JP2006527782A - シアノアクリレート組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ある種の基体上で固定速度を改善するために、シアノアクリレート成分に加えてある種の促進剤を含むシアノアクリレート含有組成物に関する。

Description

本発明は、ある種の基体上で固定速度を改善するために、シアノアクリレート成分に加えてある種の促進剤を含む、シアノアクリレート含有組成物に関する。
シアノアクリレート接着剤組成物はよく知られており、様々な用途を有する急速硬化瞬間接着剤として広く用いられている。H.V.Coover、D.W.Dreifus、およびJ.T.O'Connor、「Cyanoacrylate Adhesives」、Handbook of Adhesives、27、463〜77、I.Skeist編、Van Nostrand Reinhold、New York、第3版(1990)を参照されたい。さらにG.H.Millet、「Cyanoacrylate Adhesives」、Structural Adhesives:Chemistry and Technology、S.R.Hartshorn編、Plenun Press、New York、249〜307頁(1986)も参照されたい。
それにもかかわらず、1つの基体を他の基体に急速に固定することができ、同時にその接着強度が経時的に発揮されることが重要であるいくつかの適用例に関して、そのような接着剤組成物の固定時間をさらに改善するために種々の技法が用いられてきた。さらに、ある種の材料から構成される基体は、その接着剤および基体が用いられる適用例にかかわりなく、接着が困難であることがこれまでに示されている。
これらの問題を解決するために、Henkel Loctite Corporation(当時Loctite Corporation、少なくとも一部は関連会社Loctite(Ireland)Ltd.を通して)は、カリックスアレーンおよびオキサカリックスアレーン化合物に基づく技術を開発した。一般に、そのような材料をシアノアクリレートに添加することにより、合わせて接着される基体の固定の促進が可能になる。米国特許第4,556,700号、第4,622,414号、第4,636,539号、第4,695,615号、第4,718,966号、および第4,855,461号を参照されたい。
カリックスアレーン化合物に加えて、Henkel Loctite Corporationはさらに、固定を促進するために、シアノアクリレート接着剤組成物にシラクラウン化合物を添加することに基づく技術を開発した。たとえば、米国特許第4,906,317号(Liu)は、木材などの不活性化基体上で実質的に固定および硬化時間を短縮するための添加剤としてシラクラウン化合物を含む、シアノアクリレート接着剤組成物を対象としている。シラクラウン化合物は、好ましくは、組成物の約0.1〜5重量%の量で用いられる。
Henkel KGaAは、固定を促進するために、シアノアクリレート組成物にシクロデキストリンを添加することに基づく技術を開発した。米国特許第5,312,864号(Wenz)には、少なくとも部分的にシアノアクリレートに可溶性であるα−、β−、またはγ−シクロデキストリンのヒドロキシル基誘導体を添加することによる、シアノアクリレート接着剤組成物の硬化性の促進が記載されている。
米国特許第4,837,260号(Sato)などの他のアプローチも研究されており、この特許では、シアノアクリレート接着剤組成物におけるクラウンエーテルの使用が報告されている。
さらに最近では、Loctite(R&D)Ltd.が、シアノアクリレート接着剤組成物の硬化を促進するための他の方法を研究した。米国特許第6,294,629号(O'Dwyer)では、カリックスアレーンおよびオキサカリックスアレーン、シラクラウン、シクロデキストリン、クラウンエーテル、およびそれらの組み合わせから選択された第1の促進剤成分、ならびにポリ(エチレングリコール)ジ(メタ)アクリレート、エトキシル化水素化化合物、およびそれらの組み合わせから選択された第2の促進剤成分を含むシアノアクリレート接着剤組成物が提供されている。
さらにHenkel Loctite Corporationは、米国特許第6,475,331号(O'Connor)に記載されているように、シアノアクリレート成分、ならびに(i)カリックスアレーン、オキサカリックスアレーン、またはそれらの化合物、および(ii)少なくとも1種のクラウンエーテルから本質的になる促進剤成分をベースとするシアノアクリレート接着剤組成物であって、その組成物が、2つの基体を接着するのに20秒未満の固定速度を示し、基体の少なくとも1つが、スチール、エポキシガラス、またはバルサ材から選択された材料から構成されるシアノアクリレート接着剤組成物を開発した。
最新の技術にもかかわらず、シアノアクリレートの固定速度を改善するための代替技術を提供することが望ましい。
本発明は、シアノアクリレートをベースとする組成物であって、シアノアクリレート成分の他に促進剤として下記のI:
Figure 2006527782
(式中、Rは、水素、アルキル、アルキルオキシ、アルキルチオエーテル、ハロアルキル、カルボン酸およびそのエステル、スルフィン酸、スルホン酸、および亜硫酸ならびにエステル、ホスフィン酸、ホスホン酸、および亜リン酸ならびにそれらのエステルであり、Xは、脂肪族または芳香族ヒドロカルビル結合であり、酸素または硫黄で置換されていてもよく、Zは、単結合または二重結合である。)
を含む組成物に関し、たとえば下記のII:
Figure 2006527782
(式中、RおよびXは、上に定義したとおりであり、nは、1〜12であり、mは、1〜4であり、pは、1〜3である。)
などである。
たとえば、これらの構造に包含される特に望ましい化学種は、下記のIII:
Figure 2006527782
(式中、R、Z、およびnは、上に定義したとおりであり、R'は、Rと同義であり、gは、nと同義である。)
である。
促進剤成分としてこの種のなかで特に望ましい化学物質は、下記のIV:
Figure 2006527782
(式中、nおよびmの合計は、12以上である。)
である。
シアノアクリレート組成物にこれらの促進剤を含有させることにより、特にある種の木材、およびセラミック、ならびにそれらの組み合わせから構成される基体上で、貯蔵期間を犠牲にすることなく、実証された固定速度の改善が提供される。
本発明はまた、2つの基体を合わせて接着する方法であって、基体の少なくとも1つが、ある種の木材、およびセラミック、ならびにそれらの組み合わせから構成される方法に関する。この方法は、基体の少なくとも1つに上記組成物を塗布するステップ、その後、それらの基体を接合するステップを含む。
さらに、本発明は、本発明の組成物の反応生成物に関する。
さらに、本発明は、本発明の組成物を調製する方法に関する。
本発明は、以下の「発明の詳細な説明」の項を読むことにより、より完全に理解されるであろう。
発明の詳細な説明
上述のとおり、本発明は、シアノアクリレートをベースとする組成物であって、シアノアクリレート成分の他に促進剤として下記のI:
Figure 2006527782
(式中、Rは、水素、アルキル、アルキルオキシ、アルキルチオエーテル、ハロアルキル、カルボン酸およびそのエステル、スルフィン酸、スルホン酸、および亜硫酸ならびにエステル、ホスフィン酸、ホスホン酸、および亜リン酸ならびにそれらのエステルであり、Xは、脂肪族または芳香族ヒドロカルビル結合であり、酸素または硫黄で置換されていてもよく、Zは、単結合または二重結合である。)
を含む組成物に関し、たとえば下記のII:
Figure 2006527782
(式中、RおよびXは、上に定義したとおりである。)
などである。
たとえば、これらの構造に包含される特に望ましい化学種は、下記のIII:
Figure 2006527782
(式中、R、Z、およびnは、上に定義したとおりであり、R'は、Rと同義であり、gは、nと同義である。)
である。
促進剤成分としてこの種のなかで特に望ましい化学物質は、下記のIV:
Figure 2006527782
(式中、nおよびmの合計は、12以上である。)
である。
シアノアクリレート組成物にそのような促進剤を含有させることにより、特にオベチェ(obechi)などのある種の木材、およびセラミック、ならびにそれらの組み合わせから構成される基体上で、貯蔵期間を犠牲にすることなく、実証された固定速度の改善が提供される。
シアノアクリレート成分には、多くの置換基を伴って選択することのできるシアノアクリレートモノマーが含まれ、たとえばHC=C(CN)−COORで表されるものなどであり、式中、Rは、C1〜15アルキル、C2〜12アルコキシアルキルなどのC2〜12アルコキシアルキル、C3〜10シクロアルキル、C3〜10アルケニル、C6〜18アラルキル、C4〜18アリール、アリル、およびC1〜15ハロアルキル基から選択される。望ましくは、シアノアクリレートモノマーは、メチルシアノアクリレート、エチル−2−シアノアクリレート、プロピルシアノアクリレート、ブチルシアノアクリレート(n−ブチル−2−シアノアクリレートなど)、オクチルシアノアクリレート、アリルシアノアクリレート、β−メトキシエチルシアノアクリレート、およびそれらの組み合わせから選択される。特に望ましいものは、エチル−2−シアノアクリレートである。
シアノアクリレート成分は、約50重量%から約99.98重量%の範囲内の量で組成物に含まれるべきであり、約90重量%から約99重量%の範囲が望ましく、全組成物の約95重量%が特に望ましい。
上記化学構造に包含される促進剤に加えて、1種または複数の追加の促進剤を組成物に含ませることもできる。そのような促進剤は、カリックスアレーン類およびオキサカリックスアレーン類、シラクラウン類、クラウンエーテル類、シクロデキストリン類、ポリ(エチレングリコール)ジ(メタ)アクリレート類、エトキシル化水素化化合物類、およびそれらの組み合わせから選択することができる。
カリックスアレーン類およびオキサカリックスアレーン類として、多数が知られており、特許文献に報告されている。たとえば、それぞれの開示を参照により明確に本明細書に組み込む米国特許第4,556,700号、第4,622,414号、第4,636,539号、第4,695,615号、第4,718,966号、および第4,855,461号を参照されたい。
たとえば、カリックスアレーン類に関しては、構造Vの範囲内のものが本発明において有用であり、
Figure 2006527782
式中、Rは、アルキル、アルコキシ、置換アルキル、または置換アルコキシであり、Rは、H、またはアルキルであり、nは、4、6、または8である。
特に望ましい1つのカリックスアレーンは、テトラブチルテトラ[2−エトキシ−2−オキソエトキシ]カリックス−4−アレーン(「TBTEOCA」)である。
多くのクラウンエーテル類が知られている。たとえば、本発明に用いることのできる例には、単独または組み合わせで、あるいは他の第1の促進剤との組み合わせで、15−クラウン−5、18−クラウン−6、ジベンゾ−18−クラウン−6、ベンゾ−15−クラウン−5−ジベンゾ−24−クラウン-8、ジベンゾ−30−クラウン−10、トリベンゾ−18−クラウン−6、非対称ジベンゾ−22−クラウン−6、ジベンゾ−14−クラウン−4、ジシクロヘキシル−18−クラウン−6、ジシクロヘキシル−24−クラウン−8、シクロヘキシル−12−クラウン−4、1,2−デカリル−15−クラウン−5、1,2−ナフト−15−クラウン−5、3,4,5−ナフチル−16−クラウン−5、1,2−メチル−ベンゾ−18−クラウン−6、1,2−メチルベンゾ−5、6−メチルベンゾ−18−クラウン−6、1,2−t−ブチル−18−クラウン−6、1,2−ビニルベンゾ−15−クラウン−5、1,2−ビニルベンゾ−18−クラウン-6、1,2−t−ブチル−シクロヘキシル−18−クラウン−6、非対称ジベンゾ−22−クラウン−6、および1,2−ベンゾ−1,4−ベンゾ−5−酸素−20−クラウン−7が含まれる。その開示を参照により明確に本明細書に組み込む米国特許第4,837,260号(Sato)を参照されたい。
シラクラウン類としても、多数が知られており、文献に報告されている。たとえば、典型的なシラクラウンは、以下の構造(VI)の範囲内で表すことができ、
Figure 2006527782
ここで、式中、RおよびRは、それ自体がシアノアクリレートモノマーの重合を引き起こさない有機基であり、Rは、H、またはCHであり、nは、1から4の整数である。適切なRおよびR基の例は、R基、メトキシなどのアルコキシ基、およびフェノキシなどのアリールオキシ基である。RおよびR基は、ハロゲンまたは他の置換基を含有することができ、例はトリフルオロプロピルである。しかしながら、RおよびR基として適していない基は、アミノ、置換アミノ、およびアルキルアミノなどの塩基性基である。
本発明の組成物に有用なシラクラウン化合物の特定の例には、
Figure 2006527782
ジメチルシラ−11−クラウン−4(VII);
Figure 2006527782
ジメチルシラ−14−クラウン−5(VIII);および
Figure 2006527782
ジメチルシラ−17−クラウン−6(IX)が挙げられる。
たとえば、その開示を参照により明確に本明細書に組み込む米国特許第4,906,317号(Liu)を参照されたい。
本発明に関連して、多くのシクロデキストリン類を用いることができる。たとえば、その開示を参照により明確に本明細書に組み込む米国特許第5,312,864号(Wenz)に、少なくとも部分的にシアノアクリレートに可溶性であるα−、β−、またはγ−シクロデキストリンのヒドロキシル基誘導体として開示および請求されているものは、第1の促進剤成分として本発明に用いる適切な選択となる。
たとえば、本発明に適切に用いられるポリ(エチレングリコール)ジ(メタ)アクリレート類には、下記の構造Xの範囲内であるものが含まれる。
Figure 2006527782
式中、nは、3より大きく、たとえば3から12の範囲内であり、特に望ましくは、nは9である。より詳細な例には、PEG200DMA(nは約4である)、PEG400DMA(nは約9である)、PEG600DMA(nは約14である)、およびPEG800DMA(nは約19である)が挙げられる。この数(たとえば、400)は、2つのメタクリレート基を除く分子のグリコール部分の平均分子量を、グラム/モル(すなわち、400g/モル)として表したものである。特に望ましいPEG DMAは、PEG400DMAである。
エトキシル化水素化化合物(または、エトキシル化脂肪アルコール類が使われるかもしれない)として、適切なものは、構造XIの範囲内であるものから選択することができる。
Figure 2006527782
式中、Cは、直鎖または分枝鎖アルキルまたはアルケニル鎖であることができ、mは、1から30、たとえば5から20の整数であり、nは、2から30、たとえば5から15などの整数 であり、Rは、H、または、C1〜6アルキルなどのアルキルであることができる。
市販され入手可能な構造XIの材料の例には、DEHYDOL100などの、Cognis Deutschland GmbH&Co.KG、Dusseldorf、GermanyからDEHYDOLの商品名で販売されているものが含まれる。
構造I〜IVに包含される促進剤は、約0.01重量%から約10重量%の範囲内の量で組成物に含まれるべきであり、約0.1重量%から約0.5重量%の範囲が望ましく、全組成物の約0.4重量%が特に望ましい。
貯蔵安定性、可撓性、チキソトロピー性の改善、粘度の増大、色、堅牢性の改善、および耐熱劣化性の増強など、追加の物理的特性を付与するために、本発明の組成物に添加剤を含ませることができる。したがって、そのような添加剤は、フリーラジカル安定剤、アニオン性安定剤、ゲル化剤、増粘剤(ポリメチルメタクリレート(PMMA)など)、チキソトロピー性付与剤(ヒュームドシリカなど)、染料、強化剤、熱劣化増強剤、可塑剤、およびそれらの組み合わせから選択することができる。
本発明の他の態様において、2つの基体を合わせて接着する方法であって、基体の少なくとも1つが、ある種の木材、綿、およびコルクなどの材料から構成される方法が提供される。この方法は、基体の少なくとも1つに上記組成物を塗布するステップ、その後、接着剤を固定させるのに充分な時間、基体を合わせるステップを含む。多くの適用例の場合、基体は30秒未満で固定されるべきであり、基体に応じて1〜3秒程度の短い時間であるべきである。
本発明の他の態様において、上記組成物の反応生成物が提供される。
本発明の他の態様において、上記組成物を調製する方法が提供される。この方法は、シアノアクリレート成分を提供するステップ、ならびに、混合して第1および第2の促進剤成分をそれと組み合わせるステップを含む。
本発明の他の態様において、本発明の組成物を用いて、2つの基体を合わせて接着する方法であって、基体の少なくとも1つが、木材、綿、およびコルクからなる群から選択された材料から構成される方法が提供される。この方法は、基体の少なくとも1つに組成物を塗布するステップ、および組成物を固定させるのに充分な時間、基体を接合するステップを含む。
本発明のこれらの態様は、以下の実施例によってさらに示されるであろう。
種々の基体上での固定速度を評価するために、4種の試料を調製した。成分の実質的な均質性が確保されるのに充分な時間、任意の順序で成分を混合することによって、試料を調製した。当然ながら用いる成分の量によるが、通常、約30分で充分である。これらの試料の成分を、以下の表1に示す。
Figure 2006527782
各試料A〜Dを、以下の表2に示した基体に塗布し、基体(それぞれ同一の材料から製造)が互いに接着する固定速度を測定した。固定速度は、2つの基体を合わせてから(各基体は約1インチ幅であり、約0.5インチの重なり配列させた)3kgの重量を保持するまでに充分な時間である。結果を以下の表2および図1に示す。
Figure 2006527782
表2および図1からわかるように、試料AおよびB(化合物IVを含むシアノアクリレート)は、記載のカリックスアレーンおよびポリエチレングリコールジメタクリレートの組み合わせを含むシアノアクリレートである試料Dと比べて、ある種の基体、すなわち木材、オベチェ、トネリコ、およびリンバ、ならびにセラミックにおいて、固定速度の改善を実証した。
さらに、本発明に用いる促進剤と記載のカリックスアレーンとの組み合わせ(試料C)は、記載のカリックスアレーンと記載のポリエチレングリコールジメタクリレートの組み合わせとの組み合わせに比べて、ある種の基体、すなわちMDF、トネリコ、シロマツ、およびリンバにおいて、固定速度を改善する。
Figure 2006527782
表3に示した結果は、本発明の組成物(試料A〜C)が接着剤として働き、コントロール組成物(試料D)に匹敵する接着強度をもたらし、同時に表2に示すように、ある種の基体、すなわち木材、オベチェ、トネリコ、およびリンバ、ならびにセラミックにおいて、固定速度の改善を実証することを例示している。
表4には、アルミニウムのチューブに充填し、指定の期間82℃で保存(老化)した試料A〜Dの安定性データを示す。表4の結果は、本発明の組成物が、記載の条件下で老化した後でも、上記の利点を保持することを実証している。
Figure 2006527782
試料A〜Dの比較を示す図であり、ここでMDFは、中質繊維板であり、ABSは、アクリロニトリルブタジエンスチレンコポリマーであり、Alは、アルミニウムであり、SSは、ステンレス鋼である。

Claims (14)

  1. シアノアクリレート成分、および
    以下の化学構造によって表される促進剤を含むシアノアクリレート接着剤組成物。
    Figure 2006527782
    (式中、Rは、水素、アルキル、アルキルオキシ、アルキルチオエーテル、ハロアルキル、カルボン酸およびそのエステル、スルフィン酸、スルホン酸、および亜硫酸ならびにエステル、ホスフィン酸、ホスホン酸、および亜リン酸ならびにそれらのエステルからなる群から選択されたメンバーであり、
    Xは、脂肪族または芳香族ヒドロカルビル結合であり、酸素または硫黄で置換されていてもよく、Zは、単結合または二重結合であり、nは、1〜12であり、mは、1〜4であり、pは、1〜3である。)
  2. 促進剤が、以下の化学構造によって表される請求項1に記載の組成物。
    Figure 2006527782
    (式中、R、X、n、m、およびpは、上に定義したとおりである。)
  3. 促進剤が、以下の化学構造によって表される請求項1に記載の組成物。
    Figure 2006527782
    (式中、R、Z、n、およびpは、上に定義したとおりであり、R'は、Rと同じであり、gは、1〜12である。)
  4. 促進剤が、以下の化学構造によって表される請求項1に記載の組成物。
    Figure 2006527782
    (式中、nおよびmの合計は、12以上である。)
  5. シアノアクリレート成分が、構造HC=C(CN)−COOR(式中、Rは、C1〜15アルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、アルケニル、アラルキル、アリール、アリル、およびハロアルキル基から選択される。)の材料から選択される請求項1に記載の組成物。
  6. シアノアクリレート成分が、エチル−2−シアノアクリレートを含む請求項1に記載の組成物。
  7. カリックスアレーン類、オキサカリックスアレーン類、シラクラウン類、シクロデキストリン類、クラウンエーテル類、ポリ(エチレングリコール)ジ(メタ)アクリレート類、エトキシル化水素化化合物類、およびそれらの組み合わせからなる群から選択された追加の促進剤成分をさらに含む請求項1に記載の組成物。
  8. 促進剤が、全組成物に対して、約0.01重量%から約5重量%の範囲内の量で用いられている請求項1に記載の組成物。
  9. 追加の促進剤成分が、全組成物に対して、約0.01重量%から約5重量%の範囲内の量で用いられている請求項7に記載の組成物。
  10. フリーラジカル安定剤、アニオン性安定剤、可塑剤、チキソトロピー付与剤、増粘剤、染料、強化剤、熱劣化増強剤、およびそれらの組み合わせからなる群から選択された添加剤をさらに含む請求項1に記載の組成物。
  11. (a)シアノアクリレート成分と、
    (b)(i)カリックスアレーン、オキサカリックスアレーン、またはそれらの組み合わせ、および(ii)少なくとも1種のクラウンエーテルから本質的になる促進剤成分とを含むシアノアクリレート接着剤組成物であって、前記組成物が、2つの基体を結合するのに20秒未満の固定速度を示し、基体の少なくとも1つが、スチール、エポキシガラス、およびバルサ材からなる群から選択された材料から構成される組成物。
  12. 請求項1に記載の組成物の反応生成物。
  13. 少なくとも1つが、木材およびセラミックからなる群から選択された材料から構成される2つの基体を合わせて接着する方法であって、
    請求項1に記載のシアノアクリレート含有接着剤組成物を、基体の少なくとも1つに塗布するステップ、および
    接着剤を固定させるのに充分な時間、基体を合わせるステップを含む方法。
  14. 請求項1に記載のシアノアクリレート含有組成物を調製する方法であって、
    シアノアクリレート成分を提供するステップ、および
    混合して促進剤成分をそれと組み合わせるステップを含む方法。
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