JPH0520324A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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Publication number
JPH0520324A
JPH0520324A JP3172742A JP17274291A JPH0520324A JP H0520324 A JPH0520324 A JP H0520324A JP 3172742 A JP3172742 A JP 3172742A JP 17274291 A JP17274291 A JP 17274291A JP H0520324 A JPH0520324 A JP H0520324A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP3172742A
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English (en)
Inventor
Yukio Shimizu
裕紀夫 清水
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書処理装置において編集作業を効率的に行
う。 【構成】 CPU1は、キーボード5から入力された文
字を表示装置7によって表示しながらRAM2に格納
し、文書内容となる文章を作成編集する。キーボード5
から特定の文字列を入力し、マーキングすべきことを指
示すると、RAM2内の文書内容にマーキング情報が付
加される。マーキング情報が付加された文書内容は、表
示装置7によって、たとえばアンダーラインなどが付加
されて、他とは区別しやすい状態で表示される。したが
って、特定の文字列を指標として、各種編集処理などを
効率的に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサなど
の文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワードプロセッサなどの文書
処理装置においては、文書編集の便宜のため、文字列の
「検索」や「置換」などの機能が設けられている。
【0003】図4によって、「検索」の機能を説明す
る。ステップa1から処理を開始し、ステップa2では
検索の対象となる文字列を入力する。文字列は1つの文
字または連続した複数の文字である。文書処理装置にお
いては、各文字を予め定められるコードに変換し、その
コードに対して各種処理を行う。入力された文字列は、
その文字の数に対応するコードの連続した情報として取
扱われる。
【0004】次にステップa3では、文書の文章中から
入力された文字列が検索される。文章も、文字に対応す
るコードが連続したデータとして取扱われ、そのデータ
の一部のコードパターンと、検索文字列に対応するコー
ドパターンとが一致するか否かによって検索が行われ
る。ステップa4で文字列が検出されたときは、ステッ
プa5によって検索された文字列を指標に処理Aを行
う。処理Aとしては、たとえばその文字列を他の文字列
に置き換えたり、その文字列を消去したり、その文字列
の前後や近傍に何等からの編集処理を行うことなどがあ
る。ステップa4で検索すべき文字列が検出されなかっ
たとき、およびステップa5の処理が終了したときはス
テップa6に移り、1回の検索処理を終了する。
【0005】「置換」の機能は、検出すべき文字列と、
その文字列を置き換えるべき文字列とを入力し、文章中
にある文字列の置き換えを行う。処理は「検索」と同様
にして、文字列中から検出すべき文字列が検索され、そ
の文字列が置換すべき文字列に置き換えられる。文章中
に複数の対象となる文字列が存在するときは、一律に置
き換えられたり、1つの文字列毎に置き換えを行うか否
かを指示したりする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来からの図4に示さ
れるような「検索」機能では、文字列を検出する毎に必
要な処理Aというステップを繰返す必要があるため、検
索作業に時間と手間がかかるという問題がある。
【0007】一方、「置換」などの機能においては、文
章中の指定された文字列を一律に置換することが可能で
あるけれども、選択的に置換することはできない。たと
えば選択的な置換のためには、一文字列毎に検索し、置
換を行うか否かを判断しなければならない。
【0008】以上のように、従来からの「検索」の機能
においては、検索すべき文字列を入力して、文章中の対
応する文字列を一律に置換などの処理を行うことは可能
であるけれども、各文字列に対応して異なる処理を行う
ためには、文字列を検索し、処理を行う操作を繰返す必
要がある。
【0009】そのような文字列毎の処理は、文章中の文
字列の現れる位置などによって異なり、検索される順序
によっては、決定しえず、一旦検索が終了した部分に対
して、後から処理すべき内容が決定されたりすることも
ある。
【0010】すなわち、文章全体として考慮して、始め
て検出された文字列に対応する処理を決定することが可
能となる場合も多い。
【0011】このような場合においては、「検索」など
の機能によって、各文字列を検出して順次的に処理する
ことはできず、また「置換」などの機能によって、一律
に文字列の置換を行うこともできない。
【0012】本発明の目的は、文書中の特定文字列を指
標として、容易に文書処理を行うことができる文書処理
装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力手段から
文字を入力し、入力手段に与えられる指示に従って、文
書の作成、編集、出力、保存などの処理を行う文書処理
装置において、処理中の文書内容をストアするメモリ
と、検出すべき文字列を指定する指定手段と、指定手段
からの出力に応答し、メモリにストアされている処理中
の文書内容から指定された文字列を検出し、文書内容中
で検出された文字列に関連する位置に、予め定める識別
情報を付加する検索手段と、メモリのストア内容を、前
記識別情報の有無に応じて異なる態様で出力する出力手
段とを含むことを特徴とする文書処理装置である。
【0014】
【作用】本発明に従えば、文書は、入力手段から文字を
入力し、入力手段に与えられる指示に従って、作成、編
集され、出力、保存などの処理が行われる。作成中の文
書内容は、メモリにストアされる。処理中の文書中から
検出すべき文字列は、指定手段に指定する。検索手段
は、メモリにストアされている処理中の文書内容から指
定された文字列を検出し、文書内容中で検出された文字
列に関連する位置に予め定める識別情報を付加する。出
力手段は、メモリのストア内容を、識別情報の有無に応
じて異なる態様で出力する。したがって、出力された文
章には、検出された文字列がその文字列以外の部分とは
異なった態様で表現された文章が得られる。このような
出力された文章を見て、各文字列毎に必要な処理を決定
することが容易となる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の文書処理装置の
電気的構成を示すブロック図である。中央処理装置(以
下「CPU」と略称する)1は、ランダムアクセスメモ
リ(以下「RAM」と略称する)2およびリードオンリ
メモリ(以下「ROM」と略称する)3と、アドレスお
よびデータバス4を介して接続される。CPU1は、半
導体集積回路によるマイクロコンピュータなどによって
実現される。RAM2には、作成中の文章内容が、文字
毎に予め定められるコードデータとして格納される。R
AM3には、CPU1が文書処理を行うための制御プロ
グラムが格納される。
【0016】文書内容となる文章を作成するための文字
の入力や、文書への各種処理は、入力手段であるキーボ
ード5に対して行われる。キーボード5からの出力は、
キーインタフェイス回路6を介してアドレスおよびデー
タバス4に与えられ、ROM3に格納された制御プログ
ラムに従って、CPU1によって処理される。陰極線管
(以下「CRT」と略称する)や液晶表示装置(以下
「LCD」と略称する)などによって実現される表示装
置7は、表示コントローラ回路8を介して、アドレスお
よびデータバス4に接続され、CPU1からの制御に従
って、RAM2内の文書内容などが表示される。RAM
2内の文書内容は、必要に応じて、プリンタ9によって
印字して出力することもできる。プリンタ9は、プリン
タコントローラ回路10を介してアドレスおよびデータ
バス4に接続される。
【0017】アドレスおよびデータバス4には、さらに
フロッピーディスク(FD)装置11が、FDコントロ
ーラ回路12を介して接続され、ICカード13が、I
Cカードインタフェイス回路14を介して接続される。
これらの、フロッピーディスク装置11およびICカー
ド13には、RAM2に格納されている文書内容を記録
して保存することができる。また、フロッピーディスク
装置11またはICカード13に保存されている文書内
容を、RAM2内に読出すこともできる。
【0018】CPU1は、キーボード5に入力される文
字を表示装置7に表示しながら、キーボード5に対して
なされる指示に従って文章を作成し、文書内容としてR
AM2内に格納する。表示装置7に表示中の文章には、
現在処理が行われている部分を示すカーソルが表示され
る。キーボードに対して文字が入力されると、カーソル
の示す位置から順次的に配列され、カーソルは入力され
た文字の最後尾に移る。
【0019】また、キーボード5に対して指示を与える
ことにより、カーソルを所望の位置に移動し、その移動
した位置に存在する文字の消去や新たな文字列の挿入な
どを行うこともできる。キーボード5に対しては、この
ように文字の入力や、カーソルの移動などの処理に対す
る指示を行うことができる。文字の入力と、処理の指示
とを区別するためには、それぞれ異なるキーを押圧した
り、処理の指示のために予め定める制御キーと他の文字
入力にも使用するキーを組合わせて押圧したりすること
が行われる。カーソルを移動するためには、マウスなど
の他の入力装置を接続することもできる。
【0020】図2は、本実施例の動作を示す。ステップ
b1から開始して、ステップb2では、マーキングすべ
き文字列をキーボード5から入力する。キーボード5に
は、文字を入力するための複数のキーが備えられてお
り、マーキング文字列を構成する文字の順序に対応して
キーを押圧する。キーインタフェイス回路6は、押圧さ
れたキーに対応する予め定められるコードデータを発生
する。CPU1は、キーボード5に入力されたマーキン
グ文字列を、キーインタフェイス回路6によって変換さ
れたコードデータのパターンとして認識する。
【0021】次にステップb3においては、マーキング
文字列が検出されたとき、どのような方法によってマー
キングを行うかを指定する。マーキング方法としては、
下線(アンダーライン)や、網掛、反転表示などを指定
する。表示装置7は、カラー表示を行うことができると
きは、特定の色で表示するようにしてもよい。表示装置
7が、階調表示が可能なときは、異なる階調で表示して
もよい。ただし、文書処理の機能として、文字に対して
下線や網掛の修飾を施すことが可能なときは、そのよう
な修飾と区別することができる必要がある。
【0022】ステップb3でマーキング方法の指定が終
了すると、たとえば、そのマーキング指定が終了したこ
とを示すキーの押圧によって、ステップb4のマーキン
グの実行が行われる。マーキングは、RAM2内に格納
されている文書内容中から、マーキング文字列に対応す
るコードパターンと一致するコードパターンを検出し、
マーキング情報を付加することによって行う。マーキン
グ情報の付加としては、たとえば、検出された文字列を
構成する文字コードの最上位のビットを0から1に変化
させたり、特定のコード、すなわちマーキングの始めと
終わりを示すコードをその文字列の前後に挿入する方法
などが考えられ、いずれの方法も可能である。また、文
字列の前に特定のコードを挿入し、そのコードの一部に
文字列の文字数を含むようにしてもよい。このようにし
てステップb4でマーキングが実行された文書内容は、
マーキングが施された状態で表示装置7によって表示す
ることができる。また必要に応じてプリンタ9によって
印字して出力することもできる。ただし、RAM2内の
文書内容には、マーキングのための情報が付加されてい
るので、表示装置7による表示あるいはプリンタ9から
の印字においては、そのようなマーキング情報を表示可
能なまたは印字可能なコードに変換して、それぞれ表示
または印字する。
【0023】次のステップb5では、マーキングが施さ
れた文章を、表示装置7または印字出力を見ながら、文
書全体から判断して必要な処理Bを行う。処理Bはマー
キングされた文字列が容易に識別することができるの
で、これを指標として作業量を軽減し、効率的に行うこ
とができる。処理Bとしては、たとえば各文字列を異な
る文字列に置換したり、その文字列の前後にそれぞれ異
なる文字列を挿入したりする処理などがある。
【0024】次にステップb6では、マーキング状態を
保存するか否かをキーボード5から指示する。マーキン
グを保存することが指示されるときは、ステップb7
で、マーキング情報を予めコード化されている文字列の
修飾情報に変換する。マーキングを保存するときは、ス
テップb8で、RAM2内の文書内容に付加されたマー
キング情報を予め定められる文字修飾情報を表すコード
に変換する。このような情報をフロッピーディスク装置
11に記憶しておけば、そのフロッピーディスクを他の
文書処理装置で読出して文書処理を行うときであって
も、マーキング情報を利用することができる。マーキン
グを保存しないときは、ステップb8でマーキングが解
除され、RAM2内の文書内容に付加されたマーキング
情報が除去される。たとえば、文字コードの最上位ビッ
トが0から1に変化されているときは、1から0に戻
す。ステップb7およびステップb8が終了すると、ス
テップb9で処理が終了する。
【0025】図3は、マーキングを施した表示装置7の
画面の一部を示す。マーキングとしては、下線(アンダ
ーライン)を使用しており、他に網掛や反転表示も可能
である。またこのような出力は、プリンタ9からの印字
出力として得ることもできる。
【0026】以上の実施例では、RAM2内の文書内容
の全体についてマーキング文字列を検索しているけれど
も、検索する範囲を指定するようにしてもよいことは勿
論である。また、CPU1の動作のための制御プログラ
ムはROM3に格納されているけれどもフロッピーディ
スク装置11やICカード13から供給して、RAM2
に格納してもよいことは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検出すべ
き文字列は、出力手段から出力される文書中で異なる態
様で出力される。これによって、検出された文字列を認
識することが容易となり、その文字列を指標にして各種
処理を行う場合の作業量を軽減し、文書処理の効率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示すブロック
図である。
【図2】図1図示の実施例におけるマーキング動作を示
すフローチャートである。
【図3】図1図示の実施例によるマーキングの状態を示
す図である。
【図4】従来からの検索動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 アドレスおよびデータバス 5 キーボード 7 表示装置 9 プリンタ 11 フロッピーディスク装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力手段から文字を入力し、入力手段に
    与えられる指示に従って、文書の作成、編集、出力、保
    存などの処理を行う文書処理装置において、 処理中の文書内容をストアするメモリと、 検出すべき文字列を指定する指定手段と、 指定手段からの出力に応答し、メモリにストアされてい
    る処理中の文書内容から指定された文字列を検出し、文
    書内容中で検出された文字列に関連する位置に、予め定
    める識別情報を付加する検索手段と、 メモリのストア内容を、前記識別情報の有無に応じて異
    なる態様で出力する出力手段とを含むことを特徴とする
    文書処理装置。
JP3172742A 1991-07-12 1991-07-12 文書処理装置 Pending JPH0520324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3172742A JPH0520324A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 文書処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3172742A JPH0520324A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 文書処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520324A true JPH0520324A (ja) 1993-01-29

Family

ID=15947479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3172742A Pending JPH0520324A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 文書処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0520324A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08314903A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Brother Ind Ltd 文書処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08314903A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Brother Ind Ltd 文書処理装置

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