JP2007001484A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハイドロ性能を確保しつつ耐偏摩耗性の向上を図ることのできる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド表面11に複数のラグ溝20を形成し、ラグ溝20には底上げ部21を設ける。この底上げ部21は、溝底22がトレッド表面11の方向に近づくことにより溝底22が浅くなっている。これにより、底上げ部21に隣接しているブロック部15の剛性を確保することができ、ブロック部15に荷重が作用してブロック部15が変形することに起因する偏摩耗を抑制することができる。また、底上げ部21の溝幅は、ラグ溝20の底上げ部21以外の部分の溝幅よりも広くなっている。これにより、濡れた路面を走行してラグ溝20内に水が入り込んだ場合に、ラグ溝20内を水が流れ易くすることができ、排水性が低下することを抑制できる。これらの結果、ハイドロ性能を確保しつつ耐偏摩耗性の向上を図ることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。特に、この発明は、ラグ溝を有する空気入りタイヤに関するものである。
従来の空気入りタイヤでは、耐偏摩耗性の向上を目的としてラグ溝の一部の溝深さを浅くし、底上げ部を設けているものがある。このように底上げ部を設けることにより、底上げ部近傍のブロックの剛性を確保することができ、ブロックの挙動を抑制することができるので、耐偏摩耗性の向上を図ることができる。しかし、このようにラグ溝の底上げ部を設けた場合、ブロックに負荷が作用した場合に底上げ部に応力が集中し、底上げ部近傍にクラックが発生する虞があった。そこで、従来の空気入りタイヤでは、底上げ部に応力集中が発生し難くなるような工夫を施しているものがある。例えば、特許文献1では、底上げ部にサイプを設けている。このように、底上げ部にサイプを設けることにより、底上げ部の応力集中を緩和することができ、底上げ部近傍のクラックの発生を抑制することができる。
特開2004−161202号公報
しかしながら、空気入りタイヤでは、濡れた路面を走行した際に、路面上の水をトレッド表面に形成された溝部から排水し、ハイドロプレーニングの低減を図っているが、上述した従来の空気入りタイヤでは、ラグ溝に底上げ部を設けているため、底上げ部では溝断面積が小さくなっている。このため、ラグ溝の排水性が低下する虞がある。ラグ溝は、旋回時の排水性に寄与しているため、ラグ溝の排水性が低下すると、旋回時における排水性が低下する虞がある。これにより、旋回時におけるハイドロプレーニングを低減する性能、即ち、ハイドロ性能が低下する虞があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ハイドロ性能を確保しつつ耐偏摩耗性の向上を図ることのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明に係る空気入りタイヤは、トレッド部の表面であるトレッド表面にタイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に傾斜したラグ溝を複数有する空気入りタイヤにおいて、前記ラグ溝には、溝深さが浅くなっている部分である底上げ部が設けられていると共に、前記底上げ部の溝幅が、前記底上げ部が設けられている前記ラグ溝における前記底上げ部以外の部分の溝幅よりも広くなっていることを特徴とする。
この発明では、ラグ溝に底上げ部を形成しているので、当該ラグ溝に隣接するブロックなどの陸部に負荷が作用した場合でも、底上げ部によって剛性が確保されるため、陸部の挙動を抑制することができる。これにより、偏摩耗を抑制することができ、耐偏摩耗性の向上を図ることができる。また、底上げ部の溝幅を広くしているので、ラグ溝に底上げ部を設けた場合でも溝断面積を確保でき、底上げ部の溝断面積が小さくなることに起因して排水性が低下することを抑制できる。これにより、ハイドロ性能を確保することができる。これらの結果、ハイドロ性能を確保しつつ耐偏摩耗性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記底上げ部の溝断面積は、前記底上げ部が設けられている前記ラグ溝において最も溝深さが深い部分の溝断面積と同等であることを特徴とする。
この発明では、底上げ部の溝断面積が、当該底上げ部が設けられているラグ溝において最も溝深さが深い部分の溝断面積と同等になるようにしているので、より確実に排水性を確保することができる。この結果、より確実にハイドロ性能を確保することができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記底上げ部の溝深さは、前記底上げ部が設けられている前記ラグ溝において最も溝深さが深い部分の溝深さの50〜90%の範囲内となっていることを特徴とする。
この発明では、底上げ部の溝深さが上記の範囲内になるようにしているので、より確実に耐偏摩耗性の向上を図ることができる。つまり、底上げ部の溝深さが、当該底上げ部が設けられているラグ溝において最も溝深さが深い部分の50%よりも浅い場合には、これに対応してこの部分の溝幅を広くする必要があり、その際に、溝幅が広くなり過ぎる虞ある。このため、底上げ部近傍のトレッド表面が接地した際に接地面積が小さくなり、接地している部分の接地圧が高くなって偏摩耗を低減し難くなる虞がある。また、底上げ部の溝深さが、当該底上げ部が設けられているラグ溝において最も溝深さが深い部分の90%よりも深い場合には、底上げ部に隣接する陸部の剛性が確保し難くなり、耐偏摩耗性の向上を図り難くなる虞がある。従って、底上げ部の溝深さが、当該底上げ部が設けられているラグ溝において最も溝深さが深い部分の溝深さの50〜90%の範囲内となるようにラグ溝を形成することにより、底上げ部近傍のトレッド表面の接地面積が小さくなり過ぎることを低減すると共に、底上げ部に隣接する陸部の剛性を、より確実に確保することができる。この結果、より確実に耐偏摩耗性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記底上げ部の前記トレッド表面における溝幅は、前記底上げ部が設けられている前記ラグ溝において前記トレッド表面における溝幅が最も狭い部分の溝幅の110〜150%の範囲内となっていることを特徴とする。
この発明では、底上げ部の溝幅が上記の範囲内になるようにしているので、より確実にハイドロ性能を確保しつつ、より確実に耐偏摩耗性の向上を図ることができる。つまり、底上げ部の溝幅が、当該底上げ部が設けられているラグ溝において最も溝幅が狭い部分の110%よりも狭い場合には、底上げ部の溝幅があまり広くないため、底上げ部の排水性が向上し難い虞がある。また、底上げ部の溝幅が、当該底上げ部が設けられているラグ溝において最も溝幅が狭い部分の150%よりも広い場合には、底上げ部の溝幅が広くなり過ぎる虞あり、このため、底上げ部近傍のトレッド表面が接地した際に接地面積が小さくなり、接地している部分の接地圧が高くなって偏摩耗を低減し難くなる虞がある。従って、底上げ部の溝幅が、当該底上げ部が設けられているラグ溝において最も溝幅が狭い部分の溝幅の110〜150%の範囲内となるようにラグ溝を形成することにより、ラグ溝での排水性を確保すると共に、底上げ部近傍のトレッド表面の接地面積が小さくなり過ぎることを低減することができる。この結果、より確実にハイドロ性能を確保しつつ、より確実に耐偏摩耗性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記底上げ部は、前記複数のラグ溝のうちタイヤ幅方向における端部に位置する前記ラグ溝に設けられていることを特徴とする。
この発明では、底上げ部を、タイヤ幅方向における端部に位置するラグ溝、つまり、ショルダー部付近に位置するラグ溝に設けている。ショルダー部付近に位置するラグ溝では、当該空気入りタイヤを装着した車両が旋回した際に、ショルダー部付近の大きな荷重が作用することに起因して気柱共鳴が発生する場合があるが、ショルダー部付近に位置するラグ溝に底上げ部を形成することにより、当該ラグ溝内の気柱共鳴を撹乱することができる。この結果、高周波ロードノイズの低減を図ることができる。
本発明に係る空気入りタイヤは、ハイドロ性能を確保しつつ耐偏摩耗性の向上を図ることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明に係る空気入りタイヤの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。また、空気入りタイヤのトレッドパターンは、ラグパターン、リブラグパターン、ブロックパターン等があるが、以下の説明は、本発明に係る空気入りタイヤの一例として、トレッドパターンがブロックパターンで形成される空気入りタイヤについて説明する。
(実施の形態)
以下の説明において、タイヤ幅方向とは、空気入りタイヤの回転軸と平行な方向をいう。また、タイヤ径方向とは、前記回転軸と直交する方向をいい、タイヤ周方向とは、前記回転軸を回転の中心となる軸として回転する方向をいう。図1は、本発明に係る空気入りタイヤのトレッド部を示す図である。この空気入りタイヤ1は、タイヤ径方向の最も外側にトレッド部10が形成されており、このトレッド部10の表面、即ち、当該空気入りタイヤ1を装着する車両(図示省略)が走行した場合に、路面と接触する部分はトレッド表面11として形成されている。このトレッド部10のトレッド表面11には、複数の溝が形成されており、詳しくは、トレッド表面11には、タイヤ周方向に形成された主溝30と、タイヤ幅方向に形成されたラグ溝20とが形成されている。
このうち、主溝30は複数がタイヤ幅方向にほぼ平行に並んで形成されており、ラグ溝20は、複数がタイヤ周方向にほぼ平行に並んで形成されている。また、トレッド表面11には、これらの主溝30及びラグ溝20によって区画され、陸部となるブロック部15が複数形成されている。なお、主溝30は正確にタイヤ周方向に沿って形成されていなくてもよく、例えばタイヤ幅方向に傾いて斜めに形成されていてもよい。同様に、ラグ溝20も正確にタイヤ幅方向に沿って形成されていなくてもよく、例えばタイヤ周方向に傾いて斜めに形成されていてもよい(図1)。
前記ラグ溝20のうち、タイヤ幅方向における位置が主溝30と主溝30との間に位置しているラグ溝20は両端部が主溝30に接続されており、前記ラグ溝20のうち、トレッド部10のタイヤ幅方向における端部であるショルダー部12と主溝30との間に位置しているラグ溝20は、一端は主溝30に接続され、他端はショルダー部12付近に位置している。また、これらのラグ溝20は、タイヤ幅方向において主溝30の主溝30との間に配設されているラグ溝20では、主溝30に接続されている両端部のうち、一方の端部の付近の溝幅が広くなっている。また、タイヤ幅方向において主溝30とショルダー部12との間に配設されているラグ溝20では、主溝30に接続されている側の端部付近の溝幅が広くなっている。なお、これらのラグ溝20は、溝深さは2〜10mmの範囲内で形成されており、溝幅は1.5〜10mmの範囲内で形成されている。
図2は、図1のA部詳細図である。図3は、図2のB−B断面図である。図4は、図2のC−C断面図である。図5は、図2のE−E断面図である。このようにラグ溝20は、溝幅が広くなっている、つまり、拡幅している部分を有しているが、このように溝幅が拡幅している部分では、溝幅が拡幅していない部分と比較して溝底22がトレッド表面11の方向に近づくことにより、溝深さが浅くなっている。つまり、溝底22が底上げされている。換言すると、溝底22が底上げされていることにより溝深さが浅くなっている部分は、溝底22が底上げされていない部分と比較して溝幅が拡幅されている。ラグ溝20において、このように溝底22が底上げされている部分は底上げ部21となっており、底上げ部21は、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20における底上げ部21以外の部分の溝幅よりも広くなっている。
なお、底上げ部21は、当該底上げ部21をラグ溝20の形成方向に見た場合におけるトレッド表面11のプロファイルライン40と底上げ部21とで囲まれる部分の面積である溝断面積が、当該底上げ部21が設けられるラグ溝20において最も溝深さが深い部分での溝断面積と同等となるように形成されるのが好ましい。具体的には、底上げ部21の溝断面積は、当該底上げ部21が設けられるラグ溝20において最も溝深さが深い部分における溝断面積の90〜110%の範囲内となるのが好ましい。
また、底上げ部21の溝深さD2は、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20において最も溝深さが深い部分の溝深さD1の50〜90%の範囲内となるのが好ましい。さらに、底上げ部21の溝幅は、底上げ部21の溝幅と、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20における底上げ部21以外の部分の溝幅とを比較した場合に、トレッド表面11における底上げ部21の溝幅W2が、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20において、トレッド表面11における溝幅が最も狭い部分の溝幅W1の110〜150%の範囲内となるのが好ましい。さらに、これらのように形成される底上げ部21は、トレッド表面11が路面に接地した場合に、接地面内に少なくとも1つは設けられている。
この空気入りタイヤ1を車両に装着して走行すると、トレッド表面11のうち下方に位置するトレッド表面11が路面(図示省略)に接触しながら当該空気入りタイヤ1は回転する。車両走行時には、このようにトレッド表面11が路面に接触するため、路面に接触するトレッド表面11を有するブロック部15には、大きな荷重が作用する。この荷重は、ブロック部15を変形させる力としてブロック部15に作用するが、ブロック部15は主溝30とラグ溝20とによって区画されており、ラグ溝20には底上げ部21が形成されているため、底上げ部21が形成されているラグ溝20に隣接するブロック部15は、底上げ部21によって剛性が確保されている。つまり、底上げ部21は溝底22がトレッド表面11に近づくことによって溝深さが浅くなっているため、この底上げ部21に隣接しているブロック部15の剛性は高くなっている。これにより、車両走行時にブロック部15に大きな荷重が作用した場合でも、ブロック部15が変形することに起因する偏摩耗を抑制することができ、耐偏摩耗性の向上を図ることができる。
また、底上げ部21の溝幅を、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20における底上げ部21以外の部分の溝幅に対して拡幅しているので、ラグ溝20に底上げ部21を設けた場合、即ち、ラグ溝20の溝底22をトレッド表面11に近づけて溝深さを浅くした場合でも、溝深さが浅くなることに起因する溝断面積の減少を、溝幅の拡幅によって補うことができる。これにより、底上げ部21の溝断面積を確保できる。このため、例えば、前記空気入りタイヤ1を装着した車両で濡れた路面を走行する場合において、路面上の水がラグ溝20に入り、この水がラグ溝20内を流れることによってラグ溝20で排水される場合でも、溝深さが浅くなっている底上げ部21の溝断面積が確保されているので、この水はラグ溝20によって容易に排水される。従って、底上げ部21の溝断面積が小さくなることに起因して排水性が低下することを抑制でき、ハイドロ性能を確保することができる。これらの結果、ハイドロ性能を確保しつつ耐偏摩耗性の向上を図ることができる。
また、底上げ部21の溝断面積が、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20において最も溝深さが深い部分の溝断面積と同等になるようにしている。これにより、前記空気入りタイヤ1を装着した車両で濡れた路面を走行し、ラグ溝20内に路面上の水が流れ込んだ場合に、この水がより確実にラグ溝20内を流れ易くなるので、ラグ溝20によってより確実に排水することができる。従って、より確実に排水性を確保することができる。この結果、より確実にハイドロ性能を確保することができる。
また、底上げ部21の溝深さD2が、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20において最も溝深さが深い部分における溝深さD1の50〜90%の範囲内になるようにラグ溝20を形成した場合には、より確実に耐偏摩耗性の向上を図ることができる。つまり、底上げ部21の溝深さD2が、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20において最も溝深さが深い部分における溝深さD1の50%以上になるようにした場合には、底上げ部21の溝深さD2が浅過ぎないため、底上げ部21の排水性を確保するために底上げ部21の溝幅を広くする場合においても、広くし過ぎることなく排水性を確保できる。このため、底上げ部21近傍のトレッド表面11が接地した場合の接地面積を確保することができるので、トレッド表面11に作用する荷重を分散することができ、接地圧が高くなることに起因する偏摩耗をより確実に低減することができる。
また、底上げ部21の溝深さD2が、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20において最も溝深さが深い部分における溝深さD1の90%以下になるようにした場合には、底上げ部21の溝深さを効果的に浅くすることができるので、底上げ部21に隣接するブロック部15の剛性を、より確実に確保することができる。これにより、ブロック部15に大きな荷重が作用した場合のブロック部15の変形に起因する偏摩耗を、より確実に抑制することができ、より確実に耐偏摩耗性の向上を図ることができる。従って、底上げ部21の溝深さD2が、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20において最も溝深さが深い部分の溝深さD1の50〜90%の範囲内となるようにラグ溝20を形成することにより、底上げ部21近傍のトレッド表面11の接地面積が小さくなり過ぎることを低減すると共に、底上げ部21に隣接するブロック部15の剛性を、より確実に確保することができる。この結果、より確実に耐偏摩耗性の向上を図ることができる。
また、トレッド表面11における底上げ部21の溝幅W2が、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20の、トレッド表面11における溝幅が最も狭い部分の溝幅W1の110〜150%の範囲内になるようにラグ溝20を形成した場合には、より確実にハイドロ性能を確保しつつ、より確実に耐偏摩耗性の向上を図ることができる。つまり、トレッド表面11における底上げ部21の溝幅W2が、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20の、トレッド表面11における溝幅が最も狭い部分の溝幅W1の110%以上になるようにした場合には、底上げ部21の溝幅を、効果的に広くすることができる。これにより、ラグ溝20内に路面上の水が流れ込んだ場合に、この水を底上げ部21内でもより確実に流れ易くすることができ、ラグ溝20に溝深さを浅くした底上げ部21を設けた場合における排水性を、より確実に確保することができる。
また、トレッド表面11における底上げ部21の溝幅W2が、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20の、トレッド表面11における溝幅が最も狭い部分の溝幅W1の150%以下になるようにした場合には、底上げ部21の溝幅が広過ぎないため、底上げ部21近傍のトレッド表面11が接地した場合の接地面積を、より確実に確保することができる。これにより、底上げ部21近傍のトレッド表面11が接地した場合の接地圧が高くなり過ぎることに起因する偏摩耗を、より確実に抑制することができる。従って、底上げ部21の溝幅W2が、当該底上げ部21が設けられているラグ溝20において最も溝幅が狭い部分の溝幅W1の110〜150%の範囲内となるようにラグ溝20を形成することにより、ラグ溝20での排水性を確保すると共に、底上げ部21近傍のトレッド表面11の接地面積が小さくなり過ぎることを低減することができる。この結果、より確実にハイドロ性能を確保しつつ、より確実に耐偏摩耗性の向上を図ることができる。
また、前記車両が旋回した際には、前記空気入りタイヤ1のショルダー部12付近に大きな荷重が作用するが、前記空気入りタイヤ1は、複数のラグ溝20のうち、タイヤ幅方向における端部に位置するラグ溝20、つまり、前記ショルダー部12付近に位置するラグ溝20にも底上げ部21が設けられている。ショルダー部12付近に大きな荷重が作用した場合には、ショルダー部12付近に位置するブロック部15が変形し、当該ブロック部15に隣接するラグ溝20内に気柱共鳴が発生する場合があるが、ショルダー部12付近に位置するラグ溝20にも底上げ部21を設けているので、ラグ溝20内の気柱共鳴を底上げ部21で撹乱することができる。このため、車両旋回時の気柱共鳴に起因して発生する1kHz付近のロードノイズを低減することができる。この結果、高周波ロードノイズの低減を図ることができる。
なお、上述した空気入りタイヤ1では、底上げ部21は全てのラグ溝20に1つずつ設けられているが、底上げ部21は一部のラグ溝20に設けるのみであってもよく、また、1つのラグ溝20に複数設けられていてもよい。また、上述した空気入りタイヤ1では、タイヤ幅方向における位置がほぼ同じ位置に設けられているラグ溝20同士では、底上げ部21のタイヤ幅方向における位置はほぼ同じ位置になっているが、底上げ部21のタイヤ幅方向における位置は、同じ位置でも異なる位置でもよい。また、底上げ部21では、溝深さが底上げ部21以外の部分の溝深さに対して浅くなっているが、この溝深さは、急激に浅くなっても、緩やかに浅くなっても構わない。さらに、底上げ部21では、当該底上げ部21が設けられたラグ溝20における底上げ部21以外の部分の溝深さよりも溝深さが浅くなっていれば、溝底22の形状は問わない。ラグ溝20に、溝底22がトレッド表面11に近づくことにより溝深さが浅くなっている底上げ部21を設け、底上げ部21の溝幅を、当該底上げ部21以外の部分の溝幅よりも広くすることにより、ハイドロ性能を確保しつつ耐偏摩耗性の向上を図ることができる。
以下、上記の空気入りタイヤ1について、従来の空気入りタイヤと本発明の空気入りタイヤ1とについて行なった性能の評価試験について説明する。性能評価試験は、ハイドロ性能、耐偏摩耗性及び高周波ロードノイズについての試験を行なった。
試験方法は、205/55R16サイズの空気入りタイヤ1を16×6.5JJのリムに組み付け、この空気入りタイヤ1を排気量2000ccで、後輪駆動の車両の全輪に装着してテスト走行をすることによって行なった。各試験項目の評価方法は、ハイドロ性能については、試験を行なう各空気入りタイヤ1の空気圧を230kPaに設定して、この空気入りタイヤ1を装着した車両で半径100mの旋回路上を一定速度で走行し、この旋回路の一部に設けた水深10mmのプールに進入することにより行なった。即ち、車両が前記プールに進入したときの最大横G発生速度をハイドロプレーニング速度として測定してハイドロプレーニング性能、つまり、ハイドロ性能を評価し、評価結果を後述する従来例の空気入りタイヤのハイドロ性能を100とした指数で示した。指数が大きい程、旋回時のハイドロ性能が優れている。
また、耐偏摩耗性については、前記車両でアスファルト路面上を一定荷重(前軸:910kg、後軸:870kg)によって負荷させた状態で8000km走行させた後、ヒール・アンド・トウ摩耗の発生量を測定して評価し、評価結果を後述する従来例の空気入りタイヤの耐偏摩耗性を100とした指数で示した。指数が大きい程、耐偏摩耗性が優れている。また、高周波ロードノイズについては、試験を行なう各空気入りタイヤ1の空気圧を230kPaに設定して、この空気入りタイヤ1を装着した車両でスムース路面を60km/hにて走行させ、前記車両の運転席における車両幅方向内側位置で1/3オクターブの1kHzバンドの騒音レベル(dB)を測定して評価し、評価結果を後述する従来例の空気入りタイヤの高周波ロードノイズを100とした指数で示した。指数が大きい程、ロードノイズが小さくなっていることを示している。
また、試験を行なう各空気入りタイヤは、トレッド表面11が路面に接地した場合におけるトレッド表面11のうちの、路面に接地している部分のタイヤ幅方向の幅であるトレッド接地幅が、トレッド表面11全体のタイヤ幅方向における幅であるトレッド展開幅の60%になっている。
試験をする空気入りタイヤ1は、1種類の従来例と3種類の本発明とを、上記の方法で試験する。このうち、従来例は、ラグ溝20に底上げ部21が設けられていない。つまり、ラグ溝20には、溝底22が底上げされている部分が無く、溝幅が拡幅されている部分も無い。
これに対し、本発明1〜3では、全てラグ溝20に底上げ部21が設けられている。このうち、本発明1では、底上げ部21の溝深さD2は、当該底上げ部21が設けられたラグ溝20における底上げ部21以外の部分の最大溝深さD1の50%になっており、底上げ部21の溝幅W2は、前記ラグ溝20における底上げ部21以外の部分の最小溝幅W1の130%になっている。
また、本発明2では、底上げ部21の溝深さD2は、当該底上げ部21が設けられたラグ溝20における底上げ部21以外の部分の最大溝深さD1の60%になっており、底上げ部21の溝幅W2は、前記ラグ溝20における底上げ部21以外の部分の最小溝幅W1の110%になっている。また、本発明3では、底上げ部21の溝深さD2は、当該底上げ部21が設けられたラグ溝20における底上げ部21以外の部分の最大溝深さD1の80%になっており、底上げ部21の溝幅W2は、前記ラグ溝20における底上げ部21以外の部分の最小溝幅W1の105%になっている。これらの従来例、及び本発明1〜3の空気入りタイヤ1を上記の方法で評価試験をし、得られた結果を表1に示す。
Figure 2007001484
表1に示した上記の試験結果で明らかなように、ラグ溝20に、溝底22がトレッド表面11に近づくことにより溝深さが浅くなっている底上げ部21を設け、底上げ部21の溝幅を、当該底上げ部21以外の部分の溝幅よりも広くすることにより、ハイドロ性能を確保しつつ耐偏摩耗性の向上を図ることができる。また、ショルダー部12付近に位置するラグ溝20に底上げ部21を設けた場合には、高周波ロードノイズの低減を図ることができる。
さらに、底上げ部21の溝深さを浅くした場合には、底上げ部21に隣接するブロック部15の剛性を、より確実に上昇させることができるため、より確実に耐偏摩耗性の向上を図ることができる(本発明1)。また、底上げ部21の溝深さ及び溝幅と、当該底上げ部21が設けられたラグ溝20における底上げ部21以外の部分の溝深さ及び溝幅との変化を小さくした場合には、ラグ溝20内に水が流れ込んだ場合に水の流れの変化が小さくなるため、ハイドロ性能の向上を図ることができる(本発明3)。
なお、上記の説明では、空気入りタイヤ1の一例としてブロックパターンを有する空気入りタイヤ1を説明しているが、本発明を適用する空気入りタイヤ1はブロックパターン以外でもよく、例えば、トレッドパターンがリブラグパターンで形成された空気入りタイヤでもよい。本発明を適用する空気入りタイヤ1のトレッドパターンは、ラグ溝20を有するトレッドパターンであれば、ブロックパターン以外でもよい。どのようなトレッドパターンであっても、ラグ溝20に上述した底上げ部21を設けることにより、ハイドロ性能を確保しつつ耐偏摩耗性の向上を図ることができる。
以上のように、本発明に係る空気入りタイヤは、ラグ溝を形成する場合に有用であり、特に、ラグ溝の底上げ部を設ける場合に適している。
本発明に係る空気入りタイヤのトレッド部を示す図である。 図1のA部詳細図である。 図2のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 図2のE−E断面図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
10 トレッド部
11 トレッド表面
12 ショルダー部
15 ブロック部
20 ラグ溝
21 底上げ部
22 溝底
30 主溝
40 プロファイルライン

Claims (5)

  1. トレッド部の表面であるトレッド表面にタイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に傾斜したラグ溝を複数有する空気入りタイヤにおいて、
    前記ラグ溝には、溝深さが浅くなっている部分である底上げ部が設けられていると共に、前記底上げ部の溝幅が、前記底上げ部が設けられている前記ラグ溝における前記底上げ部以外の部分の溝幅よりも広くなっていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記底上げ部の溝断面積は、前記底上げ部が設けられている前記ラグ溝において最も溝深さが深い部分の溝断面積と同等であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記底上げ部の溝深さは、前記底上げ部が設けられている前記ラグ溝において最も溝深さが深い部分の溝深さの50〜90%の範囲内となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記底上げ部の前記トレッド表面における溝幅は、前記底上げ部が設けられている前記ラグ溝において前記トレッド表面における溝幅が最も狭い部分の溝幅の110〜150%の範囲内となっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記底上げ部は、前記複数のラグ溝のうちタイヤ幅方向における端部に位置する前記ラグ溝に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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