JP2006346031A - 椅子用クッション及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リサイクルに適した椅子用クッション及びその製造方法を提供する。椅子使用者一人一人に適した椅子用クッション及びその製造方法を提供する。
【解決手段】底側クッション体2と、この底側クッション体2の上に重ねられた上側クッション体3と、底側クッション体2と上側クッション体3を覆う表皮部材4とを備え、底側クッション体2は上側クッション体3よりも硬く、且つ他の種類の車椅子用クッション1にも使用できる共通部品であり、上側クッション体3は車椅子使用者の障害に応じた形状を成す専用部品であり、底側クッション体2と上側クッション体3とのうち少なくとも上側クッション体3は繊維集合体で形成されている。車椅子用のクッション1に限るものではなく、他の椅子用のクッションでも良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、椅子用クッション及びその製造方法に関する。
椅子、例えば車椅子のクッション構造として、例えば特許第3564218号公報に開示されたものがある。このクッション構造101では、図14及び図15に示すように、形状や硬さが異なる多数のクッション材パーツ71〜78を組み合わせて1つの車椅子用クッションを形成している。各クッション材パーツは、例えば発泡ウレタン樹脂製である。なお、図15は図14のZ−Z’線で切断した状態の分解斜視図である。
特許第3564218号
しかしながら、上述のクッション構造では、例えば発泡ウレタン樹脂製のクッション材パーツ71〜78を使用しているため、廃棄時にリサイクルし難かった。また、車椅子用クッションの形状を変えるためには、多数のクッション材パーツの形状を変える必要があった。また、そもそも車椅子使用者に合わせてクッションを製造するものではなかった。そして、車椅子以外の椅子、自動用シート等の上に置いて使用する椅子用クッションも同様である。
本発明は、リサイクルに適した椅子用クッション及びその製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、椅子使用者一人一人に適した椅子用クッション及びその製造方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために請求項1記載の椅子用クッションは、底側クッション体と、この底側クッション体の上に重ねられた上側クッション体と、底側クッション体と上側クッション体を覆う表皮部材とを備え、底側クッション体は上側クッション体よりも硬く、且つ他の種類の椅子用クッションにも使用できる共通部品であり、上側クッション体は椅子使用者の障害に応じた形状を成す専用部品であり、底側クッション体と上側クッション体とのうち少なくとも上側クッション体は繊維集合体で形成されているものである。
したがって、上側クッション体と底側クッション体とを重ね、表皮部材で覆うこと等で椅子用クッションを製造できる。底側クッション体と上側クッション体とを比べると、底側クッション体の方が硬く、上側クッション体の方が軟らかい。椅子用クッションの機能として体位保持性と体圧分散性が必要であるが、主に、硬い方の底側クッション体が体位保持性を負担し、軟らかい方の上側クッション体が体圧分散性を負担する。
上側クッション体は椅子使用者の障害に応じた形状を成しているので、その椅子使用者に適した椅子用クッションとなる。各椅子使用者毎に専用の上側クッション体を用意しても良いし、予め複数の形状の上側クッション体を用意しておき、その中から椅子使用者が自分に合ったものを選択して専用の上側クッション体としても良い。
また、少なくとも上側クッション体を形成する繊維集合体は、通気性に優れており、放熱性に優れているので、椅子用クッションとしても通気性、放熱性に優れたものとなる。上側クッション体に加え、底側クッション体も繊維集合体を使用して形成しても良い。この場合には、繊維集合体の密度を変える等してクッション体としての硬さを変えることができる。また、繊維集合体はリサイクルに適した材料である。
また、請求項2記載の椅子用クッションは、底側クッション体と上側クッション体との間に中間クッション体を介在させているものである。したがって、椅子用クッションの硬さや座り心地を部分的に変えることができる。中間クッション体としては、クッション体として使用できるものであればその材料に特に制限はないが、例えば、シリコーンを主原料とするゲル状素材等の反発弾性率の低い材料(低反発材料)からなるクッション体、ウレタンフォームから成るクッション体、空気や液体を袋内に充填したクッション体等の使用が可能である。
また、請求項3記載の椅子用クッションは、左右の側壁部と後壁部が底側クッション体により構成され、前壁部が上側クッション体により構成されるたものである。したがって、椅子用クッションの左右の側壁部と後壁部とを硬くし、前壁部を軟らかくすることができる。
また、請求項4記載の発明は、底側クッション体と、この底側クッション体の上に重ねられた上側クッション体と、底側クッション体と上側クッション体を覆う表皮部材とを備える椅子用クッションの製造方法において、底側クッション体として、上側クッション体よりも硬く且つ他の種類の椅子用クッションにも使用できる共通部品を使用し、上側クッション体として、椅子使用者の障害に応じた形状に繊維集合体を成型して製造した専用部品を使用し、底側クッション体に上側クッション体を重ねることで椅子使用者に適した椅子用クッションを製造するものである。
したがって、例えば、上側クッション体と底側クッション体とを重ね、表皮部材で覆うことで、又は表皮部材内に上側クッション体と底側クッション体を挿入して重ねること等で、椅子用クッションを製造することができる。底側クッション体と上側クッション体とを比べると、底側クッション体の方が硬く、上側クッション体の方が軟らかい。椅子用クッションの機能として体位保持性と体圧分散性が必要であるが、主に、硬い方の底側クッション体が体位保持性を負担し、軟らかい方の上側クッション体が体圧分散性を負担する。
上側クッション体は椅子使用者の障害に応じた形状を成しているので、その椅子使用者に適した椅子用クッションを製造できる。各椅子使用者専用に製造した上側クッション体を使用しても良いし、予め複数の形状の上側クッション体を製造して用意しておき、その中から椅子使用者が自分に合ったものを選択して専用の上側クッション体として使用しても良い。
また、上側クッション体を形成する繊維集合体は、通気性に優れており、放熱性に優れているので、椅子用クッションとしても通気性、放熱性に優れたものとなる。上側クッション体に加え、底側クッション体も繊維集合体を使用して形成しても良い。この場合には、繊維集合体の密度を変える等してクッション体としての硬さを変えることができる。また、繊維集合体はリサイクルに適した材料である。
また、請求項5記載の椅子用クッションの製造方法は、椅子使用者の臀部及びその周辺部を3次元計測すると共に、その3次元計測データに基づいて椅子使用者の臀部及びその周辺部に対応する形状のキャビティを有する成形型を製作し、繊維集合体を成形型のキャビティ内に充填して加熱しながら成型することで上側クッション体を製造するものである。したがって、椅子使用者の臀部及びその周辺部に対応する形状の上側クッション体を製造することができる。
また、請求項6記載の椅子用クッションの製造方法は、成形型が複数の型用板材を重ね合わせたものであり、各型用板材に設けられた切り欠き部分が連続してキャビティとなるものである。したがって、各型用板材を重ね合わせて固定することで、成形型を簡単に製作することができる。また、重ね合わせる型用板材のうちキャビティを構成するものの全部又は一部を交換することで、別の形状のキャビティを有する成形型にすることができる。
さらに、請求項7記載の椅子用クッションの製造方法は、底側クッション体と上側クッション体との間に中間クッション体を介在させるものである。したがって、製造する椅子用クッションの硬さや座り心地を部分的に変えることができる。中間クッション体としては、クッション体として使用できるものであればその材料に特に制限はないが、例えば、シリコーンを主原料とするゲル状素材等の反発弾性率の低い材料(低反発材料)からなるクッション体、ウレタンフォームから成るクッション体、空気や液体を袋内に充填したクッション体等の使用が可能である。
請求項1記載の椅子用クッションでは、底側クッション体と、この底側クッション体の上に重ねられた上側クッション体と、底側クッション体と上側クッション体を覆う表皮部材とを備え、底側クッション体は上側クッション体よりも硬く、且つ他の種類の椅子用クッションにも使用できる共通部品であり、上側クッション体は椅子使用者の障害に応じた形状を成す専用部品であり、底側クッション体と上側クッション体とのうち少なくとも上側クッション体は繊維集合体で形成されているので、クッションとしての体位保持性と体圧分散性とを高いレベルで兼ね備えながら、使用者の障害に応じた形状の椅子用クッションを提供することができる。また、一般的に使用者毎に形状の異なる椅子用クッションを製造すると、多品種少量生産又は一品製作の受注生産となり部品の種類が多くなることが考えられるが、本発明では、底側クッション体を他の種類の椅子用クッションにも使用できる共通部品とし、上側クッション体のみを個別の椅子用クッションの専用部品としているので、部品の種類が多大になるのを防止することができ、製造コストの増加を抑制できる。
また、少なくとも上側クッション体は繊維集合体によって形成されているので、通気性、放熱性に優れ、使い心地の良い椅子用クッションを提供することができる。そして、上側クッション体に加えて底側クッション体も繊維集合体によって形成した場合には、椅子用クッションとしての通気性、放熱性を更に向上させることができるので、使い心地をより一層向上させることができる。また、繊維集合体を使用しているので、クッションを軽くすることもできると共に、洗濯が可能になるので、椅子用クッションの使い勝手を向上させることができる。さらに、繊維集合体はリサイクルに適しているので、椅子用クッションの廃棄時にリサイクルが容易であり、ゴミの発生を抑えることができる。
また、請求項2記載の椅子用クッションでは、底側クッション体と上側クッション体との間に中間クッション体を介在させているので、椅子用クッションの硬さや座り心地を部分的に変えることができる。例えば、ゲル状素材や低反発ウレタンフォーム等の低反発材料は衝撃吸収性に優れておりクッション体としての使用に適しているが、その反面、単独で使用するとクッション下のシート部の硬さを感じる所謂底突き感を生じさせてしまう。低反発材料を中間クッション体として使用し、その上下に上側クッション体と底側クッション体を配置することで、底突き感を生じさせることなく、衝撃吸収を良好に行うことができる。
また、請求項3記載の椅子用クッションでは、左右の側壁部と後壁部が底側クッション体により構成され、前壁部が上側クッション体により構成されているので、椅子用クッションとしての左右の側壁部と後壁部とを硬くし、前壁部を軟らかくすることができる。このため、左右の側壁部と後壁部とを潰れにくくすることができ、椅子使用者の姿勢をより良好に保持することができると共に、前壁部が軟らかくなるので、椅子使用者の太もも部分への圧迫を軽減することができる。しかも、左右の側壁部と後壁部を底側クッション体で構成し、前壁部を上側クッション体で構成しているので、部品点数が増えることもない。つまり、部品点数を増やさずに、椅子使用者の姿勢保持と太もも部分への圧迫軽減とを高いレベルで両立することができる。
また、請求項4記載の椅子用クッションの製造方法では、底側クッション体として、上側クッション体よりも硬く且つ他の種類の椅子用クッションにも使用できる共通部品を使用し、上側クッション体として、椅子使用者の障害に応じた形状に繊維集合体を成型して製造した専用部品を使用し、底側クッション体に上側クッション体を重ねることで椅子使用者に適した椅子用クッションを製造するので、クッションとしての体位保持性と体圧分散性とを高いレベルで兼ね備えながら、使用者の障害に応じた形状の椅子用クッションを製造することができる。また、一般的に使用者毎に形状の異なる椅子用クッションを製造すると、多品種少量生産又は一品製作の受注生産となり部品の種類が多くなることが考えられるが、本発明では、底側クッション体を他の種類の椅子用クッションにも使用できる共通部品とし、上側クッション体のみを個別の椅子用クッションの専用部品としているので、部品の種類が多大になるのを防止することができ、製造コストの増加を抑制できる。
また、上側クッション体を繊維集合体によって形成しているので、通気性、放熱性に優れ、使い心地の良い椅子用クッションを製造することができる。そして、上側クッション体に加えて底側クッション体も繊維集合体によって形成した場合には、椅子用クッションとしての通気性、放熱性を更に向上させることができるので、使い心地をより一層向上させることができる。また、繊維集合体を使用しているので、クッションを軽くすることもできると共に、洗濯が可能になるので、更に使い勝手の良い椅子用クッションを製造することができる。さらに、繊維集合体はリサイクルに適しているので、廃棄時にリサイクルが容易な椅子用クッションを製造することができ、ゴミの発生を抑えることができる。
また、請求項5記載の椅子用クッションの製造方法では、椅子使用者の臀部及びその周辺部を3次元計測すると共に、その3次元計測データに基づいて椅子使用者の臀部及びその周辺部に対応する形状のキャビティを有する成形型を製作し、繊維集合体を成形型のキャビティ内に充填して加熱しながら成型することで上側クッション体を製造するので、椅子使用者の臀部及びその周辺部に対応する形状の上側クッション体を製造することができ、この上側クッション体を使用して椅子用クッションを製造することができる。
また、請求項6記載の椅子用クッションの製造方法では、成形型が複数の型用板材を重ね合わせたものであり、各型用板材に設けられた切り欠き部分が連続してキャビティとなるので、繊維集合体用の成形型を簡単に製造することができる。このため、椅子用クッションの製造コストを安くすることができると共に、製造に要する期間を短縮することができる。また、一部の型用板材の交換によりキャビティ形状を変えることができるので、多品種少量生産、一品製作の受注生産等に適した製造方法を提供することができる。
さらに、請求項7記載の椅子用クッションの製造方法では、底側クッション体と上側クッション体との間に中間クッション体を介在させるので、製造する椅子用クッションの硬さや座り心地を部分的に変えることができる。例えば、ゲル状素材や低反発ウレタンフォーム等の低反発材料は衝撃吸収性に優れておりクッション体としての使用に適しているが、その反面、単独で使用するとクッション下のシート部の硬さを感じる所謂底突き感を生じさせてしまう。低反発材料を中間クッション体として使用し、その上下に上側クッション体と底側クッション体を配置することで、底突き感を生じさせることなく、衝撃吸収を良好に行うことができる。
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6に、本発明を適用した椅子用クッションの実施形態の一例を示す。椅子用クッションは例えば車椅子用のクッションである。ただし、車椅子用クッションに限るものではなく、固定式の椅子等の車椅子以外の椅子、自動車用シート等に使用するクッションでも良い。車椅子用クッション1は、底側クッション体2と、この底側クッション体2の上に重ねられた上側クッション体3と、底側クッション体2と上側クッション体3を覆う表皮部材4とを備えている。底側クッション体2は上側クッション体3よりも硬く、且つ他の種類の車椅子用クッション1にも使用できる共通部品であり、上側クッション体3は車椅子使用者の障害に応じた形状を成す専用部品であり、底側クッション体2と上側クッション体3とのうち少なくとも上側クッション体3は繊維集合体で形成されている。
底側クッション体2は、例えばウレタンフォーム製のものである。ただし、ウレタンフォームに限るものではなく、例えば繊維集合体等で底側クッション体2を製造しても良い。底側クッション体2は、例えば底板2aと左右の側壁部2b,2cと後壁部2dより構成され、これらは一体成形されている。底板2aの上面には傾斜面2eが形成されており、傾斜面2eよりも前側の部分が厚く、後側の部分が薄くなっている。
上側クッション体3は、例えば天板3aと前壁部3bより構成され、繊維集合体で一体成形されている。天板3aの底面には凸部3cが形成されており、凸部3cの底面には傾斜面3dが形成されている。凸部3cの厚さは傾斜面3dよりも前側の部分が薄く、後側の部分が厚くなっている。底側クッション体2と上側クッション体3とを重ねると、上側クッション体3の凸部3cが底側クッション体2の両側壁部2b,2cと後壁部2dの内側に嵌り込み、底側クッション体2の底板2aが上側クッション体3の前壁部3bの内側に嵌り込む。また、上側クッション体3の天板3aの傾斜面3dと底側クッション体2の底板2aの傾斜面2eとが重なり合い、底側クッション体2の底板2aの厚肉部分が上側クッション体3の凸部3cの薄肉部分に重なり、底板2aの薄肉部分が凸部3cの厚肉部分に重なるので、上側クッション体3と底側クッション体2とを隙間なくぴったりと重ねることができる。
上側クッション体3は車椅子使用者の障害に応じた形状を成している。本実施形態では、例えば、上側クッション体3の天板3aの前部上面に3つの山部3e,3f,3gが形成されており、使用者の太ももをサポートする形状となっている。
繊維集合体は、例えば融点の低いバインダー繊維と高いマトリックス繊維とが例えば綿状に混合された繊維体である。後述するように成形型内で加熱することでバインダー繊維を溶融させてマトリックス繊維を所定形状に成形することができる。繊維集合体の材料としては、例えばポリエステル、ナイロン等の使用が可能であるが、これらには限られない。繊維集合体としては、例えば帝人株式会社製のエルク(登録商標)の使用が可能である。
表皮部材4は、例えば布等の通気性に優れ、擦れた場合に発生する摩擦力の小さな材料のものを使用している。
このように構成された車椅子用クッション1は、車椅子の座に載せて使用される。車椅子用クッション1に要求される機能としては体位保持性と体圧分散性があるが、主に、硬い方の底側クッション体2が体位保持性を負担し、軟らかい方の上側クッション体3が体圧分散性を発揮する。また、上側クッション体3は車椅子使用者の障害に応じた形状を成している。これらのため、クッションとしての体位保持性と体圧分散性とを高いレベルで兼ね備えながら、使用者の障害に応じた形状の車椅子用クッション1を提供することができる。
底側クッション体2の左右の側壁部2b,2cと後壁部2dは車椅子用クッション1としての左右の側壁部と後壁部を構成し、上側クッション体3の前壁部3bは車椅子用クッション1としての前壁部を構成する。したがって、車椅子用クッション1の左右の側壁部2b,2cと後壁部2dとを硬くし、前壁部3bを軟らかくすることができる。このため、左右の側壁部2b,2cと後壁部2dとを潰れにくくすることができ、例えばバケットシートのように車椅子使用者の姿勢をより良好に保持することができると共に、前壁部3bが軟らかくなるので、車椅子使用者の太もも部分への圧迫を軽減することができる。しかも、左右の側壁部2b,2cと後壁部2dを底側クッション体2で構成し、前壁部3bを上側クッション体3で構成しているので、部品点数が増えることもない。つまり、部品点数を増やさずに、車椅子使用者の姿勢保持と太もも部分への圧迫軽減とを高いレベルで両立することができる。
また、上側クッション体3を繊維集合体で形成しているので、車椅子用クッション1の通気性、放熱性を向上させることができ、使い心地を良くすることができる。また、車椅子用クッション1を軽くすることもできる。さらに、繊維集合体はリサイクルに適しているので、車椅子用クッション1の廃棄時にリサイクルが容易であり、ゴミの発生を抑えることができる。
褥瘡の原因として、圧力,湿気,温度,摩擦,剪断,栄養の6つの要素が考えられるが、上側クッション体3を繊維集合体で形成すると共に、表皮部材4の材質として通気性、摩擦の小さいものを使用しているので、栄養以外の5つの要素について解決を図ることができる。特に、繊維集合体は通気性、放熱性、体圧分散性に優れているので、むれの発生(湿気要素の対策)、温度の上昇(温度要素の対策)、体圧の集中(圧力要素の対策)を良好に防止することができる。また、繊維集合体は適当な柔らかさであるので、表皮部材4と体との間に発生する摩擦力(摩擦要素の対策),剪断力(剪断要素の対策)の発生抑制を図ることができる。これらのため、褥瘡が発生しにくい車椅子用クッション1となる。
また、一般的に使用者毎に形状の異なる車椅子用クッション1を製造すると、多品種少量生産又は一品製作の受注生産となり部品の種類が多くなることが考えられる。しかしながら、本発明では、底側クッション体2を他の種類の車椅子用クッション1にも使用できる共通部品とし、上側クッション体3のみを個別の車椅子用クッション1の専用部品としているので、部品の種類が多大になるのを防止することができ、製造コストの増加を抑制できる。
車椅子用クッション1を使用する車椅子が例えば折りたたみ式の車椅子である場合、車椅子の座は布等の変形可能な材料で構成されている。そして、座の中央部には支えが無く、車椅子を使うほど座を構成する布等が伸び垂れ下がり、所謂弓形になる。このため、臀部の仙骨の保持がしにくく、時には大腿骨に当たる。即ち、例えば坐骨が安定して座れない姿勢になりがちであり、これを矯正して座ることができるようにするのが、車椅子用クッション1を使用する目的の1つでもある。このとき、底側クッション体2は硬めであるため、座を構成する布等の弛みや伸びを補正する働きがある。
次に、車椅子用クッション1の製造方法について説明する。車椅子用クッション1の製造方法は、底側クッション体2と、この底側クッション体2の上に重ねられた上側クッション体3と、底側クッション体2と上側クッション体3を覆う表皮部材4とを備える車椅子用クッション1の製造方法であって、底側クッション体2として、上側クッション体3よりも硬く且つ他の種類の車椅子用クッション1にも使用できる共通部品を使用し、上側クッション体3として、車椅子使用者の障害に応じた形状に繊維集合体を成型して製造した専用部品を使用し、底側クッション体2に上側クッション体3を重ねることで車椅子使用者に適した車椅子用クッション1を製造するものである。
図7に、車椅子用クッション1の製造方法の一例を示す。部品として完成している上側クッション体3と底側クッション体2とを重ね合わせた(ステップ21)後、表皮部材4で覆う(ステップ22)ことで車椅子用クッション1を製造することができる。ただし、この順番に限るものではなく、例えば袋状の表皮部材4の中に上側クッション体3と底側クッション体2とを別々に挿入して重ね合わせた後、表皮部材4の口を閉じるようにしても良く、その他の順番でも良い。
底側クッション体2は、例えばウレタンフォーム製の部品であり、例えば型内で材料を混合し発泡させることで製造される。
上側クッション体3は繊維集合体製の部品であり、例えば図8及び図9に示すように、上型5と下型6とで形成されるキャビティ7内に繊維集合体8を充填し、加熱することで目的の形状に成型される。本実施形態では、例えば車椅子使用者の臀部及びその周辺部を3次元計測すると共に、その3次元計測データに基づいて車椅子使用者の臀部及びその周辺部に対応する形状のキャビティ7を有する成形型9を製作し、繊維集合体8を成形型9のキャビティ7内に充填して加熱しながら成型することで上側クッション体3を製造するようにしている。
図10に、上側クッション体3の製造方法の一例を、図11にその製造設備の一例を示す。まず最初に、車椅子使用者の臀部及びその周辺部の3次元形状を3次元形状計測装置を使用して計測し、そのデータを作成する(ステップ23)。次に、計測した3次元データに基づいて、加工装置が成形型9を製作する(ステップ24)。図8及び図9に成形型9の一例を示す。成形型9は、複数の型用板材10を重ね合わせたものであり、各型用板材10に設けられた切り欠き部分10aが連続してキャビティ7となるものである。この成形型9を使用して繊維集合体8から上側クッション体3を成型する。
3次元形状計測装置11は、車椅子使用者の臀部及びその周辺部の3次元形状を計測する装置である。3次元形状を計測できるものであれば、その計測原理や装置構成に限定はないが、例えば計測対象に格子パターンを投影し、その歪みに基づいて計測対象の3次元形状を計測する装置等の使用が可能である。3次元形状計測装置11によって計測されたデータは接続ケーブル13を通じて加工装置12に供給される。ただし、必ずしも3次元形状計測装置11と加工装置12とを接続ケーブル13によって接続しておく必要はなく、インターネットや電話回線等の通信手段や、無線通信手段等によって接続しても良い。また、記録媒体等を使用してデータの受け渡しを行うようにしても良い。
加工装置12は、3次元形状計測装置11から供給されたデータに基づいて各型用板材10を所定の形状に加工する装置であり、例えばレーザ光線を材料となる板材に照射して型用板材10を製造するレーザビーム加工装置等の使用が可能である。ただし、レーザビーム加工装置12に限るものではない。
なお、計測データのみに基づいて型用板材10を製造しても良いが、計測データに加えて車椅子使用者の障害の種類や部位等に関するデータにも基づいて型用板材10を製造しても良い。つまり、上側クッション体3の形状を車椅子使用者の臀部及びその周辺部の形状に合わせても良いし、車椅子使用者の臀部及びその周辺部の形状と障害の種類や部位等に合わせても良い。
上側クッション体3を成型する型は、例えば図8及び図9に示すように、上型5と下型6より構成されている。加工装置12によって加工された各型用板材10を所定の順番で並べることで各型用板材10の切り欠き部分10aが連続してキャビティ7を構成する。各型用板材10は枠体13内に並べられて固定されている。各型用板材10の間にはスペーサ14が挟み込まれており、各型用板材10の間に空気通路15が形成される。この空気通路15から高温の空気をキャビティ7内に送り込むことで繊維集合体8を加熱することができる。なお、繊維集合体8の成型では、ウレタンフォームを成型する場合のように型の気密性は必要とされない。このため、複数の型用板材10を並べることで成形型9を製作することができる。
このように、本発明では、車椅子使用者の臀部及びその周辺部を3次元形状計測して専用の成形型9を製作するので、車椅子使用者の一人一人に対応する形状の上側クッション体3を製造することができ、この上側クッション体3を使用して車椅子用クッション1を製造することができる。
また、複数の型用板材10を重ねることで成形型9を製作しているので、成形型9を簡単に製作することができる。このため、車椅子用クッション1の製造コストを安くすることができると共に、製造に要する期間を短縮することができる。また、一部の型用板材10の交換によりキャビティ7形状を変えることができるので、上側クッション体3の形状変更が容易であり、多品種少量生産、一品製作の受注生産等に適した製造方法を提供することができる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上述の説明では、上側クッション体3と底側クッション体2のうち、上側クッション体3のみを繊維集合体8によって形成していたが、上側クッション体3に加えて底側クッション体2も繊維集合体8によって形成しても良い。この場合、車椅子用クッション1としての通気性、放熱性を更に向上させることができるので、使い心地をより一層向上させることができる。また、車椅子用クッション1の洗濯が可能になるので、使い勝手を向上させることができる。さらに、車椅子用クッション1の廃棄時に底側クッション体2のリサイクルも容易になり、ゴミの発生をさらに抑えることができる。クッション体の硬さは、繊維集合体8の密度を調整することで変えることができる。即ち、上側クッション体3よりも底側クッション体2の密度を大きくすることで、上側クッション体3を底側クッション体2よりも硬くすることができる。なお、繊維集合体8によって底側クッション体2を製造する場合、上側クッション体3を製造する場合と同様に、複数の型用板材10を重ね合わせた成形型9を使用しても良い。
また、上述の説明では、上側クッション体3の天板3aに3つの山部3e,3f,3gを形成し、上側クッション体3を両足の太もも部分をサポートする形状にしていたが、このような形状に限るものではなく、車椅子使用者の障害に応じた形状であれば良い。例えば、車椅子使用者にとって乗り降りに山部3e,3f,3gが邪魔になる場合には山部3e,3f,3gを無くした形状にしても良く、また、サポートが無ければ体が左右のいずれか一方に傾いてしまう車椅子使用者に対しては、上側クッション体3の左右いずれか一方の側部に山部を設け、体の傾きを防止できる形状にしても良い。
また、上述の説明では、上側クッション体3と底側クッション体2とをぴったりと重ね合わせていたが、上側クッション体3と底側クッション体2との間に空間ができるようにしても良い。
また、図12に示すように、底側クッション体2と上側クッション体3との間に中間クッション体16を介在させても良い。中間クッション体16としては、例えば繊維集合体製のクッション体、シリコーンを主原料とするゲル状素材等の反発弾性率の低い材料製のクッション体、ウレタンフォーム製のクッション体、空気や液体を袋状部材内に充填したクッション体等の使用が可能である。
また、上述の説明では、複数の型用板材10を並べて成形型9を製作する際、各型用板材10の間をあけて並べていたが、各型用板材10を隙間をあけずに並べても良い。この場合に、別のルートから加熱空気をキャビティ7内に送り込むようにすることが好ましい。また、型用板材10をパンチングメタルを使用して製造しても良い。
また、上述の説明では、複数の型用板材10を並べて成形型9を製作していたが、金属ブロックにキャビティ7となる凹部を加工した成形型9や、所定形状を成すパーツを組み合わせた成形型9を使用しても良いことは勿論である。
また、例えば上側クッション体3と底側クッション体2の両方を繊維集合体8で形成する場合等には、図13に示すように、上側クッション体3と底側クッション体2とを同時に成型するようにしても良い。つまり、上型5と下型6との間に分割部材17を挟み込んでキャビティ7を分割し、各キャビティ7にそれぞれ繊維集合体8を充填し、上側クッション体3と底側クッション体2とを同時に成型しても良い。この場合、図8及び図9と同様に、上型5と下型6とを複数の型用板材10を重ね合わせて製作しても良い。
本発明の車椅子用クッションの実施形態の一例を示す断面図である。 本発明の車椅子用クッションの上側クッション体と底側クッション体とを重ね合わせた状態を示す斜視図である。 本発明の車椅子用クッションの底側クッション体を斜め上からみた斜視図である。 本発明の車椅子用クッションの底側クッション体を斜め下からみた斜視図である。 本発明の車椅子用クッションの上側クッション体を斜め上からみた斜視図である。 本発明の車椅子用クッションの上側クッション体を斜め下からみた斜視図である。 本発明の車椅子用クッションの製造方法の実施形態の一例を示す図である。 上側クッション体の成型に使用する型の概念を示し、型用板材の列に対し横方向からみた状態の断面図である。 上側クッション体の成型に使用する型の概念を示し、型用板材の列に対し前後方向からみた状態の断面図である。 上側クッション体の製造方法の一例を示す図である。 上側クッション体の製造設備の一例を示す図である。 本発明の車椅子用クッションの他の実施形態を示す断面図である。 上側クッション体と底側クッション体とを同時に成型する場合の概念を示す断面図である。 従来の車椅子のクッション構造を示す斜視図である。 図14のZ−Z’線で切断した状態の分解斜視図である。
符号の説明
1 車椅子用クッション
2 底側クッション体
2b,2c 左右の側壁部
2d 後壁部
3 上側クッション体
3b 前壁部
4 表皮部材
7 キャビティ
9 成形型
10 型用板材
10a 型用板材の切り欠き部分
16 中間クッション体

Claims (7)

  1. 底側クッション体と、この底側クッション体の上に重ねられた上側クッション体と、前記底側クッション体と前記上側クッション体を覆う表皮部材とを備え、前記底側クッション体は前記上側クッション体よりも硬く、且つ他の種類の椅子用クッションにも使用できる共通部品であり、前記上側クッション体は椅子使用者の障害に応じた形状を成す専用部品であり、前記底側クッション体と前記上側クッション体とのうち少なくとも上側クッション体は繊維集合体で形成されていることを特徴とする椅子用クッション。
  2. 前記底側クッション体と前記上側クッション体との間に中間クッション体を介在させていることを特徴とする請求項1記載の椅子用クッション。
  3. 左右の側壁部と後壁部は前記底側クッション体により構成され、前壁部は前記上側クッション体により構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の椅子用クッション。
  4. 底側クッション体と、この底側クッション体の上に重ねられた上側クッション体と、前記底側クッション体と前記上側クッション体を覆う表皮部材とを備える椅子用クッションの製造方法において、前記底側クッション体として、前記上側クッション体よりも硬く且つ他の種類の椅子用クッションにも使用できる共通部品を使用し、前記上側クッション体として、椅子使用者の障害に応じた形状に繊維集合体を成型して製造した専用部品を使用し、前記底側クッション体に前記上側クッション体を重ねることで前記椅子使用者に適した椅子用クッションを製造することを特徴とする椅子用クッションの製造方法。
  5. 前記椅子使用者の臀部及びその周辺部を3次元計測すると共に、その3次元計測データに基づいて前記椅子使用者の臀部及びその周辺部に対応する形状のキャビティを有する成形型を製作し、前記繊維集合体を前記成形型のキャビティ内に充填して加熱しながら成型することで前記上側クッション体を製造することを特徴とする請求項4記載の椅子用クッションの製造方法。
  6. 前記成形型は複数の型用板材を重ね合わせたものであり、各型用板材に設けられた切り欠き部分が連続して前記キャビティとなることを特徴とする請求項5記載の椅子用クッションの製造方法。
  7. 前記底側クッション体と前記上側クッション体との間に中間クッション体を介在させることを特徴とする請求項4から6のいずれか1つに記載の椅子用クッションの製造方法。
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