JP6120621B2 - 真空処理装置及びその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は真空処理装置及びその運転方法に係り、特に複数の真空搬送室を連結して構成される真空処理装置及びその真空処理装置に好適な運転方法に関する。
従来の真空処理装置としては、本出願人は、特許文献1に記載のように真空搬送室内をウエハが搬送される第1及び第2の真空搬送室と、これらの真空搬送室各々に連結された第1及び第2の真空処理容器と、第1及び第2の真空搬送室の間で連結して内部にウエハを収納可能な真空搬送中間室と、第1の真空搬送室に連結され内部が連通されたロック室と、第1及び第2の真空搬送室と第1,第2の真空処理容器、真空搬送中間室容器及びロック室の各々との間に配置されて気密に開閉する複数のバルブとを備え、第1の真空処理容器の処理容器と第1の真空搬送室の真空搬送室との間または第2の真空処理容器の処理容器と第2の真空搬送室の真空搬送室との間のバルブを開放する前に第1及び第2の真空搬送室の間に配置されたバルブのいずれかを閉塞することにより、信頼性が高い真空処理装置を得るものを開示している。
特開2012−138542号公報
上記の従来技術においては、各処理容器或いは搬送室内においてウエハが処理あるいは真空搬送ロボットにより搬送されている場合、処理容器或いはウエハが搬送されている搬送室を他の処理容器或いは搬送室との間に配置されたバルブにより完全に分離、独立させ、且つ圧力制御を行うことが可能となるよう構成されている。従来の技術では、このような構成とすることで処理容器からの雰囲気の流出による装置或いはウエハの二次汚染を防止することが可能となる。
しかしながら、上記の従来技術では、次のような点について考慮が足らず問題が有った。すなわち、複数の真空搬送室を中間の容器を介して連結し、ウエハが搬送される間、中間の容器に配置されたバルブにより各々の搬送室が分離され、複数の処理容器が同時に連通しないよう制御される場合において、真空搬送室と中間の容器との間に配置されたバルブの開閉時間によるウエハの搬送待機時間が及ぼす装置全体の生産性低下について十分に考慮されておらず、真空処理装置の設置面積あたりの生産量を損なっていた。
そこで、本発明の目的は、設置面積あたりの生産性が高い半導体製造装置の運転方法を提供することにある。
本発明の真空処理装置は、大気搬送部に連結されて配置されたロック室と、該ロック室に連結されて配置され減圧された内部の搬送室内で試料を搬送する第1の真空搬送容器と、該第1の真空搬送容器に不活性ガスを供給する第1の不活性ガス供給装置と、前記第1の真空搬送容器に連結された第1の真空排気装置と、前記第1の真空搬送容器に連結されて配置され減圧された内部の処理室内で試料を処理する第1の処理容器と、前記第1の真空搬送容器に連結されて配置された真空搬送中間室と、該真空搬送中間室に連結されて配置された減圧された内部の搬送室内で試料を搬送する第2の真空搬送容器と、該第2の真空搬送容器に不活性ガスを供給する第2の不活性ガス供給装置と、前記第2の真空搬送容器に連結された第2の真空排気装置と、前記第2の真空搬送容器に連結されて配置され減圧された内部の処理室内で試料を処理する第2の処理容器とを備えた真空処理装置であって、前記真空搬送中間室につながるゲートバルブが開かれて前記第1及び第2の真空搬送容器と前記真空搬送中間室とが連通された状態かつ前記第2の不活性ガス供給装置からのガス供給及び前記第1の真空排気装置による真空排気が止められた状態で、前記第1の不活性ガス供給装置から前記第1の真空搬送容器に不活性ガスが供給され、前記第2の真空排気装置により前記第2の真空搬送容器内が減圧排気されるように構成されたことを特徴とする。
また、本発明の真空処理装置の運転方法は、大気搬送部に連結されて配置されたロック室と、該ロック室に連結されて配置され減圧された内部の搬送室内で試料を搬送する第1の真空搬送容器と、該第1の真空搬送容器に不活性ガスを供給する第1の不活性ガス供給装置と、前記第1の真空搬送容器に連結された第1の真空排気装置と、前記第1の真空搬送容器に連結されて配置され減圧された内部の処理室内で試料を処理する第1の処理容器と、前記第1の真空搬送容器に連結されて配置された真空搬送中間室と、該真空搬送中間室に連結されて配置された減圧された内部の搬送室内で試料を搬送する第2の真空搬送容器と、該第2の真空搬送容器に不活性ガスを供給する第2の不活性ガス供給装置と、前記第2の真空搬送容器に連結された第2の真空排気装置と、前記第2の真空搬送容器に連結されて配置され減圧された内部の処理室内で試料を処理する第2の処理容器とを備えた真空処理装置の運転方法において、前記第1及び第2の処理容器を用いて試料の処理を行なう際に、前記真空搬送中間室につながるゲートバルブが開かれて前記第1及び第2の真空搬送容器と前記真空搬送中間室とが連通された状態かつ前記第2の不活性ガス供給装置からのガス供給及び前記第1の真空排気装置による真空排気が止められた状態で、前記第1の不活性ガス供給装置から前記第1の真空搬送容器に不活性ガスを供給し、前記第2の真空排気装置により前記第2の真空搬送容器内を減圧排気することを特徴とする。
本発明に係る真空処理装置及びその運転方法によれば、真空搬送中間室のゲートバルブを開放状態で維持することで、各真空搬送室が具備する真空搬送ロボットがゲートバルブの開閉動作を待たずに迅速に真空搬送中間室へのウエハの搬入出が可能となり、単位時間当たりのウエハの処理数の向上を実現することができる。
本発明の一実施例である真空処理装置を示す平面図である。 図1の真空処理装置のA−A縦断面図である。 図1の真空処理装置の別実施例のA−A縦断面図である。
以下、本発明による真空処理装置及びその運転方法の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る真空処理装置100の全体の構成の概略を説明する上面図である。
図1に示す本発明の実施形態による複数の真空処理容器103a〜eを備えた真空処理装置100は、大きく分けて、大気側ブロック101と真空側ブロック102とにより構成される。大気側ブロック101は、大気圧下で被処理物である半導体ウエハ等の基板状の試料を搬送、収納位置決め等を行う部分であり、真空側ブロック102は、大気圧から減圧された圧力下でウエハ等の基板状の試料を搬送し、予め定められた真空処理容器内(103a〜eの少なくとも一つ)において処理を行うブロックである。そして、真空側ブロック102での前述した搬送や処理を行う真空側ブロック102と大気側ブロック101との間にはこれらを連結して配置され、試料を内部に収容した状態でその内部の圧力を真空圧にまで減圧したり、大気圧にまで昇圧させる区画部分(ロック室105)が配置されている。
大気側ブロック101は、内部に大気側搬送ロボット109を備えた略直方体形状の筐体106を有し、この筐体106の前面側(図1の下側)に取付けられていて、処理用またはクリーニング用の被処理対象の半導体ウエハ等の基板状の試料(以下、ウエハ)が収納されている複数のカセット117が各々のカセット台107の上に載せられて備えられている。
真空側ブロック102は、第1の真空搬送室104及び第2の真空搬送室110と、大気側ブロック101との間に配置され、大気側と真空側との間でやりとりをするウエハを内部に有した状態で圧力を大気圧と真空圧との間でやりとりをするロック室105を一つまたは複数備えている。このロック室105は、内部の空間を真空圧または大気圧の圧力に調節可能な真空容器であって、連結される区画に向けてウエハが内部を通過して搬送される通路とこれを開放、閉塞して気密に封止可能なゲートバルブ120i,120hが配置されており、大気側と真空側との間を気密に分割している。また、ロック室105内部の空間には、複数のウエハを上下にすき間を開けて収納し保持可能な収納部(詳細は図示せず)を備えており、これらウエハを収納した状態でゲートバルブ120iで閉塞され、大気に対して気密にされる。
第1の真空搬送室104、第2の真空搬送室110は各々の平面形状が略矩形状を有した真空容器を含むユニットであり、これらは、実質的に同一と見なせる程度の構成上の差異を有する2つのユニットである。これら第1の真空搬送室104、第2の真空搬送室110は、パージライン124が備えられており、図示しない制御部の指令を受けて不活性ガス等のパージガスを流量制御しながら第1の真空搬送室104内に導入することにより、他の真空処理容器103a〜e、真空搬送中間室111へと相対的に低い圧力または同じ圧力、あるいはそれらよりも相対的に高い圧力へと調節可能である。
真空搬送中間室111は、内部が他の真空処理容器よりも相対的に高い圧力まで減圧可能な真空容器であって、第1及び第2の真空搬送室104,110を互いに連結して、内部の室が連通されている。各真空搬送室104,110との間には、内部の室を連通して内側でウエハが搬送される通路を開放、遮断して分割するゲートバルブ120f、120gが配置されており、これらのゲートバルブ120f、120gが閉塞することによって、真空搬送中間室111と第1の真空搬送室104との間、及び真空搬送中間室111と第2の真空搬送室110との間は気密に封止される。真空搬送中間室111はパージ機構及び排気機構は設けられておらず、一方の真空搬送室から他方の真空搬送室へとウエハを搬送する際の、ウエハの経路としてのみ機能する室である。
第1の真空搬送室104には2個の真空処理容器103a、103bが連結可能に構成されている。一方、第2の真空搬送室110には3個の真空処理容器103c、103d、103eが連結可能に構成されている。
また、真空搬送中間室111内部には、複数のウエハをこれらの面と面の間ですき間を開けて載せて水平に保持する図示しない収納部が配置されており、第1の真空搬送室104、第2の真空搬送室110の間でウエハが受け渡される際に、一旦収納される中継室の機能を備えている。すなわち、一方の真空搬送室内の真空搬送ロボット108a又はbの何れかによって搬入され、その収納部に載せられたウエハが他方の真空搬送室内の真空搬送ロボット108b又はaの何れかにより搬出されて、その真空搬送室(104又は110)に連結された真空処理容器103a〜103eまたはロック室105に搬送される。
第1の真空搬送室104と第2の真空搬送室110との対面した面に相当する互いの側壁の間には真空搬送中間室111が配置されて両者を連結している。さらに他の面には、内部が減圧されその内部にウエハが搬送されて、ウエハを処理する真空処理容器103a〜103eが接続される。本実施例では、真空処理容器103a〜103eとの指示は、真空容器の他に、各々図示しない電界、磁界の発生手段、容器内部の減圧される空間を排気する真空ポンプを含む排気手段を含むユニット全体を示しており、その処理容器内部においては、エッチング処理、アッシング処理或いは他の半導体ウエハに施す処理が施される。また、各真空処理容器103a〜103eには、実施される処理に応じて供給される処理ガスが流れる図示しない管路が連結されている。各真空処理容器103a〜103eは、図示しない制御部による圧力の制御を受け、第1の真空搬送室104、第2の真空搬送室110及び真空搬送中間室111の何れの内部圧力よりも相対的に低い圧力まで減圧することが可能である。
第1の真空搬送室104および第2の真空搬送室110は、その内部が搬送室とされており、第1の真空搬送室104には、真空下でロック室105と真空処理容器103a、103bまたは真空搬送中間室111の何れかとの間でウエハを搬送する真空搬送ロボット108aがその内部の空間の中央部分に配置されている。第2の真空搬送室110も同様に真空搬送ロボット108bが内部の中央部分に配置されており、真空処理容器103c〜e、真空搬送中間室111の何れかとの間でウエハの搬送を行う。これら真空搬送ロボット108a,108bの各々の構成は同一である。真空搬送ロボット108a,108bは、そのアーム上にウエハが載せられて、第1の真空搬送室104では真空処理容器103a、103bに配置されたウエハ台上とロック室105または真空搬送中間室111の何れかとの間でウエハの搬入、搬出を行う。これら真空処理容器103a〜e、ロック室105、真空搬送中間室111、第1の真空搬送室104および第2の真空搬送室110の搬送室との間には、それぞれ気密に閉塞、開放可能なゲートバルブ120a〜120hにより連通する通路が設けられている。
図2は、図1における真空処理装置100のA−A縦断面図である。図2に示すように、第1の真空搬送室104にはパージライン124を備え、第2の真空搬送室110はドライポンプ121、バルブ122、排気配管123を備えている。尚、真空搬送中間室111内にはウエハ125が図示しないウエハ支持台上に上下にオフセットされた位置関係によって保持されている。
図3は、図1と同様の真空処理装置100の別実施例のA−A縦断面図である。図3に示すように、第1の真空搬送室104にはドライポンプ121a、バルブ122a、排気配管123a、パージライン124aを備えている。同様に、第2の真空搬送室はドライポンプ121b、バルブ122b、排気配管123b、パージライン124bを備えている。尚、真空搬送中間室111内にはウエハ125が図示しないウエハ支持台上に上下にオフセットされた位置関係によって保持されている。
第1の真空搬送室104に備えられたパージライン124aは、ウエハ処理中及び大気開放時共に機能するよう制御される。また、ドライポンプ121a、バルブ122a、排気配管123aからなる第1の真空搬送室104の排気ラインは、第2の真空搬送室110が大気開放され、真空搬送中間室111の両端に配置されたゲートバルブ120f、120gの何れかが閉となっている場合を除いて、使用されることはない。
第2の真空搬送室110が備えるパージライン124bは、第1の真空搬送室104が大気開放され、真空搬送中間室111の両端に配置されたゲートバルブ120f、120gの何れかが閉塞される場合を除いて、使用されないよう制御部によって制御される。また、ドライポンプ121b、バルブ122b、排気配管123bからなる第2の真空搬送室110の排気ラインは、ウエハ処理中及び大気開放時共に機能するよう制御される。尚、真空搬送中間室111は、パージライン及び排気ラインは具備しない。
以上のような構成の真空処理装置において、本実施例では、真空側ブロック102内での搬送時間が大気側ブロック101内での搬送時間と比較して長い状態で、これらブロックを構成する各真空搬送室、真空搬送中間室や各真空処理容器を経由する搬送経路上をウエハが搬送される搬送時間を低減して処理の効率を向上させ、同時に各真空処理容器103a〜e内でウエハを処理する際に使用した処理ガス等の雰囲気が、他の真空処理容器内へ流入あるいは他の真空処理容器内でウエハを処理する際に使用した処理ガス等の雰囲気と接触(以下、コンタミネーション)しないようにさせ、且つ装置の単位時間あたりの生産効率の向上が可能となる具体例を発明したものである。また、実際の処理においては、各真空処理容器103a〜e内でウエハに対して行われる処理の時間は、ウエハの搬送時間と同程度以下であり、真空処理装置100全体の単位時間でのウエハの処理の枚数には、搬送の時間がより大きな支配的影響を与えている。
次に、このような真空処理装置100における、ウエハに対する処理を行う動作を以下に説明する。図2の実施例と図3の実施例の動作は類似した動作であるので共通して説明する。
カセット台107の何れかの上に載せられたカセット内に収納された複数のウエハは、真空処理装置100の動作を制御するための、何らかの通信手段により真空処理装置100に接続された図示しない制御部から指令を受けて、または、真空処理装置100が設置される製造ラインの制御部等からの指令を受けて、その処理が開始される。制御部からの指令を受けた大気側搬送ロボット109は、カセット内の特定のウエハをカセットから取り出し、取り出したウエハをロック室105に搬送する。
ウエハが搬送されて格納されたロック室105では、搬送されたウエハを収納した状態でゲートバルブ120h及びゲートバルブ120iが閉塞されて密封され所定の圧力まで減圧される。その後、ロック室105では第1の真空搬送室104に面した側のゲートバルブ120hが開放されて、ロック室105と第1の真空搬送室104とが連通される。
真空搬送ロボット108aは、そのアームをロック室105内に伸張させて、ロック室105内のウエハをそのアーム先端部のウエハ支持部上に受け取り第1の真空搬送室104内に搬出する。さらに、第1の真空搬送ロボット108aは、そのアームに載せたウエハを、当該ウエハがカセットから取り出された際に制御部によって予め指定された搬送の経路に沿って第1の真空搬送室104に接続された真空処理容器103a、103bの何れか、若しくは第2の真空搬送室110に接続された真空処理容器103c、103d、103eの何れかに向けて搬送される。
以下、真空処理容器103dにウエハを搬送する場合を例にして説明する。ウエハは第1の真空搬送室104に配置された真空搬送ロボット108aによって、ロック室105から取り出したウエハを真空搬送中間室111に搬送し、その後、第2の真空搬送室110に配置された真空搬送ロボット108bにより真空搬送中間室111から第2の真空搬送室110に搬入され、真空処理容器103dに搬送される。
ウエハが真空処理容器103dに搬送された後、この真空処理容器103dと接続されている第2の真空搬送室110との間を開閉するゲートバルブ120dが閉じられて当該真空処理容器103dが気密に封止される。その後、当該真空処理容器103d内に処理用のガスが導入されてこの真空処理容器103d内が処理に適した圧力に調節される。真空処理容器103dに電界または磁界を供給しこれにより処理用ガスを励起してこの真空処理容器103d内にプラズマが形成されてウエハが処理される。
ウエハの処理を行った真空処理容器とこれが連結された真空搬送室との間を開閉するゲートバルブは、制御部からの指令を受けて、当該真空搬送室を含みこれが連結されている空間を開閉可能な他のゲートバルブが閉塞されている状態で開放される。例えば、制御部は、第2の真空搬送室110と、これが連結された真空処理容器103dとの間を区画するゲートバルブ120dの開放前に、当該真空処理室103dと他の真空処理室103c、103eが連通しないよう、各々の真空処理室のゲートバルブ120c、120dに対して閉塞又は閉塞の確認の動作を指令して、これが確認された後に真空処理容器103dを密封しているバルブ120dを開放する。
真空処理室103dにおけるウエハの処理が終了したことが検出されると、他の真空処理室103c、103eと第2の真空搬送室110との間のゲートバルブ120c、120dが閉じられて両者の間が気密に封止されていることが確認された後、真空処理容器103dと接続された第2の真空搬送室110との間を開閉するゲートバルブ120dが開放され、真空搬送ロボット108bは処理済みのウエハを第2の真空搬送室110の内部に搬出し、当該ウエハが処理室内に搬入された場合と逆の搬送経路でロック室105へと搬送する。
ロック室105にウエハが搬送されると、ロック室105と第1の真空搬送室104の搬送室とを連通する通路を開閉するゲートバルブ120hが閉じられ、ロック室105内の圧力が大気圧まで上昇させられる。その後、筐体106の内側との間を区画するゲートバルブ120iが開放されて、ロック室105の内部と筐体106の内部とが連通され、大気側搬送ロボット109は、ロック室105から元のカセットにウエハを搬送してカセット内の元の位置に戻す。
以上、真空処理容器103dにおいてウエハを処理する際のウエハの経路及び各構成の動作について説明したが、他の真空処理容器において処理する際にも同様に動作するものである。尚、第1の真空搬送室104に接続した真空処理容器103a、103bにてウエハの処理を行う際は、ウエハが真空搬送中間室111を経由しないことは言うまでもない。
次に、真空搬送中間室111の両端に配置されたゲートバルブ120f、120gの開閉パターンについて説明する。
真空搬送中間室111の両端に配置されたゲートバルブ120f、120gは、次の場合を除き開状態が維持される。すなわち、メンテナンス等、一方の真空搬送室にパージラインから不活性ガスを導入し、真空搬送室内の圧力を大気状態に戻す場合においてのみ、大気開放される側に備えられた真空搬送中間室111のゲートバルブ120f若しくは120gが閉じるよう制御される。例えば、第2の真空搬送室110がメンテナンスにより大気開放される場合、まず第2の真空搬送室110に備えられた、真空搬送中間室111に接続されている側のゲートバルブ120gが図示しない制御部により閉じられる。前記ゲートバルブ120gが閉じられたことを図示しない制御部が確認した後、第2の真空搬送室110に備えられたパージライン124から不活性ガスが導入される。
真空搬送中間室111にはパージ・排気機構がないため、真空搬送中間室111の両端に配置されたゲートバルブ120f、120gを両方同時に閉じることはない。これは、両方閉じてしまった場合、真空搬送中間室111内の圧力が制御不可となることによる。すなわち、仮に真空搬送中間室111の両端に配置されたゲートバルブ120f、120gを閉じるよう制御する場合、真空搬送中間室111内にウエハが搬送された後、真空搬送中間室111の両端に配置されたゲートバルブ120f、120gのいずれかを閉じ、一方を開ける制御が必要になる。
ここで、真空処理容器103a〜eの何れかの圧力が第1の真空搬送室104と、第2の真空搬送室110と、真空搬送中間室111よりも相対的に高いあるいは均圧である場合、すなわち真空処理容器103a〜eの雰囲気が各真空搬送室104、110へ流出し、搬送中のウエハやその他の真空処理容器103a〜eを汚染する可能性の有る場合、以下の条件下において、真空搬送中間室111の両端に備えられたゲートバルブ120f、120gは以下制御を行う必要がある。例えば、第1の真空搬送室104に接続された真空処理容器103aと、第2の真空搬送室110に接続された真空処理容器103cにおいて同時間帯にウエハの搬入出が行われるという条件では、前記各々の真空処理容器103a、103cから流出した雰囲気が互いの真空処理容器内に流れ込まない様、真空搬送中間室111の両端に備えられたゲートバルブ120f、120gの何れかを閉じるよう制御される。
一方、真空処理容器103a〜eの圧力がその他の真空搬送室及び真空搬送中間室111よりも相対的に低く制御される場合、すなわち真空処理容器103a〜eの雰囲気が各真空搬送室104若しくは110へ流出することが無い場合、ウエハが搬送される間は真空搬送中間室111の両端に備えられたゲートバルブ120f、120gは開状態を維持するよう制御される。このゲートバルブ120f及び120gを開放したままの状態で維持することによって、真空搬送中間室111を閉塞することがないため、真空搬送ロボット108a及び真空搬送ロボット108bによるウエハの搬送をスムーズに行うことが可能となる。以下、真空搬送中間室111の常時開放を実現するための真空処理容器103、第1の真空搬送室104及び第2の真空搬送室110、真空搬送中間室111内の相対的な圧力関係及びこれを実現するための圧力制御の方法について説明する。
真空処理容器103a〜eは、第1の真空搬送室104及び第2の真空搬送室110、真空搬送中間室111の圧力よりも相対的に低い圧力となるよう図示しない制御部により制御される。このとき、各真空処理容器103a〜eの間では、相対的に圧力差があってもよい。このように圧力を制御することで、真空処理容器103a〜e内の雰囲気が流出することが防止される。
第1の真空搬送室104に備えられたパージライン124は、ウエハ処理中及び大気開放時共に機能するよう制御される。また、ドライポンプ121、バルブ122、排気配管123からなる排気ラインは、第2の真空搬送室110が大気開放され、真空搬送中間室111の両端に配置されたゲートバルブ120f、120gの何れかが閉となっている場合を除いて、使用されることはない。
第2の真空搬送室110もパージライン124を備えるが、このパージライン124は、第1の真空搬送室104が大気開放され、真空搬送中間室111の両端に配置されたゲートバルブ120f、120gの何れかが閉塞される場合を除いて、使用されないよう制御部によって制御される。また、ドライポンプ121、バルブ122、排気配管123からなる排気ラインは、ウエハ処理中及び大気開放時共に機能するよう制御される。尚、真空搬送中間室111は、パージライン及び排気ラインは具備しない。
第1の真空搬送室104及び第2の真空搬送室110のどちらも真空状態を保持しており、ウエハの搬送がいつでも実施できる状態において、第1の真空搬送室104に備えられたパージライン124から放出される不活性ガスは、図2に示す矢印の如く第1の真空搬送室104に排出され、真空搬送中間室111を介し、第2の真空搬送室110へと移動し、第2の真空搬送室110に備えられた排気配管123を通じて排気ラインにより排気される。このような制御により、第1の真空搬送室104、第2の真空搬送室110、真空搬送中間室111のうち、第2の真空搬送室110の圧力が相対的に低く、次いで真空搬送中間室111、第1の真空搬送室104の順に圧力高く制御されることとなる。上述した通り真空処理容器103a〜eはこれらよりも更に低い圧力によって制御される。
以下、図1および図2により、装置に接続された真空処理容器103a〜eが、その他の真空搬送室104、110及び真空搬送中間室111と比較して相対的に圧力が低く制御され、且つ、各真空処理容器103a〜e及び真空搬送室104、110、真空搬送中間室111内の圧力が上記のように制御される条件において、各真空処理容器103a〜e内の雰囲気が他の真空搬送室内に流出することによるコンタミネーションを防止し、且つ装置の生産性を向上するための圧力及び真空搬送中間室111の両端に備えられたゲートバルブ120f、120gの制御について説明する。
図1に示す矢印は、図2の実施例における記述の如く圧力が制御される場合の、不活性ガスの流れを示す。真空処理容器103a〜eは、第1の真空搬送室104及び第2の真空搬送室110、真空搬送中間室111の圧力よりも相対的に低い圧力であるため、何れかの真空搬送室に向けてウエハ処理で使用した他の真空搬送室に対し影響を及ぼす処理ガスや、異物を持ち出すことがない。
第1の真空搬送室104は、自身に接続された真空処理容器103a及び103bで処理されたウエハを搬送する他、第2の真空搬送室110で処理されたウエハを搬送するため、第2の真空搬送室110と比較して、ウエハから放出されるアウトガスや異物が滞留しやすい。しかし、第1の真空搬送室104に備えられたパージライン124から放出される不活性ガスは、真空搬送中間室111を介し、第2の真空搬送室110へと移動し、第2の真空搬送室110に備えられた排気ラインにより排気される。そのため、第1の真空搬送室104のみ汚染されることなく、すなわちウエハのアウトガスや異物による装置全体の汚染が分散され、歩留まりの向上及び装置のダウンタイムの抑制を実現することが可能となり、ウエハの処理効率の向上を行うことが可能となる。また、真空処理容器103a〜dの圧力がその他の真空搬送室104、110及び真空搬送中間室111よりも相対的に低く制御されているため、第1の真空搬送室104に接続された真空処理容器103a、103bの何れかと、第2の真空搬送室110に接続された真空処理容器103c〜eのうち何れか1つの、二つの真空処理容器に向けて同時間帯にウエハの搬入出が実施される場合でも、真空搬送中間室111の両端に備えられたゲートバルブ120f、120gを閉じるよう制御する必要はない。真空搬送中間室111の両端に配置されたゲートバルブ120f、120gが常時開放される場合とそうでない場合とでは、ウエハが他方の真空搬送室に搬送されるのに要する時間は常時開放する方が短くなり、搬送効率が向上することとなる。上記のような制御を行うことにより、真空搬送中間室111を介し、何れかの真空搬送室から他方の真空搬送室にむけてウエハが搬送される際、真空搬送中間室111の両端に備えられたゲートバルブ120f、120gの開閉にかかる時間を削減し、単位時間内に処理できるウエハの枚数を向上させることが可能となる。
以上のような制御により、第1の真空搬送室104から導入されるパージガスは常に排気されるための一定の経路を有しており、且つ各真空搬送室内の圧力が相対的に他の真空処理容器103a〜eよりも高く保持されることで、各真空処理容器103a〜eの雰囲気が他の真空搬送室及び真空処理容器内に流出することによるコンタミネーションを防止することが可能となり、真空処理装置の設置面積あたりのウエハの処理能力を向上することが可能となる。
101 大気側ブロック
102 真空側ブロック
103a〜e 真空処理容器
104 第1の真空搬送室
105 ロック室
106 筐体
107 カセット台
108a,b 真空搬送ロボット
109 大気側搬送ロボット
110 第2の真空搬送室
111 真空搬送中間室
120a〜e ゲートバルブ
121、121a、121b ドライポンプ
122、122a、122b バルブ
123、123a、123b 排気配管
124、124a、124b パージライン
125 ウエハ

Claims (4)

  1. 大気搬送部に連結されて配置されたロック室と、該ロック室に連結されて配置され減圧された内部の搬送室内で試料を搬送する第1の真空搬送容器と、該第1の真空搬送容器に不活性ガスを供給する第1の不活性ガス供給装置と、前記第1の真空搬送容器に連結された第1の真空排気装置と、前記第1の真空搬送容器に連結されて配置され減圧された内部の処理室内で試料を処理する第1の処理容器と、前記第1の真空搬送容器に連結されて配置された真空搬送中間室と、該真空搬送中間室に連結されて配置された減圧された内部の搬送室内で試料を搬送する第2の真空搬送容器と、該第2の真空搬送容器に不活性ガスを供給する第2の不活性ガス供給装置と、前記第2の真空搬送容器に連結された第2の真空排気装置と、前記第2の真空搬送容器に連結されて配置され減圧された内部の処理室内で試料を処理する第2の処理容器とを備えた真空処理装置であって、
    前記真空搬送中間室につながるゲートバルブが開かれて前記第1及び第2の真空搬送容器と前記真空搬送中間室とが連通された状態かつ前記第2の不活性ガス供給装置からのガス供給及び前記第1の真空排気装置による真空排気が止められた状態で、前記第1の不活性ガス供給装置から前記第1の真空搬送容器に不活性ガスが供給され、前記第2の真空排気装置により前記第2の真空搬送容器内減圧排気されるように構成されたことを特徴とする真空処理装置。
  2. 前記真空搬送室の減圧圧力よりも前記複数の真空処理室の処理室内圧力の方が低い圧力とされていることを特徴とする請求項1記載の真空処理装置。
  3. 大気搬送部に連結されて配置されたロック室と、該ロック室に連結されて配置され減圧された内部の搬送室内で試料を搬送する第1の真空搬送容器と、該第1の真空搬送容器に不活性ガスを供給する第1の不活性ガス供給装置と、前記第1の真空搬送容器に連結された第1の真空排気装置と、前記第1の真空搬送容器に連結されて配置され減圧された内部の処理室内で試料を処理する第1の処理容器と、前記第1の真空搬送容器に連結されて配置された真空搬送中間室と、該真空搬送中間室に連結されて配置された減圧された内部の搬送室内で試料を搬送する第2の真空搬送容器と、該第2の真空搬送容器に不活性ガスを供給する第2の不活性ガス供給装置と、前記第2の真空搬送容器に連結された第2の真空排気装置と、前記第2の真空搬送容器に連結されて配置され減圧された内部の処理室内で試料を処理する第2の処理容器とを備えた真空処理装置の運転方法において、
    前記第1及び第2の処理容器を用いて試料の処理を行なう際に、前記真空搬送中間室につながるゲートバルブが開かれて前記第1及び第2の真空搬送容器と前記真空搬送中間室とが連通された状態かつ前記第2の不活性ガス供給装置からのガス供給及び前記第1の真空排気装置による真空排気が止められた状態で、前記第1の不活性ガス供給装置から前記第1の真空搬送容器に不活性ガスを供給し、前記第2の真空排気装置により前記第2の真空搬送容器内を減圧排気することを特徴とする真空処理装置の運転方法。
  4. 請求項記載の真空処理装置の運転方法において、前記真空搬送室の減圧圧力よりも前記複数の真空処理室の処理室内圧力の方が低い真空処理装置の運転方法。
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