JP2006509048A5

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Info

Publication number: JP2006509048A5
Application number: JP2003573067A
Authority: JP
Filing date: 2003-02-27
Publication date: 2006-04-27
Anticipated expiration: 2023-02-27

Claims

アクリレート−スチレン−アクリロニトリル（ＡＳＡ）型組成物であって、当該組成物が、
ａ）（ｉ）ビニルカルボン酸エステルモノマーとビニル芳香族モノマーとシアン化ビニルモノマーのターポリマー及び（ii）ビニルカルボン酸エステルのホモポリマー又はコポリマーを含んでなるマトリックス相、及び
ｂ）（ｉ）幹コポリマーと（ii）枝コポリマーを含んでなるグラフトコポリマーであって、幹コポリマーがビニルカルボン酸エステルモノマーから誘導されたコポリマーからなり、枝コポリマーがビニル芳香族モノマーとシアン化ビニルモノマーとから誘導されたコポリマーからなるグラフトコポリマー
を含んでなり、マトリックス相が当該組成物の総重量の７５〜２５重量パーセントのレベルで存在し、グラフトコポリマーが当該組成物の総重量の２５〜７５重量パーセントのレベルで存在する、組成物。
アクリレート−スチレン−アクリロニトリル（ＡＳＡ）型組成物であって、当該組成物が、
ａ）ビニルカルボン酸エステルモノマー（Ａ）及びビニルカルボン酸エステルとビニル芳香族とシアン化ビニルとから誘導されたターポリマー（Ｂ）から誘導されたマトリックス相であって、Ａ：Ｂのマトリックス組成が、当該組成物の不透明度が９１％未満となるものであるマトリックス相、及び
ｂ）幹コポリマーと枝コポリマーを含んでなるグラフトコポリマーであって、幹コポリマーがビニルカルボン酸エステルモノマーから誘導されたコポリマーからなり、枝コポリマーがビニル芳香族モノマーとシアン化ビニルモノマーとから誘導されたコポリマーからなるグラフトコポリマー
を含んでなり、マトリックス相が当該組成物の総重量を基準にして２５〜７５重量％のレベルで存在し、グラフトコポリマーが当該組成物の総重量の２５〜７５重量％のレベルで存在する、組成物。
前記グラフトコポリマーが７５〜２５重量パーセントの幹コポリマーと２５〜７５重量パーセントの枝コポリマーからなる、請求項１又は請求項２記載の組成物。
前記マトリックス相が、ビニルカルボン酸エステルホモポリマーとビニルカルボン酸エステル−ビニル芳香族−シアン化ビニルターポリマーから誘導されたものである、請求項１記載の組成物。
前記ビニルカルボン酸エステルホモポリマーがＰＭＭＡであり、前記ビニルカルボン酸エステル−ビニル芳香族−シアン化ビニルコポリマーがＭＭＡＳＡＮである、請求項２又は請求項４記載の組成物。
ＭＭＡＳＡＮ中のＭＭＡ：Ｓ：ＡＮの範囲が８０／１５／１５〜３０／５０／２０である、請求項５記載の組成物。
前記幹コポリマーのビニルカルボン酸エステルがアクリル酸ブチルであり、前記枝コポリマーのビニル芳香族がスチレンであり、前記枝コポリマーのシアン化ビニルがアクリロニトリルである、請求項１又は請求項２記載の組成物。
前記ビニルカルボン酸エステルがメタクリル酸メチルであり、前記ビニル芳香族がスチレンであり、前記シアン化ビニルがアクリロニトリルであり、前記幹コポリマーのビニルカルボン酸エステルがアクリル酸ブチルであり、前記枝コポリマーのビニル芳香族がスチレンであり、前記枝コポリマーのシアン化ビニルがアクリロニトリルである、請求項１記載の組成物。
ＡＳＡ樹脂がさらに、ドライカラー、液体着色剤、カラーコンセントレート、カプセル化顔料、ペースト顔料、ユニバーサルコンセントレート、凍結乾燥コンセントレート、多機能性コンセントレート及びこれらの物理的混合物からなる群から選択される顔料を含んでいる、請求項１又は請求項２記載の組成物。
アクリレート−スチレン−アクリロニトリル（ＡＳＡ）型組成物の半透明性を改良する方法であって、
ａ）（ｉ）ビニルカルボン酸エステルモノマー（Ａ）及びビニルカルボン酸エステルとビニル芳香族とシアン化ビニルから誘導されたターポリマー（Ｂ）から誘導されたマトリックス相２５〜７５％と、（ii）ビニルカルボン酸エステルモノマーから誘導されたコポリマーからなる幹コポリマー及びビニル芳香族モノマーとシアン化ビニルモノマーから誘導されたコポリマーからなる枝コポリマーを含んでなるグラフトコポリマー２５〜７５重量％とをブレンドし、
ｂ）マトリックス相中のＡ：Ｂの比を、アクリレート−スチレン−アクリロニトリル型組成物が９１％未満の不透明度を有するように調節する
ことからなる方法。