JP2007008061A - 小型ラベルプリンタおよびピールユニット - Google Patents
小型ラベルプリンタおよびピールユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007008061A JP2007008061A JP2005192995A JP2005192995A JP2007008061A JP 2007008061 A JP2007008061 A JP 2007008061A JP 2005192995 A JP2005192995 A JP 2005192995A JP 2005192995 A JP2005192995 A JP 2005192995A JP 2007008061 A JP2007008061 A JP 2007008061A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- discharge port
- mount
- peel
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Labeling Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】 ラベル片10Aが台紙10Bに貼付されてなるラベル用紙10に印字し、プリンタ本体2に形成された用紙排出口6から排出する小型ラベルプリンタ1であって、前記用紙排出口6に配設され、前記用紙排出口6をラベル排出口8および台紙排出口9に分けるともに、印字されたラベル片10Aを台紙10Bから剥離してそれぞれを前記ラベル排出口8および前記台紙排出口9に案内するピール部材52を備え、前記ピール部材52には前記台紙10Bを切断するための紙切歯60が設けられた構成とした。
【選択図】 図5
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、湿度が高い状況下においても、台紙をきれいに切ることのできる小型ラベルプリンタおよびピールユニットを提供することを目的とする。
本発明によれば、ピール部材には台紙排出口を臨む箇所に紙切歯が設けられているため、湿度が高い状況下において台紙が軟化した場合であっても、当該台紙を確実かつ簡単にきれいに切ることができる。また、これにより、排出された台紙を切る際に、未印刷のラベルが破れてしまうのが防止できる。
この望ましい構成によれば、台紙が紙切歯から離間して搬送面上を搬送されるため、紙切歯に台紙が引っ掛かることがなく、これにより、紙ジャムの発生を防止することができる。
この望ましい構成によれば、紙切歯が排出口の開口端よりも本体内部側に位置するため、ユーザが不用意に台紙排出口付近を触ったとしても、紙切歯に触れることはなく、紙切歯により指などを傷つけることがない。
また、上記発明において、前記紙切歯は、少なくとも前記ラベル用紙の幅よりも長い距離に亘って設けられている構成も望ましい。
この望ましい構成によれば、ラベル用紙の幅よりも長い距離に亘り紙切歯がピール部材に設けられているため、台紙の全幅にわたり、きれいに切断することができる。
この望ましい構成によれば、台紙を切る際に十分な切断性を確保することができる。特に、角部の角度を鋭角(略90°以下)とすることで、台紙を切る際に角部に力がより集中するため、比較的弱い力で台紙を切ることができる。
さらにまた、上記発明において、前記紙切歯が前記ピール部材に一体形成された構成も望ましい。
この望ましい構成によれば、ピール部材に紙切歯を一体形成するため、紙切歯を別途に用意する必要がなく、製造コストを抑えることができ、さらに、紙切歯をピール部材に取り付ける等の作業も不要となるから、装置の組み立て性および生産性を向上させることができる。
図1は本実施の形態に係る携帯可能な小型ラベルプリンタ1(以下、単に「プリンタ1」と称する)の外観斜視図である。プリンタ1は、プリンタ本体2を構成する上ケース2Aおよび下ケース2Bを有し、上ケース2Aには、操作部3、開閉カバー4、ピールユニット5および用紙排出口6が設けられており、操作部3には印字動作を開始するためのプリントボタンや、ラベル用紙を送り出すためのフィードボタン、動作ステータスを示すランプなどが設けられている。開閉カバー4は、一端が上ケース2Aの上端に開閉自在に支持され、この開閉カバー4と隣接して開閉ボタン7が上ケース2Aに配設されている。そして、この開閉ボタン7が押下されることによって、開閉カバー4とプリンタ本体2との係合が解除され開閉カバー4が開くようになっている。
ピールユニット5は上面視コ字状に形成され、その開放部分を開閉カバー4側に向けた姿勢で上ケース2Aに回動自在に支持されている。そして、このコ字状のピールユニット5と開閉カバー4とに囲まれた部分がラベル排出口8および台紙排出口9を含む用紙排出口6として構成されている。
プリンタ1の背面にはユーザが装着するベルト等に掛止される図示せぬ掛止具が設けられ、このように構成されたプリンタ1は、図3に示すように、操作部3を上側、開閉カバー4を下側にした姿勢でユーザの腰付近に装着されて携帯される。そして、ユーザが操作部3を操作して印字動作を開始すると、1枚のラベル片10Aを印字するに必要な量だけラベル用紙10が送り出されながらラベル片10Aに印字が行われ、そして、印字されたラベル片10Aはピールユニット5により台紙10Bから剥離されながらラベル排出口8から排出され、また、台紙10Bが台紙排出口9から排出されるようになっている。ユーザによりラベル排出口8からラベル片10Aが取り出されると、それを図示せぬ検出センサにより検出して、次のラベル片10Aへの印字が可能になる。そして、複数枚のラベル片10Aの印字が行われた場合には、その分の長さだけの台紙10Bがラベル排出口8から延び出ることになる。
図4はプリンタ1の内部構成を示す図であり、図1の矢印Aの方向から見た断面図である。また、図5はラベル用紙10の搬送経路を拡大して示す図である。
上述の通り、プリンタ1は、外側を上ケース2Aと下ケース2Bで覆われており、プリンタ1の主要部材はメカフレーム12に搭載されている。なお、以下の説明では、図4において矢印Cの方向をプリンタ1の前側と称し、矢印Dの方向を後側と称する。
プリンタ1の前側にはラベル用紙10を収納する上述した収納部11が設けられ、また、プリンタ1の中央には印字部13、後側には電気回路収納部14が設けられている。
印字部13は用紙排出口6の直下に位置し、この印字部13にはサーマルラインヘッド20、プラテンローラ21、ピールユニット5および紙送り機構(図示せず)が配設され、また、電気回路収納部14には制御回路基板30、スイッチ基板31、印刷データ等を外部から受信する無線基板32等の回路基板やバッテリ33が収納されている。
ピール軸23は、開閉カバー4が閉じられた場合、プラテンローラ21およびサーマルラインヘッド20の上方に位置し、サーマルラインヘッド20およびプラテンローラ21の間を通過したラベル用紙10はピール軸23に向けて搬送されることになる。
ピールユニット5はピールカバー51と、このピールカバー51の内側に設けられたピール部材52と備えて構成されている。ピールカバー51は、上ケース2Aの幅方向に延びて当該上ケース2Aの左右内側面のそれぞれに回動軸Fを中心に回動自在に支持される軸部51Aと、この軸部51Aの両端のそれぞれに設けられたカバー51Bとを有して構成され、これら軸部51Aとカバー51Bとが略コ字状に一体形成されている。
また、本実施の形態によれば、傾斜する搬送面4Bを開閉カバー4に形成し、当該搬送面4B上を台紙10Bが台紙排出口9に向けて搬送される構成としたため、台紙10Bが紙切歯60から離間して搬送されることから、紙切歯60に台紙10Bが引っ掛かることがなく、これにより、紙ジャムの発生を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、ピール基体52Aは、紙切歯60が用紙排出口6の開口端よりもプリンタ本体内部側に位置するように配設されているため、ユーザが不用意に台紙排出口9付近を触ったとしても、紙切歯60に触れることはなく、紙切歯60により指などを傷つけることがない。
また、本実施の形態によれば、ピール基体52A(ピール部材52)の角部54Dが約30°〜約150°の間の角度αに形成され、この角部54Dに紙切歯60を設ける構成としたため、台紙10Bを切る際に十分な切断性を確保することができる。特に、角部54Dの角度αを鋭角(90°以内)とすることで、台紙10Bを切る際に角部54Dに力がより集中するため、比較的弱い力で台紙10Bを切ることができる。
また、本実施の形態によれば、紙切歯60がピール基体52Aに一体形成された構成としているため、紙切歯60を別途に用意する必要がなく、製造コストを抑えることができ、さらに、紙切歯60をピール基体52Aに取り付ける等の作業も不要となるから、装置の組み立て性および生産性を向上させることができる。
例えば、上述の実施の形態では、印刷媒体として感熱紙を用いたサーマルタイプの小型ラベルプリンタを用いた実施形態を説明したが、インクジェットタイプを初めとするその他タイプの小型ラベルプリンタであっても良い。
また、上述した実施の形態では、紙送りするためのローラがプラテンを兼ねたプラテンローラ21の実施形態について説明したが、紙送りローラとは別に、独立したプラテンを有する小型ラベルプリンタであっても良い。
Claims (7)
- ラベルが台紙に貼付されてなるラベル用紙に印字し、プリンタ本体に形成された排出口から排出する小型ラベルプリンタであって、
前記排出口に配設され、前記排出口をラベル排出口および台紙排出口に分けるともに、印字されたラベルを台紙から剥離してそれぞれを前記ラベル排出口および前記台紙排出口に案内するピール部材を備え、
前記ピール部材には前記台紙を切断するための紙切歯が設けられている
ことを特徴とする小型ラベルプリンタ。 - 前記ラベル排出口のプリンタ本体側には、プリンタ本体内部から前記ラベル排出口の開口端にわたって傾斜する搬送面が形成され、前記台紙が前記紙切歯から離間されて前記搬送面上を前記ラベル排出口に向けて搬送される
ことを特徴とする請求項1に記載の小型ラベルプリンタ。 - 前記ピール部材は、前記紙切歯が前記排出口の開口端よりもプリンタ本体内部側に位置するように配設されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の小型ラベルプリンタ。 - 前記紙切歯は、少なくとも前記ラベル用紙の幅よりも長い距離に亘って設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の小型ラベルプリンタ。 - 前記ラベル排出口のプリンタ本体側と対向する前記ピール部材の対向面と記ピール部材の上面とが交差する角部が約30°〜約150°の間の角度に形成され、前記角部に前記紙切歯が設けられた
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の小型ラベルプリンタ。 - 前記紙切歯と前記ピール部材とが一体形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の小型ラベルプリンタ。 - ラベルが台紙に貼付されてなるラベル用紙に印字して排出口から排出する小型ラベルプリンタの前記排出口に配設され、
前記排出口をラベル排出口および台紙排出口に分けるともに、印字されたラベルを台紙から剥離してそれぞれを前記ラベル排出口および前記台紙排出口に案内するピール部材を備え、
前記ピール部材には前記台紙を切断するための紙切歯が設けられている
ことを特徴とするピールユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005192995A JP4572334B2 (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 小型ラベルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005192995A JP4572334B2 (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 小型ラベルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007008061A true JP2007008061A (ja) | 2007-01-18 |
JP4572334B2 JP4572334B2 (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=37747147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005192995A Expired - Fee Related JP4572334B2 (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 小型ラベルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4572334B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016137683A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
US11833811B2 (en) | 2020-12-28 | 2023-12-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing apparatus |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08295322A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-12 | Kao Corp | 感熱ラベラー |
JPH08295323A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Tec Corp | ラベルプリンタ |
JP2992363B2 (ja) * | 1991-02-27 | 1999-12-20 | 東芝テック株式会社 | ラベルプリンタ |
JP2003327225A (ja) * | 2002-05-10 | 2003-11-19 | Seiko Epson Corp | ラベルプリンタ |
-
2005
- 2005-06-30 JP JP2005192995A patent/JP4572334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2992363B2 (ja) * | 1991-02-27 | 1999-12-20 | 東芝テック株式会社 | ラベルプリンタ |
JPH08295322A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-12 | Kao Corp | 感熱ラベラー |
JPH08295323A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Tec Corp | ラベルプリンタ |
JP2003327225A (ja) * | 2002-05-10 | 2003-11-19 | Seiko Epson Corp | ラベルプリンタ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016137683A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
US11833811B2 (en) | 2020-12-28 | 2023-12-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4572334B2 (ja) | 2010-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2448761B1 (en) | Tape cassette | |
JP2007076721A (ja) | ラベル剥離機構およびプリンタ | |
US9533425B2 (en) | Rotary cutter mechanism | |
JP4572334B2 (ja) | 小型ラベルプリンタ | |
JP2010167680A (ja) | カッタユニット及びプリンタ | |
JP2007153595A (ja) | ラベル剥離機構およびラベルプリンタ | |
JP5310537B2 (ja) | テープ印刷装置 | |
JP2007015313A (ja) | ラベルプリンタシステム | |
JP4033073B2 (ja) | テープ印字装置 | |
JP2017024221A (ja) | ラベル発行装置 | |
JP3994944B2 (ja) | テープ印字装置 | |
JP5408289B2 (ja) | ラベルプリンタ | |
US11135863B2 (en) | Cassette provided with guide for correcting curling behavior of tape | |
JP2010046978A (ja) | サーマルプリンタ | |
JP5077388B2 (ja) | ラベルプリンタ | |
JP4211618B2 (ja) | ラベル剥離機構およびラベルプリンタ | |
CN110605920A (zh) | 打印机装置 | |
JP2000015879A (ja) | カッター付きプリンタ | |
JP2006213010A (ja) | テープカセット | |
JP5098524B2 (ja) | テープ処理装置 | |
JP4677745B2 (ja) | ラベル剥離機構及びラベルプリンタ | |
JP2005053093A (ja) | テープ印字装置 | |
JP7383912B2 (ja) | カセット | |
JP6959610B2 (ja) | ロール紙 | |
JP2007212693A (ja) | ノーセパレータラベル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080515 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100615 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100615 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100713 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4572334 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |