JP2007184768A - メッセージサーバ - Google Patents

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Mitsuru Hirakawa
満 平川
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Abstract

【課題】IP電話や一般電話を用いずにパソコン等の端末機器から音声メッセージを指定した日時に受信者のIP電話または一般電話に送信する。
【解決手段】画面インターフェースを介して受信する音声メッセージの受信者及び送信日時を記憶する管理データベースと、音声メッセージを蓄積する音声蓄積手段と、前記管理データベースに記憶された送信日時にメッセージ受信者の電話にIP網を介して発呼して前記音声蓄積手段に蓄積された音声メッセージを伝えるIP電話手段を備えていることを特徴とするメッセージサーバを提供している。
【選択図】図2

Description

本発明は、IP電話網に接続されるメッセージサーバに関し、特に、IP電話からの音声メッセージの送信ではなく、パソコンから送信される音声メッセージをIP電話網を介してメッセージ受信者のIP電話または一般電話に所定時間に送信するものである。
従来より、通信ネットワークを経由して様々な情報を複数の受信装置に対して送信するシステムが提供されている。例えば、特開2004−64566号公報(特許文献1)では、音声信号による通信を行うIP電話サービスの加入者が所有する電話端末(IP電話)に対して、IP電話から通信ネットワーク(IP網)を経由して音声メッセージを送信するメッセージ送信システムが提供されている。
前記メッセージ送信システムでは、送信者はIP電話を操作してメッセージ送信手段にアクセスし、音声メッセージの送信予約時間や音声メッセージの種別を入力することにより、音声メッセージの送信の予約を行っている。また、メッセージ送信手段は、要求した送信予約時間にIP電話を呼び出し、利用者がIP電話を受信した時に登録された音声メッセージを送信するシステムとなっている。
しかしながら、特許文献1の構成にすると、まず、送信者がIP電話で送信して受信者がIP電話で受信するシステムであるため、IP電話を利用しなければメッセージの送受信することができず、利用者はIP電話の所有者に限られることとなる。
また、音声メッセージの登録や選択、送信日時、メッセージ受信者等の登録はIP電話を使用して行うこととなるが、これらの登録をIP電話を使用して音声メッセージ等で登録することは煩わしい操作となる。
さらに、特許文献1の構成ではIP電話を通じて音声メッセージを入力することとなるが、IP電話網の障害が発生した場合、音声メッセージの内容が明瞭でなくなる恐れもある。
さらにまた、メッセージ送信手段はメッセージが受信されたか否かの送信履歴を残す機能を有しているが、メッセージ受信者の発したメッセージや応答状況の詳細までは記録する機能を備えていない。よって、メッセージを依頼した送信者にとっては、受信者の応答状況を知りたい要求がある場合には、該要求が満たされないこととなる。
特開2004−64566号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、IP電話や一般電話からでなく、パソコン等の画面インターフェースと録音機能を有する端末機器から送信されるメッセージを、IP網を介して相手方のIP電話や一般電話に、送信時間を指定して送信することができようにしたメッセージサーバを提供することを課題としている。
かつ、音声メッセージの登録が容易に行え、IP電話網の障害の影響を受けない音声メッセージを送信でき、さらに、メッセージ送信者が受信者の詳細な応答状況を確認できるようにすることも課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、画面インターフェースを介して受信する音声メッセージの受信者及び送信日時を記憶する管理データベースと、
音声メッセージを蓄積する音声蓄積手段と、
前記管理データベースに記憶された送信日時にメッセージ受信者の電話にIP網を介して発呼して前記音声蓄積手段に蓄積された音声メッセージを伝えるIP電話手段を備えていることを特徴とするメッセージサーバを提供している。
前記したように、本発明に係わるメッセージサーバは、メッセージ送信者からの音声メッセージをIP電話や一般電話からではなく、IP網を介して、画面インターフェースを介して受信できるようにしている。よって、メッセージ送信者は、IP電話や一般電話ではなく、画面インターフェースを有するパソコンからIP電話網を介して音声メッセージを送信することができ、その結果、パソコンを所持しておれば、IP電話や一般電話が無い場所からも音声メッセージを所定の日時に相手方(受信者)のIP電話や一般電話に送信することができる。
このように、画面インターフェースを介して受信するため、初期の登録設定時においても、一般電話機やIP電話機からの登録に比べて、送信日時等の設定などの操作を画面上で行うことができるため、登録が行いやすくなる。
さらに、IP電話や一般電話からリアルタイムで音声データを受信する場合には、IP電話網の障害により音声パケットが欠損する恐れがあるが、本発明では音声メッセージはIP網を介して1つのファイルとして受信するため、障害による影響を受けない。
本発明のメッセージサーバに対して音声メッセージを送信できる端末機器は、パソコン等の画面インターフェースと録音機能を有する端末機器であれば、どのような端末機器でも良い。
具体的には、汎用されているパソコンが最も好適に用いられ、音声メッセージはパソコンが直接的に録音できる機能を有しておれば該録音部に入力し、録音機能を有していない場合には、予めボイスレコーダ等で録音された音声ファイルを、IP網を介して送信すると、本発明のメッセージサーバで受信することができる。
このように、パソコン等の画面インターフェースを有する端末機器を用いると、予め登録しているユーザID、パスワード、送信時間等を画面上で入力でき、受信者に伝えるメッセージだけを録音部で録音して送信すればよいため、操作性がよいものとなる。
また、IP網に接続可能な場所であれば、公衆無線LANエリア、インターネット、カフェ、ホテル、空港、自宅、会社など国内外を問わず、メッセージサーバに対してメッセージを送信することが可能となる。
本発明の受信した音声メッセージを相手方へ送信する前記IP電話手段は、IP網を通じてIP電話サーバおよび該IP電話網と公衆電話網に介在されるゲートウェイに接続されており、前記メッセージ受信者の電話がIP電話であっても一般電話であっても発呼しうる機能を有するものである。
このように、IP電話手段を介してIP網に接続し、さらにIP網と公衆電話網に介在するゲートウェイに接続することで、相手方のメッセージ受信者がIP電話機あるいは一般電話機のどちらを使用していても、音声メッセージを送信することができる。
本発明のメッセージサーバの前記管理データベースにはメッセージ受信者として複数人を設定できる構成としている。
このように、複数人を設定できると、例えばセールスなどの営業用の電話や、学校の連絡網など、複数人に同一内容の電話をかける必要のある用途に使用することができる。かつ、複数人が常に同一グループであれば一度設定しておくだけで次回から送信毎に設定する必要もなく、非常に便利なものとなる。
さらに、本発明のメッセージサーバの前記IP電話手段は、前記発呼に対する前記メッセージ受信者の応答状況を受信する機能を更に備え、
前記管理データベースは、前記応答状況を記憶し、該応答状況を電子メールまたは前記画面インターフェースを介して前記音声メッセージの依頼者に伝える機能を更に備えることが好ましい。
前記メッセージ受信者の応答状況とは、通話継続時間、メッセージ受信者の応答の有無、応答が有った場合の応答音声、応答信号音等を含む。
このように、受信者の応答状況をメッセージの依頼者(送信者)に詳細に伝える機能を持たせると、例えば、送信者は通話継続時間からメッセージが相手方に確実に伝わったか否か、受信が拒否されたか、留守であったか等の詳細を知ることができる。さらに、受信者が音声で応答した場合には、その応答内容まで把握することができ、利用者にとっての利便性を高めることができる。
本発明のメッセージサーバは、具体的には、さらに、パソコン等と送受信するウエブ送受信手段と、該ウエブ送受信手段と接続される音声データのパケット変換手段を備え、該パケット変換手段は前記音声蓄積手段と接続されると共に、該音声蓄積手段と前記ウエブ送受信手段とを前記管理データベースに接続している。
なお、本発明が対象とするメッセージサーバは、前記構成要素を1つの機器の内部に収容したものに限定されず、前記構成要素を夫々備えた複数の機器を接続した構成の場合も包含される。
上述したように、本発明のメッセージサーバは、IP電話や一般電話を使用することなくパソコン等の画面インターフェースと録音機能(あるいは録音ファイルの転送機能)を有する端末機器からIP網を介して音声メッセージを受け取り、画面で指定された送信日時および送信者に対してIP網を介してメッセージ受信者のIP電話や一般電話に音声メッセージを送信することができる。よって、例えば、パソコンを携帯しておれば、IP電話や一般電話がない場合にも、音声メッセージをメッセージ受信者のIP電話や一般電話に指定した日時に送信することができる。
また、音声メッセージや送信日時等の登録、メッセージ受信者の応答結果の参照などを画面インターフェースを介して行う構成とすることで、操作性が容易なメッセージサーバを提供することができる。
かつ、音声メッセージを録音しておき、ファイルとしてメッセージサーバに転送する構成とすることで、IP電話網の障害の影響を受けずに音声メッセージを送信することができる。
さらに、メッセージサーバの管理データベースにIP電話や一般電話の応答状況、すなわち通話継続時間、メッセージ受信者の応答音声の有無、その応答音声、応答信号等を記憶することで、メッセージ送信者が電子メールやWebブラウザによってメッセージ受信者の応答状況を確認でき、非常に利便性の高いものとすることができる。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図8を参照して説明する。
図1は本発明のメッセージサーバ20を接続した通信ネットワーク10の構成図である。通信ネットワーク10はIP網11と公衆電話網12からなり、メッセージサーバ20はIP網11に接続されている。また、IP網11にはメッセージ送信者のパソコン13と、メッセージ受信者のIP電話機14が接続され、さらに、IP網11にはIP電話サーバ15が接続されている。
前記IP網11と公衆電話網12の間にはゲートウェイ16が設けられており、公衆電話網12にはメッセージ受信者の一般電話機17が接続されている。
前記IP網11はパケット信号を伝達するTCP/IPを基盤としたネットワークで、例えば、インターネットなどである。公衆電話網12は公衆電話回線を用いたネットワークである。
IP電話サーバ15は、IP電話番号が予め登録されているサーバで、メッセージ受信者の電話番号がIP電話番号か否かを判断している。併せて、IP電話の呼制御機能を有する。
IP網11と公衆電話網12に介在させるゲートウェイ16は、機能面から見て、電話の接続・切断の手続きを行う信号である呼制御信号を変換するシグナリングゲートウェイと、音声信号を変換するメディアゲートウェイに分けられる。
IP網11を介してゲートウェイ16に入力された呼接続信号はシグナリングゲートウェイにより公衆電話網12に対応した信号に変換される。IP網11を介してゲートウェイ16に入力された音声パケット信号もメディアゲートウェイにより公衆電話網12に対応した音声信号に変換される。音声パケット信号は呼接続信号とは異なり、IP電話サーバ15は経由しない。
図2は本発明のメッセージサーバ20の構成を示すブロック図である。
メッセージサーバ20は、パソコン13にIP網11を介して接続されるウエブ送受信手段21、該ウエブ送受信手段21に接続される音声データのパケット変換手段22、該パケット変換手段22に接続される音声蓄積手段23、該音声蓄積手段23および前記ウエブ送受信手段21に接続される管理データベース24、該管理データベース24と接続されるIP電話手段25と、前記管理データベース24に接続される電子メール送信手段26を備えている。
前記IP電話手段25はIP網11、ゲートウエイ16を介して受信者のIP電話14と接続され、受信者が一般電話17の場合はIP網11、ゲートウエイ16、公衆電話網12を介して接続される。
前記構成のメッセージサーバ20は、送信者のパソコンから音声メッセージをIP網11を介して受け取り、この音声メッセージを受信者のIP電話14または一般電話17に送信する受信→送信機能と、受信者の応答結果を受け取ってメッセージ送信者へ応答する応答通知機能を有する。
なお、本実施形態では、メッセージサーバ20は前記手段21〜26を1つのハウジング内に収容した構成としているが、必ずしも1つのハウジング内に収容されている必要はない。
前記各構成手段の受信−送信機能について説明する。
メッセージサーバ20のウエブ送受信手段21は、メッセージ発信者のパソコン13とIP網11を介して接続され、ブラウザを介して音声メッセージファイルや送信日時等の登録内容を受信する。該ウエブ送受信手段21と接続された前記音声データのパケット変換手段22はウエブ送受信手段21で受信した登録内容のうち音声メッセージファイルを音声パケット用データに変換後、音声蓄積手段23に記録させている。該音声蓄積手段23で記録した音声パケット用データはIP電話手段25から出力指令を受け取ったときは、IP電話手段25に音声パケット用データを出力する機能を有する。
管理データベース24は、前記したように、ウエブ送受信手段21と接続され、登録内容のうち音声メッセージファイル以外をウエブ送受信手段21から受け取り、記憶している。また、該管理データベース24は制御機能とタイマー機能も備え、メッセージ送信時刻になった時にIP電話手段25に発呼指令の信号を出すと共に音声蓄積手段23に音声パケット用データの出力指令を出す機能を有する。
IP電話手段25は管理データベース24からの発呼指令を受けると、メッセージ送信先に電話の接続・切断の手続きを行う信号である呼接続信号を出力し、音声蓄積手段23から音声パケット用データを受け取り、メッセージ送信先と接続できれば、音声パケット用データを出力する機能を有する。
次に、前記各手段の応答通知機能について説明する。
本発明のメッセージサーバ20はメッセージを所定時間にメッセージ受信者のIP電話14または一般電話17に送信した後、その応答状況をメッセージ送信者に伝える機能を備えている。
まず、IP電話手段25は応答結果とメッセージ受信者の応答メッセージの音声パケット用データを受信する機能を備え、受信した応答結果を管理データベース24へ伝え、管理データベースは応答状況を記憶する。管理データベース24に記憶されている登録内容を確認し、メッセージ送信者が応答結果のメール配信を希望している場合には、電子メール送信手段26に電子メールを送信するよう指令を出す。かつ、ウエブ送受信手段21の応答状況の通知要求に対して、応答状況をウエブ送受信手段21に引き渡す機能を有する。
前記音声蓄積手段23は、メッセージ受信者が音声パケット用データを送信中即ち、メッセージ受信者が発呼に対応して音声メッセージを発している間は、IP電話手段25から音声パケット用データを受け取り、保存する。この保存した音声パケット用データをメッセージ送信後またはメッセージ送信切断時にパケット変換手段22へ送り、該パケット変換手段23で音声メッセージファイルに変換し、変換した音声メッセージファイルをウエブ送受信手段21に送る。ウエブ送受信手段21は受け取った音声メッセージファイルを保存すると共に、メッセージ送信者のパソコン13からの通知結果のアクセスに対して、メッセージ応答状況をブラウザに表示する機能を有する。
電子メール送信手段26は、応答状況を電子メールでメッセージ送信者に配信するための機能を有し、管理データベース24から電子メール送信の指令と応答結果を受け取った時、メッセージ送信者に電子メールで応答状況を送信している。
次に、メッセージサーバ20を用いたメッセージの受信−送信の流れを説明する。
まず、メッセージサーバ20を利用して送信する者(ユーザ)は、パソコン13からメッセージサーバ20にアクセスして、登録手続をパソコン13の画面上で行い、ユーザID、パスワードを取得しておく。メッセージサーバ20側ではユーザのID、パスワードを管理データベース24に記録しておく。
ユーザ(メッセージ送信者)のパソコン13からメッセージサーバ20に対してアクセスされると、ウエブ送受信手段21がユーザのパソコン13から音声メッセージファイルや送信日時等を受信するために、ウエブ送受信手段21は図3に示すメッセージ送信サービス画面30をユーザのパソコン13に表示する。
図3の画面で、ユーザはユーザIDボックス31とパスワードボックス32にユーザIDとパスワードを入力する。ユーザIDとパスワードが管理データベース24の記録と合致し、メッセージ新規登録ボタン33が押されていれば、ウエブ送受信手段21は図4に示すメッセージ登録画面40を表示する。メッセージ登録画面40でユーザは、メッセージ送信時刻の指定41、相手先が応答しない場合のリダイヤルの指定42、音声メッセージファイルの指定43、メッセージ送信先の指定44、電子メールによる応答結果通知の希望指定45を入力する。
メッセージ送信時刻の指定41において、「登録後、即時に送信する」にチェックを付けると、メッセージサーバ20は登録完了後すぐに音声メッセージを送信する。送信時刻を指定すれば、指定した時刻に音声メッセージの送信を行う。
相手先が応答しない場合のリダイヤルの指定42において、メッセージ受信者が応答しなかった場合にメッセージサーバ20がリダイヤルを行うか否かを指定する。リダイヤルする場合は、回数と間隔を指定する。
メッセージ送信先の指定44では、メッセージ送信先を指定する。相手先データとして、電話番号44aの他に名前44bも入力することができる。1つの電話番号のみを指定することもできるが、複数の電話番号を指定することもできる。また、一度送信したメッセージ受信者を自動的に表示させ、送信チェック欄44cにオン/オフをチェックするだけでメッセージ受信者を選択できるようにしている。
電子メールによる応答結果通知の希望指定45において、応答結果を電子メールで通知するか否かを指定する。通知の場合は、メールアドレス欄45aにメールアドレスを入力する。
メッセージ登録ボタン46が押され、登録内容が適切であれば図5の登録完了画面50がパソコン13に表示される。ウエブ送受信手段21は登録内容41〜45を受信する。登録完了画面50には、メッセージ登録IDが表示される。該メッセージ登録IDは応答結果を確認するためのIDである。
また、本実施例ではウエブ送受信手段21はブラウザから登録内容41〜45を受信しているが、ウエブ送受信手段21に自動的に送信を行うような専用プログラムをパソコン13で起動させることにより、登録内容41〜45を受信してもよい。
登録する音声メッセージはファイルデータとしている。予め録音ソフトなどで作成しておいてもよく、またCDなどに録音されたファイルを用いてもよい。さらに、メッセージ登録時にメッセージ登録画面40等で音声メッセージを録音できるようにし、ファイルデータとして用いてもよい。
メッセージサーバ20は、ユーザのパソコン13からIP網11を介してウエブ受信手段21で音声メッセージファイルと送信日時等の登録内容を受信すると、音声メッセージファイルをパケット変換手段22に送り、該パケット変換手段22でIP電話の音声パケット用データに変換し、この音声データを音声蓄積手段23に送り記録しておく。送信日時、受信者等の登録内容はウエブ受信手段21から管理データベース24に送り、記録しておき、記録した送信時刻となったときは、IP電話手段25に発呼指令の信号を出すと共に音声蓄積手段23に音声パケット用データの出力指令を出す。
図6は、メッセージサーバ20からメッセージ受信者に発呼した後、IP網11や公衆電話網12を介してメッセージ受信者のIP電話機14や一般電話機17に呼接続信号を送信するまでの動作を表すフローチャートである。
ステップS1で、メッセージサーバ20のIP電話手段25により発呼を行う。
ステップS2で、呼接続信号がIP電話サーバ15に到達したことを確認する。
ステップS3で、IP電話サーバ15がメッセージ受信者の電話番号がIP電話番号か公衆電話番号かを判断する。
メッセージ受信者の電話番号がIP電話番号であればステップS7に進み、公衆電話番号であればステップS4に進む。
受信者が公衆電話番号であるS4に進むと、IP電話サーバ15は呼接続信号をゲートウェイ16に送信する。呼接続信号はシグナリングゲートウェイにより公衆電話網12に対応した信号に変換される。
ステップS5で、公衆電話網12においてメッセージ受信者の電話番号が使われているか否かを判断する。メッセージ受信者の電話番号が使われていればステップS9に進み、使われていなければステップS6に進む。
ステップS6では、メッセージ受信者の電話番号が使われていないため呼制御信号を送信することはできず、送信失敗となり、メッセージサーバ20に送信失敗を通知する。
前記ステップS3で、IP電話サーバ15がメッセージ受信者の電話番号がIP電話番号であると判断した場合、ステップS7に進む。
ステップS7で、IP電話サーバ15にIP電話番号が登録済みかどうかを判断する。
IP電話サーバ15に登録されていなければステップS8に進み、登録されていればステップS9に進む。
ステップS8では、メッセージ受信者の電話番号がIP電話サーバ15に登録されていないため、呼制御信号を送信することはできず、送信失敗となり、メッセージサーバ20に送信失敗を通知する。
ステップS7で、IP電話サーバ15にIP電話番号が登録済みの場合、ステップS5で公衆電話網12においてメッセージ受信者の電話番号が使われている場合には、ステップS9に進む。
ステップS9で、呼接続信号をメッセージ受信者に送信する。
このように、メッセージサーバ20はIP網11を介してメッセージを送信しているが、メッセージの受信はIP電話のみならず公衆電話網12に対応した電話で合っても受信することができる。
図7は、呼接続信号の送信が成功し、メッセージサーバ20がメッセージ受信者に呼接続信号を送信できた場合(図6において、ステップS9を経由してENDとなった場合)の、メッセージ受信者の応答とメッセージサーバ20の動作を表したフローチャートである。
ステップS10で、メッセージ受信者が応答したかどうか、すなわち電話に出たかどうかを判断する。電話に出た場合はステップS11に進み、電話に出なかった場合はステップS12に進む。なお、留守番電話が応答した場合には電話に出たとしてステップS11に進む。
ステップS11は、応答があった場合に音声メッセージを送信するとともに、メッセージ受信者が応答し、例えばメッセージ受信者がメッセージに対して言葉を発したときは、それらの応答メッセージを記憶する。
ステップS13はメッセージ受信者から確認信号が発信されたか否かを判断する。
音声メッセージ送信完了後、例えば「メッセージを確認しましたら、1を押してください。」といったガイダンスを流し、1が押されれば確認信号がメッセージ受信者から発信されたとしてステップS14に進み、押されなければ確認信号は発信されていないとしてステップS15に進む。
ステップS14では確認信号がメッセージ受信者から発信された場合には、切断状況を良好とするステップである。例えば、上記例においてメッセージ受信者が1を押したときには、メッセージ受信者はメッセージをすべて聞き終わったと判断できるため、良好に電話が切られたものとする。
ステップS15は確認信号がメッセージ受信者から発信されない場合は、切断状況を中断とするステップである。メッセージ受信者が1を押していないときは、メッセージを最後まで聞かずに電話を切ったと判断し、切断状況は中断とする。
ステップS16は切断状況を管理データベース24に登録するステップである。
メッセージ受信者が応答しなかった場合、すなわち電話に出なかった場合はステップS12に進む。
ステップS12でリダイヤルを行うか否かを確認する。リダイヤルの登録がなされていない場合、もしくは登録したリダイヤルの回数をすでに超えている場合には、ステップS17に進む。リダイヤルの登録がなされており、登録したリダイヤルの回数を超えていない場合には、リダイヤルを行いステップS10に進む。
ステップS17に進むと、メッセージサーバ20に応答なしを通知する。
前記メッセージ受信者の応答は、メッセージサーバ20の各構成要素の応答通知機能に基づいて、ユーザ(メッセージ送信者)へ電子メールあるいはパソコン13で通知する。
即ち、IP電話手段25は応答結果とメッセージ受信者の応答メッセージを受信すると、管理データベース24に送り、記憶する。管理データベース24に記憶されている登録内容を確認し、メッセージ送信者が応答結果のメール配信を希望している場合には、電子メール送信手段26に電子メールを送信するよう指令を出す。また、ウエブ送受信手段21の応答結果通知の要求に対して、応答状況をウエブ送受信手段21に引き渡す。
管理データベース24で記憶した応答メッセージの音声データは音声蓄積手段23に送り、メッセージ受信者が音声パケット用データを送信中に保存しておく。この保存した音声データをパケット変換手段22で、音声メッセージファイルに変換する。
ウエブ送受信手段21は、パケット変換手段22から音声メッセージファイルを受け取り、保存しておき、メッセージ送信者のパソコン13からのアクセスに対して、メッセージ応答結果をブラウザに表示する。
電子メール送信手段26は、管理データベース24から電子メール送信の指令と応答状況を受け取ったときは、メッセージ送信者に電子メールで応答結果を送信する。
このように、メッセージ送信者(ユーザ)はパソコン13からウエブ送受信手段21にアクセスしてメッセージ受信者の応答結果や音声メッセージファイルを確認することができる。
其の際、前記図3の画面でメッセージ送信者はユーザIDボックス31とパスワードボックス32にユーザIDとパスワードを入力する。ユーザIDとパスワードが合致し、メッセージ応答結果ボタン34が押されていれば、ウエブ送受信手段21は図8のメッセージ応答結果選択画面70を表示する。メッセージ登録ID71を確認し、応答結果73をクリックすると、図9の応答結果画面80が表示される。
応答結果画面80には、選択したメッセージ登録ID81、メッセージ送信時刻82、メッセージ応答結果83が表示される。
メッセージ応答結果83は、相手先データ84の電話番号85と氏名86、応答結果87〜89、応答メッセージ90が表示される。
応答結果を図10に示す。呼接続信号がメッセージ受信者に届いている状態を送信成功とする。電話番号が存在しないかIP網11または公衆電話網12の故障を送信失敗とする。受話器を上げたか、留守番電話の時は相手の応答あり、応答がない時は相手の応答なし、確認信号を検出したときは切断状況を良好、確認信号を検出できなかったときは切断状況を中断としている。
相手の応答ありの場合、メッセージ送信者は応答メッセージ90欄をクリックすると、音声メッセージファイルを聞くことができる。
なお、前記図3〜5、図8,9はユーザのパソコン13に表示させ登録内容を入力する画面の一例であり、他の構成からなる画面でもよい。
前記したように、本発明のメッセージサーバを用いることで、ユーザはIP電話や一般電話を利用することなく、画面インターフェースと録音機能あるいは音声ファイルデータをIP網に送信する機能を有するパソコン等の端末機器を用いて、音声メッセージを指定した日時に受信者に送信することができる。
メッセージサーバを接続した通信ネットワークの図である。 本発明のメッセージサーバの構成を説明するブロック図である。 新規登録時の選択画面である。 メッセージ登録画面である。 メッセージ登録完了画面である。 メッセージ受信者に呼接続信号を送信するフローチャートである。 メッセージ受信者の応答とメッセージサーバの動作のフローチャートである。 メッセージ応答結果の選択画面である。 応答結果表示画面である。 応答結果を示した表である。
符号の説明
10 通信ネットワーク
11 IP網
12 公衆電話網
20 メッセージサーバ
21 ウエブ送受信手段
22 パケット変換手段
23 音声蓄積手段
24 管理データベース
25 IP電話手段
26 電子メール送信手段

Claims (5)

  1. 画面インターフェースを介して受信する音声メッセージの受信者及び送信日時を記憶する管理データベースと、
    音声メッセージを蓄積する音声蓄積手段と、
    前記管理データベースに記憶された送信日時にメッセージ受信者の電話にIP網を介して発呼して前記音声蓄積手段に蓄積された音声メッセージを伝えるIP電話手段を備えていることを特徴とするメッセージサーバ。
  2. 前記音声メッセージは、パソコンの録音部に入力あるいはパソコンに入力された音声ファイルであってIP網を介して受信されるものであり、かつ、
    前記IP電話手段は、IP網を通じてIP電話サーバおよび該IP電話網と公衆電話網に介在されるゲートウェイに接続されており、前記メッセージ受信者の電話がIP電話であっても一般電話であっても発呼しうる機能を有する請求項1に記載のメッセージサーバ。
  3. 前記管理データベースにはメッセージ受信者として複数人を設定できる構成としている請求項1または請求項2に記載のメッセージサーバ。
  4. 前記IP電話手段は、前記発呼に対する前記メッセージ受信者の応答状況を受信する機能を更に備え、
    前記管理データベースは、前記応答状況を記憶し、該応答状況を電子メールまたは前記画面インターフェースを介して前記音声メッセージの依頼者に伝える機能を更に備える請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のメッセージサーバ。
  5. 前記メッセージ送信者のパソコン等と送受信するウエブ送受信部と、該ウエブ送受信部と接続される音声データのパケット変換手段を備え、該パケット変換手段は前記音声蓄積手段と接続している請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のメッセージサーバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018098648A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 株式会社日立国際八木ソリューションズ Ip電話サーバ装置

Cited By (1)

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JP2018098648A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 株式会社日立国際八木ソリューションズ Ip電話サーバ装置

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