JP2019075617A - 撮像装置、および画像処理システム - Google Patents

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和幸 堀ノ内
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悟 高野
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公浩 兵頭
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Taiko Tanaka
泰功 田中
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Abstract

【課題】動画における異常の有無を判定する。【解決手段】複数のフレームを含む動画を撮像するカメラ(100)であって、複数のフレームの各々を識別するパターンを生成するパターン形成部(103)、およびフレーム識別信号用カウンタ(104)と、パターンを含む出力データを出力する画像センサー(102)と、複数のフレームの各々について、出力データに含まれるパターンを参照して、動画の異常の有無を判定する判定部(106d)を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば車載カメラ等のカメラで撮像した動画を処理する画像処理システムに関する。
近年、車両の周辺監視用、バックモニター用、及び先進運転支援システム(ADAS)用のカメラシステムが普及している。このようなカメラシステムでは、撮像された映像が表示器に正しく表示されているかを検出することが重要である。
ところで、一般の画像処理システムに関しては、従来から様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、カメラからの映像の最新のフレームの画像と、そのひとつ前のフレームの画像とを比較することで、画像メモリの更新を監視する画像処理装置が開示されている。
また、特許文献2には、撮像手段から取得した映像の各フレームに、前後のフレームで異なるコードを付与し、そのコードを照合することによって画面がフリーズしているかどうかを判断する表示装置が開示されている。
特開2008−283431号公報(2008年11月20日公開) 特開2016−39508(2016年3月22日)
上述した従来の技術は、表示器に表示されている動画が同じ内容のフレームを表示しているか、すなわちフリーズしているかの判定をすることができる。しかしながら、カメラが撮像した動画自体に異常が生じている場合、その異常を検出することはできない。
本発明の一態様は、このような従来の問題を解決するためになされたものであり、動画における異常の有無を判定することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る撮像装置は、複数のフレームを含む動画を撮像する撮像装置であって、上記複数のフレームの各々を識別するパターンを生成するパターン生成部と、上記パターンを含む出力データを出力する画像センサーと、上記複数のフレームの各々について、上記出力データに含まれる上記パターンを参照して、上記動画の異常の有無を判定する判定部と、を備えている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る画像処理システムは、複数のフレームを含む動画を撮像する撮像装置であって、上記複数のフレームの各々を識別するパターンを生成するパターン生成部、及び上記パターンを含む出力データを出力する画像センサーを備える撮像装置と、上記撮像装置から上記出力データを取得する取得部、及び上記複数のフレームの各々について、上記出力データに含まれる上記パターンを参照して、上記動画の異常の有無を判定する判定部を備える判定装置とを備えている。
本発明の一態様によれば、動画における異常の有無を判定することができる。
本発明の実施形態1に係る画像処理システムの概略図である。 (a)は本発明の実施形態1に係るカメラの機能ブロック図であり、(b)はフレームを識別するためのパターンの一例を示す図である。 フレーム識別信号の一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る画像信号及びフレーム識別信号の転送タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態1に係る画像コントローラの機能ブロック図である。 本実施形態に係る画像処理システムの一連の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るカメラの機能ブロック図である。 本発明の実施形態3に係る画像コントローラの機能ブロック図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態に係る画像処理システムについて、図を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る画像処理システムの概略図である。
〔画像処理装置の構成〕
図1に示すように、本実施形態に係る画像処理システム1は、複数のフレームを含む動画を撮像し、表示する画像処理システムである。画像処理システム1は、動画を撮像する撮像装置であるカメラ100と、動画を処理する画像コントローラ200と、動画を表示するための表示器300を備えている。
カメラ100と画像コントローラ200とは、I2Cバス1B1によりカメラ100の制御データ等の送受信をする。カメラ100から画像コントローラ200へは、映像信号ライン1L1により映像信号が送信される。また、画像コントローラ200と表示器300とは、I2Cバス2B2により表示器300の制御信号の送受信をする。画像コントローラ200から表示器300へは、映像信号ライン2L2により映像信号が送信される。
〔カメラの構成〕
次に、上述したカメラ100について詳細に説明する。図2の(a)は、本実施形態に係るカメラの機能ブロック図であり、(b)は後述するフレームを識別するためのパターンの一例を示す図である。
はじめに、図2の(a)に示すように、カメラ100は、レンズ101、画像センサー102、フレーム識別信号用カウンタ104、画像センサー用カウンタ105、制御部106、及びデータ送信部107を備えている。
画像センサー102は、撮像対象を撮像する。レンズ101は、画像センサー102の受光面に撮像対象の像を結像させる。画像センサー102は、受光面にて受光した光を電気信号に変換する。画像センサー102は、有効画素領域102aと、垂直オプティカルブラック102bと、水平オプティカルブラック102cとを含んでいる。
有効画素領域102aは、画像センサー102の中央部分に形成された領域である。垂直オプティカルブラック102bは、有効画素領域102a垂直方向の周囲に配置された領域である。水平オプティカルブラック102cは、有効画素領域102aの水平方向の周囲に配置された領域である。
垂直オプティカルブラック102bは、一部の領域にパターン形成部103を含む。パターン形成部103は、複数のフレームの各々を識別するフレーム認識パターン(パターン)が形成されている。
フレーム識別信号用カウンタ104は、垂直オプティカルブラック102bの出力を読み出すためのカウンタである。フレーム識別信号用カウンタ104は、フレーム毎に異なるカウントを行う。
画像センサー用カウンタ105は、有効画素領域102aの出力を読み出すためのカウンタである。画像センサー用カウンタ105は、フレームとは無関係にカウントを行う。
画像センサー102が出力する出力データは、有効画素領域102aが出力した出力データ、及び垂直オプティカルブラック102bが出力した出力データを含んでいる。
制御部106は、画像センサー102が出力した出力データに応じて、複数のフレームの各々について、撮像画像を示す画像データ、及びパターンに応じたフレーム識別信号を生成する。
制御部106は、画像データ生成部106a、フレーム識別信号生成部106b、映像信号生成部106c、及び判定部106dとして機能する。
画像データ生成部106aは、有効画素領域102aから読み出したデータに応じて画像データを生成する。すなわち、本実施形態における画像データは、有効表示信号である。フレーム識別信号生成部106bは、垂直オプティカルブラック102bから読み出したデータに応じてフレーム識別信号を生成する。映像信号生成部106cは、画像データとフレーム識別信号を合成して映像信号を生成する。
判定部106dは、複数のフレームの各々について、画像センサー102からの出力データに含まれるパターンを参照して、動画の異常の有無を判定する。例えば、判定部106dは、フレーム識別信号生成部106bが生成するフレーム識別信号の値とフレーム識別信号用カウンタ104の値を確認して、所定の値でない場合、動画に異常が有ると判定することができる。
データ送信部107は、制御部106で処理された画像データを、映像信号ライン1L1を介して画像コントローラ200に送信する。
(パターン形成部)
次に、上述したパターン形成部103ついて、図2の(b)を参照して詳細に説明する。
図2の(b)は、フレーム認識パターンが形成された垂直オプティカルブラック102bの概念図である。本実施形態において、垂直オプティカルブラック102bの領域に含まれる画素は、「0」または「1」の2値をとることができる。また、図2の(b)において、画素値が「0」の場合を白色で示し、画素値が「1」の場合を黒色で示す。図2の(b)に示す例において、垂直オプティカルブラック102bの領域の図面左側の2列は、パターンが形成されるパターン形成部103である。パターン形成部103の図面上から1行目の画素値は「01」であるので、「白黒」で示される。また、パターン形成部103の図面上から2行目の画素値は「10」であるので、「黒白」で示される。また、パターン形成部103の図面上から3行目の画素値は「11」であるので、「黒黒」で示される。また、パターン形成部103の図面上から4行目の画素値は「00」であるので、「白白」で示される。
パターン形成部103は、パターンが形成される領域に含まれる画素の各々が、白色で示す透過状態、または黒色で示す遮光状態にされ、フレーム認識パターンが形成されている。
なお、本実施形態において、パターンが形成される領域は、垂直オプティカルブラック102bの領域の一部の領域であるが、水平オプティカルブラック102cの領域の一部の領域であってもよいし、有効画素領域102aの一部の領域であってもよい。
〔画像センサーのデータの読み出し〕
制御部106による画像センサーのデータの読み出しを、図3及び図4を参照して説明する。制御部106は、フレームのスタートを垂直同期信号で認識し、水平同期信号と画素クロック(垂直同期信号、水平同期信号、及び画素クロックの各々は図4に図示)のカウントアップにより、順次フレーム識別信号、及び画像データを読み出す。
画像センサーの一部の領域に形成されたフレーム認識パターンの読み出しについて、図3を参照して説明する。フレーム識別信号生成部106bは、フレーム識別信号用カウンタ104のカウントにしたがって、フレーム認識パターンを読み出す。フレーム識別信号用カウンタ104は、フレームが変わるごとに、カウントの順番を変える。本実施形態において、フレーム識別信号用カウンタ104のカウントのサイクルは4カウントである。すなわち、フレーム識別信号用カウンタ104は、0,1,2,3の順でカウントし、最初にカウントする値は0,1,2,3の何れかである。フレーム識別信号用カウンタ104は、フレーム毎に最初にカウントする値を、0,1,2,3の順に変える。
フレーム識別信号用カウンタ104が、「0」をカウントしている場合、フレーム識別信号生成部106bは、図2の(b)に示される図の1行目を読み出し、読み出した値は「01」である。また、フレーム識別信号用カウンタ104が、「1」をカウントしている場合、フレーム識別信号生成部106bは、図2の(b)に示される図の2行目を読み出し、読み出した値は「10」である。また、フレーム識別信号用カウンタ104が、「2」をカウントしている場合、フレーム識別信号生成部106bは、図2の(b)に示される図の3行目を読み出し、読み出した値は「11」である。また、フレーム識別信号用カウンタ104が、「3」をカウントしている場合、フレーム識別信号生成部106bは、図2の(b)に示される図の4行目を読み出し、読み出した値は「00」である。
すなわち、図3に示すように、フレームが1番目の場合、フレーム識別信号用カウンタ104は、「0」から順(0→1→2→3)にカウントするので、フレーム識別信号生成部106bが読み出したフレーム識別信号は、「01,10,11,00」である。同様に、フレームが2番目の場合、フレーム識別信号用カウンタ104は、「1」から順(1→2→3→0)にカウントするので、フレーム識別信号生成部106bが読み出したフレーム識別信号は、「10,11,00,01」である。同様に、フレームが3番目の場合、フレーム識別信号用カウンタ104は、「2」から順(2→3→0→1)にカウントするので、フレーム識別信号生成部106bが読み出したフレーム識別信号は、「11,00,01,10」である。同様に、フレームが4番目の場合、フレーム識別信号用カウンタ104は、「3」から順(3→0→1→2)にカウントするので、フレーム識別信号生成部106bが読み出したフレーム識別信号は、「00,01,10,11」である。
画像データ生成部106aは、画像センサー用カウンタ105のカウントにしたがって、有効画素領域102aを読み出す。
図4は、画像データ、及びフレーム識別信号の転送タイミングを示すタイミングチャートである。
本実施形態では、映像信号は、フレーム識別信号と画像データとを含む。図4に示すように、フレーム識別信号は、垂直ブランク期間に転送される。このため、フレーム識別信号の転送が、表示器300が表示する映像に悪影響を及ぼすことはない。
〔画像コントローラの構成〕
次に、画像コントローラの構成について説明する。図5は画像コントローラの機能ブロック図である。
図5に示すように、画像コントローラ200は、データ受信部201、および制御部202を備えている。制御部202は、信号分離部203と、フレーム識別信号判定回路(判定部)204と、画像処理部205と、表示制御部206を備えている。
表示器300と、LED301と、スピーカー302とを備えている。
データ受信部201は、カメラ100から送信されたデータを受信する。
信号分離部203は、データ受信部201が受信した映像信号を、画像データとフレーム識別信号とに分離する。
フレーム識別信号判定部204は、複数のフレームの各々について、フレーム識別信号を参照して、フレームが正しく変化しているかを判定し、撮像における異常の有無を判定する。
フレーム識別信号判定部204は、フレーム識別信号が正常であると判定した場合、画像処理部205に対して画像処理を指示する。
また、フレーム識別信号判定部204は、フレーム識別信号が正常でないと判定した場合、LED301の点灯、スピーカー302からのアラーム音の発生、および、カメラ100のリセットの少なくとも何れかを指示する。カメラ100のリセットを指示する場合、フレーム識別信号判定部204は、データ受信部201、およびI2Cバス1B1を介して、カメラ100にリセット信号を送信する。
画像処理部205は、表示器300に表示されるよう画像データを処理する。
表示制御部206は、画像処理部205によって処理された画像データに応じた映像を表示器300に表示させる。
表示器300は、表示制御部206の制御に応じて映像を表示する。
次に、本実施形態に係る画像処理システムの一連の動作について説明する。図6は本実施形態に係る画像処理システムの一連の動作を説明するフローチャートである。
はじめに、カメラ100において、画像センサー102が出力した出力データに応じて、画像データ生成部106aは画像データを生成し、フレーム識別信号生成部106bはフレーム識別信号を生成する(S100)。
次に、判定部106dは、生成したフレーム識別信号が正常か否かを判定する(S101)。
ステップS101でフレーム識別信号が正常であると判定された場合には、映像信号生成部106cは、画像データとフレーム識別信号とを合成して映像信号を生成し、データ送信部107は、生成された映像信号を画像コントローラ200へと送信する(S102)。
一方、ステップS101でフレーム識別信号が正常でないと判定された場合には、制御部106は、画像コントローラ200に異常検知を通知する(S106)。それから制御部106は、カメラ100を初期化する(S107)。さらに、画像コントローラ200のフレーム識別信号判定部204にて、異常通知処理として、表示器300による警告表示、LED301による異常を示す点灯、及びスピーカー302によるアラーム音による警告の少なくとも何れかを行ってもよい。
次に、画像コントローラ200において、データ受信部201は、生成された映像信号を受信し、信号分離部203に出力する。信号分離部203は、映像信号を画像データとフレーム識別信号とに分離する(S103)。
次に、フレーム識別信号判定部(判定手段)204は、フレーム識別信号が正常であるか否かを判定する(S104)。
ステップS104でフレーム識別信号が正常であると判定された場合には、画像処理部205は画像処理をし、表示制御部206は、表示器300を制御して映像を表示させる(S105)。
一方、ステップS104でフレーム識別信号が正常でないと判定された場合には、フレーム識別信号判定部204は、異常通知処理として、表示器300による警告表示、LED301による異常を示す点灯、及びスピーカー302によるアラーム音による警告の少なくとも何れかを行う(S108)。それからフレーム識別信号判定部204は、カメラ100を初期化して、撮像をリセットする(S107)。
本実施形態に係る画像処理システム1によれば、画像データと同じタイミングで生成されたフレーム識別信号を参照することにより、フレームが更新されているか否かを判定することができる。また、カメラ100にも、画像コントローラ200にも、動画の異常を判定できる機構を備えているので、カメラ100における撮像直後にも、画像コントローラ200が映像信号を受信後にも動画の異常を検出することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図7は本発明の実施形態2に係るカメラの機能ブロック図である。
図7に示すように、本実施形態に係るカメラ100aは、照度検出回路108を備えている点、及びフレーム識別信号判定回路における動作が異なる点以外は、実施形態1に係るカメラ100(図1参照)の構成と共通する。
本実施形態において、照度検出回路108は、画像センサー102の照度を検出する。また、判定部106dは、フレーム識別信号に含まれる輝度信号が示す輝度と照度とを比較する。
このような構成において、フレーム識別信号に含まれる輝度信号が示す輝度と、照度検出回路108が検出した画像センサー102の照度をと比較することにより、照度検出回路108が出力する値が暗闇の状態を示しているにもかかわらず、フレーム識別信号の輝度が明るい状態の値である場合に、撮像における異常有と判定してもよい。または、照度検出回路108が出力する値が明るい状態を示しているにもかかわらず、フレーム識別信号の輝度が暗い状態の値である場合に、撮像における異常有と判定してもよい。
本実施形態によれば、フレーム画像自体の異常も検出することができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図8は本発明の実施形態3に係る画像コントローラの機能ブロック図である。
図8に示すように、本実施形態に係る画像コントローラ200bは、記憶部207を備えている点と、フレーム識別信号判定部204における動作が異なる点以外は、実施形態1に係る画像コントローラ200(図5参照)と共通する。
本実施形態において、記憶部207は、信号分離部203において分離されたフレーム識別信号を記憶する。
フレーム識別信号判定部204は、信号分離部203において分離されたフレーム識別信号と、記憶部207に記憶されている以前のフレームのフレーム識別信号とを比較し、撮像における異常の有無を判定する。これにより、1フレーム異常が発生した後、次のフレーム以降が正しく出ていることが判断できるためフレーム異常の状態を監視できる。したがって、本実施形態に係る画像コントローラ200bは、外部ノイズ等により突発的に発生したフレーム異常等が判定できる。
なお、上記実施形態では、映像信号ラインとI2Cバスにより、カメラ100と画像コントローラ200とのデータ伝送、及び画像コントローラ200と表示器300とのデータ伝送を行っているが、別のインターフェース仕様によりデータ伝送を行ってもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る撮像装置(カメラ100)は、複数のフレームを含む動画を撮像する撮像装置(カメラ100)であって、上記複数のフレームの各々を識別するパターンを生成するパターン生成部(パターン形成部103、フレーム識別信号用カウンタ104)と、上記パターンを含む出力データを出力する画像センサー102と、上記複数のフレームの各々について、上記出力データに含まれる上記パターンを参照して、上記動画の異常の有無を判定する判定部106dと、を備えている。
上記の構成によれば、動画における異常の有無を判定が出来る。
本発明の態様2に係る撮像装置(カメラ100)において、上記パターン生成部(パターン形成部103、フレーム識別信号用カウンタ104)は、上記画像センサー102の画素領域の一部の領域に含まれる画素の各々を制御して上記パターンを生成してもよい。
上記の構成によれば、画像センサー上にパターンが生成されるので、画像センサーの読み込みによりフレームを識別するパターンを得ることができる。
本発明の態様3に係る撮像装置(カメラ100)において、上記一部の領域は、オプティカルブラック領域の一部の領域であってよい。
上記の構成によれば、オプティカルブラック領域を有効に活用できる。
本発明の態様4に係る撮像装置(カメラ100)において、上記一部の領域は、有効画素領域の一部の領域であってよい。
上記の構成によれば、タイミングによって撮像に使用されていない有効画素領域を有効に活用できる。
本発明の態様5に係る撮像装置(カメラ100)において、上記画像センサー102が出力した出力データに応じて、上記複数のフレームの各々について、撮像画像を示す画像データ、及び上記パターンに応じたフレーム識別信号を生成する制御部106を備え、上記判定部106dは、上記フレーム識別信号を参照して上記撮像における異常の有無を判定してもよい。
上記の構成によれば、複数のフレームの各々について、画像データ、及びフレーム識別信号が生成されるので、画像データと対応するフレーム識別信号が生成される。
本発明の態様6に係る撮像装置(カメラ100)において、上記判定部106dが異常有と判定した場合に、撮像処理をリセットしてもよい。
上記の構成によれば、撮像処理のリセットにより、正常な動画を得ることができる。
本発明の態様7に係る撮像装置(カメラ100)において、上記画像センサー102の照度を検出する照度検出部(照度検出回路108)を備え、上記判定部106dは、上記フレーム識別信号に含まれる輝度信号が示す輝度と上記照度との比較により、上記撮像における異常の有無を判定してもよい。
上記の構成によれば、画像データの参照によりより精度よく異常を検出することができる。
本発明の態様8に係る画像処理システム1は、複数のフレームを含む動画を撮像する撮像装置(カメラ100)であって、上記複数のフレームの各々を識別するパターンを生成するパターン生成部(パターン形成部103、フレーム識別信号用カウンタ104)、及び上記パターンを含む出力データを出力する画像センサー102を備える撮像装置(カメラ100)と、上記撮像装置(カメラ100)から上記出力データを取得する取得部(データ受信部201)、及び上記複数のフレームの各々について、上記出力データに含まれる上記パターンを参照して、上記動画の異常の有無を判定する判定部(フレーム識別信号判定部204)を備える判定装置(画像コントローラ200)を備える。
上記の構成によれば、態様1と同様の効果を奏する。
本発明の態様9に係る画像処理システム1において、上記判定部(フレーム識別信号判定部204)が異常有と判定した場合に、異常を報知する報知部(表示器300、LED301、スピーカー302)を備えてもよい。
上記の構成によれば、ユーザが異常を認知することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 画像処理システム
100,100a カメラ(撮像装置)
101 レンズ
102 画像センサー
102a 有効画素領域
102b 垂直オプティカルブラック(オプティカルブラック)
102c 水平オプティカルブラック(オプティカルブラック)
103 パターン形成部(パターン生成部)
104 フレーム識別信号用カウンタ(パターン生成部)
105 画像センサー用カウンタ
106 制御部
106a 画像データ生成部
106b フレーム識別信号生成部
106c 映像信号生成部
106d 判定部
107 データ送信部
108 照度検出回路(照度検出部)
200,200b 画像コントローラ(判定装置)
201 データ受信部
202 制御部
203 信号分離部
204 フレーム識別信号判定部(判定部)
205 画像処理部
206 表示制御部
207 記憶部
300 表示器
301 LED
302 スピーカー

Claims (9)

  1. 複数のフレームを含む動画を撮像する撮像装置であって、
    上記複数のフレームの各々を識別するパターンを生成するパターン生成部と、
    上記パターンを含む出力データを出力する画像センサーと、
    上記複数のフレームの各々について、上記出力データに含まれる上記パターンを参照して、上記動画の異常の有無を判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 上記パターン生成部は、上記画像センサーの画素領域の一部の領域に含まれる画素の各々を制御して上記パターンを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記一部の領域は、オプティカルブラック領域の一部の領域である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 上記一部の領域は、有効画素領域の一部の領域である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 上記画像センサーが出力した出力データに応じて、上記複数のフレームの各々について、撮像画像を示す画像データ、及び上記パターンに応じたフレーム識別信号を生成する制御部を備え、
    上記判定部は、上記フレーム識別信号を参照して上記撮像における異常の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 上記判定部が異常有と判定した場合に、撮像処理をリセットする
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 上記画像センサーの照度を検出する照度検出部を備え、
    上記判定部は、上記フレーム識別信号に含まれる輝度信号が示す輝度と上記照度との比較により、上記撮像における異常の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 複数のフレームを含む動画を撮像する撮像装置であって、上記複数のフレームの各々を識別するパターンを生成するパターン生成部、及び上記パターンを含む出力データを出力する画像センサーを備える撮像装置と、
    上記撮像装置から上記出力データを取得する取得部、及び上記複数のフレームの各々について、上記出力データに含まれる上記パターンを参照して、上記動画の異常の有無を判定する判定部を備える判定装置と
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  9. 上記判定部が異常有と判定した場合に、異常を報知する報知部を備える
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理システム。
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