JP2006527624A - 乾燥粉末吸入器および乾燥粉末の肺吸入方法 - Google Patents

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Abstract

呼吸作動乾燥粉末吸入器(1)は、吸気流のエネルギにより運ばれた粉末薬剤を粉砕する実質的に円盤状の空気循環室(2)を備える。循環室は、循環室の上壁(5)および底壁(6)の間に中心軸(4)周りに延在する実質的に円形もしくは多角形の側壁(3)を備え、循環室の高さ(h)はその直径(d)よりも小さくなる。循環室の周囲には複数の空気供給路(7)が配置され、これらの供給路は合流もしくは単独の空気流入口から延びて循環室の側壁に実質的に接線方向から接続する。供給路の少なくとも1つは吸入器の粉末投薬供給領域(8)を通って延在する。循環室は、循環室の上壁および底壁の中央の排出開口(10)から軸方向に延在し、マウスピース(13)につづく排出路(12)に接続する空気流出口(9)をさらに備える。吸入器は、運ばれた粉末薬剤を粉砕する空気循環室を少なくともさらに1つ備え、複数の循環室は並列にマウスピースに接続される。

Description

本発明は呼吸により作動する乾燥粉末吸入器に関し、粉末状の薬剤が吸気流のエネルギーにより循環室内で粉砕されるものに関する。
乾燥粉末吸入器は、呼吸器官を通して薬を投与するために使用される。このような肺への薬剤投与は、肺機能の低下に対する治療に有効であるだけでなく、従来は経口もしくは非経口により薬の投与を行っていた他の多くの治療に対しても有効である。
肺経由の薬剤投与は経口投与に対して、作用部位へ迅速に到達すること、薬剤の投与量が低減されること、および比較的大きな分子、とくに、経口投与では効果が低いまたは効果のない分子でも、投与が可能であるという利点がある。
非経口投与に対する肺経由の薬剤投与の利点は、投与の容易さと患者の薬剤服用遵守の向上である。
乾燥粉末吸入器は基本的に、粉末薬剤の投薬供給部、マウスピース部、および粉末薬剤を粉砕する粉砕部とを備える。粉砕処理は、薬剤が計量装置に自在に流出入できる粒子サイズから、粉末に含まれる薬剤分子を肺胞から吸収可能な粒子サイズ、例えば5μm未満、一般的には3μm未満まで、粉末粒子を微粒化するために必要である。粉末薬剤の流れを容易にするために、薬剤粒子は軟質の球状ペレット内、またはいわゆるキャリヤ面上で運ばれることが多い。ペレットおよび/又はキャリヤは、その後、粉々に粉砕されて粉末粒子となり、薬剤粒子を解放する。
粉砕処理は、例えばモータ駆動のインペラー等の外部エネルギを用いて行うことができるが、吸入空気流のエネルギを用いて行うこともできる。
薬剤を粉砕するために補助駆動源を用いる乾燥粉末吸入器と比べて、いわゆる呼吸作動粉末吸入器はエネルギ源から独立しているという利点を備え、信頼性の向上および設計の簡素化が期待できる。
呼吸動作による粉砕は、例えば粉末粒子を螺旋状の通路に通すなど、種々の方法により実現可能であるが、空気循環すなわち「分級」室を利用することが望ましい。
他の粉砕原理に対し、空気循環、すなわち「分級」室には、高効率で粉砕できるという利点があるとともに、大きなサイズの粒子の吸入も防止できる。
EP1 129 705には、吸入空気流を利用して、空気で運ばれる粉末薬剤を粉砕する略円盤状の空気循環室を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器が開示されている。
この公知の吸入器において、空気循環室はその上面中央の排出開口から軸方向に延在する空気流出口を備えている。空気流出口はマウスピースへ伸びる排出路に軸方向に接続されている。排出路の周囲には同軸の鞘状の流路が設けられており、マウスピースから流出する膜状の流れを発生させる。この膜状の流れにより、排出路から流出する流れの中の微細な粒子が口腔内に沈着することが低減される。
この吸入器は高能率的であるが、比較的大型で、また比較的製造にコストがかかるという難点がある。さらに、1度の吸入で多量の粉末薬剤を吸入することが比較的難しい。
本発明は、概して、周知の吸入器の利点を維持しながらその難点を軽減することを目指す。
具体的には、本発明は、膜状の流れを必要としない空気循環室を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、吸入器をより小型で簡単な構成にできる他のデザインによる空気循環室を備えた呼吸作動乾燥粉末吸入器を提供することを目的とする。
さらにまた、本発明は、1度の吸引動作で比較的多量の薬剤を吸入することができる空気循環室を備えた呼吸作動乾燥粉末吸入器を提供することを目的とする。
したがって、本発明は、請求項1および18に記載の乾燥粉末吸入器を備える。
さらに、本発明は、吸気流のエネルギにより運ばれた粉末薬剤を粉砕する実質的に円盤状の空気循環室を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器を提供する。循環室は、循環室の上壁および底壁の間に中心軸周りに延在する実質的に円形もしくは多角形の側壁を備え、循環室の高さはその直径よりも小さくなる。循環室の周囲には複数の空気供給路が配置され、これらの供給路は合流もしくは単独の空気流入口から延びて循環室の側壁に実質的に接線方向から接続し、少なくとも1つの供給路は、吸入器の粉末投薬供給領域を通って延在する。循環室は、循環室の上壁および底壁の中央の排出開口から軸方向に延在し、マウスピースにつづく排出路に接続する空気流出口をさらに備える。排出路は、前記循環室の空気流出口に実質的に直交するように接続される。
排出路が循環室の空気流出口に実質的に直交して接続するように配置することにより、空気流出口から排出路への流れの方向が、循環室の軸に同軸な方向から循環室の軸に交差する方向に変化する。これにより、流れの接線方向成分が低下し、膜状の流れを発生させること無く口腔内の沈着が低減される。
よりよい実施の形態において、吸入器は実質的に平らなハウジングを備え、循環室は循環室の中心軸がハウジングの平面に交差して延在するようにハウジング内に配置され、排出路はハウジングの平面上に延在するようにハウジング内に配置される。これにより、吸入器をスリムな形状、例えば平らな円盤状、三角形、またはクレジットカードサイズに相当する長方形とすることもできる。マウスピースはハウジングの端部に設けられてもよい。一方、排出路および循環室は実質的に平行な平面上に延在させてもよい。
粉末投薬供給領域を、予め計量された投薬量の粉末薬剤を内包する密封された投薬室によって構成することも有効である。投薬室は、供給路内に配置されて投薬室のシールが除去されるまで空気の通過を遮断する。具体的には、密封投薬室を除去可能なカバーホイルによってシールされた膨張袋体(ブリスタポケット)としてもよい。
ハウジングを実質的に平らな部材を積み重ねて構成することが好ましい。平らな部材に突起および開口を設け、積み重ねた状態で吸入器の流路を形成することもできる。これらの平らな部材は、比較的シンプルな型を用いて熱可塑性の材料を射出成形処理することにより、容易に製造することができる。これらの部材を決められた手順に従って積み重ねることにより、容易に組み立てができる。
密封投薬室を組み立て時に組み込んでもよい。例えば、ブリスタを入れ込んで積み重ね、カバーホイルを引き抜き部として吸入器の外側へ出しておく。このように、ハウジングを1回投与用の使い捨てユニットとして形成してもよい。シールは、空気流入開口および/又はマウスピースを覆うためにも用いられる。
この代わりに、ハウジングが複数の密封投薬室が設けられるキャリアを備えるようにしてもよい。キャリア上の投薬室は、吸入器の供給領域に割当て可能である。これにより、ハウジングは複数投薬のための使いまわし、または使い捨てユニットとして構成することができる。
本発明による呼吸作動乾燥粉末吸入器は、運ばれた粉末薬剤を粉砕する空気循環室を少なくともさらに1つ備え、複数の循環室は並列にマウスピースに接続される。これにより、低い呼吸抵抗と高い粉砕効率を保ちながら、比較的多量の薬剤投与を1度の吸引で行うことができる。
なお、複数の循環室を並列に接続するという原則を、空気流出口に対する排出路の配置方向に関係なく適用することもできる。例えば、吸気流のエネルギを利用して、運ばれてきた粉末薬剤を粉砕するための、実質的に同一な少なくとも1つの円盤状の循環室を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器を形成する。各循環室は循環室の上壁および底壁の間に中心軸周りに延在する実質的に円形もしくは多角形の側壁を備え、循環室の高さはその直径よりも小さくなる。循環室の周囲には複数の空気供給路が配置され、これらの供給路は合流もしくは単独の空気流入口から延びて循環室の側壁に実質的に接線方向から接続し、各循環室の供給路の少なくとも1つは、吸入器の合流もしくは単独な粉末投薬供給領域を通って延在する。各循環室は、循環室の上壁および底壁の中央の排出開口から軸方向に延在し、単一のマウスピースにつづく合流もしくは単独の排出路に接続する空気流出口を備える。
2、3または4つの並列な循環室を設けることが好ましい。各循環室に均等な流れを導くために、複数の循環室を実質的に同一とすることが好ましい。ハウジングを平らにするために、各循環室を同一面上に配置することが好ましい。より棒状の構成とするために、少なくとも2つの循環室を平行な平面に配置し、各循環室の排出開口が互いに対向するようにしてもよい。合流もしくは単独の排出路を平行な平面の間に配置された別の面上に配置してもよい。
複数の循環室がそれぞれ異なる投薬供給領域に接続される場合に、各投薬供給領域を1部材として除去される単一のシールに接続してもよい。この代わりに、別々のシールを設け、1投薬ずつ順に吸引できるようにしてもよい。
本発明は、肺吸入のための方法にも関する。この方法において、乾燥粉末薬剤が吸入器から吸入され、乾燥粉末は吸入器の実質的に円盤状の空気循環室において吸気流のエネルギにより粉砕され、吸気流の作用により、粉砕された薬剤は循環室から軸方向に排出された後、その方向が交差方向に変化されてマウスピース方向に供給される。
本発明は、肺吸入のための方法にも関する。この方法において、乾燥粉末薬剤が吸入器から吸入され、乾燥粉末は吸入器の並列に配置された複数の実質的に円盤状の空気循環室において吸気流のエネルギにより粉砕され、吸気流の作用により、粉砕された薬剤は循環室から軸方向に排出された後、マウスピース方向に供給される。
各実施の形態によるさらなる利点は、従属する請求項によって定義される。
図面に示す複数の実施の形態を参照しながら、本発明を説明する。
第1の実施の形態による呼吸作動乾燥粉末吸入器の分解図であり、一対の並列な循環室が設けられている。 図1aの吸入器の上板を示す上面図。 図1aの吸入器の中間板を示す上面図。 図1aの吸入器の底板を示す上面図。 図1aの吸入器の別の実施の形態において吸入器が組み立てられた状態を示す斜視図であり、矢印は空気流の経路を示している。 一対の並列な循環室を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器の別の実施の形態における底板の上面図。 図4a〜4cは、図3gのA-A断面図であり、呼吸作動乾燥粉末吸入器の別の実施の形態における循環室を示している。 図5a〜dは、一対の並列な循環室を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器の別の実施の形態における中間板の上面図。 図6a〜cは、3つの並列な循環室を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器の上板、中間板、および底板のそれぞれの上面図。 図7a、bは、図6の吸入器の別の実施の形態における底板の上面図。 図7bの吸入器の中間板の上面図。 呼吸作動乾燥粉末吸入器を円盤状の形態とした場合の上面図であり、複数の密封した投薬室が設置されたキャリアを備え、キャリア上の投薬室は吸入器の供給領域にセット可能である。 図9aに示す実施の形態のキャリアの上面図。 図9aに示す実施の形態の中間板の上面図。 さらに別の実施の形態による互いに対向する2つの循環室を備える吸入器の斜視図。
上記図面は実施の形態を概略的に表すものであり、本発明はこれらの例には限定されない。図面では、種々の実施の形態において同一、または対応する部分に同一の参照符号を付している。
図1a〜1dは、呼吸作動乾燥粉末吸入器1を示す。この吸入器1は、吸入空気流のエネルギを利用して、運ばれてきた粉末薬剤を粉砕する全く同じ2つの略円盤状の空気循環室2を備える。各循環室2は、実質的に平行な循環室2の上壁5(図4参照)と底壁6の間に、中心軸4の周囲に延在する実質的に円形の側壁3を備えており、循環室2の高さhは、その直径dよりも小さい。各循環室2の周囲には、一定間隔で複数の空気供給路7が配置されている。各供給路7は別々の空気流入口から延び、側壁3に対して実質的に接線方向に進んで循環室2に進入する。各循環室2の供給路7の1つは、粉末路7aを形成する。粉末路7aは、吸入器1の合流粉末投薬供給領域8を通って延在する合流路7bから延びている。各循環室は、循環室2の上壁5の中央の排出開口10から軸方向に延在し、排出路12に接続する空気流出口9を備えている。2つの排出路12は合流してマウスピース13まで延びる合流排出路12aとなる。従って、2つの循環室2は並列してマウスピース13に接続される。
排出路12は各循環室の空気流出口9に実質的に交差するように接続する。マウスピース13の軸は、分級室2の中心軸4に交差する。
吸入器1は、厚みのあるクレジットカードの形状とサイズを有する実質的に平らなハウジング14を備え、使い捨て可能に構成される。循環室2は循環室2の中心軸4がハウジングの平面に対して直交するようにハウジング14内に配置される。排出路12、12aはハウジングの平面上を延在するようにハウジング14内に配置される。マウスピース13はハウジングの周縁部15に設けられる。排出路12、12a、および循環室2は実質的に平行な面上にそれぞれ延在する。吸入の間、マウスピース13は、空気循環室2から吸入器ハウジングの長手軸lに平行な方向に運ばれた粉砕粉末粒子の噴霧流を排出する。なお、両分級室2の軸は、吸入器ハウジング14の長手軸lに直交する。
ハウジング14(図2も参照)は実質的に平らな部材16を積み重ねて組み立てられる。これらの部材16は底板17、中間板18、および上板19を含む。平面部材には突起20と開口10とが設けられており、積み重ねられたときに流路、具体的には、吸入器1の循環室2、供給路7、供給領域8および排出路12,12aを形成する。底板19の上面は、例えば循環室2の底壁6を形成し、その上には側壁3を形成する突起20が設けられる。循環室2は中間板18の底面によってふさがれる。この底面は循環室2の上壁5を形成する。中間板18は、循環室2が延在する底面と排出路12が延在する平行な上面とで分離壁を形成する。中間板18の排出開口10は、軸4に沿って延在する空気流出口9を介して循環室から流出する空気、および運ばれた粉砕薬剤粒子の通路を形成する。
底板19は周囲に隆起部21を有し、これにより中間板18が載置される空間を決定する。上板17は中間板18と底板19の上に積み重ねられる。上板17は隆起部21から内側に突出した突起22の下側にクランプされ、複数の板16の接触面は協働して実質的に気密構造を形成する。
本実施の形態において、粉末投薬供給領域8は、予め計量された投与量の粉末薬剤を含む密封された投薬室23によって形成される。投薬室23は、合流供給路7b内に配置され、シールが除去されるまで空気の通過を遮断している。密封された投薬室23は、除去可能なカバーホイル24でシールされたブリスタポケット(膨張した袋体)として示されている。ブリスタ23は積層構造内に組み込まれ、カバーホイル24は引き抜き部として吸入器1の外側に延在する。図示されるように、ハウジング14は1回投与のための使い捨てのユニットを形成する。
図2に、図1aの吸入器の別の実施の形態の斜視図を示す。この吸入器は組み立てられた状態であり、矢印は空気流の経路を示している。この実施の形態においては、3つの投薬室23が設置されたキャリア26を備え、キャリア26上の投薬室は吸入器1の供給領域8にセット(割当て)可能である。
中央の空気流入口27は、通常、マウスピース13の反対側の、吸入器の後部25に設けられる。上板17の厚さは部分的に薄くなっており、マウスピース13からの吸入中に、上板17と中間板18の間から矢印1Bで示すように空気が流入して粉を供給領域8から粉末路7bまで運ぶことが可能となっている。
図示の実施の形態では、複数の投薬室23は順次、上板の追加空気流入口28と供給領域8との間の位置にセットされ(割り当てられ)る。吸入の間、矢印1Aで示すさらなる空気が投薬室を通過し、粉を供給領域8まで運ぶ。図示の実施の形態は、さらに矢印1Cで示す3番目の空気流用の通気口を備え、供給領域8に残った粉を運ぶ。
空気流1A、1B、および1Cは、底板19と中間板18の間に形成された合流粉末路7bを通り、粉末路7bの分岐点まで粉をのせて運ぶ。この分岐点において空気流と運ばれた粉は、それぞれが分級室2に連通する2つの粉末路7aに等しく分割される。図1に示す実施の形態においては、空気流1Bのみが存在する。この場合、空気流1Bは中間板18の開口11と、開封されたブリスタポケットによって形成された供給領域8を通過する。供給領域はブリスタポケットの長さの約1/3で傾斜面29を備え、通路7bを通る空気流を強制的にブリスタポケット内部に通すことが好ましい。傾斜面はシール24とともに、シールが除去されるまで粉末路を閉じるようにしてもよい。
粉を運ばない別の空気流は矢印2で示され、底板19と中間板18の間に形成された後部供給路7を通り、循環室2まで流れる。粉を運ばないさらに別の空気流は矢印3で示され、ハウジング14の前端部から上板17と中間板18の間に形成された流入口30(図1a,1bで視認可能)を介し、上板と中間板の間の通路を通って、中間板18と底板19の間に形成された循環室2の前部供給路7(図3も参照)に流入する。図1の実施の形態において、前部供給路7はハウジング14の後部の中央空気流入口27から連通している。
したがって、粉末粒子は、粉末供給路7aを通り循環室2に接線方向から流入する空気に運ばれて、循環室2に導入される。追加空気は供給路7を通り循環室2に供給される。追加空気もまた接線方向から循環室に流入する。これにより、吸入の間、循環する空気流が発生する。循環室の周囲に均等に供給路を分配することによって、循環室2内における流れの循環が促進される。
循環室2内において、粒子には多くの異なる力がかけられる。これは、循環室の形状による遠心力、壁面によって発生する摩擦力、粒子同士や側壁との衝突による衝撃力を含み、さらに粒子と空気との速度差による剪断力、抗力、および揚力も含む。これらの力のため、粉末粒子は粉々に粉砕される。微小な粒子は抗力が優位に作用し、矢印4で示される空気流にのせられて、空気流出口9を介して軸方向に循環室2から流出する。
より大きい粒子は遠心力が優位に作用し、粉々に粉砕されるまで循環室に残る。例えば沈積した粒子を循環室2の壁面から取り除くために利用される掃き出し用の結晶(水晶)などの、比較的大きく砕けない粒子は、必要に応じて、例えば循環室の底部に設けられた不図示の掃き出し開口を介して、吸入後に排出することができる。1度だけ使用する使い捨ての吸入器の場合には、大きな粒子は循環室内に残存可能である。このような掃き出し用の粒子は、例えば粉の調合時に加えたり、循環室2に予め装填しておいてもよい。
空気流出口を介して軸方向に循環室から流出した空気流は、排出路12に流入する。排出路12は合流してマウスピース13につづく合流排出路となる。
各排出路12は対応する循環室2の中心軸4に直交して延在する中心軸33を有し、排出路12は循環室2の中心軸4と一致する循環室2の空気流出口9の中心軸に交差するように接続されるので、空気流出口9から排出路への流れは、循環室軸と一致する方向から循環室軸に交差する方向へ、マウスピース13を流出する前にその方向が変化する。これにより、流れの接線方向成分が低下し、膜状の流れを発生させること無く口腔内の沈着が低減される。これは薬剤を実際に肺まで送り込む効率を向上させる。
排出路をきれいにし、吸入器1の流動抵抗を制御するために、上板17と中間板18の間にバイパス路31が配置される。
投薬室23内の粉は、有効成分(主薬品、活性物質)、または有効成分を含む混合物である。混合物は、例えば未加工の粉、球体のペレット製剤、粘性の混合物もしくは物理的混合物、および/またはキャリア賦形剤であり、掃き出し用の添加物を加えてもよい。粉(混合物)の特性は分級機の特性に合わせて調整してもよい。主薬品(添加物の有無にかかわらず)の1回分の投与量を、同時の吸引、または後の吸入のために複数の投薬室ポケット23に分割してもよい。各投薬室にはそれぞれ同じ成分もしくは混合物を充填してもよいし、異なる成分もしくは混合物を充填してもよい。投薬室はハウジング内の計量装置から充填するようにしてもよいが、予め充填しておくことが好ましい。
図1および2に示した発明において、複数の分級室2を並列に配置したが、当業者には明らかなように、本発明は単一の分級室2、または並列でない配置の複数の分級室2を備える形態とすることも可能である。さらに、分級室を直列に配置しても吸入器2を構成できることは明らかであり、必要に応じて並列配置と併用もできる。
当業者には明らかであるように、本発明の範囲内において種々の変形が可能である。
図3から図10を参照して、これらの変形例について説明する。
図3a〜hは、一対の並列な循環室2を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器1の別の実施の形態における底板19の上面図である。図3a〜fに示す実施の形態では、分級室2はそれぞれ3つの供給路7を備えており、図3gおよび3hは、4つの供給路7を示す。
図3aおよび3bに示す実施の形態では、前部供給路7が底板19の下から空気を引き込む。図3cおよび図3e〜hに示す実施の形態では、中間板18上から空気が前部供給路7に供給される。図3dに示す実施の形態では、板の側面に沿って延在する通路を通って空気を供給するようにしてもよい(不図示)。
供給路7の数および配置は、空気抵抗、循環室2内における速度、循環室2内での薬剤の蓄積、粉中の粒子の滞留時間、および1投与あたりの最大粉末容量に影響を及ぼす。一般に、供給路の数が増加するると、速度も上昇する。
循環室2の形状は、粉の処方に適合するように選択してもよく、例えばペレット化した粉末粒子には実質的に円形の循環室(図3a〜3e、3g)を選択し、粘性粒子とキャリアの場合は実質的に多角形の循環室(図3fおよび3h)とする。
図3fおよび3hにおいて、分級室2は概して、それぞれ六角形状および八角形状である。八角形の各側面は、加速用の側面と、微小な粒子を効率的に得るためにキャリア粒子が衝突する衝撃板とを設けるために、それぞれ同じ長さ、もしくは異なる長さにしてもよい。なお、分級室を他の形状とすることもできる。
図4a〜cは、図3gに基づく例として、呼吸作動乾燥粉末吸入器の別の実施の形態における多角形の循環室の断面図を示す。分級室の直径dおよび中間板18における分級機2の排出穴10の直径は、分級機2内での滞留時間を最適化するために、互いに比例するとともに、粘性混合物中のキャリア賦形剤の粒度分布に比例して変更するようにしてもよい。
図4bに示すように、大きなキャリアや掃き出し粒子を留めておくために、分級室2の排出開口10の周囲に分級室2内に突出するリング32を設けてもよい。リング32が分級室2内に突出する深さを調整することによって、残留する粒子のサイズを選択することができる。
図4cに示すように、分級室2の底壁6および/又は上壁5をわずかに円錐状またはドーム形状にしてもよい。底壁と上壁の形状も、分級室2の滞留時間および滞留効率(カットオフ効率)に影響を及ぼす。
図5a〜dは、一対の並列な循環室2を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器1の別の実施の形態における中間板18の上面図を示す。図示された連続する実施の形態において、循環室2の空気流出口9に接続するバイパス路31の数が順に増加している。バイパス路31は、吸入器1の流動抵抗を制御するために使用することができる。さらに、バイパス路31はマウスピース13から流出する噴霧流の形に影響を与えるために使用することもできる。特に、空気流出口9に接線方向から接続する複数のバイパス路31は、口腔内の沈着をさらに低減すると期待できる。
循環室2の数と配置方向は変更可能である。
図6a〜cは、3つの並列な循環室を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器1の上板17、中間板18、および底板19のそれぞれの上面図を示す。循環室2は吸入器ハウジング14の長手軸lに沿った面上に直線的に配置される。
図7aは、別の実施の形態における底板19のの上面図を示しており、マウスピース13を通る軸がハウジング14の長手軸lに対して鋭角に延在する。この実施の形態では、それぞれがブリスタポケット23を有する2つの供給領域8にわたって合流粉末路7bが延在している。この実施の形態におけるハウジングは、中央空気流入開口27を備えている。この開口は例えばホイルなどの引き抜き部材でカバーするようにしてもよい。引き抜きカバーを、ブリスタポケット23の除去可能なホイル24と一体としてもよい。
図7bおよび8は、3つの並列な循環室2を備える呼吸作動乾燥粉末吸入器の上板17、および中間板18のそれぞれの上面図を示す。循環室2は一列に配置されていない。代わりに、中央の平行軸を中心として循環室2を均等に分散させてもよい。
1回分の投与量または1回分の治療薬を充填した複数のブリスタポケット23を、例えば長方形のブリスタストリップ上に1列に並べたり、図9に示すように円形のブリスタディスクまたは円盤の一部に環状に並べてもよい。この場合、ブリスタポケットは例えば同時に、または順次、開封可能である。
図9aは、呼吸作動乾燥粉末吸入器1を円盤状の形態とした場合の上面図であり、複数の密封した投薬室23が設置されたキャリア26を備え、キャリア26上の投薬室は吸入器1の供給領域8にセット可能である。この実施の形態は、カバーを形成するとともにマウスピース(不図示)が設けられる円盤状の上板(不図示)を備える。上板により図9cに示す中間板18がカバーされ、中間板18が図9aに示す底板19上に載置される。キャリア26は、ブリスタポケット23が環状に配置される使い捨ての円盤状のブリスタによって形成される。ブリスタ26は、底板19の底面から突出した中心軸に回転可能に取り付けられる。
上記図面に示すように、分級室2は同一面上に隣り合わせで配置され、それぞれが異なる平行な縦軸を有する。しかしながら、分級室2を重ね合わせて同軸となるように配置することも可能である。また、分級室2を重ね合わせて排出穴10同士を互いに対向させ、同じ軸4を共有するように配置することも可能である。この配置を図10に示す。図10から明らかなように、分級室2は、その軸4が使用時に実質的に鉛直となる必要はなく、例えば軸4が実質的に水平か斜めになるように方向付けてもよい。さらに、すべての分級室の配置方向を同じにする必要はない。
これらおよび他の変形例も当業者には明らかであり、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲内に属する。

Claims (19)

  1. 呼吸作動乾燥粉末吸入器は、
    吸気流のエネルギにより運ばれた粉末薬剤を粉砕する実質的に円盤状の空気循環室を備え、前記循環室は、前記循環室の上壁および底壁の間に中心軸周りに延在する実質的に円形もしくは多角形の側壁を備え、前記循環室の高さはその直径よりも小さくなり、前記循環室の周囲には複数の空気供給路が配置され、これらの供給路は合流もしくは単独の空気流入口から延びて前記循環室の側壁に実質的に接線方向から接続し、前記供給路の少なくとも1つは前記吸入器の粉末投薬供給領域を通って延在し、前記循環室は、前記循環室の前記上壁および底壁の中央の排出開口から軸方向に延在し、マウスピースにつづく排出路に接続する空気流出口をさらに備え、
    前記吸入器は、運ばれた粉末薬剤を粉砕する空気循環室を少なくともさらに1つ備え、前記複数の循環室は並列に前記マウスピースに接続されることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  2. 請求項1に記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    実質的に平らなハウジングを備え、少なくとも1つの循環室は前記循環室の中心軸が前記ハウジングの前記平面に交差して延在するように前記ハウジング内に配置され、前記排出路は前記ハウジングの前記平面上に延在するように前記ハウジング内に配置されることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  3. 請求項2に記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記マウスピースは前記ハウジングの端部に設けられることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記排出路と少なくとも1つの循環室は、略平行な平面上に延在することを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記ハウジングは実質的に平らな部材を積み重ねて構成されることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記排出路は、前記循環室の前記空気流出口に実質的に直交するように接続することを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記循環室はそれぞれ実質的に同一であることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    実質的に同一な複数の円盤状の循環室を備え、前記複数の循環室は並列して配置されるとともに、前記循環室の上壁および底壁の間に中心軸周りに延在する実質的に円形もしくは多角形の側壁を備え、前記循環室の高さはその直径よりも小さくなり、前記循環室の周囲には複数の空気供給路が配置され、これらの供給路は合流もしくは単独の空気流入口から延びて前記循環室の側壁に実質的に接線方向から接続し、各循環室の前記供給路の少なくとも1つは、前記吸入器の粉末投薬供給領域を通って延在し、前記循環室は、それぞれ前記循環室の前記上壁および底壁の中央の排出開口から軸方向に延在し、マウスピースにつづく合流もしくは単独の排出路に接続する空気流出口をさらに備え、前記排出路は前記循環室の前記空気流出口に実質的に直交するように接続することを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記複数の循環室は、合流粉末投薬供給領域に接続されることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記循環室の少なくとも2つは同一平面上に配置されることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  11. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記循環室の少なくとも2つは平行な平面上に配置されることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  12. 請求項11に記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記合流もしくは単独な排出路は、前記平行な平面の間に配置される別の平面上に配置されることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記ハウジングは使い捨てユニットとして構成されることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  14. 請求項1から請求項13のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記もしくは各粉末投薬供給領域は、予め計量された投薬量の粉末薬剤を内包する密封された投薬室によって構成され、前記投薬室は、前記供給路内に配置されて前記投薬室のシールが除去されるまで空気の通過を遮断することを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  15. 請求項1から請求項14のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    前記もしくは各密封投薬室は、除去可能なカバーホイルによってシールされた膨張袋体(ブリスタポケット)であることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  16. 請求項1から請求項15のいずれかに記載の呼吸作動乾燥粉末吸入器において、
    複数の密封投薬室が設けられるキャリアをさらに備え、前記キャリア上の前記投薬室は、前記吸入器の前記もしくは各供給領域に割当て可能であることを特徴とする呼吸作動乾燥粉末吸入器。
  17. 肺吸入のための装置において、
    乾燥粉末薬剤が吸入器から吸入され、前記乾燥粉末は前記吸入器の実質的に円盤状の空気循環室において吸気流のエネルギにより粉砕され、前記吸気流の作用により、前記粉砕された薬剤は前記循環室から軸方向に排出された後、その方向が交差方向に変化されてマウスピース方向に供給されることを特徴とする装置。
  18. 肺吸入のための装置において、
    乾燥粉末薬剤が吸入器から吸入され、前記乾燥粉末は前記吸入器の並列に配置された複数の実質的に円盤状の空気循環室において吸気流のエネルギにより粉砕され、前記吸気流の作用により、前記粉砕された薬剤は前記循環室から軸方向に排出された後、マウスピース方向に供給されることを特徴とする装置。
  19. 請求項18または請求項19に記載の装置において、
    大きな粒子は前記空気循環室の分級作用により前記循環室内に残存することを特徴とする装置。
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