JP2016206866A - 不動産仲介業務支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遠隔地での不動産物件の仲介を、ユーザーが使い慣れた電話機を使った音声通話と、電話機とは別のコンピューターを使った映像の伝送とを介して行うことのできる不動産仲介業務支援システムを提供する。
【解決手段】不動産仲介業務支援システム1は、ユーザーが使用するユーザー閲覧端末60と、不動産業者が使用する業者端末40と、ネットワーク2経由で接続されると共に、ユーザーが使用するユーザー電話機70と、不動産業者が使用する業者電話機50と、電話網3経由で接続される管理サーバー10,20,30であって、ユーザー端末識別子と業者識別子とを含むコネクション識別子を含む物件ページを生成すると共に、ユーザー電話機70に入力されるコネクション識別子に基づいて、ユーザー電話機70と業者電話機50との間での音声チャンネルと、ユーザー閲覧端末60と業者端末40との間での映像チャンネルを確立する。
【選択図】図8

Description

本発明は、不動産物件の仲介業務を支援するシステムに関し、特に、音声と映像を介して不動産物件の仲介を行うための不動産仲介業務支援システムに関する。
従来から、不動産仲介業において、顧客の応対にテレビ電話を用いる業務支援システムが提供されており、不動産業者は、顧客と会話しながら物件情報等を映像で提示することができる。これによって、顧客が店舗まで足を運ぶ手間を省くことができると共に、顧客と不動産業者との間で映像のやりとりができることで、サービスの利便性も格段に向上させることができる。
例えば、下記特許文献1には、無人店舗において、店舗に設置されたウェブカメラとマイクを装備した専用端末を用いてユーザーが物件情報の検索閲覧を行うと共に、不動産業者の担当者と話したい場合には、この専用端末を介して、テレビ電話による業者担当者の応対を遠隔地で受けるシステムが開示されている。
また、ユーザーがウェブカメラとマイクを装備したコンピューターを自宅に所有していれば、ユーザーが自宅でテレビ電話を介して業者担当者の応対サービスを遠隔地で受けることもできる。
特開2011−170421号公報
しかし、高齢者等のコンピューターに不慣れなユーザーは、音声通話は自宅の固定電話や携帯電話を用いるのに慣れており、このようなユーザーにとっては、ウェブカメラとマイクを装備したコンピューターを介したテレビ電話の利用はハードルが高い。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、遠隔地での不動産物件の仲介を、ユーザーが使い慣れた電話機を使った音声通話と、電話機とは別のコンピューターを使った映像の伝送とを介して行うことのできる不動産仲介業務支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る不動産仲介業務支援システムは、ユーザー閲覧端末を使用してネットワークを介して不動産物件を閲覧するユーザーに対して、遠隔地から不動産業者が不動産物件を仲介する不動産仲介業務を支援する不動産仲介業務支援システムにおいて、ユーザーが使用する前記ユーザー閲覧端末と、不動産業者が使用する業者端末と、ネットワーク経由で接続されると共に、ユーザーが使用するユーザー電話機と、不動産業者が使用する業者電話機と、電話網経由で接続される管理サーバーを備え、前記管理サーバーは、不動産物件に関する情報と、不動産物件を管理する不動産業者に関する情報と、を格納する記憶装置と、アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末からの要求に基づいて、前記ユーザー閲覧端末に送信される所定の不動産物件の物件ページを生成する際に、アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末を識別するためのユーザー端末識別子と、当該不動産物件を管理する不動産業者を識別するための業者識別子と、を含むコネクション識別子と、前記管理サーバーへつながる代表電話番号と、を含めて前記物件ページを生成する物件ページ生成部と、前記物件ページを前記ユーザー閲覧端末において閲覧したユーザーから、前記ユーザー電話機を使用して前記代表電話番号への着信があり、ユーザーが前記ユーザー電話機に入力した前記コネクション識別子を電話網経由で受信すると、前記記憶装置を参照して、前記コネクション識別子に含まれる前記業者識別子に基づいて当該不動産物件を管理する不動産業者を特定する不動産業者特定部と、前記ユーザー電話機からの前記代表者電話番号への電話を、前記不動産業者特定部が特定した不動産業者の前記業者電話機に転送することで、前記ユーザー電話機と前記業者電話機との間で音声チャンネルを確立する音声チャンネル確立部と、前記コネクション識別子に含まれる前記ユーザー端末識別子によって特定される前記ユーザー閲覧端末と、前記不動産業者特定部が特定した不動産業者の前記業者端末との間で映像チャンネルを確立する映像チャンネル確立部と、
を備え、ユーザーと不動産業者との間で、電話網経由での音声通話と、ネットワーク経由での映像の伝送と、を確立させることにより不動産仲介業務を支援することを特徴とする。
また、本発明に係る不動産仲介業務支援方法は、ユーザー閲覧端末を使用して管理サーバーが管理している不動産物件をネットワーク経由で閲覧するユーザーに対して、遠隔地から不動産業者が不動産物件を仲介する不動産仲介業務を支援する不動産仲介業務支援方法において、前記管理サーバーにおいて、アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末からの要求に基づいて、前記ユーザー閲覧端末にネットワーク経由で送信される所定の不動産物件の物件ページを生成する際に、アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末を識別するためのユーザー端末識別子と、当該不動産物件を管理する不動産業者を識別するための業者識別子と、を含むコネクション識別子と、前記管理サーバーへつながる代表電話番号と、を含めて前記物件ページを生成する物件ページ生成工程と、前記管理サーバーにおいて、前記物件ページを前記ユーザー閲覧端末において閲覧したユーザーから、前記ユーザー電話機を使用して前記代表電話番号への着信があり、ユーザーが前記ユーザー電話機に入力した前記コネクション識別子を電話網経由で受信すると、不動産物件に関する情報と、不動産物件を管理する不動産業者に関する情報と、を格納する記憶装置を参照して、前記コネクション識別子に含まれる前記業者識別子に基づいて当該不動産物件を管理する不動産業者を特定する不動産業者特定工程と、前記管理サーバーにおいて、前記ユーザー電話機からの前記代表者電話番号への電話を、前記不動産業者特定工程において特定した不動産業者の前記業者電話機に転送することで、前記ユーザー電話機と前記業者電話機との間で電話網経由での音声チャンネルを確立する音声チャンネル確立工程と、前記管理サーバーにおいて、前記コネクション識別子に含まれる前記ユーザー端末識別子によって特定される前記ユーザー閲覧端末と、前記不動産業者特定工程において特定した不動産業者の前記業者端末との間でネットワーク経由での映像チャンネルを確立する映像チャンネル確立工程と、
を備え、ユーザーと不動産業者との間で、電話網経由での音声通話と、ネットワーク経由での映像の伝送と、を確立させることにより不動産仲介業務を支援することを特徴とする。
また、本発明に係る不動産仲介業務支援プログラムは、ユーザー閲覧端末を使用してコンピューターが管理している不動産物件をネットワーク経由で閲覧するユーザーに対して、遠隔地から不動産業者が不動産物件を仲介する不動産仲介業務の支援を前記コンピューターに行わせるための不動産仲介業務支援プログラムにおいて、アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末からの要求に基づいて、前記ユーザー閲覧端末にネットワーク経由で送信される所定の不動産物件の物件ページを生成する際に、アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末を識別するためのユーザー端末識別子と、当該不動産物件を管理する不動産業者を識別するための業者識別子と、を含むコネクション識別子と、前記管理サーバーへつながる代表電話番号と、を含めて前記物件ページを生成する物件ページ生成ステップと、前記物件ページを前記ユーザー閲覧端末において閲覧したユーザーから、前記ユーザー電話機を使用して前記代表電話番号への着信があり、ユーザーが前記ユーザー電話機に入力した前記コネクション識別子を電話網経由で受信すると、不動産物件に関する情報と、不動産物件を管理する不動産業者に関する情報と、を格納する記憶装置を参照して、前記コネクション識別子に含まれる前記業者識別子に基づいて当該不動産物件を管理する不動産業者を特定する不動産業者特定ステップと、前記ユーザー電話機からの前記代表者電話番号への電話を、前記不動産業者特定ステップにおいて特定した不動産業者の前記業者電話機に転送することで、前記ユーザー電話機と前記業者電話機との間で電話網経由での音声チャンネルを確立する音声チャンネル確立ステップと、前記管理サーバーにおいて、前記コネクション識別子に含まれる前記ユーザー端末識別子によって特定される前記ユーザー閲覧端末と、前記不動産業者特定ステップにおいて特定した不動産業者の前記業者端末との間でネットワーク経由での映像チャンネルを確立する映像チャンネル確立ステップと、を前記コンピューターに実行させ、ユーザーと不動産業者との間で、電話網経由での音声通話と、ネットワーク経由での映像の伝送と、を確立させることにより不動産仲介業務を支援することを特徴とする。
本発明に係る不動産仲介業務支援システムによれば、ユーザーと不動産業者との間で、ユーザーが使い慣れたユーザー電話機及び業者電話機による電話網経由の通話と、ユーザー閲覧端末及び業者端末によるネットワーク経由の映像の伝送と、を確立させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る不動産仲介業務支援システムの構成を概略的に示す模式図である。 図2は、本発明の実施形態に係るシステムサーバーの構成を概略的に示す模式図である。 図3は、本発明の実施形態に係るユーザー閲覧端末に表示される物件詳細ページの内容を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係るIP電話サーバーの構成を概略的に示す模式図である。 図5は、本発明の実施形態に係る映像配信サーバーの構成を概略的に示す模式図である。 図6は、本発明の実施形態に係る業者端末の構成を概略的に示す模式図である。 図7は、本発明の実施形態に係るユーザー閲覧端末の構成を概略的に示す模式図である。 図8は、本発明の実施形態に係る不動産仲介業務支援の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、本発明の実施形態に係る不動産仲介業務支援の処理手順を示すフローチャートである。
図面を参照しながら本発明の実施形態に係る不動産仲介業務支援システムついて詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る不動産仲介業務支援システムの構成を概略的に示す模式図である。図2は、本実施形態に係るシステムサーバーの構成を概略的に示す模式図である。図3は、本実施形態に係るユーザー閲覧端末に表示される物件詳細ページの内容を示す図である。
図4は、本実施形態に係るIP電話サーバーの構成を概略的に示す模式図である。図5は、本実施形態に係る映像配信サーバーの構成を概略的に示す模式図である。図6は、本実施形態に係る業者端末の構成を概略的に示す模式図である。図7は、本実施形態に係るユーザー閲覧端末の構成を概略的に示す模式図である。
図1に示すように、不動産仲介業務支援システム1は、システムサーバー10と、IP電話サーバー20と、映像配信サーバー30と、不動産業者の社内に設置される業者端末40と、不動産業者の社内に設置される業者電話機50と、ユーザーが利用するコンピューターであるユーザー閲覧端末60と、ユーザーが使用するユーザー電話機70とを備えている。管理サーバーであるシステムサーバー10と、IP電話サーバー20と、映像配信サーバー30とは、LANによって接続されていて、相互にアクセス可能である。
業者端末40及びユーザー閲覧端末60は、インターネット等のデータ通信のネットワーク2を介して、システムサーバー10及び映像配信サーバー30と相互にアクセス可能である。また、業者電話機50及びユーザー電話機70は、公衆交換網、IP網、移動体通信網等の通話回線である電話網3を介してIP電話サーバー20と接続可能である。
本実施形態では、ユーザーが使い慣れたユーザー電話機70と業者電話機50とにより、ユーザーと不動産業者の担当者との間の音声通話(音声チャンネル)を確立すると共に、ユーザー閲覧端末60と業者端末40との間で映像の伝送(映像チャンネル)を確立することで、ユーザーと不動産業者の担当者との間において、音声と映像を介した遠隔地での不動産物件の仲介を実現している。
上述のサーバー10,20,30及び端末40,60は、各種演算を行うCPU(Central Processing Unit)等の演算装置11,21,31,41,61と、各種情報を記憶しておくHDD(Hard Disc Drive)や演算処理のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)等からなる記憶装置12,22,32,42,62と、出力手段としてのディスプレイ13,23,33,44,63と、キーボードやマウス等の入力装置14,24,34,45,64と、をそれぞれ備える。
演算装置11,21,31,41,61が、記憶装置12,22,32,42,62のプログラム格納部121,221,321,421,621に格納された各種プログラムを実行することによって、後述するサーバー10,20,30や端末40,60の各種機能を実現することができる。
システムサーバー10は、図2に示すように、演算装置11と、記憶装置12と、ディスプレイ13と、入力装置14とを備える。記憶装置12のプログラム格納部121には、ウェブサービス機能とDBマネジメント機能とを備える、不動産仲介業務支援システム1を統括管理するシステムプログラム122と、別経路による音声通話と映像配信を確立するためのコネクション識別子を生成するコネクション識別子生成プログラム123が格納されている。
記憶装置12は、不動産物件情報や不動産を管理する不動産業者の情報を格納する物件情報DB125と、コネクション識別子をセッションIDや不動産業者名に変換するための識別子変換用テーブルDB126、業者電話機50の通話状態を記録する通話状態記録DB127とを備える。
システムプログラム122は、物件情報DB125に格納された不動産物件に関する情報を、ウェブサービスとして、ネットワーク2を通じて公開している。具体的には、システムプログラム122は、不動産物件情報をハイパーテキスト形式で記載したウェブページを生成し、ネットワーク2を通じてシステムサーバー10にアクセスしてきたユーザー閲覧端末60に提供する。
システムプログラム122が提供するウェブページは、条件検索が可能となっており、検索条件を入力する条件入力欄ページ、検索結果一覧ページ、検索結果の一覧に含まれる各不動産物件の詳細を表示する物件詳細ページを含んでいる。検索結果一覧には詳細ページへのリンクが設定されていて、詳細を見たい物件のリンクの設定箇所をユーザーが入力装置64により選択すると、ユーザー閲覧端末60のディスプレイ63に該当物件の詳細ページが表示される。
物件詳細ページには、その物件の詳細情報コンテンツとして、管理する不動産業者名(店舗名)、物件の問合せ先電話番号、後述するガイダンスNo.、不動産業者の社内の配信映像等が含まれる(図3参照)。
物件情報DB125に記録されている各不動産物件情報には、物件ID、当該物件を管理する不動産業者ID、不動産業者名、不動産業者の社内に設置されている業者電話機50の業者電話番号、不動産業者の社内に設置されている業者端末40の業者端末ID等が含まれている。また、不動産業者が複数の店舗を有する業者の場合には、各物件を扱う業者店舗名も記録されている。
コネクション識別子生成プログラム123は、コネクション識別子を生成するプログラムである。コネクション識別子は、ユーザー閲覧端末60を特定するためのユーザー端末識別子と、ユーザーが問い合わせた不動産物件を管理する不動産業者を特定するための業者識別子とを組み合わせて生成される。
このコネクション識別子は、物件詳細ページを閲覧したユーザーと、その物件を管理する不動産業者の担当者との間で、ユーザー電話機70と業者電話機50とを介した音声チャンネルと、ユーザー閲覧端末60と業者端末40とを介した映像チャンネルとを確立するために使用される。
上述した該当物件の物件詳細ページに表示される「ガイダンスNo.」がコネクション識別子である。図3に示されたコネクション識別子は、「#315999」であるが、この6桁の数字のうち、前半3桁「315」がユーザー端末識別子であり、ユーザー閲覧端末60を識別するためのIDである。また、後半3桁「999」が業者識別子であり、不動産業者を識別するためのIDである。
ユーザー端末識別子は、セッションIDを変換した番号であり、業者識別子は、不動産業者名を変換した番号である。識別子変換用テーブルDB126は、セッションIDとユーザー端末識別子とのユーザー端末用変換テーブルと、不動産業者名と業者識別子との業者名用変換テーブルとを格納している。
ここで、セッションIDについて説明する。システムサーバー10のシステムプログラム122は、ユーザー閲覧端末60(ウェブ閲覧プログラム622)からアクセスされた際にセッションIDを発行し、このセッションIDを付与しながら当該ユーザー閲覧端末60との間でデータの送受信を行うことで、アクセス中のユーザー閲覧端末60を識別している。
システムプログラム122は、ユーザー閲覧端末60からの要求により当該ユーザー閲覧端末60に送信する不動産物件の物件詳細ページを生成する際、コネクション識別子生成プログラム123に、当該ユーザー閲覧端末60とのセッションIDと当該物件を管理する不動産業者名を渡し、識別子変換用テーブルDB126を参照させながらコネクション識別子を生成させる。生成されたコネクション識別子は、物件詳細ページのコンテンツに含まれ、ガイダンスNo.としてユーザー閲覧端末60に表示される。
逆に、後述するように、ユーザー電話機70に入力されたコネクション識別子を受信したシステムプログラム122は、ユーザー端末識別子と業者識別子とに分けてから識別子変換用テーブルDB126を参照することで、受信したコネクション識別子の生成元のコネクションID及び不動産業者名を取得することができる。
すなわち、システムサーバー10は、ユーザー電話機70に入力されたコネクション識別子を受信することで、電話をかけてきたユーザーがどのユーザー閲覧端末60を使用しているのか、電話をかけてきたユーザーが問い合わせている不動産物件を管理している不動産業者名を特定することができる。
また、システムプログラム122は、物件詳細ページを生成する際、ユーザー閲覧端末60において物件詳細ページ内に上述した業者社内の撮影映像を表示させるために、ユーザー閲覧端末60が当該映像にアクセスするためのリンクであるURLを作成する。このURLは、コネクション識別子が含まれたコネクション識別子付URLである。なお、このURLは、最低限、ユーザー閲覧端末60が特定できれば良いため、コネクション識別子付URLに限らず、ユーザー端末識別子に関連付けられたURLであれば良い。
また、通話状態記録DB127には、物件情報DB125に格納されている全ての業者電話機50の通話状態、すなわち、各業者電話機50が「通話中」であるか、「待機中」であるかを記録している。システムサーバー10(システムプログラム122)は、後述するようにIP電話サーバー20から通話状態に関する情報を受信すると、通話状態記録DB127の所定の業者電話機50の通話状態を更新する。
また、システムサーバー10(システムプログラム122)は、業者端末40(受話確認プログラム422)から、後述するように通話状態の問合せを受けると、通話状態記録DB127を参照し、当該業者端末40と同じ社内(店舗内)に設置されている業者電話機50の通話状態を返す。なお、「通話中」であるとの通話状態を返す場合は、システムサーバー10は、この電話元のユーザー電話機70に入力されて送られてきたコネクション識別子を含むコネクション識別子付URLも一緒に業者端末40へと送信する。
以上、システムサーバー10の機能について説明したが、このように、システムサーバー10は、演算装置11がシステムプログラム122を実行することによって、ユーザー識別子と業者識別子とからなるコネクション識別子と、問合せ先電話番号とを含む物件ページを生成する物件ページ生成部として機能する。
また、システムサーバー10は、ユーザー電話機70に入力されたコネクション識別子に基づいて、電話をかけてきたユーザーが問い合わせている不動産物件を管理している不動産業者名を特定する不動産業者特定部として機能すると共に、特定された不動産業者の業者端末40へ、当該コネクション識別子(ユーザ端末識別子を含む)を送信するユーザー端末識別子送信部として機能する。
IP電話サーバー20は、図4に示すように、演算装置21と、記憶装置22と、ディスプレイ23と、入力装置24とを備える。記憶装置22のプログラム格納部221には、電話網3に接続してIP電話の回線交換機能を実現するIP電話サービスプログラム222が格納されている。
ここで、上述した物件詳細ページに掲載される「問合せ先電話番号」は、IP電話サーバー20が管理する、全ての不動産物件(不動産業者)に共通の代表電話番号である。ユーザーがユーザー電話機70を使って「問合せ先電話番号」にかけた電話は、いったんIP電話サーバー20に着信した後、IP電話サーバー20の転送処理によって所定の業者電話機50に転送される。
転送処理は、ユーザーがユーザー電話機70に入力するガイダンスNo.(コネクション識別子)に含まれる業者識別子に基づいて行われる。
このため、ユーザー電話機70から代表電話番号への電話を着信したIP電話サーバー20(IP電話サービスプログラム222)は、まず、ユーザー電話機70に対して、ユーザーが閲覧しているユーザー閲覧端末60上の物件詳細ページに記載されている「ガイダンスNo.」の数字をユーザー電話機70の数字ボタンを使って入力してもらうように促すアナウンスを流す。
ガイダンスNo.(コネクション識別子)を取得したIP電話サーバー20(IP電話サービスプログラム222)は、取り出した業者識別子をシステムサーバー10(システムプログラム122)に通知することで、転送先の業者電話機50の業者電話番号を取得することができる。
さらに、IP電話サーバー20(IP電話サービスプログラム222)は、業者電話機50に対して発信や回線切断の処理を行うと、その旨をシステムサーバー10に通知する。システムサーバー10(システムプログラム122)は、上述したように、IP電話サーバー20からの受信した情報を基に通話状態記録DB127を更新する。
このように、IP電話サーバー20は、演算装置21がIP電話サービスプログラム222を実行することで、IP電話の回線交換を行うIP電話回線交換部や、代表電話番号にかかってきた電話を所定の業者電話機50に転送する電話転送部(音声チャンネル確立部)、コネクション識別子をユーザー電話機70に入力するように促すアナウンスをユーザー電話機70に流すアナウンス部として機能する。また、IP電話サーバー20は、システムサーバー10と協働して、業者電話機50の通話状態を通話状態記録DB127に記録する通話状態記録部として機能する。
映像配信サーバー30は、図5に示すように、演算装置31と、記憶装置32と、ディスプレイ33と、入力装置34とを備える。記憶装置32のプログラム格納部321には、映像配信サーバー30にアップロードされる映像データを、特定のURLにてリアルタイムでブロードキャスト配信する映像配信サービスプログラム322が格納されている。
映像配信サーバー30(映像配信サービスプログラム322)は、システムサーバー10(システムプログラム122)から上述のコネクション識別子付URLが通知されると、当該URLにて外部からアクセスできるようにして、所定の映像の配信を開始する。ここで配信される映像は、所定の業者端末40上で起動する映像配信プログラム423から、当該URLに関連付けられて映像配信サーバー30にアップロードされて記憶装置32に記録される不動産業者の社内映像の動画である。
このように、映像配信サーバー30は、演算装置31が映像配信プログラム423を実行することで、業者端末40からアップロードされる動画を所定のユーザー閲覧端末60に配信する映像配信部として機能する。また、映像配信サーバー30は、システムサーバー10のユーザー端末識別子送信部と協働して、映像チャンネル確立部として機能する。
以上、サーバー10,20,30の構成について説明したが、各サーバー10,20,30は、本システムを運営する不動産業者の本社やデータセンターに設置される。但し、これらのサーバーは一ヶ所にまとめて設置される必要はなく、ネットワーク2を介して相互に接続されていれば別々の場所に設置されていてもよい。
また、管理サーバーをシステムサーバー10、IP電話サーバー20及び映像配信サーバー30を三つのサーバーから構成するのではなく、これら管理サーバーの機能を一つ又は二つのサーバーに集約するように構成しても良いし、また、四つ以上のサーバーに機能を分散するように構成しても良い。
また、サーバー10,20,30上で実行される各種プログラムは、それぞれのサーバー10,20,30に格納されているが、全て又は一部のプログラムを一台のサーバーに集中させて格納してもよいし、一つのプログラムを複数のサーバーに分散させて格納しても良い。また、プログラムの機能をクラウドサービスによって実現してもよい。
業者端末40は、不動産業者の社内(店舗内)に設置されるネットワーク2に接続された汎用のパーソナルコンピューター等であり、図6に示すように、演算装置41と、記憶装置42と、社内を撮影するためのウェブカメラ43と、ディスプレイ44と、入力装置45とを備える。通常、業者社内には複数の業者端末40が設置されている。
記憶装置42のプログラム格納部421には、受話確認プログラム422と映像配信プログラム423とが格納されている。受話確認プログラム422は、同じ社内に設置されている業者電話機50の通話状態を、システムサーバー10に定期的に問合せに行く常駐プログラムである。映像配信プログラム423は、ウェブカメラ43が撮影する社内の撮影映像を映像配信サーバー30にアップロードするプログラムである。
受話確認プログラム422は、業者端末40の稼働中は常に起動した状態で常駐しており、定期的に業者電話機50の通話状態をシステムサーバー10に問い合わせている。受話確認プログラム422は、問合せの結果、業者電話機50が通話状態になったことを検知すると、映像配信プログラム423を起動させる。
業者電話機50は、IP電話等のIP電話サーバー20から着信することができる固定電話機であり、不動産業者の社内に設置される。
ユーザー閲覧端末60は、ネットワーク2に接続され、ユーザーがウェブサイトを閲覧するのに用いる汎用のパーソナルコンピューターやタブレット等であり、図7に示すように、演算装置61と、記憶装置62と、ディスプレイ63と、入力装置64とを備える。記憶装置62のプログラム格納部621には、一般的な映像配信サービスの動画を再生することができる汎用のウェブ閲覧プログラム622が格納されている。
ユーザー電話機70は、ユーザーが使用するスマートフォン等の携帯電話機や自宅に設置された固定電話機であり、ユーザー閲覧端末60とは別体の機器である。
以上、不動産仲介業務支援システム1の構成について説明したが、続いて、ユーザーと不動産業者の担当者との間で、音声と映像を介したコミュニケーションを行う際の不動産仲介業務支援システム1における処理の流れについて説明する。図8及び図9は、本実施形態に係る不動産仲介業務支援の処理手順を示すフローチャートである。
まず、不動産物件を探しているユーザーが、ユーザー閲覧端末60を用いて、システムサーバー10が公開しているウェブサイトにアクセスし、物件閲覧処理を行う(S11)。物件閲覧においては、ユーザーが当該ウェブページにおいて検索条件等を入力すると、検索条件等の閲覧要求がシステムサーバー10に送信される。(S12)
閲覧要求を受けたシステムサーバー10は、物件情報DB125を参照しながら、物件検索処理や、ユーザー閲覧端末60に送信するウェブコンテンツデータの生成処理を行う(S13)。ここで、ウェブコンテンツである物件詳細ページには、コネクション識別子であるガイダンスNo.と、業者社内の撮影映像がコンテンツとして含まれている。
したがって、S13において、システムサーバー10は、物件詳細ページのコンテンツデータを生成する際に、アクセスしてきたユーザー閲覧端末60とのセッションIDと、当該物件を管理する不動産業者名とに基づいて、コネクション識別子を生成すると共に、コネクション識別子付URLの生成も行う。
S13において生成されたコネクション識別子を含むコンテンツデータは、システムサーバー10からユーザー閲覧端末60へと送信される(S14)。S15では、ユーザー閲覧端末60上に、ユーザーが希望した不動産物件の物件詳細ページが表示される(図3参照)。
このとき、物件詳細ページには、業者社内を撮影した映像を表示するためのコネクション識別子付URLへのリンクが貼られており、ユーザー閲覧端末60は、映像配信サーバー30にアクセスして当該URLを通知し、映像配信を要求する(S16)。
ユーザー閲覧端末60からコネクション識別子付URLを受け取った映像配信サーバー30は、ユーザー閲覧端末60に同じコネクション識別子付URLにてアップロードされた映像の配信を開始する(S17)。但し、この時点では業者端末40から映像配信サーバー30への映像のアップロードは行われていないため、砂嵐等の代替動画が配信される。
次に、物件詳細ページを見て、不動産業者の担当者に問い合わせてみたいと思ったユーザーは、物件詳細ページに表示されている問合せ先電話番号を目視して、ユーザー電話機70に入力し(S18)、電話をかける(S22)。
ユーザー電話機70からの着信に応答したIP電話サーバー20は、ユーザー電話機70にガイダンスNo.(コネクション識別子)の入力を促すアナウンスを流す(S23)。アナウンスを聞いたユーザーは、物件詳細ページに表示されているガイダンスNo.を目で確認し、ユーザー電話機70に入力する(S24)。
S25では、ユーザー電話機70に入力されたコネクション識別子がIP電話サーバー20に送られる。コネクション識別子は、ユーザー閲覧端末60を特定するユーザー端末識別子と、ユーザーが問い合わせた物件を管理する不動産業者を特定する業者識別子とから構成されている。
コネクション識別子を受信したIP電話サーバー20は、まず、業者識別子を用いて、ユーザー電話機70から着信している電話を該当する業者電話機50に転送する処理を行う(S29)。具体的には、IP電話サーバー20は、業者識別子を含むコネクション識別子をシステムサーバー10に送信し(S26)、その業者識別子によって特定される不動産業者の業者電話機50の電話番号を問い合わせる。
コネクション識別子を受信したシステムサーバー10は、業者識別子を抽出したうえで、物件情報DB125を参照して不動産業者の電話番号を検索し(S27)、抽出した業者電話番号をIP電話サーバー20へと返信する(S28)。
IP電話サーバー20は、取得した業者電話番号に対して、ユーザー電話機70からの着信を転送発信する(S29)。業者社内の担当者が、転送着信している業者電話機50の受話器を取って応答する(S30)と、ユーザー電話機70と業者電話機50とを介して、ユーザーと業者担当者との間で通話が開始される(S31)。すなわち、ユーザー電話機70と業者電話機50との間で音声チャンネルが確立される。
また、S35では、ユーザー電話機70と業者電話機50との間で通話が開始されると、IP電話サーバー20が、その旨をシステムサーバー10へと報告する。通話開始報告を受信したシステムサーバー10は、を当該業者電話機50の通話状態が「通話中」となるように、通話状態記録DB127を更新する(S36)。
次に、ユーザー電話機70と業者電話機50とを介して音声チャンネルを確立したユーザーと業者担当者との間で、ユーザー閲覧端末60と業者端末40とを介して映像チャンネルを確立する処理が行われる。
まず、S37において、音声チャンネルを開通した業者電話機50と同じ社内の業者端末40上で起動されている受話確認プログラム422が、システムサーバー10に通話状態を確認する。S38においては、システムサーバー10から業者端末40へ通話中であることが通知されると共に、映像配信用のコネクション識別子付URLが業者端末40へと送信される。このコネクション識別子付URLは、音声チャンネルが確立されたユーザー電話機70にS24において入力されたコネクション識別子が付されている。
S38において、業者電話機50が通話中になったことを確認した業者端末40は、映像配信プログラム423を起動する(S40)。映像配信プログラム423が起動されると、ウェブカメラによって撮影される社内の映像が、コネクション識別子付URLに宛てて映像配信サーバー30へとアップロードされる(S42)。
よって、ユーザーと通話を開始した業者担当者が、ウェブカメラ43の前に位置することで、業者担当者を撮影した映像や、不動産物件の仲介に必要な資料(物件資料や担当者の免許証等)を撮影した映像をアップロードすることで、ユーザーに業者担当者や資料の映像を見せることができる。
上記S17で説明したように、ユーザー閲覧端末60上に表示される物件詳細ページ内には、コネクション識別子付URLへのリンクが貼られており、S42において当該コネクション識別子付URLに関連付けられた映像が映像配信サーバー30へとアップロードされると、アップロードされた映像がユーザー閲覧端末60へと配信されて表示される。
すなわち、映像配信サーバー30を介して、ユーザー閲覧端末60と業者端末40との間で映像チャンネルが確立され、ユーザーは、業者担当者をリアルタイムで撮影している映像を見ながら音声通話を行うことができる。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、本実施形態によれば、ユーザーは、不動産業者の店舗に赴くことなく、使い慣れた自分の電話機を使って不動産業者の担当者と電話で会話しつつ、自分のパーソナルコンピューターを使って不動産業者の社内を撮影した映像を見ながら、不動産物件について問い合わせし、また、担当者から説明を受けることができる。
これにより、遠隔地での不動産物件の仲介業務において、映像チャンネルを介して免許証等の提示を行いながら重要事項説明を行ったり、不動産物件の申し込みを遠隔地で行ったりすることが可能となる。
また、不動産業者にとって、ユーザーとの音声通話が、従来のテレビ電話のように着信に気付きにくいパソコン等の業者端末40に着信するのではなく、着信に確実に気付く業者電話機50に着信するため、ユーザー獲得の機会を失うことを防ぐこともできる。
また、本実施形態では、音声チャンネルと映像チャンネルを別々の機器や経路を介して確立しているが、ユーザー閲覧端末60に表示されるユーザー端末識別子を含む情報を、音声チャンネルを構成するユーザー電話機70からユーザーに入力させ、この入力されたユーザー端末識別子に基づいて映像チャンネルを確立しているので、他のユーザーや担当者と間違えることなく、音声チャンネルが確立されたユーザーと担当者との間で確実に映像チャンネルを確立することができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、ユーザー端末識別子としてセッションIDを用いているが、ユーザー閲覧端末を特定できる情報であれば、IPアドレスやMACアドレス等、適宜他の情報を用いることができる。
また、上記実施形態では、ユーザー(ユーザー閲覧端末)と不動産業者の担当者(業者端末)との間で確立される映像チャンネルは、業者端末からユーザー閲覧端末への一方向の映像配信であるが、双方向での映像のやりとりであっても良い。
また、上記実施形態では、ユーザー閲覧端末と業者端末との間で確立される映像チャンネルは、映像配信サーバーを介して確立されているが、ユーザー端末識別子に基づいて、ユーザー閲覧端末と業者端末との間で直接P2Pにより映像のやりとりを行うようにしても良い。
1 不動産仲介業務支援システム
2 ネットワーク
3 電話網
10 システムサーバー
121 プログラム格納部
122 システムプログラム
123 コネクション識別子生成プログラム
125 物件情報DB
126 識別子変換用テーブルDB
127 通話状態記録DB
20 IP電話サーバー
221 プログラム格納部
222 IP電話サービスプログラム
30 映像配信サーバー
321 プログラム格納部
322 ストリーミング映像配信サービスプログラム
40 業者端末
421 プログラム格納部
422 受話確認プログラム
423 映像配信プログラム
43 ウェブカメラ
50 業者電話機
60 ユーザー閲覧端末
621 プログラム格納部
622 ウェブ閲覧プログラム
70 ユーザー電話機

Claims (5)

  1. ユーザー閲覧端末を使用してネットワークを介して不動産物件を閲覧するユーザーに対して、遠隔地から不動産業者が不動産物件を仲介する不動産仲介業務を支援する不動産仲介業務支援システムにおいて、
    ユーザーが使用する前記ユーザー閲覧端末と、不動産業者が使用する業者端末と、ネットワーク経由で接続されると共に、ユーザーが使用するユーザー電話機と、不動産業者が使用する業者電話機と、電話網経由で接続される管理サーバーを備え、
    前記管理サーバーは、
    不動産物件に関する情報と、不動産物件を管理する不動産業者に関する情報と、を格納する記憶装置と、
    アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末からの要求に基づいて、前記ユーザー閲覧端末に送信される所定の不動産物件の物件ページを生成する際に、アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末を識別するためのユーザー端末識別子と、当該不動産物件を管理する不動産業者を識別するための業者識別子と、を含むコネクション識別子と、前記管理サーバーへつながる代表電話番号と、を含めて前記物件ページを生成する物件ページ生成部と、
    前記物件ページを前記ユーザー閲覧端末において閲覧したユーザーから、前記ユーザー電話機を使用して前記代表電話番号への着信があり、ユーザーが前記ユーザー電話機に入力した前記コネクション識別子を電話網経由で受信すると、前記記憶装置を参照して、前記コネクション識別子に含まれる前記業者識別子に基づいて当該不動産物件を管理する不動産業者を特定する不動産業者特定部と、
    前記ユーザー電話機からの前記代表者電話番号への電話を、前記不動産業者特定部が特定した不動産業者の前記業者電話機に転送することで、前記ユーザー電話機と前記業者電話機との間で音声チャンネルを確立する音声チャンネル確立部と、
    前記コネクション識別子に含まれる前記ユーザー端末識別子によって特定される前記ユーザー閲覧端末と、前記不動産業者特定部が特定した不動産業者の前記業者端末との間で映像チャンネルを確立する映像チャンネル確立部と、
    を備え、ユーザーと不動産業者との間で、電話網経由での音声通話と、ネットワーク経由での映像の伝送と、を確立させることにより不動産仲介業務を支援することを特徴とする不動産仲介業務支援システム。
  2. 前記映像チャンネル確立部は、前記コネクション識別子に含まれる前記ユーザー端末識別子を前記業者端末に送信することを特徴とする請求項1記載の不動産仲介業務支援システム。
  3. 前記記憶装置は、前記業者端末が受信した前記ユーザー端末識別子に関連付けられたURLにてアップロードする撮影映像を記録し、
    前記映像チャンネル確立部は、前記ユーザー端末識別子に関連付けられたURLを通知してアクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末に対して、同じURLにてアップロードされた前記撮影映像を当該ユーザー閲覧端末に配信することを特徴とする請求項2記載の不動産仲介業務支援システム。
  4. ユーザー閲覧端末を使用して管理サーバーが管理している不動産物件をネットワーク経由で閲覧するユーザーに対して、遠隔地から不動産業者が不動産物件を仲介する不動産仲介業務を支援する不動産仲介業務支援方法において、
    前記管理サーバーにおいて、アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末からの要求に基づいて、前記ユーザー閲覧端末にネットワーク経由で送信される所定の不動産物件の物件ページを生成する際に、アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末を識別するためのユーザー端末識別子と、当該不動産物件を管理する不動産業者を識別するための業者識別子と、を含むコネクション識別子と、前記管理サーバーへつながる代表電話番号と、を含めて前記物件ページを生成する物件ページ生成工程と、
    前記管理サーバーにおいて、前記物件ページを前記ユーザー閲覧端末において閲覧したユーザーから、前記ユーザー電話機を使用して前記代表電話番号への着信があり、ユーザーが前記ユーザー電話機に入力した前記コネクション識別子を電話網経由で受信すると、不動産物件に関する情報と、不動産物件を管理する不動産業者に関する情報と、を格納する記憶装置を参照して、前記コネクション識別子に含まれる前記業者識別子に基づいて当該不動産物件を管理する不動産業者を特定する不動産業者特定工程と、
    前記管理サーバーにおいて、前記ユーザー電話機からの前記代表者電話番号への電話を、前記不動産業者特定工程において特定した不動産業者の前記業者電話機に転送することで、前記ユーザー電話機と前記業者電話機との間で電話網経由での音声チャンネルを確立する音声チャンネル確立工程と、
    前記管理サーバーにおいて、前記コネクション識別子に含まれる前記ユーザー端末識別子によって特定される前記ユーザー閲覧端末と、前記不動産業者特定工程において特定した不動産業者の前記業者端末との間でネットワーク経由での映像チャンネルを確立する映像チャンネル確立工程と、
    を備え、ユーザーと不動産業者との間で、電話網経由での音声通話と、ネットワーク経由での映像の伝送と、を確立させることにより不動産仲介業務を支援することを特徴とする不動産仲介業務支援方法。
  5. ユーザー閲覧端末を使用してコンピューターが管理している不動産物件をネットワーク経由で閲覧するユーザーに対して、遠隔地から不動産業者が不動産物件を仲介する不動産仲介業務の支援を前記コンピューターに行わせるための不動産仲介業務支援プログラムにおいて、
    アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末からの要求に基づいて、前記ユーザー閲覧端末にネットワーク経由で送信される所定の不動産物件の物件ページを生成する際に、アクセスしてきた前記ユーザー閲覧端末を識別するためのユーザー端末識別子と、当該不動産物件を管理する不動産業者を識別するための業者識別子と、を含むコネクション識別子と、前記管理サーバーへつながる代表電話番号と、を含めて前記物件ページを生成する物件ページ生成ステップと、
    前記物件ページを前記ユーザー閲覧端末において閲覧したユーザーから、前記ユーザー電話機を使用して前記代表電話番号への着信があり、ユーザーが前記ユーザー電話機に入力した前記コネクション識別子を電話網経由で受信すると、不動産物件に関する情報と、不動産物件を管理する不動産業者に関する情報と、を格納する記憶装置を参照して、前記コネクション識別子に含まれる前記業者識別子に基づいて当該不動産物件を管理する不動産業者を特定する不動産業者特定ステップと、
    前記ユーザー電話機からの前記代表者電話番号への電話を、前記不動産業者特定ステップにおいて特定した不動産業者の前記業者電話機に転送することで、前記ユーザー電話機と前記業者電話機との間で電話網経由での音声チャンネルを確立する音声チャンネル確立ステップと、
    前記管理サーバーにおいて、前記コネクション識別子に含まれる前記ユーザー端末識別子によって特定される前記ユーザー閲覧端末と、前記不動産業者特定ステップにおいて特定した不動産業者の前記業者端末との間でネットワーク経由での映像チャンネルを確立する映像チャンネル確立ステップと、
    を前記コンピューターに実行させ、ユーザーと不動産業者との間で、電話網経由での音声通話と、ネットワーク経由での映像の伝送と、を確立させることにより不動産仲介業務を支援することを特徴とする不動産仲介業務支援プログラム。
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