JP6733511B2 - 画像形成装置、画像処理装置及び異物検出方法 - Google Patents

画像形成装置、画像処理装置及び異物検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像処理装置及び異物検出方法に関する。
プリンターや複写機等の画像形成装置では、色が異なる複数のパッチを用紙上に形成し、この用紙面を読み取って生成した画像データから各パッチの色の測定値を取得して、測定値を元に画像の色や濃度を一定に制御するキャリブレーションが行われている。
内部の搬送路上にラインセンサー等の画像読取部を配置して、搬送中の用紙面を読み取る画像形成装置もあるが、ゴミや汚れ、紙粉等の異物が用紙と画像読取部の間に入り込み、画像読取部により生成した画像データ中に用紙の搬送方向に延びるスジ状のノイズを発生させることがある。ノイズが重畳すると、正確な測定値を取得することができず、キャリブレーションの精度が低下する。そのため、画像データの各画素の画素値を閾値と比較することにより、ゴミや汚れ等の異物を検出することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−104587号公報
しかしながら、高濃度のパッチにノイズが重畳してもパッチの測定値の変動は少なく、すべての異物がキャリブレーションの精度を低下させるわけではない。異物を検出した場合、キャリブレーションを一時停止してユーザーに除去を促すことが一般的であり、一時的にでも停止することにより生産性が低下するため、キャリブレーションに影響がないノイズであれば、できるだけ停止せずにキャリブレーションを実施することが望ましい。
本発明の課題は、キャリブレーションに影響しない異物の検出を減らすことである。
請求項1に記載の発明によれば、
色が異なる複数のパッチを用紙上に形成する画像形成部と、
前記複数のパッチを形成した用紙面を読み取り、第1画像データを生成する画像読取部と、
前記画像読取部により生成した第1画像データにノイズ除去処理を施し、当該ノイズ除去処理後の第1画像データから前記各パッチの色の測定値を取得して、取得した各パッチの色の測定値に応じて、前記画像形成部により形成する画像のキャリブレーションを実施するキャリブレーション部と、を備え、
前記画像読取部は、異物検出用部材の表面を読み取って、第2画像データを生成し、
前記キャリブレーション部は、前記第2画像データに前記第1画像データと同じ条件のノイズ除去処理を施し、当該ノイズ除去処理後の第2画像データのいずれかの画素値が閾値を超える場合に、異物を検出することを特徴とする画像形成装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、
前記キャリブレーション部は、前記ノイズ除去処理後の第2画像データにおいて、前記第1画像データの各パッチと同じ画像領域内のいずれかの画素値が閾値を超える場合に異物を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、
前記キャリブレーション部は、前記各パッチと前記異物の濃度差に応じて、使用する前記閾値を切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、
前記異物検出用部材は、その表面に、シェーディング補正用の白色基準板、通常の画像形成時に背景として使用する白色背景板及び黒色背景板の少なくとも1つを備える背景部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、
画像形成部により色が異なる複数のパッチを形成した用紙面を、画像読取部により読み取って生成した第1画像データにノイズ除去処理を施し、当該ノイズ除去処理後の第1画像データから前記各パッチの色の測定値を取得して、取得した各パッチの色の測定値に応じて、前記画像形成部により形成する画像のキャリブレーションを実施するキャリブレーション部を備え、
前記キャリブレーション部は、前記画像読取部により異物検出用部材の表面を読み取って生成した第2画像データに、前記第1画像データと同じ条件のノイズ除去処理を施し、当該ノイズ除去処理後の第2画像データのいずれかの画素値が閾値を超える場合に、異物を検出することを特徴とする画像処理装置が提供される。
請求項6に記載の発明によれば、
画像形成部により色が異なる複数のパッチを形成した用紙面を、画像読取部により読み取って生成した第1画像データにノイズ除去処理を施すステップと、
前記ノイズ除去処理後の第1画像データから前記各パッチの色の測定値を取得して、取得した各パッチの色の測定値に応じて、前記画像形成部により形成する画像のキャリブレーションを実施するステップと、
前記画像読取部により異物検出用部材の表面を読み取って生成した第2画像データに、前記第1画像データと同じ条件のノイズ除去処理を施すステップと、
前記ノイズ除去処理後の第2画像データのいずれかの画素値が閾値を超える場合に、異物を検出するステップと、
を含むことを特徴とする異物検出方法が提供される。
本発明によれば、キャリブレーションに影響しない異物の検出を減らすことができる。
本発明の実施の形態の画像形成装置の主な構成を機能ごとに示すブロック図である。 画像読取部を示す正面図である。 画像読取部により読み取る用紙面を示す上面図である。 画像形成装置において、キャリブレーションを実施するときの処理手順を示すフローチャートである。 画像読取部により得られる第1画像データの例を示す図である。 異物が付着した画像読取部により読み取る用紙面を示す上面図である。 異物が付着した画像読取部により得られる第1画像データの例を示す図である。 異物がないときのパッチの画像領域の画素値を示す図である。 異物があるときのパッチの画像領域の画素値を示す図である。 ノイズ除去処理後に残るノイズの例を示す図である。 異物検出時の処理手順を示すフローチャートである。 異物がないときの第2画像データの例を示す図である。 異物があるときの第2画像データの例を示す図である。 パッチと異物の濃度差に応じて使用する複数の閾値の例を示す図である。 各パッチの画像領域内にノイズが生じた場合の第2画像データの例を示す図である。 各パッチの画像領域外にノイズが生じた場合の第2画像データの例を示す図である。 異物がないときの黒色の背景板を読み取って得られる第2画像データの例を示す図である。 異物があるときの黒色の背景板を読み取って得られる第2画像データの例を示す図である。
以下、本発明の画像形成装置、画像処理装置及び異物検出方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の画像形成装置Gの主な構成を機能ごとに示している。
図1に示すように、画像形成装置Gは、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、画像読取部17、画像メモリー18、画像処理部19、画像形成部20、画像読取部30及びキャリブレーション部50を備えている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、記憶部12から各種プログラムを読み出して実行することにより、各部を制御する。
例えば、制御部11は、画像生成部16又は画像読取部17により生成され、画像メモリー18に保持された画像データを、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の画像データに基づいて、画像形成部20により用紙上に画像を形成させる。
記憶部12は、制御部11等により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶している。記憶部12としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
通信部15は、ネットワーク上の外部装置、例えばユーザー端末、サーバー、他の画像形成装置等と通信する。
通信部15は、ネットワークを介してユーザー端末等から、画像を形成する指示内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータ(以下、PDLデータという)を受信する。
画像生成部16は、通信部15により受信したPDLデータをラスタライズ処理し、ビットマップ形式の画像データを生成する。画像生成部16は、各画素がC(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の4色の画素値を有する画像データを生成することもできるし、R(赤)、G(緑)及びB(青)の3色の画素値を有する画像データを生成した後、色変換処理によりC、M、Y及びKの4色の画像データを得てもよい。画素値は画像の濃淡を表すデータ値であり、例えば8ビット(bit)のデータ値は0〜255階調の濃淡を表す。
画像読取部17は、手差しで設置された用紙面を読み取って、R、G及びBの各色の画素値を有するビットマップ形式の画像データを生成する。この画像データは、制御部11や専用の色変換部等によって、C、M、Y及びKの各色の画像データに変換すればよい。画像読取部17としては、プラテンガラス下に設けられたスキャナー等を使用することができ、自動原稿読取装置(ADF:Auto Document Feeder)を備えてスキャナーへ原稿を自動送りすることもできる。
画像メモリー18は、画像生成部16により生成された画像データを一時的に保持するバッファーメモリーである。画像メモリー18としては、DRAM(Dynamic RAM)等を用いることができる。
画像処理部19は、画像メモリー18から画像データを読み出して、濃度補正処理、色補正処理、中間調処理等の各種画像処理を施す。
濃度補正処理は、形成する画像の濃度特性が目的の濃度特性となるように画像データの各画素値を変換する処理である。色補正処理は、画像の色が目的の色となるように、画像データの各色の画素値を変換する処理である。中間調処理は、ディザ法を用いたスクリーン処理や誤差拡散処理等の疑似的な多階調を再現するための処理である。
画像処理部19では、濃度補正処理及び色補正処理時には、ルックアップテーブル(LUT)を用いて、画素値の変換を行う。LUTは、目的の濃度特性又は色を再現できるように、入力値と出力値が対応付けられたテーブルである。
画像形成部20は、画像処理部19から出力された画像データの各画素のC、M、Y及びKの4色の階調値に応じて、4色からなる画像を用紙上に形成する。
具体的には、画像形成部20は、C、M、Y及びKの色ごとに露光部、感光体、現像部等を備えている。画像形成部20は、画像データの各画素の階調値に応じて変調したレーザービームを露光部により照射して、帯電した感光体上を走査し、現像部によりトナーを供給して、露光により感光体上に形成した静電潜像を現像する。このようにして、画像形成部20は、C、M、Y及びKの各色の画像をそれぞれの感光体上に順次形成し、各感光体から中間転写ベルト等の転写体上に重ねて1次転写する。得られたカラー画像を転写体から用紙上へ2次転写した後、用紙を加熱及び加圧する定着処理を施す。
画像読取部30は、用紙の搬送路上に配置され、画像形成部20により画像を形成した用紙面を読み取って、R、G及びBの各色の画素値を有するビットマップ形式の画像データを生成する。画像読取部30としては、CCD等のセンサーを一次元に配置したラインセンサー、2次元に配置したエリアセンサー等を使用することができる。画像読取部30により得られた画像データのシェーディング補正は、専用の補正処理部や制御部11等によって行えばよい。
図2Aは、画像読取部30を用紙Sの搬送方向と直交する幅方向から表す正面図であり、図2Bは、画像読取部30により読み取る用紙面を示す上面図である。
図2A及び図2Bに示すように、画像読取部30は用紙Sの搬送路上に配置され、用紙Sを介して対向する位置に背景部材40が配置されている。画像読取部30は、用紙Sの幅方向に並べて配置されたセンサーにより連続して読み取ることにより、搬送中の用紙Sの全面を読み取る。
背景部材40は、多角柱の回転体であり、その側面にシェーディング補正用の白色基準板41、通常の画像形成時に使用する白色の背景板42及び裏移り防止用の黒色の背景板43を備えている。背景部材40を回転させることにより、画像読取部30により読み取る用紙Sの背景を、白色基準板41、白色の背景板42及び黒色の背景板43のいずれかに切り替えることができる。
キャリブレーション部50は、画像形成部20により形成する画像の濃度特性、色、最高濃度等のキャリブレーションを実施し、当該画像の再現性を一定に制御する。具体的には、キャリブレーション部50は、画像形成部20によりキャリブレーション用のパッチを用紙上に形成させ、当該用紙面を画像読取部30により読み取らせて画像データを生成させる。キャリブレーション部50は、この画像データから各パッチの色の測定値を取得し、取得した測定値に応じて、画像形成部20における画像形成条件を調整するか、画像データの画像処理条件を調整する。
また、キャリブレーション部50は、キャリブレーションに先立って、画像読取部30により用紙の背景部材40の表面を読み取らせて画像データを生成させる。キャリブレーション部50は、この画像データにおいて異物の検出を行う。
キャリブレーション部50の処理内容は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の画像処理回路を用いてハードウェア処理により実現することもできるし、CPUやGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサーがプログラムを読み取って実行するソフトウェア処理によって実現することもできる。
上記画像形成装置Gでは、キャリブレーション前に紙粉、ゴミ、汚れ等の異物の検出を行い、検出した異物が除去されるまでキャリブレーションの実施を一時停止する。異物のなかには、キャリブレーションに影響がなく一時停止する必要がない異物もあるため、画像形成装置Gは、下記処理手順によって、キャリブレーションを一時停止する必要がない異物を検出対象から除外する。
図3は、画像形成装置Gにおいて、キャリブレーションを実施するときの処理手順を示している。
図3に示すように、画像形成装置Gでは、最初にキャリブレーションに影響する異物の検出を行う(ステップS1)。異物の検出はシェーディング補正に使用する補正値の決定と並行して実施するが、その詳細な処理手順は後述する。キャリブレーションに影響する異物を検出した場合(ステップS2:Y)、表示部14によりメッセージを表示する等して、ユーザーに異物の除去を促し(ステップS3)、キャリブレーションを一時停止する。異物が除去されたときに、再度、図3に示す処理手順でキャリブレーションの実施を試みればよい。
異物を検出していない場合(ステップS2:N)、キャリブレーション部50はキャリブレーション用の色が異なる複数のパッチを配置した画像データを生成し、生成した画像データに基づいて、画像形成部20が各パッチを用紙上に形成する(ステップS4)。この用紙面を画像読取部30において読み取り、第1画像データを生成する(ステップS5)。キャリブレーション部50は、パッチ形成時に各パッチを配置して生成した画像データから各パッチの用紙上の配置位置、サイズ、色等のパッチ情報を取得し、取得したパッチ情報に基づいて第1画像データから各パッチの画像領域を抽出する(ステップS6)。
パッチの配置位置の情報としては、例えばパッチの始点や四隅の画素の座標位置(用紙の始点を原点とする主走査方向x及び副走査方向yの座標位置)が挙げられ、サイズの情報としては主走査方向x及び副走査方向yにおける長さ(画素数)が挙げられる。パッチのサイズは、濃度、色、最高濃度等のキャリブレーションの対象によって異なることがある。また、パッチの色の情報としては、パッチに設定されたC、M、Y及びKの各色の画素値が挙げられる。
図4は、第1画像データの一例を示している。
画像読取部30の読取範囲は用紙のサイズより大きいため、図4に示すように、第1画像データには、用紙の画像領域61とその背景の画像領域62が含まれている。キャリブレーション部50は、各画像領域61及び62の画素値の差から用紙の画像領域61の外郭を検出し、検出した画像領域61の外郭の四隅の位置を元に、取得した各パッチの四隅の座標位置を射影変換して画像領域61中の各パッチの四隅の位置を特定する。キャリブレーション部50は、特定した四隅を結ぶ矩形領域を、各パッチの画像領域63として抽出することができる。
あるいは、図4に示すように、画像形成部20により各パッチとともにトンボ等の位置検出用の基準画像64を用紙の四隅に形成し、キャリブレーション部50が用紙の画像領域61中の基準画像64を検出して、この基準画像64の位置を元に上述した射影変換等によって各パッチの位置を特定し、その画像領域63を抽出してもよい。
なお、隣接するパッチ等の目的のパッチ以外の画像領域が混在することを避けるため、抽出したパッチの画像領域63から、さらに内部の画像領域、例えば10画素等の一定距離だけ内側に位置する画像領域を抽出することが好ましい。
各パッチの画像領域63を抽出すると、キャリブレーション部50は、各パッチの画像領域63におけるR、G及びBの各色の画素値の平均値を、各パッチの色の測定値として取得するが、画像読取部30と用紙S間に入り込んだ異物によってパッチの画像領域63内の画素値が大きく変動すると、正確な測定値を取得することができない。
図5Aは、画像読取部30の読取面に異物が付着した場合の用紙面を示す上面図であり、図5Bはこの異物が付着した画像読取部30により得られる第1画像データの例を示している。
図5Aに示すように、読取面に異物が付着すると、画像読取部30が用紙の搬送方向に連続して読み取りを行って得られた第1画像データには、図5Bにおいて黒い矢印で示すように、異物が付着した位置に副走査方向yに伸びるスジ状のノイズが生じる。
図6A及び図6Bは、それぞれ異物がないときとあるときのパッチの画像領域63の画素値を示している。
パッチの画像領域63のうち、より内部のパッチの画像領域65を抽出した場合、この画像領域65において、副走査方向yに並ぶ各画素の画素値を平均すると、異物がないときは、図6Aに示すように主走査方向xのどの画素でも同程度の値であるが、異物があるときは、図6Bに示すようにノイズが重畳する。主走査方向xに並ぶ各画素の画素値をさらに平均すると、異物があるときのパッチの平均値は、ノイズによって異物がないときの平均値からずれてしまう。このずれが大きいと、キャリブレーションの精度が低下する。
このような異物によるノイズを除去するため、キャリブレーション部50は、パッチの画像領域において副走査方向yに並ぶ各画素の画素値を平均化した(ステップS7)後、ノイズ除去処理を施す(ステップS8)。図6Bに示すように、ノイズ除去処理を施した後のパッチのR、G及びBの各色の画素値を主走査方向xにおいて平均化すると、その平均値は、図6Aに示すように異物がないときと同じ平均値になる。
ノイズ除去処理としては、例えば移動平均フィルター処理、メディアンフィルター処理等が挙げられるが、なかでもメディアンフィルター処理がノイズを精度良く除去でき、好ましい。
メディアンフィルター処理は、注目画素の画素値を、注目画素の周辺画素の画素値とともにその大きさ順に並べたときの中央値に置き換える処理である。本来のパッチの画素値と大きく異なるノイズは、中央値すなわちパッチの画素値に置換されることによって除去されていく。
スジが太く、ノイズが生じる範囲がフィルターのサイズの1/2より大きいと、メディアンフィルター処理を施した後もノイズが残ることがある。
図7は、メディアンフィルター処理によって除去しきれなかったノイズの例を示している。残ったノイズの影響でR、G及びBの各色の画素値の平均値が、図6Aに示すノイズがないときの平均値からずれている。
できるだけノイズを除去するため、キャリブレーション部50は、メディアンフィルターのフィルターサイズを、除去するノイズのサイズに応じて変更することが好ましい。例えば、5×5画素のフィルターのサイズでメディアンフィルター処理を施した後もノイズが残る場合は、7×7画素の大きいサイズに切り替える等、段階的にフィルターサイズを大きくして再度メディアンフィルター処理を施せばよい。切り替え後のフィルターのサイズは、ユーザーにより指定されたサイズであってもよい。
キャリブレーション部50は、ノイズ除去処理を施した後、副走査方向yに平均化したパッチの画素値の平均値を、さらに主走査方向xにおいて平均化し(ステップS9)、各パッチの色の測定値として取得する。キャリブレーション部50は、取得した各パッチの測定値に応じて、キャリブレーションを実施する(ステップS10)。
具体的には、キャリブレーション部50は、取得した各パッチの測定値に応じて、画像の濃度特性又は色が目的の濃度特性又は色になるように、濃度補正処理や色補正処理に使用するLUTを更新することにより、画像処理条件を調整する。また、キャリブレーション部50は、取得した各パッチの測定値に応じて、画像の最高濃度が目的の濃度となるように、現像バイアス電位や露光時のレーザービームのレーザーパワー等の画像形成条件を調整することもできる。
なお、上述した処理手順では、パッチの画像領域の画素値を副走査方向yにおいて平均化した後、主走査方向xにおいて平均化していたが、主走査方向xにおいて平均化した後、副走査方向yにおいて平均化してもよい。
図8は、上述したキャリブレーションに先立って行われる、ステップS1の異物の検出の処理手順を示している。
異物の検出時、キャリブレーション部50の制御によって背景部材40を回転駆動し、画像読取部30とシェーディング用の白色基準板41を対向させる。白色基準板41が対向位置に配置されると、図8に示すように、画像読取部30においてシェーディング用の白色基準板41の表面を読み取り、第2画像データを生成する(ステップS21)。白色基準板41を読み取って得られる第2画像データは、シェーディングデータとも呼ばれている。
画像読取部30の読取面に異物が付着している場合、白色基準板41を読み取って得られる第2画像データには、上述した第1画像データと同じ、異物に起因するスジ状のノイズが生じている。
図9A及び図9Bは、それぞれ異物がないときとあるときの第2画像データの画素値を示している。
異物がないときは、図9Aに示すように主走査方向xにおいて白色基準板41が位置するx1−x2間の画素値は変化が少ないが、異物があると、図9Bに示すようにこの白色基準板41の画素値にノイズが重畳している。
上述したように、キャリブレーション時に取得するパッチの測定値を大きく変動させるノイズは、キャリブレーションの精度を低下させる。キャリブレーション部50は、図9Bに示すように第2画像データにおいて閾値Thを超える画素値がある場合、そこにキャリブレーションの精度を低下させるノイズが重畳していると判断して、除去すべき異物があることを検出する。ただし、第2画像データ中のノイズのなかでも、キャリブレーション時のノイズ除去処理(上記ステップS7)によって第1画像データから除去されるノイズは、キャリブレーションに影響を与えない。
このようなキャリブレーションに影響しない異物を検出対象から除外するため、キャリブレーション部50は、第2画像データに第1画像データと同じ条件のノイズ除去処理を施す(ステップS22)。同じ条件とは、例えばフィルター処理の種類、フィルターサイズ、フィルター中に設定された重み付け係数等のノイズ除去処理の処理内容が同じであることをいう。ノイズ除去処理を施す第2画像データは、主走査方向x又は副走査方向yに並ぶ各画素の画素値を平均化した後の第2画像データであってもよく、主走査方向xのある1ラインのみを抽出した第2画像データであってもよい。
キャリブレーション部50は、ノイズ除去処理後の第2画像データにおいて閾値Thを超える画素値の有無を判定する(ステップS23)。ノイズ除去処理により、第2画像データで除去されたノイズは、第1画像データにおいても除去されるため、ノイズ除去処理後にも残留するノイズのなかで閾値Thを超えるノイズの有無を判定することができる。
閾値Thは、各パッチの測定値を、本来の測定値との色差が一定値、例えば1以上となる測定値に変動させる画素値を検出する閾値である。
色差は、R、G及びBの各色の色差ΔR、ΔG及びΔBであってもよいし、ΔEabであってもよい。ΔEabは、比較するR、G及びBの各画素値をLの画素値に変換し、それぞれの差ΔL、Δa及びΔbから下記式により求めることができる。
ΔEab={(ΔL+(Δa+(Δb1/2
上記閾値Thは、ノイズがないときの白色基準板41の測定値に一定値の色差分の画素値を加算又は減算することにより、得ることができる。ノイズがないときの測定値とは、例えばノイズがないことが確認された白色基準板41から得られる測定値か、白色基準板41に設定されている基準値等である。
具体的には、ノイズによりCだけ画素値が変化すると、白色基準板41の画素値の平均値が1変化する場合、この画素値Cをノイズがないときの白色基準板41の測定値に加算又は減算することにより、閾値Thを得ることができる。
または、上記閾値Thは、白色基準板41の画素値の平均値との色差が一定値以上となる画素値Cを、白色基準板41の画素値の平均値に加算又は減算することにより得てもよい。この場合、異物を検出するごとに閾値Thを決定することができ、画像形成装置Gの機種差等にも対応することができる。
異物によって、図9Bに示すような極小ピークだけでなく極大ピークのノイズもあるため、閾値Thとしては、一定値の色差分の画素値を加算及び減算して得られる2つの閾値を使用することが好ましい。これにより、高濃度の異物のノイズ成分だけでなく、低濃度の異物のノイズ成分も除去することができる。
キャリブレーション部50は、各パッチと異物の濃度差に応じて使用する閾値Thを切り替えることが好ましい。
高濃度のパッチに高濃度の異物のノイズが重畳しても、パッチの画素値はほとんど変動せず、異物の影響が小さいが、低濃度のパッチに同じ高濃度の異物のノイズが重畳すると、パッチとノイズの濃淡の差が大きいため、パッチの画素値は大きく変動する。逆に、低濃度のパッチに低濃度の異物のノイズが重畳してもパッチの画素値への影響が小さいが、高濃度のパッチでは画素値が大きく変動する。
このようなパッチと異物の濃度差に応じて、キャリブレーション部50は、異物の検出に使用する閾値Thを切り替えることにより、異物の検出精度を向上させることができる。
図10は、パッチと異物の濃度差に応じて使用する4つの閾値Th1〜Th4(Th1<Th2<Th3<Th4)の例を示している。
図10に示すように、副走査方向yに平均した第2画像データにおいて、パッチ631に対応する領域では閾値Th1、パッチ632に対応する領域では閾値Th2、パッチ633に対応する領域では閾値Th3、パッチ634に対応する領域では閾値Th4をそれぞれ使用することにより、低濃度のパッチにおける高濃度の異物の検出感度が向上する。
このような複数の閾値Th1〜Th4は、各パッチのノイズがないときの測定値(例えば、画像データ中の各パッチのC、M、Y及びKの画素値を変換したR、G及びBの画素値)に一定値の色差分の画素値を加算又は減算することにより、得ることができる。使用時は、第2画像データから各パッチに対応する画像領域を抽出し、抽出した画像領域の画素値との比較に、各パッチに対応する閾値を使用すればよい。
ノイズ除去処理後の第2画像データ中に閾値Thを超える画素値がなければ(ステップS23:N)、本処理を終了する。
一方、閾値Thを超える画素値がある場合(ステップS23:Y)、キャリブレーション部50は、当該画素値が第1画像データの各パッチと同じ画像領域内の画素値であるか否かをさらに判定する(ステップS24)。
図11A及び図11Bは、それぞれパッチの画像領域内と画像領域外にスジ状のノイズが生じた場合の第2画像データを示している。
第2画像データにおいて閾値Thを超えるノイズは、第1画像データにおいても同じ位置に重畳しているため、図11Aに示すように、このノイズがパッチの画像領域内で生じている場合は、キャリブレーション前にノイズを生じさせる異物の除去を促す必要がある。一方、図11Bに示すように、パッチの画像領域外に生じたノイズは、パッチの画素値を変動させないため、異物を除去しなくてもキャリブレーションへの影響はない。
したがって、閾値Thを超える画素値がパッチの画像領域内の画素値である場合(ステップS24:Y)、キャリブレーション部50は、除去すべき異物があることを検出する(ステップS25)。パッチの画像領域内の画素値ではない場合は(ステップS24:N)、異物の検出は行わずに、本処理を終了する。
〔変形例〕
シェーディング補正用の白色基準板41を黒色の背景板43に切り替えて、上記シェーディング補正用の白色基準板41を用いた場合と同様の処理手順で、異物の検出を行うこともできる。
シェーディング補正用の白色基準板41は、黒色等の高濃度の異物に対する検出感度は高いが、白色基準板41に近い低濃度の異物に対する検出感度は低い。逆に、黒色の背景板43は、高濃度の異物に対する検出感度は低く、低濃度の異物に対する検出感度は高い。よって、両方を用いて異物の検出を行うことにより、異物の検出精度を高めることができる。
図12A及び図12Bは、それぞれ異物がないときとあるときで、黒色の背景板43を読み取って得られた第2画像データの画素値を示している。
異物がないときは、図12Aに示すように黒色の背景板43が位置するx3−x4間の画素値は変動が少ないが、低濃度の異物があると、図12Bに示すようにこの黒色の背景板43の画素値を上昇させるノイズが重畳している。このようなノイズを、ノイズ除去処理した第2画像データにおいて閾値Thにより検出することにより、高濃度のパッチに影響する低濃度の異物の検出感度を高めることができる。
なお、シェーディング補正用の白色基準板41を読み取って得られる第2画像データは、シェーディング補正と異物の検出に併用できる利点があるが、シェーディング補正用の白色基準板41に代えて、白色の背景板42を使用してもよい。また、シェーディング補正用の白色基準板41、白色の背景板42及び黒色の背景板43に限らず、異物検出用部材として、青色、赤色、緑色等の他の色の板状部材を、検出する異物の色等に応じて使用してもよい。これにより、より異物の検出精度を高めることができる。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置Gは、色が異なる複数のパッチを用紙上に形成する画像形成部20と、複数のパッチを形成した用紙面を読み取り、第1画像データを生成する画像読取部30と、画像読取部30により生成した第1画像データにノイズ除去処理を施し、当該ノイズ除去処理後の第1画像データから前記各パッチの色の測定値を取得して、取得した各パッチの色の測定値に応じて、画像形成部20により形成する画像のキャリブレーションを実施するキャリブレーション部50と、を備え、画像読取部30は、シェーディング補正用の白色基準板41の表面を読み取って、第2画像データを生成し、キャリブレーション部50は、第2画像データに第1画像データと同じ条件のノイズ除去処理を施し、当該ノイズ除去処理後の第2画像データのいずれかの画素値が閾値を超える場合に、異物を検出する。
第1画像データから除去されるノイズを第2画像データでも除去してから、異物の検出を行うことにより、キャリブレーションに影響しない異物の検出を減らすことができる。キャリブレーションに影響しない異物の除去のためのキャリブレーションの一時停止を回避することができ、生産性の低下を防ぐことができる。
上記実施の形態は本発明の好適な一例であり、これに限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、画像読取部30により各パッチを形成した用紙面を読み取っていたが、画像読取部17により読み取ってキャリブレーションすることも可能である。画像読取部17の場合は、白色基準板41や白色の背景板42、黒色の背景板43等と同じ板状部材を異物検出用部材として、コンタクトガラス上にセットして読み取ることで、上記処理手順と同様にして異物の検出を行うことができる。
また、制御部11がプログラムを読み取ることにより、キャリブレーション部50の上記処理手順を制御部11により実行させることもできる。画像形成装置Gに限らず、汎用のPC等の画像処理装置がキャリブレーション部50を備えて、上述した処理手順を実行させることができる。
プログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としては、ROM、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。プログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
G 画像形成装置
11 制御部
12 記憶部
19 画像処理部
20 画像形成部
30 画像読取部
40 背景部材
41 シェーディング補正用の白色基準板
42 白色の背景板
43 黒色の背景板
50 キャリブレーション部

Claims (6)

  1. 色が異なる複数のパッチを用紙上に形成する画像形成部と、
    前記複数のパッチを形成した用紙面を読み取り、第1画像データを生成する画像読取部と、
    前記画像読取部により生成した第1画像データにノイズ除去処理を施し、当該ノイズ除去処理後の第1画像データから前記各パッチの色の測定値を取得して、取得した各パッチの色の測定値に応じて、前記画像形成部により形成する画像のキャリブレーションを実施するキャリブレーション部と、を備え、
    前記画像読取部は、異物検出用部材の表面を読み取って、第2画像データを生成し、
    前記キャリブレーション部は、前記第2画像データに前記第1画像データと同じ条件のノイズ除去処理を施し、当該ノイズ除去処理後の第2画像データのいずれかの画素値が閾値を超える場合に、異物を検出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記キャリブレーション部は、前記ノイズ除去処理後の第2画像データにおいて、前記第1画像データの各パッチと同じ画像領域内のいずれかの画素値が閾値を超える場合に異物を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記キャリブレーション部は、前記各パッチと前記異物の濃度差に応じて、使用する前記閾値を切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記異物検出用部材は、その表面に、シェーディング補正用の白色基準板、通常の画像形成時に背景として使用する白色背景板及び黒色背景板の少なくとも1つを備える背景部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成部により色が異なる複数のパッチを形成した用紙面を、画像読取部により読み取って生成した第1画像データにノイズ除去処理を施し、当該ノイズ除去処理後の第1画像データから前記各パッチの色の測定値を取得して、取得した各パッチの色の測定値に応じて、前記画像形成部により形成する画像のキャリブレーションを実施するキャリブレーション部を備え、
    前記キャリブレーション部は、前記画像読取部により異物検出用部材の表面を読み取って生成した第2画像データに、前記第1画像データと同じ条件のノイズ除去処理を施し、当該ノイズ除去処理後の第2画像データのいずれかの画素値が閾値を超える場合に、異物を検出することを特徴とする画像処理装置。
  6. 画像形成部により色が異なる複数のパッチを形成した用紙面を、画像読取部により読み取って生成した第1画像データにノイズ除去処理を施すステップと、
    前記ノイズ除去処理後の第1画像データから前記各パッチの色の測定値を取得して、取得した各パッチの色の測定値に応じて、前記画像形成部により形成する画像のキャリブレーションを実施するステップと、
    前記画像読取部により異物検出用部材の表面を読み取って生成した第2画像データに、前記第1画像データと同じ条件のノイズ除去処理を施すステップと、
    前記ノイズ除去処理後の第2画像データのいずれかの画素値が閾値を超える場合に、異物を検出するステップと、
    を含むことを特徴とする異物検出方法。
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