JP2019532493A - 真空チャンバ用のドアシール - Google Patents
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Abstract
インフレータブルスリットバルブ開口部シールを有する真空チャンバが、本書に記載されている。一例では、真空チャンバは、チャンバ本体と、第1のインフレータブルシールと、第1のスリットバルブドアとを含む。チャンバ本体は、頂部と、底部と、側壁とを有する。第1のスリットバルブ開口部は、側壁内に形成されている。第1のインフレータブルシールは、側壁に密封連結され、第1のスリットバルブ開口部に外接している。第1のインフレータブルシールは、側壁に連結された基部と、基部に対して横方向に移動することができる空洞の管状部とを有する。第1のスリットバルブドアは、第1のスリットバルブドアとチャンバ本体との間に真空シールをもたらすために第1のインフレータブルシールに接触している閉じた状態と、第1のスリットバルブドアが第1のスリットバルブ開口部から離れるように位置づけされている開いた状態との間で移動可能である。【選択図】図5
Description
[0001]本書に記載の実行形態は概して、真空チャンバ用のドアシールに関し、より具体的には、真空チャンバ用のドアシールを有する真空チャンバに関する。
関連技術の説明
[0002]プラズマディスプレイパネル、液晶ディスプレイ、ソーラーパネル、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイは頻繁に、ディスプレイ及びソーラーパネルのために使用されている。ディスプレイ及びソーラーパネルの製造中に、ファクトリインターフェースの大気環境から、基板が処理される処理システムの真空環境へ、大面積基板を移送する必要がある。大気環境から基板を受け入れ、真空状態までポンプダウンした後に、基板を処理システムの真空環境へ導入するために、ロードロックチャンバが用いられる。大気環境及び真空環境からのロードロックチャンバの選択的な分離は、スリットバルブを使用して達成される。
[0002]プラズマディスプレイパネル、液晶ディスプレイ、ソーラーパネル、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイは頻繁に、ディスプレイ及びソーラーパネルのために使用されている。ディスプレイ及びソーラーパネルの製造中に、ファクトリインターフェースの大気環境から、基板が処理される処理システムの真空環境へ、大面積基板を移送する必要がある。大気環境から基板を受け入れ、真空状態までポンプダウンした後に、基板を処理システムの真空環境へ導入するために、ロードロックチャンバが用いられる。大気環境及び真空環境からのロードロックチャンバの選択的な分離は、スリットバルブを使用して達成される。
[0003]スリットバルブは概して、スリットバルブドアのシール面に接触するシールと、ロードロックチャンバに固定された、又はロードロックチャンバの一部であるスリットバルブシール板とを含む。ロードロックチャンバが真空状態までポンプダウンされ、大気まで通気され、再び真空状態までポンプダウンされたときの圧力差に起因して、チャンバ本体とドアがわずかに曲がるため、スリットバルブドアとスリットバルブシール板が相対的に移動する。ドアとシール板が相対的に移動したときに、ドアとシール板との間に真空シールをもたらすために用いられるOリング又はシールガスケット等のシールがこれらの面の1つに当たって擦られ又は滑動しうるため、処理汚染となりうる不必要な粒子が不所望に生成される。更に、擦られることによりシールの寿命が短縮され、より頻繁にシールを交換する必要がある。
[0004]したがって、真空チャンバ用の改善されたスリットバルブドアシールが必要である。
[0005]本書に記載の実行形態は、インフレータブルスリットバルブシールを有する真空チャンバを含む。一例において、真空チャンバは、チャンバ本体と、第1のインフレータブルシールと、第1のスリットバルブドアとを含む。チャンバ本体は、頂部と、底部と、側壁とを有する。第1のスリットバルブ開口部は、側壁内に形成される。第1のインフレータブルシールは、側壁に密封連結され、第1のスリットバルブ開口部に外接している。第1のスリットバルブドアは、第1のスリットバルブドアとチャンバ本体との間に真空シールをもたらすために第1のインフレータブルシールに接触している閉じた状態と、第1のスリットバルブドアが第1のスリットバルブ開口部から離れるように位置づけされている開いた状態との間で移動可能である。第1のインフレータブルシールは、側壁に連結された基部と、スリットバルブドアが閉じた状態にあるときに基部に対して横方向に移動することができる空洞の管状部とを有する。
[0006]別の実施例では、真空チャンバは更に、側壁を通して形成された第2のスリットバルブ開口部と、閉じた位置と開いた位置との間で移動可能な第2のスリットバルブドアと、第2のインフレータブルシールとを含む。開いた位置において、第2のスリットバルブドアは、基板の通過を可能にするように第2のスリットバルブ開口部から離れている。第2のインフレータブルシールは、第2のスリットバルブドアが閉じた位置、例えば閉じた状態にあるときに、第2のスリットバルブ開口部を密封するように位置づけされる。
[0007]更に別の実施例では、チャンバ本体と、第1のスリットバルブドアと、第1のインフレータブルシールと、シールクランプとを含む真空チャンバが提供される。チャンバ本体は、頂部と、底部と、側壁とを有する。側壁は、側壁内に形成された少なくとも第1のスリットバルブ開口部を有する。第1のスリットバルブドアは、閉じた状態と開いた状態との間で移動可能である。第1のスリットバルブドアは、開いた状態にあるときに第1のスリットバルブ開口部から離れるように位置づけされる。第1のインフレータブルシールは、第1のスリットバルブドアとチャンバ本体との間に配置され、第1のスリットバルブ開口部に外接している。第1のインフレータブルシールは、ネック部によって空洞の管状部に連結された基部を有する。空洞の管状部により、第1のスリットバルブドアが閉じた位置にあるときに、第1のスリットバルブドアとチャンバ本体との間にシールがもたらされる。第1のインフレータブルシールの空洞の管状部は、約90ショアA未満のデュロメータ値を有する。シールクランプは、空洞の管状部の幅よりも少なくとも5%広い幅を有する凹部を有する。凹部は開孔を有し、開孔を通してネック部が、基部に対して横方向に移動できる空洞の管状部を延ばしており、凹部の幅は、第1のスリットバルブドアが閉じた状態にある間に第1のスリットバルブドアが基部に対して横方向に移動したときに、空洞の管状部を基部に対して回る形で変形させることが可能になるほど十分な幅である。
[0008]上述した本発明の特徴を詳細に理解できるように、一部が添付の図面に例示されている実行形態を参照しながら、上記に要約した本発明をより具体的に説明する。しかし、添付の図面は本発明の典型的な実行形態のみを示すものであり、したがって、実行形態の範囲を限定するものと見なすべきではなく、本発明は他の等しく有効な実行形態も許容しうることに留意されたい。
[0016]理解しやすくするために、可能な場合には、図に共通する同一の要素を指し示すのに同一の参照番号を使用した。1つの実行形態で開示された要素は、具体的な記述がなくても、他の実行形態で有益に使用できると想定されている。
[0017]本書に記載の実行形態は、真空チャンバと、真空チャンバのチャンバ本体を通して形成されたスリットバルブ開口部を密封するのに用いられるスリットバルブドアとの間に強固なシールをもたらすように用いられるインフレータブルシールを提供する。有益なことに、ドアが閉じた位置にあるときにチャンバ本体とドアが何らかの相対運動を行う条件においてシールがチャンバ本体又はドアを擦ることなくわずかに回ることが可能になるような方法でチャンバ本体又はドアに取り付けられたインフレータブルドアシールにより、粒子の発生の可能性が大幅に削減される一方で、シールの寿命が延びる。
[0018]インフレータブルドアシールは、例えばロードロックチャンバ等の、真空環境と周囲環境との間を密封するために用いられる真空チャンバ用に特に好適であるが、インフレータブルドアシールを、例えば移送チャンバ、処理チャンバ等の他の種類の真空チャンバにおいて用いることが可能である。
[0019]図1は、ファクトリインターフェース104を移送チャンバ130に連結させるロードロックチャンバ102を有する真空処理システム100の部分断面図である。図示していないが、少なくとも一または複数の処理チャンバが移送チャンバ130に連結される。ファクトリインターフェース104の内部108は概して、移送チャンバ130の内部132が概して真空下に維持されている間に、大気環境に維持される。
[0020]ロードロックチャンバ102は、チャンバ本体128の内部領域106内部の真空を維持するのに適したチャンバ本体128を含む。基板支持体126は、従来既知のように、チャンバ本体128の内部領域106内部に配置され、ファクトリインターフェース104内部に配置されたファクトリインターフェースロボットと、移送チャンバ130内部に配置された真空ロボットを用いて、基板(図示せず)の交換をしやすくするように構成される。
[0021]圧力制御システム122は、チャンバ本体128を通して形成された一または複数のポート124を通してロードロックチャンバ102に連結される。圧力制御システム122は、基板がロードロックチャンバ102と移送チャンバ130との間で交換されるときに、既定の真空条件までチャンバ本体128の内部領域106をポンプダウンするように構成される。圧力制御システム122は、基板がロードロックチャンバ102とファクトリインターフェース104との間で交換されるときに、大気条件までチャンバ本体128の内部領域106を通気するように構成される。圧力制御システム122は、従来既知のように、チャンバ本体128の内部領域106の圧力を変えやすくするために、様々なポンプ、流れコントローラ及びバルブを含む。
[0022]チャンバ本体128は、頂部162と、底部164と、側壁166、168とを含む。第1のスリットバルブ開口部110は、チャンバ本体128の側壁(例えば、側壁166)のうちの1つを通して形成される。スリットバルブ開口部110は、チャンバ本体128の内部領域106をファクトリインターフェース104の内部108と接続させる、ファクトリインターフェース104の本体138内に形成された通路172に合わせてアライメントされる。第2のスリットバルブ開口部174は、側壁(例えば、側壁168)のうちの別の1つを通して形成される。第2のスリットバルブ開口部174は、チャンバ本体128の内部領域106を移送チャンバ130の内部132と接続させる、移送チャンバ130の本体136内に形成された通路134に合わせてアライメントされる。スリットバルブ開口部110、174は概して、規定のサイズを有する基板の通路を収容するように構成される。一実施形態では、基板は、例えばソーラー、フラットパネル又はOLEDの製造において用いられる大面積基板である。他の実施形態では、基板は、真空処理チャンバで処理される半導体ウエハ又は他の基板でありうる。
[0023]スリットバルブドア112は、各スリットバルブ開口部110、174に隣接して配置される。各スリットバルブドア112は、ヒンジ140によってチャンバ本体128、136、138のうちの1つに接続される。スリットバルブドア112は、チャンバ本体128の外側に配置されたモータ又は空圧シリンダー等のアクチュエータ(図示せず)によって(閉じた状態と開いた状態との間で)移動可能である。閉じた状態において、スリットバルブドア112は、更に以下に説明するように、チャンバ本体128、136、138のうちの1つに取り付けられたインフレータブルシール114に接触することによってスリットバルブ開口部110、174を密封する。開いた状態において、スリットバルブドア112は、ロボットによってスリットバルブ開口部110、174を通して基板をチャンバ間で移送することが可能になるように、例えば回転することによってスリットバルブ開口部110、174から離れるように移動する。
[0024]図1に示す実施形態では、一方のスリットバルブドア112がチャンバ本体138に接続され、他方のスリットバルブドア112がチャンバ本体128に接続される。この配置では、1つのチャンバが真空条件にあり、隣接するチャンバが大気条件にあるときに、スリットバルブドア112はスリットバルブ開口部110、174の大気側にある。他の実施形態では、スリットバルブドア112が反対方向に開くように、スリットバルブドア112を反対側のチャンバに取り付けることができる。
[0025]流体制御システム118は、インフレータブルシール114に連結される。一例において、流体制御システム118は、チャンバ本体128を通って迂回する導管116を通ってインフレータブルシール114に連結される。流体制御システム118は、インフレータブルシール114を制御しながら加圧及び通気することを可能にするポンプ及びバルブを含む。流体制御システム118の動作の制御は、例えばプログラム可能な論理制御装置(PLC)等のコントローラ120によって提供される。
[0026]流体制御システム118は、ドア112が移動し、閉じた状態に維持されたときに、インフレータブルシール114を膨張条件に維持するように動作可能である。インフレータブルシール114は、ドア112が開いた状態及び閉じた状態のいずれかにあるときに、流体制御システム118によって膨張条件に維持されうる。一実施形態では、流体制御システム118は、シール114にドア112が最初に接触したときの低い圧力から、シール114に対するドア114の接触力がシール114との接触後に増加したときの、より高い圧力まで、インフレータブルシール114内部の圧力を調節するように動作可能である。一実施形態では、流体制御システム118は、ドア112全体の圧力差の変化に応じてインフレータブルシール114内部の圧力を調節するように動作可能である。更に別の実施形態では、流体制御システム118は、ドア112を閉じた位置へと促す閉じる力の変化に応じてインフレータブルシール114内部の圧力を調節するように動作可能である。
[0027]インフレータブルシール114は概して、第1のスリットバルブ開口部110に外接する。インフレータブルシール114は概して、所定のサイズを有する基板を通過できるようにするのに適した細長い長方形の形状を有する。一例では、シール114の長さは少なくとも2950mmであり、幅は少なくとも140mmである。インフレータブルシール114は、例えばVITON(登録商標)等のフッ素重合体エラストマー、KALREZ(登録商標)等のパーフルオロエラストマー、又は他の適切なエラストマーから製造されうる。インフレータブルシール114は、例えば約60ショアA等の約90ショアA未満のデュロメータ値を有しうる。
[0028]図2は、ロードロックチャンバ102のチャンバ本体128に連結された膨張していない状態のインフレータブルシール114を示すロードロックチャンバ102の部分断面図である。インフレータブルシール114は、シールクランプ210によってチャンバ本体128の側壁166に取り付けられる。チャンバ本体128の側壁166は、スリットバルブ開口部110に外接する凹部200を含む。凹部200は、シールクランプ210を受け入れるようにサイズ設定される。一例において、凹部200は、ほぼ長方形の形状を有し、その上ほぼ長方形の輪郭を有する。流体制御システム118(図1に示す)をインフレータブルシール114に連結させる導管116は、凹部200とシールクランプ210を通して迂回しうる。
[0029]シールクランプ210は、真空環境において使用するのに適した剛性材料から製造されうる。一実施形態では、シールクランプ210はアルミニウム又はステンレス鋼から製造される。
[0030]シールクランプ210は、取付基部240を含む。取付基部240は、複数の孔212を含む。孔212は、チャンバ本体128内に形成されたねじ山付きの孔202と係合することによって、取付基部240をチャンバ本体128に連結させる締め具216の通路を提供する。孔212は、締め具216のヘッドを受け入れるための面取りフライス214を含みうる。一実施形態では、シールクランプ210は、一方がインフレータブルシール114の内径に沿っており、もう一方がインフレータブルシール114の外径に沿っている2つの片から形成される。
[0031]シールクランプ210はまた、底凹部220と頂凹部242も含む。底凹部220と頂凹部242とは、凹部242、220を分離するフランジ222を通して形成された開孔245によって接続される。
[0032]インフレータブルシール114は、ネック部238によって空洞の管状部258に連結される基部250を含む。基部250は、シールクランプ210の底凹部220よりもわずかに大きく、凹部200よりも小さくなるようにサイズ設定されているため、シールクランプ210がチャンバ本体128に固定されたときに基部250が圧縮され、これにより、チャンバ本体128との真空シールが形成される。
[0033]ネック部238は、凹部242、220を分離するフランジ222を通して形成された開孔245を通って延びる。通路252(点線で示す)はネック部238と基部250とを通って迂回し、導管116に連結される。導管116は、チャンバ本体128を通して形成された孔204を通って迂回する。導管116は、孔204内に配置されたシール256を含みうる、あるいはそれと係合しうる。通路252は、管状部258の空洞内部260に流体接続され、これにより、空気、窒素、水又は他の好適な流体等の流体が流体制御システム118によって選択的に供給され除去されて管状部258の膨張/収縮が制御される。一実施形態では、流体制御システム118は、約60PSI以上の空気を管状部258の空洞内部260へ供給しうる。
[0034]膨張可能なシール114の管状部258は、シールクランプ210の頂凹部242内に部分的に配置される。管状部258は、外側のシール面262を含む。外側のシール面262は概して、それ自体の膨張していない状態では平坦であり、これは、使用中に良好な接触シール面を維持する助けとなる。管状部258はまた、管状部258を含むポリマーを補強する布心(点線で示す)も含みうる。管状部258と基部250は概して、開孔245よりも大きく、これにより、インフレータブルシール114がシールクランプ210内に保たれる。
[0035]インフレータブルシール114の管状部258の幅は概して、収縮したときに、頂凹部242の幅よりも小さい。インフレータブルシール114の管状部258の高さは、収縮したときに、頂凹部242の深さよりも大きくてよい。
[0036]インフレータブルシール114の管状部258への損傷を防止するために、頂凹部242の底部244と側壁246との間の交点206には、半径が含まれうる。一例において、交点206は、側壁246の全高を包含する全径を有しうる。
[0037]図3は、膨張した状態にあるインフレータブルシール114を示す、ロードロックチャンバ102のチャンバ本体128の部分断面図である。膨張した状態において、流体制御システム118が管状部258の空洞内部260へ流体を供給することで、管状部258が、チャンバ本体128の側壁166の外面を越えて、少なくとも6mmの高さ310まで拡張する。一実施形態では、流体制御システム118は、60PSI以上の空気を供給しうる。膨張した状態において、管状部258の側面302は、頂凹部242の側壁246から離れるように移動する。
[0038]図4は、スリットバルブドア112が閉じた位置にあり、インフレータブルシール114に接触しているときに膨張した状態にあるインフレータブルシール114の部分断面図である。インフレータブルシール114に対するスリットバルブドア112の力により、インフレータブルシール114の管状部258が圧縮され、わずかに広がる。しかしながら、頂凹部242は管状部258よりもかなり幅が広いため、管状部258の側面302は、少なくとも1mm、例えば1.5mm以上の距離400ほど、頂凹部242の側壁246から離れたままである。例えば、シールクランプ210の頂凹部242は、インフレータブルシール114が膨張した状態にあるときに、空洞の管状部258の幅よりも少なくとも1.4%大きい幅を有する頂凹部242を有する。空洞の管状部258の幅は、基部250に平行であると定義される。
[0039]距離400により、インフレータブルシール114が膨張した状態にあるときに、管状部258が空洞の管状部258の幅の少なくとも1.4%だけ横方向に回ることが可能になる。例えば、図5に示す矢印510によって示すように、スリットバルブドア112が閉じた状態にある間にスリットバルブドア112がチャンバ本体128に対して横方向に移動したときに、空洞の管状部258が基部250に対して1mm以上横方向に移動しうる。別の実施例では、図5に示す矢印510によって示すように、スリットバルブドア112が閉じた状態にある間にスリットバルブドア112がチャンバ本体128に対して横方向に移動したときに、空洞の管状部258が基部250に対して2mmだけ横方向に移動しうる。
[0040]図5に示すように、平坦な外側のシール面262はスリットバルブドア112と良好に密封接触し、これにより、十分な摩擦が起きて、管状部258が矢印520に示すように戦車軌道又はキャタピラー軌道のような形態で回り、管状部258の外側のシール面262がスリットバルブドア112と非滑動接触したままである間、また管状部258の一部の底部がシールクランプ210と非滑動接触したままである間に、管状部258が基部250に対して横方向に移動することが可能になる。したがって、インフレータブルシール114は、スリットバルブドア112が閉じた状態にある間、スリットバルブドア112とチャンバ本体128との間の相対運動に適応する。
[0041]距離400は概して、インフレータブルシール114の側面の距離500が、スリットバルブドア112が規定の距離だけ移動したときにインフレータブルシール114の側面302が頂凹部242の側面246から離れたままになるほど十分大きいものとなるように選択される。距離500が距離400よりも小さくなるにつれ、インフレータブルシール114の反対側の距離502は逆に、距離400よりも大きくなるように増加する。
[0042]凹部242内のインフレータブルシール114の移動を示す図7を手短に参照する。図7は、スリットバルブ開口部110を示すロードロックチャンバ102の部分平面図である。ロードロックチャンバ102は、スリットバルブドア112が開いた位置にある、例えば開いた状態にあるときは、高圧下にありうる。スリットバルブドア112が閉じた位置へ移動すると、ロードロックチャンバ102内部の圧力がおおよそ真空圧までポンプダウンされる。スリットバルブ開口部110は、スリットバルブ開口部110を通って移送される基板に適応するように構成される高さ720と幅750とを有する。
[0043]ロードロックチャンバ102が真空圧までポンプダウンされると、チャンバ本体136の頂部162、底部164、及び側壁166、168に作用する差圧力に起因して、スリットバルブ開口部110が変形しうる。スリットバルブ開口部110の高さ720が幅750よりもかなり小さいことに起因して、スリットバルブ開口部110は、真空下にあるときに、スリットバルブ開口部110の中心部に沿って、大気圧における元の高さ722から圧縮された高さ724を有する。幾つかの実施形態では、チャンバ本体136の頂部162、底部164、及び側壁166、168に対する圧縮圧の負荷下で、側壁166、168が圧縮された高さ724にゆがんだときの高さ720の変化は2mm程度でありうる。例えば、高さ720の元の高さ722は約50mmと約200mmとの間であってよく、例えばチャンバ102が大気圧にあるときは約120mmである。チャンバ102が真空圧までポンプダウンされると、スリットバルブ開口部110の高さ720は、開口部110の端部に近接する元の高さ722と同じであってよいが、すなわち圧縮された高さ724によって示すように、幅750に沿ってゆがむ。圧縮された高さ724は、元の高さ722よりも約1.5mm小さい場合がある。
[0044]高さ720に対して大幅に大きい開口部110の幅750に起因して、開口部110の中心のゆがみの方が概して、もっと大きくなる。したがって、インフレータブルシール114は、シール114の管状部258の角に近接する部分よりも、管状部258の直線の長さの中心部での方がもっとゆがみうる、すなわち回りうる、あるいは横方向に移動しうる。
[0045]頂凹部242により、スリットバルブドアがシール114と接触している間にスリットバルブ開口部110が圧力下で高さ720から低い高さ720までわずかに変形すると、インフレータブルシール114が側壁166の移動とともに回ることが有益に可能になる。したがって、チャンバが大気圧及び真空圧との間を循環するときに、シール114は、シール114が擦れるのを実質的に防止するスリットバルブドア112に対する側壁166、168の移動に適応する。側壁166、168の移動に適応することによって、シール114からの粒子の発生が最小限に抑えられうる、あるいは除去されうる。更に、シール114が擦れることなく回り、ドア112と側壁166、168との間の相対運動に適応することができることにより、シールの摩耗が削減され、予防保守の間隔とシステムのアップタイムが伸びる。
[0046]図示したチャンバ本体136に取り付けられたインフレータブルシール114が同様に取り付けられ、操作される。
[0047]図6は、インフレータブルシール114を有するスリットバルブドア600の断面図である。スリットバルブドア600は概して、インフレータブルシール114とシールクランプ210とを受け入れる凹部612を含む。上述したように、ドア600に取り付けられたインフレータブルシール114は、導管116によって流体制御システムに連結される。
[0048]スリットバルブドア600は、ドア600が上述したように閉じた状態と開いた状態との間で移動することを可能にするヒンジの一部を形成するシャフトを収容するピボット孔604を含む、本体602を含む。本体602は、裏面608及びシール面606を有する。シール面606は、ドア600が閉じた状態にあるときに、インフレータブルシール114が壁630と接触し、壁630内に形成されたスリットバルブ開口部632に外接するように、隣接する真空チャンバの壁630の方へ向いている。
[0049]図2〜5を参照して上述したのと同じ方法で、シール面606内に凹部612が形成され、インフレータブルシール114及びシールクランプ210を受け入れる。
[0050]真空チャンバ本体とスリットバルブドアとの間に強固なシールをもたらすインフレータブルシールが有益に記載されている。インフレータブルドアシールが、擦れることなく、真空チャンバ本体と閉じたスリットバルブドアとの間の横方向の移動に適応することにより、粒子の発生の可能性が大幅に削減され、シールの寿命が伸びるため、有益である。
[0051]上記は本発明の実行形態を対象とするが、本発明の基本的な範囲から逸脱することなく、本発明の他のさらなる実行形態を考案することもでき、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。
Claims (20)
- 頂部と、底部と、側壁とを有するチャンバ本体であって、前記側壁は、前記側壁内に形成された少なくとも第1のスリットバルブ開口部を有する、チャンバ本体と、
前記側壁に密封連結され、前記第1のスリットバルブ開口部を制限する、第1のインフレータブルシールと、
第1のスリットバルブドアであって、前記第1のスリットバルブドアとチャンバ本体との間に真空シールをもたらすために前記第1のインフレータブルシールに接触している閉じた状態と、前記第1のスリットバルブドアが前記第1のスリットバルブ開口部から離れるように位置づけされている開いた状態との間で移動可能な第1のスリットバルブドアと
を備え、
前記第1のインフレータブルシールは、前記側壁に連結された基部と、前記第1のスリットバルブドアが前記閉じた状態にあるときに前記基部に対して横方向に移動することができる空洞の管状部とを有する、真空チャンバ。 - 前記第1のインフレータブルシールの前記基部を前記チャンバ本体に密封締付けするシールクランプを更に備える、請求項1に記載の真空チャンバ。
- 前記チャンバ本体の前記側壁が更に、前記シールクランプを受け入れる溝を含む、請求項2に記載の真空チャンバ。
- 前記シールクランプが、
開孔を有する凹部であって、前記第1のインフレータブルシールのネック部が前記開孔を通って延び、該ネック部が前記基部を前記空洞の管状部に連結する、凹部
を含む、請求項2に記載の真空チャンバ。 - 前記第1のインフレータブルシールが膨張した状態にあるときに、前記空洞の管状部が、前記基部に対して前記空洞の管状部の直径の少なくとも1.4%の距離にわたって、横方向に回るように構成されている、請求項1に記載の真空チャンバ。
- 前記距離は少なくとも1mmである、請求項5に記載の真空チャンバ。
- 前記第1のインフレータブルシールは、
前記第1のインフレータブルシールを膨張させるための導管であって、前記側壁内に形成された前記凹部を通って前記基部から延びている導管
を含む、請求項4に記載の真空チャンバ。 - 前記側壁を通して形成された第2のスリットバルブ開口部と、
閉じた位置と開いた位置との間で移動可能な第2のスリットバルブドアであって、前記開いた位置にあるときは前記第2のスリットバルブ開口部から離れている、第2のスリットバルブドアと、
前記第2のスリットバルブドアが閉じた位置にあるときに、前記第2のスリットバルブ開口部を密封するように位置づけされた第2のインフレータブルシールと
を更に備える、請求項1に記載の真空チャンバ。 - 前記チャンバ本体に連結された圧力制御システムであって、前記チャンバ本体を真空条件までポンプダウンして、前記チャンバ本体を大気条件まで通気するように適合された圧力制御システム
を更に備える、請求項8に記載の真空チャンバ。 - 前記第1のインフレータブルシールは前記チャンバ本体の内部とは別の方に向いており、前記第2のインフレータブルシールは前記チャンバ本体の内部の方に向いている、請求項8に記載の真空チャンバ。
- 前記第1のインフレータブルシールの前記空洞の管状部は、約90ショアA未満のデュロメータ値を有する、請求項1に記載の真空チャンバ。
- 頂部と、底部と、側壁とを有するチャンバ本体であって、前記側壁は、前記側壁内に形成された少なくとも第1のスリットバルブ開口部を有する、チャンバ本体と、
閉じた状態と開いた状態との間で移動可能な第1のスリットバルブドアであって、前記開いた状態にあるときは前記第1のスリットバルブ開口部から離れるように位置づけされている、第1のスリットバルブドアと、
前記第1のスリットバルブドアと前記チャンバ本体との間に配置され、ネック部によって空洞の管状部に連結された基部を有する第1のインフレータブルシールであって、前記第1のスリットバルブドアが前記閉じた状態にあるときに、前記空洞の管状部により前記第1のスリットバルブドアと前記チャンバ本体との間にシールがもたらされ、前記第1のインフレータブルシールの前記空洞の管状部は約90ショアA未満のデュロメータ値を有する、第1のインフレータブルシールと、
前記空洞の管状部の幅よりも少なくとも1.4%広い幅を有する凹部を有するシールクランプであって、前記凹部は開孔を有し、前記開孔を通して前記ネック部が、前記基部に対して横方向に移動できる前記空洞の管状部を延ばしており、前記凹部の幅は、前記第1のスリットバルブドアが前記閉じた状態にある間に前記第1のスリットバルブドアが前記基部に対して横方向に移動したときに、前記空洞の管状部を前記基部に対して回る形で変形させることが可能になるほど十分な幅である、シールクランプと
を備える、真空チャンバ。 - 前記第1のスリットバルブドアは更に、
前記シールクランプを内部に受け入れる凹部であって、開孔を有し、前記開孔を通して前記第1のインフレータブルシール及び前記チャンバ本体に連結された導管が配置されている、凹部
を含む、請求項12に記載の真空チャンバ。 - 前記側壁を通して形成された第2のスリットバルブ開口部と、
閉じた状態と開いた状態との間で移動可能な第2のスリットバルブドアであって、前記開いた状態にあるときに前記第2のスリットバルブ開口部から離れている、第2のスリットバルブドアと、
前記第2のスリットバルブドアが閉じた位置にあるときに、前記第2のスリットバルブ開口部を密封するように位置づけされた第2のインフレータブルシールと
を更に備える、請求項12に記載の真空チャンバ。 - 前記第1のインフレータブルシールは前記チャンバ本体の内部とは別の方に向いており、前記第2のインフレータブルシールは前記チャンバ本体の前記内部の方に向いている、請求項14に記載の真空チャンバ。
- 前記チャンバ本体に連結された圧力制御システムであって、前記チャンバ本体を真空条件までポンプダウンして、前記チャンバ本体を大気条件まで通気するように適合された圧力制御システム
を更に備える、請求項15に記載の真空チャンバ。 - 前記チャンバ本体に連結されたファクトリインターフェースであって、前記第1のスリットバルブ開口部が前記ファクトリインターフェースと前記チャンバ本体との間で基板を移送することを可能にするように構成されている、ファクトリインターフェースと、
前記チャンバ本体に連結された移送チャンバであって、前記第1のスリットバルブ開口部が前記移送チャンバと前記チャンバ本体との間で基板を移送することを可能にするように構成されている、移送チャンバと
を更に備える、請求項14に記載の真空チャンバ。 - 前記第1のインフレータブルシールが膨張した状態にあるときに、前記空洞の管状部が前記空洞の管状部の直径の少なくとも1.4%の距離にわたって前記基部に対して横方向に回るように構成されている、請求項12に記載の真空チャンバ。
- 前記距離は少なくとも1mmである、請求項18に記載の真空チャンバ。
- 前記第1のインフレータブルシールは前記チャンバ本体に連結されている、請求項12に記載の真空チャンバ。
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