JP2006352010A - 真空処理装置およびその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の真空室を有する真空処理装置の設置面積を小さくする。
【解決手段】 この真空処理装置は、固定された処理室24と、移動可能な二つの真空予備室28a、28bとを備えている。処理室24にはゲートバルブ26が、各真空予備室28a、28bにはゲートバルブ30が、それぞれ設けられている。各真空予備室28a、28bは、予備室移動機構34によってY方向に移動させられる。処理室ゲートバルブ26の周縁部には、膨張および収縮可能であって、膨張時に、互いに接近しているゲートバルブ26、30間の隙間Gを真空シールする真空シール体54が設けられている。更に、処理室24とそれに接近している真空予備室28a、28bとの間で基板2を搬送する基板搬送機構が設けられている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、プラズマCVD装置、スパッタ装置等の薄膜形成装置、エッチング装置、液晶の配向膜の配向処理用の配向装置、イオン注入装置、イオンドーピング装置等のような、真空雰囲気中で基板に処理を施す真空処理装置およびその運転方法に関する。
高稼動率を目指した真空処理装置として、従来から、複数の真空室を有するいわゆるマルチチャンバ型の真空処理装置が提案されている。その一例を図8に示す。
この真空処理装置は、中心部に搬送室10を配置し、その周囲に二つの処理室14および二つの真空予備室18を配置した構造をしている。この搬送室10、処理室14および真空予備室18は、いずれも真空に排気されるので、真空室と総称することができる。これらの真空室10、14、18は、水平面(図示例ではXY平面)に配置されている。
搬送室10は、その内部に、基板2をこの例では矢印Aで示すX方向および矢印Bで示すY方向に搬送する基板搬送機構12を有している。基板2は、例えば、矩形状をしている。この例では、当該基板2は立てた状態(図7参照)で搬送される。
処理室14は、基板2に薄膜形成、エッチング、配向処理、イオンドーピング等の処理を施すための部屋である。各処理室14と搬送室10との間にはゲートバルブ16がそれぞれ設けられている。
真空予備室18は、搬送室10を大気中に開放しないで、搬送室10と大気中との間で基板の出し入れを行うための真空室であり、ロードロック室とも呼ばれる。各真空予備室18と搬送室10との間にはゲートバルブ20が、各真空予備室18と大気中との間にはゲートバルブ22が、それぞれ設けられている。
上記のようなマルチチャンバ型の真空処理装置においては、複数の動作(例えば基板2に対する処理と基板2の搬送)を並行して行うことができる。また、例えば同じ処理を行う二つの処理室14を設けている場合、一方の処理室14において処理を行っている際に、他方の処理室14においてメンテナンス等を行うことができ、装置の停止を回避することができる。これらの理由から、高い稼動率を実現することができる。
なお、特許文献1にも、上記とほぼ同様の構成の真空処理装置が記載されている。即ち、搬送室(ウェハ搬送チャンバ)の周囲に処理室(プロセスチャンバ)および真空予備室(ロードロックチャンバ)を配置した構成の真空処理装置(マルチチャンバ装置)が記載されている。
特開平7−211763号(段落0002−0007、図1)
近年は、基板2の大型化が進んでおり、そのために上記真空室10、14、18の大型化が著しい。例えば、液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)用の基板2は、短辺の長さが1500mm〜1870mm程度、長辺の長さが1850mm〜2200mm程度にもなっており、上記真空室10、14、18は、このような大型の基板2を水平に収納する場合は勿論のこと、この例のように立てて収納する場合でも、基板2の横方向の長さが非常に大きいために、非常に大型になる。その結果、上記真空処理装置の設置面積が非常に大きいという課題がある。
また、真空予備室18の大型化に伴い、その真空排気時間が長くなって、これが上記真空処理装置のスループット(単位時間当たりの処理能力)を低下させる要因になっているという課題もある。
そこでこの発明は、複数の真空室を有する真空処理装置の設置面積を小さくすることを一つの目的としている。また、当該真空処理装置のスループットを向上させることを他の目的としている。
この発明に係る真空処理装置の一つは、基板に処理を施すための固定された一つの処理室と、前記処理室に取り付けられていて、前記基板を通すことができる処理室ゲートバルブと、移動可能な複数の真空予備室と、前記各真空予備室に取り付けられていて、前記基板を通すことができる予備室ゲートバルブと、前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとが互いに接近したり離れたりするように、前記各真空予備室を個別にまたは連動させて移動させる予備室移動機構と、前記処理室ゲートバルブの周縁部に設けられていて、膨張および収縮可能であり、膨張時に、互いに接近している前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとの間の隙間を真空シールする真空シール手段と、前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとが互いに接近した状態において、両ゲートバルブおよび前記真空シール手段を通して、前記処理室と前記真空予備室との間で前記基板を搬送する基板搬送機構と、前記各真空予備室を真空排気する真空排気手段と、前記各真空予備室をベントするベント手段とを備えていることを特徴としている。
この発明に係る真空処理装置の他のものは、基板に処理を施すための固定された複数の処理室と、前記各処理室に取り付けられていて、前記基板を通すことができる処理室ゲートバルブと、移動可能な複数の真空予備室と、前記各真空予備室に取り付けられていて、前記基板を通すことができる予備室ゲートバルブと、前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとが互いに接近したり離れたりするように、前記各真空予備室を個別にまたは連動させて移動させる予備室移動機構と、前記各処理室ゲートバルブの周縁部に設けられていて、膨張および収縮可能であり、膨張時に、互いに接近している前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとの間の隙間を真空シールする真空シール手段と、前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとが互いに接近した状態において、両ゲートバルブおよび前記真空シール手段を通して、前記処理室と前記真空予備室との間で前記基板を搬送する基板搬送機構と、前記各真空予備室を真空排気する真空排気手段と、前記各真空予備室をベントするベント手段とを備えていることを特徴としている。
上記真空処理装置によれば、複数の真空予備室の内の所望の真空予備室を予備室移動機構によって移動させて、当該真空予備室と処理室とを、予備室ゲートバルブおよび処理室ゲートバルブを介して、かつ真空シール手段によって真空シールした状態で結合して、当該真空予備室と処理室との間で基板を基板搬送機構によって搬送することができる。従って、従来は必要だった搬送室を設ける必要がなくなる。
前記真空シール手段によって囲まれる空間を真空排気する第2の真空排気手段および当該空間をベントする第2のベント手段を更に備えていても良い。
前記各真空予備室の、前記予備室ゲートバルブが設けられた面と反対側の面に、大気中との間を仕切る大気側ゲートバルブを設けておいても良い。
前記各真空予備室は、その内部に、複数枚の基板を収納可能なものでも良い。
前記基板は、それを保持するトレイに保持されて搬送されても良い。
この発明に係る真空処理装置の運転方法の一つは、前記複数の真空予備室の内の一つと前記処理室とを、前記真空シール手段によって真空シールした状態で結合して、両室間で基板の交換を行う動作と並行して、残りの真空予備室の内の少なくとも一つにおいて、当該真空予備室のベント、当該真空予備室と大気中間での基板の交換および当該真空予備室の真空排気の各動作を行うことを特徴としている。
この発明に係る真空処理装置の運転方法の他のものは、前記複数の真空予備室の内の一つにおいて、当該真空予備室のベント、当該真空予備室と大気中間での基板の交換および当該真空予備室の真空排気の各動作を行うのと並行して、残りの真空予備室の内の少なくとも一つを用いて、前記複数の処理室の内の一つにおいて処理済の基板を当該処理室から搬出し、かつ当該基板を他の処理室へ搬入する動作を行うことを特徴としている。
請求項1、2に記載の発明によれば、複数の真空予備室の内の所望の真空予備室を移動させて、当該真空予備室と処理室とを、真空シール手段によって真空シールした状態で結合して、当該真空予備室と処理室との間で基板を搬送することができるので、従来は必要だった搬送室を設ける必要がなくなる。その結果、当該真空処理装置の設置面積を小さくすることができる。
しかも、従来は基板搬送機構を内部に有する搬送室を経由して基板を搬送する必要があり、当該基板搬送機構からパーティクル(汚染物質)が発生してそれが基板表面に付着しやすかったけれども、この発明ではそのような搬送室を経由せずに基板を搬送することができるので、基板表面に付着するパーティクルを減少させることができる。
また、各真空予備室の移動中に真空排気手段によって各真空予備室の真空排気を行うことができ、それによって時間を有効活用することができるので、当該真空排気に要する時間が真空処理装置のスループットに及ぼす影響を小さくして、当該真空処理装置のスループットを向上させることができる。
更に請求項2に記載の発明によれば、複数の処理室を備えているので、基板に対してより多様な処理を施すことができる。また、より多くの動作を並行して行うことができると共に、全処理室の動作停止を回避することが容易になるので、当該真空処理装置のより高い稼動率を実現することができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記第2の真空排気手段および第2のベント手段を用いることによって、処理室ゲートバルブおよび予備室ゲートバルブの開閉時に両ゲートバルブに差圧が加わるのを防止することができるので、両ゲートバルブの開閉が容易になる、という更なる効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、予備室ゲートバルブは真空予備室と処理室との間の基板の搬送に用い、大気側ゲートバルブは真空予備室と大気中との間の基板の搬送に用いることができるので、基板の搬送をより容易にかつより速やかに行うことができる、という更なる効果を奏する。
請求項5に記載の発明によれば、真空予備室内に複数枚の基板を収納しておくことができるので、大気中との間で基板を搬送するために真空予備室を大気開放する頻度を減らすことができ、かつ処理室との間で基板の交換をより速やかに行うことができる。従って、当該真空処理装置のスループットをより向上させることができる、という更なる効果を奏する。
請求項6に記載の発明によれば、基板はトレイに保持された状態で搬送されるので、基板の搬送が容易になる、という更なる効果を奏する。特に、薄くて大型の基板を立てた状態で搬送することが容易になる。
請求項7に記載の発明によれば、一つの真空予備室と処理室との間での基板の交換動作と、他の真空予備室と大気中との間での基板の交換等の動作とを並行して行うので、無駄な待ち時間を減らすことができ、それによって真空処理装置のスループットが向上する。
請求項8に記載の発明によれば、一つの真空予備室と大気中との間での基板の交換等の動作と、他の真空予備室を用いて複数の処理室間での基板の搬送動作とを並行して行うので、無駄な待ち時間を減らすことができ、それによって真空処理装置のスループットが向上する。
図1は、この発明に係る真空処理装置の一実施形態を示す概略平面図である。この真空処理装置は、簡単に言えば、従来の真空処理装置が有していた搬送室を設けずに、真空予備室28a、28bと、基板2に対して処理を行うための処理室24とを機械的に分離独立させ、かつ真空予備室28a、28bを移動可能にして、各真空予備室28a、28bと処理室24とを接続および切り離し可能にしたものである。
基板2は、例えば、矩形状をしている。基板2の寸法は、図7を参照して、例えば、短辺の長さL1 が1500mm〜1870mm程度、長辺の長さL2 が1850mm〜2200mm程度である。
この真空処理装置は、上記のような矩形の基板2を、立てた状態で取り扱う(例えば搬送する)ものである。図2に示す実施形態も同様である。
基板2は、例えば図7に示す例のようなトレイ4にクランパー6等を用いて保持しておいて、その状態で搬送しても良い。そのようにすれば、基板2の搬送が容易になる。特に、薄くて大型の基板2を立てた状態で搬送することが容易になる。但し、トレイ4を用いずに、あるいはトレイ4以外の手段を用いて、基板2を搬送しても良い。基板2を水平状態で搬送する場合は、トレイ4を用いない場合が多い。
なお、図1〜図6およびその説明では、基板2については、基板2のみの図示および搬送の説明をしているけれども、トレイ4を用いる場合は、基板2はトレイ4に保持された状態で搬送される。従って、例えば、後述するゲートバルブ26、30、真空シール体54等は、基板2を保持したトレイ4を通し、基板搬送機構72は、基板2を保持したトレイ4を搬送することになる。
図1に示す真空処理装置を詳述すると、この真空処理装置は、一つの固定された処理室24と、複数(この実施形態では二つ)の移動可能な真空予備室28a、28bとを備えている。この処理室24、真空予備室28aおよび28bは、いずれも真空に排気されるので、真空室と総称することができる。これらの真空室24、28a、28bは、Z方向(垂直方向)に立てた直方体状をしている。そのようなものが水平面(図示例ではXY平面)に配置されている。
処理室24は、基板2に薄膜形成、エッチング、配向処理、イオンドーピング等の処理を施すための部屋であり、図示しない真空ポンプ(真空排気手段)によって真空排気される。この処理室24の一つの側面には、処理室24の内外を仕切る弁であって、基板2を通すことができる処理室ゲートバルブ26が設けられている。後述する処理室24a、24bも同様である。
真空予備室28a、28bは、処理室24を大気中に開放しないで、処理室24と大気中との間で基板2の出し入れを行うための真空室であり、ロードロック室とも呼ばれる。真空予備室28a、28bの処理室24側の側面には、両真空予備室28a、28bの内外を仕切る弁であって、基板2を通すことができる予備室ゲートバルブ30がそれぞれ設けられている。
この実施形態では、更に、真空予備室28a、28bの、予備室ゲートバルブ30が設けられた側面と反対側の側面に、大気中との間を仕切る弁であって、基板2を通すことができる大気側ゲートバルブ32がそれぞれ設けられている。この大気側ゲートバルブ32を設けておくと、予備室ゲートバルブ30は処理室24との間の基板2の搬送に用い、大気側ゲートバルブ32は真空予備室28a、28bと大気中との間の基板2の搬送に用いることができるので、基板2の搬送をより容易かつより速やかに行うことができる。また、両ゲートバルブ30、32を閉じることにより、真空予備室28a、28bの真空を保持したまま、真空予備室28a、28bを移動させることができる。
この真空処理装置は、更に、処理室24に設けられた処理室ゲートバルブ26と真空予備室28a、28bに設けられた予備室ゲートバルブ30とが、互いに隙間Gをあけて接近したり(図1中に二点鎖線で示す状態)、離れたりする(例えば図1中に実線で示す状態)ように、真空予備室28a、28bを矢印Eで示すようにY方向に移動させる予備室移動機構34を備えている。
即ち、予備室移動機構34は、真空予備室28a、28bを、その長手方向であるX方向において処理室24と一直線上に並ぶように処理室24に接近させたり、X方向と直交するY方向に処理室24から離れるように移動させるものである。
予備室移動機構34は、この実施形態では、両真空予備室28a、28bを個別に移動させるものであり、前記X方向に所定の間隔をあけて前記Y方向に伸びた2本の直線状のガイドレール36と、このガイドレール36上に真空予備室28a、28bを移動可能に支持するガイド37(図5、図6参照)と、各真空予備室28a、28bをそれぞれ移動させる駆動機構38a、38bとを備えている。
駆動機構38aは、可逆転式のモータ40と、このモータ40に接続されたボールねじ42と、このボールねじ42と螺合するものであって真空予備室28aに取り付けられたボールナット44とを有している。モータ40によってボールねじ42を矢印Dで示すように左右に回転させることによって、真空予備室28aを矢印Eで示すようにY方向に往復移動させることができる。駆動機構38bも上記駆動機構38aと同様の構造を有しており、真空予備室28bを矢印Eで示すようにY方向に往復移動させることができる。各真空予備室28a、28bを移動させる距離は、例えば0.5m〜2m程度である。
但し、予備室移動機構34は、両真空予備室28a、28bを互いに連動させて(換言すれば同期させて)移動させるものでも良い。または、二つの真空予備室28a、28bが互いに結合されていて、それらを同時に予備室移動機構34によって移動させる構成を採用しても良い。また、予備室移動機構34によって移動させられる一つの真空予備室が内部で2分割されて上記真空予備室28a、28bに相当する二つの真空予備室を形成していても良い。また、ガイドレール36は、必ずしも直線状でなくても良い。例えば、曲線状に曲がっていても良い。
処理室ゲートバルブ26の周縁部には、より具体的には予備室ゲートバルブ30と対向する面の周縁部には、膨張および収縮可能であり、膨張時に、互いに上記のように接近している真空予備室28aまたは28bの予備室ゲートバルブ30と処理室ゲートバルブ26との間の隙間Gを真空シールする真空シール手段を構成する真空シール体54が設けられている。
この真空シール体54周りの構造の具体例を図3に示す。真空シール体54は、この例では、フランジ48を介在させて、処理室ゲートバルブ26の周縁部に取り付けられている。即ち、処理室ゲートバルブ26の、前記隙間G側の面にフランジ48を取り付け、このフランジ48の前記隙間G側の面に固定部材58によって真空シール体54を取り付けている。真空シール体54およびフランジ48は、この例では四角の環状(換言すれば額縁状)をしており、その中を基板2が通る。なお、図3以外の図では、図示の簡略化のために、フランジ48の図示を省略している。
真空シール体54は、補強布入りゴムまたはゴム単体等で作られた中空のガスケットであり、膨張および収縮可能である。即ち、その中空部55に圧力を供給する、例えば圧縮空気を供給すると、真空シール体54は図3中に二点鎖線で示すように膨張して、その先端部が、前記のように接近している予備室ゲートバルブ30に押し付けられ、上記隙間Gを密封(真空シール)する。また、中空部55の圧力を負圧にする、例えば真空排気すると、真空シール体54は図3中に実線で示すように収縮して、その先端部が予備室ゲートバルブ30から離れて、上記隙間Gを形成することができる。隙間Gの寸法は、例えば5mm程度である。
真空シール体54は、この例では、口金56を有していて、当該口金56は、フランジ48内に設けられた孔52に連通している。57はOリング等のパッキンである。この例では、圧縮空気源70からの圧縮空気を、バルブ68および孔52を経由して、真空シール体54の中空部55に供給するようにしている。また、真空シール体54の中空部55を、孔52およびバルブ62を経由して、真空ポンプ64によって真空排気するようにしている。
上記真空シール体54は、例えば、日本バルカー工業株式会社製のインフラートシール(登録商標)である。
上記フランジ48にはもう一つの孔50が設けられており、この孔50、バルブ60および上記真空ポンプ64を用いて、真空シール体54およびフランジ48で囲まれる空間を真空排気する真空排気手段を構成している。また、孔50、バルブ66および上記圧縮空気源70を用いて、真空シール体54およびフランジ48で囲まれる空間に空気を供給して当該空間をベントするベント手段を構成している。この明細書において「ベント」とは、真空状態にある空間に気体(例えば空気、窒素ガス等)を導入して大気圧状態にすることを言う。
なお、上記フランジ48を設けずに、真空シール体54を処理室ゲートバルブ26に取り付けても良い。その場合は、処理室ゲートバルブ26の端部に必要に応じて上記孔50、52に相当するものを設ければ良い。この場合は、上記真空排気手段は、真空シール体54によって囲まれる空間を真空排気し、上記ベント手段は当該空間をベントする。
上記真空排気手段およびベント手段を用いることによって、処理室ゲートバルブ26および予備室ゲートバルブ30の開閉時に、真空シール体54およびフランジ48によって囲まれる空間(フランジ48を設けない場合は真空シール体54によって囲まれる空間)の圧力を、処理室24内および真空予備室28a、28b内の圧力とほぼ等しくして、両ゲートバルブ26、30に差圧が加わるのを防止することができるので、両ゲートバルブ26、30の開閉が容易になる。
この真空処理装置は、更に、図4に示す例のように、処理室ゲートバルブ26と予備室ゲートバルブ30とが上記のように互いに接近した状態において、両ゲートバルブ26、30および上記真空シール体54を通して、処理室24と真空予備室28a、28bとの間で、矢印Cで示すようにX方向に基板2を搬送する基板搬送機構72を備えている。
基板搬送機構72は、例えば、処理室24内に設けられたコロ機構73と、真空予備室28aおよび28b内にそれぞれ設けられたコロ機構74とを有している。各コロ機構73、74は、基板2を支持して移動させる複数のコロ75を有しており、その内の幾つかは、例えば各室24、28a、28b内の両端に位置するコロ75は、駆動源76によって駆動される。
上記真空予備室28a、28bと処理室24との間の基板2の交換(出し入れ)は、例えば次のようにして行われる。即ち、所望の真空予備室(例えば真空予備室28a)を処理室24の横に移動させて処理室ゲートバルブ26と予備室ゲートバルブ30とを互いに接近させた状態で、真空シール体54を膨張させて隙間Gを閉じた状態で真空シール体54等で囲まれる前記空間の真空排気を行う。そして、両ゲートバルブ26、30を開いて、処理室24と真空予備室28とを真空的に結合した状態で、即ち真空予備室28aから処理室24までの空間の真空状態を維持したままで、処理室24と真空予備室28aとの間で基板2の交換を行う。基板2の交換終了後、両ゲートバルブ26、30を閉じ、真空シール体54等で囲まれる前記空間のベントを行い、真空シール体54を収縮させて、処理室24と真空予備室28aとの結合を解除する。次に、真空予備室28aを移動させ、他の真空予備室28bを処理室24の横に移動させ、上記と同様にして、処理室24と真空予備室28bとの間で基板2の交換を行う。
この真空処理装置によれば、二つの真空予備室28a、28bの内の所望の真空予備室28aまたは28bを移動させて、当該真空予備室28aまたは28bと処理室24とを、真空シール体54によって真空シールした状態で結合して、当該真空予備室28aまたは28bと処理室24との間で基板2を搬送することができるので、従来は必要だった搬送室を設ける必要がなくなる。その結果、この真空処理装置の設置面積を小さくすることができる。
しかも、従来は基板搬送機構を内部に有する搬送室を経由して基板を搬送する必要があり、当該基板搬送機構からパーティクル(汚染物質)が発生してそれが基板表面に付着しやすかったけれども、この真空処理装置ではそのような搬送室を経由せずに基板2を搬送することができるので、基板2の表面に付着するパーティクルを減少させることができる。
この真空処理装置は、更に、各真空予備室28a、28bを真空排気する真空排気手段および各真空予備室28a、28bをベントするベント手段を備えている。これらの手段は、各真空予備室28a、28bをそれぞれ個別に真空排気およびベントする手段が好ましい。その具体例を図5および図6に示す。
図5に示す例は、固定部に真空ポンプ78を設け、それと真空予備室28aとの間をフレキシブルチューブ80で接続して、上記真空排気手段を構成している。また、固定部に設けられた空気源(図示省略)と真空予備室28aとの間をフレキシブルチューブ82およびベントバルブ84で接続して、上記ベント手段を構成している。上記フレキシブルチューブ80、82によって、真空予備室28aの矢印Eで示すY方向の移動に対応することができる。真空予備室28b側についても同様である。
図6に示す例は、支持台86等によって真空ポンプ78を真空予備室28aに取り付け、それと真空予備室28aとの間を配管88で接続して、上記真空排気手段を構成している。従ってこの例では、真空ポンプ78は真空予備室28aと共に移動する。ベント手段については図5の例の場合と同様である。真空予備室28b側についても同様である。
上記真空排気手段を設けることによって、各真空予備室28a、28bの移動中に当該真空排気手段によって各真空予備室28a、28bの真空排気を行うことができ、それによって時間を有効活用することができるので、当該真空排気に要する時間が真空処理装置のスループットに及ぼす影響を小さくして、当該真空処理装置のスループットを向上させることができる。上記ベント手段を設けることによって、各真空予備室28a、28bの移動中にそれらのベントを行うこともできる。
上記実施形態を発展させて、一つの固定された処理室24に対して、移動可能な三つ以上の真空予備室を設けても良い。その場合、予備室移動機構は、これらの真空予備室を個別にまたは連動させて移動させるものとすれば良い。
上記真空処理装置の運転方法としては、様々なものを採用することができる。その一例を図1を参照して説明すると、複数の真空予備室の内の一つ(例えば真空予備室28a)と処理室24とを、真空シール体54によって真空シールした状態で結合して、両室24、28a間で基板2の交換を行うのと並行して、残りの真空予備室の内の一つ(例えば真空予備室28b)において、当該真空予備室28bのベント、真空予備室28bと大気中間での基板2の交換および真空予備室28bの真空排気の各動作を行う。
この運転方法によれば、一つの真空予備室と処理室24との間での基板2の交換動作と、他の真空予備室と大気中との間での基板2の交換等の動作とを並行して行うので、無駄な待ち時間を減らすことができ、それによって真空処理装置のスループットが向上する。
この発明に係る真空処理装置は、固定された複数の処理室を備えていても良い。図2に示す実施形態は、上記処理室24にそれぞれ相当する二つの固定された処理室24a、24bを備えている。各処理室24a、24bには、上記処理室24の場合と同様に、処理室ゲートバルブ26および真空シール体54がそれぞれ取り付けられている。各処理室24a、24bと真空予備室28a、28bとの関係は、図1等を参照して説明した上記実施形態の場合と同様である。即ち、処理室24aまたは24bのそれぞれを、図1、図3、図4に示した処理室24と同様に考えれば良い。
上記実施形態を発展させて、三つ以上の固定された処理室を設けても良い。
複数の処理室を備える真空処理装置は、より多様な運転方法を採用することができる。その一例を図2を参照して説明すると、複数の真空予備室の内の一つ(例えば真空予備室28a)において、当該真空予備室28aのベント、真空予備室28aと大気中間での基板2の交換および真空予備室28aの真空排気の各動作を行うのと並行して、残りの真空予備室の内の少なくとも一つ(例えば真空予備室28b)を用いて、複数の処理室の内の一つ(例えば処理室24a)において処理済の基板2を当該処理室24aから搬出し、かつ当該基板2を他の処理室(例えば処理室24b)へ搬入する動作を行うことができる。そして、処理室24bにおいて当該基板2に更に処理を施すこともできる。
この運転方法によれば、一つの真空予備室と大気中との間での基板2の交換等の動作と、他の真空予備室を用いて複数の処理室間での基板2の搬送動作とを並行して行うので、無駄な待ち時間を減らすことができ、それによって真空処理装置のスループットが向上する。
なお、上記各真空予備室(例えば真空予備室28a、28b)は、その内部に、複数枚の基板2を収納可能なものとしても良い。そのようにすると、当該真空予備室内に複数枚の基板2を収納しておくことができるので、大気中との間で基板2を搬送するために真空予備室を大気開放する頻度を減らすことができ、かつ処理室との間で基板2の交換をより速やかに行うことができる。従って、当該真空処理装置のスループットをより向上させることができる。
上記膨張および収縮可能な真空シール手段として、上記真空シール体54の代わりに、例えば、エアシリンダ等の直線駆動源によって伸縮されるベローズの先端部に、Oリング等のパッキンを設けたもの等を採用しても良い。
以上においては、基板2を立てた状態で取り扱う実施形態を説明したけれども、この発明はそれに限られるものではなく、基板2を実質的に水平状態で取り扱う(例えば搬送する)ものでも良い。
この発明に係る真空処理装置の一実施形態を示す概略平面図である。 この発明に係る真空処理装置の他の実施形態を示す概略平面図である。 図1および図2中の真空シール体周りの構造の具体例を拡大して示す断面図である。 基板搬送機構の一例を示す概略断面図である。 真空予備室の真空排気手段およびベント手段の一例を示す概略側面図である。 真空予備室の真空排気手段およびベント手段の他の例を示す概略側面図である。 トレイに基板を保持した状態の一例を示す斜視図である。 従来の真空処理装置の一例を示す概略平面図である。
符号の説明
2 基板
4 トレイ
24、24a、24b 処理室
26 処理室ゲートバルブ
28a、28b 真空予備室
30 予備室ゲートバルブ
32 大気側ゲートバルブ
34 予備室移動機構
54 真空シール体
64 真空ポンプ
70 圧縮空気源
72 基板搬送機構
78 真空ポンプ
G 隙間

Claims (8)

  1. 基板に処理を施すための固定された一つの処理室と、
    前記処理室に取り付けられていて、前記基板を通すことができる処理室ゲートバルブと、
    移動可能な複数の真空予備室と、
    前記各真空予備室に取り付けられていて、前記基板を通すことができる予備室ゲートバルブと、
    前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとが互いに接近したり離れたりするように、前記各真空予備室を個別にまたは連動させて移動させる予備室移動機構と、
    前記処理室ゲートバルブの周縁部に設けられていて、膨張および収縮可能であり、膨張時に、互いに接近している前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとの間の隙間を真空シールする真空シール手段と、
    前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとが互いに接近した状態において、両ゲートバルブおよび前記真空シール手段を通して、前記処理室と前記真空予備室との間で前記基板を搬送する基板搬送機構と、
    前記各真空予備室を真空排気する真空排気手段と、
    前記各真空予備室をベントするベント手段とを備えていることを特徴とする真空処理装置。
  2. 基板に処理を施すための固定された複数の処理室と、
    前記各処理室に取り付けられていて、前記基板を通すことができる処理室ゲートバルブと、
    移動可能な複数の真空予備室と、
    前記各真空予備室に取り付けられていて、前記基板を通すことができる予備室ゲートバルブと、
    前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとが互いに接近したり離れたりするように、前記各真空予備室を個別にまたは連動させて移動させる予備室移動機構と、
    前記各処理室ゲートバルブの周縁部に設けられていて、膨張および収縮可能であり、膨張時に、互いに接近している前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとの間の隙間を真空シールする真空シール手段と、
    前記処理室ゲートバルブと前記予備室ゲートバルブとが互いに接近した状態において、両ゲートバルブおよび前記真空シール手段を通して、前記処理室と前記真空予備室との間で前記基板を搬送する基板搬送機構と、
    前記各真空予備室を真空排気する真空排気手段と、
    前記各真空予備室をベントするベント手段とを備えていることを特徴とする真空処理装置。
  3. 前記真空シール手段によって囲まれる空間を真空排気する第2の真空排気手段および当該空間をベントする第2のベント手段を更に備えている請求項1または2に記載の真空処理装置。
  4. 前記各真空予備室の、前記予備室ゲートバルブが設けられた面と反対側の面に、大気中との間を仕切る大気側ゲートバルブが設けられている請求項1、2または3に記載の真空処理装置。
  5. 前記各真空予備室は、その内部に、複数枚の前記基板を収納可能なものである請求項1、2、3または4に記載の真空処理装置。
  6. 前記基板は、それを保持するトレイに保持されて搬送される請求項1、2、3、4または5に記載の真空処理装置。
  7. 請求項1に記載の真空処理装置の運転方法であって、
    前記複数の真空予備室の内の一つと前記処理室とを、前記真空シール手段によって真空シールした状態で結合して、両室間で基板の交換を行う動作と並行して、残りの真空予備室の内の少なくとも一つにおいて、当該真空予備室のベント、当該真空予備室と大気中間での基板の交換および当該真空予備室の真空排気の各動作を行うことを特徴とする真空処理装置の運転方法。
  8. 請求項2に記載の真空処理装置の運転方法であって、
    前記複数の真空予備室の内の一つにおいて、当該真空予備室のベント、当該真空予備室と大気中間での基板の交換および当該真空予備室の真空排気の各動作を行うのと並行して、残りの真空予備室の内の少なくとも一つを用いて、前記複数の処理室の内の一つにおいて処理済の基板を当該処理室から搬出し、かつ当該基板を他の処理室へ搬入する動作を行うことを特徴とする真空処理装置の運転方法。
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