JP2007005401A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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【課題】貫通配線と各パッドとの接触信頼性を高めることが可能でチップ歩留まりの向上を図れる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板1の厚み方向に貫設された貫通孔2の内側に絶縁膜3を介して金属(例えば、銅、ニッケルなど)からなる貫通配線4が形成され、貫通配線4の長手方向の両端面それぞれにパッド5,6が積層されている。ここにおいて、絶縁膜3は、半導体基板1の貫通孔2の内周面だけでなく、半導体基板1の厚み方向の両面にも形成されており、各パッド5,6は、半導体基板1の両面側それぞれにおいて、貫通配線4の端面と絶縁膜3の表面とに跨って形成されている。貫通孔2は、半導体基板1の一面側において当該一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなるとともに、半導体基板1の他面側において当該他面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体基板の厚み方向に沿って形成された貫設配線を有する半導体装置およびその製造方法に関するものである。
従来から、半導体基板の厚み方向に沿って形成された貫通配線を有する半導体装置およびその製造方法が各所で研究開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の半導体装置としては、例えば、図12に示すように、集積回路(図示せず)などが形成された半導体基板(例えば、Si基板、GaAs基板、InP基板など)1の厚み方向に貫設された貫通孔2の内側に絶縁膜(例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜など)3を介して金属(例えば、銅、ニッケルなど)からなる貫通配線4が形成され、貫通配線4の長手方向の両端面それぞれにパッド5,6が積層された構造のものが知られている。
以下、上述の半導体装置における貫通配線4の形成方法について図13に基づいて説明するが、図13(a)〜(g)における半導体基板1はダイシング工程により個々のチップに分離する前のウェハである。
まず、集積回路(図示せず)などが形成された図13(a)の半導体基板1の所定部位に、厚み方向に貫通する貫通孔2をエッチング加工やレーザ加工などによって形成する貫通孔形成工程を行うことにより、図13(b)に示す構造を得る。その後、CVD法や熱酸化法などによって半導体基板1の露出面に絶縁膜3を形成する絶縁膜形成工程を行うことにより、図13(c)に示す構造を得る。なお、絶縁膜形成工程では、半導体基板1の厚み方向の両面および貫通孔2の内周面に絶縁膜3が形成される。
その後、半導体基板1の厚み方向の一面側(図13(c)における下面側)に導電性材料(例えば、銅、ニッケルなど)からなるシード層7を、スパッタ法、蒸着法、CVD法などによって形成するシード層形成工程を行うことにより、図13(d)に示す構造を得る。
続いて、電解メッキ法などによってシード層7を基端として貫通孔2の内側が隙間なく埋め込まれるように金属材料(例えば、銅、ニッケルなど)からなる金属部8を析出(堆積)させるメッキ工程を行うことによって、図13(e)に示す構造を得る。
次に、上述の金属部8のうち半導体基板1の上記一面側および他面側(図13(e)における上面側)に形成された不要部分8b,8cおよび半導体基板1の上記一面側のシード層7を機械的研磨や化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)などによって除去する研磨工程を行うことにより、図13(f)に示す構造を得る。ここにおいて、研磨工程では、上記絶縁膜3のうち半導体基板1の上記一面側および上記他面側それぞれに形成された部位が露出するまで研磨を行うことにより、金属部8の残りの部分が貫通配線4となる。
上述のようにして貫通配線4を形成した後は、スパッタ法やCVD法などによってパッド5,6を形成するパッド形成工程を行うことにより、図13(g)に示す構造を得てから、個々の半導体装置に分割するダイシング工程を行えばよい。
特開2004−221357号公報
ところで、上述の貫通配線4の形成方法では、研磨工程において金属部8の不要部分8b,8cを除去しているが、半導体基板1においてシード層7が形成されている上記一面側の不要部分8bの厚みや、半導体基板1の上記他面側の不要部分8cの厚み(突出高さ)のウェハ面内でのばらつきが大きい場合に、不要部分8b,8cそれぞれにおいて厚みが最大となっている部位が完全に除去される(つまり、絶縁膜3が露出する)まで例えば機械的研磨を行うと、不要部分8b,8cそれぞれにおいて厚みが薄い部位では金属部8のうち貫通孔2内に埋め込まれている部分の研磨が余分に進み、研磨荷重によって金属部8の一部が剥離して図14(a)に示すように貫通孔2の内側において貫通配線4と絶縁膜3との間に溝9,10が形成されて絶縁膜3のうち半導体基板1の両面それぞれに積層された部位と貫通配線4の両端面それぞれとの間に急峻な段差が形成されてしまい、図14(b)に示すように各パッド5,6において貫通孔2の周部で絶縁膜3に積層された各部位と貫通配線4の両端面それぞれに積層された部位とが不連続となって、貫通配線4と各パッド5,6との接触不良(接触不良は導通不良の原因となる)が起こり、チップ歩留まり(1枚のウェハ中の理論チップ数に対する完成良品チップの割合)が低下してしまうという不具合があった。
また、上述の機械的研磨に代えてCMPを行うと、不要部分8b,8cそれぞれにおいて厚みが薄い部位では不要部分8b,8cが除去された後に研磨材(スラリー)による化学的エッチングによって金属部8のうち貫通孔2内に埋め込まれている部分の長手方向の両端面の中央部が窪むディシング(dishing)が生じて図15(a)に示すように絶縁膜3のうち半導体基板1の両面それぞれに積層された部位と貫通配線4の両端面それぞれとの間に急峻な段差が形成されてしまい、図15(b)に示すように各パッド5,6において貫通孔2の周部で絶縁膜3に積層された各部位と貫通配線4の両端面それぞれに積層された部位とが不連続となって、貫通配線4と各パッド5,6との接触不良が起こり、チップ歩留まりが低下してしまうという不具合があった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、貫通配線と各パッドとの接触信頼性を高めることが可能でチップ歩留まりの向上を図れる半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
請求項1の発明は、半導体基板の厚み方向に貫設された貫通孔の内側に絶縁膜を介して金属からなる貫通配線が形成され、半導体基板の厚み方向の両面側でそれぞれで貫通配線の端面および貫通孔の周部に重なるように形成されたパッドを有する半導体装置であって、貫通孔は、少なくとも半導体基板の両面のうちの一面側において当該一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状に形成されてなることを特徴とする。
この発明によれば、半導体基板に貫通孔を形成した後、半導体基板における貫通孔の内周面および半導体基板の両面それぞれの露出面に絶縁膜を形成し、その後、半導体基板の他面側にシード層を形成してから、電解メッキ法によりシード層を基端として貫通孔の内側が隙間なく埋め込まれるように金属部を析出させ、さらにその後、金属部の不要部分およびシード層を研磨して除去することにより金属部の残りの部分からなる貫通配線を形成した後で、各パッドを形成するような製造プロセスを採用した場合に、研磨工程において貫通配線と絶縁膜との間に溝が形成されたりディシングが生じたりしても、各パッドのうち貫通孔の周部に重なるように形成された各部位と貫通配線の両端面それぞれに積層された部位とが不連続となって貫通配線と各パッドとの接触不良が起こる可能性を低減でき、貫通配線とパッドとの接触信頼性を高めることが可能でチップ歩留まりの向上を図れる。
請求項2の発明は、請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、半導体基板に当該半導体基板の両面のうちの少なくとも一面側において当該一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する貫通孔を形成した後、半導体基板における貫通孔の内周面および半導体基板の両面それぞれの露出面に絶縁膜を形成し、その後、半導体基板の他面側にシード層を形成してから、電解メッキ法によりシード層を基端として貫通孔の内側が隙間なく埋め込まれるように金属部を析出させ、さらにその後、金属部の不要部分およびシード層を研磨して除去することにより金属部の残りの部分からなる貫通配線を形成した後で、各パッドを形成することを特徴とする。
この発明によれば、半導体基板に当該半導体基板の両面のうちの少なくとも一面側において当該一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する貫通孔を形成しているので、貫通孔を形成した後で、絶縁膜、シード層、金属部を順次形成してから、金属部の不要部分およびシード層を研磨して除去することにより金属部の残りの部分からなる貫通配線を形成する際に貫通配線と絶縁膜との間に溝が形成されたりディシングが生じたりしても、各パッドのうち貫通孔の周部に重なるように形成された各部位と貫通配線の両端面それぞれに積層された部位とが不連続となって貫通配線と各パッドとの接触不良が起こる可能性を低減でき、貫通配線とパッドとの接触信頼性を高めることができ、チップ歩留まりを向上させることができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる所定深さの凹部であって前記貫通孔の一部となる凹部を貫通孔形成予定部位に形成するための第1の開孔部を有する第1のマスク層を前記半導体基板の前記一面に設ける第1のマスク層形成工程と、第1のマスク層をエッチングマスクとしてエッチング速度の結晶方位依存性を利用した異方性エッチングにより前記半導体基板の前記一面に前記凹部を形成する異方性エッチング工程と、前記半導体基板の前記一面側において貫通孔形成予定部位に第1の開孔部よりもサイズの小さな第2の開孔部を有する第2のマスク層を形成する第2のマスク層形成工程と、前記半導体基板の他面に前記半導体基板の前記一面側から貫通孔形成予定部位をドライエッチングする際に利用するエッチングストップ層を形成するエッチングストップ層形成工程と、第2のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることにより貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備え、当該ドライエッチング工程では、前記半導体基板の前記他面側において前記貫通孔に前記他面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状が形成されるようにオーバーエッチング時間を設定することを特徴とする。
この発明によれば、異方性エッチング工程を行うことにより貫通孔形成予定部位に前記半導体基板の前記一面側において前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を形成することができ、ドライエッチング工程でのオーバーエッチング時間を適宜設定することによって、前記半導体基板の前記他面側において前記貫通孔に前記他面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を形成することができる。
請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面に他面から貫通孔形成予定部位をドライエッチングする際に利用するエッチングストップ層を形成するエッチングストップ層形成工程と、前記半導体基板の前記他面側に設けた貫通孔形成用のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板における貫通孔形成予定部位を前記他面側からドライエッチングすることにより前記貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備え、当該ドライエッチング工程では、前記半導体基板の前記一面側において前記貫通孔に前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状が形成されるようにオーバーエッチング時間を設定することを特徴とする。
この発明によれば、ドライエッチング工程でのオーバーエッチング時間を適宜設定することによって、前記半導体基板の前記一面側において前記貫通孔に前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を形成することができる。
請求項5の発明は、請求項2の発明において、前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる所定深さの凹部であって前記貫通孔の一部となる凹部を貫通孔形成予定部位に形成するための第1の開孔部を有する第1のマスク層を前記半導体基板の前記一面に設ける第1のマスク層形成工程と、第1のマスク層をエッチングマスクとしてエッチング速度の結晶方位依存性を利用した異方性エッチングにより前記半導体基板の前記一面に前記凹部を形成する異方性エッチング工程と、前記半導体基板の前記一面側において貫通孔形成予定部位に第1の開孔部よりもサイズの小さな第2の開孔部を有する第2のマスク層を形成する第2のマスク層形成工程と、第2のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることにより前記貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、第1のマスク層をエッチングマスクとした異方性エッチングと第2のマスク層をエッチングマスクとしたドライエッチングとの2段階のエッチングで前記半導体基板の前記一面側において前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する前記貫通孔を形成することができる。
請求項6の発明は、請求項2の発明において、前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる所定深さの凹部であって前記貫通孔の一部となる凹部を貫通孔形成予定部位に形成するための第1の開孔部を有する第1のマスク層を前記半導体基板の前記一面に設ける第1のマスク層形成工程と、第1のマスク層をエッチングマスクとしてエッチング速度の結晶方位依存性を利用した異方性エッチングにより前記半導体基板の前記一面に前記凹部を形成する異方性エッチング工程と、前記半導体基板の他面において貫通孔形成予定部位に第1の開孔部よりもサイズの小さな第2の開孔部を有する第2のマスク層を形成する第2のマスク層形成工程と、第2のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記他面側から前記凹部に達するまでドライエッチングすることにより前記貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、第1のマスク層をエッチングマスクとした異方性エッチングと第2のマスク層をエッチングマスクとしたドライエッチングとの2段階のエッチングで前記半導体基板の前記一面側において前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する前記貫通孔を形成することができる。
請求項7の発明は、請求項2の発明において、前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に第1のマスク層を形成する第1のマスク層形成工程と、第1のマスク層に第2のマスク層を積層する第2のマスク層形成工程と、第2のマスク層において前記半導体基板における貫通孔形成予定部位に対応する第1の開孔部を形成する第1のパターニング工程と、第2のマスク層をエッチングマスクとして第1のマスク層に第1の開孔部よりもサイズの大きな第2の開孔部を等方性エッチングにより形成する第2のパターニング工程と、第2のマスク層および第1のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることにより前記貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、ドライエッチング工程において第2のマスク層および第1のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることで前記貫通孔を形成することによって、前記半導体基板の前記一面側において前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する前記貫通孔を形成することができる。
請求項8の発明は、請求項2の発明において、前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に前記一面から離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなる開孔部を貫通孔形成予定部位に対応する部位に有するマスク層を前記半導体基板の前記一面に設けるマスク層形成工程と、マスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることにより前記貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備え、当該ドライエッチング工程では、マスク層のうち厚みが徐々に薄くなっている部位が当該ドライエッチング工程の途中でエッチング除去されるようにして前記半導体基板の前記一面側において前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する前記貫通孔を形成することを特徴とする。
この発明によれば、ドライエッチング工程において前記半導体基板の前記一面側に前記一面から離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなる開孔部を貫通孔形成予定部位に対応する部位に有するマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることで前記貫通孔を形成することによって、前記半導体基板の前記一面側において前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する前記貫通孔を形成することができる。
請求項9の発明は、請求項2の発明において、前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に前記半導体基板における貫通孔形成予定部位に対応する第1の開孔部を有する第1のマスク層を形成する第1のマスク層形成工程と、前記半導体基板の前記一面側に第1のマスク層を覆い且つ前記半導体基板における貫通孔形成予定部位に第1の開孔部よりもサイズの小さな第2の開孔部を有する第2のマスク層を形成する第2のマスク層形成工程と、第2のマスク層および第1のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることにより貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備え、当該ドライエッチング工程では、第2のマスク層が当該ドライエッチング工程の途中でエッチング除去されるようにして前記半導体基板の前記一面側において前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する前記貫通孔を形成することを特徴とする。
この発明によれば、ドライエッチング工程において第2のマスク層および第1のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることで前記貫通孔を形成することによって、前記半導体基板の前記一面側において前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する前記貫通孔を形成することができる。
請求項1の発明では、半導体基板に貫通孔を形成した後、半導体基板における貫通孔の内周面および半導体基板の両面それぞれの露出面に絶縁膜を形成し、その後、半導体基板の他面側にシード層を形成してから、電解メッキ法によりシード層を基端として貫通孔の内側が隙間なく埋め込まれるように金属部を析出させ、さらにその後、金属部の不要部分およびシード層を研磨して除去することにより金属部の残りの部分からなる貫通配線を形成した後で、各パッドを形成するような製造プロセスを採用した場合に、研磨工程において貫通配線と絶縁膜との間に溝が形成されたりディシングが生じたりしても、各パッドのうち貫通孔の周部に重なるように形成された各部位と貫通配線の両端面それぞれに積層された部位とが不連続となって貫通配線と各パッドとの接触不良が起こる可能性を低減でき、貫通配線とパッドとの接触信頼性を高めることが可能でチップ歩留まりの向上を図れるという効果がある。
請求項2の発明では、各パッドのうち貫通孔の周部に重なるように形成された各部位と貫通配線の両端面それぞれに積層された部位とが不連続となって貫通配線と各パッドとの接触不良が起こる可能性を低減でき、貫通配線とパッドとの接触信頼性を高めることができ、チップ歩留まりを向上させることができるという効果がある。
(実施形態1)
本実施形態の半導体装置は、図1に示すように、集積回路(図示せず)などが形成されたSi基板からなる半導体基板1の厚み方向に貫設された貫通孔2の内側に絶縁膜(例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜など)3を介して金属(例えば、銅、ニッケルなど)からなる貫通配線4が形成され、貫通配線4の長手方向の両端面それぞれにパッド5,6が積層されている。ここにおいて、絶縁膜3は、半導体基板1の貫通孔2の内周面だけでなく、半導体基板1の厚み方向の両面にも形成されており、各パッド5,6は、半導体基板1の両面側それぞれにおいて、貫通配線4の端面と絶縁膜3の表面とに跨って形成されている。
ところで、本実施形態の半導体装置1における貫通孔2は、半導体基板1の一面側(図1における下面側)において当該一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなるとともに、半導体基板1の他面側(図1における上面側)において当該他面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状に形成されている。要するに、貫通孔2の内周面には、半導体基板1の上記一面側および上記他面側それぞれに傾斜面(テーパ面)2c,2bが形成されており、貫通配線4は、長手方向の両端部が、端面に近づくほど断面積が徐々に大きくなる形状に形成されている。なお、本実施形態では、半導体基板1の厚み寸法を300μm、貫通孔2の長手方向の中間部位での内径を10μm、絶縁膜3の厚みを0.6μmに設定してあるが、これらの数値は一例であって特に限定するものではない。
以下、本実施形態の半導体装置における貫通配線4の形成方法について図2および図3に基づいて説明するが、図2および図3における半導体基板1はダイシング工程により個々のチップに分離する前のウェハである。
まず、集積回路(図示せず)などが形成された図2(a)の半導体基板1の貫通孔形成予定部位に上述の貫通孔2を形成する貫通孔形成工程を行うことにより、図2(b)に示す構造を得る。なお、貫通孔形成工程についは後述する。
その後、CVD法や熱酸化法などによって半導体基板1の露出面に絶縁膜3を形成する絶縁膜形成工程を行うことにより、図2(c)に示す構造を得る。なお、絶縁膜形成工程では、半導体基板1の厚み方向の両面および貫通孔2の内周面に絶縁膜3が形成される。
その後、半導体基板1の厚み方向の一面側(図2(c)における下面側)に導電性材料(例えば、銅、ニッケルなど)からなるシード層7を、スパッタ法、蒸着法、CVD法などによって形成するシード層形成工程を行うことにより、図2(d)に示す構造を得る。
続いて、電解メッキ法などによってシード層7を基端として貫通孔2の内側が隙間なく埋め込まれるように金属材料(例えば、銅、ニッケルなど)からなる金属部8を析出(堆積)させるメッキ工程を行うことによって、図2(e)に示す構造を得る。
次に、上述の金属部8のうち半導体基板1の上記一面側および上記他面側に形成された不要部分8b,8cおよび半導体基板1の上記一表面側のシード層7を機械的研磨や化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)などによって除去する工程を行うことにより、図2(f)に示す構造を得る。ここにおいて、研磨工程では、上記絶縁膜3のうち半導体基板1の上記一面側および上記他面側それぞれに形成された部位が露出するまで研磨を行うことにより、金属部8の残りの部分が貫通配線4となる。
上述のようにして貫通配線4を形成した後は、スパッタ法やCVD法などによってパッド5,6を形成するパッド形成工程を行うことにより、図2(g)に示す構造を得てから、個々の半導体装置に分割するダイシング工程を行えばよい。
以下、半導体基板1に上述の形状の貫通孔2を形成する貫通孔形成工程について説明する。
貫通孔2の形成にあたっては、まず、図3(a)に示す半導体基板1の上記他面側(図3(a)における上面側)に上記他面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる所定深さの凹部であって貫通孔2の一部となる凹部20(図3(c)参照)を貫通孔形成予定部位に形成するための第1の開孔部12aを有する第1のマスク層12を半導体基板1の上記他面に設ける第1のマスク層形成工程を行うことにより、図3(b)に示す構造を得る。
次に、第1のマスク層12をエッチングマスクとしてエッチング速度の結晶方位依存性を利用した異方性エッチングにより半導体基板1の上記他面に凹部20を形成する異方性エッチング工程を行うことにより、図3(c)に示す構造を得る。ここにおいて、凹部20の内周面が上述の傾斜面2bとなる。なお、異方性エッチング工程では、エッチング液として、例えば、KOH、TMAHなどのアルカリ系溶液を用いればよい。
異方性エッチング工程の後、第1のマスク層12を除去してから、半導体基板1の上記他面側において貫通孔形成予定部位に第1の開孔部12aよりもサイズの小さな第2の開孔部13aを有する第2のマスク層13を形成する第2のマスク層形成工程を行い、続いて、半導体基板1の上記一面に半導体基板1の上記他面側から貫通孔形成予定部位をドライエッチングする際に利用するエッチングストップ層11を形成するエッチングストップ層形成工程を行うことにより、図3(d)に示す構造を得る。
その後、第2のマスク層13をエッチングマスクとして半導体基板1を上記他面側からドライエッチングすることにより貫通孔2を形成するドライエッチング工程を行う。このドライエッチング工程において、エッチングストップ層11に達するまでエッチングを行ったジャストエッチング時点では図3(e)に示すように半導体基板1の上記一面側には傾斜面2cは形成されていないが、半導体基板1の上記一面側において貫通孔2に上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状が形成されるようにオーバーエッチング時間を設定して上述の傾斜面2cを形成することによって、図3(f)に示す構造を得る。なお、ドライエッチング工程では、垂直深掘が可能なドライエッチング装置、例えば、誘導結合プラズマ(ICP)型のドライエッチング装置などを用いればよい。
さらにその後、第2のマスク層13およびエッチングストップ層11をエッチング除去することにより、図3(g)に示す構造を得ればよい。
しかして、本実施形態の半導体装置では、半導体基板1に貫通孔2を形成した後、半導体基板1における貫通孔2の内周面および半導体基板1の両面それぞれの露出面に絶縁膜3を形成し、その後、半導体基板1の上記他面側にシード層7を形成してから、電解メッキ法によりシード層7を基端として貫通孔2の内側が隙間なく埋め込まれるように金属部8を析出させ、さらにその後、金属部8の不要部分およびシード層7を研磨して除去することにより金属部8の残りの部分からなる貫通配線4を形成した後で、各パッド5,6を形成するような製造プロセスを採用しているので、研磨工程において機械的研磨を行ったときに図4(a)に示すように貫通配線4と絶縁膜3との間に溝9,10が形成されたとしても、絶縁膜3のうち半導体基板1の両面それぞれに積層された部位と貫通配線4の両端面それぞれとの間に図14(a)に示した従来例のような急峻な段差が形成されることがないから、図4(b)に示すように、各パッド5,6のうち貫通孔2の周部に重なるように形成された各部位と貫通配線4の両端面それぞれに積層された部位とが不連続となって貫通配線4と各パッド5,6との接触不良が起こる可能性を低減でき、貫通配線4とパッド5,6との接触信頼性を高めることが可能でチップ歩留まりの向上を図れる。
また、研磨工程において、CMPを行ったときに図5(a)に示すようにディシングが生じたりしても、絶縁膜3のうち半導体基板1の両面それぞれに積層された部位と貫通配線4の両端面それぞれとの間に図15(a)に示した従来例のような急峻な段差が形成されることがないから、図5(b)に示すように、各パッド5,6のうち貫通孔2の周部に重なるように形成された各部位と貫通配線4の両端面それぞれに積層された部位とが不連続となって貫通配線4と各パッド5,6との接触不良が起こる可能性を低減でき、貫通配線4とパッド5,6との接触信頼性を高めることが可能でチップ歩留まりの向上を図れる。
(実施形態2)
ところで、実施形態1にて説明した貫通孔2は、半導体基板1の厚み方向の両面近傍において開口面積が徐々に大きくなる形状に形成されているが、貫通孔2において開口面積が徐々に大きくなる形状は少なくとも半導体基板1の両面においてシード層7を形成しない一面側に形成すればよく、本実施形態の半導体装置では、図6(e)に示すように半導体基板1の一面側(図6(e)における下面側)にのみ傾斜面2cを設けるようにし、半導体基板1の他面側(図6(e)における上面側)にシード層7を形成するようにしている。半導体装置1の他の構成および貫通孔形成工程以外の工程は実施形態1と同じなので図示および説明を省略する。
以下、半導体基板1に貫通孔2を形成する貫通孔形成工程について図6に基づいて説明する。
貫通孔2の形成にあたっては、まず、図6(a)に示す半導体基板1の上記一面(図6(a)における下面)に他面(図6(a)における上面)から貫通孔形成予定部位をドライエッチングする際に利用するエッチングストップ層11を形成するエッチングストップ層形成工程を行い、半導体基板1の上記他面側に貫通孔形成用の開孔部14aを有するマスク層14を形成するマスク層形成工程を行うことにより、図6(b)に示す構造を得る。
その後、半導体基板1の上記他面側に設けたマスク層14をエッチングマスクとして半導体基板1における貫通孔形成予定部位を上記他面側からドライエッチングすることにより貫通孔2を形成するドライエッチング工程を行う。このドライエッチング工程において、エッチングストップ層11に達するまでエッチングを行ったジャストエッチング時点では図6(c)に示すように半導体基板1の上記一面側には傾斜面2cは形成されていないが、半導体基板1の上記一面側において貫通孔2に上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状が形成されるようにオーバーエッチング時間を設定して上述の傾斜面2cを形成することによって、図6(d)に示す構造を得る。なお、ドライエッチング工程では、垂直深掘が可能なドライエッチング装置、例えば、誘導結合プラズマ型のドライエッチング装置などを用いればよい。
さらにその後、マスク層14およびエッチングストップ層11をエッチング除去することにより、図6(e)に示す構造を得ればよい。
しかして、上述の貫通孔2の形成方法によれば、ドライエッチング工程でのオーバーエッチング時間を適宜設定することによって、半導体基板1の上記一面側において貫通孔2に上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を形成することができる。
(実施形態3)
本実施形態の半導体装置の基本構成および製造方法は実施形態1と略同じであって、図7(f)に示すように半導体基板1の一面側(図7(f)における上面側)にのみ傾斜面2bを設けるようにし、半導体基板1の他面側(図7(f)における下面側)にシード層7を形成するようにしている点が相違するだけである。他の構成および貫通孔形成工程以外の工程は実施形態1と同じなので図示および説明を省略する。
以下、半導体基板1に貫通孔2を形成する貫通孔形成工程について図7に基づいて説明する。
貫通孔2の形成にあたっては、まず、図7(a)に示す半導体基板1の上記一面(図7(a)における上面)側に上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる所定深さの凹部であって貫通孔2の一部となる凹部20(図7(c)参照)を貫通孔形成予定部位に形成するための第1の開孔部21aを有する第1のマスク層21を半導体基板1の上記一面に設ける第1のマスク層形成工程を行うことにより、図7(b)に示す構造を得る。
その後、第1のマスク層21をエッチングマスクとしてエッチング速度の結晶方位依存性を利用した異方性エッチングにより半導体基板1の上記一面に凹部20を形成する異方性エッチング工程を行うことにより、図7(c)に示す構造を得る。ここにおいて、凹部20の内周面が上述の傾斜面2bとなる。なお、異方性エッチング工程では、エッチング液として、例えば、KOH、TMAHなどのアルカリ系溶液を用いればよい。
次に、半導体基板1の上記一面側において貫通孔形成予定部位に第1の開孔部21aよりもサイズの小さな第2の開孔部22aを有する第2のマスク層22を形成する第2のマスク層形成工程を行うことにより、図7(d)に示す構造を得る。なお、この段階において、上述の凹部20は、内周面が第2のマスク層22により覆われて、内底面が露出している。
その後、第2のマスク層22をエッチングマスクとして半導体基板1を上記一面側からドライエッチングすることにより貫通孔2を形成するドライエッチング工程を行うことにより、図7(e)に示す構造を得る。なお、ドライエッチング工程では、垂直深掘が可能なドライエッチング装置、例えば、誘導結合プラズマ型のドライエッチング装置などを用いればよい。
さらにその後、マスク層22をエッチング除去することにより、図7(f)に示す構造を得ればよい。
しかして、上述の貫通孔2の形成方法によれば、第1のマスク層21をエッチングマスクとした異方性エッチングと第2のマスク層22をエッチングマスクとしたドライエッチングとの2段階のエッチングで半導体基板1の上記一面側において上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する貫通孔2を形成することができる。
(実施形態4)
本実施形態の半導体装置の基本構成および製造方法は実施形態1と略同じであって、図8(e)に示すように半導体基板1の一面側(図8(e)における上面側)にのみ傾斜面2bを設けるようにし、半導体基板1の他面側(図8(e)における下面側)にシード層7を形成するようにしている点が相違するだけである。他の構成および貫通孔形成工程以外の工程は実施形態1と同じなので図示および説明を省略する。
以下、半導体基板1に貫通孔2を形成する貫通孔形成工程について図8に基づいて説明する。
貫通孔2の形成にあたっては、まず、図8(a)に示す半導体基板1の上記一面(図8(a)における上面)側に上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる所定深さの凹部であって貫通孔2の一部となる凹部20(図8(c)参照)を貫通孔形成予定部位に形成するための第1の開孔部21aを有する第1のマスク層21を半導体基板1の上記一面に設ける第1のマスク層形成工程を行うことにより、図8(b)に示す構造を得る。
その後、第1のマスク層21をエッチングマスクとしてエッチング速度の結晶方位依存性を利用した異方性エッチングにより半導体基板1の上記一面に凹部20を形成する異方性エッチング工程を行い、続いて、半導体基板1の他面において貫通孔形成予定部位に第1の開孔部21aよりもサイズの小さな第2の開孔部23aを有する第2のマスク層23を形成する第2のマスク層形成工程を行うことにより、図8(c)に示す構造を得る。ここにおいて、凹部20の内周面が上述の傾斜面2bとなる。なお、異方性エッチング工程では、エッチング液として、例えば、KOH、TMAHなどのアルカリ系溶液を用いればよい。
その後、第2のマスク層23をエッチングマスクとして半導体基板1を上記他面側から凹部20に達するまでドライエッチングすることにより貫通孔2を形成するドライエッチング工程を行うことにより、図8(d)に示す構造を得る。なお、ドライエッチング工程では、垂直深掘が可能なドライエッチング装置、例えば、誘導結合プラズマ型のドライエッチング装置などを用いればよい。
さらにその後、第1のマスク層21および第2のマスク層23をエッチング除去することにより、図8(e)に示す構造を得ればよい。
しかして、上述の貫通孔2の形成方法によれば、第1のマスク層21をエッチングマスクとした異方性エッチングと第2のマスク層23をエッチングマスクとしたドライエッチングとの2段階のエッチングで半導体基板1の上記一面側において上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する貫通孔2を形成することができる。
(実施形態5)
本実施形態の半導体装置の基本構成および製造方法は実施形態1と略同じであって、図9(e)に示すように半導体基板1の一面側(図9(e)における上面側)にのみ傾斜面2bを設けるようにし、半導体基板1の他面側(図9(e)における下面側)にシード層7を形成するようにしている点が相違するだけである。他の構成および貫通孔形成工程以外の工程は実施形態1と同じなので図示および説明を省略する。
以下、半導体基板1に貫通孔2を形成する貫通孔形成工程について図9に基づいて説明する。
貫通孔2の形成にあたっては、まず、図9(a)に示す半導体基板1の上記一面(図9(a)における上面)側に第1のマスク層31を形成する第1のマスク層形成工程を行い、第1のマスク層31に第2のマスク層32を積層する第2のマスク層形成工程を行ってから、第2のマスク層32において半導体基板1における貫通孔形成予定部位に対応する第1の開孔部32aを形成する第1のパターニング工程を行うことにより、図9(b)に示す構造を得る。
その後、第2のマスク層32をエッチングマスクとして第1のマスク層31に第1の開孔部32aよりもサイズの大きな第2の開孔部31aを等方性エッチングにより形成する第2のパターニング工程を行うことにより、図9(c)に示す構造を得る。
続いて、第2のマスク層32および第1のマスク層31をエッチングマスクとして半導体基板1を上記一面側からドライエッチングすることにより貫通孔2を形成するドライエッチング工程を行うことにより、図9(d)に示す構造を得る。なお、ドライエッチング工程では、垂直深掘が可能なドライエッチング装置、例えば、誘導結合プラズマ型のドライエッチング装置などを用いればよい。
さらにその後、第2のマスク層32および第1のマスク層31をエッチング除去することにより、図9(e)に示す構造を得ればよい。
しかして、上述の貫通孔2の形成方法によれば、ドライエッチング工程において第2のマスク層32および第1のマスク層31をエッチングマスクとして半導体基板1を上位一面側からドライエッチングすることで貫通孔2を形成することによって、半導体基板1の上記一面側において上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する貫通孔2を形成することができる。
(実施形態6)
本実施形態の半導体装置の基本構成および製造方法は実施形態1と略同じであって、図10(d)に示すように半導体基板1の一面側(図10(d)における上面側)にのみ傾斜面2bを設けるようにし、半導体基板1の他面側(図10(d)における下面側)にシード層7を形成するようにしている点が相違するだけである。他の構成および貫通孔形成工程以外の工程は実施形態1と同じなので図示および説明を省略する。
以下、半導体基板1に貫通孔2を形成する貫通孔形成工程について図10に基づいて説明する。
貫通孔2の形成にあたっては、まず、図10(a)に示す半導体基板1の上記一面(図10(a)における上面)側に上記一面から離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなる開孔部41aを貫通孔形成予定部位に対応する部位に有するマスク層41を半導体基板1の上記一面に設けるマスク層形成工程を行うことにより、図10(b)に示す構造を得る。
その後、マスク層41をエッチングマスクとして半導体基板1を上記一面側からドライエッチングすることにより貫通孔2を形成するドライエッチング工程を行うことにより、図10(c)に示す構造を得る。ここにおいて、ドライエッチング工程では、マスク層41のうち厚みが開孔部41aの中心線に近づくにつれて徐々に薄くなっている部位が当該ドライエッチング工程の途中でエッチング除去されるようにして半導体基板1の上記一面側において上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する貫通孔2を形成する。なお、ドライエッチング工程では、垂直深掘が可能なドライエッチング装置、例えば、誘導結合プラズマ型のドライエッチング装置などを用いればよい。
さらにその後、マスク層41をエッチング除去することにより、図10(d)に示す構造を得ればよい。
しかして、上述の貫通孔2の形成方法によれば、ドライエッチング工程において半導体基板1の上記一面側に上記一面から離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなる開孔部41aを貫通孔形成予定部位に対応する部位に有するマスク層41をエッチングマスクとして半導体基板1を上記一面側からドライエッチングすることで貫通孔2を形成することによって、半導体基板1の上記一面側において上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する貫通孔2を形成することができる。
(実施形態7)
本実施形態の半導体装置の基本構成および製造方法は実施形態1と略同じであって、図11(d)に示すように半導体基板1の一面側(図11(d)における上面側)にのみ傾斜面2bを設けるようにし、半導体基板1の他面側(図11(d)における下面側)にシード層7を形成するようにしている点が相違するだけである。他の構成および貫通孔形成工程以外の工程は実施形態1と同じなので図示および説明を省略する。
以下、半導体基板1に貫通孔2を形成する貫通孔形成工程について図11に基づいて説明する。
貫通孔2の形成にあたっては、まず、図11(a)に示す半導体基板1の上記一面(図11(a)における上面)側に半導体基板1における貫通孔形成予定部位に対応する第1の開孔部51a(図11(c)参照)を有する第1のマスク層51を形成する第1のマスク層形成工程を行い、その後、半導体基板1の上記一面側に第1のマスク層51を覆い且つ半導体基板1における貫通孔形成予定部位に第1の開孔部51aよりもサイズの小さな第2の開孔部52aを有する第2のマスク層52を形成する第2のマスク層形成工程を行うことにより、図11(b)に示す構造を得る。
続いて、第2のマスク層52および第1のマスク層51をエッチングマスクとして半導体基板1を上記一面側からドライエッチングすることにより貫通孔2を形成するドライエッチング工程を行うことにより、図11(c)に示す構造を得る。ここにおいて、ドライエッチング工程では、第2のマスク層52が当該ドライエッチング工程の途中でエッチング除去されるようにして半導体基板1の上記一面側において上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する貫通孔2を形成する。なお、ドライエッチング工程では、垂直深掘が可能なドライエッチング装置、例えば、誘導結合プラズマ型のドライエッチング装置などを用いればよい。
その後、マスク層51をエッチング除去することにより、図11(d)に示す構造を得ればよい。
しかして、上述の貫通孔2の形成方法によれば、ドライエッチング工程において第2のマスク層52および第1のマスク層51をエッチングマスクとして半導体基板1を上記一面側からドライエッチングすることで貫通孔2を形成することによって、半導体基板1の上記一面側において上記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する貫通孔2を形成することができる。
なお、上記各実施形態では、半導体基板1としてSi基板を採用しているが、半導体基板1はSi基板に限らず、例えば、GaAs基板、InP基板などを採用してもよい。
実施形態1における半導体装置を示す要部概略断面図である。 同上における半導体装置の製造方法を説明するための主要工程断面図である。 同上における半導体装置の製造方法を説明するための主要工程断面図である。 同上における半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の要部説明図である。 同上における半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の要部説明図である。 実施形態2における半導体装置の製造方法を説明するための主要工程断面図である。 実施形態3における半導体装置の製造方法を説明するための主要工程断面図である。 実施形態4における半導体装置の製造方法を説明するための主要工程断面図である。 実施形態5における半導体装置の製造方法を説明するための主要工程断面図である。 実施形態6における半導体装置の製造方法を説明するための主要工程断面図である。 実施形態7における半導体装置の製造方法を説明するための主要工程断面図である。 従来例における半導体装置を示す要部概略断面図である。 同上における半導体装置の製造方法を説明するための主要工程断面図である。 同上における半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の要部説明図である。 同上における半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の要部説明図図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 貫通孔
2b,2c 傾斜面
3 絶縁膜
4 貫通配線
5 パッド
6 パッド

Claims (9)

  1. 半導体基板の厚み方向に貫設された貫通孔の内側に絶縁膜を介して金属からなる貫通配線が形成され、半導体基板の厚み方向の両面側でそれぞれで貫通配線の端面および貫通孔の周部に重なるように形成されたパッドを有する半導体装置であって、貫通孔は、少なくとも半導体基板の両面のうちの一面側において当該一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状に形成されてなることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、半導体基板に当該半導体基板の両面のうちの少なくとも一面側において当該一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する貫通孔を形成した後、半導体基板における貫通孔の内周面および半導体基板の両面それぞれの露出面に絶縁膜を形成し、その後、半導体基板の他面側にシード層を形成してから、電解メッキ法によりシード層を基端として貫通孔の内側が隙間なく埋め込まれるように金属部を析出させ、さらにその後、金属部の不要部分およびシード層を研磨して除去することにより金属部の残りの部分からなる貫通配線を形成した後で、各パッドを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる所定深さの凹部であって前記貫通孔の一部となる凹部を貫通孔形成予定部位に形成するための第1の開孔部を有する第1のマスク層を前記半導体基板の前記一面に設ける第1のマスク層形成工程と、第1のマスク層をエッチングマスクとしてエッチング速度の結晶方位依存性を利用した異方性エッチングにより前記半導体基板の前記一面に前記凹部を形成する異方性エッチング工程と、前記半導体基板の前記一面側において貫通孔形成予定部位に第1の開孔部よりもサイズの小さな第2の開孔部を有する第2のマスク層を形成する第2のマスク層形成工程と、前記半導体基板の他面に前記半導体基板の前記一面側から貫通孔形成予定部位をドライエッチングする際に利用するエッチングストップ層を形成するエッチングストップ層形成工程と、第2のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることにより貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備え、当該ドライエッチング工程では、前記半導体基板の前記他面側において前記貫通孔に前記他面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状が形成されるようにオーバーエッチング時間を設定することを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面に他面から貫通孔形成予定部位をドライエッチングする際に利用するエッチングストップ層を形成するエッチングストップ層形成工程と、前記半導体基板の前記他面側に設けた貫通孔形成用のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板における貫通孔形成予定部位を前記他面側からドライエッチングすることにより前記貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備え、当該ドライエッチング工程では、前記半導体基板の前記一面側において前記貫通孔に前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状が形成されるようにオーバーエッチング時間を設定することを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる所定深さの凹部であって前記貫通孔の一部となる凹部を貫通孔形成予定部位に形成するための第1の開孔部を有する第1のマスク層を前記半導体基板の前記一面に設ける第1のマスク層形成工程と、第1のマスク層をエッチングマスクとしてエッチング速度の結晶方位依存性を利用した異方性エッチングにより前記半導体基板の前記一面に前記凹部を形成する異方性エッチング工程と、前記半導体基板の前記一面側において貫通孔形成予定部位に第1の開孔部よりもサイズの小さな第2の開孔部を有する第2のマスク層を形成する第2のマスク層形成工程と、第2のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることにより前記貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備えることを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる所定深さの凹部であって前記貫通孔の一部となる凹部を貫通孔形成予定部位に形成するための第1の開孔部を有する第1のマスク層を前記半導体基板の前記一面に設ける第1のマスク層形成工程と、第1のマスク層をエッチングマスクとしてエッチング速度の結晶方位依存性を利用した異方性エッチングにより前記半導体基板の前記一面に前記凹部を形成する異方性エッチング工程と、前記半導体基板の他面において貫通孔形成予定部位に第1の開孔部よりもサイズの小さな第2の開孔部を有する第2のマスク層を形成する第2のマスク層形成工程と、第2のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記他面側から前記凹部に達するまでドライエッチングすることにより前記貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備えることを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に第1のマスク層を形成する第1のマスク層形成工程と、第1のマスク層に第2のマスク層を積層する第2のマスク層形成工程と、第2のマスク層において前記半導体基板における貫通孔形成予定部位に対応する第1の開孔部を形成する第1のパターニング工程と、第2のマスク層をエッチングマスクとして第1のマスク層に第1の開孔部よりもサイズの大きな第2の開孔部を等方性エッチングにより形成する第2のパターニング工程と、第2のマスク層および第1のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることにより前記貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備えることを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に前記一面から離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなる開孔部を貫通孔形成予定部位に対応する部位に有するマスク層を前記半導体基板の前記一面に設けるマスク層形成工程と、マスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることにより前記貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備え、当該ドライエッチング工程では、マスク層のうち厚みが徐々に薄くなっている部位が当該ドライエッチング工程の途中でエッチング除去されるようにして前記半導体基板の前記一面側において前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する前記貫通孔を形成することを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記貫通孔の形成にあたっては、前記半導体基板の前記一面側に前記半導体基板における貫通孔形成予定部位に対応する第1の開孔部を有する第1のマスク層を形成する第1のマスク層形成工程と、前記半導体基板の前記一面側に第1のマスク層を覆い且つ前記半導体基板における貫通孔形成予定部位に第1の開孔部よりもサイズの小さな第2の開孔部を有する第2のマスク層を形成する第2のマスク層形成工程と、第2のマスク層および第1のマスク層をエッチングマスクとして前記半導体基板を前記一面側からドライエッチングすることにより貫通孔を形成するドライエッチング工程とを備え、当該ドライエッチング工程では、第2のマスク層が当該ドライエッチング工程の途中でエッチング除去されるようにして前記半導体基板の前記一面側において前記一面に近づくにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状を有する前記貫通孔を形成することを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
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