JP2006352644A - 監視カメラの画像異常検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】監視カメラの状況に応じた保守、点検、修理を実施する形態の業務を能率的に実現するため、監視カメラの各形態の異常画像を検出するための装置を提供する。
【解決手段】監視カメラからの画像を取り込む画像取込み手段と、前記画像取込み手段において取り込んだ画像に対して当該画像の複数の画像統計値を算出する画像統計値算出手段と、正常時の画像における画像統計値を記録する正常時画像統計値記録手段と、当該正常時の画像における画像統計値を基準として、画像異常発生値閾値を設定する手段と、前記画像取込み手段において取り込んだ画像の各画像統計値と前記画像異常発生値閾値とを比較し、前記画像取込み手段において取り込んだ画像の各画像統計値のうち少なくとも2種の画像統計値が画像異常発生値閾値を逸脱したとき、異常として検知する異常検知手段とを備えた監視カメラの画像異常検出装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視カメラの画像を使用し、防犯や監視用途等に使用される監視装置としてのカメラ監視装置の画像異常検出装置に関する。
従来、建物の出入り口や各種施設、設備等の防犯や警備を行う業務においては、監視が必要な領域を撮影する監視カメラを設置し、当該監視カメラの画像を表示・記録して監視を行う監視装置や画像記録装置が広く用いられている。
ここで、当該監視カメラや監視カメラからの信号伝送路に故障が発生し、映像信号が途絶した場合、監視装置の映像信号に含まれる同期信号(水平同期信号、垂直同期信号)が監視装置において検出されなくなった事象(同期信号ロスト)を判断し、異常発生の警告や警報を発生する機能は、多くの監視装置や画像記録装置において使用されている(特許文献1参照)。
また、前記同期信号が正常に検出されている状況で、画像の状態に、監視業務に支障をきたす異常が発生した場合に、これを検出し、警告や警報を発生する手法も提案されており、この種の装置及び方法としては、画像を微分した値に基づいて異常を判別する画像センサ(特許文献2参照)が提案されている。
特開2001−157195号公報 特開2000−194969号公報
画像の状態に、監視業務に支障をきたす異常が発生した状況を検出し、状況に応じた保守、点検、修理を実施する形態の業務を考慮した場合、画像異常の発生状況には種々の原因や形態があるため、前記従来の技術では、検出が困難、または誤った事象として検出する状況が発生し得る。
前記画像を微分した値に基づいて異常を判別する画像センサ(特許文献2参照)を例に取ると、画像の微分値の低下により、画像の異常(カメラをカバー等で覆う画策行為等)を検出しているが、画像の微分値の低下は、この事象以外にも、画像へのぼけ発生やレンズの汚れ・曇り、照明レベルの低下等の種々の画像異常原因によっても発生し得る。
また、これらの種々の画像異常原因に対しては、復旧するための確認内容が異なる(例えば、前記画策の場合はカメラ近辺の点検、ぼけ発生やレンズの汚れ・曇りはレンズ関係の点検や調整、照明レベルの低下は照明や環境の確認等)ため、例えば、監視カメラを遠隔地に多数設置し、画像を集中監視するような業務形態においては、当該画像異常原因が発生したカメラを保守・点検・修理するための指示を保守員や現地担当者などに的確に行うことが困難である。
また、前記監視業務の監視内容によっては、画像の鮮明度を要求する用途(例えば、人の顔や文字等を画面上で確認、認識する場合等)や、画像の彩度を要求する用途(例えば、衣服や物体の色や模様などの特徴の確認や記録が必要な場合等)があり、この場合、監視カメラの異常検出の優先度(鮮明度優先、彩度優先等)が異なる状況が考えられるが、このような要求を1つの装置や手段で実現するものは存在していない。
本発明の目的は、上記従来の問題点を改善し、監視カメラの画像異常を検出し、監視カメラの状況に応じた保守、点検、修理を実施する形態の業務を能率的に実現する方法として、監視カメラの各形態の異常画像を検出するための装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による第1の手段としては、監視カメラからの画像を取り込む画像取込み手段と、前記画像取込み手段において取り込んだ画像に対して当該画像の複数の画像統計値を算出する画像統計値算出手段と、正常時の画像における画像統計値を記録する正常時画像統計値記録手段と、当該正常時の画像における画像統計値を基準として、画像異常発生値閾値を設定する手段と、前記画像取込み手段において取り込んだ現画像の各画像統計値と前記画像異常発生値閾値とを比較し、前記画像取込み手段において取り込んだ現画像の各画像統計値のうち少なくとも2種の画像統計値が前記画像異常発生値閾値を逸脱したとき、異常として検知する異常検知手段とを備えたことを特徴とする監視カメラの画像異常検出装置としたものである。
本発明による第2の手段としては、前記第1の手段記載の監視カメラの画像異常検出装置において、画像取込み手段において取り込んだ現画像の各画像統計値のうち少なくとも2種の画像統計値が前記画像異常発生値閾値を逸脱したとき、当該逸脱した画像統計値から異常発生の原因を推定する画像異常推定手段を備えたことを特徴とする監視カメラの画像異常検出装置とするものである。
本発明による第3の手段としては、前記第1の手段または第2の手段記載の監視カメラの画像異常検出装置において、前記現画像の各画像統計値に優先度を設定する優先度設定手段を備えたことを特徴とする監視カメラの画像異常検出装置としたものである。
本発明による第4の手段としては、前記第3の手段記載の監視カメラの画像異常検出装置において、前記優先度設定手段の優先度を、遠隔の遠隔優先度設定手段によって設定されることを特徴とする監視カメラの画像異常検出装置としたものである。
本発明による第5の手段としては、前記第1の手段ないし第4の手4のいずれか1手段記載の監視カメラの画像異常検出装置において、監視カメラの画像を表示する画像表示装置と、前記監視カメラの画像を記録する画像記録装置と、前記監視カメラの画像を伝送する画像伝送装置を備えたことを特徴とする監視カメラの画像異常検出装置としたものである。
本発明によれば、上記構成とすることにより、前記監視カメラ及び信号伝送路において発生した画像異常について、各種画像異常(例えば、画像にノイズが混入、ぼけ発生、コントラスト低下発生、異常画素値(真白、真黒等)、画面隠蔽、画角変動等)を検出することが可能となるため、従来と比較して故障検知の性能が向上し、ひいては当該監視装置の品質や稼働率の向上を図ることが可能となる。
本発明においては、監視カメラから取り込んだ現画像に対して、当該現画像の複数の画像統計値を利用し、この現各画像統計値と正常時の画像における各画像統計値と対比したとき、現各画像統計値と正常時の各画像統計値との差異によって、故障原因を凡そ推定できることに着目し、正常時の画像における各画像統計値を基準として、画像異常発生値閾値を設定し、この画像異常発生値閾値を、監視カメラから取り込んだ現画像の各画像統計値が超えるか未達のような逸脱する場合を異常画像とみなして異常検知信号を出力するようにしたものである。
画像統計値は、後述するように、画像信号の微分値等から適当に算出することが可能であるが、この画像統計値は、次のような観点から複数種のものが採用され、各画像統計値の間の相関がなるべく小さいものを選択することが好ましく、この種類が多い程より精度良く、異常原因を把握可能となるのでより好ましい。
(1)画素平均値:取り込んだ画像を白黒画像に変換した画像全体に対する画素平均値(画像全体の画素値の総和を画素数で除算した値)であり、画像の平均的な明るさを示す値である。
(2)画素分散値:取り込んだ画像を白黒画像に変換した画像全体に対して、画像全体の(画素値−前記画素平均値)を二乗した値の総和を画素数で除算した値であり、画像の明度分布を表す値である。
(3)画像微分値:取り込んだ画像を白黒画像に変換した画像全体に対して、(現在の画素値−隣接画素)の総和の値であり、画像の複雑さや鮮明度を表す値である。
(4)高輝度画素数:取り込んだ画像を白黒画像に変換した画像全体に対して、画素値が予め定めた画素値の閾値(高輝度閾値)を越えた画素の数であり、画像上の明るい部位や画素の数、面積を表す値である。
(5)低輝度画素数:取り込んだ画像を白黒画像に変換した画像全体に対して、画素値が予め定めた画素値の閾値(低輝度閾値)以下である画素の数であり、画像上の暗い部位や画素の数、面積を表す値である。
(6)画像間相関:後述する初期設定手順において、正常として取り込んだ画像と、現在の画像との相関(類似度)を表す値であり、初期設定手順において、正常として取り込んだ画像と現在の画像が一致する場合に最も高い値を取る。
(7)彩度:取り込んだ画像を色相・彩度・明度画像に変換(HSV変換)し、そのうちの彩度の画像内での平均値であり、画像内の色彩の存在や画像全体の色の分布状態を表す値である。
この現各画像統計値と正常時の各画像統計値とを比較するに当り、当該正常時の画像における画像統計値を基準として画像異常が発生したと認められる画像異常発生値閾値を各画像統計値毎に設定し、これらの画像異常発生値閾値と現画像統計値を比較して、この閾値を超えるか、下回るかして逸脱した場合を異常画像発生とみなして異常検知し、種々の対応を取るようにしている。
この対応を取るに当り、現各画像統計値からの異常検知の結果から、これまでの経験から認識された異常発生の原因を推定する画像異常推定手段を備えることによって、画像異常発生状況に基づいた故障発生原因(故障発生状況、故障発生部位、故障対応方法)を推定して提示可能となるため、故障状況に応じた点検部位や点検方法の指示、機材の準備等を迅速に行うことが可能となり、保守・修理効率の向上や不稼動時間の短縮を図ることが可能となる。
さらに、現各画像統計値に優先度を設定する優先度設定手段を備えることによって、これらの優先度を加味した比較が可能となり、指定した異常状態(鮮明度低下、彩度低下等)を優先して(または非優先として)検出する設定を行うことが可能であるため、監視カメラの設置環境や用途、顧客要望に応じた画像異常検出を行うことが可能となる。
さらにまた、前記優先度設定手段の優先度を遠隔の遠隔優先度設定手段によって設定されるようにすることによって、前記監視カメラ及び監視装置を遠隔地に多数設定した場合の設定に必用な作業量や作業時間を低減することが可能となり、ひいては運用コストの低減が可能となる。
さらにまた、本発明による監視カメラの画像異常検出装置において、監視カメラの画像を表示する画像表示装置と前記監視カメラの画像を記録する画像記録装置と前記監視カメラの画像を伝送する画像伝送装置を備えることによって、別途故障検知装置を増設することなく故障検知が可能となり、ひいては機器構成の簡略化が可能となる。
(実施形態1)
以下、本発明に係わる監視カメラの画像異常検出装置の一実施形態を、図1〜図6に、基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる監視カメラの画像異常検出装置の機能構成を示すブロック図である。
図1において、1は監視対象の区域に設置され、監視画像を取得して映像信号として出力する機能を持つ監視カメラ、2は画像異常検出装置でソフトウエアによる構成やハードウエアによる構成によって実現することができる。前記監視カメラ1と画像異常検出装置は同軸ケーブル等の信号伝送路(図示せず)により接続されている。
前記画像異常検出装置2は、前記映像信号より画像を取り込む機能を持つ画像取込み手段21、画像取込み手段21において取り込んだ画像より少なくとも2種類の異常画面の画像統計値a〜nを算出する画像統計値算出手段22a〜22n、画像が正常であった場合の各画像統計値を記録する正常時画像統計値記録手段23a〜23n、画像異常を検出するための画像統計値の優先度を設定する機能を持つ画像異常検出優先度記録手段24a〜24n、前記正常時画像統計値と画像異常検出優先度記録手段24a〜24nにより優先度を設定された現在の画像の画像統計値とによって現在の画像の画像異常発生を検出する異常検出手段25により構成されている。
画像異常を検出するために使用する画像統計値a〜nは、複数の画像統計値が使用されるが、この実施形態では、前述の(1)画素平均値、(2)画素分散値、(3)画像微分値、(4)高輝度画素数、(5)低輝度画素数、(6)画像間相関、(7)彩度の7種類の画像統計値を採用している。
前記異常検出手段25は、正常時画像統計値と画像異常検出優先度記録手段24a〜24nにより優先度を設定された現在の画像の画像統計値とによって現在の画像の画像異常発生の程度を表す画像異常発生値Fを算出する機能を持つ画像異常発生値算出手段25aと、前記現在の画像の画像統計値から現在の画像の異常発生状況及び発生原因、対応部分等を推定する画像異常原因推定手段25bより構成される。
前記画像異常検出装置2は、画像異常原因推定手段25bで推定された現在の画像の異常発生状況及び発生原因、対応部分等を出力する機能を有し、これらの情報は、表示装置3において表示される。
なお、表示装置3においては、表示のみではなく、画像異常が発生した場合に、音響・警告機能、他のシステムに警報を伝える移報機能等を備えてもよい。
次に、前記構成の前記画像異常検出装置2における画像異常検出方法の手順について説明する。
画像異常検出方法の手順としては、初期設定と異常検出の2段階において行われ、まず、初期設定の手順を図2に示すフローチャートを使用して説明する。
初期設定の目的は、正常時の画面の各画像統計値を算出し、正常時画像統計値記録手段23a〜23nに記録することと、画像異常の判別を行う画像異常発生値閾値Fを画像異常発生値算出手段25aに設定することである。
まず、図2の手順S1において、監視カメラ1における正常時の画像(例えば、監視目的の区域が正常に写っており、かつ定常状態の画像等)を画像異常検出装置2に入力する。ここで、画像異常検出装置2において、初期設定を行うための操作(初期設定SWの投入等)を実施すると、画像異常検出装置2は、前記正常時の画像に対して画像統計値a〜nを算出し(手順S2)、これらの画像統計値を、正常時画像統計値記録手段23a〜23nに記録する(手順S3)。
その後、画像異常発生値閾値Fは、画像異常の発生を判別するための判定を行う値であり、監視目的の区域への人物や物体の進入や移動、日照や照明などによる画面の輝度変化等に対しては、画像異常と判定しないような値とする必要がある。
このような目的を満たす方法としては、次の手順により画像異常発生値閾値Fを算出することで設定が可能となる。
(1)上記手順S3を実行後、予め定められた期間(例えば、24時間)内に、次の手順(2)〜(4)の動作を行う。
(2)取り込んだ画像の各画像統計値Fを算出する。
(3)画像異常発生値算出手段25aにおいて、画像異常発生値を算出する。(画像異常発生値算出手段25aにおける画像異常発生値Fの算出手順は後述する。)
(4)前記予め定めた期間中における画像異常発生値Fの最大値をFmaxとする。
(5)前記の期間経過後、Fmaxに余裕度(例えば、1.1〜1.5)を乗じて画像異常発生値閾値Fとする。
図3には、上記(1)〜(5)の関係を図示したもので、画像異常発生値閾値Fと前記Fmaxとの関係を示しており、画像異常発生値閾値Fは、Fmaxに余裕度(例えば、1.1〜1.5)を乗じて設定されている。
上記手順により、画像異常でない通常の画像変動による画像統計値の変動に対しては、画像異常発生とは判別しない画像異常発生値閾値Fを設定可能となる。
次に、手順S5において、画像異常発生値Fが画像異常発生値閾値Fを越えた状態が継続した場合に、画像異常発生と判別するために使用する画像異常発生時限Tを設定する。この時限Tは、監視を行うシステムの重要性や、顧客の要求によって異なるが、例として5〜30分等の時限を設定する。
次に、前述の初期設定が完了した後に、実際に画像異常発生を検出するための手順を図4のフローチャートを使用して説明する。
異常検知の手順としては、まず、初期設定の場合と同様に、監視カメラ1における現在の画像を入力し(手順S6)、当該画像の画像統計値a〜nを算出する(手順S7)。次に、当該画像の画像統計値a〜nより、画像異常発生値Fを算出する(手順S8)。ここで、前記画像異常発生値Fの算出方法について説明する。
画像異常発生値Fの算出の考え方は、以下の事実に基づくものである。
(1)画像が正常であれば、当該画像の画像統計値と、正常時画像統計値記録手段23a〜23nに記録されている画像統計値との差は小さい。
(2)画像に一時的に人物や物体が映った場合、当該画像の画像統計値と、正常時画像統計値記録手段23a〜23nに記録されている画像統計値との間に差が生じるが、人物や物体が画像に映らなくなった時点で、当該画像の画像統計値と正常時画像統計値記録手段23a〜23nに記録されている画像統計値との差は小さい状況に戻る。
(3)監視カメラの故障やレンズの故障、カメラへの画策等による撮像妨害等が発生した場合、当該画像の画像統計値と、正常時画像統計値記録手段23a〜23nに記録されている画像統計値との間に差が生じ、その状態が継続する。
よって、画像異常発生値Fとしては、当該画像の画像統計値と正常時画像統計値記録手段23a〜23nに記録されている画像統計値との差を総合的に表すものが適切である。
そこで、本実施形態においては、当該画像統計値と、正常時画像統計値記録手段23a〜23nに記録されている各画像統計値との間の差を総合的に表す値として、当該画像の画像統計値と、正常時画像統計値記録手段23a〜23nに記録されている画像統計値との間の「距離」を使用することとし、次式1.1の数式を使用して求める。
F=(Sa−Na)+(Sb−Nb)+・・・・・+(Sn−Nn) (1.1)
上式中、Sa、Sb、・・・・Snは、正常時画像統計値記録手段23a〜23nに記録されている各画像統計値、Na、Nb、・・・・Nnは、現在の画像の各画像統計値を表す。
なお、式1.1は、画像異常検出優先度記録手段24a〜24nに優先度が設定されていない場合であるが、顧客の要望や監視カメラの使用目的によっては、特定の事象を示す画像統計値の優先検出が必要となる場合がある。例えば、高精細な画像を取り扱う場合、画像の精細度を示す画像統計値は、画像微分値であるため、画像の精細度の低下を優先的に検知するためには、この画像微分値を優先的に扱うように、画像異常検出優先度記録手段24a〜24nに優先度Pa〜Pn(例えば、0.5(優先しない)〜1.0(標準)〜2.0(優先))を設定し、画像異常発生値Fは、次式1.2で算出する。
F=(Sa−Na×Pa)+(Sb−Nb×Pb)+・・+(Sn−Nn×Pn)
(1.2)
次に、手順S9において、手順S8において算出した画像異常発生値Fと、初期設定手順において算出した画像異常発生値閾値Fとを比較し、画像異常発生値Fが画像異常発生値閾値Fを超えた場合は、画像異常発生値算出手段25aに設けた画像異常発生継続時間Tを計測するカウンタにより継続時間Tの計測を開始する。例えば、画像異常が発生し、画像異常発生値Fが画像異常発生値閾値Fを超える状況が継続する場合(図5参照)は、画像異常発生継続時間Tのカウンタのカウント数は増加していくことになる。
次に、手順S10において、画像異常発生継続時間Tと前述の初期設定時に設定された画像異常発生時限Tとを比較する。ここで、画像異常発生継続時間Tが画像異常発生時限Tを超えていた場合は、画像異常が発生したとして、手順S11を実施する。
手順S11においては、前記画像異常発生の状況や故障個所、対応作業等を決定する。決定の方法としては、現在の画像統計値a〜nと図6に示す画像異常の原因を決定するために使用するテーブルとを比較し、画像統計値a〜nの変化傾向(初期値と比較して現在の統計値が変化(増加・減少・変動)または変化がない・小さい)と前記テーブルに示した変化傾向とを比較し、最も傾向が一致する項目を選択し、画像異常発生の状況や故障個所、対応作業を決定する。
例えば、照明の切断や、カメラレンズへの画策(カメラレンズを布で覆う、蓋をする)等により、画面がまっ暗になった場合の変化傾向は、前述の(1)画素平均値、(2)画素分散値、(3)画素微分値、(4)高輝度画素数、(6)画素間相関、(7)彩度は低下し、(5)低輝度画素数は増加する。この場合、図6のテーブルから上記事象は、No.1の項目が最も各画素統計値の傾向と一致するため、このテーブルの情報を使用して、故障事象の検出と故障個所及び対応作業の提示が可能となる。
これまで示したように、本発明による前記一実施形態の監視カメラの画像異常検出装置によれば、監視カメラの画像に監視に支障を来す画像異常が継続して発生した場合、故障発生の事象を漏れなく検知することができるため、従来の技術と比較して、より高性能な故障検出能力を提供することが可能となる。
また、画像異常が発生した場合、画像異常の状況と、その画像異常の原因となる故障個所及び対応作業を提示できるため、故障・修理作業の実施が容易となり、ひいては当該監視カメラシステムの稼働率及び画像の品質の向上を図ることが可能となる。
さらにまた、本発明による前記一実施形態の監視カメラの画像異常検出装置において、画像異常検出優先度記録手段24a〜24nを使用して、画像異常検出の優先度を設定することにより、顧客が望む種別の画像異常の検出を優先して実施することができるため、種々の用途の監視カメラに対して、最適な画像異常検出手段を提供することが可能となる。
(実施形態2)
次に、本発明による他の実施形態について、図7に基づいて説明する。
図7においては、前述の実施形態1の例の構成に加えて(実施形態1の構成と同一構成については、同一符号を付している。)、前記画像異常検出優先度記録手段24a〜24nに対して、画像異常検出優先度通信手段26及び通信回線4を介して、外部(遠隔地)から、画像異常検出優先度の設定を可能とする画像異常検出優先度設定端末5を追加している。
本実施形態の発明の背景としては、全国の監視拠点に多数の監視カメラを設置し、前記多数の監視カメラの画像を画像監視センターに集約し、画像の監視を行う業務形態が近年増加してきている状況がある。このような業務形態においては、多数の画像の監視を行うと同時に、監視カメラや信号伝送路等の故障による画像異常の発生を検出する方法としては、前述の実施形態1が好適であるが、運用上の別の問題として、画像異常検出装置において初期設定を実施後、初期設定期間には検出することができなかった画像の変動が発生して画像異常発生を誤検出し、再度、画像異常優先度の設定が必要となった場合に、当該監視カメラ及び異常検出装置が設定されている場所に赴き、再度初期設定や画像異常検出優先度の設定を行う必要があった。この作業は、監視拠点が増加し、画像監視センターから遠隔地に監視カメラが設置されている場合、大幅な作業所要時間及び作業コストの増加を招く。
図7に示す本発明による実施形態2は、前述の大規模・広域映像監視業務において好適な画像異常検出方法を提供するものであり、前記実施形態1に対して、前記の画像異常検出優先度記録手段24a〜24nを遠隔より設定する機能及び画像異常検出優先度記録手段24a〜24nの設定による画像異常検出結果を確認する機能を持つ画像異常検出優先度設定端末5を設けたものである。
この実施形態により、遠隔地に設置した監視カメラにおける画像異常検出優先度記録手段24a〜24nの優先度の設定を、画像監視センターから設定可能となるため、画像異常発生の誤検出に対する画像異常検出優先度の設定作業や設定に伴う確認作業の作業所要時間や作業コストを低減することが可能となる。
(実施形態3)
前述の実施形態1及び2では、画像異常を検出する機能を、画像異常検出方法3を実施する機能のみを備えた監視カメラの画像異常検出装置について説明したが、この実施形態では、前記画像異常を検出する機能に加えて監視カメラの画像を表示する画像表示装置や監視カメラの画像を記録する画像記録装置、監視カメラの画像を遠方に伝送する画像伝送装置を備えていることを特徴としている。
この実施形態では、前記実施形態1及び2で使用されている画像取込み手段21を前記画像表示装置、画像記録装置及び画像伝送装置として共用し、これらの装置の機能を達成するために、所要のハードウエアやソフトウエアを備えている。
このような構成とすることによって、画像表示装置、画像記録装置及び画像伝送装置とは別個に画像異常検出装置を増設することなく故障の検知が可能となり、ひいては機器構成の簡略化が可能となる。このような利点は、大規模な監視センターを構成するためには必須の条件である。
なお、前記本発明による実施形態においては、異常検出装置に対して、1台の監視カメラが接続されている構成で説明を行ったが、画像異常検出装置に複数の監視カメラからの画像信号を切り換えて入力するマルチプレクサ及び監視カメラの台数分に対応する正常時画像統計値記録手段24a〜24nを設けることにより、複数台の監視カメラの画像異常を検出する構成としてもよい。この場合、各監視カメラの画像を順に監視する構成となる。
本発明の一実施形態に係わる監視カメラの画像異常検出装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明による一実施形態の監視カメラの画像異常検出装置で使用される初期設定の手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係わる監視カメラの画像異常検出装置の画像異常発生値閾値Fを説明するための正常時の画像異常発生値Fの測定データである。 本発明の一実施形態の監視カメラの画像異常検出装置の異常画像の発生を検出するための手順を示すフローチャート図である。 本発明による一実施形態の監視カメラの画像異常検出装置における現在の画像の画像異常発生値Fの測定データである。 本発明による一実施形態の監視カメラの画像異常検出装置において使用される画像の各画像統計値と画像異常の原因を関連づけたテーブルを示す図である。 本発明による他の実施形態の監視カメラの画像異常検出装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 監視カメラ
2 画像異常検出装置
21 画像取込み手段
22a〜22n 画像統計値算出手段
23a〜23n 正常時画像統計値記録手段
24a〜24n 画像異常検出優先度記録手段
25 画像異常検出手段
25a 画像異常発生値算出手段
25b 画像異常原因推定手段
26 画像増異常検出優先度通信手段
3 表示手段
4 通信回線
5 画像異常検出優先度設定端末

Claims (5)

  1. 監視カメラからの画像を取り込む画像取込み手段と、
    前記画像取込み手段において取り込んだ画像に対して当該画像の複数の画像統計値を算出する画像統計値算出手段と、
    正常時の画像における画像統計値を記録する正常時画像統計値記録手段と、
    当該正常時の画像における画像統計値を基準として、画像異常発生値閾値を設定する手段と、
    前記画像取込み手段において取り込んだ現画像の各画像統計値と前記画像異常発生値閾値とを比較し、前記画像取込み手段において取り込んだ現画像の各画像統計値のうち少なくとも2種の画像統計値が前記画像異常発生値閾値を逸脱したとき、異常として検知する異常検知手段とを備えたことを特徴とする監視カメラの画像異常検出装置。
  2. 請求項1記載の監視カメラの画像異常検出装置において、
    画像取込み手段において取り込んだ現画像の各画像統計値のうち少なくとも2種の画像統計値が前記画像異常発生値閾値を逸脱したとき、当該逸脱した画像統計値から異常発生の原因を推定する画像異常推定手段を備えたことを特徴とする監視カメラの画像異常検出装置。
  3. 請求項1または2記載の監視カメラの画像異常検出装置において、
    前記現画像の各画像統計値に優先度を設定する優先度設定手段を備えたことを特徴とする監視カメラの画像異常検出装置。
  4. 請求項3記載の監視カメラの画像異常検出装置において、
    前記優先度設定手段の優先度を、遠隔の遠隔優先度設定手段によって設定されることを特徴とする監視カメラの画像異常検出装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の監視カメラの画像異常検出装置において、
    監視カメラの画像を表示する画像表示装置と、
    前記監視カメラの画像を記録する画像記録装置と、
    前記監視カメラの画像を伝送する画像伝送装置を備えたことを特徴とする監視カメラの画像異常検出装置。
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