JP2006348593A - 開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 開閉装置の開閉体が撓んだりばたついたりするのを阻むことができ、ひいては、開閉体の撓みやばたつきに起因する騒音の発生や各構成部材の損傷を、効果的に低減することができる開閉装置を提供する。
【解決手段】 開閉体10をスライドさせて開閉動作する開閉装置において、前記開閉体10の厚さ方向の撓みを抑制する撓み抑制部材30を備え、この撓み抑制部材30は、開閉体10を開閉する引き手棒を兼用し、閉鎖状態の前記開閉体10をその厚さ方向側から受けている。
【選択図】 図1
【解決手段】 開閉体10をスライドさせて開閉動作する開閉装置において、前記開閉体10の厚さ方向の撓みを抑制する撓み抑制部材30を備え、この撓み抑制部材30は、開閉体10を開閉する引き手棒を兼用し、閉鎖状態の前記開閉体10をその厚さ方向側から受けている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オーバーヘッドドアを含むシャッター装置、ロールスクリーン、ブラインド、オーニング装置、門扉、ゲート、スライディングウォール装置等、開閉体の閉鎖方向端部をスライドさせて構造物の空間部分を仕切るようにした開閉装置に用いられる開閉装置に関し、特にシャッター装置として用いるのに好適な開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、特許文献1に記載されているように、構造物の窓サッシの屋外側に開閉体(シャッターカーテン3)を配置するようにした開閉装置であって、窓サッシ側の網戸障子(4)や、戸尻側縦框(1b)、開閉体(シャッターカーテン3)の裏面等に緩衝材(9,9’,又は90)を止着したものがある。
この従来技術によれば、屋外側から強風により開閉体(シャッターカーテン3)が室内側へ撓んだとしても、その撓んだ際の開閉体(シャッターカーテン3)が網戸障子(4)やサッシ障子(1)に直接的に当接するのを、これらの間に介在する前記緩衝材(9,9’,90)によって緩和することができる。
この従来技術によれば、屋外側から強風により開閉体(シャッターカーテン3)が室内側へ撓んだとしても、その撓んだ際の開閉体(シャッターカーテン3)が網戸障子(4)やサッシ障子(1)に直接的に当接するのを、これらの間に介在する前記緩衝材(9,9’,90)によって緩和することができる。
しかしながら、前記従来技術では、開閉体(シャッターカーテン3)と網戸子(4)やサッシ障子(1)との直接接触を緩衝材(9,9’,90)により阻むようにしているとはいえ、開閉体(シャッターカーテン3)が撓み緩衝材(9,9’,90)に衝突すれば、その衝撃が網戸障子(4)やサッシ障子(1)等へ伝達することになる。
その上、開閉体(シャッターカーテン3)が撓んだりばたついたりすれば、該開閉体(シャッターカーテン3)の幅方向の端部側が、ガイドレール(7)の内面に強く当接する場合もある。
したがって、前記従来技術においても、開閉体の撓みやばたつきに起因して、騒音の発生や各構成部材の損傷を生じるおそれがある。
また、台風等の強風により開閉体の撓み量が極めて大きい場合には、開閉体がガイドレールから外れてしまうおそれもある。
特開平11−22342号公報
その上、開閉体(シャッターカーテン3)が撓んだりばたついたりすれば、該開閉体(シャッターカーテン3)の幅方向の端部側が、ガイドレール(7)の内面に強く当接する場合もある。
したがって、前記従来技術においても、開閉体の撓みやばたつきに起因して、騒音の発生や各構成部材の損傷を生じるおそれがある。
また、台風等の強風により開閉体の撓み量が極めて大きい場合には、開閉体がガイドレールから外れてしまうおそれもある。
本発明は前記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、開閉装置の開閉体が撓んだりばたついたりするのを阻むことができ、ひいては、開閉体の撓みやばたつきに起因する騒音の発生や各構成部材の損傷を、効果的に低減することができる開閉装置を提供することにある。
前記課題を解決するために第一の発明では、開閉体をスライドさせて閉鎖動作する開閉装置において、前記開閉体の厚さ方向への撓みを抑制する撓み抑制部材を備え、この撓み抑制部材は、開閉体を閉鎖方向へ引っ張るための引き手棒を兼用するものであり、その少なくとも一端側が開閉体および/または不動部位に設けられた支持部に支持されて、開閉体の撓みをその厚さ方向から抑制するものであることを特徴とする。
ここで、本発明に係わる開閉装置は、少なくとも閉鎖方向へ動作可能な開閉体を備え、該開閉体のスライド動作により空間を仕切るように構成された装置であればよく、この開閉装置には、開閉体が閉鎖動作のみを行うように用いられる態様(例えば防火シャッター装置等)、開閉体が開放動作と閉鎖動作との双方を行うように用いられる態様等を含む。
また、この開閉装置には、開閉体をその開放方向側の巻取軸によって巻取り、該巻取軸から繰り出すようにした態様や、開閉体をその開放方向側の収納部位へ巻き取ることなく収納し、該収納部位から繰り出すようにした態様等を含む。
また、この開閉装置には、開閉体をその開放方向側の巻取軸によって巻取り、該巻取軸から繰り出すようにした態様や、開閉体をその開放方向側の収納部位へ巻き取ることなく収納し、該収納部位から繰り出すようにした態様等を含む。
また、前記開閉体には、複数のスラットやパイプを開閉方向へ連設してなる態様や、単数もしくは複数のパネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ設けてなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等を含む。
また、第二の発明では、前記撓み抑制部材は、その軸方向を開閉体の開閉方向に沿わせて略立設状に配設することによって、開閉体をその厚さ方向側から受けるものであることを特徴とする。
前記撓み抑制部材は、当該開閉装置に対し着脱可能に具備された部材であってもよいし、当該開閉装置に対し一体的に具備され、開閉体と一体に動作する部材であってもよい。
前記撓み抑制部材を開閉装置に対し着脱可能に具備した一例として、第三の発明では、前記撓み抑制部材を、開閉体および/または不動部位に設けられた支持部に対し着脱可能に支持されるようにしたものが挙げられる。
また、この場合、前記撓み抑制部材は、開閉体に対して常時接触して受けるようにしてもよいし、通常では開閉体からわずかに離間させておき、開閉体が撓み始めた際にその開閉体が撓み抑制部材に接触することによって受けるようにしてもよいものであって、第四の発明のように、前記撓み抑制部材は、閉鎖時における開閉体の撓み方向の力に対し開閉体を押圧することによって、開閉体の撓みを抑制するものでもよい。
また、この場合、前記撓み抑制部材は、開閉体に対して常時接触して受けるようにしてもよいし、通常では開閉体からわずかに離間させておき、開閉体が撓み始めた際にその開閉体が撓み抑制部材に接触することによって受けるようにしてもよいものであって、第四の発明のように、前記撓み抑制部材は、閉鎖時における開閉体の撓み方向の力に対し開閉体を押圧することによって、開閉体の撓みを抑制するものでもよい。
前記撓み抑制部材を開閉装置に対し一体的に具備し、開閉体と一体に動作する一例として、第五の発明では、前記撓み抑制部材を、開閉体に対しその開閉方向に沿ってスライド可能に支持され、開閉体の閉鎖状態において開閉体をその厚さ方向側から受け可能な位置に至るようにスライドするようにしたことを特徴とする。
また、他の例として、第六の発明では、前記撓み抑制部材を、開閉体に対しその開閉方向に沿って伸縮自在なものであり、開閉体の閉鎖状態において開閉体をその厚さ方向側から受け可能な位置または範囲に至る長さになるように伸張するようにしたことを特徴とする。
前記伸縮自在な構成としては、大径の管状体に小径の杆状体を出し入れ可能に収納してなる略シリンダ状のものや、蛇腹状に伸縮するもの等が挙げられる。
前記伸縮自在な構成としては、大径の管状体に小径の杆状体を出し入れ可能に収納してなる略シリンダ状のものや、蛇腹状に伸縮するもの等が挙げられる。
また、第七の発明では、撓み抑制部材を引き手棒を兼用するものとし、その閉鎖方向側を開閉体の下方から露出させ、当該露出した撓み抑制部材の閉鎖方向側を開閉体の閉鎖方向に動作させることによって、開閉体を閉鎖させるものであることを特徴とする。
また、前記開閉体の撓みをより効果的に抑制する観点から、第八の発明では、前記撓み抑制部材を開閉体の幅方向へ沿って移動するように支持していることを特徴とする。
また、開閉体の開放状態時に撓み抑制部材が邪魔にならないようにする観点から、第九の発明では、前記撓み抑制部材を、開閉体の開放動作に伴って開閉体の開放方向側へ収納されるように支持していることを特徴とする。
また、前記開閉体が撓み抑制部材と接触した際に生じる衝撃による開閉体の損傷や、その衝撃による撓み抑制部材の躯体側への移動時に躯体に接触した際の躯体の損傷を防止するという観点から、第十の発明では、撓み抑制部材の開閉体側および/または躯体側にクッション材を備えることを特徴とする。
ここで、クッション材としては、ゴム材や、軟質の合成樹脂材、スポンジ材、革材、布材等が挙げられる。
ここで、クッション材としては、ゴム材や、軟質の合成樹脂材、スポンジ材、革材、布材等が挙げられる。
また、本明細書中において「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の前記開閉体の厚さ方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、前記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、前記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の発明によれば、撓み抑制部材が前記開閉体と躯体との間に配設され、閉鎖状態において開閉体の厚さ方向側を受ける。
したがって、閉鎖状態の開閉体が強風等に起因して撓んだりばたついたりするのを抑制することができ、ひいては、閉鎖状態の開閉体の撓みやばたつきに起因する騒音の発生や各構成部材の損傷を、効果的に低減することができる。
しかも、前記撓みやばたつきに起因して、閉鎖状態の開閉体が該開閉体を支持しているガイドレール等から抜けてしまうのを防ぐことも可能である。
その上、前記撓み抑制部材は、引き手棒としても使用可能であるので、より簡易的、かつ安価な構造で開閉体の撓みやばたつきを抑制することができる。
第一の発明によれば、撓み抑制部材が前記開閉体と躯体との間に配設され、閉鎖状態において開閉体の厚さ方向側を受ける。
したがって、閉鎖状態の開閉体が強風等に起因して撓んだりばたついたりするのを抑制することができ、ひいては、閉鎖状態の開閉体の撓みやばたつきに起因する騒音の発生や各構成部材の損傷を、効果的に低減することができる。
しかも、前記撓みやばたつきに起因して、閉鎖状態の開閉体が該開閉体を支持しているガイドレール等から抜けてしまうのを防ぐことも可能である。
その上、前記撓み抑制部材は、引き手棒としても使用可能であるので、より簡易的、かつ安価な構造で開閉体の撓みやばたつきを抑制することができる。
更に、第二の発明によれば、略杆状の撓み抑制部材をその軸方向を開閉体の開閉方向に沿わせて略立設状に配設しているので、開閉体の開閉方向の広い範囲で開閉体の厚さ方向側を支持することができる。
したがって、より効果的に、開閉体の撓みやばたつきを抑制することができる。
したがって、より効果的に、開閉体の撓みやばたつきを抑制することができる。
また、第三の発明によれば、撓み抑制部材の配設構造を具体的に提供することができ、しかも、撓み抑制部材を着脱可能にしているので、外した際の撓み抑制部材の収納性が良好であり、簡易な構造で開閉体の撓みやばたつきを抑制することができる。
また、第四の発明によれば、前記撓み抑制部材を、閉鎖時における開閉体の撓み方向の力に対し開閉体を押圧するようにしているので、開閉体の撓みの抑制をより確実に行える。
更に、第五の発明によれば、前記撓み抑制部材の配設構造を具体的に提供することができ、しかも、撓み抑制部材を開閉体の開閉に対しその開閉方向に沿ってスライド可能に支持しているので、収納性が良好であり、その上、撓み抑制部材を開閉体と一体的にした構造で開閉体の撓みやばたつきを抑制することができる。
また、第六の発明によれば、前記撓み抑制部材の配設構造を具体的に提供することができ、しかも、撓み抑制部材を開閉体の開閉に伴ってその開閉方向に沿って伸縮自在にしているので、収納性が良好であり、その上、撓み抑制部材を開閉体と一体的にした構造で開閉体の撓みやばたつきを抑制することができる。
更に、第七の発明によれば、前記撓み抑制部材が開閉体の幅方向へ沿って移動可能であるので、撓み抑制部材を開閉体の撓み抑制に最適な位置に設定することができる上、同撓み抑制部材を引き手棒として使い勝手がよい位置に配置可能であり、しかも、開閉体の開放時においては、その幅方向の端に寄せておくことにより撓み抑制部材が邪魔になるようなことを防ぐことができる。
更に、第八の発明によれば、前記撓み抑制部材が開閉体の開放動作に伴って開閉体の開放方向側へ収納されるので、開閉体の開放時における撓み抑制部材の収納性が良好である上に、収納における迅速性や確実性の向上について効果的である。
更に、第九の発明によれば、前記撓み抑制部材が開閉体を受ける構成を具体的に提供することができる。
更に、第十の発明によれば、撓み抑制部材の開閉体側および/または躯体側にクッション材を備えているので、前記開閉体が撓み抑制部材と接触した際に生じる衝撃による開閉体の損傷や、その衝撃による撓み抑制部材の躯体側への移動時に躯体に接触した際の躯体の損傷を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態の開閉装置は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物における開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置の一例について説明する。
本実施の形態の開閉装置は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物における開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置の一例について説明する。
この開閉装置1は、閉鎖方向端部を開閉方向へスライドさせて開閉動作する開閉体10を、左右のガイドレール(図示せず)によって、開閉体10の幅方向の両端部が開閉方向へ案内するとともに、開閉体10の開放方向側に配設された巻取り装置20により巻き取ったり繰り出したりするものである。
また、前記開閉体10と不動部位側Cとの間には、開閉体10の厚さ方向の撓みを抑制する撓み抑制部材30が備えられていて、当該撓み抑制部材30によって閉鎖状態の開閉体10の厚さ方向側を支持するようにしてある(図1参照)。
また、前記開閉体10と不動部位側Cとの間には、開閉体10の厚さ方向の撓みを抑制する撓み抑制部材30が備えられていて、当該撓み抑制部材30によって閉鎖状態の開閉体10の厚さ方向側を支持するようにしてある(図1参照)。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなる所謂スラット11を、上下に隣接するスラット間で回動するように複数連接することで、開閉体本体12を構成し、この開閉体本体12の下側の端部に、床面や地面、枠部材等の当接対象部位B(図示例によれば下枠部材)に当接させるための座板部材13を、開閉体10幅方向にわたって接続している。
本実施の形態の撓み抑制部材30は、引き手棒を利用したものであり、開閉体10の開閉方向に沿って立設されている。
具体的には、前記撓み抑制部材30は、図1および図2に示すように、杆本体33の一端に引掛け部31が、他端に取っ手部32が設けられていて、前記引掛け部31を前記当接対象部位Bに設けられた支持部B1に嵌合した状態で、引掛け部31が閉鎖された際の開閉体10の閉鎖方向端部に押圧されることで、開閉体10に立て掛けるようにして取っ手部32を開閉体10に接触させて、開閉体10を押圧するように立設している(図1(c)参照)。
具体的には、前記撓み抑制部材30は、図1および図2に示すように、杆本体33の一端に引掛け部31が、他端に取っ手部32が設けられていて、前記引掛け部31を前記当接対象部位Bに設けられた支持部B1に嵌合した状態で、引掛け部31が閉鎖された際の開閉体10の閉鎖方向端部に押圧されることで、開閉体10に立て掛けるようにして取っ手部32を開閉体10に接触させて、開閉体10を押圧するように立設している(図1(c)参照)。
前記支持部B1は、嵌合される前記引掛け部31を掛止する掛止片B11を備えた略コ型状のものであり、前記当接対象部位Bの後方側壁面1Bに固定されている(図2参照)。
前記取っ手部32は、ゴム材や軟質の合成樹脂材、あるいはスポンジ材からなるクッション材を用いて成型されたものであり、このような取っ手部32によって、押圧される開閉体10の傷付き等を防止している。
前記取っ手部32は、ゴム材や軟質の合成樹脂材、あるいはスポンジ材からなるクッション材を用いて成型されたものであり、このような取っ手部32によって、押圧される開閉体10の傷付き等を防止している。
以下、前記構成の撓み抑制部材30の使用方法を図1(a)〜図1(c)に基づいて説明する。
先ず、図1(a)に示すように、撓み抑制部材30の引掛け部31を、座板部材13に開孔された引掛け孔部13Aに引掛けて、開閉体10を閉鎖方向へ引き下げる。
次に、図1(b)に示すように、開閉体10の閉鎖途中で撓み抑制部材30を座板部材13から外し、その引掛け部31を支持部B1に嵌合して立設させる。
そして、図1(c)に示すように、略全閉される開閉体10により撓み抑制部材30を倒して開閉体10に接触させて、その開閉体10に対しその厚さ方向側を押圧する状態にすることによって、開閉体10の撓み抑制機能が発揮される。
また、前記撓み抑制部材30は、開閉体10の略全開時においては、通常使用される引き手棒として使用することができるとともに、収納することができる。
先ず、図1(a)に示すように、撓み抑制部材30の引掛け部31を、座板部材13に開孔された引掛け孔部13Aに引掛けて、開閉体10を閉鎖方向へ引き下げる。
次に、図1(b)に示すように、開閉体10の閉鎖途中で撓み抑制部材30を座板部材13から外し、その引掛け部31を支持部B1に嵌合して立設させる。
そして、図1(c)に示すように、略全閉される開閉体10により撓み抑制部材30を倒して開閉体10に接触させて、その開閉体10に対しその厚さ方向側を押圧する状態にすることによって、開閉体10の撓み抑制機能が発揮される。
また、前記撓み抑制部材30は、開閉体10の略全開時においては、通常使用される引き手棒として使用することができるとともに、収納することができる。
なお、本実施の形態では、前記撓み抑制部材30を図1(c)に示すように、開閉体10をその厚さ方向側から押圧する構成とすることで、撓み抑制機能を発揮するように例示したが、本発明では、撓み抑制部材30を図1(b)に示す状態で立設し、この立設状態で略全閉状態の前記開閉体10を受けるようにしてもよい(図示せず)。
すなわち、撓み始めた際の前記開閉体10を前記撓み抑制部材30で受けることによって、当該撓み抑制部材30が閉鎖時に撓もうとする開閉体10を支えるようにして、開閉体10の撓みを抑制する。
また、前記撓み抑制部材30を複数個使用してもよく、この場合、撓み抑制部材を支持する支持部を同数またはそれ以上設け、状況によって撓み抑制部材30の使用個数および使用位置を任意に決定するようにしてもよく、この場合、撓み抑制部材30の使用位置によっては、開閉体10の開閉方向に亘る部分の撓みの抑制に加えて、開閉体10の幅方向に亘る部分の撓みを抑制することもできる(図示せず)。
また、前記開閉体10に前記撓み抑制部材30を立設状態(図1(c)の状態)を更に良好に保持するための掛止め部を設け、当該掛止め部に前記杆本体33又は取っ手部32を引掛けるようにしてもよい(図示せず)。
この場合、前記掛止め部は、例えば、可撓性を有する素材を用いて環状に形成し、この環状の内側に前記杆状体33又は取っ手部32を挿通することにより引掛ける構成が挙げられる。
すなわち、撓み始めた際の前記開閉体10を前記撓み抑制部材30で受けることによって、当該撓み抑制部材30が閉鎖時に撓もうとする開閉体10を支えるようにして、開閉体10の撓みを抑制する。
また、前記撓み抑制部材30を複数個使用してもよく、この場合、撓み抑制部材を支持する支持部を同数またはそれ以上設け、状況によって撓み抑制部材30の使用個数および使用位置を任意に決定するようにしてもよく、この場合、撓み抑制部材30の使用位置によっては、開閉体10の開閉方向に亘る部分の撓みの抑制に加えて、開閉体10の幅方向に亘る部分の撓みを抑制することもできる(図示せず)。
また、前記開閉体10に前記撓み抑制部材30を立設状態(図1(c)の状態)を更に良好に保持するための掛止め部を設け、当該掛止め部に前記杆本体33又は取っ手部32を引掛けるようにしてもよい(図示せず)。
この場合、前記掛止め部は、例えば、可撓性を有する素材を用いて環状に形成し、この環状の内側に前記杆状体33又は取っ手部32を挿通することにより引掛ける構成が挙げられる。
以下、本発明に係る開閉装置の第2の実施の形態を図3に基づいて説明する。
なお、以下に示す開閉装置において、前記開閉装置1と略同様の箇所については、前記開閉装置1と同一の符号を付けることで重複する詳細説明を省略する。
また、本実施の形態の開閉装置2は、開閉装置1における撓み抑制部材30を撓み抑制部材30’に置換した構成にされる。
なお、以下に示す開閉装置において、前記開閉装置1と略同様の箇所については、前記開閉装置1と同一の符号を付けることで重複する詳細説明を省略する。
また、本実施の形態の開閉装置2は、開閉装置1における撓み抑制部材30を撓み抑制部材30’に置換した構成にされる。
本実施の形態の撓み抑制部材30'は、略杆状に形成され、座板部材部13に幅方向にスライド可能に連結された支持部B2に、開閉方向に沿ってスライド可能に貫通支持されて立設してある。
また、撓み抑制部材30'は、杆本体33の開放方向側端部に開閉体10を受けるための受け体34が、閉鎖方向側端部に取っ手部35が夫々備えられている。
また、支持部B2には、側面視略コ型状に成型された支持部B2の上下の支持板B21に杆本体33が貫通するスライド孔B22が開孔されている。
また、撓み抑制部材30'は、杆本体33の開放方向側端部に開閉体10を受けるための受け体34が、閉鎖方向側端部に取っ手部35が夫々備えられている。
また、支持部B2には、側面視略コ型状に成型された支持部B2の上下の支持板B21に杆本体33が貫通するスライド孔B22が開孔されている。
前記杆本体33と取っ手部35は、前記スライド孔B22を貫通可能な径のものであり、前記受け体34は、スライド孔B22を貫通せず上側の支持板B21に載置される大きさのものである。
前記受け体34は、その開閉体側が開閉体10と離間していて、前記開閉体10が撓み始めた際に開閉体10を受けるように配設されている。
また、受け体34は、躯体側Cの窓部C1にクッション材34Aが装着されており、図3(b)に示すように、開閉体10の略全閉状態において、前記クッション材34Aが窓部C1に弾性的に接触してその衝撃を緩和するようにしている。
なお、前記クッション材34は、受け体34の開閉体側にも装着してもよい(図示せず)。
前記受け体34は、その開閉体側が開閉体10と離間していて、前記開閉体10が撓み始めた際に開閉体10を受けるように配設されている。
また、受け体34は、躯体側Cの窓部C1にクッション材34Aが装着されており、図3(b)に示すように、開閉体10の略全閉状態において、前記クッション材34Aが窓部C1に弾性的に接触してその衝撃を緩和するようにしている。
なお、前記クッション材34は、受け体34の開閉体側にも装着してもよい(図示せず)。
前記構成の撓み抑制部材30'は、支持部B2の上側からスライド孔B22へ取っ手部35から貫通させることによって、支持部B2に対し開閉体の開閉方向へスライド可能に支持され、図3(a)に示すように、開閉体10が開放方向にある際には、撓み抑制部材30'が自重によって下降するとともに、受け体34が支持板B21に支持されてそれ以上の下降が規制される。
このとき、杆本体33と取っ手部35が、座板部材13の厚さ方向裏面側から垂下状に露出し、この取っ手部を引き下げることによって開閉体10を閉鎖方向に動作させることができる。
また、開閉体10の閉鎖方向への動作中に、開閉体10と一体に閉鎖方向へ移動する取っ手部35のその端部が当接対象部位Bに接触し、その接触と同時に開閉体10のみが連続して閉鎖方向に動作するようになる。
すなわち、前記支持部B2が撓み抑制部材30'に沿って閉鎖方向へスライドするので、支持部B2と一体的に連結された開閉体10が閉鎖方向に動作する。
このとき、杆本体33と取っ手部35が、座板部材13の厚さ方向裏面側から垂下状に露出し、この取っ手部を引き下げることによって開閉体10を閉鎖方向に動作させることができる。
また、開閉体10の閉鎖方向への動作中に、開閉体10と一体に閉鎖方向へ移動する取っ手部35のその端部が当接対象部位Bに接触し、その接触と同時に開閉体10のみが連続して閉鎖方向に動作するようになる。
すなわち、前記支持部B2が撓み抑制部材30'に沿って閉鎖方向へスライドするので、支持部B2と一体的に連結された開閉体10が閉鎖方向に動作する。
前記支持部B2の幅方向へのスライド構造は、座板部材13の厚さ方向の裏面側に幅方向に沿って形成されたガイド部13Bと、当該ガイド部13Bと対面する支持部B2における縦板B23に軸支されたガイドローラーB24とから構成され、当該ガイドローラーB24を前記ガイド部13Bに嵌合することによって、支持部B2が開閉体10に対し、その幅方向へスライド可能に連結している。
この構成によって、撓み抑制部材30'を開閉体10の撓みを抑制するのに最適な位置にすることができるとともに、開閉体10の開放状態において邪魔にならない位置や引き手棒として操作しやすい位置等にすることができる。
この構成によって、撓み抑制部材30'を開閉体10の撓みを抑制するのに最適な位置にすることができるとともに、開閉体10の開放状態において邪魔にならない位置や引き手棒として操作しやすい位置等にすることができる。
以下、前記構成の撓み抑制部材30'の使用方法を図3(a)および図3(b)に基づいて説明する。
先ず、図3(a)に示すように、開閉体の開放状態において座板部材13の厚さ方向裏面側から垂下状に露出した取っ手部35を閉鎖方向に開閉体10を閉鎖方向へ引き下げる。
このとき、撓み抑制部材30'を幅方向へ開閉体10の撓みを抑制するのに最適な位置に移動させることができる。
また、開閉体10の略全開状態においては、撓み抑制部材30'を邪魔にならない位置に移動させることができる。
そして、座板部材13が当接対象部位Bに当接するまで引き下げることによって、図3(b)に示すように、撓み抑制部材30'が支持部B2に立設状に支持される。
すなわち、前記開閉体10が撓み始めた際に前記撓み抑制部材30'に接触することによって、当該撓み抑制部材30'が閉鎖時に撓んだ開閉体10を受けるようにして、開閉体10の撓みを抑制する。
先ず、図3(a)に示すように、開閉体の開放状態において座板部材13の厚さ方向裏面側から垂下状に露出した取っ手部35を閉鎖方向に開閉体10を閉鎖方向へ引き下げる。
このとき、撓み抑制部材30'を幅方向へ開閉体10の撓みを抑制するのに最適な位置に移動させることができる。
また、開閉体10の略全開状態においては、撓み抑制部材30'を邪魔にならない位置に移動させることができる。
そして、座板部材13が当接対象部位Bに当接するまで引き下げることによって、図3(b)に示すように、撓み抑制部材30'が支持部B2に立設状に支持される。
すなわち、前記開閉体10が撓み始めた際に前記撓み抑制部材30'に接触することによって、当該撓み抑制部材30'が閉鎖時に撓んだ開閉体10を受けるようにして、開閉体10の撓みを抑制する。
なお、本発明では、前記撓み抑制部材30'を複数個使用してもよく、状況によって撓み抑制部材30'の使用個数および使用位置を任意に決定するようにしてもよく、この場合、撓み抑制部材30'の使用位置によっては、開閉体10の開閉方向の撓みの抑制に加えて、開閉体10の幅方向の撓みを抑制することもできる(図示せず)。
また、本実施の形態では、前記撓み抑制部材30'を幅方向に移動可能として例示したが、本発明では、当該撓み抑制部材30'を定位置で移動不可能にした構成にしてもよい(図示せず)。
また、前記開閉体10の略全開状態においては、受け体34や支持部B2を巻取り装置D内に収納されるようにしてもよいし、収納されないようにしてもよい。
また、前記開閉体10の略全開状態において前記撓み抑制部材30'を開放方向にスライドさせて、開閉体10の開放状態において前記座板部材13の厚さ方向裏面側から垂下状に露出させないような収納状態(図3(b)に示す状態と同様)にしてもよく、この場合、前記支持部B2または撓み抑制部材30'に、撓み抑制部材30'のスライドを阻止するストッパー手段を配設する(図示せず)。
また、本実施の形態では、前記撓み抑制部材30'を幅方向に移動可能として例示したが、本発明では、当該撓み抑制部材30'を定位置で移動不可能にした構成にしてもよい(図示せず)。
また、前記開閉体10の略全開状態においては、受け体34や支持部B2を巻取り装置D内に収納されるようにしてもよいし、収納されないようにしてもよい。
また、前記開閉体10の略全開状態において前記撓み抑制部材30'を開放方向にスライドさせて、開閉体10の開放状態において前記座板部材13の厚さ方向裏面側から垂下状に露出させないような収納状態(図3(b)に示す状態と同様)にしてもよく、この場合、前記支持部B2または撓み抑制部材30'に、撓み抑制部材30'のスライドを阻止するストッパー手段を配設する(図示せず)。
以下、本発明に係る開閉装置の第3の実施の形態を図4に基づいて説明する。
なお、以下に示す開閉装置において、前記開閉装置1および開閉装置2と略同様の箇所については、前記開閉装置1および開閉装置2と同一の符号を付けることで重複する詳細説明を省略する。
また、本実施の形態の開閉装置3は、開閉装置1における撓み抑制部材30を撓み抑制部材30''に置換した構成にされる。
なお、以下に示す開閉装置において、前記開閉装置1および開閉装置2と略同様の箇所については、前記開閉装置1および開閉装置2と同一の符号を付けることで重複する詳細説明を省略する。
また、本実施の形態の開閉装置3は、開閉装置1における撓み抑制部材30を撓み抑制部材30''に置換した構成にされる。
本実施の形態の撓み抑制部材30''は、伸縮可能な略シリンダ形態の略杆状に形成され、開放方向側の外管部36が不動部位Cに設けられた支持部B3に開閉方向に沿ってスライド可能に貫通支持され、閉鎖方向側の内杆部37が前記座板部材13に設けられた支持部B4に貫通され、掛止部B41が支持部B4上に載せられて掛止されている。
また、前記内杆部37の閉鎖方向側端部には取っ手部35が備えられていて、当該取っ手部35は、前記支持部B4を境に閉鎖方向側から露出していて、不動部位側(躯体C)から掴めるようにしている。
また、撓み抑制部材30''は、図4(a)の開閉体10の略全開状態から図4(c)の開閉体10の略全閉状態までの距離と同長として開閉方向にスライドおよび伸縮するようにされている。
また、前記外管部36の開閉体側には、クッション材38が開閉体10から離間させて装着されていて、前記開閉体10が撓み始めた際に弾性的に接触するようにしている。
また、開閉体10の略全閉状態において、収縮した撓み抑制部材30''は、開放方向にスライドして巻取り装置D内に収納される。
また、前記内杆部37の閉鎖方向側端部には取っ手部35が備えられていて、当該取っ手部35は、前記支持部B4を境に閉鎖方向側から露出していて、不動部位側(躯体C)から掴めるようにしている。
また、撓み抑制部材30''は、図4(a)の開閉体10の略全開状態から図4(c)の開閉体10の略全閉状態までの距離と同長として開閉方向にスライドおよび伸縮するようにされている。
また、前記外管部36の開閉体側には、クッション材38が開閉体10から離間させて装着されていて、前記開閉体10が撓み始めた際に弾性的に接触するようにしている。
また、開閉体10の略全閉状態において、収縮した撓み抑制部材30''は、開放方向にスライドして巻取り装置D内に収納される。
本実施の形態の前記撓み抑制部材30''は、開放方向側と閉鎖方向側の2箇所の支持により立設されるとともに、開閉体10の略全閉状態における開閉方向の略全長を受けるようにされているので、略全閉状態における開閉体10のいずれの位置が撓んでも、その撓みを抑制できる。
以下、前記構成の撓み抑制部材30''の使用方法を図4(a)ないし図4(c)に基づいて説明する。
先ず、図4(a)に示すように、開閉体10の開放状態において座板部材13の厚さ方向裏面側から垂下状に露出した取っ手部35を閉鎖方向に引き下げて開閉体10を閉鎖方向へ移動させる。
すると、図4(b)に示すように、撓み抑制部材30''が閉鎖方向にスライドするとともに、伸張し、開閉体10の閉鎖途中で、取っ手35が当接対象部位Bに当接し、開閉体10のみが閉鎖動作する。
そして、座板部材13が当接対象部位Bに当接するまで引き下げられることによって、図4(c)に示すように、撓み抑制部材30''が略全開状態の開閉体10の開閉方向全長に亘る長さとして、支持部B3と支持部B4に支持されて立設する。
すなわち、前記開閉体10がその開閉方向のいずれかの位置が撓み始めた際に前記撓み抑制部材30''に接触することによって、当該撓み抑制部材30''が閉鎖時に撓んだ開閉体10を受けるようにして、開閉体10の撓みを抑制する。
また、図4(c)に示すの開閉体10の略全閉状態から当該開閉体10を開放動作させると、開閉体10のみが開放動作して、前記支持部B4が掛止部B41に接触したと同時にその掛止部B41が支持部B4に掛止されて、開閉体10に伴って内杆部37が開放方向にスライドすることにより前記撓み抑制部材30''が収縮するとともに、完全に収縮した状態となった時点で、前記支持部B3に対し開放方向に沿ってスライドする。
そして、開閉体10が略全開状態となった際に、撓み抑制部材30''が前記巻取り装置D内に収納される。
先ず、図4(a)に示すように、開閉体10の開放状態において座板部材13の厚さ方向裏面側から垂下状に露出した取っ手部35を閉鎖方向に引き下げて開閉体10を閉鎖方向へ移動させる。
すると、図4(b)に示すように、撓み抑制部材30''が閉鎖方向にスライドするとともに、伸張し、開閉体10の閉鎖途中で、取っ手35が当接対象部位Bに当接し、開閉体10のみが閉鎖動作する。
そして、座板部材13が当接対象部位Bに当接するまで引き下げられることによって、図4(c)に示すように、撓み抑制部材30''が略全開状態の開閉体10の開閉方向全長に亘る長さとして、支持部B3と支持部B4に支持されて立設する。
すなわち、前記開閉体10がその開閉方向のいずれかの位置が撓み始めた際に前記撓み抑制部材30''に接触することによって、当該撓み抑制部材30''が閉鎖時に撓んだ開閉体10を受けるようにして、開閉体10の撓みを抑制する。
また、図4(c)に示すの開閉体10の略全閉状態から当該開閉体10を開放動作させると、開閉体10のみが開放動作して、前記支持部B4が掛止部B41に接触したと同時にその掛止部B41が支持部B4に掛止されて、開閉体10に伴って内杆部37が開放方向にスライドすることにより前記撓み抑制部材30''が収縮するとともに、完全に収縮した状態となった時点で、前記支持部B3に対し開放方向に沿ってスライドする。
そして、開閉体10が略全開状態となった際に、撓み抑制部材30''が前記巻取り装置D内に収納される。
なお、本発明では、前記第1および第2の実施の形態と同様に、撓み抑制部材30''を複数個使用してもよい(図示せず)。
また、本実施の形態では、前記撓み抑制部材30''を定位置で固定して移動不可能として例示したが、本発明では、当該撓み抑制部材30''を前記第2の実施の形態と同様に幅方向に移動可能にした構成にしてもよい(図示せず)。
また、前記第2及び第3の実施の形態では、取っ手部35が当接対象部位Bに当接するのに干渉しないように、取っ手部35などに延長紐を設け、より閉鎖し易くするようにしてもよい(図示せず)。
また、前記第1の実施の形態における取っ手部32、第2及び第3の実施の形態における受け体34は、開閉体10に対して常時接触する形態や開閉体が撓んだ際に接触する形態、更には、開閉体に対して常時押圧する形態のいずれでもよいし、あるいは、躯体に対して常時接触する形態にしてもよい(図示せず)。
また、本発明の開閉装置は、開閉体の閉鎖方向が下方でない形態とする開閉装置にも適用可能である。
また、本実施の形態では、前記撓み抑制部材30''を定位置で固定して移動不可能として例示したが、本発明では、当該撓み抑制部材30''を前記第2の実施の形態と同様に幅方向に移動可能にした構成にしてもよい(図示せず)。
また、前記第2及び第3の実施の形態では、取っ手部35が当接対象部位Bに当接するのに干渉しないように、取っ手部35などに延長紐を設け、より閉鎖し易くするようにしてもよい(図示せず)。
また、前記第1の実施の形態における取っ手部32、第2及び第3の実施の形態における受け体34は、開閉体10に対して常時接触する形態や開閉体が撓んだ際に接触する形態、更には、開閉体に対して常時押圧する形態のいずれでもよいし、あるいは、躯体に対して常時接触する形態にしてもよい(図示せず)。
また、本発明の開閉装置は、開閉体の閉鎖方向が下方でない形態とする開閉装置にも適用可能である。
1,2,3:開閉装置
10:開閉体
13:座板部材
13B:ガイド部
30,30’,30”:撓み抑制部材
31:引掛け部
32,35:取っ手部
33:杆本体
34:受け体
36:外管部
37:内杆部
34A,38:クッション材
B:当接対象部位
B1,B2,B3,B4:支持部
B11:掛止片
B21:支持板
B22:スライド孔
B23:縦板
B24:ガイドローラー
C:躯体
10:開閉体
13:座板部材
13B:ガイド部
30,30’,30”:撓み抑制部材
31:引掛け部
32,35:取っ手部
33:杆本体
34:受け体
36:外管部
37:内杆部
34A,38:クッション材
B:当接対象部位
B1,B2,B3,B4:支持部
B11:掛止片
B21:支持板
B22:スライド孔
B23:縦板
B24:ガイドローラー
C:躯体
Claims (10)
- 開閉体をスライドさせて閉鎖動作する開閉装置において、
前記開閉体の厚さ方向への撓みを抑制する撓み抑制部材を備え、
この撓み抑制部材は、開閉体を閉鎖方向へ引っ張るための引き手棒を兼用するものであり、その少なくとも一端側が開閉体および/または不動部位に設けられた支持部に支持されて、開閉体の撓みをその厚さ方向から抑制するものであることを特徴とする開閉装置。 - 前記撓み抑制部材は、その軸方向を開閉体の開閉方向に沿わせて略立設状に配設することによって、開閉体をその厚さ方向側から受けるものであることを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
- 前記撓み抑制部材は、開閉体および/または不動部位に設けられた支持部に対し着脱可能に支持されるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の開閉装置。
- 前記撓み抑制部材は、閉鎖時における開閉体の撓み方向の力に対し開閉体を押圧することによって、開閉体の撓みを抑制するものであることを特徴とする請求項3に記載の開閉装置。
- 前記撓み抑制部材は、開閉体に対しその開閉方向に沿ってスライド可能に支持され、開閉体の閉鎖状態において開閉体をその厚さ方向側から受け可能な位置に至るようにスライドすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の開閉装置。
- 前記撓み抑制部材は、開閉体に対しその開閉方向に沿って伸縮自在なものであり、開閉体の閉鎖状態において開閉体をその厚さ方向側から受け可能な位置または範囲に至る長さになるように伸張することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の開閉装置。
- 前記撓み抑制部材は、その閉鎖方向側を開閉体の閉鎖方向側へ露出させ、当該露出した撓み抑制部材の閉鎖方向側を開閉体の閉鎖方向に動作させることによって、開閉体を閉鎖させるものであることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の開閉装置。
- 前記撓み抑制部材は、開閉体の幅方向へ沿って移動するように支持されていることを特徴とする請求項5ないし請求項7いずれか1項に記載の開閉装置。
- 前記撓み抑制部材は、開閉体の開放動作に伴って開閉体の開放方向側へ収納されるように支持されていることを特徴とする請求項5ないし請求項8いずれか1項に記載の開閉装置。
- 前記撓み抑制部材の開閉体側および/または躯体側にクッション材を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項9いずれか1項に記載の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005176328A JP2006348593A (ja) | 2005-06-16 | 2005-06-16 | 開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005176328A JP2006348593A (ja) | 2005-06-16 | 2005-06-16 | 開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006348593A true JP2006348593A (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=37644720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005176328A Pending JP2006348593A (ja) | 2005-06-16 | 2005-06-16 | 開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006348593A (ja) |
-
2005
- 2005-06-16 JP JP2005176328A patent/JP2006348593A/ja active Pending
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