JP2006350194A - 定着ロール - Google Patents
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Abstract
【効果】 本発明の定着ロールは、ロール間のニップ幅が大きくなり、トナー定着部位の温度が高くなっても、シリコーンゴム層においてゴム破壊が生じ難く、耐久性に優れたものである。
【選択図】 なし
Description
請求項1:
ロール軸の外周に第一のシリコーンゴム層(内層)を有し、この第一のシリコーンゴム層の外側に第二のシリコーンゴム層(外層)を有し、更にその外側にフッ素樹脂からなる表層を有する定着ロールにおいて、シリコーンゴム内層がシリコーンゴム外層より高硬度であることを特徴とする定着ロール。
請求項2:
シリコーンゴム内層のデュロメータAによる硬度が2以上30以下、シリコーンゴム外層の硬度が15以下、かつシリコーンゴム外層のゴム硬度がシリコーンゴム内層のゴム硬度より2ポイント以上低いことを特徴とする請求項1記載の定着ロール。
請求項3:
シリコーンゴム内層の厚さが0.1〜10mm、シリコーンゴム外層の厚さが0.3〜30mmで、かつシリコーンゴム内層の厚さがシリコーンゴム外層の厚さの2/3以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の定着ロール。
請求項4:
シリコーンゴム内層及び外層が、それぞれ
(A)一分子中に少なくとも2個の珪素原子と結合するアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサン 100質量部、
(B)一分子中に少なくとも珪素原子と結合する水素原子を2個以上含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.1〜50質量部、
(C)無機充填剤 0〜1,000質量部、
(D)付加反応触媒 触媒量
を構成成分とする液状付加硬化型シリコーンゴム組成物を硬化させたものであり、かつ(A)成分の珪素原子に結合したアルケニル基に対する(B)成分の珪素結合水素原子の全量のモル比が、シリコーンゴム内層で0.5〜2.0、シリコーンゴム外層で0.3〜1.5であることを特徴とする請求項1,2又は3記載の定着ロール。
請求項5:
シリコーンゴム内層及び外層が、それぞれジメチルシリコーンゴムから形成されたものである請求項1〜4のいずれか1項記載の定着ロール。
請求項6:
定着ロールが、作動時のロール軸(芯金)温度が230℃以上、ロール表面の温度が180℃以上で、かつ芯金温度とロール表面との温度差が30℃以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の定着ロール。
請求項7:
定着ロールが、芯金内部に熱源を有するロールであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の定着ロール。
請求項8:
定着ロールが、作動時のロール回転速度において、モノクロ印字の場合A4通紙速度が30枚/分以上、カラー印字の場合10枚/分以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の定着ロール。
このような定着ロールは、高温・高速回転で使用されても長時間ゴム破壊が発生せず、非常に高耐久を有するものである。
(A)一分子中に少なくとも2個の珪素原子と結合するアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサン 100質量部、
(B)一分子中に少なくとも珪素原子と結合する水素原子を2個以上含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.1〜50質量部、
(C)無機充填剤 0〜1,000質量部、
(D)付加反応触媒 触媒量
を構成成分とする液状付加硬化型シリコーンゴム組成物を硬化させたものであることが好ましい。
R1 aSiO(4-a)/2 (1)
R2 bHcSiO(4-b-c)/2 (2)
側鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキサン(重合度700、ビニル価0.0094mol/100g)100質量部、BET法による比表面積が110m2/gである疎水化処理されたヒュームドシリカ(日本エアロジル社製R−972)2質量部、酸化鉄1質量部、平均粒子径が5μmの石英粉50質量部をプラネタリーミキサーに入れ、30分撹拌を続けた後、更に架橋剤として両末端及び側鎖にSiH基を有するメチルハイドロジェンポリシロキサン(重合度17、SiH量0.0030mol/g)を2.2質量部(SiH/アルケニル=0.7)、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05質量部、白金触媒(Pt濃度1質量%)0.1質量部を添加し、15分撹拌を続けてできあがった組成物をシリコーンゴム組成物(1)とした。
この組成物を120℃で10分プレスキュア後、200℃で4時間のポストキュアを実施し、ゴム密度、硬度、引張り強度をJIS K6249に準じて測定した。
側鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキサン(重合度700、ビニル価0.0094mol/100g)20質量部、両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(重合度500)80質量部、平均粒子径1.5μmの石英粉20質量部、平均粒子径12μmのアルミナ200質量部、酸化鉄1.0質量部、酸化セリウム0.5質量部をプラネタリーミキサーに入れ、30分撹拌を続けた後、3本ロールに1回通した。更に、これに架橋剤として組成物1のメチルハイドロジェンポリシロキサン(重合度17、SiH量0.0030mol/g)を2.5質量部(SiH/アルケニル=1.1)、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05質量部、白金触媒(Pt濃度1質量%)0.1質量部を添加し、15分撹拌を続けてできあがった組成物をシリコーンゴム組成物(2)とした。
この組成物を120℃で10分プレスキュア後、200℃で4時間のポストキュアを実施し、ゴム密度、硬度、引張り強度をJIS K6249に準じて測定した。
側鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキサン(重合度700、ビニル価0.0094mol/100g)100質量部、BET法による比表面積が110m2/gである疎水化処理されたヒュームドシリカ(日本エアロジル社製R−972)2質量部、酸化鉄1質量部、平均粒子径が5μmの石英粉50質量部をプラネタリーミキサーに入れ、30分撹拌を続けた後、更に架橋剤として両末端及び側鎖にSiH基を有するメチルハイドロジェンポリシロキサン(重合度17、SiH量0.0030mol/g)を2.0質量部(SiH/アルケニル=0.52)、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05質量部、白金触媒(Pt濃度1質量%)0.1質量部を添加し、15分撹拌を続けてできあがった組成物をシリコーンゴム組成物(3)とした。
この組成物を120℃で10分プレスキュア後、200℃で4時間のポストキュアを実施し、ゴム密度、硬度、引張り強度をJIS K6249に準じて測定した。
側鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキサン(重合度700、ビニル価0.0094mol/100g)100質量部、BET法による比表面積が110m2/gである疎水化処理されたヒュームドシリカ(日本エアロジル社製R−972)2質量部、酸化鉄1質量部、平均粒子径が5μmの石英粉50質量部をプラネタリーミキサーに入れ、30分撹拌を続けた後、更に架橋剤として両末端及び側鎖にSiH基を有するメチルハイドロジェンポリシロキサン(重合度17、SiH量0.0030mol/g)を1.7質量部(SiH/アルケニル=0.65)、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05質量部、白金触媒(Pt濃度1質量%)0.1質量部を添加し、15分撹拌を続けてできあがった組成物をシリコーンゴム組成物(4)とした。
この組成物を120℃で10分プレスキュア後、200℃で4時間のポストキュアを実施し、ゴム密度、硬度、引張り強度をJIS K6249に準じて測定した。
側鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキサン(重合度700、ビニル価0.0094mol/100g)20質量部、両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(重合度500)80質量部、平均粒子径1.5μmの石英粉20質量部、平均粒子径12μmのアルミナ200質量部、酸化鉄1.0質量部、酸化セリウム0.5質量部をプラネタリーミキサーに入れ、30分撹拌を続けた後、3本ロールに1回通した。更に、これに架橋剤として組成物1のメチルハイドロジェンポリシロキサン(重合度17、SiH量0.0030mol/g)を2.0質量部(SiH/アルケニル=0.9)、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05質量部、白金触媒(Pt濃度1質量%)0.1質量部を添加し、15分撹拌を続けてできあがった組成物をシリコーンゴム組成物(5)とした。
この組成物を120℃で10分プレスキュア後、200℃で4時間のポストキュアを実施し、ゴム密度、硬度、引張り強度をJIS K6249に準じて測定した。
直径20mm×長さ300mmのアルミニウムシャフトの表面に付加反応型液状シリコーンゴム用プライマーNo.101A/B(信越化学工業(株)製)を塗付した。シャフトを金型中央にセットし、シリコーンゴム組成物(1)を流し込んで、140℃で20分加熱硬化させた。これを型から取り出し、ロール軸上に厚さ0.6mmでシリコーンゴム層が形成されたロールを得た。このロールを更に、金型に内面をプライマー処理した50μmのフッ素PFAチューブが装着された型の中央にセットし、チューブとの間にシリコーンゴム組成物(3)を注入し、120℃で30分加熱硬化し、型から取り出した。これを、更に200℃で4時間ポストキュアし、ゴム厚さ2.0mm(内層0.6mm、外層1.4mm)、長さ250mmのPFA樹脂被覆シリコーンゴムロールを作製した。このロールをモノクロレーザープリンターの定着ロールとして組み込み、通紙(45枚/分、芯金温度260℃、表層温度200℃)を行ったところ、1万枚連続通紙しても画像及びロールに全く異常は見られなかった。
直径20mm×長さ300mmのアルミニウムシャフトの表面に付加反応型液状シリコーンゴム用プライマーNo.101A/B(信越化学工業(株)製)を塗付した。シャフトを金型中央にセットし、更に金型に、内面をプライマー処理した50μmのフッ素PFAチューブを装着した後、シャフトとチューブの間にシリコーンゴム組成物(1)を流し込んで、140℃で20分加熱硬化させ、これを型から取り出した。これを、更に200℃で4時間ポストキュアし、ゴム厚さ2.0mm、長さ250mmのPFA樹脂被覆シリコーンゴムロールを作製した。このロールをレーザープリンターの定着ロールとして組み込み、通紙(40枚/分、芯金温度260℃、表層温度200℃)を行ったところ、1枚目よりトナー定着が不十分であった。通紙速度を20枚/分に低下させることで、トナー定着は可能となった。
直径20mm×長さ300mmのアルミニウムシャフトの表面に付加反応型液状シリコーンゴム用プライマーNo.101A/B(信越化学工業(株)製)を塗付した。シャフトを金型中央にセットし、更に金型に、内面をプライマー処理した50μmのフッ素PFAチューブを装着した後、シャフトとチューブの間にシリコーンゴム組成物(3)を流し込んで、140℃で20分加熱硬化させ、これを型から取り出した。これを、更に200℃で4時間ポストキュアし、ゴム厚さ2mm、長さ250mmのPFA樹脂被覆シリコーンゴムロールを作製した。このロールをレーザープリンターの定着ロールとして組み込み、通紙(45枚/分、芯金温度260℃、表層温度200℃)を行ったところ、2,000枚通紙で画像が乱れ始め、2,200枚で停止し、ロールを取り出したところ、ロール軸に近い部分のゴムに破壊が見られた。
直径30mm×長さ300mmのアルミニウムシャフトの表面に付加反応型液状シリコーンゴム用プライマーNo.101A/B(信越化学工業(株)製)を塗付した。シャフトを金型中央にセットし、シリコーンゴム組成物(4)を流し込んで、140℃で20分加熱硬化させた。これを型から取り出し、ロール軸上に厚さ0.6mmでシリコーンゴム層が形成されたロールを得た。このロールを更に、金型に内面をプライマー処理した50μmのフッ素PFAチューブが装着された型の中央にセットし、チューブとの間にシリコーンゴム組成物(1)を注入し、120℃で30分加熱硬化し、型から取り出した。これを、更に200℃で4時間ポストキュアし、ゴム厚さ2.0mm(内層0.6mm、外層1.4mm)、長さ250mmのPFA樹脂被覆シリコーンゴムロールを作製した。このロールをレーザープリンターの定着ロールとして組み込み、通紙(45枚/分、芯金温度260℃、表層温度200℃)を行ったところ、1枚目より定着が不十分であった。通紙速度を29枚/分に低下させることで、トナー定着は可能となった。
直径30mm×長さ300mmのアルミニウムシャフトの表面に付加反応型液状シリコーンゴム用プライマーNo.101A/B(信越化学工業(株)製)を塗付した。シャフトを金型中央にセットし、シリコーンゴム組成物(2)を流し込んで、140℃で20分加熱硬化させた。これを型から取り出し、ロール軸上に厚さ1.0mmでシリコーンゴム層が形成されたロールを得た。この周囲にプライマーとしてKF99(信越化学工業(株)製)をトルエンで10質量%に希釈したものを塗布し、95℃で30分乾燥させた。このロールを更に、金型の中央にセットし、シリコーンゴム組成物(5)を注入し、120℃で30分加熱硬化し、型から取り出した。これを、更に200℃で2時間ポストキュアし、ゴム厚さ5mm(内層1.0mm、外層4.0mm)、長さ250mmのシリコーンゴムロールを作製した。この硬化物表面にダイエルラテックスとシリコーンゴム用プライマーGLP−103SR(ダイキン社製)を均一に塗付し、80℃で10分加熱後、更にダイエルラテックスGLS−213を均一にスプレー塗付し、300℃で1時間加熱焼成し、ダイエルラテックスコーティングシリコーンゴムロールを作製した。
このロールをカラーレーザープリンターの定着ロールとして組み込み、通紙(30枚/分、芯金温度280℃、表層温度220℃)を行ったところ、1万枚連続通紙しても画像及びロールに全く異常は見られなかった。
直径30mm×長さ300mmのアルミニウムシャフトの表面に付加反応型液状シリコーンゴム用プライマーNo.101A/B(信越化学工業(株)製)を塗付した。シャフトを金型中央にセットし、シリコーンゴム組成物(5)を流し込んで、140℃で20分加熱硬化させた後、型から取り出した。これを、更に200℃で2時間ポストキュアし、ゴム厚さ5mm、長さ250mmのシリコーンゴムロールを作製した。この硬化物表面にダイエルラテックスとシリコーンゴム用プライマーGLP−103SR(ダイキン社製)を均一に塗付し、80℃で10分加熱後、更にダイエルラテックスGLS−213を均一にスプレー塗付し、300℃で1時間加熱焼成し、ダイエルラテックスコーティングシリコーンゴムロールを作製した。
このロールをカラーレーザープリンターの定着ロールとして組み込み、通紙(30枚/分、芯金温度280℃、表層温度220℃)を行ったところ、8,000枚通紙で画像が乱れ始め、8,100枚で停止し、ロールを取り出したところ、ロール軸に近い部分のゴムに破壊が見られた。
直径30mm×長さ300mmのアルミニウムシャフトの表面に付加反応型液状シリコーンゴム用プライマーNo.101A/B(信越化学工業(株)製)を塗付した。シャフトを金型中央にセットし、シリコーンゴム組成物(2)を流し込んで、140℃で20分加熱硬化させた後、型から取り出した。これを、更に200℃で2時間ポストキュアし、ゴム厚さ5mm、長さ250mmのシリコーンゴムロールを作製した。この硬化物表面にダイエルラテックスとシリコーンゴム用プライマーGLP−103SR(ダイキン社製)を均一に塗付し、80℃で10分加熱後、更にダイエルラテックスGLS−213を均一にスプレー塗付し、300℃で1時間加熱焼成し、ダイエルラテックスコーティングシリコーンゴムロールを作製した。
このロールをカラーレーザープリンターの定着ロールとして組み込み、通紙(30枚/分、芯金温度280℃、表層温度220℃)を行ったところ、1枚目よりトナー定着が不十分であった。通紙速度を9枚/分に低下させることで、十分なトナー定着が得られた。
Claims (8)
- ロール軸の外周に第一のシリコーンゴム層(内層)を有し、この第一のシリコーンゴム層の外側に第二のシリコーンゴム層(外層)を有し、更にその外側にフッ素樹脂からなる表層を有する定着ロールにおいて、シリコーンゴム内層がシリコーンゴム外層より高硬度であることを特徴とする定着ロール。
- シリコーンゴム内層のデュロメータAによる硬度が2以上30以下、シリコーンゴム外層の硬度が15以下、かつシリコーンゴム外層のゴム硬度がシリコーンゴム内層のゴム硬度より2ポイント以上低いことを特徴とする請求項1記載の定着ロール。
- シリコーンゴム内層の厚さが0.1〜10mm、シリコーンゴム外層の厚さが0.3〜30mmで、かつシリコーンゴム内層の厚さがシリコーンゴム外層の厚さの2/3以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の定着ロール。
- シリコーンゴム内層及び外層が、それぞれ
(A)一分子中に少なくとも2個の珪素原子と結合するアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサン 100質量部、
(B)一分子中に少なくとも珪素原子と結合する水素原子を2個以上含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.1〜50質量部、
(C)無機充填剤 0〜1,000質量部、
(D)付加反応触媒 触媒量
を構成成分とする液状付加硬化型シリコーンゴム組成物を硬化させたものであり、かつ(A)成分のケイ素原子に結合したアルケニル基に対する(B)成分のケイ素結合水素原子の全量のモル比が、シリコーンゴム内層で0.5〜2.0、シリコーンゴム外層で0.3〜1.5であることを特徴とする請求項1,2又は3記載の定着ロール。 - シリコーンゴム内層及び外層が、それぞれジメチルシリコーンゴムから形成されたものである請求項1〜4のいずれか1項記載の定着ロール。
- 定着ロールが、作動時のロール軸(芯金)温度が230℃以上、ロール表面の温度が180℃以上で、かつ芯金温度とロール表面との温度差が30℃以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の定着ロール。
- 定着ロールが、芯金内部に熱源を有するロールであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の定着ロール。
- 定着ロールが、作動時のロール回転速度において、モノクロ印字の場合A4通紙速度が30枚/分以上、カラー印字の場合10枚/分以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の定着ロール。
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