JP2006347672A - 給紙装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、用紙搬送間隔が短くなっても用紙とローラとの当接状態を最適に維持することが可能な給紙装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態の複写機1は、ピックアップローラ150が給紙モータ(不図示)により駆動を開始してから停止するまでの間、上限検知センサ155の検出結果に関わらず、リフトモータ149の回転駆動力によりリフト板144が駆動されず、更に、ピックアップローラ150の停止後に、上限検知センサ155にリフト板144が上限位置にあると判定されるまで、用紙のサイズとリフトモータ149の速度の関係を示す速度テーブルおよび用紙サイズセンサ157に検出された用紙Pのサイズに基づいて、用紙Pのサイズに応じた速度でリフトモータ149が駆動される構成とされている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、用紙の供給を行う給紙装置およびそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来より、用紙を搬送するローラ、用紙を持ち上げてローラに当接させるリフト、および装置が給紙動作中であるか否かを判定する給紙動作判定部を有し、給紙動作中であると判定された場合には、その上限検知部の判定結果に関わらず、リフトを駆動させないことを特徴とする給紙装置、および画像形成部における画像出力動作を連続させる場合、所定期間毎に画像形成部への給紙動作を一時停止することを特徴とする前記給紙装置を用いた画像形成装置が開示・提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−341855号公報
確かに、特許文献1に開示された給紙装置であれば、給紙動作開始時に上限検知部に上限位置にあると判定されているリフトが、給紙動作中にローラの上下変動で発生したチャッタリングの影響で上限検知センサに上限位置にないと誤判定されたとしても、ローラの給紙動作中には上限検知部の判定結果に関わらず、リフトが駆動されない構成のため、用紙に過度なローラ圧が付加されることなく、用紙とローラとの当接状態を最適に維持することが可能である。また、特許文献1に開示された給紙装置を用いた画像形成装置であれば、長期に亘ってリフトの上限判定が行われずに、用紙とローラとの当接状態が最適に維持されなくなるといったことを回避することが可能となる。
しかしながら、特許文献1に開示された給紙装置を用いた画像形成装置は、所定期間毎に画像形成部への給紙動作を一時停止する期間が、例えば、ローラが先の用紙の搬送を完了してから次の用紙の搬送を開始するまでの間の用紙搬送間隔であるような場合には、画像形成装置が高速機になるとその用紙搬送間隔が短くなるため、用紙搬送間のみリフトを常に一定の速度で駆動させると、上限検知センサが上限位置を検知できないという恐れがあった。そのため、用紙とローラとの当接状態を最適に維持することが難しくなってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑み、用紙搬送間隔が短くなっても用紙とローラとの当接状態を最適に維持することが可能な給紙装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る給紙装置は、用紙を搬送するローラと、該ローラを駆動するローラ駆動手段と、前記用紙を持ち上げて前記ローラに当接させるリフトと、該リフトを駆動するリフト駆動手段と、該リフトが上限位置にあるか否かを検出する上限検知部と、前記上限検知部の検出結果に基づいて前記リフト駆動手段の制御を行う駆動制御部と、を有して成り、前記用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段と、用紙のサイズと前記リフト駆動手段の駆動速度の関係を示すテーブルを記憶するメモリ部と、を有し、前記駆動制御部は、前記ローラが駆動を開始してから停止するまでの間、前記上限検知部の検出結果に関わらず、前記リフト駆動手段を駆動させず、更に、前記ローラの駆動停止後、前記リフトが前記上限検知部に前記上限位置にあると検出されるまで、前記テーブルおよび前記用紙サイズ検出手段に検出された前記用紙のサイズに基づいて、前記用紙のサイズに応じた駆動速度で前記リフト駆動手段を駆動させる構成とされている。このような構成とすることにより、用紙搬送間隔が短くなっても用紙とローラとの当接状態を最適に維持することが可能となる。よって、用紙の重送や用紙の詰まりが発生することなく、安定して用紙を供給することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、用紙への画像形成を行う画像形成部を有し、該画像形成部への用紙の供給手段として、上記の構成から成る給紙装置を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、画像形成装置が高速機になり、用紙搬送間隔が短くなっても用紙とローラとの当接状態を最適に維持することが可能となる。よって、用紙の重送や用紙の詰まりが発生することなく、安定して用紙を供給することが可能となる。
上記したように、本発明に係る給紙装置およびそれを備えた画像形成装置であれば、用紙搬送間隔が短くなっても用紙とローラとの当接状態を最適に維持することが可能となるとともに、用紙の重送や用紙の詰まりが発生することなく、安定して用紙を供給することが可能となる。
以下では、本発明を複写機に適用した場合を例に挙げて説明を行う。図1は本発明に係る複写機の要部構成を示すブロック図であり、図2は本発明に係る複写機の要部構造を模式的に示す縦断面図である。両図に示すように、本実施形態の複写機1は、装置全体の動作を制御する中央演算処理装置10(以下、CPU[Central Processing Unit]10と呼ぶ)と、原稿を自動搬送する原稿搬送部11と、原稿搬送部11から搬送された原稿を取り込んで画像データを生成する原稿取込部12と、操作手段(テンキーやタッチパネルなど)と表示手段(液晶ディスプレイなど)から成る操作表示部13と、画像データに基づいて用紙Pへのトナー像の画像形成を行う画像形成部15と、画像形成部15に給紙を行う給紙部14と、用紙Pに形成されたトナー像を用紙Pに定着させる定着部16と、定着部16でトナー像が定着された用紙Pの排紙先となる排紙部17と、各種制御プログラム等が格納されたROM[Read Only Memory]、ワーク領域として用いられるRAM[Random Access Memory]およびデータ等が格納されるハードディスクドライブから成るメモリ部18と、を有して成る。
CPU10は、装置全体の動作を制御するほか、後述するように、上限検知センサの検出結果に基づいてリフトアップモータの制御を行うとともに、ピックアップローラが駆動を開始してから駆動を停止するまでの間、上限検知センサの検出結果に関わらず、リフトアップモータを駆動させず、更に、ピックアップローラの駆動停止後、リフト板が上限検知センサに上限位置にあると検出されるまで、速度テーブルおよび用紙サイズセンサに検出された用紙Pのサイズに基づいて、用紙サイズに応じた駆動速度でリフトアップモータを駆動させる駆動制御部としての役割も担っている。
メモリ部18には、図3に示すように、単数または複数の用紙のサイズとリフトモータの速度の関係を示す速度テーブルが予め記憶されている。なお、図3に示された用紙のサイズに対するリフトモータの速度は、そのリフトモータの速度に限定されるものではなく、装置性能に合わせて任意に変更されてもよい。また、メモリ部18には、単数または複数の用紙のサイズと後述のピックアップローラが用紙Pの先端から後端までを送出するために必要な時間の関係を示す時間テーブルが予め記憶されている。
給紙部14は、用紙Pを搭載するためのカセット板142を備えた給紙カセット141と、給紙カセット141から用紙Pを送出するピックアップローラ150と、カセット板142を持ち上げてピックアップローラ150に用紙Pを当接させるリフト板144と、リフト板144の一端に固定されているリフト軸145と、リフト軸145を回動させるギア146〜148と、ギア146〜148を駆動するリフトモ−タ149と、ピックアップローラ150から送出された用紙Pの重送を防止しながら搬送ローラ153に用紙Pを搬送する対となった給紙ローラ152およびパッドローラ151と、給紙ローラ152およびパッドローラ151から搬送された用紙Pをレジストローラ154へ搬送する2つのローラが対となった搬送ローラ153と、搬送ローラ153から搬送された用紙Pを画像形成部15に導くレジストローラ154と、リフト板144が上限位置にあるか否かを検出する上限検知センサ155と、給紙ローラ152の回転中心となる回転軸(不図示)の一端に傾動自在に固定され、ピックアップローラ150の上下変動とともに給紙ローラ152の回転軸(不図示)を中心に傾動し、リフト板144の上限位置で上限検知センサ155の検出光を遮光する遮光板156と、カセット板142に搭載された用紙Pのサイズを判定する用紙サイズセンサ157と、を有して成る。
なお、ピックアップローラ150は、給紙モータ(不図示)の回転駆動力が単数または複数のギア(不図示)等で伝達されて回転駆動される。給紙ローラ、パッドローラ152、搬送ローラ153、およびレジストローラ154は、それぞれ、所定のモータ(不図示)の回転駆動力が単数または複数のギア(不図示)等で伝達されて回転駆動される。
また、給紙カセット141には、リフト板144が通り抜けてカセット板142を持ち上げるために給紙カセット141の底部に開口部143が形成されている。
また、ピックアップローラ150は、その回転軸(不図示)が遮光板156の開口部(不図示)に通されて遮光板156に支えられることで、遮光板156とともに用紙Pの残量に応じた上下運動を行う機構とされている。
また、図4は、上限検知センサ155を操作表示部13側から見た場合を示す上面図である。上限検知センサ155は、検出光を受光部155bに向けて照射する発光部155aと、発光部155aから照射された検出光を受光する受光部155bと、を有して成る。なお、図4の実線矢印は、検出光の進行方向を示す。
次に、上限検知センサ155によるリフト板144の上限位置の検出について以下に説明する。図5は、上限検知センサ155によるリフト板144の上限位置の検出機構について説明するための図である。
リフト板144が上限位置にある状態とは、図5(a)および図5(b)に示すように、上限検知センサ155の発光部155aから照射された検出光が遮光板156により遮光されて上限検知センサ155がONとなるまで、リフト板144によってカセット板142に搭載された用紙Pが所定の位置にあるピックアップローラ150に当接して持ち上げられた状態である。
また、リフト板144が上限位置にない状態とは、図5(c)に示す用紙Pの減少やカセット板142に搭載された用紙Pがリフト板144によって持ち上げられていないことに伴って、ピックアップローラ150が所定の位置まで落ち込んで、図5(d)に示すように、上限検知センサ155の発光部155aと受光部155bの間に遮光板156がなく、検出光を受光部155bが受光して上限検知センサ155がOFFとなった状態である。
また、更に、リフト板144が上限位置にない状態とは、図5(a)に示すように、リフト板144が上限位置にある状態であるにもかかわらず、ピックアップローラ150の給紙動作中の上下変動によってピックアップローラ150とともに遮光板156が上下変動したことに伴って、図5(d)に示すように、上限検知センサ155の発光部155aと受光部155bの間から遮光板156が移動して、検出光を受光部155bが受光して上限検知センサ150がOFFとなり、リフト板144が上限位置にないと検出される状態である。このように、給紙動作中にピックアップローラ150が上下変動する状態では、上限検知センサ150がON/OFFを繰り返して検出(チャタリング)してしまう可能性がある。
次に、上記構成から成る複写機1における原稿複写動作について説明する。複写機1における原稿複写動作では、まず原稿搬送部11から原稿取込部12に原稿が搬送され、原稿取込部12による該原稿の取込み(画像データの生成)が行われる。生成された画像データは、一旦メモリ部18に格納された後、再び読み出されて画像形成部15に送出される。その後、画像形成部15では、入力された画像データに基づく用紙Pへのトナー像の画像形成処理が行われる。そして、定着部16で、用紙P上に形成されたトナー像が加熱および加圧されて用紙Pに定着される。トナー像が定着された用紙Pは、排紙部17に排紙される。このとき、給紙部14では、カセット板142に搭載された用紙Pが、ピックアップローラ150によって送りだされ、給紙ローラ152、パッドローラ151、搬送ローラ153およびレジストローラ154を介して、画像形成部15に供給される。
なお、本実施形態の複写機1は、ピックアップローラ150が駆動を開始してから停止するまでの間、上限検知センサ155の検出結果にかかわらず、リフトモータ149を駆動させず、更に、ピックアップローラ150の停止後に、上限検知センサ155にリフト板144が上限位置にあると判定されるまで、メモリ部18に記憶された単数または複数の用紙のサイズとリフトモータ149の速度の関係を示す速度テーブルおよび用紙サイズセンサ157に検出された用紙Pのサイズに基づいて、用紙Pのサイズに応じた速度でリフトモータ149を駆動させる制御に特徴を有している。
そこで、以下では、本実施形態の複写機1の特徴であるこの制御について図を参照して説明する。図6は、複写機1におけるリフトモータ149の駆動制御の一例を示すフローチャートである。図7は、複写機1におけるリフトモータ149の駆動制御時のタイミングチャートである。なお、図7は、給紙モータ(不図示)が駆動中(すなわち、ピックアップローラ150の駆動中)に上限検知センサ155がOFFとなった場合のタイミングチャートであり、給紙モータ、上限検知センサ155およびリフトアップモータ149の駆動の関係を示している。
本実施形態の複写機1では、ステップS6−1で、複写動作を開始するためのスタートキー(不図示)が押下されて、複写動作が開始されると、ステップS6−2で、用紙サイズセンサ157によりカセット板142上に搭載された用紙Pのサイズが検出されて、CPU10によりその用紙Pのサイズが認識される。そして、その用紙Pのサイズの情報がメモリ部18に一旦記憶される。
続いて、ステップS6−3で、上限検知センサ155がOFFである場合(S6−3YES、図7のタイミング71)には、ステップS6−4で、CPU10により、リフトアップモータ149への電力供給がONされて(タイミング72)、リフトアップモータ149が予め設定された速度に制御されて回転駆動を開始する。そして、リフトアップモータ149の回転駆動力がギア146〜148を介してリフト板144に伝達されて、用紙Pが搭載されたカセット板142を持ち上げ始める。
続いて、ステップS6−5で、上限検知センサ155がONになった場合(S6−5YES、タイミング73)には、ステップS6−6で、リフト板144が上限位置にあり、用紙Pがピックアップローラ150に当接して用紙Pの画像形成部15への供給が開始できる状態であるため、CPU10によりリフトアップモータ149への電力供給がOFFされて(タイミング74)、リフトアップモータ149が停止する。このとき、リフト板144は上限位置に保たれている。
また、ステップS6−3で、上限検知センサ155がOFFでない場合(S6−3YES)には、リフト板144が上限位置にあり、用紙Pがピックアップローラ150に当接して用紙Pの画像形成部15への供給が開始できる状態であるため、ステップS6−7に進む。
続いて、ステップS6−7で、CPU10により、給紙モータ(不図示)への電力供給がONされる(タイミング75)と、その駆動力が伝達されてピックアップローラ150が駆動を開始して、用紙Pをパッドローラ151および給紙ローラ152に向けて送出する。
続いて、ステップS6−8で、ピックアップローラ150の給紙動作時の上下変動に伴って、上限検知センサ155がOFFになっても(S6−8YES、タイミング76)、CPU10によりリフトアップモータ149への電力供給がONされず(タイミング77)に、リフトアップモータ149は停止したままである。また、ステップS6−8で、上限検知センサ155がOFFでない場合(S6−8NO)には、リフト板144が上限位置にあるため、CPU10によりリフトアップモータ149への電力供給がONされずに、リフトアップモータ149は停止したままである。
続いて、ステップS6−9で、メモリ部18に記憶された単数または複数の用紙のサイズとピックアップローラ150が用紙の先端から後端までを送出するために必要な時間の関係を示す時間テーブルに基づいて、CPU10によりピックアップローラ150を駆動させる給紙モータ(不図示)への電力供給がOFFされて(タイミング78)、ピックアップローラ150が停止する。
続いて、ステップS6−10で、CPU10により、リフトアップモータ149への電力供給がONされ(タイミング79)、更にメモリ部18に記憶された図3に示す用紙のサイズとリフトアップモータ149の速度の関係を示す速度テーブルおよびステップS6−2において用紙サイズセンサ157によって検出された用紙Pのサイズに基づいて、CPU10により、リフトアップモータ149が用紙Pのサイズに応じた速度で駆動が開始される。
続いて、ステップS6−11で、上限検知センサ155がONである場合(S6−11YES、タイミング80)には、ステップS6−12で、CPU10により、リフトモータ149への電力供給がOFFされる(タイミング81)。また、ステップS6−11で、上限検知センサ155がONでない場合(S6−11NO)には、ステップS6−11に戻る。
続いて、ステップS6−13で、複写が全数完了していない場合(S6−13NO)には、ステップS6−7に戻る。また、ステップS6−13で、複写が全数完了している場合(S6−13YES)には、本動作は完了となる。
以上で説明したように、本実施形態の複写機1は、ピックアップローラ150が給紙モータ(不図示)により駆動を開始してから停止するまでの間、上限検知センサ155の検出結果に関わらず、リフトモータ149の回転駆動力によりリフト板144が駆動されず、更に、ピックアップローラ150の停止後に、上限検知センサ155にリフト板144が上限位置にあると判定されるまで、メモリ部18に記憶された用紙のサイズとリフトモータ149の速度の関係を示す速度テーブルおよび用紙サイズセンサ157に検出された用紙Pのサイズに基づいて、用紙Pのサイズに応じた速度でリフトモータ149が駆動される構成であるため、複写機1が高速機になり、用紙搬送間隔が短くなっても用紙Pとピックアップローラ150との当接状態を最適に維持することが可能となる。よって、用紙の重送や用紙の詰まり(ジャム)が発生することなく、安定して画像形成部15に用紙を供給することが可能となる。
なお、上記実施形態では、本発明に係る給紙装置を複写機に適用した場合を例に挙げて説明をおこなったが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の画像形成装置(例えば、ファクシミリ、プリンタ、これらの複合機など)にも広く適用が可能である。ピックアップローラ、上限検知センサおよび用紙サイズセンサ等の構成も上記実施形態に限定されるものではない。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加えることが可能である。
本発明は、複写機の他にも、プリンタやファクシミリなどに備えられた給紙装置全般に幅広く適用可能であり、用紙の安定した搬送に有用な技術である。
は、本発明に係る複写機の要部構成を示すブロック図である。 は、本発明に係る複写機の要部構造を模式的に示す縦断面図である。 は、図3は、用紙のサイズとリフトモータの速度の関係を示す速度テーブルである。 は、上限検知センサ155を操作表示部13側から見た場合を示す上面図である。 は、上限検知センサ155によるリフト板144の上限位置の検出機構について説明するための図である。 は、複写機1におけるリフトモータ149の駆動制御の一例を示すフローチャートである。 は、複写機1におけるリフトモータ149の駆動制御時のタイミングチャートである。
符号の説明
1 複写機
10 中央演算処理装置(CPU)
11 原稿搬送部
12 原稿取込部
13 操作表示部
14 給紙部
141 給紙カセット
142 カセット板
143 開口部
144 リフト板
145 リフト軸
146〜148 ギア
149 リフトモータ
150 ピックアップローラ
151 パッドローラ
152 給紙ローラ
153 搬送ローラ
154 レジストローラ
155 上限検知センサ
155a 発光部
155b 受光部
156 遮光板
157 用紙サイズセンサ
15 画像形成部
16 定着部
17 排紙部
18 メモリ部

Claims (2)

  1. 用紙を搬送するローラと、該ローラを駆動するローラ駆動手段と、前記用紙を持ち上げて前記ローラに当接させるリフトと、該リフトを駆動するリフト駆動手段と、該リフトが上限位置にあるか否かを検出する上限検知部と、前記上限検知部の検出結果に基づいて前記リフト駆動手段の制御を行う駆動制御部と、を有して成る給紙装置において、
    前記用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段と、用紙のサイズと前記リフト駆動手段の駆動速度の関係を示すテーブルを記憶するメモリ部と、を有し、
    前記駆動制御部は、前記ローラが駆動を開始してから停止するまでの間、前記上限検知部の検出結果に関わらず、前記リフト駆動手段を駆動させず、更に、前記ローラの駆動停止後、前記リフトが前記上限検知部に前記上限位置にあると検出されるまで、前記テーブルおよび前記用紙サイズ検出手段に検出された用紙のサイズに基づいて、前記用紙のサイズに応じた駆動速度で前記リフト駆動手段を駆動させることを特徴とする給紙装置。
  2. 用紙への画像形成を行う画像形成部を有し、該画像形成部への用紙の供給手段として、請求項1に記載の給紙装置を有して成ることを特徴とする画像形成装置。
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