JP2007007609A - 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法 - Google Patents

排気ガス浄化用触媒及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】炭化水素系化合物が炭化水素吸着層から脱離を開始する時間を遅らせることが可能、且つ、熱的な耐久性に優れ安価な排気ガス浄化用触媒及びその製造方法を提供する。
【解決手段】排気ガス浄化用触媒は、コーディライト製モノリス担体等の担体1上に担持され、炭化水素系化合物を吸着する炭化水素吸着層と、炭化水素吸着層2により吸着された炭化水素系化合物を浄化する浄化触媒層とを有する。そして、炭化水素吸着層は、無機酸化物5とゼオライト4の重量比率が70:30〜30:70の範囲内になるように、MFI構造,BEA構造,USY構造,Y構造,MOR構造,FER構造等の炭化水素系化合物の吸着機能を発現する骨格構造を有するゼオライト4に無機酸化物5を混合することにより形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、炭化水素吸着層と浄化触媒層を担体上に担持した排気ガス浄化用触媒及びその製造方法に関する。
近年、炭化水素吸着層と浄化触媒層を担体上に担持した排気ガス浄化用触媒に関する研究が盛んに行われている(特許文献1,2,3を参照)。このような排気ガス浄化用触媒によれば、炭化水素吸着層により炭化水素系化合物を吸着し、吸着した炭化水素系化合物を浄化触媒層内で浄化することにより、内燃機関から排出される排出ガス中に含まれる炭化水素系化合物を浄化することができる。
特許第3438379号公報 特開平07−148429号公報 特開平08−10566号公報
しかしながら、一般に、炭化水素吸着層に吸着された炭化水素系化合物が脱離を開始する温度と炭化水素系化合物を浄化可能な浄化触媒層の活性化温度(浄化開始温度)には温度差があることから、従来の排気ガス浄化用触媒によれば、エンジン始動直後、浄化触媒層の温度が活性化温度に達していないために、炭化水素系化合物が未浄化のまま排出され、炭化水素系化合物を効率よく浄化することができない。なお、このような問題を解決するために、炭化水素吸着層に金属元素を添加することにより、炭化水素系化合物が脱離を開始する時間を遅らせる方法が考えられてはいるが、この方法は、排気ガス浄化用触媒の使用初期には効果が認められるものの、熱が加わることによって金属元素が凝集してしまうために、熱的な耐久性に乏しい。また、一般に炭化水素吸着層を構成するゼオライトは高価であることから、排気ガス浄化用触媒を安価に製造することが難しい。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、炭化水素系化合物が炭化水素吸着層から脱離を開始する時間を遅らせることが可能、且つ、熱的な耐久性に優れ安価な排気ガス浄化用触媒及びその製造方法を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明に係る排気ガス浄化用触媒及びその製造方法においては、炭化水素吸着層は炭化水素系化合物の吸着機能を発現する骨格構造を有するゼオライトに無機酸化物を混合することにより形成し、炭化水素吸着層中における無機酸化物とゼオライトの重量比率は70:30〜30:70の範囲内にする。
本発明に係る排気ガス浄化用触媒及びその製造方法によれば、ゼオライトに無機酸化物を混合し、炭化水素系化合物の吸着点の粒子密度を下げることにより、炭化水素系化合物の拡散性を向上させ、炭化水素吸着層全体に炭化水素系化合物を吸着させることができるので、炭化水素吸着層内における炭化水素系化合物の保持時間を長くし、炭化水素系化合物が炭化水素吸着層から脱離を開始する時間を遅らせることができる。また、本発明に係る排気ガス浄化用触媒及びその製造方法によれば、ゼオライトには金属元素ではなく無機酸化物が混合されるので、熱が加わることによって凝集することがなく、ゼオライトに金属元素を加える方法と比較して熱的な耐久性を向上させることができる。また、本発明に係る排気ガス浄化用触媒及びその製造方法によれば、ゼオライトの単位重量あたりの炭化水素系化合物吸着量を増加させることができるので、使用するゼオライト量を減らし、排気ガス浄化用触媒を安価に製造することができる。
本発明に係る排気ガス浄化用触媒は、図1に示すように、コーディライト製モノリス担体等の担体1上に担持され、炭化水素系化合物を吸着する炭化水素吸着層(以下、吸着層と略記)2と、吸着層2により吸着された炭化水素系化合物を浄化する浄化触媒層(以下、浄化層と略記)3とを有する。そして、吸着層2は、無機酸化物5とゼオライト4の重量比率が70:30〜30:70の範囲内になるように、MFI構造,BEA構造,USY構造,Y構造,MOR構造,FER構造等の炭化水素系化合物の吸着機能を発現する骨格構造を有するゼオライト4に無機酸化物5を混合することにより形成されている(図2参照)。すなわち、本発明に係る排気ガス浄化用触媒は、吸着層2を構成するゼオライト4に無機酸化物5を混合することにより、炭化水素系化合物の吸着点の粒子密度を下げ、炭化水素系化合物の拡散性を向上させている。
このような排気ガス浄化用触媒によれば、炭化水素系化合物は吸着層2の深部まで拡散させられるので、炭化水素系化合物が吸着層2から脱離を開始する時間が遅くなり(脱離遅延化)、浄化層3が活性化温度に達するまで炭化水素系化合物を吸着層2内に保持することができる。また、ゼオライト4の単位重量あたりの炭化水素系化合物吸着量が増加するので、使用するゼオライト量を減らし、排気ガス浄化用触媒のコストを安価にすることができる。また、ゼオライト4には金属元素ではなく無機酸化物5が混合されるので、熱が加わることによって凝集することがなく、ゼオライト4に金属元素を加える方法と比較して熱的な耐久性を向上させることができる。
なお、ゼオライト4の細孔径は、炭化水素系化合物を吸着可能なように、0.28[nm]以上0.76[nm]以下の範囲内にすることが望ましい。また、ゼオライトのシリカ/アルミナ比(SAR)は10以上500以下の範囲内にすることが望ましい。一方、無機酸化物5の粒径は、炭化水素系化合物を物理的に吸着しないように、1.00[nm]以上であることが望ましく、Al,Ti,Si,Zr,Ce,La,Pr,Nd,Mn,Fe,Co,Niから成る元素群の中から選ばれた少なくとも一つの元素を含むことが望ましい。
また、浄化層3は、触媒活性主成分となる貴金属と、貴金属を担持し、酸素吸放出機能(Oxygen Storage Capacity : OSC)を発現する酸化物とを含み、酸化物は、純酸化物と複合酸化物の少なくとも一方の形態を有し、且つ、少なくとも二つ以上の異なる一次粒子径を有し、且つ、Ce,Zr,La,Nd,Pr,Al,Mn,Fe,Co,Ni,W,V,Tiから成る元素群の中から選ばれた少なくとも一つの元素を含むことが望ましい。また、貴金属は、Pt,Rh,Pd,Irから成る貴金属元素群の中から選ばれた少なくとも一つの貴金属元素を含むことが望ましい。
このような構成によれば、触媒反応の状況に応じて炭化水素系化合物の浄化に十分な量の酸素を供給し、浄化層3のコート量を増やすことなく酸素吸放出機能を増強することができると共に、反応の段階に適した異なる酸化数の貴金属を共存させることができる(ウインドウ幅の広帯域化)ので、浄化層3は、炭化水素系化合物の浄化に適した触媒機能及び耐熱性を有するようになり、炭化水素系化合物の浄化性能を長期間維持することができる。また、より低温域から早期活性できる。
また、浄化層3中の吸着層2側と表面側における貴金属の含有比率は5:95〜50:50の範囲内とし、浄化層3の吸着層2側表面にはPt,Rh,Irから成る貴金属元素群から選ばれる少なくとも一つの貴金属元素が含有されていることが望ましい。また、浄化層3の表面には少なくともPdが含有され、浄化層3中の吸着層2側と表面側における酸化物の含有比率は5:95〜50:50の範囲内にあることが望ましい。
このような構成によれば、貴金属が吸着層2側から表面側に向かって濃度分布を有することにより浄化層3の昇温特性が向上するので、炭化水素系化合物を効率よく浄化することができる。また、炭化水素系化合物を浄化するPdは浄化層3の表面側に含有されているので、内燃機関の始動時に速やかに昇温,活性化し、ライトオフ性能が向上する。また、酸化物が吸着層2側から表面側に向かって濃度分布を有することにより、炭化水素系化合物の浄化に必要な酸素を効率よく供給することができる。
また、浄化層3内のPd含有層中における酸化物の重量とPdの重量の比は10以上であることが望ましい。このような構成によれば、酸化物とPdを共存させることにより、炭化水素系化合物の浄化に十分な量の酸素を供給し、炭化水素系化合物の浄化性能を向上させることができる。
以下、本発明に係る排気ガス浄化用触媒を実施例に基づいて具体的に説明する。なお、以下の調製方法により以下の表1に示す組成の排気ガス浄化用触媒が調製された。
Figure 2007007609
〔実施例1〕
実施例1では、始めに、ゼオライト(BEA構造,SAR:30)63[g],CeO27[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより吸着層スラリを調製した。次に、コーディライト製モノリス担体表面上に吸着層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、吸着層が表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
次に、貴金属0.92[g],6種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物3.43[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第1浄化層スラリを調製した。次に、吸着層表面上に第1浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第1浄化層が吸着層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
次に、Pd1.84[g],OSC酸化物34.07[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第2浄化層スラリを調製した。次に、第1浄化層表面上に第2浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第2浄化層が第1浄化層上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
なお、この実施例1の排気ガス浄化用触媒では、吸着層には無機酸化物が30[%]添加されている。また、第1浄化層中と第2浄化層中の貴金属及びOSC酸化物の比率はそれぞれ0.50及び0.10であり、貴金属の2/3及びOSC酸化物の10/11は第2浄化層側に存在した。また、第2浄化層中におけるOSC酸化物とPdの重量比率WOSC/WPdは18.52であった。また、上記6種類の異なる一次粒子径のOSC酸化物としては、Ce−Zr−La添加Al,Zr添加CeO,Ce添加ZrO,CeO(一次粒子径小,100[nm]程度),Ce添加Al,CeO(一次粒子径大,1〜5[μm]程度)を用いた。
〔実施例2〕
実施例2では、ゼオライト(BEA構造,SAR:30)45[g],Al45[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより吸着層スラリを調製した。以後、実施例1と同様の処理により、吸着層に無機酸化物が50[%]添加された排気ガス浄化用触媒を調製した。
〔実施例3〕
実施例3では、ゼオライト(BEA構造,SAR:30)27[g],ZrO63[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより吸着層スラリを調製した。以後、実施例1と同様の処理により、吸着層に無機酸化物が70[%]添加された排気ガス浄化用触媒を調製した。
〔実施例4〕
実施例4では、ゼオライト(BEA構造,SAR:30)63[g],Fe−Al27[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより吸着層スラリを調製した。以後、実施例1と同様の処理により、吸着層に複合無機酸化物が30[%]添加された排気ガス浄化用触媒を調製した。
〔実施例5〕
実施例5では、ゼオライト(BEA構造,SAR:150)63[g],La27[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより吸着層スラリを調製した。以後、実施例1と同様の処理により、ゼオライトのSARが150であり、且つ、吸着層に無機酸化物が30[%]添加された排気ガス浄化用触媒を調製した。
〔実施例6〕
実施例6では、第1ゼオライト(BEA構造,SAR:30)31.5[g],第2ゼオライト(FER構造,SAR:30)31.5[g],TiO27[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより吸着層スラリを調製した。以後、実施例1と同様の処理により、吸着層が2種類のゼオライトにより形成され、且つ、吸着層に無機酸化物が30[%]添加された排気ガス浄化用触媒を調製した。
〔実施例7〕
実施例7では、始めに、実施例1と同様の方法により、無機酸化物が30%添加された吸着層が表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体を調製する。次に、Pd1.84[g],4種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物14.15[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第1浄化層スラリを調製した。次に、吸着層表面上に第1浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第1浄化層が吸着層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
次に、貴金属0.92[g],4種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物3.50[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第2浄化層スラリを調製した。次に、第1浄化層表面上に第2浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第2浄化層が第1浄化層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
なお、この実施例7の排気ガス浄化用触媒では、第1浄化層中と第2浄化層中の貴金属及びOSC酸化物の比率はそれぞれ2.00及び4.04であり、第1浄化層中におけるOSC酸化物とPdの重量比率WOSC/WPdは7.69であった。また、上記4種類の異なる一次粒子径のOSC酸化物としては、Ce−Zr−La添加Al,Zr添加CeO,Ce添加ZrO,CeO(一次粒子径小,100[nm]程度)を用いた。
〔実施例8〕
実施例8では、始めに、実施例1と同様の方法により、無機酸化物が30%添加された吸着層が表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体を調製する。次に、貴金属0.28[g],6種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物3.43[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第1浄化層スラリを調製した。次に、吸着層表面上に第1浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第1浄化層が吸着層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
次に、Pd1.84[g],貴金属0.64[g],6種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物34.07[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第2浄化層スラリを調製した。次に、第1浄化層表面上に第2浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第2浄化層が第1浄化層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
なお、この実施例8の排気ガス浄化用触媒では、第1浄化層中と第2浄化層中の貴金属及びOSC酸化物の比率はそれぞれ0.11及び0.10であり、貴金属の90[%]は第2浄化層側に存在する。また、第2浄化層中におけるOSC酸化物とPdの重量比率WOSC/WPdは18.52であった。また、上記6種類の異なる一次粒子径のOSC酸化物は実施例1と同様のものを用いた。
〔実施例9〕
実施例9では、始めに、実施例1と同様の方法により、無機酸化物が30%添加された吸着層が表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体を調製する。次に、貴金属0.04[g],6種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物3.43[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第1浄化層スラリを調製した。次に、吸着層表面上に第1浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第1浄化層が吸着層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
次に、Pd1.84[g],貴金属0.88[g],6種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物34.07[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第2浄化層スラリを調製した。次に、第1浄化層表面上に第2浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第2浄化層が第1浄化層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
なお、この実施例9の排気ガス浄化用触媒では、第1浄化層中と第2浄化層中の貴金属及びOSC酸化物の比率はそれぞれ0.04及び0.10であり、貴金属の96[%]は第2浄化層側に存在する。また、第2浄化層中におけるOSC酸化物とPdの重量比率WOSC/WPdは18.52であった。また、上記6種類の異なる一次粒子径のOSC酸化物としては、実施例1と同様のものを用いた。
〔実施例10〕
実施例10では、始めに、実施例1と同様の方法により、無機酸化物が30%添加された吸着層が表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体を調製する。次に、貴金属0.92[g],6種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物1.79[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第1浄化層スラリを調製した。次に、吸着層表面上に第1浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第1浄化層が吸着層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
次に、Pd1.84[g],6種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物35.71[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第2浄化層スラリを調製した。次に、第1浄化層表面上に第2浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第2浄化層が第1浄化層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
なお、この実施例10の排気ガス浄化用触媒では、第1浄化層中と第2浄化層中の貴金属及びOSC酸化物の比率はそれぞれ0.50及び0.04であり、OSC酸化物の96[%]は第2浄化層側に存在する。また、第2浄化層中におけるOSC酸化物とPdの重量比率WOSC/WPdは19.41であった。また、上記6種類の異なる一次粒子径のOSC酸化物としては、実施例1と同様のものを用いた。
〔実施例11〕
実施例11では、始めに、実施例1と同様の方法により、無機酸化物が30%添加された吸着層が表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体を調製する。次に、貴金属0.92[g],3種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物22.65[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第1浄化層スラリを調製した。次に、吸着層表面上に第1浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第1浄化層が吸着層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
次に、Pd1.84[g],3種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物14.85[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第2浄化層スラリを調製した。次に、第1浄化層表面上に第2浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第2浄化層が第1浄化層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
なお、この実施例11の排気ガス浄化用触媒では、第1浄化層中と第2浄化層中の貴金属及びOSC酸化物の比率はそれぞれ0.50及び1.53である。また、第2浄化層中におけるOSC酸化物とPdの重量比率WOSC/WPdは8.07であり、第2浄化層中においてOSC酸化物はPdの8.1倍存在する。また、上記3種類の異なる一次粒子径のOSC酸化物としては、Ce−Zr−La添加Al,Zr添加CeO,Ce添加ZrO,CeO(一次粒子径小,100[nm]程度)を用いた。
〔実施例12〕
実施例12では、始めに、実施例1と同様の方法により、無機酸化物が30%添加された吸着層が表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体を調製する。次に、貴金属0.92[g],6種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物13.58[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第1浄化層スラリを調製した。次に、吸着層表面上に第1浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第1浄化層が吸着層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
次に、Pd1.84[g],6種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物23.92[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第2浄化層スラリを調製した。次に、第1浄化層表面上に第2浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第2浄化層が第1浄化層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
なお、この実施例12の排気ガス浄化用触媒では、第1浄化層中と第2浄化層中の貴金属及びOSC酸化物の比率はそれぞれ0.50及び0.57であった。また、第2浄化層中におけるOSC酸化物とPdの重量比率WOSC/WPdは13.00であり、第2浄化層中においてOSC酸化物はPdの13.0倍存在する。また、上記6種類の粒子径のOSC酸化物としては、実施例1と同様のものを用いた。
〔比較例1〕
比較例1では、始めに、ゼオライト(BEA構造,SAR:30)90[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより吸着層スラリを調製した。次に、コーディライト製モノリス担体表面上に吸着層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、吸着層が表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
次に、Pd1.84[g],3種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物12.62[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第1浄化層スラリを調製した。次に、吸着層表面上に第1浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第1浄化層が吸着層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
次に、貴金属0.92[g],3種類の異なる一次粒子径を有するOSC酸化物3.50[g],アルミナゾル10[g],純水250[g]を計量し、これらをポットに入れて振動ミル装置により1時間粉砕することにより第2浄化層スラリを調製した。次に、第1浄化層表面上に第2浄化層スラリを所定量均一に繰り返しコーティングした後、400[℃]で約1時間仮焼成した。これにより、第2浄化層が第1浄化層表面上にコーティングされたコーディライト製モノリス担体が調製される。
なお、この比較例1の排気ガス浄化用触媒では、第1浄化層中と第2浄化層中の貴金属及びOSC酸化物の比率はそれぞれ2.00及び3.61であり、貴金属の2/3及びOSC酸化物の78[%]は第1浄化層側に存在する。また、第1浄化層中におけるOSC酸化物とPdの重量比率WOSC/WPdは6.86であり、第1浄化層中においてOSC酸化物はPdの13.0倍存在する。また、上記3種類の粒子径のOSC酸化物としては、実施例11と同様のものを用いた。
〔試験方法〕
上記各実施例及び比較例の排気ガス浄化用触媒を模擬排気ガス流通装置に組み込み、ベンゼンやトルエン等の模擬排気ガスを室温で一定時間模擬排気ガス流通装置中に流通させた後、上記各実施例及び比較例の排気ガス浄化用触媒が吸着したHC量(飽和吸着量)を測定し、飽和吸着量と導入したHC量の比率をコールドHC吸着性能として算出した。また、アイドリングスタート時からある走行モードで車両を走らせた時に上記各実施例及び比較例の排気ガス浄化用触媒が吸着したHC量と浄化したHC量を測定し、これらHC量の比を算出した。また、模擬排気ガスを飽和吸着した状態から10[℃/min]の割合で上記各実施例及び比較例の排気ガス浄化用触媒を昇温させ、昇温に伴い脱離するHC量をプロットすることにより得られる直線の傾きを脱離速度定数として算出した。これら試験結果を図3〜図10及び以下の表2に示す。なお、表2中の値は全て比較例1の結果を1として求められた割合を示し、実施例7以後は吸着層の構成が実施例1と同じであるため数値の記載を省略している。
Figure 2007007609
〔評価結果〕
図3及び表2に示すように、実施例1〜6の排気ガス浄化用触媒の脱離速度定数は比較例1の排気ガス浄化用触媒の脱離速度定数より低いことがわかった。これにより、吸着層に無機酸化物を混合することにより、HCの脱離開始速度を遅くできることが明らかになった。但し、吸着層中における無機酸化物量が大幅に増加、具体的には、吸着層中におけるゼオライト比率が0.3以下になると、脱離速度定数が増加することが確認されたので、実施例1〜6の吸着層中におけるゼオライト比率の範囲内で吸着されたHCの脱離遅延化を図ることが望ましい。
図4,5及び表2に示すように、実施例1〜6の排気ガス浄化用触媒のコールドHC浄化性能及びコールドHC吸着率は比較例1の排気ガス浄化用触媒のコールドHC浄化性能及びコールドHC吸着率より高くなることがわかった。これにより、吸着層に無機酸化物を混合することにより、コールドHC浄化性能及びコールドHC吸着率を向上できることが明らかになった。なお、一般に、ゼオライト量を増やすことによりコールドHC吸着率を増加させたることができるが、この場合、排気ガス浄化用触媒のコストは増加する。これに対して、実施例1〜6の排気ガス浄化用触媒のようにゼオライト中に無機酸化物を混合させるようにすれば、コールドHC吸着率を下げることなくゼオライトの使用量を減らすことができる。
図6及び表2に示すように、実施例1〜6の排気ガス浄化用触媒の単位重量あたりのコールドHC吸着割合は比較例1の排気ガス浄化用触媒の単位重量あたりのコールドHC吸着割合より増加することがわかった。これにより、吸着層に無機酸化物を混合することにより、単位重量あたりのコールドHC吸着割合を増加できることが明らかになった。
図7及び表2に示すように、実施例1,7の排気ガス浄化用触媒のコールドHC浄化性能は比較例1の排気ガス浄化用触媒のコールドHC浄化性能より高くなることがわかった。これにより、OSC酸化物の形態や一次粒子径を多く組み合わせた方がコールドHC浄化性能が高くなることが明らかになった。
図8,9及び表2に示すように、実施例1,8,9,10の排気ガス浄化用触媒のコールドHC浄化性能は比較例1の排気ガス浄化用触媒のコールドHC浄化性能より高くなることがわかった。これにより、第1浄化層側及び第2浄化層側における貴金属とOSC酸化物の比が5:95〜50:50の範囲内にあると、コールドHC浄化性能が1.2以上になり高くなることが明らかになった。
図10及び表2に示すように、実施例1,11,12の排気ガス浄化用触媒のコールドHC浄化性能は比較例1の排気ガス浄化用触媒のコールドHC浄化性能より高くなることがわかった。これにより、Pd層中におけるOSC酸化物とPdの重量比率WOSC/WPdを10以上にすることにより、コールドHC浄化性能が1.2以上になり高くなることが明らかになった。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、上記実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の一実施形態となる排気ガス浄化用触媒の構成を示す模式図である。 図1に浄化層の内部構成を示す図である。 吸着層中に含まれる無機酸化物の比の変化に伴う脱離速度比の変化を示す図である。 吸着層中に含まれる無機酸化物の比の変化に伴うコールドHC浄化性能の変化を示す図である。 吸着層中に含まれるゼオライト量の変化に伴うコールドHC吸着率の変化を示す図である。 吸着層中に含まれるゼオライト量の変化に伴う単位重量あたりのコールドHC吸着割合の変化を示す図である。 OSC酸化物の形態,一次粒子径の組み合わせの変化に伴うコールドHC浄化性能の変化を示す図である。 浄化層内における貴金属の比率変化に伴うコールドHC浄化性能の変化を示す図である。 浄化層内におけるOSC酸化物の比率変化に伴うコールドHC浄化性能の変化を示す図である。 Pd層中におけるOSC酸化物とPdの重量比率変化に伴うコールドHC浄化性能の変化を示す図である。
符号の説明
1:基材
2:吸着層
3:浄化層
4:ゼオライト
5:無機酸化物

Claims (6)

  1. 炭化水素系化合物を吸着する炭化水素吸着層と、
    前記炭化水素吸着層表面上に積層され、当該炭化水素吸着層により吸着された炭化水素系化合物を浄化する浄化触媒層とを備え、
    前記炭化水素吸着層は、炭化水素系化合物の吸着機能を発現する骨格構造を有するゼオライトに無機酸化物を混合することにより形成され、当該炭化水素吸着層中における無機酸化物とゼオライトの重量比率は70:30〜30:70の範囲内にあること
    を特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  2. 請求項1に記載の排気ガス浄化用触媒であって、
    前記ゼオライトの細孔径は0.28nm以上0.76nm以下の範囲内の大きさであり、ゼオライトのシリカ/アルミナ比は10以上500以下の範囲内にあり、前記無機酸化物はAl,Ti,Si,Zr,Ce,La,Pr,Nd,Mn,Fe,Co,Niから成る元素群の中から選ばれた少なくとも一つの元素を含むことを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の排気ガス浄化用触媒であって、
    前記浄化触媒層は、触媒活性主成分となる貴金属と、当該貴金属を担持し、酸素吸放出機能を発現する酸化物とを含み、
    前記酸化物は、純酸化物と複合酸化物の少なくとも一方の形態を有し、且つ、少なくとも二つ以上の異なる一次粒子径を有し、且つ、Ce,Zr,La,Nd,Pr,Al,Mn,Fe,Co,Ni,W,V,Tiから成る元素群の中から選ばれた少なくとも一つの元素を含み、
    前記貴金属は、Pt,Rh,Pd,Irから成る元素群の中から選ばれた少なくとも一つの元素を含むことを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  4. 請求項3に記載の排気ガス浄化用触媒であって、
    前記浄化触媒層の炭化水素吸着層側及び表面側における貴金属の含有比率は5:95〜50:50の範囲内にあり、
    前記浄化触媒層の炭化水素吸着層側にはPt,Rh,Irから成る元素群から選ばれる少なくとも一つの元素が含有され、
    前記浄化触媒層の表面側には少なくともPdが含有され、
    前記浄化触媒層の炭化水素吸着層側及び表面側における前記酸化物の含有比率は5:95〜50:50の範囲内にあること
    を特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  5. 請求項4に記載の排気ガス浄化用触媒であって、
    前記浄化触媒層のPd含有層中における酸化物とPdの重量比率は10以上であることを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
  6. 炭化水素系化合物を吸着する炭化水素吸着層と、炭化水素吸着層表面上に積層され、炭化水素吸着層により吸着された炭化水素系化合物を浄化する浄化触媒層とを備える排気ガス浄化用触媒の製造方法であって、
    前記炭化水素吸着層は炭化水素系化合物の吸着機能を発現する骨格構造を有するゼオライトに無機酸化物を混合することにより形成し、当該炭化水素吸着層中における無機酸化物とゼオライトの重量比率は70:30〜30:70の範囲内にすることを特徴とする排気ガス浄化用触媒の製造方法。
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