JP2007006102A - 情報処理装置、プログラム及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】問い合わせが不在発呼として終了した後に、問い合わせ先が、該問い合わせの用件を把握してコールバック発呼をおこない、問い合わせ元は、該コールバック着呼時に、発呼元の通知アドレスによらず、該着呼が以前の問い合わせに関する件であることを、コールバック応答前に認識できる手段を提供する。
【解決手段】問い合わせ時に、問い合わせ内容を特定するための情報を同報し、問い合わせが不在発呼として終了した際に、該情報と問い合わせ内容を想起させる情報を対応付けて記憶する。後刻、問い合わせ内容を特定するための情報(コンテンツ識別情報)を付加したコールバック着呼を受けたときに、問い合わせ内容を特定するための情報に対応する問い合わせ内容を想起させる情報を表示することで、応答前に、以前問い合わせしたかった用件を容易に思い出すこと、さらに、発信者を認識することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム及び通信システム、より詳細にはテレビ電話装置及びテレビ電話システムに関し、特に、閲覧したコンテンツに関する問い合わせ用のテレビ電話発呼を実行し、また、該問い合わせ用のテレビ電話着呼に応答するテレビ電話装置及びテレビ電話システムに関し、テレビ電話着呼時に応答をせず、後刻、コールバック用のテレビ電話発呼を実行し、また、該コールバック用のテレビ電話着呼に応答するテレビ電話装置及びテレビ電話システムに関する。
ユーザが商品を注文したり問い合わせを行なったりする目的で、企業の電話受付窓口に電話することは、よくある状況である。ところが、企業の電話受付窓口に存在するオペレータが少ない場合には、電話をかけてもつながらない場合がある。
このような場合に、オペレータ側から後刻、問い合わせたユーザに対して電話をかけなおす(コールバックする)状況が考えられる。
特許文献1に記載されたコールバック電話システムでは、オペレータが離席中、または、別の問い合わせに対応中で、別のユーザからの問い合わせに対応できないときに、該ユーザがコールバック要求を登録することで、時間経過後に対応可能なオペレータが発生した時点で該オペレータから該ユーザにコールバックを行うことにより、過剰な問い合わせ要求発呼の低減が実現する技術が開示されている。
また、通話(着信情報)の着信時に、通話に関連する情報を表示する従来技術として、携帯電話機などでは、アドレス帳において、電話番号やメールアドレスなどと、氏名やニックネーム、顔写真などの個人特定情報、および住所など別の連絡先とを対応付けて蓄積し、発信時または着信時に、発信先(発信元)に対応付けられた情報を表示する技術が広く知られている。また、特定の相手アドレスからの着信時に、着信情報として、ユーザが登録した画像を表示する、もしくは、登録した音楽を流すという技術も広く知られている。
特開平3−236660号公報
ユーザが商品を注文したり問い合わせを行なったりする際に、企業の電話受付窓口のオペレータ側から後刻、問い合わせたユーザに対してコールバックを行なう場合、ユーザはどんな商品を注文したりどんな問い合わせを行なったかを忘れてしまったり、勘違いしてしまうような状況が考えられる。
このような場合、特許文献1に記載の技術では、ユーザ自らの要求により、オペレータからの後刻のコールバックを受けることはできるが、コールバック要求登録をおこなったユーザがその問い合わせ内容を記憶しておく必要があり、後刻のコールバック着信時に、問い合わせたかった内容やまたは問い合わせをおこなったことそのものを忘却してしまっていると、そのコールバック着信がユーザを困惑させる結果を招くという問題がある。
この問題を解決するための一手法として、前述した特許文献1に記載の技術を用いて、ユーザがコールバック要求登録をおこなった後に、該問い合わせ先アドレスに対して、通話に関連して表示する情報を対応付けて登録し、該対応付けた情報を蓄積しておくことで、企業からのコールバック時に問い合わせ内容を表示するという手法が考えられる。しかし、このような手法では、問い合わせが失敗し、コールバック要求をおこなうつど、ユーザが操作によってユーザ名などを入力し、登録するという手間が必要となる。
また、このような手間をかけてアドレス帳等へ登録しても、例えば、電話のフリーダイヤルのように、ユーザから発信する問い合わせアドレスと、オペレータからのコールバック時の通知アドレスが異なるとき、コールバック着信を受けたユーザ側では、電話番号をもとに、該着信が、以前コールバックを要求したオペレータによるものであると認識することはできず、いたずら電話などの不審な電話と区別できないという問題がある。
さらに、ひとりのユーザが、同じ問い合わせ先アドレスをもつ複数の電子情報コンテンツ、例えば、旅行ツアー広告のコンテンツについて問い合わせるために旅行ツアー会社に該コンテンツに対する問い合わせの発信を行ったが、該旅行ツアー会社のオペレータが不在であるため、後刻、ユーザ宛に電話をかけ直すようにコールバックを要求登録した場合、各コンテンツの問い合わせ先アドレスが同一であると、オペレータからのコールバックを受けたユーザは、そのコールバックの内容がいずれの電子情報コンテンツに関する件か判断ができないという問題も生じる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、問い合わせが不在発呼として終了した後に、問い合わせ先が、該問い合わせの用件を把握してコールバック発呼をおこない、問い合わせ元は、該コールバック着呼時に、発呼元の通知アドレスによらず、該着呼が以前の問い合わせに関する件であることを、応答前に認識する手段を提供することを目的としてなされたものである。
第1の技術手段は、他の情報処理装置と通信する通信手段と、コンテンツを取得して閲覧するコンテンツ閲覧手段と、前記コンテンツ閲覧手段により閲覧したコンテンツに対して、該コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を対応付けるコンテンツ識別情報対応付け手段と、前記他の情報処理装置から着信情報を着信する着信手段と、前記着信した情報に、前記コンテンツ識別情報が付加されている場合に、前記コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツを表示する対応付けコンテンツ表示手段と、を有することを特徴とする情報処理装置である。
第2の技術手段は、前記第1の技術手段において、前記他の情報処理装置に対して、前記コンテンツ識別情報及びコールバック先として指定する情報処理装置のアドレスを付加して発信情報を発信するコンテンツ識別情報付発信手段を有し、前記コンテンツ識別情報対応付け手段は、前記コンテンツ識別情報付発信手段を用いて発信情報を発信した場合に、前記コンテンツ及び前記コンテンツ識別情報との対応付け情報を蓄積することを特徴とする情報処理装置である。
第3の技術手段は、前記第2の技術手段において、前記着信手段に着信情報が着信した際に、該着信情報にコンテンツ識別情報が付加されており、該コンテンツ識別情報が対応付け情報とともに蓄積されていれば、前記対応付けコンテンツ表示手段にて、該コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツを表示するとともに、該着信は、以前の問い合わせに対するコールバックであることを表示することを特徴とする情報処理装置である。
第4の技術手段は、前記第2の技術手段において、前記通信手段は、テレビ電話装置であり、前記テレビ電話装置は、前記コンテンツ識別発信手段を用いて発信情報の発信を行なった場合に、テレビ電話通信時に、通信相手である、前記他の情報処理装置から送信されてくる映像とともに、前記対応付けコンテンツ表示手段にて、該コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツを表示することを特徴とする情報処理装置である。
第5の技術手段は、前記第1の技術手段において、前記他の情報処理装置に対して、前記コンテンツ識別情報及びコールバック先として指定する情報処理装置のアドレスを付加して発信情報を発信するコンテンツ識別情報付発信手段を有し、前記コンテンツ識別情報対応付け手段は、前記コンテンツ識別情報付発信手段で発信情報を発信した際に、発信先との通話が成立しない場合に、前記コンテンツと前記コンテンツ識別情報との対応付け情報を蓄積することを特徴とする情報処理装置である。
第6の技術手段は、前記第1の技術手段において、前記コンテンツ識別情報は、コンテンツを特定することが可能なコンテンツID又はコンテンツを参照できるURLである
ことを特徴とする情報処理装置である。
第7の技術手段は、前記第1の技術手段において、前記他の情報処理装置と通信する通信手段は、テレビ電話装置であることを特徴とする情報処理装置である。
第8の技術手段は、前記第7の技術手段において、前記テレビ電話は、前記着信手段に着信情報が着信した際に、該着信情報にコンテンツ識別情報が付加されていれば、テレビ電話通信時に、通信相手である前記他の情報処理装置から送信されてくる映像とともに、前記対応付けコンテンツ表示手段にて、該コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツを表示することを特徴とする情報処理装置である。
第9の技術手段は、他の情報処理装置と通信する通信手段と、前記他の情報処理装置から、コンテンツ識別情報が付加された着信情報を着信するコンテンツ識別情報付着信手段と、前記コンテンツ識別情報と、コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとを組にして蓄積するコンテンツ識別情報蓄積手段と、前記コンテンツ識別情報蓄積手段に蓄積されたコールバック指定先の情報処理装置のアドレスに対して、前記他の情報処理装置のアドレスと組にして蓄積されたコンテンツ識別情報を付加して発信情報を発信するコンテンツ識別情報付コールバック発信手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
第10の技術手段は、前記第9の技術手段において、前記通信手段の1つが、少なくとも通信中である状態において、該通信手段の利用者が新たな着信に対して応答できない状態にある、という応答拒否状態を認識する応答拒否状態識別手段と、前記コンテンツ識別情報蓄積手段によって蓄積された、コンテンツ識別情報と前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとの組に、該着信が不在着信となった、という不在着信情報を対応づけて蓄積する不在着信情報蓄積手段とを有し、前記不在着信情報蓄積手段は、前記コンテンツ識別情報付着信手段で着信情報を着信した際に全ての利用者が応答拒否状態である場合に、前記不在着信情報を蓄積することを特徴とする情報処理装置である。
第11の技術手段は、前記第10の技術手段において、前記応答拒否状態を利用者の操作入力によって変更することが可能な、応答拒否状態変更手段を有することを特徴とする情報処理装置である。
第12の技術手段は、前記第10の技術手段において、前記コンテンツ識別情報付コールバック発信手段は、前記応答拒否状態が解除され、前記不在着信情報蓄積手段により前記コンテンツ識別情報と前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとが組になって不在着信として蓄積されている場合に、前記蓄積されているコールバック指定先の情報処理装置のアドレスに発信情報を発信することを特徴とする情報処理装置である。
第13の技術手段は、前記第10の技術手段において、前記通信手段は、前記不在着信情報蓄積手段により前記コンテンツ識別情報と前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとが組になって不在着信として蓄積されている場合に、前記コンテンツ識別情報付コールバック発信手段によりコールバック指定先に対して発信情報の発信をおこない、通信が成功したら、蓄積されていた該不在着信情報を削除することを特徴とする情報処理装置である。
第14の技術手段は、前記第9の技術手段において、前記通信手段の1つが、少なくとも通信中である状態において、該通信手段の利用者が新たな着信に対して応答できない状態にある、という応答拒否状態を認識する応答拒否状態識別手段を有し、前記通信手段は、前記他の情報処理装置から着信情報を着信した際に、前記応答状態識別手段にて、全ての利用者が応答拒否状態であると認識した場合に、現在応答できない状態である旨を発信元に返信することを特徴とする情報処理装置である。
第15の技術手段は、前記第9の技術手段において、前記通信手段の1つが、少なくとも通信中である状態において、該通信手段の利用者が新たな着信に対して応答できない状態にある、という応答拒否状態を認識する応答拒否状態識別手段と、前記コンテンツ識別情報蓄積手段によって蓄積された、コンテンツ識別情報と前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとの組に、該着信が不在着信となった、という不在着信情報を対応づけて蓄積する不在着信情報蓄積手段とを有し、前記通信手段は、前記他の情報処理装置から着信情報を着信した際に、前記応答状態識別手段にて、全ての利用者が応答拒否状態であると認識した場合に、前記不在着信情報蓄積手段にて、前記不在着信情報を蓄積し、現在応答できない状態である旨を発信元に返信することを特徴とする情報処理装置である。
第16の技術手段は、前記第9の技術手段において、前記コンテンツ識別情報は、コンテンツを特定することが可能なコンテンツID又はコンテンツを参照できるURLであり、前記コンテンツ識別情報により特定されたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示する、コンテンツ情報表示手段を有することを特徴とする情報処理装置である。
第17の技術手段は、前記第16の技術手段において、前記コンテンツ情報表示手段は、前記応答拒否状態が解除され、前記不在着信情報蓄積手段により前記コンテンツ識別情報と前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとが組になって不在着信として蓄積されている場合に、該コンテンツ識別情報により特定されたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示することを特徴とする情報処理装置である。
第18の技術手段は、前記第16の技術手段において、前記コンテンツ情報表示手段は、前記コンテンツ識別情報付着信手段に着信情報が着信した際に、該着信情報にコンテンツ識別情報が付加されていれば、コンテンツ識別情報蓄積手段にて該コンテンツ識別情報により特定されたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示することを特徴とする情報処理装置である。
第19の技術手段は、前記第16の技術手段において、前記コンテンツ情報表示手段は、前記コンテンツ識別情報蓄積手段にて蓄積された前記コールバック指定先に対して、前記通信手段により発信情報を発信する場合に、少なくとも発信をおこなう前または発信中に、前記コンテンツ識別情報蓄積手段にて該コールバック指定先に対応付けられたコンテンツ識別情報により特定されたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示することを特徴とする情報処理装置である。
第20の技術手段は、前記第16の技術手段において、前記通信手段は、テレビ電話装置であり、前記テレビ電話装置は、前記コンテンツ識別情報付着信手段に着信情報が着信した際に、該着信情報にコンテンツ識別情報が付加されていれば、テレビ電話通信時に、通信相手である、前記他の情報処理装置から送信されてくる映像とともに、前記コンテンツ情報表示手段にて、該コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示することを特徴とする情報処理装置である。
第21の技術手段は、前記第16の技術手段において、前記通信手段はテレビ電話装置であり、前記テレビ電話装置は、前記コンテンツ識別情報付コールバック発信手段にてコンテンツ識別情報を付加して発信情報を発信した際に、テレビ電話通信時に、通信相手である前記他の情報処理装置から送信されてくる映像とともに、前記コンテンツ情報表示手段にて該コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示することを特徴とする情報処理装置である。
第22の技術手段は、前記第9の技術手段において、前記通信手段は、テレビ電話装置であることを特徴とする情報処理装置である。
第23の技術手段は、前記第1乃至第8のいずれかの技術手段に記載の情報処理装置をコンピュータに実行させるプログラムである。
第24の技術手段は、前記第9乃至第22のいずれかの技術手段に記載の情報処理装置をコンピュータに実行させるプログラムである。
第25の技術手段は、コンテンツを取得して閲覧するコンテンツ閲覧手段と、前記コンテンツ閲覧手段により閲覧したコンテンツに対して、該コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を対応付けるコンテンツ識別情報対応付け手段と、前記他の情報処理装置から着信情報を着信する着信手段と、前記着信した着信情報に、前記コンテンツ識別情報が付加されている場合に、前記コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツを表示する対応付けコンテンツ表示手段と、を有する情報処理装置、及び、他の情報処理装置と通信する通信手段と、前記他の情報処理装置から、コンテンツ識別情報が付加された着信情報を着信するコンテンツ識別情報付着信手段と、前記コンテンツ識別情報と、前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとを組にして蓄積するコンテンツ識別情報蓄積手段と、前記コンテンツ識別情報蓄積手段に蓄積されたコールバック指定先の情報処理装置のアドレスに対して、前記他の情報処理装置のアドレスと組にして蓄積されたコンテンツ識別情報を付加して発信情報を発信するコンテンツ識別情報付コールバック発信手段とを有する情報処理装置からなることを特徴とする通信システムである。
本発明によれば、問い合わせ時に、問い合わせ内容を特定するための情報を付加し、問い合わせが不在発呼として終了した際に該情報と問い合わせ内容を想起させる情報を対応付けて記憶し、後刻、問い合わせ内容を特定するための情報を付加したコールバック着呼を受けたときに、問い合わせ内容を特定するための情報に対応する問い合わせ内容を想起させる情報を表示することで、応答前に、以前問い合わせたかった用件を容易に思い出すことができ、また発信者を認識することができる。
具体的には、テレビ電話の発呼時に問い合わせ内容を同時に通話に(発信情報)付加して送信可能かつ通信履歴を保存可能なテレビ電話装置を提供することにより、ユーザの問い合わせにオペレータが応答できない状態であるとき、後刻、オペレータからのコールバックを受けられ、また、そのコールバック着信に応答する前に、ユーザが速やかに該コールバックの内容を確認することが可能であり、ユーザが問い合わせ時に発呼したテレビ電話装置と異なるアドレス情報をもつ別のテレビ電話装置からコールバック着呼しても、ユーザは、問い合わせ内容を確認することでコールバックの用件および発呼元を判別することができる。
はじめに、本明細書中に用いる「コンテンツ」とは、動画、静止画、音声などのマルチメディアデータを指すものとする。これらマルチメディアデータの入手経路は、インターネットを経由して得た動画、静止画、音声などのマルチメディアデータ、テレビ放送(地上波、衛星、デジタル、アナログの各放送を問わず)、ラジオ放送(アナログ、デジタルの各放送を問わず)から得た動画、静止画、音声などのマルチメディアデータなどを想定するものとする。
また、「発信情報」とは、情報処理装置(A)が他の情報処理装置(B)に対して発信した情報を、そして、「着信情報」とは、他の情報処理装置(B)から発信された発信情報が情報処理装置(A)に着信した情報を意味する。
以下、本発明に係る情報処理装置及び情報処理システムの実施形態について、その一例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るテレビ電話装置(情報処理装置)の接続構成の一例を簡単に説明するための模式図である。図1に示すように、本発明に係る情報処理(例えば、テレビ電話)通信システムは、映像や音声を用いて通信を行なう情報処理装置1,2をネットワーク3を介して相互接続して構成するものである。情報処理装置1,2は、音声や映像による双方向通信がおこなえるテレビ電話装置をあらわしている。なお、情報処理装置1は、テレビ電話装置のみに限らず、例えば、携帯電話端末やディスプレイ画面付の固定電話機、IP電話機能を有するコンピュータなどによって構成しても良い。情報処理装置2も、テレビ電話装置のみに限らず、例えば、携帯電話端末や固定電話機、IP電話機などによって構成しても良い。
また、ネットワーク3は、複数のテレビ電話装置とを相互に接続する電話回線網やインターネットなどをあらわしている。
本実施形態における、テレビ電話装置(ユーザ端末)4の機能構成の一例を図2に示す。
図2は、一般ユーザが使用する本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)の構成の一例を示す機能ブロック構成図で、図中、4は本発明による情報処理装置、例えば、テレビ電話装置(ユーザ端末)で、テレビ電話装置(ユーザ端末)4は、操作入力部11と、表示処理部12と、通信部13と、スピーカ14と、マイク15と、カメラ16と、コンテンツ取得部21と、コンテンツ解析部22と、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23と、参照コンテンツ情報記憶部24と、アドレス記憶部25と、テレビ電話処理部26と、参照コンテンツ内容処理部27等から構成される。
操作入力部11は、ユーザからの入力を受け付ける部位であり、リモコン、ボタン、マウス、キーボードなどにより構成される。
表示処理部12は、ユーザに対する表示メッセージや、テレビ電話時にテレビ電話装置(オペレータ端末)5から送られてくる映像を出力する部位であり、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)モニタなどにより構成される。
通信部13は、外部装置と情報を送受信する部位であり、ネットワークカードやLANの接続端子などにより構成される。
スピーカ14は、ユーザに対する音声メッセージや、テレビ電話時にテレビ電話装置(オペレータ端末)5から送られてくる音声を出力する部位である。
マイク15は、テレビ電話時にテレビ電話装置(オペレータ端末)5に送るための音声を入力する部位である。
カメラ16は、テレビ電話時にテレビ電話装置(オペレータ端末)5に送るための映像を入力する部位である。
コンテンツ取得部21は、操作入力部11または後述の参照コンテンツ内容処理部27の指示により、通信部13を介してコンテンツを取得する部位である。
コンテンツ解析部22は、コンテンツ取得部21が取得したコンテンツを解析し、表示処理部12に表示する少なくともコンテンツ内容と、該コンテンツに含まれる問い合わせ先のアドレスを取り出す部位である。なお、コンテンツの解析結果として、コンテンツに含まれる付加情報、例えば、後述するコンテンツIDなども同時に取り出しても良い。
参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は、操作入力部11からの指示により通信部13を介してテレビ電話装置(オペレータ端末)5に対してテレビ電話の呼制御を行なう、または、通信部13を介してテレビ電話装置(オペレータ端末)5から着呼したテレビ電話の呼制御を行なう部位である。
参照コンテンツ情報記憶部24は、表示処理部12で表示しているコンテンツに関する参照情報、および、通信部13を介してテレビ電話装置(オペレータ端末)5に問い合わせを行なったが問い合わせ先のオペレータが応答しなかった場合において、表示処理部12で表示していたコンテンツに関する参照情報を蓄積する部位である。
アドレス記憶部25は、当該テレビ電話装置(ユーザ端末)4のアドレス情報を記憶する部位である。
テレビ電話処理部26は、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23にて確立した呼に基づき、通信部13を介してテレビ電話装置(オペレータ端末)5と音声および映像の双方向ストリーム通信を行なう部位である。
参照コンテンツ内容処理部27は、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23の指示に基づき、コンテンツ取得部21を介してコンテンツ取得を指示する部位である。
図3は、本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)において、コンテンツを表示するまでの処理の一例を示すフローチャートで、テレビ電話装置(ユーザ端末)4のユーザが所望するコンテンツを表示するまでのテレビ電話装置(ユーザ端末)4における処理の流れを図示したものである。
テレビ電話装置(ユーザ端末)4は、操作入力部11でユーザからの操作入力を判別し、コンテンツ取得閲覧要求を受け取る(ステップS1)。なお、ユーザが入力するコンテンツ取得閲覧要求(情報)は、例えば、ユーザがインターネット上のウェブページに示されたコンテンツへのリンクを選択することなど、どのコンテンツを表示したいかを指示する情報も伴っている。
コンテンツ取得部21は、コンテンツ取得閲覧要求を受け取ると、コンテンツ閲覧要求(コンテンツ配信要求)として要求されたコンテンツの所在アドレス、例えば、URL(Uniform Resource Locator)を通信部13に渡し、ネットワーク3を介して、当該コンテンツを保存しているコンテンツ蓄積装置、例えば、テレビ電話装置(オペレータ端末)5に対して、当該コンテンツの送信要求を送信する。その結果、テレビ電話装置(ユーザ端末)4は、ネットワーク3を介して返送されてきたコンテンツを取得し、コンテンツ取得部21に対して渡す(ステップS2)。
ここで、コンテンツの送信要求とコンテンツの返送は、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を用いて行なうようにしても良い。
また、コンテンツの蓄積装置はネットワーク3を介するものに限定せず、当該テレビ電話装置(ユーザ端末)にコンテンツ蓄積装置をもち、その所在を指定し、取得しても良い。
次に、コンテンツ解析部22は、取得したコンテンツを解析し、該コンテンツに対する問合せ先のアドレスと、取得したコンテンツを特定可能なコンテンツ識別情報と、受け取ったコンテンツの所在アドレスとを、該コンテンツに関する今後の問い合わせの発生に備えて、現在閲覧中であるという問い合わせ状態と対応づけて、参照コンテンツ情報記憶部24に予め蓄積する(ステップS3)。ここで、前記したコンテンツ識別情報とは、例えば、取得したコンテンツに含まれるコンテンツを一意に識別することができる識別子(以下コンテンツID)である。該コンテンツ識別情報は、コンテンツの取得時刻でも良く、コンテンツ解析部で一意となるように識別子を割り当てても良い。
前述した参照コンテンツ情報記憶部24に蓄積した情報としては、例えば、取得したコンテンツが旅行ツアーを紹介する番組などの場合は、該コンテンツに対する問合せ先のアドレスとはツアー企画会社の問い合わせ先電話番号やIP(Internet Protocol)アドレスなどであり、取得したコンテンツを特定可能なコンテンツ識別情報とは旅行ツアー商品を一意に特定するツアーコードであり、受け取ったコンテンツの所在アドレスとはコンテンツの所在を表すURLである。
更に、コンテンツ解析部22は、コンテンツの解析を行なった解析結果をコンテンツと共に表示処理部12に渡す。表示処理部12は、コンテンツ解析部22より解析されたコンテンツの解析結果に基づいて、取得したコンテンツの表示を行ない、ユーザが指定したコンテンツの閲覧を可能とする(ステップS4)。
図4は、本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)におけるテレビ電話発呼に関する処理の一例を説明するためのフローチャートで、閲覧したコンテンツに関する問い合わせ要求を有するユーザが使用するテレビ電話装置(ユーザ端末)4から、コンテンツを運用管理しているオペレータが使用するテレビ電話装置(オペレータ端末)5に問い合わせ目的の発呼をする際の処理の流れを図示したものである。
テレビ電話装置(ユーザ端末)4は、例えば、旅行ツアーを紹介する番組のコンテンツをテレビ電話装置(オペレータ端末)5から取得して、該コンテンツを視聴閲覧している状態にある(ステップS11)とする。ここで、コンテンツの視聴閲覧は、テレビ電話装置(ユーザ端末)4において、接続されたネットワーク3上に存在するコンテンツ蓄積装置(ウェブサーバなど)のウェブページ、例えば、旅行ツアー紹介用ウェブページのリンクをクリックすることにより行なう。
コンテンツを視聴閲覧したユーザが、コンテンツ内容について問い合わせをしたい場合には操作入力部11にて、問い合わせのための入力操作を実行する。すると、操作入力部11ではユーザからの操作入力を判別し、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23に問い合わせ要求入力を渡す。参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は、参照コンテンツ情報記憶部24より参照コンテンツ情報として予め蓄積している問い合わせ先アドレスとコンテンツ識別情報とを取得し、さらに、アドレス記憶部25より当該ユーザのアドレスを取得する。そして、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は、当該ユーザのアドレスを送信元アドレス、問い合わせ先アドレスを送信先アドレスとし、コンテンツ識別情報を参照コンテンツ情報として付加して、予め定めた所定の形式に整えて、通信部13に渡す。通信部13は、視聴中のコンテンツに関する参照コンテンツ情報付テレビ電話としてテレビ電話装置(オペレータ端末)5に発呼して(発信情報の発信)応答を待つ(ステップS12)。上記処理においては、例えば、「Phone to」機能のように、ネットワーク3上のウェブページに記載されているリンクをクリックすることにより、ユーザが視聴閲覧したウェブページに指定されているテレビ電話装置(オペレータ端末)5の電話番号(アドレス)に対してテレビ電話発呼を行なうようにしても良い。
なお、アドレス記憶部25にユーザの住所や電話番号、氏名、などを予め蓄積しておき、問い合わせ時に、これら情報も送信するようにしても良い。
また、ユーザが別に所持するテレビ電話装置、例えば、携帯テレビ電話端末のアドレスなどを予め蓄積しておき、問い合わせ時に、該アドレス情報をコールバック要求先アドレスとして送信するようにしても良い。
通信部13を介してテレビ電話装置(オペレータ端末)5からの応答を受けると、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は応答メッセージを解析して、テレビ電話装置(オペレータ端末)5のオペレータが応答可能な状態であるかどうかを判別する(ステップS13)。
テレビ電話装置(オペレータ端末)5のオペレータが応答可能な場合は、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23はテレビ電話装置(オペレータ端末)5より送信されてくる音声及び/又は映像を、テレビ電話に関する処理を司るテレビ電話処理部26に渡す。テレビ電話処理部26は、通信部13より受け取った音声をスピーカ14に渡し、通信部13より受け取った映像を表示処理部12に渡す。また、テレビ電話処理部26は、マイク15より入力されたユーザからの音声を通信部13に渡し、カメラ16より入力されたユーザからの映像を通信部13に渡し、テレビ電話装置(オペレータ端末)5に対して送信する。このとき、表示処理部12は、通信部13より受け取った映像と同時に、該問い合わせの対象となったコンテンツを表示しても良い。これにより、テレビ電話装置(ユーザ端末)4のユーザは、視聴閲覧したコンテンツに関する問い合わせのためのテレビ電話通信を直ちに開始することができ、テレビ電話装置(オペレータ端末)5のオペレータに対して該コンテンツに関する問い合わせを行なう(ステップS14)。
なお、問い合わせ中に、テレビ電話装置(ユーザ端末)4にてコンテンツを表示する際に、表示コンテンツの選択などを問い合わせ先のオペレータが行なうことができるようにすることもできる。また、申し込みなど、文字入力などが必要な場合は、オペレータが入力しユーザは入力できないようにして、ユーザは、テレビ電話装置(ユーザ端末)4を見ているだけとしても良い。なお、この際に、テレビ電話装置(ユーザ端末)4に「操作不可」などと表示して、ユーザが操作できないことを、ユーザに分かり易くするようにしても良い。
問い合わせが終了すると、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は、参照コンテンツ情報記憶部24に、現在閲覧中であるという問い合わせ状態に対応づけて蓄積されている、該問い合わせ発呼の際に参照した問い合わせ先アドレスと、コンテンツ識別情報と、該コンテンツの参照先アドレスとを消去する。
問い合わせ先のテレビ電話装置(オペレータ端末)5から、現在応答できない状態である旨のメッセージを受信した場合は、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は通信部13を介して該発呼通信を終了し、参照コンテンツ内容処理部27に通知する。参照コンテンツ内容処理部27は、現在対応可能なオペレータがいない旨の応答メッセージを表示処理部12に渡し、表示処理部12から該メッセージを表示する。(ステップS15)。
通信終了後、参照コンテンツ情報付きテレビ電話発着呼部23は、以降のコールバック着呼に備え、参照コンテンツ情報記憶部24に蓄積されている、該発呼で用いた問い合わせ先アドレス、コンテンツ識別情報と該コンテンツの参照先アドレスに対応付けられている問い合わせ状態を、本発呼が不在発呼となったという状態に変更して再蓄積し、問い合わせ処理を終了する(ステップS16)。
閲覧中のコンテンツに関して問い合わせ発呼をおこなった結果、不在発呼として通信を終了したときは、参照コンテンツ情報記憶部24の該コンテンツに対応付けられた問い合わせ状態を不在発呼に変更する。なお、テレビ電話が成立し、問い合わせが終了すると、蓄積されていた該コンテンツに関連する情報は削除される。
また、不在発呼として問い合わせ発呼が終了したのち、テレビ電話装置(ユーザ端末)4から再度テレビ電話装置(オペレータ端末)5に発呼する場合に、蓄積されている参照コンテンツ情報をもとに、前回問い合わせ発呼時に閲覧していたコンテンツを再度表示しても良い。このとき、発呼操作をおこなうと、ステップS12の参照コンテンツ情報付テレビ電話発呼がおこなわれ、以下、前記した処理を繰り返す。
図5は、本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)に出力表示するコンテンツ(ユーザが視聴閲覧したコンテンツで、「Phone to」機能が付与されている)の表示例を示す模式図であり、前述のように、旅行ツアー用のウェブページのコンテンツに「Phone to」機能として「このツアーについて問い合わせができます」というリンクが設定されている表示例を示し、該リンクをクリックすることにより、直ちに、当該旅行ツアーに関する問い合わせを行なうことができることを表している。
即ち、テレビ電話装置(ユーザ端末)4のユーザが、リモコン操作により、「このツアーについて問い合わせができます」と描かれた表示を選択することにより、当該コンテンツの番組で紹介されている旅行ツアーを主催する会社に対して、当該コンテンツを特定可能な参照コンテンツ情報付で(即ち、発呼と同時にコンテンツ識別情報を送信する形式で)、当該コンテンツ内容に関する問い合わせのためのテレビ電話を発呼することができる。
図6は、本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)におけるコールバックとしての参照コンテンツ情報付きテレビ電話着呼に関する処理の一例を説明するためのフローチャートで、テレビ電話装置(ユーザ端末)4からの参照コンテンツ情報付テレビ電話発呼が不在発呼となった後に、テレビ電話装置(オペレータ端末)5からのコールバックとしての参照コンテンツ情報付テレビ電話発呼が、テレビ電話装置(ユーザ端末)4に着呼した場合において、テレビ電話を行なう際のテレビ電話装置(ユーザ端末)4における処理の流れを図示したものである。
テレビ電話装置(ユーザ端末)4は、例えば旅行ツアーを紹介する番組のコンテンツについてテレビ電話装置(オペレータ端末)5に対して既に参照コンテンツ情報付きテレビ電話発呼を試みており、その際オペレータが応答できない状態である旨を通知され、不在発呼として該通信が終了している前述の状態にあるとする。
参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23が通信部13を介して着信を検出(着信情報の検出)すると(ステップS21)、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は発呼元のテレビ電話装置(オペレータ端末)5のアドレスと受信したコンテンツ識別情報とを取り出す。
次に、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は、参照コンテンツ情報記憶部24を参照して、取り出したコンテンツ識別情報の蓄積の有無を検索する(ステップS22)。
このとき、着信した情報の中にコンテンツ識別情報が含まれていない、あるいは、参照コンテンツ情報記憶部24に、不在発呼として蓄積された該コンテンツ識別情報がなければ、該テレビ電話着呼を参照コンテンツ情報の付加されていない通常のテレビ電話着呼として以降の処理をおこなう。すなわち、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は参照コンテンツ内容処理部27を介し、該発呼元がテレビ電話装置(オペレータ端末)5であるという情報を、表示処理部12に渡し、テレビ電話装置(オペレータ端末)5からのテレビ電話着呼であるとして出力表示する。さらに、テレビ電話装置(オペレータ端末)5より送信されてくる音声及び/又は映像を、テレビ電話に関する処理を司るテレビ電話処理部26に渡す。テレビ電話処理部26は、通信部13より受け取った音声をスピーカ14に渡し、通信部13より受け取った映像を表示処理部12に渡す。また、テレビ電話処理部26は、マイク15より入力されたユーザからの音声を通信部13に渡し、カメラ16より入力されたユーザからの映像を通信部13に渡し、テレビ電話装置(オペレータ端末)5に対して送信する(ステップS26)。
参照コンテンツ情報記憶部24に不在発呼として蓄積された該コンテンツ識別情報が存在すれば、参照コンテンツ内容処理部27は、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23より発呼元のテレビ電話装置(オペレータ端末)5のアドレスと該コンテンツ識別情報と該コンテンツの所在アドレスとを受け取り、該コンテンツの所在アドレスをコンテンツ取得部21に渡してコンテンツの取得を指示する。コンテンツ取得部21は該コンテンツの所在アドレスをもとに、通信部13を介して該参照コンテンツを取得する(ステップS23)。
次に、コンテンツ取得部21は、取得したコンテンツをコンテンツ解析部22に渡し、コンテンツ解析部22はコンテンツの解析をおこない、表示処理部12に渡す。また、参照コンテンツ内容処理部27は、該発呼元がテレビ電話装置(オペレータ端末)5であるという情報を、表示処理部12に渡す。解析されたコンテンツを受けた表示処理部12は、コンテンツ解析部22から受け取った、解析されたコンテンツを、以前の問い合わせ不在発呼に対するテレビ電話装置(オペレータ端末)5からのコールバック着呼である旨のメッセージとともに表示し、ユーザの応答を促す(ステップS24)。
ユーザは、表示処理部12に表示された内容を確認し、該着呼の用件が、自らが以前に問い合わせを試みた該コンテンツに関するコールバックであることを速やかに認識して、操作入力により操作入力部11に応答要求をおこなう。該応答要求を受け取ると、操作入力部11は参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23に応答要求を通知し、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は発呼元のテレビ電話装置(オペレータ端末)5とのテレビ電話通信を可能とするために、アドレス記憶部25から、当該テレビ電話装置(ユーザ端末)4のアドレスを取得して、通信部13に渡し、通信部13は、問い合わせ元のテレビ電話装置(オペレータ端末)5に対して、取得した当該テレビ電話装置(ユーザ端末)4のアドレスを付して応答すると共に、問い合わせ内容に対する応答として、ユーザの映像及び/又は音声を、カメラ16及び/又はマイク15を介してテレビ電話処理部26に入力する。また、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23は、テレビ電話装置(オペレータ端末)5より送信されてくる音声及び/又は映像を、テレビ電話に関する処理を司るテレビ電話処理部26に渡す。テレビ電話処理部26は、通信部13より受け取った音声をスピーカ14に渡し、通信部13より受け取った映像を表示処理部12に渡す。このとき、表示処理部12は、通信部13より受け取った映像と同時に、該問い合わせの対象となったコンテンツを表示しても良い(ステップS25)。
テレビ電話が成立し、問い合わせが終了すると、蓄積されていた該コンテンツに関連する情報は削除される。
図7は、本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)に表示するコールバック対象のコンテンツに関する情報の表示例を示す模式図であり、参照コンテンツ情報付テレビ電話のコールバック着呼を検出した際に表示処理部12に表示するコールバック内容、即ち、以前に問い合わせをおこなった結果不在発呼となった対象のコンテンツに関する情報の表示例を示したものである。
ユーザは、図7のような画面表示を確認することにより、以前に問い合わせを試みた旅行ツアー「オーロラ鑑賞ツアー」用のコンテンツに関するコールバックであることを直ちに把握することができる。この結果、ユーザ自身にとって記憶が定かでないアドレス(オペレータ端末)からの着呼であっても、応答操作入力を行う前に、発呼元の用件が、該コンテンツに関するコールバックであることを把握することができ、いたずらや間違い等の不審を抱くことなく応答することができる。
以上、ネットワーク3を介して指定した所望のコンテンツを取得して閲覧することができるユーザが使用するテレビ電話装置(ユーザ端末)4の機能ブロック構成の一例を説明したが、次に、本実施形態におけるテレビ電話装置(オペレータ端末)5の機能構成の一例を図8に示す。
図8は、テレビ電話装置(ユーザ端末)のユーザが閲覧するコンテンツを運用管理しているオペレータが使用する本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)の構成の一例を示す機能ブロック構成図で、図中、5は本発明による情報処理装置、例えば、テレビ電話装置(オペレータ端末)で、テレビ電話装置(オペレータ端末)5は、操作入力部31と、表示処理部32と、通信部33と、スピーカ34と、マイク35と、カメラ36と、コンテンツ生成部40と、コンテンツ蓄積部41と、コンテンツ配信部42と、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43と、参照コンテンツ内容処理部44と、アドレス記憶部45と、テレビ電話処理部46と、応答可否状態記憶部47と、問い合わせ情報記憶部48等から構成される。
操作入力部31は、オペレータからの入力を受け付ける部位であり、リモコン、ボタン、マウス、キーボードなどにより構成される。
表示処理部32は、オペレータに対する表示メッセージや、テレビ電話時にテレビ電話装置(ユーザ端末)4から送られてくる映像を出力する部位であり、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)モニタなどにより構成される。
通信部33は、外部装置と情報を送受信する部位であり、ネットワークカードやLANの接続端子などにより構成される。
スピーカ34は、オペレータに対する音声メッセージや、テレビ電話時にテレビ電話装置(ユーザ端末)4から送られてくる音声を出力する部位である。
マイク35は、テレビ電話時にテレビ電話装置(ユーザ端末)4に送るための音声を入力する部位である。
カメラ36は、テレビ電話時にテレビ電話装置(ユーザ端末)4に送るための映像を入力する部位である。
コンテンツ生成部40は、操作入力部31の指示により、コンテンツを生成する部位である。
コンテンツ蓄積部41は、コンテンツ生成部40で生成されたコンテンツを蓄積する部位である。
コンテンツ配信部42は、通信部33を介してテレビ電話装置(ユーザ端末)4にコンテンツ配信をおこなう部位である。
参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は、通信部33を介してテレビ電話装置(ユーザ端末)4から着呼したテレビ電話の呼制御を行なう、または、操作入力部31からの指示により通信部33を介してテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対してテレビ電話の呼制御を行なう部位である。
参照コンテンツ内容処理部44は、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43から指定されたコンテンツをコンテンツ蓄積部41から取得し、該コンテンツの情報を解析する部位である。
アドレス記憶部45は、当該テレビ電話装置(オペレータ端末)5のアドレス情報を記憶する部位である。
テレビ電話処理部46は、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43にて確立した呼に基づき、通信部33を介してテレビ電話装置(ユーザ端末)4と音声および映像の双方向ストリーム通信を行なう部位である。
応答可否状態記憶部47は、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43から受けた、オペレータの応答可否の状態を記憶する部位である。
問い合わせ情報記憶部48は、不在着呼となったテレビ電話装置(ユーザ端末)4からの問い合わせ要求呼の情報を蓄積する部位である。
図9は、本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)が取得するコンテンツ(テレビ電話装置(オペレータ端末)5が生成、配信)のデータ構造の一例を示す模式図であり、コンテンツのデータ構造としてSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)により記述されたコンテンツの記述例を示している。
図9に示すSMILコンテンツの記述例においては、ヘッダ<head>内の<inquiry−to>に示すように、問い合わせ先が、“bob@biloxi.example.com”であり、また、<contents−id>に示すように、コンテンツを一意に識別可能なコンテンツIDが、“%2F%B3%C6%BC%EF%BD%E8%CD”であり、コンテンツの内容に関するコンテンツ情報の一例を表している。また、コンテンツを表示するレイアウトとしては、<layout>に示すように、横640ドット×縦480ドットの表示レイアウトであり、また、コンテンツの実体は、<body>に示すように、映像コンテンツは、オーロラ鑑賞ツアー8日間の旅の案内用映像である「“aurora_tour.rm”」の映像情報であり、問い合わせ先を示す表示情報は、「“inquiry.jpg”」の画像情報である。
図10は、本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)においてコンテンツを生成し蓄積するまでの処理の一例を示すフローチャートであり、ユーザの閲覧に供するためのコンテンツを生成するテレビ電話装置(オペレータ端末)5における処理の流れを図示したものである。
以下の説明においては、一例として、図9に示したようなSMILコンテンツを作成する際の処理の流れについて説明する。
テレビ電話装置(オペレータ端末)5がオペレータから入力されたキーボード入力やリモコン入力などを操作入力部31で受け付け、コンテンツ生成用の入力であった場合、これをコンテンツ生成部40に渡す。(ステップS31)。
コンテンツ生成部40は、操作入力部31より取得したオペレータ入力に従って、例えば、図9に示したような、マルチメディアデータの記述用としてW3C(World Wide Web Consortium)にて制定されたXML(Extensible Markup Language)準拠のタグ言語の一つSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)に基づくコンテンツを生成し(ステップS32)、コンテンツ蓄積部41に蓄積する。
生成が終了した後、コンテンツ蓄積部41は、コンテンツ生成部40により生成されたコンテンツ、コンテンツのアドレス(URL)、SMILデータ、及び、コンテンツの検索用として、これらの各情報とコンテンツに関する情報とを蓄積する。該SMILデータに、コンテンツを一意に識別可能なコンテンツIDを含むようにしても良い(ステップS33)。
この場合、コンテンツ蓄積部41に生成したSMILコンテンツを蓄積する際に、例えば、図11に示すようなテーブル形式で、生成したSMILコンテンツを一意に識別可能なコンテンツIDと、該SMILコンテンツに関する情報とを、関連付ける情報を含むように蓄積する。
図11は、本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)に生成したコンテンツを蓄積する際の蓄積形式の一例を示すテーブル構成図であり、生成した該コンテンツを一意に識別可能なコンテンツIDと該コンテンツに関する情報とを関連付けるようなテーブルを、生成コンテンツと共にコンテンツ蓄積部41に蓄積している。図11に示すように、コンテンツIDとして、“%2F%B3%C6%BC%EF%BD%E8%CD”が、コンテンツに関する情報として、コンテンツ名(ツアー名)である“オーロラ鑑賞ツアー8日間の旅”が関連付けられて蓄積されており、コンテンツの検索を容易にしている。なお、コンテンツに関する情報として、図11ではコンテンツ名(ツアー名)の場合を示したが、場合によっては、該コンテンツを示すコンテンツコード(ツアーコード)、例えば、「S126528」といったコード形式のようなものであっても良い。
図12は、本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)において要求コンテンツを要求元のテレビ電話装置(ユーザ端末)へ配信するまでの処理の一例を示すフローチャートであり、テレビ電話装置(ユーザ端末)4からのコンテンツ取得閲覧要求を受け取り、要求されたコンテンツを、テレビ電話装置(ユーザ端末)4へ配信するまでのテレビ電話装置(オペレータ端末)5における処理の流れを図示したものである。
テレビ電話装置(オペレータ端末)5が、コンテンツを閲覧可能なユーザのテレビ電話装置(ユーザ端末)4からコンテンツの配信要求を通信部33にて受信すると、通信部33は、受信したコンテンツ配信要求により要求されているコンテンツのアドレス(URL)をコンテンツ配信部42に渡す(ステップS41)。
コンテンツ配信部42は、通信部33よりコンテンツのアドレス(URL)を受け取ると、コンテンツ蓄積部41よりコンテンツ検索用のテーブルを参照して該当するコンテンツを取得し、取得したコンテンツを通信部33に渡す(ステップS42)。
通信部33は、コンテンツ配信部42より受け取ったコンテンツを、ネットワーク3を介して、配信要求元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対して配信する(ステップS43)。
なお、前述した説明においては、ユーザからのコンテンツに関する問い合わせを受け付けるテレビ電話装置(オペレータ端末)5自身に、問い合わせ対象となるコンテンツが蓄積されていて、ユーザのコンテンツ取得閲覧要求に応じて、該テレビ電話装置(オペレータ端末)5から要求元のユーザのテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対して、要求されたコンテンツを配信する場合を示しているが、本発明は、かかる場合のみに限るものではない。例えば、別途インターネット上で公開するウェブサーバなどをコンテンツ蓄積装置として設けて、該ウェブサーバに生成済みのコンテンツを蓄積して配信するようにしても良いし、該ウェブサーバ上でコンテンツそのものを生成して蓄積するようにしても良い。かかる場合は、テレビ電話装置(オペレータ端末)5においては、ユーザからの問い合わせに直ちに応答できるように、該ウェブサーバに蓄積し配信したコンテンツとの関連付けを可能とするための情報のみを管理しても良く、例えばコンテンツIDとコンテンツの(ウェブサーバ上の)所在位置を示す情報との対応テーブルを少なくとも保存するようにしても良い。
図13は、本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)におけるテレビ電話着呼に関する処理の一例を説明するためのフローチャートであり、閲覧したコンテンツに関する問い合わせ要求を有するユーザが使用するテレビ電話装置(ユーザ端末)4からの問い合わせ情報付テレビ電話発呼が、該コンテンツを運用管理しているオペレータが使用するテレビ電話装置(オペレータ端末)5に着呼した際の、オペレータが使用するテレビ電話装置(オペレータ端末)5における処理の流れを図示したものである。
コンテンツに掲載している旅行ツアーを主催する旅行ツアー会社のオペレータが使用するテレビ電話装置(オペレータ端末)5の通信部33にて、テレビ電話装置(ユーザ端末)4からの、ネットワーク3を介した、該コンテンツを視聴閲覧したユーザの参照コンテンツ情報付テレビ電話着呼を検出(着信情報の検出)すると、着呼した参照コンテンツ情報付のテレビ電話の内容を参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43に渡す(ステップS51)。
ここで、参照コンテンツ情報付テレビ電話の着呼においては、テレビ電話装置(ユーザ端末)4のユーザが問い合わせ対象とするコンテンツ、例えば、旅行ツアー紹介用ウェブページのコンテンツに対応づけたコンテンツ識別情報、例えば、該コンテンツを一意に識別可能なコンテンツIDが付与されて着呼している。
次に、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は、通信部33より着呼した参照コンテンツ情報付のテレビ電話の内容を受け取ると、応答可否状態記憶部47を参照し、オペレータが該問い合わせに対応できるかどうかを判断する(ステップS52)。
オペレータが応答可能な状態であれば、応答可否状態記憶部47に記憶された応答可否状態を応答不可状態に変更して再記憶し、テレビ電話装置(ユーザ端末)4からの参照コンテンツ情報付テレビ電話着呼に含まれている、発呼元であるテレビ電話装置(ユーザ端末)4のアドレスとコンテンツIDを参照コンテンツ内容処理部44に渡す。
参照コンテンツ内容処理部44は、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43よりコンテンツIDを受け取ると、コンテンツ蓄積部41を参照して該コンテンツIDによって示されるコンテンツに関する情報を取得し、取得したコンテンツに関する情報を、問い合わせ内容を示すものとして表示処理部32に渡す。
表示処理部32は、参照コンテンツ内容処理部44より受け取った、コンテンツに関する情報を、問い合わせ内容を示すものとして出力表示する(ステップS53)。
しかる後、問い合わせ要求を確認したオペレータは、問い合わせ元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対して操作入力部31から応答を指示する。応答指示を受けた参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は、問い合わせ元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4とのテレビ電話通信を可能とするために、アドレス記憶部45から、当該テレビ電話装置(オペレータ端末)5のアドレスを取得して、問い合わせ元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対して、取得した当該テレビ電話装置(オペレータ端末)5のアドレスを付して応答すると共に、問い合わせ内容に対する応答として、オペレータからの映像及び/又は音声を、カメラ36及び/又はマイク35を介してテレビ電話処理部46に入力する。
ここで、アドレス記憶部45は、当該テレビ電話装置(オペレータ端末)5のアドレス(例えば、電話番号やIPアドレスなど)を蓄積している。
テレビ電話処理部46は、入力されてきたオペレータからの映像及び/音声を、通信部33に渡して、問い合わせ元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対して送信する。
また、通信部33は、テレビ電話装置(ユーザ端末)4より送信されてくる映像及び/又は音声をテレビ電話処理部46に渡す。
テレビ電話処理部46は、通信部33より受け取った音声をスピーカ34に渡し、通信部33より受け取った映像を表示処理部32に渡す。
これにより、テレビ電話装置(ユーザ端末)4のユーザとの間で、問い合わせ対象のコンテンツに関するテレビ電話通信を直ちに開始することができる。また、問い合わせ内容に関わるコンテンツを参照しながら、オペレータが迅速な対話型の問い合わせ応答を実施でき、顧客であるテレビ電話装置(ユーザ端末)4のユーザに対して問い合わせに適した対応を迅速に行なうことができる。
なお、スピーカ34は、テレビ電話処理部46より取得した音声を出力する。表示処理部32は、テレビ電話処理部46より取得した映像を表示する。一方、マイク35は、オペレータからの音声を取得し、テレビ電話処理部46に渡す。カメラ36は、オペレータからの映像を取得し、テレビ電話処理部46に渡す(ステップS54)。
テレビ電話装置(オペレータ端末)5がテレビ電話を終了すると、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は通信部33からテレビ電話終了を通知され、応答可否状態記憶部47の状態を応答可に変更する。
参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43が、通信部33より、着呼した参照コンテンツ情報付のテレビ電話の内容を受け取り、応答可否状態記憶部47を参照した際に、オペレータが応答不可な状態であったら、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は通信部33からネットワーク3を介して、問い合わせ元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4に、現在応答できないため、任意時間経過後に現在応答できない旨の返信メッセージを送信し、通信を終了する(ステップS55)。
その後、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は、テレビ電話装置(ユーザ端末)4からの参照コンテンツ情報付テレビ電話着呼に含まれていた、コンテンツIDと問い合わせ元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4のアドレスと着呼した時刻とを、該着呼が不在着呼となったという状態と対応付けて問い合わせ情報記憶部48に記憶し、着呼処理を終了する(ステップS56)。
このとき蓄積する着呼時刻は、複数の不在着呼情報のコールバック要求順を管理する目的のものであり、着呼時刻ではなく、例えば、単に着呼した順番の番号としても良い。
このとき、テレビ電話装置(ユーザ端末)4が、コールバック要求先となるテレビ電話装置のアドレスを参照コンテンツ情報付テレビ電話着呼に含んで通知してきた場合に、該アドレスを問い合わせ情報記憶部48に記憶しても良い。
図14は、本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)におけるコールバックテレビ電話発呼に関する処理の一例を説明するためのフローチャートであり、応答不可な状態にあるテレビ電話装置(オペレータ端末)5において、テレビ電話装置(ユーザ端末)4からの問い合わせ情報付テレビ電話不在着呼が発生した後に、オペレータがコールバック要求を確認し、テレビ電話装置(オペレータ端末)5からテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対してコールバックのための参照コンテンツ情報付テレビ電話発呼をおこない、テレビ電話が開始する際の処理の流れを図示したものである。
テレビ電話装置(オペレータ端末)5は、例えば、旅行ツアーを紹介する番組のコンテンツについてテレビ電話装置(ユーザ端末)4から既に問い合わせ不在着呼をうけており、その際オペレータが応答できない状態である旨を通知し、不在着呼として該通信が終了している状態にある。
この状態において、例えば、別のテレビ電話の終了により、応答ができない状態から応答可能な状態になると、テレビ電話装置(オペレータ端末)5の応答可否状態記憶部47が応答可能状態になる(ステップS61)。
このとき、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は問い合わせ情報記憶部48を参照し、不在着呼として蓄積された情報があれば、該情報を読み込む。ここで、不在着呼情報が複数蓄積されていたとき、同時に蓄積されている着呼時刻を参照し、該着呼時間がもっとも古い不在着呼情報を読み込む(ステップS62)。
このとき、不在着呼情報が何件蓄積されているかをカウントし、コールバック要求件数として参照コンテンツ内容処理部44に渡し、表示処理部32に出力させても良い。
参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は読み込んだ不在着呼情報を参照コンテンツ内容処理部44にコールバック要求情報として渡す。そして、参照コンテンツ内容処理部44は該コンテンツIDに対応するコンテンツ蓄積部41のコンテンツと該不在着呼の発呼元であるテレビ電話装置(ユーザ端末)4のアドレスを表示処理部32に渡し、表示処理部32にて、テレビ電話装置(ユーザ端末)4から該問い合わせに関する不在着呼があった旨のメッセージを出力表示し、コールバック操作を促す(ステップS63)。
このとき、オペレータの操作により、問い合わせ情報記憶部48に蓄積されている別の不在着呼情報を読み込み直し、再度コールバック要求情報として出力表示、コールバック操作できるようにしても良い。また、コールバック操作入力を通知要求せずにコールバック発呼をおこなうようにしても良い。
コールバック要求表示を確認したオペレータがコールバック発呼要求の入力操作をおこなうと、操作入力部31から参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43に発呼要求が伝えられ、参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は、参照コンテンツ情報付テレビ電話発呼を要求するために、問い合わせ情報記憶部48に蓄積された該不在着呼の際受け取った発呼元アドレスであるテレビ電話装置(ユーザ端末)4のアドレスをコールバック先アドレスとし、該コールバック先アドレスとコンテンツIDと当該テレビ電話装置(オペレータ端末)5のアドレスを予め定めた所定の形式に整えて、通信部33に渡す。
そして、通信部33は、コールバック先アドレス、コンテンツID、テレビ電話装置(オペレータ端末)5のアドレスを用いて、コールバック先アドレスが示すテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対して、即ち、不在発呼をおこなったユーザが使用するテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対して、問い合わせ対象のコンテンツの識別が可能なコンテンツIDを発呼と同時に送信(発信情報の発信)する、いわゆる、参照コンテンツ情報付のテレビ電話を発呼する(ステップS64)。
その後、通信部33が、テレビ電話装置(ユーザ端末)4からの応答メッセージを受信すると、テレビ電話装置(ユーザ端末)4より送信されてくる音声及び/又は映像を、テレビ電話に関する処理を司るテレビ電話処理部46に渡す。
テレビ電話処理部46は、通信部33より受け取った音声をスピーカ34に渡し、通信部33より受け取った映像を表示処理部32に渡す。
また、テレビ電話処理部46は、マイク35より入力されたユーザからの音声を通信部33に渡し、カメラ36より入力されたユーザからの映像を通信部33に渡し、テレビ電話装置(ユーザ端末)4に対して送信する。これにより、対話型のコールバック応答が実現する。
なお、スピーカ34は、テレビ電話処理部46より取得した音声を出力する。表示処理部32は、テレビ電話処理部46より取得した映像を表示する。一方、マイク35は、ユーザからの音声を取得し、テレビ電話処理部46に渡す。カメラ36は、ユーザからの映像を取得し、テレビ電話処理部46に渡す(ステップS65)。
このとき、コールバック発呼先のユーザが、不在などにより応答できない場合に備え、あらかじめ定められた回数呼び出しを行っても応答がなかった場合に、問い合わせ情報記憶部48に蓄積されている、該ユーザの不在着呼蓄積情報の着呼時刻を現在の時刻として再蓄積する。着呼時刻をオペレータの操作によって、再蓄積をせずに削除できるようにしても良い。
コールバック発呼通信が終了すると、該コールバックの際に参照した、問い合わせ情報記憶部48に蓄積されている不在着呼蓄積情報を削除し、テレビ電話装置(オペレータ端末)5の応答可否状態記憶部47が応答可能状態になる。その後、上述したステップS61の処理に戻り、以下、不在着呼蓄積情報がなくなるまで(ステップS66にてYES)処理を繰り返す。
図15は、本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)に表示する問い合わせ対象のコンテンツに関する情報の表示例を示す模式図であり、参照コンテンツ情報付テレビ電話の着呼を検出した際に表示処理部32に表示する問い合わせ内容即ち問い合わせ対象のコンテンツに関する参照コンテンツ情報の表示例を図示したものである。
図15のような画面表示を確認することにより、オペレータは、前述したような(図5の説明参照)、旅行ツアー「オーロラ鑑賞ツアー」用のコンテンツに関する問い合わせであることを直ちに把握することができる。この結果、問い合わせをしてきたユーザ(顧客)がどのコンテンツに関する問い合わせをしているかを迅速に把握することができ、当該問い合わせのコンテンツ内容に応じた応答、手元資料の参照をおこなうことで、問い合わせ先の顧客に迅速に対応させることができる。
図16は、本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)に表示する問い合わせ対象のコンテンツに関するコールバック要求情報の表示例を示す模式図であり、参照コンテンツ情報付テレビ電話の不在着呼を受けた後に表示処理部32に表示するコールバック要求内容即ち問い合わせ対象のコンテンツに関する情報の表示例を図示したものである。
図16のような画面表示を確認することにより、オペレータは、前述したような(図5の説明参照)、旅行ツアー「オーロラ鑑賞ツアー」用のコンテンツに関するコールバック要求であることを直ちに把握することができる。この結果、問い合わせをしてきたユーザ(顧客)がどのコンテンツに関する問い合わせをしたいのかを迅速に把握することができ、当該問い合わせのコンテンツ内容に応じた応答、手元資料の参照をおこなうことで、コールバックのためのテレビ電話通信開始後、コールバック先の顧客に迅速に対応させることができる。
図17は、本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)のテレビ電話発呼に対するテレビ電話装置(オペレータ端末)からの応答の様子を表示している模式図であり、テレビ電話装置(ユーザ端末)4からの参照コンテンツ情報付テレビ電話の発呼に対するテレビ電話装置(オペレータ端末)5からの応答の様子をテレビ電話装置(ユーザ端末)4に表示する表示例を図示したものである。
図17の表示例では、テレビ電話装置(ユーザ端末)4に対してテレビ電話装置(オペレータ端末)5のオペレータがテレビ電話にて応答している様子を表示している。また、オペレータから送信されるテレビ電話カメラ映像とともに、問い合わせをおこなう際に閲覧していたコンテンツ内容も表示されている。
問い合わせ情報付テレビ電話の着呼を受け付けたテレビ電話装置(オペレータ端末)5のオペレータは、発呼元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4のユーザがどのツアーに関して問い合わせを行なっているかを既に把握しているので、図17に示すように、応答時に、オペレータは、直ちに「○○旅行会社のオペレータの××です。オーロラ鑑賞ツアー8日間の旅についてお問い合わせいただきありがとうございます。」と音声により応答することができる。従って、テレビ電話装置(ユーザ端末)4のユーザは、テレビ電話装置(オペレータ端末)5のオペレータに対して、改めてどのツアーに関して問い合わせを行ないたいかを説明する煩わしさから解放されると共に、このような説明に要する時間に対して課金される通信料金を削減することができる。
前述した参照コンテンツ情報付テレビ電話発呼を、SIPプロトコルを用いて行なう場合の発呼用メッセージ即ちSIP INVITEメッセージについて説明する。
図18は、SIPプロトコルにおける問い合わせ発呼用のメッセージであるINVITEメッセージのデータ構造の一例を示す模式図であり、SIP INVITEメッセージとして、問い合わせ情報付テレビ電話発呼用メッセージの一例を示している。
図18に示すSIP INVITEメッセージにおいて、「From:」欄の「alice@atlanta.example.com」は、発呼元となるテレビ電話装置(ユーザ端末)4のSIPアドレス、「T0:」欄の「bob@biloxi.example.com」は、問い合わせ先となる発呼相手のSIPアドレスをそれぞれ示している。また、下段の段落にある「i=%2F%B3%C6%BC%EF%BD%E8%CD」が、コンテンツの内容に関する情報として、当該コンテンツを一意に識別可能なコンテンツIDを表している。
以上、前述した実施例では、コンテンツに対応づけるコンテンツ識別情報を、該コンテンツを一意に識別可能なコンテンツIDとして説明したが、該コンテンツ識別情報は、例えば、テレビ電話装置(ユーザ端末)4が独自につけた識別子でも良く、その場合、テレビ電話装置(オペレータ端末)5は、参照コンテンツ情報付テレビ電話着呼時やコールバックテレビ電話発呼要求表示時に、問い合わせ対象のコンテンツを表示しなければ良い。
発呼元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4と発呼相手のテレビ電話装置(オペレータ端末)5との間で、以上に説明した問い合わせ情報付テレビ電話発呼を、SIPプロトコルを用いて行なう場合のメッセージの流れを図19、図20を用いて更に説明する。
図19は、SIPプロトコルを用いた場合において、参照コンテンツ情報付テレビ電話通信を開始するまでに、送受信されるメッセージのシーケンスを示すシーケンスチャートである。
まず、発呼元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4の参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23が、図18に例示するような、問い合わせ対象のコンテンツを識別可能なコンテンツIDを含むSIP INVITEメッセージ(発信情報)を生成して、通信部13に対してテレビ電話による問い合わせの発呼要求をすると、通信部13は、ネットワーク3を介して、該SIP INVITE(メッセージM1)メッセージを、発呼相手のテレビ電話装置(オペレータ端末)5に対して送信する。
該SIP INVITEメッセージを受信した(着信情報の着信)テレビ電話装置(オペレータ端末)5の参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は、オペレータからの応答指示を受け取ると、応答した旨を示すSIP OKメッセージを生成して、通信部33に引き渡し、通信部33は、ネットワーク3を介して、該SIP OKメッセージ(メッセージM2)を、発呼元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対して送信する。
テレビ電話装置(ユーザ端末)4の参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23が、発呼相手のテレビ電話装置(オペレータ端末)5からSIP OKメッセージを受信すると、SIP OKメッセージを受信した旨を示すSIP ACKメッセージを生成して、通信部13に引き渡し、通信部13は、ネットワーク3を介して、該SIP ACKメッセージ(メッセージM3)を、発呼相手のテレビ電話装置(オペレータ端末)5に対して送信する。
以上のメッセージ交換により、発呼元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4のテレビ電話処理部26と発呼相手のテレビ電話装置(オペレータ端末)5のテレビ電話処理部46とが起動されて、テレビ電話装置(ユーザ端末)4とテレビ電話装置(オペレータ端末)5との間で音声や映像の通信が開始され、問い合わせに対するテレビ電話が行なわれる状態に移行する。
図20は、SIPプロトコルを用いた場合において、不在発着呼として通信が終了するまでに、送受信されるメッセージのシーケンスを示すシーケンスチャートである。
まず、発呼元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4の参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23が、図18に例示するような、問い合わせ対象のコンテンツを識別可能なコンテンツIDを含むSIP INVITEメッセージ(発信情報)を生成して、通信部13に対してテレビ電話による問い合わせの発呼要求をすると、通信部13は、ネットワーク3を介して、該SIP INVITEメッセージ(メッセージM11)を、発呼相手のテレビ電話装置(オペレータ端末)5に対して送信する。
該SIP INVITEメッセージを受信した(着信情報の着信)テレビ電話装置(オペレータ端末)5の参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は、応答可否状態管理部を参照し、応答不可であると判断すると、応答不可な状態である旨を示すSIP BUSYメッセージを生成して、通信部33に引き渡し、通信部33は、ネットワーク3を介して、該SIP BUSYメッセージ(メッセージM12)を、発呼元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4に対して送信する。
テレビ電話装置(ユーザ端末)4の参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部23が、発呼相手のテレビ電話装置(オペレータ端末)5からSIP BUSYメッセージを受信すると、SIP BUSYメッセージを受信した旨を示すSIP ACKメッセージを生成して、通信部13に引き渡し、通信部13は、ネットワーク3を介して、該SIP ACKメッセージ(メッセージM13)を、発呼相手のテレビ電話装置(オペレータ端末)5に対して送信する。
上述したメッセージ交換により、発呼元のテレビ電話装置(ユーザ端末)4のテレビ電話処理部26から発呼相手のテレビ電話装置(オペレータ端末)5のテレビ電話処理部46に対するテレビ電話接続要求が不成立となり通信が終了する。
以上に説明したテレビ電話装置(オペレータ端末)5において、問い合わせに応対できるオペレータが複数いるとき、図8をもって説明した、操作入力部31、表示処理部32、スピーカ34、マイク35、カメラ36、テレビ電話処理部46は複数、例えば、オペレータの人数分存在しても良い。
このとき、応答可否状態記憶部47は、該テレビ電話装置(オペレータ端末)5を利用しているオペレータの人数分の応答可否状態を記憶する。
また、各オペレータの詳細な応答可否状態として、問い合わせ内容ごとに、各オペレータの応答可否状態を記憶しても良い。このとき、テレビ電話装置(ユーザ端末)4から参照コンテンツ情報付テレビ電話が着呼すると、着呼した参照コンテンツ情報付のテレビ電話の内容を受けた参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部43は、応答可否状態記憶部47を参照し、現在該問い合わせに対応できるオペレータが存在するかどうかを判断し、存在すれば、該オペレータがテレビ電話装置を操作して前述したように問い合わせ着呼処理をおこなう。また、現在対応できるオペレータが存在しなければ、前述したように問い合わせ着呼処理を終了し、以後、該問い合わせに対応可能なオペレータが発生したら、該オペレータがテレビ電話装置を操作して前述したようにコールバックテレビ電話発呼処理をおこなう。
オペレータが、通信終了後、書類記入処理をする場合または一時的な休息を取る場合等、テレビ電話装置を操作できないときには、オペレータ自身が操作入力部31を操作することによりオペレータの応答可否状態を変更することができるようにしてもよい。
以上に詳述した本発明に係るテレビ電話装置及びテレビ電話通信システムの一実施形態として例示したシステム構成を備えることにより、ユーザの問い合わせ対象となるコンテンツ、例えば、商品やサービス内容を示すコンテンツを特定可能なコンテンツ情報を発呼時に同時に付加してテレビ電話を発呼したが、問い合わせ先オペレータが応答できない状態にあるとき、ユーザから問い合わせ先のオペレータにコールバック要求が通知される。コールバック要求を受けたオペレータは、その問い合わせ内容を確認してからコールバックをおこなうことができ、また、ユーザは、時間経過後のコールバック着呼時においても、応答操作前に、ユーザが問い合わせ対象としたコンテンツを確認できる。
かくのごとく、ユーザは、再問い合わせの通信や手間も節減でき、また、問い合わせを受けるオペレータ側は、コールバックの際に、以前に問い合わせを受けた件でのコールバックである旨を説明する手間、および、通信料金が節減できる。
なお、本発明のテレビ電話装置4およびテレビ電話装置5は、プログラムとしても実現可能である。このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されており、各処理は上記プログラムによって実現される。記録媒体の例としては、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVDなどの光ディスクなどからなるディスク系、ICカードや光カード等のカード系、マスクROM、FPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを記録する媒体などいずれであってもよい。
該テレビ電話装置をプログラムとして実現することにより、そのプログラムが取得、実行でき、かつ前記ネットワーク3との接続が可能であれば、利用者は、場所、筐体によらずテレビ電話装置を稼動することが可能であり、問い合わせ情報やアドレス情報を、記憶媒体または電子メールのような媒介手段によって転送することにより、いかなる筐体においても同一の利用者情報、問い合わせ履歴をもってテレビ電話装置を利用することが可能となる。これにより、例えば、オペレータは、複数の勤務先や出張先において通常と同様のオペレータ業務が可能となり、例えば、ユーザは、家庭内のPCから問い合わせたコンテンツについて、外出先で携帯電話端末にコールバックを受信するといったことが可能となる。
本発明に係るテレビ電話装置の接続構成の一例を簡単に説明するための模式図である。 一般ユーザが使用する本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)の構成の一例を示す機能ブロック構成図である。 本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)においてコンテンツを表示するまでの処理の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)におけるテレビ電話発呼に関する処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)に出力表示するコンテンツの表示例を示す模式図である。 本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)におけるテレビ電話着呼に関する処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)におけるコールバックテレビ電話着呼に関する情報の表示例を示す模式図である。 オペレータが使用する本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)の構成の一例を示す機能ブロック構成図である。 本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)が取得するコンテンツのデータ構造の一例を示す模式図である。 本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)においてコンテンツを生成し蓄積するまでの処理の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)に生成したコンテンツを蓄積する際の蓄積形式の一例を示すテーブル構成図である。 本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)において要求コンテンツを要求元のテレビ電話装置(ユーザ端末)へ配信するまでの処理の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)におけるテレビ電話着呼に関する処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)におけるコールバックテレビ電話発呼に関する処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)に表示する問い合わせ対象のコンテンツに関する情報の表示例を示す模式図である。 本発明に係るテレビ電話装置(オペレータ端末)に表示するコールバック要求に関する情報の表示例を示す模式図である。 本発明に係るテレビ電話装置(ユーザ端末)のテレビ電話発呼に対するテレビ電話装置(オペレータ端末)からの応答の様子を表示している例を示す模式図である。 SIPプロトコルにおける問い合わせ発呼用のメッセージであるINVITEメッセージのデータ構造の一例を示す模式図である。 SIPプロトコルを用いた場合において、参照コンテンツ情報付テレビ電話通信を開始するまでに、送受信されるメッセージのシーケンスを示すシーケンスチャートである。 SIPプロトコルを用いた場合において、不在発着呼として通信を終了するまでに、送受信されるメッセージのシーケンスを示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1…情報処理装置、2…情報処理装置、3…ネットワーク、4…テレビ電話装置(ユーザ端末)、5…テレビ電話装置(オペレータ端末)、11…操作入力部、12…表示処理部、13…通信部、14…スピーカ、15…マイク、16…カメラ、21…コンテンツ取得部、22…コンテンツ解析部、23…参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部、24…参照コンテンツ情報記憶部、25…アドレス記憶部、26…テレビ電話処理部、27…参照コンテンツ内容処理部、31…操作入力部、32…表示処理部、33…通信部、34…スピーカ、35…マイク、36…カメラ、40…コンテンツ生成部、41…コンテンツ蓄積部、42…コンテンツ配信部、43…参照コンテンツ情報付テレビ電話発着呼部、44…参照コンテンツ内容処理部、45…アドレス記憶部、46…テレビ電話処理部、47…応答可否状態記憶部、48…問い合わせ情報記憶部。

Claims (25)

  1. 他の情報処理装置と通信する通信手段と、
    コンテンツを取得して閲覧するコンテンツ閲覧手段と、
    前記コンテンツ閲覧手段により閲覧したコンテンツに対して、該コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を対応付けるコンテンツ識別情報対応付け手段と、
    前記他の情報処理装置から着信情報を着信する着信手段と、
    前記着信した情報に、前記コンテンツ識別情報が付加されている場合に、前記コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツを表示する対応付けコンテンツ表示手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記他の情報処理装置に対して、前記コンテンツ識別情報及びコールバック先として指定する情報処理装置のアドレスを付加して発信情報を発信するコンテンツ識別情報付発信手段を有し、
    前記コンテンツ識別情報対応付け手段は、前記コンテンツ識別情報付発信手段を用いて発信情報を発信した場合に、前記コンテンツ及び前記コンテンツ識別情報との対応付け情報を蓄積することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記着信手段に着信情報が着信した際に、該着信情報にコンテンツ識別情報が付加されており、該コンテンツ識別情報が対応付け情報とともに蓄積されていれば、前記対応付けコンテンツ表示手段にて、該コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツを表示するとともに、該着信は、以前の問い合わせに対するコールバックであることを表示することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記通信手段は、テレビ電話装置であり、
    前記テレビ電話装置は、前記コンテンツ識別発信手段を用いて発信情報の発信を行なった場合に、テレビ電話通信時に、通信相手である、前記他の情報処理装置から送信されてくる映像とともに、前記対応付けコンテンツ表示手段にて、該コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツを表示することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記他の情報処理装置に対して、前記コンテンツ識別情報及びコールバック先として指定する情報処理装置のアドレスを付加して発信情報を発信するコンテンツ識別情報付発信手段を有し、
    前記コンテンツ識別情報対応付け手段は、前記コンテンツ識別情報付発信手段で発信情報を発信した際に、発信先との通話が成立しない場合に、前記コンテンツと前記コンテンツ識別情報との対応付け情報を蓄積することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記コンテンツ識別情報は、コンテンツを特定することが可能なコンテンツID又はコンテンツを参照できるURLであることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記他の情報処理装置と通信する通信手段は、テレビ電話装置であることを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置において、
    前記テレビ電話装置は、前記着信手段に着信情報が着信した際に、該着信情報にコンテンツ識別情報が付加されていれば、テレビ電話通信時に、通信相手である前記他の情報処理装置から送信されてくる映像とともに、前記対応付けコンテンツ表示手段にて、該コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツを表示することを特徴とする情報処理装置。
  9. 他の情報処理装置と通信する通信手段と、
    前記他の情報処理装置から、コンテンツ識別情報が付加された着信情報を着信するコンテンツ識別情報付着信手段と、
    前記コンテンツ識別情報と、コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとを組にして蓄積するコンテンツ識別情報蓄積手段と、
    前記コンテンツ識別情報蓄積手段に蓄積されたコールバック指定先の情報処理装置のアドレスに対して、前記他の情報処理装置のアドレスと組にして蓄積されたコンテンツ識別情報を付加して発信情報を発信するコンテンツ識別情報付コールバック発信手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項9に記載の情報処理装置において、
    前記通信手段の1つが、少なくとも通信中である状態において、該通信手段の利用者が新たな着信に対して応答できない状態にある、という応答拒否状態を認識する応答拒否状態識別手段と、
    前記コンテンツ識別情報蓄積手段によって蓄積された、コンテンツ識別情報と前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとの組に、該着信が不在着信となった、という不在着信情報を対応づけて蓄積する不在着信情報蓄積手段とを有し、
    前記不在着信情報蓄積手段は、前記コンテンツ識別情報付着信手段で着信情報を着信した際に全ての利用者が応答拒否状態である場合に、前記不在着信情報を蓄積することを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項10に記載の情報処理装置において、
    前記応答拒否状態を利用者の操作入力によって変更することが可能な、応答拒否状態変更手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項10に記載の情報処理装置において、
    前記コンテンツ識別情報付コールバック発信手段は、前記応答拒否状態が解除され、前記不在着信情報蓄積手段により前記コンテンツ識別情報と前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとが組になって不在着信として蓄積されている場合に、
    前記蓄積されているコールバック指定先の情報処理装置のアドレスに発信情報を発信することを特徴とする情報処理装置。
  13. 請求項10に記載の情報処理装置において、
    前記通信手段は、前記不在着信情報蓄積手段により前記コンテンツ識別情報と前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとが組になって不在着信として蓄積されている場合に、
    前記コンテンツ識別情報付コールバック発信手段によりコールバック指定先に対して発信情報の発信をおこない、通信が成功したら、蓄積されていた該不在着信情報を削除することを特徴とする情報処理装置。
  14. 請求項9に記載の情報処理装置において、
    前記通信手段の1つが、少なくとも通信中である状態において、該通信手段の利用者が新たな着信に対して応答できない状態にある、という応答拒否状態を認識する応答拒否状態識別手段を有し、
    前記通信手段は、前記他の情報処理装置から着信情報を着信した際に、前記応答状態識別手段にて、全ての利用者が応答拒否状態であると認識した場合に、現在応答できない状態である旨を発信元に返信することを特徴とする情報処理装置。
  15. 請求項9に記載の情報処理装置において、
    前記通信手段の1つが、少なくとも通信中である状態において、該通信手段の利用者が新たな着信に対して応答できない状態にある、という応答拒否状態を認識する応答拒否状態識別手段と、
    前記コンテンツ識別情報蓄積手段によって蓄積された、コンテンツ識別情報と前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとの組に、該着信が不在着信となった、という不在着信情報を対応づけて蓄積する不在着信情報蓄積手段とを有し、
    前記通信手段は、前記他の情報処理装置から着信情報を着信した際に、前記応答状態識別手段にて、全ての利用者が応答拒否状態であると認識した場合に、前記不在着信情報蓄積手段にて、前記不在着信情報を蓄積し、現在応答できない状態である旨を発信元に返信することを特徴とする情報処理装置。
  16. 請求項9に記載の情報処理装置において、
    前記コンテンツ識別情報は、コンテンツを特定することが可能なコンテンツID又はコンテンツを参照できるURLであり、
    前記コンテンツ識別情報により特定されたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示する、コンテンツ情報表示手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  17. 請求項16に記載の情報処理装置において、
    前記コンテンツ情報表示手段は、前記応答拒否状態が解除され、前記不在着信情報蓄積手段により前記コンテンツ識別情報と前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとが組になって不在着信として蓄積されている場合に、
    該コンテンツ識別情報により特定されたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示することを特徴とする情報処理装置。
  18. 請求項16に記載の情報処理装置において、
    前記コンテンツ情報表示手段は、前記コンテンツ識別情報付着信手段に着信情報が着信した際に、該着信情報にコンテンツ識別情報が付加されていれば、
    コンテンツ識別情報蓄積手段にて該コンテンツ識別情報により特定されたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示することを特徴とする情報処理装置。
  19. 請求項16に記載の情報処理装置において、
    前記コンテンツ情報表示手段は、前記コンテンツ識別情報蓄積手段にて蓄積された前記コールバック指定先に対して、前記通信手段により発信情報を発信する場合に、少なくとも発信をおこなう前または発信中に、前記コンテンツ識別情報蓄積手段にて該コールバック指定先に対応付けられたコンテンツ識別情報により特定されたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示することを特徴とする情報処理装置。
  20. 請求項16に記載の情報処理装置において、
    前記通信手段は、テレビ電話装置であり、
    前記テレビ電話装置は、前記コンテンツ識別情報付着信手段に着信情報が着信した際に、該着信情報にコンテンツ識別情報が付加されていれば、
    テレビ電話通信時に、通信相手である、前記他の情報処理装置から送信されてくる映像とともに、前記コンテンツ情報表示手段にて、該コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示することを特徴とする情報処理装置。
  21. 請求項16に記載の情報処理装置において、
    前記通信手段は、テレビ電話装置であり、
    前記テレビ電話装置は、前記コンテンツ識別情報付コールバック発信手段にてコンテンツ識別情報を付加して発信情報を発信した際に、
    テレビ電話通信時に、通信相手である前記他の情報処理装置から送信されてくる映像とともに、前記コンテンツ情報表示手段にて該コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツまたはコンテンツの関連情報を表示することを特徴とする情報処理装置。
  22. 請求項9に記載の情報処理装置において、
    前記通信手段は、テレビ電話装置であることを特徴とする情報処理装置。
  23. 請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置をコンピュータに実行させるプログラム。
  24. 請求項9乃至22のいずれかに記載の情報処理装置をコンピュータに実行させるプログラム。
  25. 他の情報処理装置と通信する通信手段と、
    コンテンツを取得して閲覧するコンテンツ閲覧手段と、
    前記コンテンツ閲覧手段により閲覧したコンテンツに対して、該コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を対応付けるコンテンツ識別情報対応付け手段と、
    前記他の情報処理装置から着信情報を着信する着信手段と、
    前記着信した着信情報に、前記コンテンツ識別情報が付加されている場合に、前記コンテンツ識別情報に対応付けられたコンテンツを表示する対応付けコンテンツ表示手段と、を有する情報処理装置
    、及び、
    他の情報処理装置と通信する通信手段と、
    前記他の情報処理装置から、コンテンツ識別情報が付加された着信情報を着信するコンテンツ識別情報付着信手段と、
    前記コンテンツ識別情報と、前記コールバック指定先の情報処理装置のアドレスとを組にして蓄積するコンテンツ識別情報蓄積手段と、
    前記コンテンツ識別情報蓄積手段に蓄積されたコールバック指定先の情報処理装置のアドレスに対して、前記他の情報処理装置のアドレスと組にして蓄積されたコンテンツ識別情報を付加して発信情報を発信するコンテンツ識別情報付コールバック発信手段とを有する情報処理装置からなることを特徴とする通信システム。
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