビデオ
ＲＡＭ８は、ＲＡＭ４に記憶されている印刷データを展
開しビットイメージデータにしたものを記憶し、ＣＰＵ
２に接続されている。
タ９とのデータの送受信を行ない、印刷部６は、印刷動
作を行い、表示部７は、ページプリンタの設定や状態等
を表示し、それぞれＣＰＵ２に接続されている。ビデオ
ＲＡＭ８は、ＲＡＭ４に記憶されている印刷データを展
開しビットイメージデータにしたものを記憶し、ＣＰＵ
２に接続されている。
【００１５】次に、以上のように構成された本実施例の
ページプリンタの動作を説明する。ホストコンピュータ
９からインターフェース５を通して受信した印刷データ
は、印字位置等の情報をつけて一端ＲＡＭ４に格納され
る。１ページ分のデータが受信されると、ＣＰＵ２は、
ＲＡＭ４に記憶されている印刷データを頭からビットイ
メージに展開し、ビデオＲＡＭ８に格納する。ビットイ
メージデータが１／ｎページ分たまったところでＣＰＵ
２は印刷部６を起動する。ページプリンタでは、用紙の
給紙が開始され、印刷が開始されると後は常に一定のス
ピードで印刷が進行する。印刷が進むにしたがってビデ
オＲＡＭ８のビットイメージデータが使用され減少す
る。同時に、ＣＰＵ２は次の印刷データについてビット
イメージ展開を実行し、ビデオＲＡＭ８に格納する。
ページプリンタの動作を説明する。ホストコンピュータ
９からインターフェース５を通して受信した印刷データ
は、印字位置等の情報をつけて一端ＲＡＭ４に格納され
る。１ページ分のデータが受信されると、ＣＰＵ２は、
ＲＡＭ４に記憶されている印刷データを頭からビットイ
メージに展開し、ビデオＲＡＭ８に格納する。ビットイ
メージデータが１／ｎページ分たまったところでＣＰＵ
２は印刷部６を起動する。ページプリンタでは、用紙の
給紙が開始され、印刷が開始されると後は常に一定のス
ピードで印刷が進行する。印刷が進むにしたがってビデ
オＲＡＭ８のビットイメージデータが使用され減少す
る。同時に、ＣＰＵ２は次の印刷データについてビット
イメージ展開を実行し、ビデオＲＡＭ８に格納する。
【００１６】同一ライン上のテキストの量が少ない場合
には、印刷よりビットイメージ展開が速いので、ＣＰＵ
２は印刷の進行につれてビデオＲＡＭ８の空きを待ちな
がらビットイメージ展開を行なう。ところが、テキスト
の量が多くなるにしたがって印刷とビットイメージ展開
に要する時間の差がなくなり、ついには逆転してしま
う。この状態が続くと、ビデオＲＡＭ８に格納されてい
るビットイメージデータが次第に減少し、ついにはなく
なってしまうオーバーランエラーが発生する。オーバー
ランエラーが発生したことをＣＰＵ２が検出すると、印
刷動作を中止し、用紙を排出する。続いて、その時点か
らのビットイメージ展開を行ない、ＲＡＭ４の空き領域
に格納しておき、そのデータを使ってこのページを再印
刷する。
には、印刷よりビットイメージ展開が速いので、ＣＰＵ
２は印刷の進行につれてビデオＲＡＭ８の空きを待ちな
がらビットイメージ展開を行なう。ところが、テキスト
の量が多くなるにしたがって印刷とビットイメージ展開
に要する時間の差がなくなり、ついには逆転してしま
う。この状態が続くと、ビデオＲＡＭ８に格納されてい
るビットイメージデータが次第に減少し、ついにはなく
なってしまうオーバーランエラーが発生する。オーバー
ランエラーが発生したことをＣＰＵ２が検出すると、印
刷動作を中止し、用紙を排出する。続いて、その時点か
らのビットイメージ展開を行ない、ＲＡＭ４の空き領域
に格納しておき、そのデータを使ってこのページを再印
刷する。
【００１７】次に、オーバーランエラー発生時の本実施
例の動作について、図２のフローチャートに基づいて説
明する。以後、Ｓｉ（ｉ＝１、２、３・・・）は各ステ
ップを示す。まず、印刷データがホストコンピュータよ
り入力され、ＲＡＭ４に記憶される。１ページ分の印刷
データが入力された後に（Ｓ１）、ＲＡＭ４から印刷デ
ータを順次読み出してビットイメージ展開を開始する
（Ｓ２）。ビットイメージ展開が１／ｎページ分すすむ
と用紙を給紙し、印刷動作を開始する（Ｓ３）。１ラス
ター印刷すると（Ｓ４）、ＲＡＭ４に記憶されている印
刷データを全てビットイメージ展開したか否かを調べる
ことにより印刷終了かを調べる（Ｓ５）。未だビットイ
メージに展開されていない印刷データが有り、印刷終了
でなければ（Ｓ５：ＮＯ）、オーバーランエラーが発生
していないかを調べる（Ｓ６）。オーバーランエラーが
発生していなければ（Ｓ６：ＮＯ）、次の１ラスターを
印刷し（Ｓ４）、印刷終了するか（Ｓ５：ＹＥＳ）、オ
ーバーランエラーが発生する（Ｓ６：ＹＥＳ）まで繰り
返す。１ページ分の印刷データが全てイメージ展開さ
れ、その印刷が終了であれば（Ｓ５：ＹＥＳ）、用紙を
排出して（Ｓ１６）終了する。
例の動作について、図２のフローチャートに基づいて説
明する。以後、Ｓｉ（ｉ＝１、２、３・・・）は各ステ
ップを示す。まず、印刷データがホストコンピュータよ
り入力され、ＲＡＭ４に記憶される。１ページ分の印刷
データが入力された後に（Ｓ１）、ＲＡＭ４から印刷デ
ータを順次読み出してビットイメージ展開を開始する
（Ｓ２）。ビットイメージ展開が１／ｎページ分すすむ
と用紙を給紙し、印刷動作を開始する（Ｓ３）。１ラス
ター印刷すると（Ｓ４）、ＲＡＭ４に記憶されている印
刷データを全てビットイメージ展開したか否かを調べる
ことにより印刷終了かを調べる（Ｓ５）。未だビットイ
メージに展開されていない印刷データが有り、印刷終了
でなければ（Ｓ５：ＮＯ）、オーバーランエラーが発生
していないかを調べる（Ｓ６）。オーバーランエラーが
発生していなければ（Ｓ６：ＮＯ）、次の１ラスターを
印刷し（Ｓ４）、印刷終了するか（Ｓ５：ＹＥＳ）、オ
ーバーランエラーが発生する（Ｓ６：ＹＥＳ）まで繰り
返す。１ページ分の印刷データが全てイメージ展開さ
れ、その印刷が終了であれば（Ｓ５：ＹＥＳ）、用紙を
排出して（Ｓ１６）終了する。
【００１８】オーバーランエラーが発生すると（Ｓ６：
ＹＥＳ）、直ちに用紙を排出し（Ｓ７）、表示部７にエ
ラーが発生したことを表示する（Ｓ８）。続いて、エラ
ー発生時点においてビットイメージ展開を行っていた１
／ｎページ分の印刷データをビットイメージ展開し、エ
ラー発生時点の位置とともにビットイメージデータをＲ
ＡＭ４に記憶する（Ｓ９）。再び、このページの先頭か
ら印刷データをビットイメージ展開し、ビデオＲＡＭ８
に格納する（Ｓ１０）。ビットイメージ展開が１／ｎペ
ージ分進んだら、用紙を給紙し印刷を開始する（Ｓ１
１）。１ラスター印刷したら（Ｓ１２）、オーバーラン
エラー発生位置まで来たかを調べる（Ｓ１３）。
ＹＥＳ）、直ちに用紙を排出し（Ｓ７）、表示部７にエ
ラーが発生したことを表示する（Ｓ８）。続いて、エラ
ー発生時点においてビットイメージ展開を行っていた１
／ｎページ分の印刷データをビットイメージ展開し、エ
ラー発生時点の位置とともにビットイメージデータをＲ
ＡＭ４に記憶する（Ｓ９）。再び、このページの先頭か
ら印刷データをビットイメージ展開し、ビデオＲＡＭ８
に格納する（Ｓ１０）。ビットイメージ展開が１／ｎペ
ージ分進んだら、用紙を給紙し印刷を開始する（Ｓ１
１）。１ラスター印刷したら（Ｓ１２）、オーバーラン
エラー発生位置まで来たかを調べる（Ｓ１３）。
【００１９】エラー位置に到達していないときは（Ｓ１
３：ＮＯ）、次の１ラスターを印刷し（Ｓ１２）、エラ
ー発生位置まで繰り返す。エラー発生位置に到達したら
（Ｓ１３：ＹＥＳ）、ＲＡＭ４に記憶してあるビットイ
メージデータをビデオＲＡＭ８に移し（Ｓ１４）、その
データを用いて印刷を続ける。印刷が終了したかを調べ
（Ｓ１５）、終了していなければ（Ｓ１５：ＮＯ）、次
の１ラスターを印刷する（Ｓ１２）。印刷が終了したら
（Ｓ１５：ＹＥＳ）、用紙を排出して（Ｓ１６）終了す
る。
３：ＮＯ）、次の１ラスターを印刷し（Ｓ１２）、エラ
ー発生位置まで繰り返す。エラー発生位置に到達したら
（Ｓ１３：ＹＥＳ）、ＲＡＭ４に記憶してあるビットイ
メージデータをビデオＲＡＭ８に移し（Ｓ１４）、その
データを用いて印刷を続ける。印刷が終了したかを調べ
（Ｓ１５）、終了していなければ（Ｓ１５：ＮＯ）、次
の１ラスターを印刷する（Ｓ１２）。印刷が終了したら
（Ｓ１５：ＹＥＳ）、用紙を排出して（Ｓ１６）終了す
る。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のページプリンタは、印刷手段が１／ｎページ分の
ドットイメージデータの印刷を終了するまでに、イメー
ジデータ作成手段が次の１／ｎページ分の印刷データに
基づいてドットイメージデータを作成出来なかったこと
を検出する検出手段と、その検出手段によりドットイメ
ージデータを作成できなかったことが検出されたとき、
作成できなかった１／ｎページ分の印刷データを含む１
ページ分の印刷データを再印刷するためにイメージデー
タ作成手段及び印刷手段を作動させる再印刷手段と、再
印刷手段の再印刷動作に先立って、実際に作成できなか
った１／ｎページ分の印刷データに基づいてドットイメ
ージデータを作成し記憶する記憶手段とを有し、印刷手
段は再印刷手段による動作時に、イメージデータ作成手
段により作成されたドットイメージデータ及び記憶手段
に記憶されているドットイメージデータを印刷するの
で、オーバーランエラーが発生した場合でも、エラー時
点のビットイメージデータを別に記憶して置くことによ
り、自動的に再印刷し、また再印刷時に確実にエラーを
回避できる。
発明のページプリンタは、印刷手段が１／ｎページ分の
ドットイメージデータの印刷を終了するまでに、イメー
ジデータ作成手段が次の１／ｎページ分の印刷データに
基づいてドットイメージデータを作成出来なかったこと
を検出する検出手段と、その検出手段によりドットイメ
ージデータを作成できなかったことが検出されたとき、
作成できなかった１／ｎページ分の印刷データを含む１
ページ分の印刷データを再印刷するためにイメージデー
タ作成手段及び印刷手段を作動させる再印刷手段と、再
印刷手段の再印刷動作に先立って、実際に作成できなか
った１／ｎページ分の印刷データに基づいてドットイメ
ージデータを作成し記憶する記憶手段とを有し、印刷手
段は再印刷手段による動作時に、イメージデータ作成手
段により作成されたドットイメージデータ及び記憶手段
に記憶されているドットイメージデータを印刷するの
で、オーバーランエラーが発生した場合でも、エラー時
点のビットイメージデータを別に記憶して置くことによ
り、自動的に再印刷し、また再印刷時に確実にエラーを
回避できる。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
である。
１ ページプリンタ ２ ＣＰＵ ３ ＲＯＭ ４ ＲＡＭ ６ 印刷部 ８ ビデオＲＡＭ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41J 29/38 B41J 2/505 G06F 3/12
Claims (1)
- 【請求項１】 ホストコンピュータから印刷データを受
信するデータ受信手段と、そのデータ受信手段の受信し
た印刷データから１ページ分の印刷データをｎ（ｎは整
数）分割してなる１／ｎページ分の印刷データを順次読
みだしてドットイメージデータを作成するイメージデー
タ作成手段と、そのイメージデータ作成手段により作成
されたドットイメージデータを印刷する印刷手段とを有
し、 印刷手段が１／ｎページ分のドットイメージデータを印
刷している間にイメージデータ作成手段が次の１／ｎペ
ージ分の印刷データに基づいてドットイメージデータを
作成するページプリンタにおいて、 印刷手段が１／ｎページ分のドットイメージデータの印
刷を終了するまでに、イメージデータ作成手段が次の１
／ｎページ分の印刷データに基づいてドットイメージデ
ータを作成出来なかったことを検出する検出手段と、 その検出手段によりドットイメージデータを作成できな
かったことが検出されたとき、作成できなかった１／ｎ
ページ分の印刷データを含む１ページ分の印刷データを
再印刷するためにイメージデータ作成手段及び印刷手段
を作動させる再印刷手段と、 再印刷手段の再印刷動作に先立って、実際に作成できな
かった１／ｎページ分の印刷データに基づいてドットイ
メージデータを作成し記憶する記憶手段とを有し、 前記印刷手段は再印刷手段による動作時に、イメージデ
ータ作成手段により作成されたドットイメージデータ及
び記憶手段に記憶されているドットイメージデータを印
刷することを特徴とするページプリンタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4232826A JP3044939B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ページプリンタ |
| US08/087,277 US5473735A (en) | 1992-08-07 | 1993-07-08 | Page printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4232826A JP3044939B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ページプリンタ |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH0655813A JPH0655813A (ja) | 1994-03-01 |
| JP3044939B2 true JP3044939B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=16945392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4232826A Expired - Fee Related JP3044939B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ページプリンタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1993
- 1993-07-08 US US08/087,277 patent/US5473735A/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|---|---|---|
| WO2019199295A1 (en) * | 2018-04-11 | 2019-10-17 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Reprints of delayed pages |
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| JPH0655813A (ja) | 1994-03-01 |
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