JP2006345530A - 画像形成防止文書の検出装置及び方法 - Google Patents

画像形成防止文書の検出装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006345530A
JP2006345530A JP2006159668A JP2006159668A JP2006345530A JP 2006345530 A JP2006345530 A JP 2006345530A JP 2006159668 A JP2006159668 A JP 2006159668A JP 2006159668 A JP2006159668 A JP 2006159668A JP 2006345530 A JP2006345530 A JP 2006345530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
image
comparison
document
blue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006159668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4936108B2 (ja
Inventor
Shoken Ri
鐘賢 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2006345530A publication Critical patent/JP2006345530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4936108B2 publication Critical patent/JP4936108B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/10Image acquisition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/0084Determining the necessity for prevention
    • H04N1/00843Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • G06V10/56Extraction of image or video features relating to colour
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/70Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
    • G06V10/74Image or video pattern matching; Proximity measures in feature spaces
    • G06V10/75Organisation of the matching processes, e.g. simultaneous or sequential comparisons of image or video features; Coarse-fine approaches, e.g. multi-scale approaches; using context analysis; Selection of dictionaries
    • G06V10/758Involving statistics of pixels or of feature values, e.g. histogram matching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/0084Determining the necessity for prevention
    • H04N1/00843Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote
    • H04N1/00848Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote by detecting a particular original
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/00856Preventive measures
    • H04N1/00875Inhibiting reproduction, e.g. by disabling reading or reproduction apparatus

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】画像形成防止文書の検出装置及び方法を提供すること。
【解決手段】文書の画像を入力される画像入力部100、文書のエッジ部分に対する所定大きさのエッジ画像を検出するエッジ画像検出部110、保存された画像形成防止文書のエッジ画像に該当する比較画像と検出されたエッジ画像との類似度を検査する類似度検査部120、及び類似度検査部の検査結果により、文書が画像形成防止文書であるか否かを決定する文書属性決定部130を具備することを特徴とする、画像形成防止文書の検出装置である。これにより、入力される画像について最小限の画像形成が進められた段階で、入力される文書が画像形成防止対象文書であるか否かを速やかに判断可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、スキャナを介して入力された画像が画像形成防止文書(例えば、紙幣など)を含んでいるか否かを判断するためのものであり、さらに詳細には、できる限り短時間内に画像形成防止対象文書の有無、あるいは文書の種類を判別するための装置及び方法に関する。
画像形成防止文書、特に、紙幣の複写防止のための既存の技術は、画像形成防止文書のさまざまな特徴(例えば、カラー及び指定パターン)を比較する方法を使用している。すなわち、既存の紙幣複写防止技術は、主に、紙幣に存在する特徴を抽出し、あらかじめ定義されたパターンと比較するために、入力画像の主要カラーをあらかじめ指定されたカラー値と比較し、その比率が一定値以上になるとき、紙幣と判別した。
従来技術では、入力された画像に対して紙幣であると判断されることができるパターンが存在しているか否かを知るための過程として、一般的に、次のような順序により動作する。まず、入力された画像の各画素があらかじめ定義されたカラー領域に含まれているか否かを判断し、その画素からなる二進ビットマップを作る。その後、二進ビットマップからあらかじめ定義された特定の画像が存在しているか否かを相関関係(correlation)のような方法を利用して確認する。もし、二進ビットマップからあらかじめ定義された特定の画像が存在すると判断されれば、一般的な画像形成過程を中止する。
画像形成防止文書を検出する過程は、できる限り短時間に処理できねばならない。例えば、ある1枚の紙幣を複写するとき、紙幣であるか否かの検出が紙幣画像の出力が終わった後になされるならば、何の意味もないからである。しかし、既存の複写防止技術は、入力文書に存在する識別しやすい特定画像を検出するために、入力画像の一部分が出力された後に、残りの部分に対して出力を中止したり、または黒いトナーを利用して残りの部分を出力させる。この過程で、入力画像に含まれた認識対象になる部分画像を検出する過程に多くの時間がかかるならば、画像形成防止機能の効果を得られなくなる。このための1つの解決方法として、入力画像に対し、画像形成防止文書であるか否かを判断した後、該当文書が画像形成防止文書ではないならば、文書を出力させる方法もあるだろうが、その場合、画像形成時間が非常に長くなるという短所が発生する。
特開平07−283936号公報 特開平06−062236号公報 特開2000−184190号公報
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、入力される文書が画像形成防止対象文書であるか否かを速やかに判断することが可能な、新規かつ改良された画像形成防止文書の検出装置及び方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、文書の画像を入力される画像入力部と、文書のエッジ部分に対する所定の大きさのエッジ画像を検出するエッジ画像検出部と、既に保存されている画像形成防止文書のエッジ画像に該当する比較画像と検出されたエッジ画像との類似度を検査する類似度検査部と、類似度検査部の検査結果により、文書が画像形成防止文書であるか否かを決定する文書属性決定部と、を具備する画像形成防止文書の検出装置が提供される。
また、画像入力部は、文書の画像を感知する画像感知部と、画像感知部で感知された画像を所定のライン単位で保存し、エッジ画像検出部に出力するバッファリング部と、を具備してもよい。
また、エッジ画像検出部は、文書のエッジを検出するエッジ検出部と、検出されたエッジの周辺画像を用いて文書の傾きを検出する傾き検出部と、検出された傾きを用いてエッジ部分に対する所定の大きさのエッジ画像を検出する画像検出部と、を具備してもよい。
また、類似度検査部は、検出されたエッジ画像の代表カラー値を検出するカラー値検出部と、検出されたエッジ画像の代表カラー値と前記比較画像の代表カラー値とをそれぞれ比較し、比較画像のうち、検出された代表カラー値と類似した代表カラー値を有する特定比較画像を検出するカラー値比較部と、カラー値比較部の比較結果により、検出されたエッジ画像と特定比較画像の各画素のカラー値を比較する画素値比較部と、を具備してもよい。
また、カラー値検出部は、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値を合算して平均した値である第1レッド値と、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値を合算して平均した値である第1グリーン値と、検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値を合算して平均した値である第1ブルー値とを、代表カラー値として検出してもよい。
また、カラー値比較部は、第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値を、それぞれ第1臨界値、第2臨界値及び第3臨界値と比較してもよい。
また、カラー値比較部は、第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を第4臨界値と比較してもよい。
また、カラー値検出部は、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうち最多頻度値である第2レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうち最多頻度値である第2グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうち最多頻度値である第2ブルー値を代表カラー値として検出してもよい。
また、カラー値比較部は、第2レッド値、第2グリーン値及び第2ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値を、それぞれ第5臨界値、第6臨界値及び第7臨界値と比較してもよい。
また、カラー値比較部は、第2レッド値、第2グリーン値及び第2ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を、第8臨界値と比較してもよい。
また、カラー値検出部は、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうちメディアン値に該当する第3レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうちメディアン値に該当する第3グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうちメディアン値に該当する第3ブルー値を代表カラー値として検出してもよい。
また、カラー値比較部は、第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値をそれぞれ第9臨界値、第10臨界値及び第11臨界値と比較してもよい。
また、カラー値比較部は、第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を第12臨界値と比較してもよい。
また、比較画像は、所定方向を基準に再配列されて保存されてもよい。
また、文書属性決定部の決定結果により前記文書の画像形成を中止させる画像形成中止指示部をさらに具備してもよい。
また、画像形成防止文書は紙幣であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、(a)文書の画像を入力されるステップと、(b)文書のエッジ部分に対する所定大きさのエッジ画像を検出するステップと、(c)既に保存されている、画像形成防止文書のエッジ画像に該当する比較画像と検出されたエッジ画像との類似度を検査するステップと、(d)類似度を検査した結果により、文書が画像形成防止文書であるか否かを決定するステップと、を含む画像形成防止文書の検出方法が提供される。
ステップ(a)は、文書の画像を感知するステップと、感知された画像を所定ライン単位で保存し、出力するステップと、を含んでもよい。
また、ステップ(b)は、文書のエッジを検出するステップと、検出されたエッジの周辺画像を用いて、文書の傾きを検出するステップと、検出された傾きを用いて、エッジ部分に対する所定大きさの画像を検出するステップと、を含んでもよい。
また、ステップ(c)は、(c1)検出されたエッジ画像の代表カラー値を検出するステップと、(c2)比較画像の代表カラー値のうち、検出されたエッジ画像の検出された代表カラー値と類似した代表カラー値を有する比較画像が存在するか否かを検査するステップと、(c3)比較画像の代表カラー値のうち、検出された代表カラー値と類似した代表カラー値を有する比較画像が存在するならば、類似の代表カラー値を有する比較画像を特定比較画像として検出するステップと、(c4)検出されたエッジ画像と特定比較画像の各画素のカラー値を比較するステップと、を含んでもよい。
また、ステップ(c1)では、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値を合算して平均した第1レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値を合算して平均した第1グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値を合算して平均した第1ブルー値を、代表カラー値として検出するようにしてもよい。
また、ステップ(c2)では、第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値を、それぞれ第1臨界値、第2臨界値及び第3臨界値と比較するようにしてもよい。
また、ステップ(c2)では、第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を、第4臨界値と比較するようにしてもよい。
また、ステップ(c1)では、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうち最多頻度値である第2レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうち最多頻度値である第2グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうち最多頻度値である第2ブルー値を前記代表カラー値として検出するようにしてもよい。
また、ステップ(c2)では、第2レッド値、第2グリーン値及び第2ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値を、それぞれ第5臨界値、第6臨界値及び第7臨界値と比較するようにしてもよい。
また、ステップ(c2)では、第2レッド値、第2グリーン値及び第2ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を、第8臨界値と比較するようにしてもよい。
また、ステップ(c1)では、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうちメディアン値に該当する第3レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうちメディアン値に該当する第3グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうちメディアン値に該当する第3ブルー値を、代表カラー値として検出するようにしてもよい。
また、ステップ(c2)では、第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値を、それぞれ第9臨界値、第10臨界値及び第11臨界値と比較するようにしてもよい。
また、ステップ(c2)では、第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を、第12臨界値と比較するようにしてもよい。
また、比較画像は、所定方向を基準に再配列されて保存されてもよい。
また、ステップ(d)の後、文書が画像形成防止文書であると決定されれば、文書の画像形成を中止させるステップをさらに含んでもよい。
また、画像形成防止文書は紙幣であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、上記画像形成防止文書の検出方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体が提供される。
以上説明したように本発明によれば、入力される文書が画像形成防止対象文書であるか否かを速やかに判断することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像形成防止文書の検出装置を説明するためのブロック図である。本実施形態にかかる画像形成防止文書の検出装置は、画像入力部100、エッジ画像検出部110、類似度検査部120、文書属性決定部130、及び画像形成中止指示部140から構成される。
本実施形態にかかる画像形成防止文書の検出装置は、特に、画像形成防止文書が紙幣に該当するものであるときに、その画像形成を防止することを特徴とする。
画像入力部100は、文書の画像を入力される。
図2は、図1に図示された画像入力部100を説明するための一実施形態のブロック図であり、画像入力部100は、画像感知部200及びバッファリング部210から構成される。
画像感知部200は、文書の画像を感知し、感知した結果をバッファリング部210に出力する。画像感知部200の一例として、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、またはCMOSイメージセンサ(CIS:Contact Image Sensorともいう)などがある。CCDイメージセンサは、光を磁場の電子に変えた後、それを電圧に変え、その電圧の高さを測定してデジタル信号に変換する。CMOSイメージセンサは、画素ごとに電荷を電気信号に変える変換器がついており、画素ごとに信号を増幅できるイメージセンサである。
バッファリング部210は、画像感知部200で感知された画像を所定ライン単位で格納し、エッジ画像検出部110に出力する。ここで、所定ライン単位とは、エッジ画像検出部110で所定の大きさを有するエッジ画像を検出できるだけの画像のライン数を意味する。
エッジ画像検出部110は、画像入力部100から提供された画像から文書のエッジ部分についての所定の大きさのエッジ画像を検出し、検出した結果を類似度検査部120に出力する。
図3は、図1に図示されたエッジ画像検出部110を説明するための一実施形態のブロック図であり、エッジ画像検出部110は、エッジ検出部300、傾き検出部310及び画像検出部320から構成される。
エッジ検出部300は、文書のエッジを検出し、検出した結果を傾き検出部310に出力する。
図4は、文書のエッジ部分の画像を検出する過程を説明するために、紙幣が画像形成装置のフラットベッド上に位置したところを図示した図面である。
図4に図示されているように、エッジ検出部300は、画像のサブスキャン方向に画像入力部100が移動しつつ画像が入力されるとき、入力された画像から紙幣のエッジ1に該当する位置を検出する。
傾き検出部310は、エッジ検出部300から検出されたエッジの周辺画像を利用して文書の傾きを検出し、検出した結果を画像検出部320に出力する。
例えば、図4に図示されたエッジ1周辺の画像が画像入力部100から入力されれば、入力されたエッジ1周辺の画像を用いて紙幣がフラットベッド上で傾いている程度を算出できる。
画像検出部320は、傾き検出部310で検出された傾きを用いてエッジ部分に対する所定の大きさの画像(以下、エッジ画像という)を検出し、検出した画像を類似度検査部120に出力する。
図5は、図4に図示された紙幣エッジ部分の画像が検出された一例を表す図面である。図5に図示されているように、エッジ1の周辺画像のうち、所定の大きさ、すなわち、横「W」×縦「H」の画像が画像検出部320により検出される。
類似度検査部120は、既に保存されている画像形成防止文書のエッジ画像に該当する比較画像と、エッジ画像検出部110で検出されたエッジ画像との類似度を検査し、検査した結果を文書属性決定部130に出力する。
画像形成防止文書のエッジ画像に該当する比較画像の大きさは、前述のエッジ画像検出部110で検出したエッジ画像の大きさと同じ大きさである。
図6A及び図6Bは、画像形成防止文書に該当する紙幣の一例を表す図面である。図6Aは、米国の紙幣を表し、図6Bは、日本の紙幣を表す。
図7は、図6A及び図6Bに図示された紙幣のエッジ画像に該当する比較画像の一例を表す図面である。図7で分かるように、米国及び日本の紙幣のエッジ部分に対する所定の大きさの画像が比較画像としてあらかじめ保存されている。
このとき、比較画像は、所定方向を基準に再配列されて保存されていることを特徴とする。
図8は、図7に図示された比較画像を、所定方向を基準に再配列して保存した一例を表す図面である。図8で分かるように、図7の各比較画像の各エッジ(1〜8)が所定方向(例えば、左側上端方向)を基準に再配列されていることを確認することができる。このように再配列された比較画像が類似度検査部120に保存されている。
図9は、図1に図示された類似度検査部120を説明するための一実施形態のブロック図であり、カラー値検出部400、カラー値比較部410及び画素値比較部420から構成される。
カラー値検出部400は、エッジ画像検出部110で検出されたエッジ画像の代表カラー値を検出し、検出した結果をカラー値比較部410に出力する。
カラー値検出部400は、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値を合算して平均した第1レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値を合算して平均した第1グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値を合算して平均した第1ブルー値を代表カラー値として検出することを特徴とする。
また、カラー値検出部400は、検出されたエッジ画像に含まれる各画素のレッド(R)値のうち最多頻度値である第2レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうち最多頻度値である第2グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうち最多頻度値である第2ブルー値を代表カラー値として検出することを特徴とする。
また、カラー値検出部400は、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうちメディアン値に該当する第3レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうちメディアン値に該当する第3グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうちメディアン値に該当する第3ブルー値を代表カラー値として検出することを特徴とする。メディアン値とは、統計学で中央値を意味し、総画素の個数がnであるとするとき、総画素の色相値を大きさ順に羅列し、順序上中央に該当する色相値を取った値を意味する。
カラー値比較部410は、カラー値検出部400から検出されたエッジ画像の代表カラー値と、既保存の比較画像の代表カラー値とをそれぞれ比較する。
また、カラー値比較部410は、カラー値検出部400から検出されたエッジ画像の各画素の色相値を合算して平均した値に該当する第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値が入力されると、既保存の比較画像のうち、任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値と、第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値のそれぞれとの差に対する絶対値を求め、求められた値をそれぞれ第1臨界値、第2臨界値及び第3臨界値と比較する。第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値は、既保存の任意の比較画像の各画素の色相値を合算して平均した値に該当する。
例えば、第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値をそれぞれR、G及びBとし、第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値をそれぞれRr1、Gr1及びBr1とし、第1臨界値、第2臨界値及び第3臨界値をそれぞれTh、Th及びThとするとき、|R−Rr1|とThの大きさを比較し、|G−Gr1|とThの大きさを比較し、|B−Br1|とThの大きさを比較する。もし、|R−Rr1|がThの大きさより小さく、かつ|G−Gr1|がThの大きさより小さく、かつ|B−Br1|がThの大きさより小さいならば、カラー値比較部410は、検出されたエッジ画像と既保存の任意の画像は、類似した代表カラー値を有すると判断する。
また、カラー値比較部410は、第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を第4臨界値と比較する。
例えば、第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値をそれぞれR、G及びBとし、第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値をそれぞれRr1、Gr1及びBr1とし、第4臨界値をThとするとき、|R−Rr1|+|G−Gr1|+|B−Br1|とThの大きさを比較する。もし、|R−Rr1|+|G−Gr1|+|B−Br1|がThの大きさより小さいならば、カラー値比較部410は、検出されたエッジ画像と既保存の任意の画像は、類似した代表カラー値を有すると判断する。
一方、カラー値検出部400から検出されたエッジ画像の各画素の色相値のうち、最多頻度値に該当する第2レッド値、第2グリーン値、及び第2ブルー値が入力されると、カラー値比較部410は、既保存の比較画像のうち、任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値と、第2レッド値、第2グリーン値及び第2ブルー値のそれぞれとの差に対する絶対値を求め、求められた差をそれぞれ第5臨界値、第6臨界値及び第7臨界値と比較することを特徴とする。第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値は、既保存の任意の比較画像の各画素の色相値のうち、最多頻度値に該当する。
例えば、第2レッド値、第2グリーン値及び第2ブルー値をそれぞれR、G及びBとし、第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値をそれぞれRr2、Gr2及びBr2とし、第5臨界値、第6臨界値及び第7臨界値をそれぞれTh、Th及びThとするとき、|R−Rr2|とThの大きさを比較し、|G−Gr2|とThの大きさを比較し、|B−Br2|とThの大きさを比較する。もし、|R−Rr2|がThの大きさより小さく、かつ|G−Gr2|がThの大きさより小さく、かつ|B−Br2|がThの大きさより小さいならば、カラー値比較部410は、検出されたエッジ画像と既保存の任意の画像は、類似した代表カラー値を有すると判断する。
また、カラー値比較部410は、第2レッド値、第2グリーン値及び第2ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を第8臨界値と比較する。
例えば、第2レッド値、第2グリーン値及び第2ブルー値をそれぞれR、G及びBとし、第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値をそれぞれRr2、Gr2及びBr2とし、第8臨界値をThとするとき、|R−Rr2|+|G−Gr2|+|B−Br2|とThの大きさを比較する。もし、|R−Rr2|+|G−Gr2|+|B−Br2|がThの大きさより小さいならば、カラー値比較部410は、検出されたエッジ画像と既保存の任意の画像は、類似した代表カラー値を有すると判断する。
一方、カラー値検出部400から検出されたエッジ画像の各画素の色相値のうち、メディアン値に該当する第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値を入力されれば、カラー値比較部410は、既保存の比較画像のうち、任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値と、第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値のそれぞれとの差に対する絶対値を求め、求められた差をそれぞれ第9臨界値、第10臨界値及び第11臨界値と比較することを特徴とする。第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値は、既保存の任意の比較画像の各画素の色相値のうちメディアン値に該当する。
例えば、第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値をそれぞれR、G及びBとし、第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値をそれぞれRr3、Gr3及びBr3とし、第9臨界値、第10臨界値及び第11臨界値をそれぞれTh、Th10及びTh11とするとき、|R−Rr3|とThの大きさを比較し、|G−Gr|とTh10の大きさを比較し、|B−Br|とTh11の大きさを比較する。もし、|R−Rr3|がThの大きさより小さく、|G−Gr3|がTh10の大きさより小さく、|B−Br3|がTh11の大きさより小さいならば、カラー値比較部410は、検出されたエッジ画像と既保存の任意の画像は、類似した代表カラー値を有すると判断する。
また、カラー値比較部410は、第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を第12臨界値と比較することを特徴とする。
例えば、第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値をそれぞれR、G及びBとし、第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値をそれぞれRr3、Gr3及びBr3とし、第12臨界値をTh12とするとき、|R−Rr3|+|G−Gr3|+|B−Br3|とTh12の大きさを比較する。もし、|R−Rr3|+|G−Gr3|+|B−Br3|がTh12の大きさより小さいならば、カラー値比較部410は、検出されたエッジ画像と既保存の任意の画像は、類似した代表カラー値を有すると判断する。
カラー値比較部410は、比較画像のうち検出された代表カラー値と類似した代表カラー値を有する特定比較画像を検出し、検出した結果を画像値比較部420に出力する。
図10は、図6に図示されたカラー値比較部410により検出された特定比較画像の一例を表す図面である。図10に図示されているように、エッジ画像検出部110で検出されたエッジ画像と代表カラー値が類似した比較画像が「O」で表示されており、類似していない比較画像が「X」で表示されている。
画素値比較部420は、カラー値比較部410の比較結果により、検出されたエッジ画像と特定比較画像の各画素のカラー値を比較し、比較した結果を文書属性決定部130に出力する。
また、画素値比較部420は、エッジ画像検出部110で検出されたエッジ画像と代表カラー値が類似した比較画像をカラー値比較部410から入力された場合、入力された比較画像と検出されたエッジ画像とに対し、画素単位別にそれぞれのビットマップに該当するカラー値を比較する。
図11は、文書のエッジ画像と、図10で検出された特定比較画像とが図9に図示された画素値比較部420により比較された結果を表す図面である。図11で分かるように、エッジ画像検出部110で検出されたエッジ画像と同じ画像を有する比較画像が「O」で表示されており、同一ではない比較画像が「X」で表示されている。
文書属性決定部130は、類似度検査部120の検査結果により、文書が画像形成防止文書であるか否かを決定する。例えば、エッジ画像検出部110で検出されたエッジ画像と同じ画像を有する比較画像が存在するという比較結果を類似度検査部120から入力されれば、文書属性決定部130は、入力された文書が画像形成防止文書であると決定する。一方、エッジ画像検出部110で検出されたエッジ画像と同じ画像を有する比較画像が存在しないという比較結果を類似度検査部120から入力されれば、文書属性決定部130は、入力された文書が画像形成防止文書ではないと決定する。
画像形成中止指示部140は、文書属性決定部130の決定結果により、文書の画像形成を中止させる。例えば、入力された文書が画像形成防止文書であるという決定結果を文書属性決定部130から入力されれば、画像形成中止指示部140は、現在進行中の文書の画像形成を中止させる。一方、入力された文書が画像形成防止文書ではないという決定結果を文書属性決定部130から入力されれば、画像形成中止指示部140は、現在進行中の文書の画像形成を進める。
以下、本実施形態にかかる画像形成防止文書の検出方法を、添付された図面を参照しつつ詳細に説明する。
図12は、本実施形態にかかる画像形成防止文書の検出方法を説明するためのフローチャートである。
まず、文書の画像が入力される(ステップ500)。
図13は、図12に図示されたステップ500を説明するための一実施形態のフローチャートである。
まず、文書の画像を感知する(ステップ600)。文書の画像を感知するために、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサ(あるいは、CIS)などを使用する。
ステップ600の後に、感知された画像を所定ライン単位で保存して出力する(ステップ602)。ここで、所定ライン単位は、後述のステップ502で、所定大きさのエッジ画像を検出できるだけの画像のライン数を意味する。
ステップ500の後に、文書のエッジ部分に対する所定大きさのエッジ画像を検出する(ステップ502)。
図14は、図12に図示されたステップ502を説明するための一実施形態のフローチャートである。
まず、文書のエッジを検出する(ステップ700)。
ステップ700の後、検出されたエッジの周辺画像を用いて文書の傾きを検出する(ステップ702)。
ステップ702の後、検出された傾きを用いて、エッジ部分に対する所定大きさの画像を検出する(ステップ704)。図5は、図4に図示された紙幣エッジ部分の画像が検出された一例を表す図面である。
ステップ502の後、既保存の画像形成防止文書のエッジ画像に該当する比較画像と、検出されたエッジ画像との類似度を検査する(ステップ504)。
画像形成防止文書のエッジ画像に該当する比較画像は、所定方向を基準に再配列されて保存されている。
図15は、図12に図示されたステップ504を説明するための一実施形態のフローチャートである。
まず、検出されたエッジ画像の代表カラー値を検出する(ステップ800)。
ステップ800では、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値を合算して平均した第1レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値を合算して平均した第1グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値を合算して平均した第1ブルー値を代表カラー値として検出する。
また、ステップ800では、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうち最多頻度値である第2レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうち最多頻度値である第2グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうち最多頻度値である第2ブルー値を代表カラー値として検出する。
さらに、ステップ800では、検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうちメディアン値に該当する第3レッド値、検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうちメディアン値に該当する第3グリーン値、及び検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうちメディアン値に該当する第3ブルー値を前記代表カラー値として検出する。
ステップ800の後、比較画像の代表カラー値のうち検出されたエッジ画像の検出された代表カラー値と類似した代表カラー値を有する比較画像が存在するか否かを検査する(ステップ802)。
ステップ802では、前述の第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差の絶対値をそれぞれ第1臨界値、第2臨界値及び第3臨界値と比較する。
また、ステップ802では、第1レッド値、第1グリーン値及び第1ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を第4臨界値と比較する。
また、ステップ802では、前述の第2レッド値、第2グリーン値及び第2ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値をそれぞれ第5臨界値、第6臨界値及び第7臨界値と比較する。
また、ステップ802では、第2レッド値、第2グリーン値及び第2ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を第8臨界値と比較する。
さらに、ステップ802では、前述の第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値をそれぞれ第9臨界値、第10臨界値及び第11臨界値と比較する。
さらに、ステップ802では、第3レッド値、第3グリーン値及び第3ブルー値と、比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を第12臨界値と比較する。
もし、比較画像の代表カラー値のうち、検出された代表カラー値と類似した代表カラー値を有する比較画像が存在するならば、類似した代表カラー値を有する比較画像を特定比較画像として検出する(ステップ804)。
ステップ804の後、検出されたエッジ画像と特定比較画像の各画素のカラー値を比較する(ステップ806)。入力された特定比較画像と検出されたエッジ画像とに対し、画素単位別にそれぞれのビットマップに該当するカラー値を比較する。
ステップ504の後、類似度検査結果により、文書が前記画像形成防止文書であるか否かを決定する(ステップ506)。検出されたエッジ画像と同じ画像を有する比較画像が存在するという比較結果が入力された場合、入力された文書が画像形成防止文書であると決定する。一方、検出されたエッジ画像と同じ画像を有する比較画像が存在しないという比較結果が入力された場合、入力された文書が画像形成防止文書ではないと決定する。
ステップ506の後、文書が画像形成防止文書であると決定された場合、文書の画像形成を中止させる(ステップ508)。入力された文書が画像形成防止文書であるという決定結果が入力された場合、現在進行中の文書の画像形成を中止させる。一方、入力された文書が画像形成防止文書ではないという決定結果が入力された場合、現在進行中の文書の画像形成を進行させる。
以上説明したように、本発明による画像形成防止文書の検出装置及び方法は、入力される画像に対して最小限の画像形成が進められた段階で、画像形成防止対象文書であるか否かを速やかに判断することが可能となる。また、速やかに画像形成防止対象文書であるか否かを判断することにより、画像形成防止対象文書ではないものに対して画像を形成する場合に、画像形成のための時間遅延を最小化して迅速な画像形成をすることが可能となる。
一方、前述の本発明の方法発明は、コンピュータで読み取り可能なコード/命令(instructions)/プログラムで具現可能であり、媒体、例えば、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を利用し、前記コード/命令/プログラムを動作させる汎用ディジタルコンピュータで具現されうる。前記コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、マグネチック記録媒体(例えば、ROM(Read−Only Memory)、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、マグネチックテープなど)、光学的読み取り媒体(例えば、CD−ROM、DVDなど)、及びキャリアウェーブ(例えば、インターネットを介した伝送)のような記録媒体を含む。また、本発明の実施例は、コンピュータで読み取り可能なコードを内蔵する媒体でもって具現され、ネットワークを介して連結された多数のコンピュータシステムに分配して処理動作させられる。本発明を実現する機能的なプログラム、コード及びコードセグメントは、本発明が属する技術分野のプログラマらにより容易に推論されることが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の画像形成防止文書の検出装置及び方法は、例えば、画像形成関連の技術分野、特に、スキャナを介して入力された画像が、紙幣や商品券のような有価証券などの偽造対象になることに対し、画像形成装置を介した偽造を防止するための用途に効果的に適用可能である。
本発明の一実施形態にかかる画像形成防止文書の検出装置を示すブロック図である。 図1に図示された画像入力部を説明するためのブロック図である。 図1に図示されたエッジ画像検出部を説明するためのブロック図である。 文書のエッジ部分の画像を検出する過程を説明するために、紙幣が画像形成装置のフラットベッド上に位置したところを図示した図面である。 図4に図示された紙幣エッジ部分の画像が検出された一例を表す図面である。 画像形成防止文書に該当する紙幣の一例を表す図面である。 画像形成防止文書に該当する紙幣の一例を表す図面である。 図6A及び図6Bに図示された紙幣のエッジ画像に該当する比較画像の一例を表す図面である。 図7に図示された比較画像を所定方向を基準に再配列して保存した一例を表す図面である。 図1に図示された類似度検査部を説明するためのブロック図である。 図9に図示されたカラー値比較部により検出された特定比較画像の一例を表す図面である。 文書のエッジ画像と図10で検出された特定比較画像とが図9に図示された画素値比較部により比較された結果を表す図面である。 本実施形態による画像形成防止文書の検出方法を説明するためのフローチャートである。 図12に図示されたステップ500を説明するためのフローチャートである。 図12に図示されたステップ502を説明するためのフローチャートである。 図12に図示されたステップ504を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 画像入力部
110 エッジ画像検出部
120 類似度検査部
130 文書属性決定部
140 画像形成中止指示部
200 画像感知部
210 バッファリング部
300 エッジ検出部
310 傾き検出部
320 画像検出部
400 カラー値検出部
410 カラー値比較部
420 画像値比較部

Claims (33)

  1. 文書の画像を入力される画像入力部と;
    前記文書のエッジ部分に対する所定の大きさのエッジ画像を検出するエッジ画像検出部と;
    既に保存されている画像形成防止文書のエッジ画像に該当する比較画像と前記検出されたエッジ画像との類似度を検査する類似度検査部と;
    前記類似度検査部の検査結果により、前記文書が前記画像形成防止文書であるか否かを決定する文書属性決定部と;
    を具備することを特徴とする、画像形成防止文書の検出装置。
  2. 前記画像入力部は、
    前記文書の画像を感知する画像感知部と;
    前記画像感知部で感知された画像を所定のライン単位で保存し、前記エッジ画像検出部に出力するバッファリング部と;
    を具備することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成防止文書の検出装置。
  3. 前記エッジ画像検出部は、
    前記文書のエッジを検出するエッジ検出部と;
    前記検出されたエッジの周辺画像を用いて前記文書の傾きを検出する傾き検出部と;
    前記検出された傾きを用いて、前記エッジ部分に対する所定の大きさの前記エッジ画像を検出する画像検出部と;
    を具備することを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出装置。
  4. 前記類似度検査部は、
    前記検出されたエッジ画像の代表カラー値を検出するカラー値検出部と;
    前記検出されたエッジ画像の前記検出された代表カラー値と前記比較画像の代表カラー値とをそれぞれ比較し、前記比較画像のうち、前記検出された代表カラー値と類似した代表カラー値を有する特定比較画像を検出するカラー値比較部と;
    前記カラー値比較部の比較結果により、前記検出されたエッジ画像と前記特定比較画像の各画素のカラー値を比較する画素値比較部と;
    を具備することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出装置。
  5. 前記カラー値検出部は、前記検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値を合算して平均した値である第1レッド値と、前記検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値を合算して平均した値である第1グリーン値と、前記検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値を合算して平均した値である第1ブルー値とを、前記代表カラー値として検出することを特徴とする、請求項4に記載の画像形成防止文書の検出装置。
  6. 前記カラー値比較部は、前記第1レッド値、前記第1グリーン値及び前記第1ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値を、それぞれ第1臨界値、第2臨界値及び第3臨界値と比較することを特徴とする、請求項5に記載の画像形成防止文書の検出装置。
  7. 前記カラー値比較部は、前記第1レッド値、前記第1グリーン値及び前記第1ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を第4臨界値と比較することを特徴とする、請求項5または6のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出装置。
  8. 前記カラー値検出部は、前記検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうち最多頻度値である第2レッド値、前記検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうち最多頻度値である第2グリーン値、及び前記検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうち最多頻度値である第2ブルー値を前記代表カラー値として検出することを特徴とする、請求項4〜7のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出装置。
  9. 前記カラー値比較部は、前記第2レッド値、前記第2グリーン値及び前記第2ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値を、それぞれ第5臨界値、第6臨界値及び第7臨界値と比較することを特徴とする、請求項8に記載の画像形成防止文書の検出装置。
  10. 前記カラー値比較部は、前記第2レッド値、前記第2グリーン値及び前記第2ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を、第8臨界値と比較することを特徴とする、請求項8または9のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出装置。
  11. 前記カラー値検出部は、前記検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうちメディアン値に該当する第3レッド値、前記検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうちメディアン値に該当する第3グリーン値、及び前記検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうちメディアン値に該当する第3ブルー値を前記代表カラー値として検出することを特徴とする、請求項4〜10のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出装置。
  12. 前記カラー値比較部は、前記第3レッド値、前記第3グリーン値及び前記第3ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値をそれぞれ第9臨界値、第10臨界値及び第11臨界値と比較することを特徴とする、請求項11に記載の画像形成防止文書の検出装置。
  13. 前記カラー値比較部は、前記第3レッド値、前記第3グリーン値及び前記第3ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を第12臨界値と比較することを特徴とする、請求項11または12のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出装置。
  14. 前記比較画像は、所定方向を基準に再配列されて保存されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出装置。
  15. 前記文書属性決定部の決定結果により前記文書の画像形成を中止させる画像形成中止指示部をさらに具備することを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出装置。
  16. 前記画像形成防止文書は紙幣であることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出装置。
  17. (a)文書の画像を入力されるステップと;
    (b)前記文書のエッジ部分に対する所定大きさのエッジ画像を検出するステップと;
    (c)既に保存されている、画像形成防止文書のエッジ画像に該当する比較画像と、前記検出されたエッジ画像との類似度を検査するステップと;
    (d)前記類似度を検査した結果により、前記文書が前記画像形成防止文書であるか否かを決定するステップと;
    を含むことを特徴とする、画像形成防止文書の検出方法。
  18. 前記ステップ(a)は:
    前記文書の画像を感知するステップと;
    前記感知された画像を所定ライン単位で保存し、出力するステップと;
    を含むことを特徴とする、請求項17に記載の画像形成防止文書の検出方法。
  19. 前記ステップ(b)は:
    前記文書のエッジを検出するステップと;
    前記検出されたエッジの周辺画像を用いて、前記文書の傾きを検出するステップと;
    前記検出された傾きを用いて、前記エッジ部分に対する前記所定大きさの画像を検出するステップと;
    を含むことを特徴とする、請求項17または18のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出方法。
  20. 前記ステップ(c)は;
    (c1)前記検出されたエッジ画像の代表カラー値を検出するステップと;
    (c2)前記比較画像の代表カラー値のうち、前記検出されたエッジ画像の前記検出された代表カラー値と類似した代表カラー値を有する比較画像が存在するか否かを検査するステップと;
    (c3)前記比較画像の代表カラー値のうち、前記検出された代表カラー値と類似した代表カラー値を有する比較画像が存在するならば、前記類似の代表カラー値を有する比較画像を特定比較画像として検出するステップと;
    (c4)前記検出されたエッジ画像と前記特定比較画像の各画素のカラー値を比較するステップと;
    を含むことを特徴とする、請求項17〜19のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出方法。
  21. ステップ(c1)は、前記検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値を合算して平均した第1レッド値、前記検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値を合算して平均した第1グリーン値、及び前記検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値を合算して平均した第1ブルー値を、前記代表カラー値として検出することを特徴とする、請求項20に記載の画像形成防止文書の検出方法。
  22. 前記ステップ(c2)は、前記第1レッド値、前記第1グリーン値及び前記第1ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値を、それぞれ第1臨界値、第2臨界値及び第3臨界値と比較することを特徴とする、請求項21に記載の画像形成防止文書の検出方法。
  23. 前記ステップ(c2)は、前記第1レッド値、前記第1グリーン値及び前記第1ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第1比較レッド値、第1比較グリーン値及び第1比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を、第4臨界値と比較することを特徴とする、請求項21または22のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出方法。
  24. 前記ステップ(c1)は、前記検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうち最多頻度値である第2レッド値、前記検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうち最多頻度値である第2グリーン値、及び前記検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうち最多頻度値である第2ブルー値を前記代表カラー値として検出することを特徴とする、請求項20〜23のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出方法。
  25. 前記ステップ(c2)は、前記第2レッド値、前記第2グリーン値及び前記第2ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値を、それぞれ第5臨界値、第6臨界値及び第7臨界値と比較することを特徴とする、請求項24に記載の画像形成防止文書の検出方法。
  26. 前記ステップ(c2)は、前記第2レッド値、前記第2グリーン値及び前記第2ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第2比較レッド値、第2比較グリーン値及び第2比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を、第8臨界値と比較することを特徴とする、請求項24または25のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出方法。
  27. 前記ステップ(c1)は、前記検出されたエッジ画像の各画素のレッド(R)値のうちメディアン値に該当する第3レッド値、前記検出されたエッジ画像の各画素のグリーン(G)値のうちメディアン値に該当する第3グリーン値、及び前記検出されたエッジ画像の各画素のブルー(B)値のうちメディアン値に該当する第3ブルー値を前記代表カラー値として検出することを特徴とする、請求項20または26のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出方法。
  28. 前記ステップ(c2)は、前記第3レッド値、前記第3グリーン値及び前記第3ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値を、それぞれ第9臨界値、第10臨界値及び第11臨界値と比較することを特徴とする、請求項27に記載の画像形成防止文書の検出方法。
  29. 前記ステップ(c2)は、前記第3レッド値、前記第3グリーン値及び前記第3ブルー値と、前記比較画像のうち任意の比較画像の代表カラー値に該当する第3比較レッド値、第3比較グリーン値及び第3比較ブルー値それぞれとの差に対する絶対値の和を、第12臨界値と比較することを特徴とする、請求項27または28のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出方法。
  30. 前記比較画像は、所定方向を基準に再配列されて保存されることを特徴とする、請求項17〜29のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出方法。
  31. 前記ステップ(d)の後、前記文書が前記画像形成防止文書であると決定された場合、前記文書の画像形成を中止させるステップをさらに含むことを特徴とする、請求項17〜30のいずれかに記載の画像形成防止文書の検出方法。
  32. 前記画像形成防止文書は紙幣であることを特徴とする、請求項17〜31のいずれかに記載の画像形防止文書の検出方法。
  33. 請求項17〜32のいずれかに記載の方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
JP2006159668A 2005-06-08 2006-06-08 画像形成防止文書の検出装置及び方法 Expired - Fee Related JP4936108B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020050048840A KR100727938B1 (ko) 2005-06-08 2005-06-08 화상형성 방지 문서의 검출장치 및 방법
KR10-2005-0048840 2005-06-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006345530A true JP2006345530A (ja) 2006-12-21
JP4936108B2 JP4936108B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=37510513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006159668A Expired - Fee Related JP4936108B2 (ja) 2005-06-08 2006-06-08 画像形成防止文書の検出装置及び方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7945100B2 (ja)
JP (1) JP4936108B2 (ja)
KR (1) KR100727938B1 (ja)
CN (1) CN100431332C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171314A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理プログラム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4885789B2 (ja) * 2007-05-14 2012-02-29 富士通株式会社 画像処理方法、画像領域検出方法、画像処理プログラム、画像領域検出プログラム、画像処理装置、および、画像領域検出装置
US7941378B2 (en) * 2008-05-16 2011-05-10 Siemens Industry, Inc. Stamp testing and monitoring
JP2012064039A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Toshiba Corp 紙葉類処理装置、及び紙葉類処理方法
CN102521912B (zh) * 2011-12-19 2015-11-18 山东新北洋信息技术股份有限公司 图像处理方法及装置
WO2015012760A1 (en) * 2013-07-23 2015-01-29 Mozat Pte Ltd A novel method of incorporating graphical representations in instant messaging services
US10013153B1 (en) 2015-05-05 2018-07-03 State Farm Mutual Automobile Insurance Company Initiating communications based on interactions with images
US10691314B1 (en) * 2015-05-05 2020-06-23 State Farm Mutual Automobile Insurance Company Connecting users to entities based on recognized objects
JP6491959B2 (ja) * 2015-06-03 2019-03-27 新日鉄住金ソリューションズ株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
CN108629887B (zh) * 2017-03-17 2021-02-02 深圳怡化电脑股份有限公司 纸币识别方法和装置
CN108804476B (zh) * 2017-05-05 2021-05-25 北京京东尚科信息技术有限公司 图像搜索结果的排序方法、装置、电子设备和存储介质

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06268859A (ja) * 1993-01-18 1994-09-22 Sharp Corp 画像処理装置
JPH0944673A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Sanyo Electric Co Ltd 紙葉類識別装置
JPH09259275A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JPH1188667A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JPH11316839A (ja) * 1998-05-06 1999-11-16 Seiko Epson Corp 画像粗認識装置、画像粗認識方法、画像粗認識プログラムを記録した媒体、画像認識装置およびカラー複写装置
JP2004514329A (ja) * 2000-11-10 2004-05-13 ドゥ ラ リュ インターナショナル リミティド 画像出力装置及び方法
JP2005033244A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Murata Mach Ltd カラー画像処理装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3343450A (en) * 1964-11-16 1967-09-26 Scm Corp Automatic document skew adjustment for duplicating machines
US4864629A (en) * 1985-12-31 1989-09-05 Schlumberger Technologies, Inc. Image correlation system
US5227871A (en) * 1990-11-30 1993-07-13 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus capable of discriminating a predetermined image
JPH05244414A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Canon Inc 画像処理装置
JP3149989B2 (ja) * 1992-04-28 2001-03-26 広栄化学工業株式会社 2−クロロ−5−置換アミノメチルピリジン類の製法
JPH0662236A (ja) 1992-08-07 1994-03-04 Ricoh Co Ltd 特殊原稿判別装置
DE69427497T2 (de) * 1993-01-19 2001-11-08 Canon Kk Bildverarbeitungsvorrichtung und -verfahren
EP0649114B1 (en) * 1993-10-14 2002-02-13 Omron Corporation Image processing device and method for identifying an input image and copier including same
JPH07160886A (ja) 1993-12-10 1995-06-23 Ricoh Co Ltd 対象物抽出方法およびカラー画像認識方法
JPH07283936A (ja) 1994-04-06 1995-10-27 Ricoh Co Ltd カラー画像検出方法及びカラー画像複製防止装置
JPH0862235A (ja) 1994-08-24 1996-03-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 回転速度検出装置
US6181813B1 (en) * 1997-09-29 2001-01-30 Xerox Corporation Method for counterfeit currency detection using orthogonal line comparison
JPH11252351A (ja) 1998-03-02 1999-09-17 Konica Corp 画像読取装置
US6721449B1 (en) * 1998-07-06 2004-04-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Color quantization and similarity measure for content based image retrieval
JP2000184190A (ja) 1998-12-18 2000-06-30 Canon Inc 印刷装置並びにプリンタドライバおよび印刷装置の制御方法
DE60034185D1 (de) * 1999-07-29 2007-05-16 Canon Kk Bildverarbeitungssystem, -vorrichtung sowie Verfahren und Aufzeichnungsmedium
JP3501031B2 (ja) * 1999-08-24 2004-02-23 日本電気株式会社 画像領域判定装置、画像領域判定方法及びそのプログラムを記憶した記憶媒体
JP3679671B2 (ja) * 2000-01-31 2005-08-03 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び、そのプログラム、記憶媒体
JP2004214720A (ja) * 2002-12-26 2004-07-29 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2005039620A (ja) 2003-07-16 2005-02-10 Funai Electric Co Ltd 画像読取装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06268859A (ja) * 1993-01-18 1994-09-22 Sharp Corp 画像処理装置
JPH0944673A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Sanyo Electric Co Ltd 紙葉類識別装置
JPH09259275A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JPH1188667A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JPH11316839A (ja) * 1998-05-06 1999-11-16 Seiko Epson Corp 画像粗認識装置、画像粗認識方法、画像粗認識プログラムを記録した媒体、画像認識装置およびカラー複写装置
JP2004514329A (ja) * 2000-11-10 2004-05-13 ドゥ ラ リュ インターナショナル リミティド 画像出力装置及び方法
JP2005033244A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Murata Mach Ltd カラー画像処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171314A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理プログラム
JP4609495B2 (ja) * 2008-01-17 2011-01-12 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理プログラム
US8218178B2 (en) 2008-01-17 2012-07-10 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus, image processing method, recording medium storing image processing program, and computer data signal embedded in carrier wave

Also Published As

Publication number Publication date
CN100431332C (zh) 2008-11-05
US20060280353A1 (en) 2006-12-14
KR100727938B1 (ko) 2007-06-14
US7945100B2 (en) 2011-05-17
CN1878231A (zh) 2006-12-13
JP4936108B2 (ja) 2012-05-23
KR20060127627A (ko) 2006-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4936108B2 (ja) 画像形成防止文書の検出装置及び方法
US7684637B2 (en) Method, computer program, and apparatus for detecting specific information included in image data of original image with accuracy, and computer readable storing medium storing the program
JP4503679B2 (ja) ドキュメント保護の方法
US20080137159A1 (en) Image forming apparatus and image quality improving method thereof
US10110775B2 (en) Image reading device, method for the same to detect a foreign body on a scanner glass platen, and recording medium
JP6458357B2 (ja) 検査装置、検査方法及び検査プログラム
JP4095947B2 (ja) オーバスキャンされた画像中での文書のスキュー角及び位置を決定する方法
JP2009135796A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、画像形成装置、記憶媒体
JP3882803B2 (ja) 画像処理装置、および画像処理方法
JP4032632B2 (ja) 画像処理装置
JPH06133159A (ja) 画像処理装置
JP2008099129A (ja) 画像読取装置
JP4787776B2 (ja) 画像処理装置およびこれを備えた画像形成装置、並びに画像処理方法
JP3480887B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP4858046B2 (ja) 画像認識装置、複写装置及び画像認識方法
JP4601066B2 (ja) 画像評価装置、画像評価方法および画像形成装置
JP2009043111A (ja) 画像処理方法
JP4687626B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2008271364A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2006173933A (ja) 画像読み取り装置およびその制御方法
JP2002181719A (ja) 鋼板のエッジ検出装置、鋼板のエッジ検出方法及び記憶媒体
JP2006303952A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体
JP2017191294A (ja) 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
JP6733511B2 (ja) 画像形成装置、画像処理装置及び異物検出方法
KR101763647B1 (ko) 중복 이송 감지 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090521

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090706

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100301

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100806

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100819

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees