JPH079739A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH079739A
JPH079739A JP5159547A JP15954793A JPH079739A JP H079739 A JPH079739 A JP H079739A JP 5159547 A JP5159547 A JP 5159547A JP 15954793 A JP15954793 A JP 15954793A JP H079739 A JPH079739 A JP H079739A
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JP5159547A
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Inventor
Yutaka Murakami
裕 村上
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 以前に印刷出力した情報と今回の印刷情報を
印刷装置内で比較し、まつたく同じ出力画像が作成され
たか否かを自動的に判別して、異なる場合のみ印刷出力
する等、適切な処理を可能とすることを目的とする。 【構成】 ホストコンピユータ1より入力された印刷デ
ータを受信バツフア20で受信格納し、CPU21はこ
の新たな印刷情報とハードデイスク24内に予め記憶し
ておいた以前に印刷出力した情報とを比較して、新たに
入力された印刷情報が以前に印刷出力した情報と異なる
場合には、出力バツフア25を介して印刷部26より印
刷出力させ、既に印刷された情報と同じ場合には印刷出
力しない様に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部機器より入力され
た印刷データに基づく画像を記録媒体に印刷する印刷装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばホストコンピユータ等の外
部機器より送信される印刷データに基づく画像を記録媒
体に印刷する印刷装置が非常に多く使われてきている。
ホストコンピユータ上では、ワードプロソフトウエア、
文書作成ソフトウエア等により、文字コード、制御コー
ドなどからなる印刷データが作成され、その印刷データ
が印刷装置に送信されていた。
【0003】そして印刷装置では、この印刷データが送
信されてくると、印刷データを解釈し、印刷画像を作成
し、記録用紙上などに可視像を形成していた。ワープロ
ソフトウエア等を用いてコンピユータ上で作成した文書
情報を印刷する場合、文書情報が完成するまでには繰り
返し何度も入力結果確認等のため印刷をすることが少な
くない。例えば、文書を作る際には、一旦下書きをし、
これを印刷し、内容を確認してから再度文書を修正し、
また印刷することがしばしばある。
【0004】または、印刷したものに従つて校正を行い
文書を修正することもある。また、完成していた文書に
別の文章を追加したり、一部を変更して、新たなバージ
ヨンの文書を作成することも少なくない。更にまた、こ
の種の印刷装置のコントローラは、CPUの処理速度の
向上、ROM、RAM、ハードデイスク等の低価格化な
どにより高度な処理を行うようになつてきており、それ
に伴いコントローラの制御ソフトウエアは非常に複雑に
なつてきている。
【0005】このような印刷装置の開発に際しては、多
くの制御コマンドの機能が一つ一つ、または組み合せて
テストされる。新機種において拡張された新機能につい
ては、まず、正しい印刷結果が得られているか否かを慎
重にチエツクしなければならない。しかし通常、新機種
の開発においては多くの試作バージヨンが作成されるの
で、一旦、正しく印刷されたことが確認されたならば、
それ以降の試作バージヨンのテストにおいては正しく印
刷されたものと同じ印刷結果となつたか否かを評価する
ことになる。
【0006】また、新たに追加された機能ではない場
合、従来機の印刷結果と比較し、同じ印刷結果となつて
いるかを評価することでたりる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した様に、以前に
印刷した文書とほとんど同じ内容でありながら一部だけ
が異なるという文書が印刷される、というケースは、非
常に多い。このような場合、従来では全く同じ内容であ
るページもその度に印刷されることになる。そのために
多くの時間が費やされ、また、無駄な用紙、トナー等が
費やされるという問題点があつた。
【0008】更にまた、従来の印刷装置のテストにおい
ては、「同じ印刷結果」であるか否かをチエツクするケ
ースが非常に多く、そのチエツクそのものは単純な作業
である。しかしながら、しばしば膨大なテストデータを
用いるので、その印刷にも、そのチエツクにも、多くの
工数を必要とする。例えば、毎分8枚の印刷速度を持つ
印刷装置をテストする場合、80000枚分のテストデ
ータを一通り印刷すると、印刷装置が最高速度で印刷を
続けたとしても、印刷だけで10000分の時間が必要
であつた。
【0009】そしてこれらの用紙1枚ずつを手に取り、
肉眼で比較し、同じ出力となつているかをチエツクする
のにも、膨大な時間が必要であつた。以上の面倒な処理
が、新たな試作バージヨンが作成されるたびに繰り返さ
れており、非常な問題点となつていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、外部
機器より入力された印刷データに基づく画像を記録媒体
に印刷する印刷装置であつて、少なくとも1ドキユメン
ト分の印刷データを記憶可能な記憶手段と、新たに入力
された印刷データの1ページ分と前記記憶手段に記憶し
てある印刷データの1部を比較する比較手段と、新たに
入力された印刷データの1ページ分が前記記憶手段に既
に記憶してある印刷データの1部と同じであれば印刷せ
ず、異なれば印刷する印刷手段とを備える。
【0011】また、外部機器より入力された印刷データ
に基づく画像を記録媒体に印刷する印刷装置であつて、
以前に作成したビツトマツプと受信データを調べて作成
したビツトマツプとを比較する比較手段と、該比較手段
での比較結果を報知する報知手段とを備える。更にま
た、外部機器より入力された印刷データに基づく画像を
記録媒体に印刷する印刷装置であつて、少なくとも1ド
キユメント分のビツトマツプデータを記憶可能な記憶手
段と、印刷データを調べて作成した1ページ分のビツト
マツプと前記記憶手段に記憶してあるビツトマツプの1
ページ分とを比較する比較手段と、新たに作成したビツ
トマツプが既に前記記憶手段に記憶してあるビツトマツ
プの1ページ分と同じであれば印刷せず、異なれば印刷
する印刷手段とを備える。
【0012】
【作用】以上の構成において、以前の印刷データと同じ
内容のページと異なる内容のページを含む印刷データが
入力された場合、印刷内容の異なるページのみを印刷出
力することができ、チエツク時間が大幅に短縮でき、無
駄な用紙、トナーの消費も抑えられる。
【0013】また、受信データを解釈して作成したビツ
トマツプと以前に作成したビツトマツプを印刷装置内で
比較し、まつたく同じ出力画像が作成されたか否かを自
動的に判別することが可能となり、チエツク時間が大幅
に短縮でき、無駄な用紙、トナーの消費も抑えられる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に従つて、本発明に係る一実
施例を詳細に説明する。 [第1実施例]図1は本発明に係る一実施例における印
刷装置の構成を示すブロツク図を示している。図中、1
は制御コード及び文字コード等からなる印刷情報を送信
する外部機器であるホストコンピユータであり、2が本
実施例における印刷装置である。
【0015】印刷装置2において、20はホストコンピ
ユータ1から送信された印刷情報を受信する受信バツフ
ア、21は本実施例装置全体の制御を司るCPU、22
はCPU21の動作処理手順及び印刷出力する文字フオ
ントパターンを記憶しているROM、23はCPU21
のワークエリアとして使用されるRAMであり、RAM
23内には、前ジヨブ印刷データフアイル24aの各ペ
ージの開始位置が記憶されているページスタート位置テ
ーブル23aがある。
【0016】24は前回印刷を行つた際の印刷データで
ある前ジヨブ印刷データフアイル24a、及び処理中印
刷データフアイル24bが格納されているハードデイス
ク、25は印刷出力する画像データを少なくとも1ペー
ジ分格納可能な出力用ページバツフア、26は出力用ペ
ージバツフア25に展開された画像データを記録紙に可
視像形成する印刷部である。
【0017】以上の構成におけるページスタート位置テ
ーブル23aと印刷データフアイル24aの関係を図2
に示す。図2において、文字コード、制御コードからな
る印刷データフアイル24aの中には、印刷データがペ
ージ順に格納されている。このフアイルには、ホストコ
ンピユータ1から送信され、受信バツフア21を経由し
て受信された印刷情報が順次格納されており、上述した
様にハードデイスク24に設けられている。そして、図
3で説明する処理を行う際において、この印刷データフ
アイル24aは、現在受信しながら処理をしている印刷
ジヨブのひとつ前の印刷ジヨブの印刷データである。こ
こではジヨブとは印刷情報の一固まりであり、一つのジ
ヨブにより一つのドキユメントが作成されるものとす
る。
【0018】また、RAM23に設けられているページ
スタート位置テーブル23aには、このハードデイスク
24に設けられている印刷データフアイル24aの各頁
毎の印刷データのスタート位置が記憶されている。即
ち、2ページ目のスタートが1000と記述されていれ
ば、印刷データフアイル24aの1000バイト目から
2ページ目の情報が始まる、ということを意味する。
【0019】さて、上述の構成を備える本実施例におけ
る一連の処理を、図3に示すフローチヤートにより詳細
に説明する。まず、印刷装置2は、ステツプS1でCP
U21に内蔵するカウンタnに「1」をセツトする。こ
のカウンタnは、印刷情報フアイルのnページ以降のペ
ージをチエツクする、という意味を表すものである。ス
テツプS2では、カウンタmにカウンタnの内容、つま
り最初は「1」をセツトする。次に、ステツプS3で受
信バツフア20に受信データがあるか否かを判断する。
受信データが無い場合にはステツプS10に進む。
【0020】一方、ここでホストコンピユータ1よりの
受信データがある場合にはステツプS3よりステツプS
4に進み、受信データを読み出す。次に、ステツプS5
で読み出した受信データにより改ページが発生したか否
かを判断する。改ページは、フオームフイードコードで
も発生するし、また、印刷行数が1ページの行数を越え
たときにも発生する。改ページが発生しなければ、ステ
ツプS6に進み、受信データを処理中印刷データフアイ
ル24bに格納する。そしてステツプS2に進む。
【0021】一方、ステツプS5で改ページが発生した
場合、及び上述した様にステツプS3でそれ以上のデー
タがなかつた場合にはステツプS10に進む。どちらの
場合も、そのページのデータは既に全て読み込んだこと
になるため、前ジヨブ印刷データフアイルのmページ目
と、処理中印刷データフアイルの最新ページのデータが
同じであるかを判断する。同じと判断された場合は、前
のジヨブで同じページを既に受信し印刷しているものと
判断し、印刷出力ルーチンを通過せずにステツプS14
に進む。
【0022】一方、同じでない場合にはステツプS11
に進み、カウンタmを1つインクリメントしてページデ
ータmを更新する。そして続くステツプS12で前ジヨ
ブ印刷データフアイル24aに更新したmページ目が存
在するか否かを判断する。mページ目が存在する場合、
ステツプS10に戻り、前ジヨブ印刷データフアイル2
4aのmページ目と処理中印刷データフアイル24bの
内容が同じであるか否かを判断する。
【0023】ステツプS12でmページ目が存在しない
場合、つまり、印刷データフアイル24aの最後までチ
エツクし、現在処理中のページと同じ内容のページが見
つからなかつた場合にはステツプS13に進み、処理中
のページを印刷する。そしてステツプS14に進む。ス
テツプS14では、カウンタmの内容をカウンタnに代
入し、カウンタnを更新する。このようにカウンタmの
値をカウンタnに代入することにより、次の受信ページ
のチエツクに際しては、前ジヨブ印刷データフアイル
の、この時点でのm番目のページからチエツクを開始す
ることになる。この処理により、受信した印刷データと
同じ内容のページが前ジヨブにあつたとしても、ページ
の順序がことなつていれば別のページとして扱うことが
できる。
【0024】さて、次にステツプS15に進み、新たな
受信データがあるか否かを判断する。新たなデータがな
い場合、処理を終了する。データがある場合は、ステツ
プS2に戻り、次のページのデータを受信し、前述の処
理を繰り返す。以上説明した様に本実施例によれば、以
前の印刷データと同じ内容のページと異なる内容のペー
ジを含む印刷データが入力された場合、印刷内容の異な
るページのみを印刷出力することができ、チエツク時間
が大幅に短縮でき、無駄な用紙、トナーの消費も抑えら
れる。
【0025】本実施例の変形例を以下に示す以上説明し
た実施例では、受信した印刷データと、直前に受信した
印刷データとの比較を行なう例について説明した。しか
し、本発明は以上の例に限定されるものではなく、例え
ば、コマンドやパネルオペレーシヨン等により以前に受
信されたジヨブの中から比較対象とするジヨブを選択
し、そのジヨブとの比較を行つてもよい。
【0026】また、以上の実施例においては、ページの
内容が同じであるか否かの判断において、例えばページ
の順番が入れ替わつている場合には、前のページは既に
以前のジヨブで印刷されているものと判断し、後のペー
ジは印刷されていないものと判断するが、本発明は、そ
のようなアルゴリズムを限定するものではない。以上説
明した様に本実施例によれば、以前のジヨブで既に印刷
されているページは自動的に読みとばし、修正されたペ
ージ、あるいは追加されたページ等、のみを印刷するこ
とができる。これにより、印刷時間、用紙の使用量、及
びトナーの使用量等を大幅に短縮することが可能とな
る。
【0027】[第2実施例]以上の説明においては、具
体的な印刷情報を比較して既に印刷出力した情報か、又
は印刷していない情報かを調べていた。しかし、本発明
は以上の例に限定されるものではなく、以前に作成した
ビツトマツプと受信データを調べて作成したビツトマツ
プとを比較することにより、既に印刷された情報を特定
しても良い。
【0028】図4に、このように構成した本発明に係る
第2実施例における印刷装置の構成を示すブロツク図を
示す。図中、上述した図1に示す第1実施例と同様構成
には同一番号を付し詳細説明を省略する。図1に示す第
1実施例のハードデイスク24中には、前回印刷を行つ
た際の印刷データである前ジヨブ印刷データフアイル2
4a、及び処理中印刷データフアイル24bが格納され
ていたが、図4に示す第2実施例においては、これらの
データフアイルに変え、前回印刷を行つた際のビツトマ
ツプが格納されているビツトマツプフアイル24cが格
納されている。
【0029】そして、RAM23中のページスタート位
置テーブル23aには、第1実施例の前ジヨブ印刷デー
タフアイル24aの各ページの開始位置とは異なり、ビ
ツトマツプ24cの各ページの開始位置が記憶されてい
る。以上の構成におけるページスタート位置テーブル2
3aとビツトマツプフアイル24cの関係を図5に示
す。図5において、ビツトマツプフアイル24cには、
直前に印刷した1ドキユメント分の全ビツトマツプのフ
アイルであり、このフアイルの中にはビツトマツプがペ
ージ順に格納されている。
【0030】また、RAM23に設けられているページ
スタート位置テーブル23aには、このハードデイスク
24に設けられているビツトマツプフアイル24cの各
ページの開始位置が記憶されており、例えば、ページス
タート位置テーブル23aに2ページ目のスタートが1
00000と記述されていれば、ビツトマツプフアイル
24cの100000バイト目から2ページ目の情報が
始まる、ということを意味する。
【0031】さて、上述の構成を備える第2実施例にお
ける一連の処理を、図6のフローチヤートにより詳細に
説明する。まず、印刷装置2は、ステツプS21でCP
U21に内蔵するカウンタnに「1」をセツトする。こ
のカウンタnは、ビツトマツプフアイル24cのnペー
ジ以降のページをチエツクする、という意味を表すもの
である。ステツプS22では、カウンタmにカウンタn
の内容、つまり最初は「1」をセツトする。次に、ステ
ツプS23で受信バツフア20に受信データがあるか否
かを判断する。受信データが無い場合には処理を終了す
る。
【0032】一方、受信バツフアに受信データがある場
合には、ステツプS24に進み、1ページ分のデータを
解析し、そのページのビツトマツプをビツトマツプフア
イル24c上に作成する。次にステツプS25で、ステ
ツプS24で作成したページと、ビツトマツプフアイル
24c内のmページ目が同じであるか否かを判断する。
同じでない場合にはステツプS26に進み、ビツトマツ
プフアイル24c内の次のページと比較するためにカウ
ンタmを更新し、1つインクリメントする。そして続く
ステツプS27でmページ目が存在するか否かを判断す
る。mページ目が存在する場合にはステツプS25に戻
りビツトマツプの比較を行う。
【0033】一方、ステツプS27でビツトマツプフア
イル24cにはmページ目が存在しなかつた場合には、
ビツトマツプフアイル24cの最後のまでチエツクした
にも関わらずステツプS24で作成したページと同じも
のは無かつたことになるためステツプS28に進み、印
刷部26で印刷を行う。そしてステツプS22に戻る。
【0034】なお、ステツプS28からステツプS22
に戻る場合には、一致したページが無かつたということ
になるので、受信した最新ページは、元の文書に追加さ
れたページか、修正されたページか、あるいは全然異な
る文書かのいずれかが考えられる。この場合はカウンタ
nの値は以前の値のままであるため、カウンタmに再び
カウンタnの値が代入され、カウンタmは更新されず次
のチエツクは旧mページ目から再び行なわれることにな
る。
【0035】ステツプS25で、ページの内容が同じで
あつた場合には、印刷させず、ステツプS29に進む。
ステツプS29では、カウンタnにカウンタmの内容に
+1した値を代入する。そしてステツプS22に戻る。
これにより、上述の印刷した場合と異なり、ステツプS
22ではカウンタmの値が+1され、ページ内容が一致
したmページ目の次のページから、次のチエツクを行う
ことになる。
【0036】以上説明した様に第2実施例によれば、単
に現在のビツトマツプと過去に印刷したビツトマツプを
比較するのみで、以前のジヨブで既に印刷されているペ
ージは自動的に読みとばし、修正されたページ、あるい
は追加されたページ等のみを印刷することができる。こ
れにより、印刷時間、用紙の使用量、トナーの消費量等
を大幅に短縮することが可能となる。
【0037】第1及び第2本実施例の変形例を以下に示
す 以上説明した各実施例では、受信した印刷データと、直
前に受信した印刷データとの比較を行なう例について説
明した。しかし、本発明は以上の例に限定されるもので
はなく、例えば、コマンドやパネルオペレーシヨン等に
より以前に受信されたジヨブの中から比較対象とするジ
ヨブを選択し、そのジヨブとの比較を行つてもよい。
【0038】また、以上の各実施例においては、ページ
の内容が同じであるか否かの判断において、例えばペー
ジの順番が入れ替わつている場合には、前のページは既
に以前のジヨブで印刷されているものと判断し、後のペ
ージは印刷されていないものと判断するが、本発明は、
そのようなアルゴリズムを限定するものではない。 [第3実施例]以上の説明は、同じ情報の一部を修正し
たような場合に、修正前の情報を印刷出力してある場合
には、修正箇所のみ印刷出力することにより、印刷され
るために多くの時間が費やされるのを防止でき、しか
も、無駄な用紙、トナー等が費やされることがなくなる
点に鑑みてなされた例について説明した。
【0039】しかしながら、本発明は以上の点に限定さ
れるものではなく、例えば印刷装置のチエツク等にも応
用できる。即ち、従来の印刷装置のテストにおいては、
「同じ印刷結果」であるか否かをチエツクするケースが
非常に多く、このような場合に印刷チエツクを自動化し
た本発明に係る第3実施例を以下に説明する。第3実施
例においても、基本構成は上述した図4に示す第2実施
例と同様構成で足りる。なお、第3実施例においては、
上述した図4の構成と比べ、RAM23中のページスタ
ート位置テーブル23aは不要である。
【0040】次に、第3実施例の制御動作を示すフロー
チヤートを図7に示す。まず、印刷装置2は、ステツプ
S41で受信バツフア20に受信データがあるか否かを
判断する。受信データが無い場合には処理を終了する。
一方、受信バツフアに受信データがある場合には、ステ
ツプS42に進み、1ページ分のデータを解析し、その
ページのビツトマツプを作成する。次にステツプS43
で、ステツプS42で作成したビツトマツプと、ビツト
マツプフアイル24c内の該当ページとのビツトマツプ
とを比較する。ステツプS43でビツトマツプの内容が
等しければステツプS41に戻り、次のページの処理に
進む。
【0041】一方、ビツトマツプの内容が等しくない場
合にはステツプS44に進み、印刷部26で当該受信ペ
ージの印刷を行う。そしてステツプS41に戻る。以上
説明した様に第3実施例によれば、受信データを解釈し
て作成したビツトマツプと以前に作成したビツトマツプ
を印刷装置内で比較し、異なる受信データがある時のみ
これを印刷出力することにより、まつたく同じ出力画像
が作成されたか否かを自動的に、かつ簡単・迅速に判別
することができる。
【0042】また、第3実施例においては、ビツトマツ
プが一致した場合には印刷をせず、異なつていた場合の
み印刷するが、もちろん本発明の本質はそこにあるので
はない。全ページを印刷しつつ、ビツトマツプが異なつ
た場合にそれを知らせるためのなんらかの処理をしても
よいし、あるいは全ページとも印刷しなくてもよいこと
はもちろんである。
【0043】[他の実施例]以上説明した第1及び第2
実施例では、受信した印刷データと、直前に受信した印
刷データとの比較を行なう例について説明した。しか
し、本発明は以上の例に限定されるものではなく、例え
ば、コマンドやパネルオペレーシヨン等により以前に受
信されたジヨブの中から比較対象とするジヨブを選択
し、そのジヨブとの比較を行つてもよい。
【0044】また、以上の各実施例においては、ページ
の内容が同じであるか否かの判断において、例えばペー
ジの順番が入れ替わつている場合には、前のページは既
に以前のジヨブで印刷されているものと判断し、後のペ
ージは印刷されていないものと判断するが、本発明は、
そのようなアルゴリズムを限定するものではない。更
に、上述した第2、第3実施例では、以前に作成したビ
ツトマツプはハードデイスク内に一つだけ存在するが、
本発明は、以前のビツトマツプの格納場所、ビツトマツ
プの特定の仕方、をこのように限定するものではない。
複数のビツトマツプが存在していてそのなかからコマン
ドやパネルオペレーシヨンなどにより対象ビツトマツプ
を選択してもよい。また、ビツトマツプをホストコンピ
ユータ上に保存しておき、印刷装置のテスト時に印刷装
置に送信し、印刷装置のハードデイスク等に格納するこ
となども可能である。
【0045】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置にプ
ログラムを供給することによつて達成される場合にも適
用できることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、以前
に作成した出力結果と全くおなじ結果が得られたか否か
を容易にテストすることが可能となる。また、以上説明
した様に本発明によれば、以前の処理で既に印刷されて
いるページは自動的に読みとばし、修正されたページ、
あるいは追加されたページ等のみを印刷することができ
る。これにより、印刷時間、用紙の使用量、及びトナー
の使用量等を大幅に短縮することが可能となる。
【0047】更に、本発明によれば、以前に作成した出
力結果と全く同じ結果が得られたか否かを容易にテスト
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の印刷装置の構成を示す
ブロツク図である。
【図2】本実施例における図1に示すページスタート位
置テーブルと印刷情報フアイルの関係を示す図である。
【図3】本実施例の処理を示すフローチヤートである。
【図4】本発明に係る第2実施例の印刷装置の構成を示
すブロツク図である。
【図5】第2実施例における図4に示すページスタート
位置テーブルと印刷情報フアイルの関係を示す図であ
る。
【図6】第2実施例の処理を示すフローチヤートであ
る。
【図7】本発明に係る第3実施例の処理を示すフローチ
ヤートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピユータ 2 印刷装置 10 受信バツフア 21 CPU 22 ROM 23 RAM 23a ページスタート位置テーブル 24 ハードデイスク 24a 前ジヨブ印刷データフアイル 24b 処理中印刷データフアイル 24c ビツトマツプフアイル 25 出力バツフア 26 印刷部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器より入力された印刷データに基
    づく画像を記録媒体に印刷する印刷装置であつて、 少なくとも1ドキユメント分の印刷データを記憶可能な
    記憶手段と、 新たに入力された印刷データの1ページ分と前記記憶手
    段に記憶してある印刷データの1部を比較する比較手段
    と、 新たに入力された印刷データの1ページ分が前記記憶手
    段に既に記憶してある印刷データの1部と同じであれば
    印刷せず、異なれば印刷する印刷手段とを備えることを
    特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 外部機器より入力された印刷データに基
    づく画像を記録媒体に印刷する印刷装置であつて、 以前に作成したビツトマツプと受信データを調べて作成
    したビツトマツプとを比較する比較手段と、 該比較手段での比較結果を報知する報知手段とを備える
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 外部機器より入力された印刷データに基
    づく画像を記録媒体に印刷する印刷装置であつて、 少なくとも1ドキユメント分のビツトマツプデータを記
    憶可能な記憶手段と、 印刷データを調べて作成した1ページ分のビツトマツプ
    と前記記憶手段に記憶してあるビツトマツプの1ページ
    分とを比較する比較手段と、 新たに作成したビツトマツプが既に前記記憶手段に記憶
    してあるビツトマツプの1ページ分と同じであれば印刷
    せず、異なれば印刷する印刷手段とを備えることを特徴
    とする印刷装置。
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