JP2018098648A - Ip電話サーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構内電話交換システムを用いた安否確認に関する管理者の手間を軽減する。【解決手段】 IP電話サーバ装置SVは、音声通信機能を有する複数の端末MTのうちの2以上の端末MTを呼制御プロトコルにより接続し、該接続された端末MT間での音声データの伝送を可能とする。IP電話サーバ装置SVは、複数の端末MTのうちの2以上の端末MTに一斉通報するとともに、当該一斉通報に応答した端末MTを判定する。さらにIP電話サーバ装置SVは、一斉通報の対象である端末MTのそれぞれについて、応答したと判定されたか否かを判別可能とする情報を出力する。【選択図】 図2

Description

この発明は、例えばVoIP(Voice over Internet Protocol)を採用した構内電話交換システムで使用されるIP電話サーバ装置に関する。
構内電話交換システムの用途の1つとして、携帯端末の所持者の安否確認が知られている。
具体的には、危険エリアなどで作業する作業者が所持する携帯端末に発信した際の応答状況に応じて、作業者の安否を確認している。そして従来は、発信、応答状況の確認、安否の判定及び当該判定結果の記録を、管理者が手作業で行っている。
特開2004−023448号公報
このため、管理者の手間となっている。特に、確認の対象となる作業者が多数である場合には、これら多数の作業者に関して上記の作業を個別に行わなければならないため、管理者の手間は多大となる。
なお、複数の端末への発信を一斉で行う技術は、例えば特許文献1などにより知られている。しかしながら、この技術を用いたとしても、応答状況の確認、安否の判定及び当該判定結果の記録は管理者が行わなければならず、管理者の手間が多大となることに変わりはない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、構内電話交換システムを用いた安否確認に関する管理者の手間を軽減できるIP電話サーバ装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の態様は、音声通信機能を有する複数の端末のうちの2以上の端末を呼制御プロトコルにより接続し、該接続された端末間での音声データの伝送を可能とするIP電話サーバ装置であって、上記の複数の端末のうちの2以上の端末に一斉通報するとともに、当該一斉通報に応答した端末を判定するようにした。さらにIP電話サーバは、一斉通報の対象である端末のそれぞれについて、応答したと判定されたか否かを判別可能とする情報を出力するようにした。
この発明の第2の態様は、第1の態様のIP電話サーバ装置において、一斉通報が行われてから予め定められた待ち時間が経過しても応答したと判定されていない端末がある場合に、予め定められた警報動作を行うようにした。
この発明の第3の態様は、第1又は第2の態様のIP電話サーバ装置において、端末の位置を判断し、応答したと判定されていない端末について判断された位置を表す情報を出力するようにした。
この発明の第4の態様は、第1−第3の態様のいずれか1つのIP電話サーバ装置において、一斉通報の対象である端末のそれぞれについて、応答したと判定されたか否かを判別可能とするデータファイルを出力するようにした。
この発明の第5の態様は、第1−第4の態様のいずれか1つのIP電話サーバ装置において、複数回の一斉通報のそれぞれに関して、各一斉通報の対象である端末のそれぞれについて、応答したと判定されたか否かを一括で判別可能とする情報を出力するようにした。
この発明の第6の態様は、第1−第5の態様のいずれか1つのIP電話サーバ装置において、所定の実行期間内に所定の実行間隔で繰り返し前記一斉通報を行うこととし、実行期間及び実行間隔の少なくとも一方を操作者による操作に応じて設定するようにした。
第1の態様によれば、複数の端末のうちの2以上の端末のそれぞれについて、応答したか否かを判別可能とする情報が出力されるので、管理者は当該情報に基づいて容易に安否確認を行える。このため、構内電話交換システムを用いた安否確認に関する管理者の手間を軽減できる。
第2の態様によれば、待ち時間が経過しても応答したと判定されていない端末があることが警報動作により報知される。このため、構内電話交換システムを用いた安否確認に関する管理者の手間を軽減できる。
第3の態様によれば、応答したと判定されていない端末の位置を表す情報が出力されるので、管理者は当該情報に基づいて応答しない端末の所持者の所在位置を確認することができる。これにより、端末が応答しない場合の管理者による処置を容易とすることができる。
第4の態様によれば、出力されるデータファイルにより、そのデータファイルを受けた機器において、一斉通報の対象である端末のそれぞれについて、応答したと判定されたか否かを確認可能となる。
第5の態様によれば、出力される情報から、複数回の一斉通報のそれぞれに関して、各一斉通報の対象である端末のそれぞれについて、応答したと判定されたか否かを一括で判別可能となる。このため、1つの端末について複数回の一斉通報のそれぞれに対して応答したと判定されたか否かの推移を確認することが可能となる。
第6の態様によれば、所定の実行期間内に所定の実行間隔で繰り返し一斉通報が行われる。このため、一斉通報の開始を管理者が管理する必要がない。さらに、実行期間及び実行間隔の少なくとも一方が操作者による操作に応じて設定される。このため、管理者が実行期間及び実行間隔の少なくとも一方を任意に設定できる。
この発明の一実施形態に係るIP電話サーバ装置を備えた構内電話システムの全体構成を示す図。 図1に示したIP電話サーバ装置の機能構成を示すブロック図。 図2に示される端末管理情報記憶部の記憶内容の一例を模式的に示す図。 図2に示される設定テーブルの記憶内容の一例を模式的に示す図。 図2に示される履歴情報記憶部の記憶内容の一例を模式的に示す図。 図2に示される安否確認部による設定変更処理のフローチャート。 設定画面の一例を示す図。 図2に示される安否確認部による安否確認処理のフローチャート。 図2に示される履歴情報記憶部の記憶内容の一例を模式的に示す図。 図2に示される履歴情報記憶部の記憶内容の一例を模式的に示す図。 図2に示される安否確認部による安否出力処理のフローチャート。 図2に示される安否確認部による安否出力処理のフローチャート。 図2に示される安否確認部による安否出力処理のフローチャート。 応答状況画面の一例を示す図。 応答状況画面の一例を示す図。 位置表示画面の一例を示す図。 ファイル選択画面の一例を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
(構成)
図1は、この実施形態に係るIP電話サーバ装置を備えた構内電話システムTSの全体構成を示す図である。
この構内電話システムTSは、複数の基地局BS1,BS2,…、制御装置CS、構内交換機(PBX)EX及びIP電話サーバ装置SVを備えている。基地局BS1,BS2,…は、無線エリアE1,E2,…を形成する。制御装置CSは、基地局BS1,BS2,…を収容する。構内交換機EXは、制御装置CSに接続される。IP電話サーバ装置SVは、制御装置CSに対し構内ネットワークNWを介して接続される。構内ネットワークNWは、LAN(local area network)により構成される。
無線端末MT11,MT12,MT13,…,MT21,MT22,MT23,…は、無線エリアE1,E2,…内で無線回線を介して基地局BS1,BS2,…に接続される。そして無線端末MT11,MT12,MT13,…,MT21,MT22,MT23,…は、制御装置CSの制御により相互間で内線通話が可能となると共に、構内交換機EXを介して外線通話が可能となる。なお、音声通話機能を有するスマートフォンやパーソナルコンピュータ等の情報端末を制御装置CSに接続し、内線通話及び外線通話を行うことも可能である。
IP電話サーバ装置SVは、IPテレフォニサーバとも称され、次のように構成される。
なお、以下の説明において、基地局BS1,BS2,…、無線エリアE1,E2,…、あるいは無線端末MT11,MT12,MT13,…,MT21,MT22,MT23,…の個々を区別する必要がない場合は、基地局BS、無線エリアE、あるいは無線端末MTと記すこととする。
図2はIP電話サーバ装置SVの機能構成を示すブロック図である。
IP電話サーバ装置SVは、制御ユニット1、記憶ユニット2、通信インタフェースユニット3、入出力インタフェースユニット4、入力部5、表示部6、鳴動部7及び外部ポート8を備えている。
制御ユニット1は、CPU(central processing unit)、ROM(read-only memory)及びRAM(random-access memory)をシステムバスにより接続して構成されたコンピュータを基本ハードウェアとして備え、ROMに記憶されたオペレーティング・システム及びアプリケーションプログラムに基づいて、各種の情報処理を行う。
記憶ユニット2は、制御ユニット1が各種の情報処理を行う際に必要な各種の情報を記憶する。記憶ユニット2としては、例えばHDD(hard disk drive)又はSSD(solid state drive)等の随時書き込み読み出しが可能な周知の記憶デバイスを利用できる。
通信インタフェースユニット3は、制御ユニット1の制御の下、構内ネットワークNWを介して、無線端末MT11,MT12,MT13,…,MT21,MT22,MT23,…及び固定端末(図示せず)との間でRTP(real-time transport protocol)に従い音声データ及び制御データの送受信を行う。
入出力インタフェースユニット4には、入力部5、表示部6、鳴動部7及び外部ポート8が接続される。入出力インタフェースユニット4は、これら接続された各部と制御ユニット1との間でのデータ授受のための入出力処理を行う。
入力部5は、操作者による操作によりデータ及び指示を入力する。入力部5としては、例えばキーボード及びマウスなどの周知の入力デバイスを利用できる。
表示部6は、制御ユニット1の制御の下に各種の画面を表示する。表示部6としては、例えば液晶表示器などの周知の表示デバイスを利用できる。
なお、入力部5及び表示部6として、タッチパネルを用いることもできる。
鳴動部7は、警報音を発するための鳴動動作を行う。鳴動部7としては、例えばスピーカ及び音声信号出力回路からなる周知のデバイスを利用できる。
外部ポート8には、必要に応じて外部の情報機器が接続される。外部ポート8は、外部機器と入出力インタフェースユニット4とを電気的に接続する。外部ポート8としては、例えば周知のUSB(universal serial bus)ポートを利用できる。
ところで制御ユニット1は、アプリケーションプログラムを実行することにより、交換制御部11としての機能と、安否確認部12としての機能とを実現する。
交換制御部11は、端末間にSIP(session initiation protocol)によるセッションを確立するための処理を行う。また交換制御部11は、DECT(digital enhanced telecommunications)方式に準拠する。この交換制御部11による処理は、例えば既存の別のIP電話サーバ装置により行われているものと同様な処理であってよい。
安否確認部12は、後述する安否確認処理及び安否出力処理を行う。
記憶ユニット2の記憶領域の一部は、安否確認処理及び安否出力処理のために、端末管理情報記憶部21、設定テーブル22及び履歴情報記憶部23として使用される。
図3は端末管理情報記憶部21の記憶内容の一例を模式的に示す図である。
端末管理情報記憶部21は、無線端末MT11,MT12,MT13,…,MT21,MT22,MT23,…のうちで安否確認に用いられるものに割り振られた電話番号をそれぞれ記憶する。また端末管理情報記憶部21は、上記の電話番号に関連付けて、その電話番号が割り振られた無線端末MTを所持する作業者の名称と、当該作業者が属するグループの名称とが記憶される。
図4は設定テーブル22の記憶内容の一例を模式的に示す図である。
設定テーブル22は、確認間隔、待ち時間及び実行期間の各項目についての設定値を記憶する。確認間隔は、安否判定を1度終えてから次の安否判定のための一斉通報を行うまでの間隔である。待ち時間は、安否確認のための応答を待つ時間である。実行期間は、安否確認のための処理を実行する期間である。図4の例では、9:00〜17:00までの実行期間において、前回の安否判定が終了してから30分後に新たな安否判定のための一斉通報を行い、その一斉通報から60分が経過するまでの間は未応答の無線端末からの応答を待つ、という設定となっている。なお、実行期間は、曜日又は年月日などを含んで定められてもよい。すなわち、実行期間は例えば、「月曜日から金曜日の9:00〜17:00」のように定められてもよい。実行期間はあるいは、何らかの開始タイミングからの終了タイミングまでの時間として定められてもよい。すなわち、実行期間は例えば、「8時間」のように定められて、操作者による開始指示がなされてから8時間が経過するまでの間を実行期間としてもよい。
図5は履歴情報記憶部23の記憶内容の一例を模式的に示す図である。
履歴情報記憶部23は、一度の安否判定での判定結果を1つのデータレコード(以下、管理レコードと称する)として記憶している。1つの管理レコードは、それを識別するための番号に関連付けて、開始日時、終了日時及び複数の応答フラグを含んでいる。開始日時は、安否判定を開始した日時を表す。終了日時は、安否判定を終了した日時を表す。複数の応答フラグは、安否確認の対象となる無線端末MTのそれぞれに対応付けられる。図5の例では、電話番号が「10000」「10001」「10002」「10003」「10004」「10005」である6つの無線端末MTのそれぞれに対応する6つの応答フラグを含む。応答フラグは、1ビットのデータであり、その値が「1」である状態をセット状態とし、応答済みであることを表すこととする。
(動作)
次に、以上のように構成されたIP電話サーバ装置SVの動作を説明する。なお、端末間の通話を可能とするためのIP電話サーバ装置SVの動作は、既存の別のIP電話サーバ装置と同様であってよい。このため、その説明については省略する。そして以下においては、安否確認のための動作について説明する。
まず、設定テーブル22に記憶された設定値の変更について説明する。
安否確認に関する設定の変更が入力部5での操作によって操作者により要求されると、安否確認部12は設定変更処理を開始する。
図6は安否確認部12による設定変更処理のフローチャートである。
ステップSa1において安否確認部12は、表示部6に設定画面を表示させる。
図7は設定画面の一例を示す図である。
図7に示す設定画面は、設定テーブル22の内容が図4に示す状態である場合の例である。当該設定画面は、入力欄101,102,103及び終了ボタン104を含む。入力欄101,102,103は、確認間隔、待ち時間及び実行期間のそれぞれの設定値を入力するための領域である。安否確認部12は、ステップSa1において表示する設定画面には、図7に示すように設定テーブル22に記憶された設定値をそれぞれ表す。
かくして、操作者は、設定画面から確認間隔、待ち時間及び実行期間の現状の設定値を確認できる。そして操作者は、入力部5を操作して、変更したい設定値が表されている入力欄を選択する。
ステップSa2において安否確認部12は、入力欄101,102,103のいずれかが選択されたか否かを確認する。そして安否確認部12は、上記のように入力欄の選択がなされないうちは、Noと判定してステップSa3へと進む。
ステップSa3において安否確認部12は、入力項目に関する新たな設定値の入力がなされたか否かを確認する。そして安否確認部12は、そのような入力がなされなければNoと判定し、ステップSa4へと進む。
ステップSa4において安否確認部12は、終了ボタン104が操作されたか否かを確認する。そして安否確認部12は、終了ボタン104が操作されていないならばNoと判定し、ステップSa2へと戻る。
かくして安否確認部12は、ステップSa2〜ステップSa4においては、入力欄の選択、設定値の入力及び終了ボタン104の操作のいずれかがなされるのを待ち受ける。そして安否確認部12は、この待ち受け状態にあるときに、前述したように入力欄101,102,103の1つが選択されたならば、ステップSa2にてYesと判定し、ステップSa5へと進む。
ステップSa5において安否確認部12は、選択された入力欄に対応する項目を入力項目として決定する。そして安否確認部12はこののち、ステップSa2−ステップSa4の待ち受け状態に戻る。
操作者は、前述のように入力欄101,102,103のいずれかを選択する操作を行ったのちには、入力部5を操作して設定値を入力する。そうすると安否確認部12は、ステップSa3にてYesと判定し、ステップSa6へと進む。
ステップSa6において安否確認部12は、入力項目に関して設定テーブル22に記憶された設定値を、上記の入力された設定値に更新する。
ステップSa7において安否確認部12は、更新後の設定テーブル22の内容を表すように設定画面を更新する。そして安否確認部12はこののち、ステップSa2−ステップSa4の待ち受け状態に戻る。かくして安否確認部12は、実行期間及び実行間隔の少なくとも一方を操作者による操作に応じて設定する設定手段として機能する。
操作者は、設定値の変更を完了したならば、終了ボタン104を操作する。そうすると安否確認部12は、ステップSa4にてYesと判定し、設定変更処理を終了する。
さて、IP電話サーバ装置SVは、多くの場合は常に動作状態とされる。IP電話サーバ装置SVが初めて起動される場合、あるいはメンテナンス等が行われた後にIP電話サーバ装置SVが再起動される場合などにおいて、安否確認部12は安否確認処理を開始する。そして安否確認部12は、IP電話サーバ装置SVが通常の動作状態であり続ける間は、安否確認処理を実行し続ける。
図8は安否確認部12による安否確認処理のフローチャートである。
ステップSb1において安否確認部12は、安否確認の実行期間中であるか否かを確認する。つまり安否確認部12は、現時点が、設定テーブル22における実行期間の設定値が表す期間内であるか否かを確認する。そして安否確認部12は、実行期間中ではないならばNoと判定し、ステップSb2へと進む。
ステップSb2において安否確認部12は、操作者による後述する開始指示がなされたか否かを確認する。そして安否確認部12は、開始指示がなされていないならばNoと判定し、ステップSb1へと戻る。
かくして安否確認部12は、ステップSb1及びステップSb2においては、実行期間内となるか、あるいは開始指示がなされるのを待ち受ける。そして安否確認部12は、現時点が、設定テーブル22における実行期間の設定値が表す期間内となったならば、ステップSb1にてYesと判定し、ステップSb3へと進む。また安否確認部12は、開始指示がなされたならばステップSb2にてYesと判定し、ステップSb3へと進む。
ステップSb3において安否確認部12は、一斉通報を行う。具体的には安否確認部12は、DECTの一斉通報機能を利用した一斉通報を、端末管理情報記憶部21に記憶された電話番号を通報先として行うように交換制御部11に指示する。この指示を受けて交換制御部11は、周知の手順により、安否確認部12から指示された通報先に対して一斉通報を行う。これにより、安否判定が新たに開始されることになる。かくして安否確認部12は、複数の端末のうちの2以上の端末に一斉通報する通報手段として機能する。
ステップSb4において安否確認部12は、今回の安否判定の結果を管理するための管理レコードを履歴情報記憶部23に追加する。
図9は履歴情報記憶部23の記憶内容の一例を模式的に示す図である。
図9は、履歴情報記憶部23の記憶内容が図5に示す状態であったときに安否判定を開始した場合に上記のように管理レコードが追加された後の一例を示している。
図9の最下段に示される管理レコードが新たに追加された管理レコードである。安否確認部12は、図9に示すように、直前に一斉通報を行った日時を開始日時として含み、かつ全ての応答フラグをリセット状態とした管理レコードを追加する。なお、安否確認部12は、当該追加する管理レコードの終了日時は、予め定められたNull値としておく。
ステップSb5において安否確認部12は、一斉通報先の無線端末MTのいずれかから応答がなされたか否かを確認する。そして安否確認部12は、いずれの無線端末MTからも応答がなされていなければNoと判定し、ステップSb6へと進む。
ステップSb6において安否確認部12は、応答を待機する期間が終了したか否かを確認する。そして安否確認部12は、後述するように応答を待機する期間が終了したと判定することができない場合にはNoと判定し、ステップSb5へと戻る。
かくして安否確認部12はステップSb5及びステップSb6においては、応答がなされるか、あるいは待機期間が終了するのを待ち受ける。
一斉通報を受けた無線端末MTを所持する作業者は、その無線端末MTを用いて、応答用として予め定められた番号で発信する。この発信は、発信者番号としての上記無線端末MTの電話番号の通知を伴って、基地局BS、制御装置CS及び構内ネットワークNWを介してIP電話サーバ装置SVへと通知される。当該通知は、通信インタフェースユニット3によって交換制御部11へと与えられる。交換制御部11は、上記の応答用として予め定められた番号での発信であることを確認したならば、その旨と、発信者番号とを安否確認部12に与える。そうすると安否確認部12は、ステップSb5にてYesと判定し、ステップSb7へと進む。
ステップSb7において安否確認部12は、ステップSb4で追加した管理レコードに含まれた応答フラグのうちで、上記のように交換制御部11から与えられた発信者番号に関連付けられたものをセット状態とする。
図10は履歴情報記憶部23の記憶内容の一例を模式的に示す図である。
図10は、履歴情報記憶部23の記憶内容が図10に示す状態であったときに、電話番号が「10003」である無線端末MTから応答がなされたことに応じて、安否確認部12がステップSb7を実行したのちの一例を示している。このため、図10中の最下段に示される管理レコードにおいて電話番号「10003」に対応付けられた応答フラグが「1」にセットされている。かくして安否確認部12は、一斉通報に応答した端末を判定する判定手段として機能する。
ステップSb8において安否確認部12は、未応答の端末が有るか否かを確認する。具体的には安否確認部12は、ステップSb4で追加した管理レコードに含まれた応答フラグの中にリセット状態のものが1つでも有るか否かを確認する。そして安否確認部12は、リセット状態の応答フラグが残っているならばYesと判定し、ステップSb5及びステップSb6の待ち受け状態に戻り、別の無線端末MTからの応答に備える。これに対して安否確認部12は、ステップSb4で追加した管理レコードに含まれた応答フラグの全てがセット状態となっているならば、ステップSb8にてNoと判定し、ステップSb9へと進む。
ステップSb9において安否確認部12は、ステップSb4で追加した管理レコードに、現在の日時を終了日時として書き込む。このように安否確認部12は、確認対象の全ての無線端末MTから応答がなされたならば、安否判定を終了する。
これに対して安否確認部12は、確認対象の全ての無線端末MTからの応答がなされるのよりも前に、待機期間を終了すべきタイミングが到来したならば、ステップSb6にてYesと判定し、ステップSb10へと進む。なお、待機期間を終了すべきタイミングは、ステップSb3で一斉通報を行ってから設定テーブル22に記憶された待ち時間が経過したタイミングである。待機期間を終了すべきタイミングはまた、操作者による後述する終了指示がなされたタイミングである。
ステップSb10において安否確認部12は、ステップSb4で追加した管理レコードに、現在の日時を終了日時として書き込む。このように安否確認部12は、確認対象の全ての無線端末MTからの応答がなされるのよりも前に待機期間が終了したならば、安否判定を終了する。
ステップSb11において安否確認部12は、警報が許可されているか否かを確認する。安否確認部12は具体的には、警報を許可するか否かを、操作者による操作に応じて後述するように設定される警報フラグに基づいて判定する。そして安否確認部12は、警報が許可されているならば、Yesと判定してステップSb12へと進む。
ステップSb12において安否確認部12は、警報動作を開始する。具体的には安否確認部12は、鳴動部7に鳴動開始を指示する。この指示を受けて鳴動部7は、予め定められた警報音の鳴動を開始する。なお警報動作は、表示部6における警報メッセージの表示などの別の動作を伴ってもよい。かくして安否確認部12は鳴動部7との協働により、一斉通報が行われてから予め定められた待ち時間が経過しても応答しない無線端末MTがある場合に、予め定められた警報動作を行う警報手段としての機能を実現している。
ステップSb13において安否確認部12は、警報動作を停止する条件が成立するのを待ち受ける。安否確認部12は、警報動作を開始してからの経過時間が予め定められた時間を越えるか、操作者が警報の停止を指示する操作を入力部5で行うと、Yesと判定してステップSb14へと進む。
ステップSb14において安否確認部12は、警報動作を停止する。具体的には安否確認部12は、鳴動部7に鳴動停止を指示する。この指示を受けて鳴動部7は、警報音の鳴動を停止する。
安否確認部12は、このステップSb14又は上記のステップSb9を終えたならば、ステップSb15へと進む。なお安否確認部12は、警報が許可されていないためにステップSb11にてNoと判定したならば、ステップSb12−ステップSb14をパスして、すなわち警報動作を行わせることなしに、そのままステップSb15へと進む。
ステップSb15において安否確認部12は、前回の安否判定を終えてから、設定テーブル22に実行間隔として記憶された時間が経過したか否かを確認する。そして安否確認部12は、当該時間が経過していないならばNoと判定し、ステップSb16へと進む。
ステップSb16において安否確認部12は、操作者による後述する開始指示がなされたか否かを確認する。そして安否確認部12は、開始指示がなされていないならばNoと判定し、ステップSb15へと戻る。
かくして安否確認部12は、ステップSb15及びステップSb16においては、安否判定の実行間隔として定められた時間が前回の安否判定を終えてから経過するか、あるいは開始指示がなされるのを待ち受ける。そして安否確認部12は、現時点が、履歴情報記憶部23に記憶された最新の管理レコードに終了日時として示された日時に実行間隔として記憶された時間を加えた日時以降となったならば、ステップSb15にてYesと判定し、ステップSb3へと戻る。また安否確認部12は、開始指示がなされたならばステップSb16にてYesと判定し、ステップSb3へと戻る。そして安否確認部12は、ステップSb3以降の処理を前述と同様に繰り返す。つまり安否確認部12は、新たな安否判定を行う。つまり安否確認部12は、前回の安否判定を終えてから実行間隔として定められた時間が経過する毎に、あるいは操作者により開始が指示される毎に、安否判定を繰り返し実行する。
さて安否確認部12は、入力部5での操作者による操作により安否判定の結果の確認を求められた場合は、上記の安否確認処理とは別スレッドにより安否出力処理を実行する。
図11、図12及び図13は安否確認部12による安否出力処理のフローチャートである。
図11のステップSc1において安否確認部12は、応答状況画面を表示部6に表示させる。具体的には安否確認部12は、応答状況画面を表す画像データを生成し、当該画像データに基づく画面表示を表示部6に指示する。この指示に応じて表示部6は、応答状況画面を表示する。
図14は応答状況画面の一例を示す図である。
図14に示す応答状況画面は、履歴情報記憶部23の記憶内容が図5に示す状態である場合の例である。なお、図5に示される最新の管理レコードの終了日時がNull値ではないので、安否確認部12は安否確認処理においてはステップSb15及びステップSb16の待ち受け状態にあり、安否判定は行われていない。つまり図14に示す応答状況画面は、安否判定が行われていない状態において表示されるものの例である。
当該応答状況画面は、応答状況一覧201、グループ名表示欄202、位置確認ボタン203、ファイルボタン204、開始ボタン205、終了ボタン206及び警報設定スイッチ207を含む。
応答状況一覧201は、履歴情報記憶部23に記憶された新しいものから3つの管理レコードに含まれた応答フラグの状態を示したものである。グループ名表示欄202は、表示対象として選択されているグループの名称を表示する。位置確認ボタン203は、最新の応答判定で応答がなされてない無線端末MTについての現在位置を提示することを要求するために操作される。ファイルボタン204は、位置確認の結果を表したデータファイルを外部に出力することを要求するために操作者により操作される。開始ボタン205は、安否判定を開始することを要求するために操作者より操作される。終了ボタン206は、安否判定を終了することを要求するために操作者より操作される。警報設定スイッチ207は、警報を許可するか否かを設定するために操作者により操作される。
かくして、応答状況画面は、応答したと判定されたか否かを判別可能とする情報の一例であり、安否確認部12は表示部6との協働により、そのような情報を出力する出力手段としての機能を実現している。
図14において応答状況一覧201は、作業者名を表す領域及び「前々回」「前回」及び「現在」と示される領域の他のマトリクス状の領域のそれぞれで応答フラグの状態を示す。対応する応答フラグがセット状態であるか否かに応じて、各領域の表示状態を異ならせている。表示状態は、例えば地色又は文字色などを変化させることにより異ならせる。ただし図14においては、表示状態の違いを便宜的にハッチングにより示している。ハッチングで示す領域に対応する応答フラグがリセット状態であり、応答がなされなかったことを示している。つまり応答状況一覧201は、「現在」と示される最新の安否判定においては、電話番号が「10003」である無線端末MTを所持する作業者Dと、電話番号が「10005」である無線端末MTを所持する作業者Fとから応答がなかったことを示している。
また図14において警報設定スイッチ207は、警報を許可している状態を示している。
開始ボタン205と終了ボタン206との間に表示される「停止中」なる文字列は、安否判定が行われていないことを表している。安否確認部12は、図5に示されるように最新の管理レコードの終了日時がNull値ではない場合には、このような表示とする。
ステップSc2において安否確認部12は、安否確認処理における安否判定の実行状況が変化したか否かを確認する。そして安否確認部12は、実行状況が変化していなければNoと判定し、ステップSc3へと進む。
ステップSc3において安否確認部12は、安否確認処理によって履歴情報記憶部23に記憶された管理レコードが更新されたか否かを確認する。そして安否確認部12は、管理レコードが更新されなければNoと判定し、ステップSc4へと進む。
ステップSc4において安否確認部12は、開始ボタン205が操作されたか否かを確認する。そして安否確認部12は、開始ボタン205が操作されなければNoと判定し、ステップSc5へと進む。
ステップSc5において安否確認部12は、終了ボタン206が操作されたか否かを確認する。そして安否確認部12は、終了ボタン206が操作されなければNoと判定し、ステップSc6へと進む。
ステップSc6において安否確認部12は、グループ名表示欄202を選択する操作がなされたか否かを確認する。そして当該操作がなされなければNoと判定し、ステップSc7へと進む。
ステップSc7において安否確認部12は、警報設定を変更するための操作がなされたか否かを確認する。そして当該操作がなされなければNoと判定し、ステップSc8へと進む。
ステップSc8において安否確認部12は、位置確認ボタン203が操作されたか否かを確認する。そして位置確認ボタン203が操作されなければNoと判定し、ステップSc9へと進む。
ステップSc9において安否確認部12は、ファイルボタン204が操作されたか否かを確認する。そしてファイルボタン204が操作されなければNoと判定し、ステップSc2へと戻る。
かくして安否確認部12は、ステップSc2−ステップSc9においては、安否判定の実行状況が変化するか、履歴情報記憶部23の記憶情報が更新されるか、あるいは応答状況画面における何らかの操作が行われるのを待ち受ける。そして安否確認部12は、安否確認処理において、図8中のステップSb3により安否判定が開始されるか、あるいは図8中のステップSb9又はステップSb10により安否判定が終了されると、図11中のステップSc2にてYesと判定し、ステップSc10へと進む。
ステップSc10において安否確認部12は、応答状況画面における実行状況の表示を変更する。安否確認部12は具体的には、安否判定が開始されたのならば、図14に示す応答状況画面においては「停止中」とある表示を「実行中」に変更する。また安否確認部12は、安否判定が終了されたのならば、「実行中」とある表示を図14に示す応答状況画面と同様に「停止中」に変更する。そして安否確認部12は、当該変更を終えたならば、ステップSc2−ステップSc9の待ち受け状態に戻る。
安否確認部12は、安否確認処理において、図8中のステップSb7で応答フラグがセット状態とされるか、ステップSb9又はステップSb10で管理レコードが更新されると、図11中のステップSc3にてYesと判定し、ステップSc11へと進む。
ステップSc11において安否確認部12は、更新後の管理レコードの内容を反映するように表示中の応答状況画面における応答状況一覧を更新する。そして安否確認部12は、当該更新を終えたならば、ステップSc2−ステップSc9の待ち受け状態に戻る。
図15は応答状況画面の一例を示す図である。
図15に示す応答状況画面は、履歴情報記憶部23の記憶内容が図10に示す状態である場合の例である。
図10に示される最新の管理レコードは、終了日時がNull値であるので、実行状況の表示は「実行中」に変えられている。また、図5に示す状態に対して新たな管理レコードが追加されていることにより、図14における応答状況一覧201は、応答状況一覧211に差し替えられている。応答状況一覧211では、当該新たな管理レコードにおける応答フラグの状態を「現在」として示し、さらに応答状況一覧201において「前回」及び「現在」として示されていた状態を「前々回」及び「前回」として示す。
なお、図10に示される最新の管理レコードにおいては、電話番号が「10003」である無線端末MT以外の無線端末MTに関する応答フラグはいずれもリセット状態のままである。しかしながら、安否確認処理においては、応答を待っている状態であり、応答がなされないことが判明している訳ではない。そこで図15に示す応答状況一覧211では、最新の管理レコードにおいてリセット状態である応答フラグに対応する領域の表示状態を「前回」についての管理レコードにおいてリセット状態である応答フラグに対応する領域の表示状態とは異ならせている。なお図15においては、便宜上、ハッチングの密度の違いにより表示状態の違いを表している。
操作者は、安否判定が行われていないときに強制的に安否判定を開始させたい場合は、開始ボタン205を操作する。そうすると安否確認部12はステップSc4でYesと判定し、ステップSc12へと進む。
ステップSc12において安否確認部12は、開始指示がなされたことを安否確認処理に通知する。この通知により、安否確認部12は図8のステップSb2又はステップSb16にてYesと判定することになり、安否判定が開始される。そして安否確認部12は、上記の通知を終えたならば、ステップSc2−ステップSc9の待ち受け状態に戻る。
操作者は、安否確認処理において無線端末MTからの応答を待っているときに、それを強制的に終了したい場合は、終了ボタン206を操作する。そうすると安否確認部12はステップSc5でYesと判定し、ステップSc13へと進む。
ステップSc13において安否確認部12は、終了指示がなされたことを安否確認処理に通知する。この通知により、安否確認部12は図8のステップSb6にてYesと判定することになり、安否判定が終了される。そして安否確認部12は、上記の通知を終えたならば、ステップSc2−ステップSc9の待ち受け状態に戻る。
操作者は、応答状況一覧に応答状況を示す対象となるグループを変更したい場合には、グループ名表示欄202を選択する操作を行う。そうすると安否確認部12はステップSc6にてYesと判定し、ステップSc14へと進む。
ステップSc14において安否確認部12は、グループの指定を受け付ける。例えば安否確認部12は、安否確認画面に重ねてグループのリストを表示し、このリストからのグループの指定を受け付ける。
ステップSc15において安否確認部12は、上記の指定されたグループに属する作業者が所持する無線端末MTに関する応答状況を表すように表示中の応答状況画面における応答状況一覧を更新する。そして安否確認部12は、当該更新を終えたならば、ステップSc2−ステップSc9の待ち受け状態に戻る。
操作者は、警報を許可するか否かの設定を変更したい場合、警報設定スイッチ207を操作する。そうすると安否確認部12はステップSc7にてYesと判定し、ステップSc16へと進む。
ステップSc16において安否確認部12は、警報フラグを反転する。
ステップSc17において安否確認部12は、警報設定スイッチ207の表示状態を変更する。図15において警報設定スイッチ207は、警報を許可しない状態を示している。つまり安否確認部12は、図14に示す状態と図15に示す状態とを、ステップSc16で反転したのちの警報フラグの状態に応じて変更する。そして安否確認部12は、当該更新を終えたならば、ステップSc2−ステップSc9の待ち受け状態に戻る。
操作者は、未応答である無線端末MTの位置を確認したい場合は、位置確認ボタン203を操作する。そうすると安否確認部12はステップSc8にてYesと判定し、図12中のステップSc21へと進む。
ステップSc21において安否確認部12は、未応答である無線端末MTが有るか否かを確認する。安否確認部12は具体的には、最新の管理レコードに含まれた応答フラグの中にリセット状態のものがあるか否かを確認する。そして安否確認部12は、未応答である無線端末MTが有るならばYesと判定し、ステップSc22へと進む。
ステップSc22において安否確認部12は、未応答である無線端末MTの位置を判断する。これは例えば、制御装置CSが管理している位置登録情報を取得することにより実現できる。かくして安否確認部12は、無線端末MTの位置を判断する位置判断手段として機能する。
ステップSc23において安否確認部12は、位置表示画面を表示部6に表示させる。具体的には安否確認部12は、位置表示画面を表す画像データを生成し、当該画像データに基づく画面表示を表示部6に指示する。この指示に応じて表示部6は、位置表示画面を表示する。
図16は位置表示画面の一例を示す図である。
図16に示す位置表示画面は、未応答である無線端末MTの位置を表した位置一覧301及び戻るボタン302を含む。つまり、位置表示画面は無線端末MTについて判断された位置を表す情報の一例であり、安否確認部12は、表示部6との協働によりそのような情報を出力する出力手段としての機能を実現している。
ステップSc24において安否確認部12は、戻るボタン302が操作されるのを待ち受ける。
一方、安否確認部12は、未応答である無線端末が無いならばステップSc21にてNoと判定し、ステップSc25へと進む。
ステップSc25において安否確認部12は、対象無し画面を表示部6に表示させる。具体的には安否確認部12は、対象無し画面を表す画像データを生成し、当該画像データに基づく画面表示を表示部6に指示する。この指示に応じて表示部6は、対象無し画面を表示する。対象無し画面は、未応答である無線端末MTが無いことを、例えば文字メッセージなどにより操作者に通知するための画面である。対象無し画面も、戻るボタンを含む。
ステップSc26において安否確認部12は、戻るボタン302が操作されるのを待ち受ける。
操作者は、位置一覧301により未応答である無線端末MTの位置を確認し終えたならば、戻るボタン302を操作する。また操作者は、対象無し画面により未応答である無線端末が無いことを確認したならば、対象無し画面中の戻るボタンを操作する。これにより安否確認部12は、ステップSc24又はステップSc26にてYesと判定し、図11中のステップSc2−ステップSc9の待ち受け状態に戻る。
操作者は、安否判定の結果を示したデータファイルを外部に出力したい場合、ファイルボタン204を操作する。そうすると安否確認部12はステップSc9にてYesと判定し、図13中のステップSc31へと進む。
ステップSc31において安否確認部12は、ファイル選択画面を表示部6に表示させる。具体的には安否確認部12は、ファイル選択画面を表す画像データを生成し、当該画像データに基づく画面表示を表示部6に指示する。この指示に応じて表示部6は、ファイル選択画面を表示する。
図17はファイル選択画面の一例を示す図である。
図17に示すファイル選択画面は、管理レコードのリスト401、複数の出力ボタン402及び戻るボタン403を含む。
リスト401は、履歴情報記憶部23に記憶されている管理レコードに含まれる開始日時と終了日時との組み合わせを表す。複数の出力ボタン402は、リスト401に示される開始日時と終了日時との組み合わせにそれぞれ対応付けられる。
ステップSc32において安否確認部12は、出力ボタン402が操作されたか否かを確認する。そして安否確認部12は、出力ボタン402が操作されていないならばNoと判定し、ステップSc33へと進む。
ステップSc33において安否確認部12は、戻るボタン403が操作されたか否かを確認する。そして安否確認部12は、戻るボタン403が操作されていないならばNoと判定し、ステップSc32へと戻る。
かくして安否確認部12は、ステップSc32及びステップSc33においては、出力ボタン402のいずれか又は戻るボタン403が操作されるのを待ち受ける。
操作者は、結果を外部に出力したい安否判定が行われた期間を表す開始日時と終了日時との組み合わせをリスト401の中から選択し、それに対応付けられた出力ボタン402を操作する。そうすると安否確認部12はステップSc32においてYesと判定し、ステップSc34へと進む。
ステップSc34において安否確認部12は、操作された出力ボタン402が対応付けられている管理レコードを含んだデータファイルを、外部ポート8からそこに接続された図示しない外部機器へと出力する。そして安否確認部12はこののち、ステップSc32及びステップSc33の待ち受け状態に戻る。なお、データファイルに管理レコードをどのような形態で含むかは任意であり、IP電話サーバ装置SVの設計者又は操作者により定められてよい。また、データファイルの出力は、構内ネットワークNWを介しての通信により任意の通信端末に出力するのでもよい。データファイルは、管理レコードを含むことから、応答したと判定されたか否かを判別可能とする情報の一例であり、安否確認部12は入出力インタフェースユニット4との協働により、そのような情報を出力する出力手段としての機能を実現している。
操作者は、必要なデータファイルを出力し終えたならば、戻るボタン403を操作する。そうすると安否確認部12はステップSc33にてYesと判定し、図11中のステップSc2−ステップSc9の待ち受け状態に戻る。
(効果)
以上述べたようにIP電話サーバ装置SVは、一斉通報に対する応答がなされたか否かを、図14及び図15に示すような応答状況画面を表示するか、あるいはデータファイルとして外部機器に出力する。上述のように、安否確認の対象となる作業者に無線端末MTを所持させるとともに、一斉通報に対して上記応答のための予め定めた操作を行うことを作業者に課しておけば、応答状況画面又はデータファイルは、作業者の安否を表すものとなる。従って管理者は、応答状況画面又はデータファイルを確認するだけで各作業者の安否を確認することができ、従来に比べて安否確認に関する管理者の手間が軽減される。
また、IP電話サーバ装置SVは、待ち時間が経過しても応答が確認できない無線端末MTがある場合に、鳴動部7における鳴動などの警報動作を行う。従って、応答のない無線端末があること、すなわち、無事であることを確認できない作業者が居ることを、応答状況画面又はデータファイルをこまめにチェックしない管理者に認識させることができる。これにより管理者に、別の手段での安否確認、あるいは救護活動などの処置を迅速に講じさせることが可能となる。なお、IP電話サーバ装置SVは、操作者による操作に応じて上記の警報動作を行わないようにすることもできる。これにより、例えば警報動作が行われることが好ましく無い環境において、あるいは管理者が警報動作を不要とする状況においては、警報動作を停止できる。
また、IP電話サーバ装置SVは、未応答の無線端末MTの位置を表した位置表示画面を表示する。この位置表示画面を確認することで管理者は、無事であることを確認できない作業者が居る可能性の高い場所を容易に認識できる。そして管理者は、当該場所へ出向いての安否確認、あるいは救護活動などの処置を迅速に講じることが可能となる。
また、IP電話サーバ装置SVは、上述したようにデータファイルを外部機器へと出力する。このため、安否を外部機器により管理することが可能となる。
また、IP電話サーバ装置SVは、図14及び図15に示すような応答状況画面により、複数回の安否判定の結果を一覧表示する。従ってこの応答状況画面に基づいて管理者は、複数回の安否判定の結果を考慮して、例えば安否の判断などを行うことが可能となる。例えば、作業者が応答操作を行うことができないような作業を行っているために、当該作業者が所持する無線端末MTからの応答がなされない場合がある。このような事情のある環境においては、1度の安否判定の結果に基づいて上記のような処置を行うことが好ましく無い場合がある。しかしながら、複数回の安否判定の結果を考慮して上記のような処置が本当に必要であるのかを判断することにより、当該処置に関する管理者の負担を軽減できる可能性がある。なお、このような複数回の安否判定の結果と位置表示画面の位置情報を共に考慮して上記のような処置を行ってもよい。
また、IP電話サーバ装置SVは、所定の実行期間内に所定の実行間隔で繰り返し安否判定を開始する。このため、安否判定の開始指示に関わる管理者の手間が軽減される。また、作業時間外などの安否確認が不要な期間にまで一斉通報が行われることがなく、無線端末MTを所持する作業者の負担も軽減される。
また、IP電話サーバ装置SVは、所定の実行間隔で繰り返し安否判定を開始するものの、操作者による開始指示に応じても安否判定を開始する。このため、何らかの事情ですぐに安否判定を開始したいと管理者が考える場合には、管理者が開始指示を行えばよい。
また、IP電話サーバ装置SVは、安否判定を行っている最中における操作者の終了指示に応じて安否判定を終了する。このため、例えば、未応答である無線端末MTからの応答がない事情を管理者が知っている場合などにおいては安否判定を終了する、といった柔軟な運用が可能となる。
また、IP電話サーバ装置SVは、実行期間内及び実行間隔を、操作者による操作に応じて設定している。従って、管理者は、作業者の作業のスケジュールなどを考慮して、安否判定の実施状況を柔軟に設定できる。なお、IP電話サーバ装置SVはさらに、待ち時間を、操作者による操作に応じて設定している。従って、管理者は、応答操作に関わる作業者の負担が本来の作業に与える影響、ならびに無事ではない恐れがある場合の処置の緊急性などを考慮して、安否判定の実施状況を柔軟に設定できる。
[その他の実施形態]
前記実施形態では交換制御部11と安否確認部12とを1つのIP電話サーバ装置SV内に設けた場合を例にとって説明した。しかしながら、交換制御部11の機能と安否確認部12の機能とを別々のサーバ装置に設け、これらのサーバ装置がネットワークを介して連携して動作してもよい。
実行期間は設定せずに、常時、安否判定を実行可能としてもよい。また、操作者による実行期間についての開始指示及び終了指示を受け付け、当該開始指示がなされてから当該終了指示がなされるまでの期間を実行期間としてもよい。
図14及び図15に示す応答状況画面の例では、一斉通報の対象である無線端末MTのそれぞれについて、応答されたか否かを表している。しかしながら、応答がなされなかった無線端末MTの電話番号及び/又は作業者名のみを表示してもよい。あるいは、応答があった無線端末MTの電話番号及び/又は作業者名のみを表示してもよい。
操作者による開始指示は受け付けず、実行間隔毎でのみ安否判定を開始してもよい。または、安否判定を実行間隔毎で繰り返し行うのではなく、操作者による開始指示がなされた場合にのみ安否判定を開始してもよい。
操作者による終了指示は受け付けないようにしてもよい。
警報動作は、操作者による設定に拘わらずに常時行ってもよい。あるいは警報動作は、全く行わなくてもよい。
無線端末MTからの応答には、電子メールを用いてもよい。
一斉通報の対象の少なくとも一部は、有線回線により構内ネットワークに接続された端末であってもよい。
安否確認の対象者は、作業者には限らない。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…制御ユニット、2…記憶ユニット、3…通信インタフェースユニット、4…入出力インタフェースユニット、5…入力部、6…表示部、7…鳴動部、8…外部ポート、11…交換制御部、12…安否確認部、21…端末管理情報記憶部、22…設定テーブル、23…履歴情報記憶部。

Claims (6)

  1. 音声通信機能を有する複数の端末のうちの2以上の端末を呼制御プロトコルにより接続し、該接続された端末間での音声データの伝送を可能とするIP電話サーバ装置であって、
    前記複数の端末のうちの2以上の端末に一斉通報する通報手段と、
    前記通報手段による一斉通報に応答した端末を判定する判定手段と、
    前記一斉通報の対象である端末のそれぞれについて、応答したと前記判定手段により判定されたか否かを判別可能とする情報を出力する出力手段と、
    を具備したIP電話サーバ装置。
  2. 前記通報手段による一斉通報が行われてから予め定められた待ち時間が経過しても応答したと前記判定手段により判定されていない端末がある場合に、予め定められた警報動作を行う警報手段、
    をさらに備える請求項1に記載のIP電話サーバ装置。
  3. 前記端末の位置を判断する位置判断手段をさらに備え、
    前記出力手段は、応答したと前記判定手段により判定されていない端末について前記位置判断手段により判断された位置を表す情報を出力する、
    請求項1又は請求項2に記載のIP電話サーバ装置。
  4. 前記出力手段は、前記一斉通報の対象である端末のそれぞれについて、応答したと前記判定手段により判定されたか否かを判別可能とするデータファイルを出力する、
    請求項1−請求項3のいずれか一項に記載のIP電話サーバ装置。
  5. 前記出力手段は、複数回の一斉通報のそれぞれに関して、各一斉通報の対象である端末のそれぞれについて、応答したと前記判定手段により判定されたか否かを一括で判別可能とする情報を出力する、
    請求項1−請求項4のいずれか一項に記載のIP電話サーバ装置。
  6. 前記通報手段は、所定の実行期間内に所定の実行間隔で繰り返し前記一斉通報を行うこととし、
    前記実行期間及び前記実行間隔の少なくとも一方を操作者による操作に応じて設定する設定手段をさらに備える、
    請求項1−請求項5のいずれか一項に記載のIP電話サーバ装置。
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