JP2006519006A - 食用製品におけるポリデキストロースの新規使用、ポリデキストロースを含む食用製品、及びポリデキストロースを食用製品に含ませる方法 - Google Patents

食用製品におけるポリデキストロースの新規使用、ポリデキストロースを含む食用製品、及びポリデキストロースを食用製品に含ませる方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006519006A
JP2006519006A JP2006502463A JP2006502463A JP2006519006A JP 2006519006 A JP2006519006 A JP 2006519006A JP 2006502463 A JP2006502463 A JP 2006502463A JP 2006502463 A JP2006502463 A JP 2006502463A JP 2006519006 A JP2006519006 A JP 2006519006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polydextrose
product
sweetness
edible product
sugar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006502463A
Other languages
English (en)
Inventor
ラウリドセン,キルステン
Original Assignee
ダニスコ エイ/エス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダニスコ エイ/エス filed Critical ダニスコ エイ/エス
Publication of JP2006519006A publication Critical patent/JP2006519006A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/30Artificial sweetening agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/30Artificial sweetening agents
    • A23L27/33Artificial sweetening agents containing sugars or derivatives
    • A23L27/34Sugar alcohols

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

【課題】食用製品におけるポリデキストロースの新規使用、ポリデキストロースを含む食用製品、及びポリデキストロースを食用製品に含ませる方法の提供。
【解決手段】本発明は、食用製品の甘味化のためのポリデキストロースの使用に関する。本発明はとりわけ、スクロース、フルクトース、グルコース、ラクトース、マルトース、マルツロース、イソマルツロース、ガラクトース及びそれらの混合物又はシロップから選択される甘味のある糖化合物の甘味度を相乗的に増強するためのポリデキストロースの使用に関する。本発明は、低減された量の糖により所望の水準の甘味度を有するか、又は糖の量を上げることなしに増強された水準の甘味度を有する食用製品を提供する。本発明はまた、ポリデキストロースにより食用製品を甘味化するための方法にも関する。

Description

本発明の分野
本発明は,食用製品の甘味度を増強するための、とりわけ糖類の甘味度を相乗的に増強するための、ポリデキストロースの使用に関する。本発明は、とりわけ、甘味のある糖化合物の甘味度を相乗的に増強するためのポリデキストロースの使用に、及び、減少した量の糖により所望の水準の甘味度を有する食用製品又は糖の量を増加せずに増強した水準の甘味度を有する食用製品に関する。本発明はまた、食用製品を所望の水準まで甘味化する方法にも関する。
本発明の背景
ポリデキストロースは、1960年代後半に発明され、高温及び部分真空でのグルコース、ソルビトール及び適する酸触媒のランダム重合により合成される多糖である。ポリデキストロースは、増量剤として及び低エネルギー成分として、糖の代わりに又は脂肪の部分的な代わりに、食品産業に首尾良く使用されてきた。ポリデキストロースは腸で消化も吸収もされない。それは、非う食性であり、及び僅か1kcal/gのカロリー値しか有さず、そのことがポリデキストロースを低カロリー食品において非常に有用にしている。ポリデキストロースは、焼き製品、飲料、菓子及び冷凍デザートを含む広範囲な食品に配合されてきた。ポリデキストロースは、嵩、及び通常は糖及び脂肪に関連する適切なきめ及び口当たり性を与える一方、それら慣用の食品成分に関連する甘味及びカロリー値に欠けることが知られている。
ポリデキストロースは、飲料を含む多くの食用製品のきめ、風味及び後味を改良することが知られている。ポリデキストロースはまた、食物繊維として機能し、ヒトを含む動物の腸機能に対して有益な効果を有することが知られている。ポリデキストロースのプレバイオティック食物繊維としての使用が提案され、及びポリデキストロースの腸管への有益な効果が文献(例えば、非特許文献1)に記載されている。ポリデキストロースの健康上の利益に関する特許は、特許文献1、特許文献2及び特許文献3等である。
ポリデキストロースは糖の多くの機能性を有するが、ポリデキストロース自体は甘味を与えるとは考えられていない。糖の代用品として使用される場合、くだんの製品に所望の甘味を与えるために、ポリデキストロースは一般的にいわゆる強甘味料と組み合せられてきた。
事実、ポリデキストロースと強甘味料(クロロデオキシ糖誘導体)の相乗的組合せに関する特許文献4のような従来技術は、“ポリデキストロースは甘味のないため、良い味の食用製品を得るために強甘味剤のような甘味剤をポリデキストロースと共に用いなければならない。”と記述している。
同様に、10ないし90%のポリデキストロースと90ないし10%のフルクトースからなる糖混合物を含有する低コレステロール、低カロリー、無脂肪ダイエット製品に関する特許文献5は、“糖混合物は、ファイザーケミカル社(Pfizer Chemical Company)から入手可能であり、及び糖のように機能するが製品の甘味に貢献しない低減されたカロリーである(グラムあたり1カロリー)増量剤であるポリデキストロースを含む。”と記述している。製品の甘味は、前記特許においては、スクロースの代わりにフルクトースを使用することにより(フルクトースはスクロースのおよそ1.5倍甘い)、及び人工甘味料を使用することにより与えている。
ポリデキストロースは、通常、強甘味料と組み合せた上で、マンニトール、ラクチトール、マルチトール及び/又はソルビトール、キシリトール、イソマルチトール等のような
甘味のあるポリオールと組み合されてきた。
ポリデキストロースは糖及び脂肪の代用品として広く使用されてきたので、ポリデキストロースとスクロース、フルクトース及び他の甘味のある化合物との組み合せを含む多数の食用製品が存在しており、及び存在してきた。
従って、例えば、特許文献6は、15質量%までのポリデキストロースを含む低脂肪乾燥ミックスを記載している。ポリデキストロースは脂肪擬似混合物において脂肪の代用のために使用されているが、ポリデキストロースにより該ミックスにいくらかでも甘味が与えられているとの指摘はない。該ミックスの成分ベースはスクロース又はフルクトースによって甘味化されている。製造されたパン製品は、柔らかな口当たりと魅力的な風味プロフィールを有すると記載されている。
特許文献7は、ジペプチド甘味料、多価アルコールの甘味増強混合物及びポリカルボン酸を含む甘味組成物を記載している。ケーキが、アスパルテーム、フルクトース、小麦粉、重炭酸ナトリウム、クエン酸、水及び卵白を含むミックスから焼かれ、それらは増量剤としてポリデキストロースとソルクフロック(Solk Floc)を含んでいる。新規甘味化組成物により甘味化されたケーキの甘味度は、フルクトースにより甘味化された対照ケーキと同等であると言われている。
Jie,Z等、Am.J.Clin.Nutra.72、1503ないし1509頁、2000年 米国特許第5,437,880号明細書 特許第2072842号公報 欧州特許第821885号明細書 米国特許第5,059,428号明細書 米国特許第4,631,196号明細書 米国特許第5,262,187号明細書 欧州特許第259996号明細書
上記の従来技術の何れにも、ポリデキストロースが食用製品の甘味に貢献したとの指摘はない。全く反対に、ポリデキストロースは甘味のないこと、及び望ましい水準の甘味度を得るためには、糖の一部をポリデキストロースで代用したことにより得られた甘味度の減少を補うために、より高い水準の甘味度を有する他の甘味料を使用しなければならないことが、明白に記載されている。事実、糖の代用品としてのポリデキストロースの使用により直面した問題は、糖以外の他の及びより強い甘味料を代わりに使用しなければならないことである。
従って、ポリデキストロースが甘味のある糖に相乗的な甘味度増強効果を有すると見出されたことは非常に驚くべきである。このポリデキストロースの新たに見出された性質は、非常に種々の食用製品における糖と組み合せたポリデキストロースのための多数の新規な用途を開拓した。最も驚くべきことに、本発明は、ポリデキストロースのような甘味のない化合物を製品に加えることにより該製品の甘味を増加させることが出来る。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲により定義される。
発明の要旨
本発明のある局面は、食用製品の甘味付けのためのポリデキストロースの使用であり、及び、とりわけ前記製品の甘味のある糖化合物の甘味度を相乗的に増強するための使用である。くだんの糖化合物は、甘味のある食用製品に使用される甘味のある単糖及び二糖化合物である。単糖及び二糖化合物は、スクロース、フルクトース、グルコース、マルトース、ガラクトース、マルツロース、イソマルツロース及びそれらの混合物を含むが、それらに限定されない。
本発明の他の局面は、ポリデキストロースにより甘味化された食用製品である。製品は、減少された量の糖により所望の水準の甘味度を有するか、又は与えられた量の糖により増加された水準の甘味度を有する。製品は、好ましくは、少なくとも1種の甘味のある糖化合物、及び前記糖の甘味度を増強するのに相乗的に有効な量のポリデキストロースを含む。食用製品は、ポリデキストロースと糖の混合物からなり得る。
本発明の特別な局面は、食用製品を甘味化するための甘味のない化合物の使用であり、この使用は、甘味のある糖化合物を含む食用製品にポリデキストロースを添加することを含む。
本発明の更なる局面は、ポリデキストロースにより食用製品を甘味化する方法である。製品は、減少された量の糖により所望の水準の甘味度に甘味化され得る。甘味化は、製品に使用されているかもしれないいずれの強甘味剤とも無関係である。好ましい方法は、前記製品に、甘味のある糖化合物及び前記糖の甘味度を増強するのに相乗的に有効な量のポリデキストロースを与えること含む。
本発明のある局面はまた、甘味のある糖化合物を含む食用製品に相乗的に有効な量のポリデキストロースを添加することを含む、食用製品の甘味度を増強する方法でもある。本発明のまた更なる局面は、甘味のない化合物により食用製品を甘味化する方法である。該方法は、甘味のある糖化合物を含む食用製品に甘味化量のポリデキストロースを含ませることを含む。
発明の詳細な説明
驚くべきことに、本発明者は、甘味のない化合物であるポリデキストロースが甘味化プロセスに利用出来ることを見出した。ポリデキストロースの新規な利用は、食用製品に甘味料として使用されているある種の糖化合物の甘味度を相乗的に増強するポリデキストロースの効果に基づく。ポリデキストロースは従来、糖の甘味以外に糖の良好な代用品と考えられていたため、ポリデキストロースがスクロースの甘味度を増強する性能を有することは、実際非常に驚くべきである。対照的に、糖代替品としてのポリデキストロースの使用は、ポリデキストロースを代替することにより与えられる減少した甘味度を補うために他の化合物の添加を必要にすると考えられていた。
今や、ポリデキストロース、とりわけ精製したポリデキストロースが、糖の甘味度を実際に増強することが明らかとなった。従って、ポリデキストロースは、所望の水準の甘味度を与えるために使用された糖の量を減少させるため、又は与えられた量の糖で甘味度を増強するためのどちらかで使用され得る。
ここで使用される用語「ポリデキストロース」は、胃中の酵素による消化に対して抵抗性のあるグルコースの低カロリーポリマーを指す。該用語は、酸、例えばルイス酸、モノカルボン酸、ジカルボン酸及びポリカルボン酸を含む無機又は有機酸の存在下の縮重合における加熱処理により重合された、グルコース、マルトース、グルコースのオリゴマー又は澱粉の加水分解物から調製されたグルコースのポリマー生成物を含み、例えば、その内容が参照により本明細書に組み込まれている米国特許第2,436,967号明細書、第2,719,179号明細書、第4,965,354号明細書、第3,766,165号明細書、5,051,500号明細書、第5,424,418号明細書、第5,378,491号明細書、第5,645,647号明細書、第5,773,604号明細書又は第6,475,552号明細書に記載の方法により調製された生成物を含むが、それらに限定されない。
用語ポリデキストロースはまた、例えば米国特許第3,766,165号明細書に記載の反応におけるように、糖アルコール、例えばポリオールの存在下に、上記のグルコース、マルトース、グルコースのオリゴマー又は澱粉の加水分解物の縮重合により調製されたグルコースのポリマー生成物をも含む。更に、用語ポリデキストロースは、以下の何れをも含むがそれらに限定されない従来技術に記載の手法により精製されたグルコースポリマ
ーを含む。(a)共にその内容が参照により組み込まれている米国特許第5,667,593号及び第5,645,647号に記載されるような、関連する何れかの酸の、塩基の添加による、又は、ポリデキストロースの濃縮水性液を吸着樹脂、弱塩基性イオン交換樹脂、II型強塩基性イオン交換樹脂、塩基性イオン交換樹脂を含む混合ベッド樹脂、又はカチオン交換樹脂に通すことによる中和;又は、(b)ポリデキストロースを活性炭又は木炭に接触させることによる、前記溶液をスラリー化することによる又は固体吸着剤のベッドに通すことによる又は塩化ナトリウムにより漂白することによる脱色;(c)UF、RO(逆浸透)、サイズ排除等の分子篩法;(d)又は酵素処理したポリデキストロース、又は(e)従来既知の他の公知技術。従来技術において使用される精製プロセスの内、とりわけ以下のものが言及される:例えば、過酸化水素の使用(米国特許第4,622,233号明細書);メンブラン技術(米国特許第4,956,458号明細書);イオン交換、例えば、クエン酸の除去(米国特許第5,645,647号明細書)又は色/苦味の除去(米国特許第5,091,015号明細書);強カチオン交換剤を使用したクロマトグラフィー分離(国際公開第92/12179号パンフレット);イオン交換と組み合わせた水素化(米国特許第5,601,863号明細書;米国特許第5,573,794号明細書)又はイオン交換及びクロマトグラフィー分離と組み合せた水素化(米国特許第5,424,418号明細書);又は溶媒抽出(米国特許第4,948,596号明細書;欧州特許第289461号明細書)。上記特許の内容は参照により組み込まれている。
更に、用語ポリデキストロースは、水素化ポリデキストロースを含み、本発明において使用された水素化ポリデキストロースは、当業者に既知の技術により調製された水素化又は還元ポリグルコース生成物を含む。前記技術の幾つかは、米国特許第5,601,863号明細書、第5,620,871号明細書及び第5,424,418号明細書に記載されており、それらの内容は参照により組み込まれている。用語ポリデキストロースはまた、慣用で既知の物質であり、例えば、その内容が参照により組み込まれている米国特許第5,424,418号明細書及び第4,948,596号明細書に記載された方法により製造された、分画されたポリデキストロースをも包含する。
本発明の好ましい態様において、ポリデキストロースは精製されたポリデキストロースである。本発明の他の好ましい態様において、使用されるポリデキストロースは水素化又は還元ポリデキストロースである。使用されたポリデキストロースが精製され及び水素化されている場合に、優れた結果が本発明で得られている。
ポリデキストロースは、カラムクロマトグラフィー、HPLC等を含むクロマトグラフィーのような、当業者に既知の慣用の技術を使用して実質的に純粋にされ得る。とりわけ、栄養補助及び医薬の用途のためには、使用されるポリデキストロースは少なくとも80%の純度であり、即ち、少なくともおよそ不純物が80%除去されていることが好ましい。より好ましくは、それは少なくとも85%の純度、又は更により好ましくは少なくとも90%の純度である。
特別の精製なしには、生成したポリデキストロースはかなりの酸味及び時には苦味さえも有する。その色彩は淡黄色又はクリーム色である。それは2ないし3付近の固有pH及びおよそ0.1ミリグラム当量/gのオーダーである酸性度を有する。精製は、酸味及び苦味成分を除去し、酸性度を減少させ、及び/又は色を白色に向けて向上させる。本発明の好ましいポリデキストロースは、そのpHが増加し、その酸性度が減少し、及び味は苦味がより少なく及び苦味が全くなくなるような1つ以上の方法で精製される。良く精製されたポリデキストロースの味はとてもマイルドであるため、殆ど全く味がしないようなものである。
本発明に使用される好ましいポリデキストロースは、3以上のpHまで、好ましくは3.5以上まで精製される。最も好ましくは、pHは4.5以上である。本発明に使用される精製ポリデキストロースの酸性度は、好ましくは0.05ミリグラム当量/g以下、よ
り好ましくは0.01ミリグラム当量/g以下、最も好ましくは0.005ミリグラム当量/g以下である。
ポリデキストロースは、ダニスコ スイートナーズ(Danisco Sweetners)、スタンレイ(Stanley)及びシン ドン バン(Shing Dong Bang)のような会社から商業上入手可能である。ポリデキストロースの精製された形態は、ダニスコ スイートナーズ社によりリテッセ(Litesse)(登録商標)又はリテッセ(登録商標)IIの名で、又は、スタンレイによりスタライト(Stalite)IIIの名で市販されている。リテッセ(登録商標)の還元形態はリテッセ(登録商標)ウルトラ(Ultra)と呼ばれている。リテッセ(登録商標)ポリデキストロース生成物の仕様書はダニスコ スイートナーズ社から入手可能である。
リテッセ(登録商標)ポリデキストロースは、未精製ポリデキストロースと比較して改良された味を有する。従って、従来のポリデキストロースがおよそ0.1ミリグラム当量/g以上の酸性度及び2.5ないし3.5のpHのピリッとした酸味を有する一方、リテッセ(登録商標)は0.03ミリグラム当量/gの最大酸性度及び3.0ないし4.5のpHの中性で刺激の少ない味を有し、リテッセ(登録商標)IIは0.003ミリグラム当量/gの最大酸性度及び3.5ないし5.0のpHの口当たりが良く食用に適した味を有し、リテッセ(登録商標)ウルトラは0.002ミリグラム当量/gの最大酸性度及び4.5ないし6.5のpHの非常に食用に適しかつほのかに甘くさえある味を有する。
本明細書及び特許請求の範囲に使用した用語「甘味のある糖化合物」は、単糖又は二糖の形態にある、甘味のある、水溶性の、結晶質の又は結晶性の炭水化物を含む糖化合物を含む。前記用語は、塩素化デオキシ糖化合物のような人工甘味料又は強甘味料として知られる、種々の既知の糖誘導体を除く。前記用語は、スクロース、フルクトース、グルコース、ラクトース、マルトース、マルツロース、イソマルツロース、ガラクトース等の糖化合物及びそれらの混合物及び生成物を含むが、それらに限定されない。糖化合物は食用製品に添加され得、又は該製品自体に含まれ得る。食用製品に含まれた糖の例は、果実内のフルクトース及び牛乳内のラクトース等を含む。
前記種々の糖化合物は異なる固有の甘味度水準を有する。従って、相対的な甘味度尺度において、スクロースが甘味度1.0で標準となると一般的に合意されている。スクロースと比較して、フルクトースは1.4ないし1.8の甘味度を有し、グルコースは0.8の甘味度を有し、ラクトースは0.2の甘味度を有し、マルトースは0.45の甘味度を有し、ガラクトースは0.3の甘味度を有する。他方、ポリデキストロースは、甘味がないか又は僅かにほのかな甘味を有すると考えられており、その甘味度は前記糖化合物と比較して取るにたらない。それゆえ、ポリデキストロースは基本的に甘味がないと考えられ得る。
本明細書及び特許請求の範囲に使用された用語「食用製品」は、人間及び動物に対して安全に経口投与され得るあらゆる栄養補助製品又は医薬製品を包むと意図される。本発明の食用製品は糖化合物を含み、及び甘味を有することを特徴とする。
糖化合物に関して使用されるべきポリデキストロースの相乗的に有効な量は、糖化合物により及び使用されるポリデキストロースの種類により異なる。ポリデキストロースの相乗的に有効な量は、糖化合物の甘味度を有意に増強する量、又は与えられた量の糖化合物で甘味化された製品に、より多量の糖又は強甘味料を使用して該製品で得られたものと同等の甘味度水準を与える量である。
ポリデキストロースと糖化合物の比もまた、くだんの食用製品の種類により、及びどの水準の甘味度が望まれるかにより、異なる。本発明の食用製品は、好ましくは、0.25:1ないし3:1の範囲の、より好ましくは0.5:1ないし2:1の範囲内の、ポリデキストロースと糖の比を有する。
甘味のある糖化合物により甘味化された食用製品への1ないし3%と少量のポリデキス
トロースの添加が、ポリデキストロース自体は有意の甘味度を少しも持たないにもかかわらず、該製品の甘味度を単なる糖のものよりより強い甘味度へと増強する。ポリデキストロースの量が増加すると、ポリデキストロースによりもたらされた増強された甘味度にもかかわらず、ポリデキストロースの口当たりの良い味が該糖の甘い味を徐々に隠す。しかしながら、その組合せは、まだ、くだんの量の糖と組み合わせた同様な量の相乗的でない増量剤により得られるものより強い甘味度を有する。
本発明の好ましい態様に従うと、甘味のある食用製品は、最終製品の質量に基づき計算された、1ないし40%、好ましくは2ないし25%のポリデキストロースを含む。糖とポリデキストロースの相乗的に有効な量との本発明の組み合せは、広範囲の種々の食用製品に使用され得る。事実、該組み合せは、ポリデキストロースが以前は増量剤、糖の代替品として、又は幾つかの他の目的のために使用されてきたものと同様の食用製品において使用され得、及び前記食用製品はさらに甘味を有することを特徴とする。そのような食用製品は、ハードキャンディー又は噛むことの出来るキャンディーのような菓子製品、チョコレート、冷蔵及び冷凍デザート,牛乳飲料又は培養された乳製品のような乳製品、焼いた製品、ジャム類及びフィリング、スリミ(surimi)、ビール、スポーツドリンク等の飲料を含むがこれらに限定されない。相乗的な組み合せはまた、医薬品、とりわけ本組み合せの甘味が、医薬品自体の望ましくない味をマスクするのに有益である医薬品においても使用され得る。
糖とポリデキストロースはまた、そのまま糖と相乗的に有効な甘味度増強量のポリデキストロースとの組み合せから本質的に成る組成物においても使用され得る。組成物は、例えば、低カロリー食卓用甘味料として使用され得る。そのような甘味料は好ましくは、それが添加される食用製品に所望の甘味度を与えるために、ポリデキストロースと糖を、0.25:1ないし3:1、より好ましくは0.5:1ないし2:1の比で含む。本発明の特別な態様は、慣用のスクロースの甘味度と同様の甘味度を有するスクロースとポリデキストロースの組み合せを含むスクロース製品を提供する。
好ましい態様において、本発明のポリデキストロースと糖の甘味度増強された組み合せはしかしながら、栄養補助的に又は医薬的に許容可能なキャリヤーまたはビヒクルと混合して使用される。
糖に対するポリデキストロースの相乗的な甘味度増強効果は、食用製品の特定の水準の甘味に到達するのに必要とされる量の糖を低減させるために該製品に使用され得るか、又はそれは与えられた量の糖により得られ得る甘味度の水準を高めるために使用され得る。
好ましい態様において、相乗的な組み合せは乳製品中に含まれる。ラクトースを含む乳製品は、相乗的な量のポリデキストロースを前記製品に添加するだけで甘味化され得る。例えば、スキムミルクはおよそ5%のラクトースを含む。ポリデキストロースはラクトース固有の甘味度を増強し、及び多くの目的のために、得られた甘味度はくだんの製品のために十分となる。又は、スクロース、フルクトース、グルコース(例えばグルコースシロップ)等のような他の甘味糖化合物が乳製品に添加され得る。
本発明に従う好ましい乳製品は、牛乳飲料、飲料ヨーグルトを含むヨーグルトのような培養された牛乳製品、冷蔵又は冷凍牛乳に基づくデザート等を含む。例えば、本発明に従う好ましい牛乳飲料は、本質的に、86ないし96%の牛乳、2ないし6%のスクロース、フルクトース、及び/又はグルコース、2ないし6%の精製ポリデキストロース及び所望により0.1ないし0.2%オーダーの香料及び/又は着色料から成る。もちろん、牛乳の一部は水又は何らかの他の液体で代替され得る。
本発明に従う好ましい果実製品は、ジャム及びマーマレードのような果実ジャム類、パン製品及び菓子製品のための果実フィリング、フルーツミックス及びフルーツデザート、シャーベットのような冷凍フルーツデザート等を含む。例えば、本発明に従う好ましいジャムは、20ないし50%の果実、20ないし50%のスクロース、フルクトース及び/
又はグルコース(例えばグルコースシロップ)、10ないし50%の精製ポリデキストロース、20ないし50%の水、及び所望によりおよそ1ないし2%のオーダーでペクチン及び/又はソルビン酸カリウムを含む。本発明の好ましい菓子製品は、チョコレート及びタフィーのようなキャンディー、ファッジ、フォンダン、チューインガム、ハードキャンデー等を含む。
食用製品を甘味化するための本発明に従う好ましい方法において、相乗的に有効な量のポリデキストロースは、甘味のある糖化合物を含む製品に含まれる。食用製品はまた、他の甘味剤をも含み得るが、本発明の相乗的な甘味効果は、製品中の強甘味料の存在又は不在に関係なく、ポリデキストロースにより得られることに注目されるべきである。
本発明の好ましい態様において、栄養補助的に許容可能なキャリヤー又はビヒクルが、甘味のある糖と相乗的に有効な甘味度増強量の精製ポリデキストロースとから成る甘味化組成物と混合される。
製品中に含まれるポリデキストロース及び糖の量は、製品に所望とされる甘味度の水準による。幾つかの場合、製品中の糖の初期の量を保持しつつ、製品の甘味度の水準を上げることが望まれる。そのような場合、有効量のポリデキストロースが、増強された甘味度を与えるために製品に添加される。いずれかの具体的な製品にも添加されるポリデキストロースの量は、実験を甚だしく必要とすることなしに当業者によりたやすく決定され得る。
他の場合においては、甘味度の水準を低減させることなしに甘味製品のう蝕性及び/又はカロリー値を低減させることが望まれ得る。そのような場合において、ポリデキストロースは、相乗効果により糖の初期量と同様の甘味度の水準を生じる量にて製品中の糖と替えられ得る。
ポリデキストロースは、身体及びとりわけ上述したように腸の機能に対して非常に種々の利益のある効果を有することが知られている。ポリデキストロースはまた、食用製品のきめ、こく及び口当たりに対して利益ある効果をも有する。本発明は、当業者が食用製品中のポリデキストロースの良く知られた味及び健康増進効果の利点を採用する一方で、同時に所望により製品の甘味度特性を改良させる。
当業者は、いすれの特別な状況において最も有利であると見える方法において、糖に対するポリデキストロースの相乗的効果を利用することが出来るであろう。
本発明のポリデキストロース/糖組成物により甘味化された食用製品は、製品の甘味度がポリデキストロースにより調節されることを除き、くだんの食用製品中に通常含まれる成分を含む。甘味化された製品を製造する方法は、慣用の技術のいずれとも異なっておらず、及びポリデキストロース及び糖は製造のいかなる慣用の及び便利な時においても添加され得る。
以下の実施例は本発明をさらに示す。
実施例1
ストロベリー風味の牛乳ドリンクを、スクロース及びフルクトースをそれぞれ用いて牛乳を甘味化することにより調製した。ポリデキストロースを、糖に対するその甘味度増強効果を試験するために組成物に添加した。使用したポリデキストロースは、ダニスコ スイートナーズ社より入手可能であるポリデキストロースの精製形態であるリテッセ(登録商標)II、及びダニスコ スイートナーズ社より入手可能であるポリデキストロースの精製及び還元形態であるリテッセ(登録商標)ウルトラであった。牛乳ドリンクは以下の組成を有していた。

甘味度相乗剤を用いた牛乳ドリンク組成物
Figure 2006519006
Figure 2006519006

ポリデキストロースが含まれた牛乳ドリンクは、ポリデキストロースなしのものよりもより高い甘味度水準を有していることが判った。その効果は、専門の食品感応実験室において訓練された感応パネラーに確認された。結果は、表3及び4にそれぞれ示す。表は、ポリデキストロースが製品の甘味度の統計的に有意な増加を与えたことを最小の有意な相違(LSD)により示す。
Figure 2006519006
Figure 2006519006

感応パネラーは、ポリデキストロースを有する試料が、ポリデキストロースを含んでいない試料よりも有意に甘味があることを示した。該試験は、ポリデキストロースが製品中の糖化合物に対して相乗的な甘味化効果を有することを明確に示している。
実施例2
従来のクロフサスグリジャムを冷凍ベリーから調製し、及びそれをフルクトースにより及びフルクトースとポリデキストロースによりぞれぞれ甘味化した。使用したポリデキストロースは、ダニスコ スイートナーズ社より入手可能であるポリデキストロースの精製形態であるリテッセ(登録商標)IIであった。ジャムは表5に示す組成を有していた。

甘味化相乗剤を有するジャム
Figure 2006519006

ポリデキストロースにより甘味化されたジャムは、ポリデキストロースなしのジャムよりも有意により高い水準の甘味度を有していた。
実施例3
スキムミルクを、いずれかの別の甘味料を該飲料に添加することなしにポリデキストロース(リテッセ(登録商標)II,ダニスコ スイートナーズ社)のみにより甘味化した。スキムミルクはおよそ5%のラクトースを含んでいた。
混合物及び混合物により与えられた味を下記表6に示す。
Figure 2006519006

結果は、スキムミルク中のラクトースの甘味度がポリデキストロースにより増強されたことを示している。
以上、本発明を、食用製品中に含まれて糖化合物に対するポリデキストロースの甘味化効果の幾つかの例により例示した。当業者は、添付された特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく種々の方法により本発明を利用し得るであろう。

Claims (42)

  1. 食用製品の甘味度を増強するためのポリデキストロースの使用。
  2. 前記食用製品は、単糖又は二糖の形態にある、甘味のある、水溶性の、結晶質の又は結晶性の炭水化物から選択された甘味のある糖化合物を含む、請求項1記載の使用。
  3. 前記甘味のある糖化合物は、スクロース、フルクトース、グルコース、ラクトース、マルトース、マルツロース、イソマルツロース,ガラクトース、及びそれらの混合物又はシロップからなる群より選択される、請求項2記載の使用。
  4. 前記糖化合物は、スクロース、フルクトース、グルコース、ラクトース、及びそれらの混合物又はシロップからなる群より選択される、請求項3記載の使用。
  5. 前記ポリデキストロースは、前記糖化合物の甘味度を相乗的に増強するために使用される、請求項2記載の使用。
  6. 前記ポリデキストロースは、精製ポリデキストロース、水素化ポリデキストロース、未精製又は精製ポリデキストロースの分画された形態、及びそれらの混合物からなる群より選択される、請求項1記載の使用。
  7. 前記ポリデキストロースは、精製ポリデキストロース並びに精製され及び水素化されたポリデキストロースから選択される、請求項6記載の使用。
  8. 前記ポリデキストロースは、少なくとも80%の純度、好ましくは少なくとも85%の純度、最も好ましくは90%の純度にある、請求項6又は7記載の使用。
  9. 前記ポリデキストロースは、3以上のpH、好ましくは3.5以上のpH、最も好ましくは4.5以上のpHを有する精製ポリデキストロースを含む、請求項6記載の使用。
  10. 前記ポリデキストロースの酸性度は、0.05ミリグラム当量/g以下、好ましくは0.01ミリグラム当量/g以下、最も好ましくは0.005ミリグラム当量/g以下である、請求項9記載の使用。
  11. 前記ポリデキストロースは、マイルドで食用に適した味及び3.5ないし6.5のpH並びに0.003ミリグラム当量/gの酸性度を有する、請求項9記載の使用。
  12. 前記食用製品は、乳製品、果実製品、パン製品、菓子製品、デザート、飲料、食卓用甘味料及び医薬製品からなる群より選択される、請求項1記載の使用。
  13. 前記ポリデキストロースと前記糖化合物の比は、0.25:1ないし3:1、好ましくは0.5:1ないし2:1である、請求項3又は4記載の使用。
  14. 甘味を有し、及び有効甘味化量のポリデキストロースを含む食用製品。
  15. 前記食用製品が、単糖又は二糖の形態にある、甘味のある、水溶性の、結晶質の又は結晶性の炭水化物から選択された甘味のある糖化合物を含む、請求項14記載の食用製品。
  16. 甘味のある糖化合物は、スクロース、フルクトース、グルコース、ラクトース、マルトース、マルツロース、イソマルツロース,ガラクトース、及びそれらの混合物又はシロップ
    からなる群より選択される、請求項15記載の食用製品。
  17. 前記製品が、前記糖化合物の甘味度を相乗的に増強するのに有効な量でポリデキストロースを含む、請求項16記載の食用製品。
  18. ポリデキストロースの前記相乗的に有効な量は、与えられた量の前記糖化合物により甘味化された製品に、より多量の糖又は強甘味料の使用により前記製品で得られたものと同等の甘味度水準を与える量である、請求項17記載の食用製品。
  19. 前記ポリデキストロースは、精製ポリデキストロース、水素化ポリデキストロース、未精製又は精製ポリデキストロースの分画された形態、及びそれらの混合物からなる群より選択される、請求項14記載の食用製品。
  20. 前記ポリデキストロースは、精製及び/又は水素化ポリデキストロースである、請求項19記載の食用製品。
  21. 他の甘味料とは無関係に減少された量の糖により所望の水準の甘味度を有する請求項16記載の食用製品であって、前記製品は、減少された量の前記甘味のある糖化合物の少なくとも1種及び前記糖化合物の甘味度を相乗的に増強するのに有効な量のポリデキストロースを含む食用製品。
  22. 他の甘味料とは無関係に与えられた量の糖により増加した水準の甘味度を有する請求項16記載の食用製品であって、前記製品は、前記甘味のある糖化合物の少なくとも1種及び前記糖化合物の甘味度を相乗的に増強するのに有効な量のポリデキストロースを含む食用製品。
  23. 前記糖化合物は1.0の甘味度を有するスクロースであり、及び前記ポリデキストロースは前記スクロースの甘味度を1.0より大きい甘味度に増強する、請求項21又は22記載の食用製品。
  24. 前記糖化合物は1.5の甘味度を有するフルクトースであり、及び前記ポリデキストロースは前記フルクトースの甘味度を1.5より大きい甘味度に増強する、請求項21又は22記載の食用製品。
  25. 前記製品は、本質的に、前記糖化合物の少なくとも1種及び相乗的に有効な甘味度増強量のポリデキストロースからなる甘味組成物を含む、請求項15記載の食用製品。
  26. 前記製品は、スクロースとポリデキストロースの混合物からなり、及び慣用のスクロースと同様の甘味度を有する低カロリー食卓用甘味料を含む、請求項25記載の食用製品。
  27. 前記製品は、少なくとも1種の栄養補助的に許容し得るキャリヤー又はビヒクルを、前記甘味のある糖化合物及び相乗的に有効な甘味度増強量のポリデキストロースと混合して含む、請求項14記載の食用製品。
  28. 前記製品は、乳製品、果実製品、パン製品、菓子製品、デザート、飲料及び医薬製品からなる群より選択される、請求項27記載の食用製品。
  29. 前記乳製品は、牛乳飲料、ヨーグルトのような培養された牛乳製品、又は冷蔵又は冷凍牛乳に基づく製品である、請求項28記載の食用製品。
  30. 前記製品は、本質的に、86ないし96%の牛乳、2ないし6%のスクロース又はグルコース、2ないし6%の精製ポリデキストロース及び1%未満の香味料及び/又は着色料からなる牛乳飲料を含む、請求項29記載の食用製品。
  31. 前記果実製品は、ジャム、マーマレード、フルーツフィリング、フルーツミックス又はフルーツデザートを含む、請求項28記載の食用製品。
  32. 前記菓子製品は、チョコレート、タフィー、ファッジ、フォンダン、チューインガム又はハードキャンデーを含む、請求項28記載の食用製品。
  33. 前記製品は、最終製品の質量に基づき計算された、1ないし40%、好ましくは2ないし25%の精製ポリデキストロースを含む、請求項27記載の食用製品。
  34. 食用製品中に有効甘味化量のポリデキストロースを含ませることを含む、前記食用製品を甘味化する方法。
  35. 単糖又は二糖の形態にある、甘味のある、水溶性の、結晶質の又は結晶性の炭水化物から選択された甘味のある糖化合物が前記製品に与えられる、請求項34記載の方法。
  36. 前記甘味のある糖化合物は、スクロース、フルクトース、グルコース、ラクトース、マルトース、マルツロース、イソマルツロース,ガラクトース、及びそれらの混合物又はシロップからなる群より選択される、請求項35記載の方法。
  37. 前記ポリデキストロースは、精製ポリデキストロース、水素化ポリデキストロース、未精製又は精製ポリデキストロースの分画された形態、及びそれらの混合物、好ましくは精製及び/又は水素化ポリデキストロースからなる群より選択される、請求項34記載の方法。
  38. 精製ポリデキストロースは、最終製品の質量に基づき、少なくとも1%、好ましくは少なくとも3%の量で、前記食用製品に添加される、請求項34記載の方法。
  39. 前記食用製品は、強甘味料とは無関係に、前記糖化合物の甘味を増強するのに相乗的に有効な量の前記ポリデキストロースを前記製品に与えることにより、減少した量の前記糖化合物により所望の水準の甘味度に甘味付けされるか、又は与えられた量の前記糖化合物により強い水準の甘味度に甘味付けされる、請求項35記載の方法。
  40. 栄養補助的に許容可能なキャリヤー又はビヒクルが、少なくとも1種の前記甘味のある糖化合物及び相乗的に有効量の前記ポリデキストロースと混合される、請求項34記載の方法。
  41. スクロース、フルクトース、グルコース、ラクトース、マルトース、マルツロース、イソマルツロース,ガラクトース、及びそれらの混合物又はシロップからなる群より選択された甘味のある糖化合物を含む食用製品に、相乗的に甘味化する量の精製及び/又は水素化ポリデキストロースを含ませることを含む、食用製品を甘味のない化合物により甘味化する方法。
  42. スクロース、フルクトース、グルコース、ラクトース、マルトース、マルツロース、イソマルツロース,ガラクトース、及びそれらの混合物又はシロップからなる群れより選択された甘味のある糖化合物を含む食用製品に、相乗的に甘味化する量の精製及び/又は水素化ポリデキストロースを含ませることを含む、食用製品の甘味を増強する方法。
JP2006502463A 2003-02-26 2004-02-25 食用製品におけるポリデキストロースの新規使用、ポリデキストロースを含む食用製品、及びポリデキストロースを食用製品に含ませる方法 Pending JP2006519006A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI20030287A FI121325B (fi) 2003-02-26 2003-02-26 Polydekstroosin uusi käyttö syötävissä tuotteissa, polydekstroosia sisältävät syötävät tuotteet ja menetelmät polydekstroosin sisällyttämiseksi syötäviin tuotteisiin
PCT/IB2004/000471 WO2004075664A1 (en) 2003-02-26 2004-02-25 New use of polydextrose in edible products, edible products containing polydextrose and process for including polydextrose in edible products

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006519006A true JP2006519006A (ja) 2006-08-24

Family

ID=8565720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006502463A Pending JP2006519006A (ja) 2003-02-26 2004-02-25 食用製品におけるポリデキストロースの新規使用、ポリデキストロースを含む食用製品、及びポリデキストロースを食用製品に含ませる方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20040213882A1 (ja)
EP (1) EP1608234A1 (ja)
JP (1) JP2006519006A (ja)
KR (1) KR20050107774A (ja)
AR (1) AR043372A1 (ja)
AU (1) AU2004216397B2 (ja)
CA (1) CA2516770A1 (ja)
FI (1) FI121325B (ja)
NZ (1) NZ541578A (ja)
WO (1) WO2004075664A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014500027A (ja) * 2010-12-21 2014-01-09 ズートツッカー アクチェンゲゼルシャフト マンハイム/オクセンフルト フォンダン中のイソマルツロース
JP2014226140A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 コーン プロダクツ ディベロップメント,インコーポレイティド イソマルツロースを含有するイソマルトオリゴ糖組成物、その調製方法、およびその使用法
JP2015199700A (ja) * 2014-03-31 2015-11-12 株式会社東洋新薬 中性脂肪吸収抑制組成物

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4537120B2 (ja) * 2004-05-27 2010-09-01 株式会社ヤクルト本社 酸性乳飲料
US20090104338A1 (en) * 2005-06-24 2009-04-23 Kao Corporation Vegetable and/or fruit beverage composition
US8518465B2 (en) * 2005-11-11 2013-08-27 Kabushiki Kaisha Yakult Honsha Acid milk beverage and process for producing the same
US9101160B2 (en) 2005-11-23 2015-08-11 The Coca-Cola Company Condiments with high-potency sweetener
US8993039B2 (en) 2006-01-25 2015-03-31 Tate & Lyle Ingredients Americas Llc Fiber-containing carbohydrate composition
US8017168B2 (en) 2006-11-02 2011-09-13 The Coca-Cola Company High-potency sweetener composition with rubisco protein, rubiscolin, rubiscolin derivatives, ace inhibitory peptides, and combinations thereof, and compositions sweetened therewith
KR100797568B1 (ko) * 2007-02-15 2008-01-24 표재호 건조된 청국장을 포함하는 청국장 강정의 제조방법
US20090285946A1 (en) * 2008-05-15 2009-11-19 Kirihara Terry T High fiber shredded cereal and method of preparation
PL2315782T3 (pl) 2008-08-20 2017-06-30 Cargill, Incorporated Nowy materiał polidekstrozowy
TR201900826T4 (tr) * 2009-08-13 2019-02-21 Kellog Co Düşük su aktiviteli gıda bağlayıcı ve bununla ilişkili metotlar.
JP5891543B2 (ja) * 2011-08-09 2016-03-23 松谷化学工業株式会社 低脂肪ケーキ類及びその製造方法
DE102012004307A1 (de) 2012-03-01 2013-09-05 Merz Pharma Gmbh & Co. Kgaa Instant-Zubereitungen mit Polydextrose, Herstellung und Verwendung
DE202012006723U1 (de) 2012-03-01 2012-08-10 Merz Pharma Gmbh & Co. Kgaa Instant-Zubereitungen mit Polydextrose, Herstellung und Verwendung
JP2022551971A (ja) * 2019-10-14 2022-12-14 テイト アンド ライル ソリューションズ ユー・エス・エー エル・エル・シー 風味を変化させる及び/又は甘味を増強させる組成物及び方法、並びにそれらに基づく飲食料品
US11540549B2 (en) 2019-11-28 2023-01-03 Tate & Lyle Solutions Usa Llc High-fiber, low-sugar soluble dietary fibers, products including them and methods for using them
IT202000006256A1 (it) * 2020-03-25 2021-09-25 Inlinea Srl Sciroppo calmante
IT202100011204A1 (it) * 2021-05-03 2022-11-03 Eridania Italia S P A Composizione dolcificante solida

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992008370A2 (en) * 1991-12-20 1992-05-29 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum containing polydextrose
JPH0787927A (ja) * 1990-03-12 1995-04-04 Warner Lambert Co ポリデキストロースおよびクロロデオキシ糖を含有する相乗甘味組成物およびその調製方法

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2436967A (en) 1942-04-01 1948-03-02 Corn Prod Refining Co Polymerization of sugars
US2719179A (en) * 1951-01-25 1955-09-27 Mora Peter Tibor Branched-chain carbohydrate polymers and their preparation
US3766165A (en) * 1966-08-17 1973-10-16 Pfizer Polysaccharides and their preparation
US4622233A (en) 1984-12-06 1986-11-11 Pfizer Inc. Preparation and use of a highly purified polydextrose
US4631196A (en) 1985-04-15 1986-12-23 Zeller Clifford L Low calorie dairy product
DK226887A (da) 1986-08-21 1988-02-22 Suomen Sokeri Oy Soedemiddel
US4948596A (en) * 1987-04-29 1990-08-14 Warner-Lambert Company Method of purifying polydextrose and composition containing same
ZA881614B (en) 1987-04-29 1988-08-30 Warner-Lambert Company Method of purifying polydextrose and composition containing same
US4965354A (en) * 1988-02-26 1990-10-23 Taito Company, Ltd. Process for producing a condensed polysaccharide
US4956458A (en) * 1988-05-13 1990-09-11 Warner-Lambert Company Purification of polydextrose by reverse osmosis
JP2802077B2 (ja) 1988-09-07 1998-09-21 昭和産業株式会社 飲食品
CH677429A5 (en) 1988-11-11 1991-05-31 Chocolat Stella S A Chocolate free from saccharose and with reduced calorie content - contg. mixt. of maltitol and poly-dextrose as sweetener
US5110608A (en) 1988-12-29 1992-05-05 Warner-Lambert Company Chewing gums having longer lasting sweetness
US5667593A (en) 1989-01-26 1997-09-16 Cultor Ltd. Modified polydextrose and process therefor
US5051500A (en) * 1989-08-11 1991-09-24 A. E. Staley Manufacturing Company Method of preparing a randomly-bonded polysaccharide
US5378491A (en) * 1990-02-20 1995-01-03 A. E. Staley Manufacturing Co. Method of preparing a starch hydrolysate, an aqueous starch hydrolysate dispersion, method of preparing a food containing a starch hydrolysate, and a food formulation containing a starch hydrolysate
US5091015A (en) 1990-05-22 1992-02-25 Warner-Lambert Company Polydextrose compositions
US5262187A (en) 1990-06-28 1993-11-16 The Pillsbury Company Low-fat cereal-grain food composition
WO1992012179A1 (en) 1991-01-04 1992-07-23 Warner-Lambert Company Purification of polydextrose by size exclusion chromatography
DE69215359T2 (de) 1991-02-20 1997-04-03 Cultor Oy Reduzierte polydextrose
FR2688800B1 (fr) 1992-03-19 1995-06-16 Roquette Freres Procede de preparation de polysaccharides peu digestibles, eventuellement hydrogenes.
JP2654529B2 (ja) 1992-03-27 1997-09-17 大塚製薬株式会社 健康飲料組成物
FR2697023B1 (fr) * 1992-10-16 1994-12-30 Roquette Freres Polymère soluble hypocalorique du glucose et procédé de préparation de ce polymère .
US5525360A (en) * 1992-12-18 1996-06-11 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum products using polydextrose
FR2712891B1 (fr) * 1993-11-22 1996-02-02 Roquette Freres Procédé de purification d'un polymère soluble hypocalorique du glucose et produit ainsi obtenu.
FR2726829B1 (fr) * 1994-11-10 1997-01-17 Roquette Freres Composition de polyols, son procede de preparation et ses applications
US5527554A (en) * 1995-06-02 1996-06-18 Xyrofin Oy Bulk sweetener for frozen desserts
KR100204660B1 (ko) * 1996-05-28 1999-06-15 신명수 조 폴리덱스트로스의 분리방법 및 분리된 폴리덱스트로스
WO1998004156A1 (en) 1996-07-26 1998-02-05 Bateman Kristine A Dietetic one-to-one sugar substitute composition for table top, baking and cooking applications
DE69624805T3 (de) 1996-07-31 2007-01-04 Raffinerie Tirlemontoise, S.A. Fruktan- und/oder Polydextrose enthaltende Milchproduktpulver; Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung derselben
US6475552B1 (en) * 1997-03-19 2002-11-05 Danisco Finland Oy Polymerization of mono and disaccharides using low levels of polycarboxylic acids
CN1113614C (zh) 1999-01-07 2003-07-09 丹尼斯科卡尔特美国公司 食用巧克力组合物
US20030031772A1 (en) * 2001-03-28 2003-02-13 Zehner Lee R. Mixtures of fructose and lactose as a low-calorie bulk sweetener with reduced glyemic index

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0787927A (ja) * 1990-03-12 1995-04-04 Warner Lambert Co ポリデキストロースおよびクロロデオキシ糖を含有する相乗甘味組成物およびその調製方法
WO1992008370A2 (en) * 1991-12-20 1992-05-29 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum containing polydextrose

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014500027A (ja) * 2010-12-21 2014-01-09 ズートツッカー アクチェンゲゼルシャフト マンハイム/オクセンフルト フォンダン中のイソマルツロース
JP2016052325A (ja) * 2010-12-21 2016-04-14 ズートツッカー アクチェンゲゼルシャフト マンハイム/オクセンフルト フォンダン中のイソマルツロース
US9510607B2 (en) 2010-12-21 2016-12-06 Südzucker Aktiengesellschaft Mannheim/Ochsenfurt Isomaltulose in fondants
JP2018007678A (ja) * 2010-12-21 2018-01-18 ズートツッカー アクチェンゲゼルシャフト マンハイム/オクセンフルト フォンダン中のイソマルツロース
JP2014226140A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 コーン プロダクツ ディベロップメント,インコーポレイティド イソマルツロースを含有するイソマルトオリゴ糖組成物、その調製方法、およびその使用法
JP2015199700A (ja) * 2014-03-31 2015-11-12 株式会社東洋新薬 中性脂肪吸収抑制組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP1608234A1 (en) 2005-12-28
WO2004075664A1 (en) 2004-09-10
AR043372A1 (es) 2005-07-27
AU2004216397B2 (en) 2010-02-04
FI20030287A0 (fi) 2003-02-26
NZ541578A (en) 2008-08-29
FI20030287A (fi) 2004-08-27
AU2004216397A1 (en) 2004-09-10
KR20050107774A (ko) 2005-11-15
US20040213882A1 (en) 2004-10-28
FI121325B (fi) 2010-10-15
CA2516770A1 (en) 2004-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160331011A1 (en) Glycoside blends
JP2006519006A (ja) 食用製品におけるポリデキストロースの新規使用、ポリデキストロースを含む食用製品、及びポリデキストロースを食用製品に含ませる方法
US11802168B2 (en) Polydextrose material
RU2216209C2 (ru) Способ усиления сладости и улучшения вкуса смеси сильнодействующих подсластителей
US7186431B1 (en) Sweetening compositions and foodstuffs comprised thereof
CN111356373A (zh) 感官改性剂化合物
CN111031805A (zh) 二氢查耳酮对甜菊醇糖苷和罗汉果苷甜味剂的甜度和味道改善
JPH07100013B2 (ja) 味覚調整剤
JP2004073197A (ja) 甘味組成物およびそれを含有する食品
US20170258121A1 (en) Glycoside compositions
MX2015003684A (es) Mezclas de esteviosidos.
JP3701426B2 (ja) 高甘味度甘味料の味質改良法、呈味改良剤及び高甘味度甘味料組成物
JP2637214B2 (ja) シユクラロース組成物
US20060034993A1 (en) Compositions for improved mouthfeel in reduced-sugar or sugar-free foodstuffs and associated methods and articles therefrom
JP3508127B2 (ja) 甘味付与方法及び甘味料
JP2011206030A (ja) 味質改良および果汁感付与剤
CA2273277C (en) The use of oligosaccharides to increase the sweetness and improve the taste of an acesulfame-k/aspartame mixture
JP4217851B2 (ja) ビートオリゴ糖による甘味質の改善
JP2001231485A (ja) 甘味付与方法及び甘味料
JPH11155520A (ja) 甘味剤等もしくは甘味付与等のための使用、および甘味付与等した飲食品もしくは薬品
RU2216208C2 (ru) Подсластитель для пищевых продуктов
JP4196144B2 (ja) グルコン酸類含有甘味組成物
JP2000175649A (ja) ギムネマ酸を含有する甘味組成物
JPH08163965A (ja) 味覚調整剤
MXPA99005786A (en) Method for increasing the sweetening power and enhancing the taste of a mixture of extremely powerful sweetening agents

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091014

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100114

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100121

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100215

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100222

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100315

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111019