JP2002232589A - ネット販売方法、ネット販売システム及びプログラム - Google Patents

ネット販売方法、ネット販売システム及びプログラム

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JP2002232589A
JP2002232589A JP2001024828A JP2001024828A JP2002232589A JP 2002232589 A JP2002232589 A JP 2002232589A JP 2001024828 A JP2001024828 A JP 2001024828A JP 2001024828 A JP2001024828 A JP 2001024828A JP 2002232589 A JP2002232589 A JP 2002232589A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のネット販売方法では、ユーザがホーム
ページの製品情報を参照するために、必要な通信費(I
SPへの接続料及び第1種通信事業者への回線使用料)
の負担がユーザ側に少なからずかかってしまう。 【解決手段】 アクセスしようとするWebサイトのU
RLが事前に登録されているか否か判定するURL解析
処理と、そのURL解析処理の結果、URLが事前に登
録されている場合、プロバイダ回線によるプロバイダサ
ーバとの回線接続を、自動着信課金サービス回線による
Webサイトとの回線接続に自動的に切り替える回線接
続切替処理と、アクセスしてきたユーザ端末に対して、
WebサイトがURLで指定された製品情報が掲載され
ているホームページ情報を自動着信課金サービス回線を
介して送信するホームページ送信処理とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
などのネットワークを利用して製品(商品)を通信販売
するネット販売方法、ネット販売システム及びプログラ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ユーザ(消費者)がインター
ネットなどを利用して製品を購入する場合(即ち、いわ
ゆるオンラインショッピングを行う場合)、ユーザは、
ユーザ端末からインターネットサービスプロバイダ(以
下、ISPという)にアクセスして接続した後、ブラウ
ザを用いてURL(Uniform Resource Locator)を指定
して、インターネット上のWebサイトにアクセスし、
そのWebサイトから製品リストなどの製品情報が掲載
されているホームページ(Webページ)の情報を取得
して、その情報をブラウザで画面に表示する。そして、
ユーザは、画面表示されたホームページ中の製品情報を
参照して、購入する製品を選択し、その製品をオンライ
ンで注文する。
【0003】このように、インターネットを利用したオ
ンラインショッピングでは、ユーザは時間を選ばずに自
宅にいながら希望の製品を注文することができるため、
ユーザにとって非常に便利なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
オンラインショッピングを実現するネット販売方法で
は、ユーザがホームページの製品情報を参照するため
に、必要な通信費(ISPへの接続料及び第1種通信事
業者への回線使用料)の負担がユーザ側に少なからずか
かってしまう。その結果、ユーザの製品の購入意欲が削
がれ、インターネット販売形態の拡大を阻害する要因
(原因)になってしまうという課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、ユーザ側の通信費を極力抑
えることができるネット販売方法、ネット販売システム
及びプログラムを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1、5及び8記載
の発明に係るネット販売方法、ネット販売システム及び
プログラムは、アクセスしようとするWebサイトのU
RLが事前に登録されているか否か判定するURL解析
処理と、そのURL解析処理の結果、URLが事前に登
録されている場合、プロバイダ回線によるプロバイダサ
ーバとの回線接続を、自動着信課金サービス回線による
Webサイトとの回線接続に自動的に切り替える回線接
続切替処理と、アクセスしてきたユーザ端末に対して、
WebサイトがURLで指定された製品情報が掲載され
ているホームページ情報を自動着信課金サービス回線を
介して送信するホームページ送信処理とを備えたもので
ある。
【0007】請求項2及び6記載の発明に係るネット販
売方法及びネット販売システムは、アクセスしようとす
るWebサイトのURLが事前に登録されているか否か
判定するURL解析処理と、そのURL解析処理の結
果、URLが事前に登録されている場合、公衆回線によ
るプロバイダサーバとの回線接続を、公衆回線によるW
ebサイトとの回線接続に自動的に切り替える回線接続
切替処理と、その回線接続切替処理後、Webサイトが
一旦回線接続を切断し、アクセスしてきたユーザ端末に
対してコールバックして公衆回線を介して回線接続する
コールバック処理と、ユーザ端末に対して、Webサイ
トがURLで指定された製品情報が掲載されているホー
ムページ情報を公衆回線を介して送信するホームページ
送信処理とを備えたものである。
【0008】請求項3、7及び9記載の発明に係るネッ
ト販売方法、ネット販売システム及びプログラムは、回
線接続を切り替える前に、ユーザ端末側で回線接続の切
り替えを行うか否か選択する回線接続切替選択処理を設
けたものである。
【0009】請求項4記載の発明に係るネット販売方法
は、Webサイトに初めてアクセスした際に、ユーザ端
末が各処理を実現するソフトウェアをダウンロードする
ダウンロード処理を設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。図1は、本発明におけるネット販売システム
を示すシステム構成図である。図1において、ユーザ端
末10は、製品の購入を希望するユーザ(消費者)が備
えたパーソナルコンピュータや携帯電話などの端末であ
る。このユーザ端末10は、モデムやターミナルアダプ
タ、無線回線(即ち、基地局)など(図示せず)を介し
て公衆通信回線に接続されている。
【0011】尚、図1では、公衆通信回線(公衆回線)
のうち、ユーザが契約しているISPの回線番号(電話
番号)にダイヤルしてISPにアクセスする通信回線を
プロバイダ回線61といい、また、自動着信課金サービ
ス(例えば、NTTのフリーダイヤル(登録商標)など
のように、通信料金を自動的に着信者が支払うサービ
ス)の回線番号にダイヤルして対象Webサイト40に
直接アクセスする通信回線を自動着信課金サービス回線
62ということにする。
【0012】図2は、ユーザ端末10の具体的構成を示
すブロック図である。図2に示すように、ユーザ端末1
0は、ブラウザ110、ユーザ入力部120及びアクセ
ス制御部130を備えている。ブラウザ110は、イン
ターネット上でホームページ(Webページ)を閲覧す
るためのソフトウェアであり、各Webサイトから送ら
れるホームページのHTML(Hyper Text Makeup Lang
uage)文を解読して画面に表示する。ユーザ入力部12
0は、キーボードやマウスなどのユーザ操作によりデー
タを入力するデバイスである。
【0013】アクセス制御部130は、ユーザ端末10
のアクセス(回線接続)を制御するソフトウェアであ
る。このアクセス制御部130は、アクセス主制御部1
31、プロバイダ制御部132及び自動着信課金サービ
ス制御部133から構成されている。
【0014】アクセス主制御部131は、アクセス制御
部130の主制御、即ち、ブラウザ110又はユーザ入
力部120から指定されるURL(ホームページのアド
レス)を解析して(URL解析機能)、その解析結果に
応じてアクセスパス(アクセス経路、即ち、プロバイダ
回線61及び自動着信課金サービス回線62の回線接
続)の切り替え指示を送り(回線接続切替機能)、We
bサイトに対してHTTP(Hyper Text Transfer Prot
ocol)コマンドを発行する機能を備えている。プロバイ
ダ制御部132は、アクセス主制御部131からのアク
セスパスの切り替え指示に従ってプロバイダ回線61の
接続・切断を行うものであり、自動着信課金サービス制
御部133は、アクセス主制御部131からのアクセス
パスの切り替え指示に従って自動着信課金サービス回線
62の接続・切断を行うものである。
【0015】従って、アクセス制御部130は、ユーザ
端末10としてのコンピュータに、アクセスしようとす
るWebサイトのURLが事前に登録されているか否か
判定するURL解析処理、ユーザに回線接続の切り替え
を行うか否か選択させる回線接続切替選択処理、及びU
RL解析処理の結果、URLが事前に登録され、かつ回
線接続切替選択処理の結果ユーザが回線接続の切り替え
を選択した場合、プロバイダ回線によるプロバイダサー
バとの回線接続を、自動着信課金サービス回線によるW
ebサイトとの回線接続に切り替える回線接続切替処理
を実行させるためのプログラムを含む。
【0016】プロバイダサーバ20は、ISPが備え
た、ユーザに対してインターネットの接続サービスを提
供するコンピュータである。このプロバイダサーバ20
は、プロバイダ回線61を介してユーザ端末10と接続
され、また、インターネット専用回線71を介してイン
ターネット30と接続される。
【0017】対象Webサイト(Webサイト)40
は、販売する製品に関する製品情報を掲載しているホー
ムページ情報をユーザに提供して、そのホームページ上
で製品を販売するサイトである。この対象Webサイト
40は、自動着信課金サービス回線62を介してユーザ
端末10と接続され、また、インターネット専用回線7
2を介してインターネット30と接続されている。対象
Webサイト40では、自動着信課金サービス回線62
を介してユーザ端末10から直接アクセスされることに
より、無料(ISPへの接続料及び第1種通信事業者へ
の回線使用料なし)で、ホームページ情報をユーザに提
供することができる。
【0018】図3は、対象Webサイト40の具体的構
成を示すブロック図である。図3において、ルータ40
1は、複数のネットワーク間を中継する装置であり、イ
ンターネット専用回線72とHTTPサーバ402との
中継点に設けられている。尚、このルータ401は、複
数経路から最適な経路を選択する機能、接続制限などの
パケットフィルタリング機能や、インターネット用のグ
ローバルアドレスと内部のプライベートアドレスとの変
換機能なども備えている。
【0019】HTTPサーバ(ホームページ送信機能)
402は、ユーザ端末10からのホームページ情報の要
求(HTTPコマンド)に対して、その該当するHTM
L文のホームページ情報をデータベース403から読み
出してユーザ端末10に提供するコンピュータである。
このHTTPサーバ402は、図3に示すように、ルー
タ401を介してインターネット専用回線72に接続さ
れるとともに、自動着信課金サービス回線62に直接接
続されている。
【0020】このように、ユーザ端末10からHTTP
サーバ402(対象Webサイト40)へのアクセスパ
スは、インターネット専用回線72の経路(即ち、プロ
バイダサーバ20及びインターネット30を経由する経
路)と、ユーザ端末10が直接ダイヤルアップ接続可能
な自動着信課金サービス回線62の経路とが設けられて
いる。データベース403は、各種ホームページ情報を
HTML形式のファイルで管理するものである。
【0021】他のWebサイト50は、販売する製品に
関する製品情報を掲載しているホームページ情報をユー
ザに提供するサイトであり、インターネット専用回線7
3を介してインターネット30に接続されている。他の
Webサイト50は、上記の対象Webサイト40のよ
うに、自動着信課金サービス回線62を介してユーザ端
末10に接続することはできないため、無料でホームペ
ージ情報をユーザに提供することはできない。
【0022】次に、動作について説明する。図4は、本
発明におけるネット販売システムの動作(ネット販売方
法)を説明するためのフローチャートである。尚、ユー
ザ端末10には、対象Webサイト40のURL及び自
動着信課金サービス回線62の回線番号(即ち、対象W
ebサイト40の電話番号)が、何らかの手段で事前に
登録されているものとする。
【0023】ユーザが製品を購入するために対象Web
サイト40や他のWebサイト50のホームページを見
ようとする場合、先ず、ユーザは、ユーザ入力部120
を操作して、プロバイダサーバ20への接続の指示を出
すと、その指示は、ユーザ入力部120からアクセス制
御部130のアクセス主制御部131に送られる。
【0024】アクセス主制御部131は、プロバイダサ
ーバ20への接続の指示を受け取ると、プロバイダ制御
部132に回線接続の指示を送る。プロバイダ制御部1
32は、回線接続の指示を受け取ると、プロバイダサー
バ20に対してダイヤルしてダイヤルアップ接続(プロ
バイダ回線61の回線接続)を行い、その後、プロバイ
ダサーバ20とセッションを確立する(ステップST
1)。
【0025】次に、ユーザは、ユーザ入力部120又は
ブラウザ110で表示された画面からURL(ホームペ
ージのアドレス)を指定する(ステップST2)。例え
ば、URLは、「http://www.xxxx.c
o.jp/yyyy」と記述される。ここで、「htt
p」はhttpというプロトコルを使うことを意味す
る。また、「www.xxxx.co.jp」はホスト
名を示し、「www」はホスト名がWebサーバである
ことを示し、「xxxx」は組織ドメイン名を示し、
「co.jp」はサブ、トップドメインを示している。
また、「yyyy」はディレクトリ名又はファイル名を
示している。尚、URLは、上記のようなhttpプロ
トコル以外のFTPプロトコルであっても構わない。
【0026】次に、アクセス主制御部131は、ユーザ
によって指定されたURLが事前に登録されているか否
か、即ち、指定されたURLが対象Webサイト40の
URLか否か判定する(ステップST3)。仮に、登録
されたURL(対象Webサイト40のURL)でなけ
れば、アクセス主制御部131は、そのURLを指定し
たHTTPコマンドを発行し(ステップST4)、ブラ
ウザ110は、その指定されたURLに該当するWeb
サイト(例えば、他のWebサイト50)からインター
ネット30及びプロバイダサーバ20を介して送信され
たHTML文のホームページ情報を取得して、画面に表
示する(ステップST5)。
【0027】ユーザは、画面表示されたホームページ中
の製品情報を見て、購入を希望する製品があれば、その
製品を選択してオンラインで注文する。次に、ユーザ
は、ホームページの参照を終了するか否か判断して(ス
テップST6)、他のホームページを見ようとする場合
は、上記ステップST2の処理に戻って、他のURLを
指定する。他のホームページを見ずに終了する場合に
は、ユーザは、ユーザ入力部120からプロバイダサー
バ20への切断の指示を出し、その指示がアクセス主制
御部131を経由してプロバイダ制御部132に送られ
て、プロバイダ制御部132が、プロバイダサーバ20
とのセッション解除及び回線切断を行って(ステップS
T7)、処理を終了する。
【0028】一方、指定されたURLが登録されたUR
Lであれば、ユーザは回線接続の切り替え(アクセスパ
スの切り替え)を行うか否か判断する(ステップST
8)。このように、ステップST8において、回線接続
の切り替えを行うか否かの判断をユーザに行わせる理由
は、回線接続の切り替えを行うために多少の時間がかか
ってしまうので、直ちにユーザが対象Webサイト40
のホームページを見たい場合には、ユーザは回線接続の
切り替えを望まないこともあり得るためである。そのよ
うな状況を配慮して、自動的に回線接続の切り替えを行
わないように構成したものであり、ユーザが回線接続の
切り替えを行わないように選択することにより、回線接
続の切り替えが一連のインターネットアクセスの妨げに
ならないように配慮されている。
【0029】ユーザが回線接続の切り替えを希望しない
場合(例えば、通信費よりもホームページアクセスの素
早さ(時間)を優先した場合)には、上記ステップST
4〜ステップST6の処理を繰り返す。一方、ユーザが
回線接続の切り替えを希望する場合(無料でホームペー
ジを見たい場合)には、アクセス主制御部131は、プ
ロバイダ制御部132に対してプロバイダサーバ20へ
の切断の指示を送り、プロバイダ制御部132は、プロ
バイダサーバ20とのセッション解除及び回線切断を行
う(ステップST9)。
【0030】次に、アクセス主制御部131は、事前に
登録されているURLの対象Webサイト40への接続
の指示を自動着信課金サービス制御部133に送り、自
動着信課金サービス制御部133は、自動着信課金サー
ビス回線62の回線番号にダイヤルして、対象Webサ
イト40に対してダイヤルアップ接続(自動着信課金サ
ービス回線62の回線接続)を行い、その後、対象We
bサイト40とセッションを確立する(ステップST1
0)。
【0031】次に、アクセス主制御部131は、そのU
RLを指定したHTTPコマンドを発行し(ステップS
T11)、ブラウザ110は、その指定されたURLに
該当する対象Webサイト40から自動着信課金サービ
ス回線62を介して送信されたHTML文のホームペー
ジ情報を取得して、画面に表示する(ステップST1
2)。
【0032】例えば、対象Webサイト40のURL
が、「http://www.xxxx.co.jp/
yyyy」であるとすると、対象Webサイト40のH
TTPサーバ402は、そのURLを自動着信課金サー
ビス回線62を介して受け取り、URLの一部の「yy
yy」をファイル名(HTML文書名)の指定としてデ
ータベース403に送る。データベース403は、「y
yyy」で指定されるHTMLデータをHTTPサーバ
402に送る。HTTPサーバ402は、その送られた
HTMLデータを自動着信課金サービス回線62を介し
て要求元のユーザ端末10に送信する。
【0033】ユーザは、画面表示されたホームページ中
の製品情報を見て、購入を希望する製品があれば、その
製品を選択してオンラインで注文する。次に、ユーザ
は、ホームページの参照を終了するか否か判断して(ス
テップST13)、他のホームページを見ようとする場
合は、上記ステップST2及びステップST3の処理と
同様に、ユーザが他のURLを指定し(ステップST1
5)、アクセス主制御部131がその指定されたURL
が登録されたものか否か判定する(ステップST1
6)。
【0034】登録されたURLであれば、上記ステップ
ST11及びステップST12の処理を繰り返す。一
方、登録されたURLでなければ、アクセス主制御部1
31は、自動着信課金サービス制御部133に対して対
象Webサイト40への切断の指示を送り、自動着信課
金サービス制御部133は、対象Webサイト40との
セッション解除及び回線切断を行う(ステップST1
7)。そして、アクセス主制御部131は、プロバイダ
サーバ20への接続の指示をプロバイダ制御部132に
送り、プロバイダ制御部132は、プロバイダサーバ2
0に対してダイヤルアップ接続を行い、その後、プロバ
イダサーバ20とセッションを確立した後(ステップS
T18)、上記ステップST4〜ステップST6の処理
を繰り返す。
【0035】ユーザは、上記ステップST13の判断の
結果、他のホームページを見ずに終了する場合には、ユ
ーザ入力部120から対象Webサイト40への切断の
指示を出し、その指示がアクセス主制御部131を経由
して自動着信課金サービス制御部133に送られて、自
動着信課金サービス制御部133が、対象Webサイト
40とのセッション解除及び回線切断を行って(ステッ
プST14)、処理を終了する。
【0036】以上のように、この実施の形態によれば、
指定されたURLを解析した結果、そのURLが事前に
登録された対象Webサイト40のURLであった場
合、プロバイダ回線61によるプロバイダサーバ20と
の回線接続を、自動着信課金サービス回線62による対
象Webサイト40との回線接続に自動的に切り替える
ように構成することにより、オンラインショッピングす
る際のユーザ側の通信費を極力抑えることができ、その
結果、ユーザによる製品の購入意欲を増進させ、インタ
ーネット販売形態の拡大を図ることができる。
【0037】また、URLの登録の有無の判定後に、ユ
ーザが回線接続の切り替えを行うか否か選択可能(図4
のステップST8)に構成することにより、ユーザが直
ちに対象Webサイト40のホームページを見たい場合
には、自動的に回線切り替えを行わずに、ユーザが対象
Webサイト40のホームページに素早くアクセスする
ことができる。
【0038】尚、ユーザは、本発明を実現するために、
ユーザ端末10内に、ソフトウェアであるアクセス制御
部130を事前に設定(登録)しておく必要がある。ユ
ーザ端末10内にアクセス制御部130を設定する方法
としては、ユーザ端末10が対象Webサイト40に初
めてアクセスしたときに、対象Webサイト40からユ
ーザ端末10にアクセス制御部130をダウンロードす
る方法が考えられる。しかし、これに限るものではな
く、その他の方法、例えば、ユーザがパッケージソフト
のアクセス制御部130を購入するなどして、その購入
したアクセス制御部130をインストールするなどの方
法であっても構わない。
【0039】また、アクセス制御部130のソフトウェ
ア内に対象Webサイト40のURL及び自動着信課金
サービス回線62の回線番号を事前に登録しておくこと
により、上記のように、アクセス制御部130がユーザ
端末10内に設定されると、対象Webサイト40のU
RL及び自動着信課金サービス回線62の回線番号も、
ユーザ端末10内に自動的に登録されることになる。
【0040】上記実施の形態では、ユーザ端末10側か
ら自動着信課金サービス回線62の回線番号に再ダイヤ
ルすることによって、ユーザ端末10が対象Webサイ
ト40に直接回線接続(ホームページにアクセス)する
ように構成されていたが、これに限るものではなく、対
象Webサイト40側からコールバックすることによっ
て、対象Webサイト40がユーザ端末10に接続する
ように構成されても構わない。即ち、上記図4のステッ
プST10において、ユーザ端末10が対象Webサイ
ト40にダイヤルアップ接続(このとき、自動着信課金
サービス回線62で回線接続する必要はなく、通常の公
衆通信回線による回線接続であってもよい)をした後、
一旦回線を切断し、対象Webサイト40側からユーザ
端末10に対してダイヤルアップ接続してセッションを
開設するように構成されても構わない。かかる場合も、
上記同様に、ユーザ側の通信費を極力抑えることができ
るという効果を奏する。
【0041】また、対象Webサイト40は1つに限定
するものではなく、複数の対象WebサイトのURLと
自動着信課金サービス回線の回線番号との対応を関係付
けておけば、複数の対象Webサイトについても適用す
ることが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1、5及び8記載
の発明によれば、アクセスしようとするWebサイトの
URLが事前に登録されているか否か判定するURL解
析処理と、そのURL解析処理の結果、URLが事前に
登録されている場合、プロバイダ回線によるプロバイダ
サーバとの回線接続を、自動着信課金サービス回線によ
るWebサイトとの回線接続に自動的に切り替える回線
接続切替処理と、アクセスしてきたユーザ端末に対し
て、WebサイトがURLで指定された製品情報が掲載
されているホームページ情報を自動着信課金サービス回
線を介して送信するホームページ送信処理とを備えたの
で、オンラインショッピングする際のユーザ側の通信費
を極力抑えることができ、その結果、ユーザによる製品
の購入意欲を増進させ、インターネット販売形態の拡大
を図ることができる。
【0043】請求項2及び6記載の発明によれば、アク
セスしようとするWebサイトのURLが事前に登録さ
れているか否か判定するURL解析処理と、そのURL
解析処理の結果、URLが事前に登録されている場合、
公衆回線によるプロバイダサーバとの回線接続を、公衆
回線によるWebサイトとの回線接続に自動的に切り替
える回線接続切替処理と、その回線接続切替処理後、W
ebサイトが一旦回線接続を切断し、アクセスしてきた
ユーザ端末に対してコールバックして公衆回線を介して
回線接続するコールバック処理と、ユーザ端末に対し
て、WebサイトがURLで指定された製品情報が掲載
されているホームページ情報を公衆回線を介して送信す
るホームページ送信処理とを備えたので、前記請求項1
及び5記載の発明と同様、オンラインショッピングする
際のユーザ側の通信費を極力抑えることができるという
効果を奏する。
【0044】請求項3、7及び9記載の発明によれば、
回線接続を切り替える前に、ユーザ端末側で回線接続の
切り替えを行うか否か選択する回線接続切替選択処理を
設けたので、ユーザが直ちにWebサイトのホームペー
ジを見たい場合には、自動的に回線切り替えを行わず
に、ユーザがWebサイトのホームページに素早くアク
セスすることができる。
【0045】請求項4記載の発明に係るネット販売方法
は、Webサイトに初めてアクセスした際に、ユーザ端
末が各処理を実現するソフトウェアをダウンロードする
ダウンロード処理を設けたので、容易に各処理を実現す
るソフトウェアをユーザ端末内に設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるネット販売システムを示すシ
ステム構成図である。
【図2】 ユーザ端末の具体的構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 対象Webサイトの具体的構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 本発明におけるネット販売システムの動作を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 ユーザ端末 110 ブラウザ 120 ユーザ入力部 130 アクセス制御部 131 アクセス主制御部(URL解析機能、回線接続
切替機能) 132 プロバイダ制御部 133 自動着信課金サービス制御部 20 プロバイダサーバ 30 インターネット 40 対象Webサイト(Webサイト) 401 ルータ 402 HTTPサーバ(ホームページ送信機能、コー
ルバック機能) 403 データベース 50 他のWebサイト 61 プロバイダ回線(公衆回線) 62 自動着信課金サービス回線(公衆回線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 3/42 Z 15/08 15/08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセスしようとするWebサイトのU
    RLが事前に登録されているか否か判定するURL解析
    ステップと、 そのURL解析ステップの結果、前記URLが事前に登
    録されている場合、プロバイダ回線によるプロバイダサ
    ーバとの回線接続を、自動着信課金サービス回線による
    前記Webサイトとの回線接続に自動的に切り替える回
    線接続切替ステップと、 アクセスしてきたユーザ端末に対して、前記Webサイ
    トが前記URLで指定された製品情報が掲載されている
    ホームページ情報を前記自動着信課金サービス回線を介
    して送信するホームページ送信ステップとを備えたこと
    を特徴とするネット販売方法。
  2. 【請求項2】 アクセスしようとするWebサイトのU
    RLが事前に登録されているか否か判定するURL解析
    ステップと、 そのURL解析ステップの結果、前記URLが事前に登
    録されている場合、公衆回線によるプロバイダサーバと
    の回線接続を、公衆回線による前記Webサイトとの回
    線接続に自動的に切り替える回線接続切替ステップと、 その回線接続切替ステップ後、前記Webサイトが一旦
    回線接続を切断し、アクセスしてきたユーザ端末に対し
    てコールバックして前記公衆回線を介して回線接続する
    コールバックステップと、 前記ユーザ端末に対して、前記Webサイトが前記UR
    Lで指定された製品情報が掲載されているホームページ
    情報を前記公衆回線を介して送信するホームページ送信
    ステップとを備えたことを特徴とするネット販売方法。
  3. 【請求項3】 回線接続を切り替える前に、ユーザ端末
    側で回線接続の切り替えを行うか否か選択する回線接続
    切替選択ステップが設けられたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載のネット販売方法。
  4. 【請求項4】 Webサイトに初めてアクセスした際
    に、ユーザ端末が各処理を実現するソフトウェアをダウ
    ンロードするダウンロードステップが設けられたことを
    特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項
    記載のネット販売方法。
  5. 【請求項5】 アクセスしようとするホームページのU
    RLが事前に登録されているか否か判定するURL解析
    機能、及びそのURL解析の結果、前記URLが事前に
    登録されている場合、プロバイダ回線によるプロバイダ
    サーバとの回線接続を、自動着信課金サービス回線によ
    る回線接続に自動的に切り替える回線接続切替機能を有
    するユーザ端末と、 前記自動着信課金サービス回線と接続されており、前記
    ユーザ端末に対して前記URLで指定された製品情報が
    掲載されているホームページ情報を前記自動着信課金サ
    ービス回線を介して送信するWebサイトとを備えたこ
    とを特徴とするネット販売システム。
  6. 【請求項6】 アクセスしようとするホームページのU
    RLが事前に登録されているか否か判定するURL解析
    機能、及びそのURL解析の結果、前記URLが事前に
    登録されている場合、プロバイダサーバとの回線接続を
    自動的に切り替える回線接続切替機能を有するユーザ端
    末と、 その回線接続の切り替えにより回線接続された後、一旦
    回線接続を切断し、前記ユーザ端末に対してコールバッ
    クして前記公衆回線を介して回線接続するコールバック
    機能、及び前記ユーザ端末に対して前記URLで指定さ
    れた製品情報が掲載されているホームページ情報を前記
    公衆回線を介して送信するホームページ送信機能を有す
    るWebサイトとを備えたことを特徴とするネット販売
    システム。
  7. 【請求項7】 回線接続を切り替える前に、回線接続の
    切り替えを行うか否か選択可能な回線接続切替選択機能
    がユーザ端末に設けられたことを特徴とする請求項5又
    は請求項6記載のネット販売システム。
  8. 【請求項8】 ユーザ端末としてのコンピュータに、ア
    クセスしようとするWebサイトのURLが事前に登録
    されているか否か判定するURL解析処理、及びそのU
    RL解析処理の結果、前記URLが事前に登録されてい
    る場合、プロバイダ回線によるプロバイダサーバとの回
    線接続を、自動着信課金サービス回線による前記Web
    サイトとの回線接続に自動的に切り替える回線接続切替
    処理を実行させるためのプログラム。
  9. 【請求項9】 ユーザ端末としてのコンピュータに、ア
    クセスしようとするWebサイトのURLが事前に登録
    されているか否か判定するURL解析処理、ユーザに回
    線接続の切り替えを行うか否か選択させる回線接続切替
    選択処理、及び前記URL解析処理の結果、前記URL
    が事前に登録され、かつ前記回線接続切替選択処理の結
    果、ユーザが回線接続の切り替えを選択した場合、プロ
    バイダ回線によるプロバイダサーバとの回線接続を、自
    動着信課金サービス回線による前記Webサイトとの回
    線接続に切り替える回線接続切替処理を実行させるため
    のプログラム。
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