JP2006526682A - スチレン系熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

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Abstract

外観特性及び熱成形性の優れたアクリル系ゴム変性共重合体組成物及びこれを用いたスチレン系熱可塑性樹脂組成物を提供する。ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体及びスチレンを含む共重合体とを混合した樹脂に、ゴム粒径が800乃至6000Åであるアクリル系ゴム変性共重合体を添加することを特徴とする。

Description

本発明は、アクリル系ゴム変性共重合体組成物及びこれを用いたスチレン系熱可塑性樹脂組成物に関するものである。より詳しくは、ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体及びスチレンを含む共重合体とを混合した樹脂に、ゴム粒径が800乃至6000Åであるアクリル系ゴム変性共重合体を添加することによって、外観特性及び熱成形性に優れるアクリル系ゴム変性共重合体組成物及びこれを用いたスチレン系熱可塑性樹脂組成物に関するものである。
ゴム変性スチレン系樹脂(「ABS樹脂」という)は耐衝撃性、強い程度の物性バランス、耐薬品性、成形加工性及び光沢などに優れるものであって、OA機器、家電製品及び一般雑貨などの用途で射出成形用樹脂として用いられており、電子製品、特に冷蔵庫製品の大型化及び軽量化の趨勢に合わせてゴム変性スチレン系樹脂をシート押出し、真空成形して電気冷蔵庫の内側箱用で最も適合に使用されている。
前記電気冷蔵庫の内側箱の製造には、まずシート成形で樹脂シートを作り、樹脂シートを熱成形して望む形状の製品を得る。したがって、樹脂材料には良好な押出成形性及び良好な熱成形性が要求される。なお、このような熱成形された製品は電気冷蔵庫の内側箱用または冷蔵庫の内側ドア用で使用されるために光沢のような外観特性も肝心に思われる。
従来に樹脂の熱成形性を向上させるために、アクリル系合成ゴムにシアン化ビニル化合物及び芳香族ビニル化合物との混合物を通常の乳化重合によってグラフト重合させたグラフト重合体(「ASA樹脂」という)を添加して使用した(例えば、特許文献1)が、熱成形性が劣り、外観特性中で光沢低下のような物性上の低下現象が生じる問題点があった。
韓国特許公開第2002−50475号
前記のような問題点を解決するために本発明は、ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体及びスチレンを含む共重合体とを混合した樹脂に、ゴム粒径が800乃至6000Åであるアクリル系ゴム変性共重合体を添加することによって、外観特性及び熱成形性に優れるスチレン系熱可塑性樹脂組成物を提供することを目的とする。
また、前記スチレン系熱可塑性樹脂組成物から製造された押出シートを提供することを目的とする。
さらに、シード及びコアとしてアルキルアクリレートとシェルとしてアルキルメタクリレート及び/またはアルキルアクリレートとを重合してゴム粒径が800乃至6000Åになるようにすることによって、樹脂の熱成形性及び光沢を向上させることができる前記のアクリル系ゴム変性共重合体組成物を提供することを目的とする。
本発明の前記の目的及びその他の目的は下記説明する本発明によってすべて達成できる。
前記の目的を達成するために本発明は、スチレン系熱可塑性樹脂組成物において、ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体10乃至50重量部とスチレンを含む共重合体30乃至70重量部とを含めてなる樹脂100重量部;及びゴム粒径が800乃至6000Åであるアクリル系ゴム変性共重合体0.5乃至20重量部;とを含めてなることを特徴とするスチレン系熱可塑性樹脂組成物を提供する。
前記ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体は、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエン及びt−ブチルスチレンの置換スチレンとからなる群より1種以上選ばれるものが30乃至65重量部;アクリロニトリル、メタクリロニトリル及びエタクリロニトリルとからなる群より1種以上選ばれるものが10乃至30重量部;及びゴム10乃至60重量部;になれる。
前記ゴムは粒径が500乃至4000Åであり、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリイソプレンまたはブタジエン−イソプレン共重合体とすることができる。
前記スチレンを含む共重合体は、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエン及びt−ブチルスチレンの置換スチレンとからなる群より1種以上選ばれるものが50乃至90重量部;及びアクリロニトリル、メタクリロニトリル及びエタクリロニトリルとからなる群より1種以上選ばれるものが10乃至50重量部含むことができる。
前記スチレンを含む共重合体の重量平均分子量は50,000乃至200,000とすることができる。
また、本発明は前記のスチレン系熱可塑性樹脂組成物から製造された押出シートを提供する。
なお、本発明はアクリル系ゴム変性共重合体組成物において、アルキルアクリレートが重合されたシード5乃至15重量部;アルキルアクリレートが重合されたコア45乃至75重量部;及び前記コアにアルキルメタクリレート及び/またはアルキルアクリレートで重合されたシェル10乃至50重量部;とを含めてなることを特徴とするアクリル系ゴム変性共重合体組成物を提供する。
前記シードはアルキル基の炭素数が2乃至8であるアルキルアクリレート95.0乃至99.95重量%を含むことができる。
前記コアはアルキル基の炭素数が2乃至8であるアルキルアクリレート95.0乃至99.95重量%を含むことができる。
前記シェルはアルキル基の炭素数が1乃至4であるアルキルメタクリレート90乃至100重量%;及びアルキル基の炭素数が1乃至4であるアルキルアクリレート0乃至10重量%;とを含むことができる。
前記アルキル基の炭素数が2乃至8であるアルキルアクリレートがメチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、前記これら単量体のホモ重合体、及びこれらの共重合体とからなる群より選ばれる1種以上とすることができる。
前記アルキル基の炭素数が1乃至4であるアルキルメタクリレートはメチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート及びブチルメタクリレートとからなる群より選ばれる1種以上とすることができる。
前記アルキル基の炭素数が1乃至4であるアルキルアクリレートはエチルアクリレート、メチルアクリレート、及びブチルアクリレートとからなる群より選ばれる1種以上とすることができる。
前記アクリル系ゴム変性共重合体のゴム粒径が800乃至6000Åとすることができる。
以下、本発明について詳細に説明すれば、次の通りである。
スチレン系熱可塑性樹脂組成物において、ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体10乃至50重量部とスチレンを含む共重合体30乃至70重量部とを含めてなる樹脂100重量部;及びゴム粒径が800乃至6000Åであるアクリル系ゴム変性共重合体0.5乃至20重量部;とを含むことを特徴とするスチレン系熱可塑性樹脂組成物を提供する。
好ましくは、前記ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体及びスチレンを含む共重合体とを含めてなる樹脂にゴム粒径が3000乃至5000Åであるアクリル系ゴム変性共重合体2乃至13重量部とを含むスチレン系熱可塑性樹脂組成物を提供する。
本発明から使用される前記ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体は、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエン及びt−ブチルスチレンなどの置換スチレンとからなる群より1種以上選ばれるものが30乃至65重量部;及びアクリロニトリル、メタクリロニトリル、エタクリロニトリルなどとからなる群より1種以上選ばれるものが10乃至30重量部;とを含む化合物をゴム10乃至60重量部;にグラフトさせた共重合体である。
前記ゴムの例としては、ポリブタジエン、スチレンーブタジエン共重合体、ポリイソプレン、またはブタジエンーイソプレン共重合体などが使用され、ゴム粒径が500乃至4000Åである。
前記ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体は通常の重合方法で製造が可能であるが、塊状重合と乳化重合で合成するのが望ましく、ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体の重量平均分子量が50,000乃至150,000になれる。
前記ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体は、特にブタジエンゴムにアクリロニトリルとスチレンをグラフトさせたアクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂が望ましい。
前記ゴム変性スチレンを含む共重合体はスチレン系熱可塑性樹脂の全体の中から10乃至50重量部の範囲で使用される。
本発明から使用される前記スチレンを含む共重合体は、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエン及びt−ブチルスチレンなどの置換スチレンなどとからなる群より1種以上選ばれるものが50乃至90重量部;及びアクリロニトリル、メタクリロニトリル及びエタクリロニトリルなどとからなる群より1種以上選ばれるものが10乃至50重量部;とを含めてなる。
前記スチレンを含む共重合体は通常の重合方法で製造が可能であるが、塊状重合と乳化重合で合成するのが望ましく、スチレンを含む共重合体の重量平均分子量は50,000乃至200,000になれる。スチレンを含む共重合体は前記ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体の使用量に応じてスチレン系熱可塑性樹脂の全体の中から30乃至70重量部の範囲で使用される。
前記ゴム粒径が800乃至6000Åであるアクリル系ゴム変性共重合体はゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体とスチレンを含む共重合体とを含めてなる樹脂100重量部に対して0.5乃至20重量部の範囲で使用され、望ましくは2乃至13重量部が使用される。前記使用量が0.5重量部未満である場合は熱成形性が低下され、20重量部を超過する場合は光沢などの外観特性が低下されるという問題点が生じる。
本発明の前記スチレン系熱可塑性樹脂組成物は通常ブレンディング方法で混合されて製造できる。
本発明の前記スチレン系熱可塑性樹脂組成物は、前記の成分以外にも用途によって滑剤、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、滴下防止剤、顔料及び無機充填材からなる群より選択された1種以上の添加剤をさらに追加することができる。
なお、本発明はアクリル系ゴム変性共重合体組成物において、アルキルアクリレートが重合されたシード5乃至15重量部;アルキルアクリレートが重合されたコア45乃至75重量部;及び前記コアにアルキルメタクリレート及び/またはアルキルアクリレートで重合されたシェル10乃至50重量部;とを含めてなることを特徴とするアクリル系ゴム変性共重合体組成物を提供する。
即ち、前記アクリル系ゴム変性共重合体はシードを重合し、コア成分単量体を投入してゴム粒子を成長させた後、最後にシェル成分の単量体を投入してコア表面を囲んで800乃至6000Åの粒子サイズを有するラテックスを製造する。
前記アクリル系ゴム変性共重合体のシード及びコアゴム層の場合、50乃至90重量部のゴム成分の単量体が含まれ、シェル層は10乃至50重量部のアルキルメタクリレート及び/またはアルキルアクリレートの単量体が含まれる。
前記アクリル系ゴム変性共重合体をさらにより詳しく説明すると、次の通りである。
前記アクリル系ゴム変性共重合体に前記シードが5乃至15重量部が含まれてなり、前記シードはアルキル基の炭素数が2乃至8であるアルキルアクリレート95.0乃至99.95重量%を含めてなることを望ましく、架橋剤がさらに含まれる。
前記アクリル系ゴム変性共重合体に前記コアゴム層が45乃至75重量部が含まれてなり、前記コアゴム層はアルキル基の炭素数が2乃至8であるアルキルアクリレート95.0乃至99.95重量%を含めてなることが望ましく、架橋剤がさらに含まれる。
前記シード及びコアにおいて、前記アルキル基の炭素数が2乃至8であるアルキルアクリレートはメチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、前記これら単量体のホモ重合体、及びこれらの共重合体とからなる群より選ばれる1種以上のものが使用される。
前記架橋剤は1,3−ブタンジオールジアクリレート、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレート、アリルアクリレート、アリルメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート及びジビニルベンゼンからなる群より選ばれる1種以上の単量体が使用される。なお、架橋剤はそれぞれの前記ラテックスから単量体の総重量の0.05乃至5.0重量%が使用されるのが望ましい。
前記アクリル系ゴム変性共重合体のシェルは10乃至50重量部が含まれてなり、シェルを構成する単量体はアルキルメタクリレート及び/またはアルキルアクリレートが使用される。
前記シェルはメチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート及びブチルメタクリレートなどからなる群より1種以上選ばれるアルキル基の炭素数が1乃至4であるアルキルメタクリレート90乃至100重量%と、エチルアクリレート、メチルアクリレート及びブチルアクリレートなどからなる群より1種以上選ばれるアルキル基の炭素数が1乃至4であるアルキルアクリレート0乃至10重量%で重合される。
前記アクリル系ゴム変性共重合体のゴム粒径は800乃至6000Åであり、望ましくは3000乃至5000Åとなる。前記ゴム粒径が800Å未満である場合は熱成形性が低下され、6000Åを超過する場合は光沢などの外観特性が低下されるという問題点が生じられる。
前記アクリル系ゴム変性共重合体の製造過程で乳化剤及び重合開始剤がさらに含まれる。
前記乳化剤は、飽和または不飽和脂肪酸カリウム塩、オレイン酸カリウム塩、ナトリウムラウリルサルフェート及びナトリウムドデシルベンゼンサルフェートなどからなる群より1種以上選ばれるイオン系乳化剤が使用され、重合モノマーの総重量の0.1乃至4.0重量%の使用が望ましい。
前記重合開始剤は、アンモニウムペルサルフェート、カリウムペルサルフェートベンゾイルペルオキサイド、アゾビスブチロニトリル、ブチルヒドロペルオキサイド、クメンヒドロペルオキサイドなどからなる群より1種以上選ばれて使用されることができ、この中でも熱分解または酸化・還元反応による重合開始剤が望ましい。
前記アクリル系ゴム変性共重合体のラテックスを電解質、有機酸または無機酸で凝集させた後、ろ過及び乾燥させてアクリル系ゴム変性共重合体を収得することができ、前記電解質は塩化カルシウムまたは硫酸マグネシウムのような水溶性マグネシウム塩などが使用される。
以下、下記の実施例を通して本発明をより詳しく説明するが、本発明の範囲が実施例に限定されるものではない。
<準備段階1−1:ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体の製造段階>
ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体樹脂は(株)LG化学の製品であって、ブタジエンゴムにアクリルニトリルとスチレンをグラフトさせたアクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂であり、スチレン35重量部、アクリロニトリル15重量部及びブタジエンゴム50重量部とを含み、乳化重合で合成した。
<準備段階1−2:スチレンを含む共重合体の製造段階>
スチレンを含む共重合体はスチレン70重量部及びアクリロニトリル30重量部とを含み、塊状重合で合成した。
<準備段階1−3:ゴム粒径が800乃至6000Åであるアクリル系ゴム変性共重合体の製造段階>
1) 1段階反応:シードを重合する段階
イオン交換水385.13gを反応器の内部に投入し、温度を70℃まで上昇させた。イオン交換水の温度が70℃に至ると、ブチルアクリレート30.81g、アリルメタクリレート0.05g、1,3−ブタンジオールジメタクリレート0.10g及び不飽和脂肪酸カリウム塩16.59g(8重量%溶液)をそれぞれ一時に投入した。反応器の内部温度を70℃で保持しながらカリウムペルサルフェート8.9g(3重量%)を投入することによってシードを重合した。
2) 2段階反応:コアゴム層を重合する段階
イオン交換水924.42g、ブチルアクリレート462.2g、アリルメタクリレート0.450g、1,3−ブタンジオールジメタクリレート0.90g及び不飽和脂肪酸74.68g(8重量%溶液)を混合してプリ−エマルジョンを作った。安定化したプリ−エマルジョンが作られた後、1段階から作られたシードラテックスに一定流速で2時間連続投入した。同時に、ブチルヒドロペルオキサイド2.5g(10重量%)も2時間連続投入して重合を進行させた。そして、反応温度である70℃で1時間熟成(aging)させてコア部分を完成した。
3) 3段階反応:2段階から作られたコア部分にシェル部分を重合する段階
イオン交換水60g、メチルメタクリレート123.25g及び不飽和脂肪酸カリウム塩13.8g(8重量%溶液)のプリ−エマルジョンを作った。2段階までのラテックスにプリ−エマルジョンとカリウムペルサルフェート23.1g(3重量%溶液)を2つに分けて30分おきで分割投入してシェル部分の反応を進行させた。同様に、反応器の内部温度を70℃で一定に保持しながら1時間熟成させて重合を完了した。前記重合完了されたラテックスの粒子径はダイナミックレーザーライトスキャタリング法でHPL(Nicomp 370 HPL)を用いて測定し、最終的な重合粒子のサイズは4500Åであった。
4) 4段階反応:アクリル系ゴム変性共重合体の凝集工程段階
前記から重合完了されたラテックスに2重量%の硫酸水溶液(5重量%溶液)を一時に投入して凝集させた。凝集された混合物を90℃まで昇温させて10分間熟成させた後に冷却させた。イオン交換水で2乃至3回の洗浄を通して副産物を洗い出した後、ろ過(Filtration)を通して凝集されたアクリル系ゴム変性共重合体が得られ、FBD(Fluidized Bed dryer)を用いて85℃で2時間乾燥させて粉末形態になったアクリル系ゴム変性共重合体を製造した。
<実施例1>
ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体30重量部及びスチレンを含む共重合体70重量部とを含む樹脂100重量部にアクリル系ゴム変性共重合体2重量部を混合してスチレン熱可塑性樹脂組成物を製造した。
<実施例2>
アクリル系ゴム変性共重合体2重量部の代わりに4重量部を適用することを除いては実施例1と同一に混合してスチレン熱可塑性樹脂組成物を製造した。
<実施例3>
アクリル系ゴム変性共重合体2重量部の代わりに6重量部を適用することを除いては実施例1と同一に混合してスチレン熱可塑性樹脂組成物を製造した。
<実施例4>
アクリル系ゴム変性共重合体2重量部の代わりに12重量部を適用することを除いては実施例1と同一に混合してスチレン熱可塑性樹脂組成物を製造した。
<比較例1>
アクリル系ゴム変性共重合体2重量部を除いては実施例1と同一に混合してスチレン熱可塑性樹脂組成物を製造した。
<比較例2>
アクリル系ゴム変性共重合体2重量部の代わりに30重量部を適用することを除いては実施例1と同一に混合してスチレン熱可塑性樹脂組成物を製造した。
<試験例>
前記実施例1乃至4及び比較例1は下記のような方法で物性を測定した。
引張強度はASTM D638に従って測定し、光沢はASTM D2985に従って測定し、溶融指数(Melt Index)はASTM D1238に従って測定した。
高温引張強度はINSTRON model No.4301を用いて測定し、この際試片の準備はそれぞれのペレットを100mm×100mm×3.2mmのサイズで射出した後に、この射出試片を総長さ51mm、総面積15mm、測定部位の面積6.5mmになるように試片をカットして準備した。準備した試片の測定条件は、温度150℃で15分間保持した後、200mm/minの速度で高温引張強度を測定し、この際引張強度が高ければ熱成形性に優れるということを示す。
前記実施例1乃至4及び比較例1に対する実験例の物性測定結果を下記の表1に整理した。
Figure 2006526682
前記表1からわかるように、外観特性の場合、比較例1及び比較例2と比べて実施例の光沢が増加するため、スチレン系熱可塑性樹脂の外観特性に優れるということがわかる。また、熱成形性のための高温引張強度が比較例1と比べて実施例の高温引張強度が増加することにより、スチレン系熱可塑性樹脂の熱成形性に優れるということがわかる。
産業上の利用可能性
以上から説明したように、本発明によるアクリル系ゴム変性共重合体組成物及びこれを用いたスチレン系熱可塑性樹脂組成物はゴム変性をスチレンを含むグラフト共重合体及びスチレンを含む共重合体とを混合した樹脂に、ゴム粒径が800乃至6000Åであるアクリル系ゴム変性共重合体を添加することによって、押出シート用として使用することができる外観特性及び熱成形性の優れた効果がある有用な発明である。
本発明は、前記から記載された具体例を中心に詳細に説明したが、本発明の範疇及び技術思想の範囲内で多様な変形及び修正が可能であることは当業者にとって明らかであり、このような変形及び修正が添付された特許請求範囲に属することも当然なことである。

Claims (13)

  1. ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体10乃至50重量部とスチレンを含む共重合体30乃至70重量部とを含めてなる樹脂100重量部;及び
    ゴムの粒子サイズが800乃至6000Åであり、アルキルアクリレートから重合されたシード5乃至15重量部、アルキルアクリレートから重合されたコア45乃至75重量部及びアルキルメタクリレート及び/またはアルキルアクリレートから重合されたシェル10乃至50重量部を含むアクリル系ゴム変性共重合体0.5乃至20重量部;
    を含むスチレン系熱可塑性樹脂組成物。
  2. ゴム変性スチレンを含むグラフト共重合体が、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエン及びt−ブチルスチレンから構成された群から選ばれる1つ以上の化合物30乃至65重量部;アクリロニトリル、メタクリロニトリル及びエタクリロニトリルから構成された群から選ばれる1つ以上の化合物10乃至30重量部;及びゴム10乃至60重量部;を含むことを特徴とする請求項1に記載のスチレン系熱可塑性樹脂組成物。
  3. ゴムの粒子サイズが500乃至4000Åであるポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリイソプレンまたはブタジエン−イソプレン共重合体であることを特徴とする請求項2に記載のスチレン系熱可塑性樹脂組成物。
  4. スチレンを含む共重合体が、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエン及びt−ブチルスチレンから構成された群から選ばれる1つ以上の化合物50乃至90重量部;及びアクリロニトリル、メタクリロニトリル及びエタクリロニトリルから構成された群から選ばれる1つ以上の化合物10乃至50重量部;を含むことを特徴とする請求項1に記載のスチレン系熱可塑性樹脂組成物。
  5. スチレンを含む共重合体が50,000乃至200,000の重量平均分子量を有することを特徴とする請求項1に記載のスチレン系熱可塑性樹脂組成物。
  6. 請求項1に記載のスチレン系熱可塑性樹脂組成物から製造される押出シート。
  7. ゴムの粒子サイズが800乃至6000Åであり、アルキルアクリレートから重合されたシード5乃至15重量部、アルキルアクリレートから重合されたコア45乃至75重量部及びアルキルメタクリレート及び/またはアルキルアクリレートから重合されたシェル10乃至50重量部を含むアクリル系ゴム変性共重合体。
  8. シードがアルキル基に2乃至8つの炭素原子を有するアルキルアクリレート95.0乃至99.95重量%を含むことを特徴とする請求項7に記載のアクリル系ゴム変性共重合体。
  9. コアがアルキル基に2乃至8つの炭素原子を有するアルキルアクリレート95.0乃至99.95重量%を含むことを特徴とする請求項7に記載のアクリル系ゴム変性共重合体。
  10. シェルがアルキル基に1乃至4つの炭素原子を有するアルキルメタクリレート90乃至100重量%及びアルキル基に1乃至4つの炭素原子を有するアルキルアクリレート0乃至10重量%を含むことを特徴とする請求項7に記載のアクリル系ゴム変性共重合体。
  11. アルキルアクリレートがメチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、前記これら単量体のホモ重合体、及びこれらの共重合体から構成された群から選ばれる1つ以上の化合物であることを特徴とする請求項8または9に記載のアクリル系ゴム変性共重合体。
  12. アルキル基に1乃至4つの炭素原子を有するアルキルメタクリレートが、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート及びブチルメタクリレートから構成された群から選ばれる1つ以上の化合物であることを特徴とする請求項10に記載のアクリル系ゴム変性共重合体。
  13. アルキル基に1乃至4つの炭素原子を有するアルキルアクリレートが、エチルアクリレート、メチルアクリレート及びブチルアクリレートから構成された群から選ばれる1つ以上の化合物であることを特徴とする請求項10に記載のアクリル系ゴム変性共重合体。
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