JP4821718B2 - 画像形成システムのプログラム及び画像形成システム - Google Patents

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Description

濃度調整用のパッチ画像の読み取りを行う画像形成システムのプログラム及び画像形成システムに関するものである。
画像形成装置の濃度調整としては、濃度調整用のカラーパッチを用紙上に形成して、形成したカラーパッチの濃度を測定し、測定結果に基づいて画像形成装置の濃度調整を行うものがある。
特許文献1では、そのような濃度調整機能として書き込み値を異ならせたカラーパッチ群を用紙上に多数配置して出力し、出力した画像を読取手段で読み取ることにより、濃度ムラによる誤差を低減し、高精度のキャリブレーションを行うカラー画像記録装置が開示されている。
しかし、用紙上に形成したカラーパッチを読取手段で読み取る場合には、カラーパッチはその下地用紙の状態により、読み取った濃度データが影響を受ける場合がある。例えば、読み取りを行った際に用紙のバタツキや浮き上がりが生じた場合、あるいは、用紙の下地の色が白色でない場合である。このような場合には、カラーパッチの濃度データの取得が正確に行えず、そのために高精度でキャリブレーションを行うことができない。
このような問題に対して、特許文献2では、用紙上で横方向に並べた各カラーパッチに対して印刷方向上流側に隣接するそれぞれの紙白領域から白基準となる白データを得るようにして各カラーパッチから読み取った濃度データに対して補正を行う印刷装置が開示されている。
特開平8−9178号公報 特開2002−120357号公報(第11頁、図6(b))
しかし、特許文献1に開示の印刷装置では、紙白領域の読み取りを行う際に隣接するカラーパッチの影響を受け易いという読取手段の特性を考慮していない。このため、紙白領域に隣接するカラーパッチの近傍の読み取りを行った場合には、そのカラーパッチの影響により正確な白基準が得られない場合がある。
本発明は上記問題に鑑み、濃度調整用のパッチ画像の読み取りを行う場合に、パッチ画像周辺の白地領域を用いて白基準を作成し高精度でパッチ画像の濃度情報を得ることが可能な画像形成システムを得ることを目的とするものである。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
(1)濃度調整用のパッチ画像を用紙に形成する画像形成手段と、
用紙に対して主走査方向に広がりをもつ照射光を照射するライン光源部と、前記ライン光源部からの照射光のうち用紙に反射した光を画素毎に検出することにより用紙面の読み取りを行う撮像素子を主走査方向に一次元状に複数配置させたライン読取部と、を有し、読み取り面を副走査方向に移動させることにより用紙から画像データの読み取りを行う読取装置と、
を備えた画像形成システムのプログラムであって、
用紙に配置させた画像領域に対して副走査方向に隣接する白地領域内で該画像領域からの距離を異ならせた複数箇所の白地部の濃度情報に基づき、該濃度情報が飽和していない白地部の中で前記画像領域から最も離れた白地部と前記画像領域との距離を、白地部の読み取りに影響する該画像領域からの副走査方向の影響距離dyとして算出する影響範囲算出ステップと、
濃度調整用のパッチ画像を形成した用紙の読み取りを行う読取ステップと、
前記読取ステップで読み取った画像データからパッチ画像の濃度情報の取得を行うパッチ画像濃度情報取得ステップと、
該画像データから該パッチ画像の副走査方向に隣接する白地領域内で前記影響範囲算出ステップで算出した副走査方向の影響距離dyよりも長い距離該パッチ画像から離れた白地部の濃度情報の取得を行う隣接白地部濃度情報取得ステップと、
該画像データから用紙の複数箇所の白地部における濃度情報の取得を行う用紙白基準濃度情報取得ステップと、
前記隣接白地部濃度情報取得ステップと前記用紙白基準濃度情報取得ステップで取得した濃度情報に基づいて前記パッチ画像濃度情報取得ステップで取得した濃度情報を補正する補正ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータに実行させる画像形成システムのプログラム。
(2)前記影響範囲算出ステップでは、画像領域の主走査方向に隣接する白地領域内で該画像領域からの距離を異ならせた複数箇所の白地部の濃度情報に基づき、該濃度情報が飽和していない白地部の中で前記画像領域から最も離れた白地部と前記画像領域との距離を、白地部の読み取りに影響する該画像領域からの主走査方向の影響距離dxとして更に算出し、
前記隣接白地部濃度情報取得ステップでは、更に該パッチ画像の主走査方向に隣接する白地領域内で前記影響範囲算出ステップで算出した主走査方向の影響距離dxよりも長い距離該パッチ画像から離れた白地部、の濃度情報の取得を行うことを特徴とする(1)に記載の画像形成システムのプログラム。
(3)前記隣接白地部濃度情報取得ステップでは、パッチ画像の四方に隣接する白地領域の白地部の濃度情報の取得を行うことを特徴とする(2)に記載の画像形成システムのプログラム。
(4)濃度調整用のパッチ画像を用紙に形成する画像形成手段と、
用紙に対して主走査方向に広がりをもつ照射光を照射するライン光源部と、前記ライン光源部からの照射光のうち用紙に反射した光を画素毎に検出することにより用紙面の読み取りを行う撮像素子を主走査方向に一次元状に複数配置させたライン読取部と、を有し、読み取り面を副走査方向に移動させることにより用紙から画像データの読み取りを行う読取装置と、
を備えた画像形成システムであって、
用紙に配置させた画像領域に対して副走査方向に隣接する白地領域内で該画像領域からの距離を異ならせた複数箇所の白地部の濃度情報に基づき、該濃度情報が飽和していない白地部の中で前記画像領域から最も離れた白地部と前記画像領域との距離を、白地部の読み取りに影響する該画像領域からの副走査方向の影響距離dyとして算出する影響範囲算出手段と、
前記読取装置で読み取った濃度調整用のパッチ画像を形成した用紙の画像データからパッチ画像の濃度情報の取得を行うパッチ画像濃度情報取得手段と、
該画像データから該パッチ画像の副走査方向に隣接する白地領域内で前記影響範囲算出手段で算出した副走査方向の影響距離dyよりも長い距離該パッチ画像から離れた白地部の濃度情報の取得を行う隣接白地部濃度情報取得手段と、
該画像データから用紙の複数箇所の白地部における濃度情報の取得を行う用紙白基準濃度情報取得手段と、
前記隣接白地部濃度情報取得手段と前記用紙白基準濃度情報取得手段で取得した濃度情報に基づいて前記パッチ画像濃度情報取得手段で取得した濃度情報を補正する補正手段と、
を有することを特徴とする画像形成システム。
(5)前記影響範囲算出手段では、画像領域の主走査方向に隣接する白地領域内で該画像領域からの距離を異ならせた複数箇所の白地部の濃度情報に基づき、該濃度情報が飽和していない白地部の中で前記画像領域から最も離れた白地部と前記画像領域との距離を、白地部の読み取りに影響する該画像領域からの主走査方向の影響距離dxとして更に算出し、
前記隣接白地部濃度情報取得手段では、更に該パッチ画像の主走査方向に隣接する白地領域内で前記影響範囲算出手段で算出した主走査方向の影響距離dxよりも長い距離該パッチ画像から離れた白地部、の読み取りを行うことを特徴とする(4)に記載の画像形成システム。
(6)前記隣接白地部濃度情報取得手段では、パッチ画像の四方に隣接する白地領域の白地部の濃度情報の取得を行うことを特徴とする(5)に記載の画像形成システム。
(7)前記濃度調整用のパッチ画像を1枚の用紙に複数配置させ、各パッチ画像の相互間は、主走査方向がdxの2倍を超える間隔でかつ副走査方向がdyの2倍を超える間隔、で配置させることを特徴とする(4)乃至(6)のいずれかに記載の画像形成システム。
本発明によれば、濃度調整用のパッチ画像の読み取りを行う場合に、パッチ画像周辺の白地領域を用いて白基準を作成し高精度でパッチ画像の濃度情報を得ることが可能な画像形成システムを得ることが可能となる。
本発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は、本発明の実施形態における画像形成システムの構成図を示す図である。画像形成システムは、読取装置1(画像読取装置)、制御端末4、画像形成装置5を有しており、これらは通信ネットワークNを介して相互に接続している。
画像形成システムで濃度調整(カラーキャリブレーション)を行う場合には、制御端末4から送信したパッチ画像を配置させた画像データに基づいて画像形成装置5で用紙に画像形成を行う。制御端末4では、用紙に画像形成したパッチ画像を読取装置1で読み取らせることにより画像データを取得し、得られた画像データを解析し、解析した結果に基づいて画像形成装置の画像形成条件にフィードバックする。
[読取装置]
図2と図3に基づいて読取装置について説明する。図2(a)は、実施形態に係る読取装置1の断面図であり、図2(b)は斜視図である。図2(a)、(b)の断面図において読取装置1は、原稿を自動的に搬送する自動原稿送り手段10と、当該自動原稿送り手段10により搬送される原稿、あるいはガラス原稿台上に載置された原稿を読み取る読取手段20と、操作表示部30とから構成される。
自動原稿送り手段10は、ヒンジ部19によって読取装置本体に取り付けられ、図2(b)に示す様に読取装置本体対して開くことが可能である。
ガラス原稿台22上に1枚の原稿、例えばパッチ画像が形成された用紙、が載置されると、原稿に対して、主走査方向(x方向)に広がる照射光を照射する線状光源である第1ミラーユニット23のライン光源231(以下、単に光源231という)によって、光照射が行われる。原稿から反射した光は、第1ミラーユニット23、第2ミラーユニット24のミラーを介して、結像手段である結像レンズ25によって、撮像手段であるライン読取部26に結像される。ライン読取部26は、原稿の画像を読み取る手段であり、原稿から反射した光を受光し1画素毎に光電変換する撮像素子(光電変換素子)を主走査方向(x方向)に一次元状に並べて複数配置させたラインセンサ(ラインCCD)で構成され、主走査方向の1ライン単位で原稿(用紙面)の画像を読み取る。
また、光源231を有する第1ミラーユニット23は主走査方向と直交する副走査方向(y方向)に移動するとともに、第2ミラーユニット24は第1ミラーユニットの移動速度の1/2の移動速度で同方向に移動するよう構成されている。したがって、原稿台22上の原稿に対して、第1ミラーユニット23と第2ミラーユニット24の光学系が副走査方向に移動することにより、読み取り面を副走査方向に移動できる。読み取り面を副走査方向に順次移動させることにより原稿の全面を走査することができ、この原稿から反射した光を順次ライン読取部26によって読み取ることによって、原稿1枚分の画像を読み取ることができる。
自動原稿送り手段10は、原稿載置台11に載置された複数枚のシート状の原稿D、例えばパッチ画像が形成された用紙を、分離ローラ12によって1枚ずつ搬送路に送り出し、複数のガイド部材と複数のローラからなる原稿搬送部13によって搬送し、原稿排紙台15に排紙する。搬送されている原稿Dの画像は搬送路中の原稿画像読取位置21にて読取手段20により読み取られる。すなわち原稿を移動することにより読み取り面を副走査方向に移動できる。
原稿両面の画像を読み取る場合には、一対のローラと搬送路切り換えガイドとからなる原稿反転部16によって、表面(第1面)の画像が読み取られた原稿Dが表裏反転され、再度、原稿搬送部13に送り出される。裏面(第2面)の画像が読み取られた原稿は、原稿排紙台15に排紙される。
上述したように、読取装置1においては、直にガラス原稿台22上に載置した原稿を読み取るだけでなく、自動原稿送り装置10によって搬送される原稿を読み取ることもできる。すなわち読取部の光学系あるいは原稿を副走査方向に移動させることにより、読取部の読取面と原稿の被読取面(読み取られ面)とを相対的に副走査方向に移動させることにより原稿全面から画像データの読み取りを行う。
図3は、読取装置1における制御系のブロック図である。なお、同図では本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の読取装置1として既知の部分については省略してある。
読取装置1は制御部(制御手段)として機能するCPU101及び、ROM102、RAM103、HDD104、通信I/F105、システムバス106、自動原稿送り手段10、読取手段20、操作部30、画像処理部110を有する。
制御部(制御手段)として機能するCPU(Central Processing Unit)101は読取装置1全体の動作を制御するものであり、システムバス106を介して、ROM(Read Only Memory)102やRAM(Random Access Memory)103等に接続されている。このCPU101は、ROM102に格納されている各種制御プログラムを読み出してRAM103に展開し、各部の動作を制御する。また、CPU101は、RAM103に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM103に格納するとともに操作表示部30に表示させる。そして、RAM103に格納した処理結果を所定の記憶先に記憶させる。
ROM102は、プログラムやデータ等を予め記憶しており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。RAM103は、CPU101によって実行される各種制御プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
ライン読取部26の撮像素子から出力された信号は、撮像素子の近傍に配置されたICによりA/D変換され制御部に送られる。送られた信号は画像処理部110において、シェーディング補正、圧縮等の処理が施され、HDD(ハードディスクドライブ)104に画像データとして記憶される。
通信I/F105は、ネットワークNを介して画像形成装置5等と画像データを含む印刷データ、プログラム及び各種データ等の通信をする。
操作表示部30は液晶表示部及び当該液晶表示部に重ねて配置させているタッチパネルの操作部を有しており、各種の情報の表示及び設定を行う。
[制御端末]
図4は、制御端末4における制御系のブロック図である。同図では本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の制御端末として既知の部分については省略してある。
制御端末4は、いわゆるパーソナルコンピュータと称されるものである。制御端末4は、表示部431は液晶表示部を有しており、各種の情報を表示する。操作部432はキーボードやマウス等からなり各種の入力を行う。その他の、CPU401、ROM402、RAM403、HDD404、通信I/F405、システムバス406、は図3の同じ名称のものと同じ機能を有するものであり説明は省略する。
このCPU401は、ROM402に格納されている各種制御プログラムを読み出してRAM403に展開し、各部の動作を制御する。当該CPU401が、「影響範囲算出手段」、「パッチ画像濃度情報取得手段」、「隣接白地部濃度情報取得手段」、「用紙白基準濃度情報取得手段」、「補正手段」として機能する。
[画像形成装置]
図5は、画像形成装置5における制御系のブロック図である。同図では本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の画像形成装置として既知の部分については省略してある。
プリントコントローラ部507は、内部に(図示省略の)CPU、メモリ、画像処理部等を有しており、制御端末4から通信I/F505経由で受信した画像データを画像形成装置内で制御可能な画像データに変換するものである。
画像形成部50では、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う。画像形成装置としては、例えばY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の4色トナーを用いた電子写真方式のフルカラー画像形成装置、あるいはインクジェット方式のフルカラー画像形成装置を用いる。また濃度調整を行う場合には、制御端末4からの指示により濃度調整用のパッチ画像を用紙に画像形成し、用紙に形成したパッチ画像を読取装置1で読み取って、読み取った画像データを制御端末4で処理及び判断する。その結果に基づいて制御端末4は、濃度制御部60に指示を行い、濃度制御部60ではその指示に基づいて画像形成部50の画像形成条件を変更する。これらの濃度調整により画像形成装置5で出力する画像のγカーブが予め定めておいた目標値になるように調整する。
なお、本稿においては画像データとは、濃度情報(画素値ともいう)と位置情報を有する画素の集合のことである。濃度情報は色情報と輝度情報からなる。色情報とはC,M,Y,BkあるいはR、G、Bのような色の種類を示す情報であり、輝度情報とはこれらの各色をどのような階調(例えば8bitの256階調数のうちで200階調)で出力するかを示す情報である。濃度情報の例としてはRGB各色256階調の表現方法において、Y色であれば、R(255)G(255)B(0)と表現される。
[制御フロー]
図6は、画像形成システムの制御フローを説明するフローチャートである。当該フローチャートは、制御端末4のCPU401とROM402に記憶されているプログラムの協働によるソフトウエア処理により実行される処理である。
[制御フロー(1)読取装置の性能把握]
まずステップS11、S12では読取装置の影響範囲を調査する。これは白地部の読み取りを行う際に隣接するパッチ画像の影響を受け易いという読取装置の特性を考慮し、その影響範囲を予め調査するものである。言い換えると読取装置の性能を把握するものであり、原則として読取装置及び使用する用紙種類が同一であれば、ステップS11,12のフローは1回のみ実行すればよく、以降は前回の結果を用いて、本フローを省略することが可能である。
影響範囲の調査方法について図7、図8に基づいて説明する。図7は画像領域Gaと一の白地部sとの位置関係を説明する模式図である。図8は、図7に示した白地部sと画像領域Gaを1枚の用紙kに複数配置させた測定用パターンの例である。
図7において白地領域Waは、非画像形成領域のことであり、その白地領域Waの両脇には画像領域Gaを配置させている。画像領域Gaとは画像を形成した領域のことであり、例えば電子写真方式の画像形成装置であれば、Bkトナーの100%出力濃度(最高濃度)の画像(以下Bkベタという)を形成した領域のことである。Bkトナーを用いるのは、白地部と最も色差が大きいからである。白地部sとは濃度情報の取得を行う部分(測定箇所)であり、白地領域Wa内でその中心に位置する、つまり白地部sは両脇それぞれの画像領域Gaからの距離dは等しくなる。また同図においては説明のために破線四角枠で示しているが、実際には画像は形成してはいない。
図8(a)は、図7のような白地部sと画像領域Gaを1枚の用紙kに配置させた測定用パターンの例である。同図に示すように画像領域Gaに隣接する白地領域Wa内の白地部s1からs5は、画像領域Gaからの距離をそれぞれd1からd5で異ならせた距離にしており、d1が最も距離が短く、d5が最も距離が長い。
なお同図に示す例では5水準の距離dを用いた実施形態について説明したがこれに限られず、更に多くの水準となるように画像領域Gaを配置させるようにしてもよい。また同図に示す例は、用紙の中央を白地部sとしてその両脇に二つの画像領域Gaを配置させた例であるが、単に一つの矩形の画像領域Gaを設けてその画像領域からの距離を異ならせた白地部の濃度情報を取得することにより影響距離dを算出してもよい。
図9は、図8(a)の白地部s1からs5の測定を読取装置1で行った結果の例を示す図である。横軸は白地部の画像領域からの距離dである。縦軸は白地部の濃度情報として、Red,Green、Blueの輝度情報を最大輝度100%に対する比率としてプロットしたものである。
同図に示すように、距離d1(画像領域との距離が最も短い白地部s1)での濃度情報の輝度情報が最も小さくなっており、d2、d3と距離が長くなるにつれて輝度情報が大きくなっている。これは読取装置1で読み取りを行う際に、読み取り対象部の反射光だけでなく、その周辺領域の反射光も併せて撮像素子に受光されるためである。周辺領域にBkベタが存在する場合には、そのBkベタからの反射光はほとんどないために撮像素子に受光する光量は減少することになる。特に測定を行う白地部sとBkベタとの距離が近い場合にはその影響は顕著になる。
また本実施形態においては、読取装置1のライン光源部231は用紙に対して主走査方向xに広がりをもつ照射光を照射していることから、白地部sに対して主走査方向xに隣接する画像領域Gaの影響が、副走査方向yに隣接する画像領域Gaの影響よりも大きい傾向となる。
以上までがステップS11である。次のステップS12(:影響範囲算出ステップ)では、白地部の画像領域からの距離とその白地部の濃度情報に基づいて、白地部読み取りに影響する該画像領域からの影響距離dを算出する。これは、図9に示す例においては、距離d1、d2、d3に対応する白地部s1、s2、s3を測定した濃度情報は画像領域Gaからの影響を受けており、距離d4以上の白地部s4、s5では輝度情報は飽和しており画像領域Gaからの影響を受けていないと判断できる。このような場合には影響距離の最大値はd3となる。
図8(a)に示す副走査方向yの測定パターンを読取装置1で読み取り画像データを取得し、得られた画像データに対して上記のような手順で副走査方向の影響距離dyの算出を行う。図8(b)は図8(a)を90度回転させた測定パターンであり、当該測定パターンを形成した用紙を読取装置1で読み取ることにより同様の手順で更に主走査方向xの影響距離dxの算出を行うようにしてもよい。
[制御フロー(2)パッチ画像の濃度測定]
ステップS13では、パッチ画像形成条件を入力する。パッチ画像形成条件とは、画像調整を行う色情報と、各色の濃度情報及びその段数、繰り返し数である。これらを操作部432からユーザが入力することにより1枚の用紙に配置させるパッチ画像の数量が決定できる。例えば図10(a)は、色情報がBk、濃度情報(100%、75%、50%、25%)、段数4、繰り返し数1で、パッチ画像を配置させた例である。
ステップS14では、ステップS13で決定した数量のパッチ画像を、ステップS12で算出した主走査方向の影響距離dxの2倍、副走査方向の影響距離dyの2倍をそれぞれ超える間隔をもって、相互に離間させて用紙へ配置するように配置パターンを決定する。これは、各パッチ画像からdx、dyを超える距離離れた白地部(後述のステップS162で用いる)を確保するためである。
決定した配置パターンは、制御端末4のHDD404に記憶するとともに、ネットワークNを介して画像形成装置5に送信する。画像形成装置5では受信した配置パターンに基づいて、画像形成部50で用紙にパッチ画像を形成する。
ステップS15(:読取ステップ)では、用紙に形成したパッチ画像を読取装置1で読み取ることにより画像データを取得する。読み取った画像データは、ネットワークNを介して制御端末4のHDD404に記憶される。続くステップS16のサブルーチンで、ステップS15で得られた画像データに基づいてパッチ画像及びその周辺白地領域の画素の濃度情報を取得する。
[濃度情報取得のS16サブルーチン]
ステップS16のサブルーチンについて、図11に基づいて説明する。ステップS161(:パッチ画像濃度情報取得ステップ)では、制御端末4のHDD404に記憶されている配置パターン(S14で取得済み)と画像データ(S15で取得済み)とを対応させて、一つのパッチ画像の位置に対応する濃度情報を取得する。
続いてステップS162(:隣接白地部濃度情報取得ステップ)では、ステップS161で濃度情報を取得したパッチ画像に隣接する白地領域の白地部の濃度情報を取得する。白地部とパッチ画像の位置関係について、図10に基づいて説明する。
図10(a)は、用紙kに4個のパッチ画像pa1〜pa4を配置させたものであり、図10(b)はそのうちの一つのパッチ画像pa2の周辺を拡大したものである。パッチ画像pa2に隣接する白地領域の白地部の濃度情報を取得する場合には、パッチ画像pa2からステップS12で算出した主走査方向の影響距離dxよりも長い距離だけ当該パッチ画像pa2から離れた白地部sxの濃度情報を取得する。副走査方向も同様に、副走査方向の影響距離dyよりも長い距離だけ当該パッチ画像pa2から離れた白地部syの濃度情報を取得する。なお、同図においては、前述のステップS14において隣接するパッチ画像同士は、dx、dyの2倍よりも長い距離離れるように配置しているので白地部sx、syが確保可能となっている。
なお、本実施形態では、測定対象のパッチ画像に対して副走査方向に隣接する白地部syとともに主走査方向に隣接する白地部sxからも白地部の濃度情報を取得する例を示したが、副走査方向のみの白地部の濃度情報を取得するようにしてもよい。これは一般に、用紙に対して主走査方向xに照射光の広がりをもつライン光源を有する読取装置においては、前述の周辺領域での反射光の影響は主走査方向では大きいために白地部の領域が確保し難いためである。
また影響距離dxが所定値よりも長い場合、例えば30mmを超えているような場合には主走査方向の白地部sxでの濃度情報の取得は行わずに副走査方向の白地部syの濃度情報のみを取得するようにしてもよい。これはパッチ画像周辺の白地部の濃度情報を取得する目的は、中心のパッチ画像位置での用紙状態、例えばバタツキや浮き上がり等による濃度情報への影響を補正するためであるが、影響距離dxが長い場合にはその目的を担保することができないからである。
ステップS163では、ステップS15で得られた画像データに含まれる全てのパッチ画像に対して、パッチ画像自体及びその周辺白地部、の濃度情報の取得が終了したか否かを判断し、終了していない場合(ステップS163:No)には、ステップS161,S162の処理を繰り返す。一方、終了した場合(ステップS163:Yes)には、次のステップの処理を行う。
ステップS164(:用紙白基準濃度情報取得ステップ)では、用紙の広域に渡って複数カ所の白地領域の白地部spの濃度情報の取得を行い、得られた複数カ所の濃度情報の平均値あるいは、中央値を用紙白基準濃度情報とする。これは、用紙の非画像部の濃度情報を取得することにより用紙自体の濃度情報を取得するためである。例えば図10に示す例では、画像領域(パッチ画像)から影響距離dx、dyよりも遠く離れている白地部spから濃度情報の取得を行う。本ステップ終了によりサブルーチンを終了する(戻る)。
[濃度情報補正のS17サブルーチン]
図6のフローに戻る。次のステップS17(:補正ステップ)では、濃度情報の補正を行う。ステップS17のサブルーチンについて、図12に基づいて説明する。
ステップS171では、ステップS164で得られた用紙白基準濃度情報Dspを取得する。
ステップS172では、ステップS161,S162で得られた一つの(n番目の)パッチ画像の濃度情報Dpnとその当該パッチ画像の周辺白地部濃度情報Dwnを取得する。
ステップS173では、パッチ濃度補正を実行する。パッチ濃度補正はS171、S172で取得した情報に基づいて以下の式により行う。
補正後パッチ濃度情報Dpn2=Dpn×Dsp/Dwn
例えば、一画素当りRGB各256階調(8ビット)の輝度情報をもつ画像データであってそのR情報がDpn、Dsp、Dwnがそれぞれ127、225、235であれば補正後パッチ濃度情報Dpn2=127×225/235=122となる。
これを全てのパッチ画像に対して終了するまでステップS172以降のフローを繰り返し(ステップS174:No)、全てのパッチ画像に対して終了した場合(ステップS174:Yes)には、サブルーチンを終了(戻る)して図6の制御フローは終了する。
このように、白地部の読み取りに影響する画像領域からの影響距離dを算出し、パッチ画像の濃度情報に対して、当該パッチ画像周辺部で影響距離dよりも離れた白地部の濃度情報に基づいてパッチ画像の濃度情報を補正することにより、高精度でパッチ画像の読み取りを行う画像形成システムを提供することが可能となる。
本発明の実施形態における画像形成システムの構成図を示す図である。 (a)実施形態に係る読取装置1の断面図(b)同斜視図である。 読取装置1における制御系のブロック図である。 制御端末4における制御系のブロック図である。 画像形成装置5における制御系のブロック図である。 画像形成システムの制御フローを説明するフローチャートである。 画像領域Gaと一の白地部sとの位置関係を説明する模式図である。 図7のような白地部sと画像領域Gaを1枚の用紙kに複数配置させた測定用パターンの例である。 図8(a)の白地部s1からs5の測定を読取装置1で行った結果の例を示す図である。 (a)は、用紙kに4個のパッチ画像pa1〜pa4を配置させたものであり、(b)は一つのパッチ画像pa2の周辺を拡大したものである。 図6のステップS16のサブルーチンである。 図6のステップS17のサブルーチンである。
符号の説明
1 読取装置
10 自動原稿送り手段
20 読取手段
23 第1ミラーユニット
24 第2ミラーユニット
26 ライン読取部
231 ライン光源
4 制御端末
5 画像形成装置

Claims (7)

  1. 濃度調整用のパッチ画像を用紙に形成する画像形成手段と、
    用紙に対して主走査方向に広がりをもつ照射光を照射するライン光源部と、前記ライン光源部からの照射光のうち用紙に反射した光を画素毎に検出することにより用紙面の読み取りを行う撮像素子を主走査方向に一次元状に複数配置させたライン読取部と、を有し、読み取り面を副走査方向に移動させることにより用紙から画像データの読み取りを行う読取装置と、
    を備えた画像形成システムのプログラムであって、
    用紙に配置させた画像領域に対して副走査方向に隣接する白地領域内で該画像領域からの距離を異ならせた複数箇所の白地部の濃度情報に基づき、該濃度情報が飽和していない白地部の中で前記画像領域から最も離れた白地部と前記画像領域との距離を、白地部の読み取りに影響する該画像領域からの副走査方向の影響距離dyとして算出する影響範囲算出ステップと、
    濃度調整用のパッチ画像を形成した用紙の読み取りを行う読取ステップと、
    前記読取ステップで読み取った画像データからパッチ画像の濃度情報の取得を行うパッチ画像濃度情報取得ステップと、
    該画像データから該パッチ画像の副走査方向に隣接する白地領域内で前記影響範囲算出ステップで算出した副走査方向の影響距離dyよりも長い距離該パッチ画像から離れた白地部の濃度情報の取得を行う隣接白地部濃度情報取得ステップと、
    該画像データから用紙の複数箇所の白地部における濃度情報の取得を行う用紙白基準濃度情報取得ステップと、
    前記隣接白地部濃度情報取得ステップと前記用紙白基準濃度情報取得ステップで取得した濃度情報に基づいて前記パッチ画像濃度情報取得ステップで取得した濃度情報を補正する補正ステップと、
    を有することを特徴とするコンピュータに実行させる画像形成システムのプログラム。
  2. 前記影響範囲算出ステップでは、画像領域の主走査方向に隣接する白地領域内で該画像領域からの距離を異ならせた複数箇所の白地部の濃度情報に基づき、該濃度情報が飽和していない白地部の中で前記画像領域から最も離れた白地部と前記画像領域との距離を、白地部の読み取りに影響する該画像領域からの主走査方向の影響距離dxとして更に算出し、
    前記隣接白地部濃度情報取得ステップでは、更に該パッチ画像の主走査方向に隣接する白地領域内で前記影響範囲算出ステップで算出した主走査方向の影響距離dxよりも長い距離該パッチ画像から離れた白地部、の濃度情報の取得を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システムのプログラム。
  3. 前記隣接白地部濃度情報取得ステップでは、パッチ画像の四方に隣接する白地領域の白地部の濃度情報の取得を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システムのプログラム。
  4. 濃度調整用のパッチ画像を用紙に形成する画像形成手段と、
    用紙に対して主走査方向に広がりをもつ照射光を照射するライン光源部と、前記ライン光源部からの照射光のうち用紙に反射した光を画素毎に検出することにより用紙面の読み取りを行う撮像素子を主走査方向に一次元状に複数配置させたライン読取部と、を有し、読み取り面を副走査方向に移動させることにより用紙から画像データの読み取りを行う読取装置と、
    を備えた画像形成システムであって、
    用紙に配置させた画像領域に対して副走査方向に隣接する白地領域内で該画像領域からの距離を異ならせた複数箇所の白地部の濃度情報に基づき、該濃度情報が飽和していない白地部の中で前記画像領域から最も離れた白地部と前記画像領域との距離を、白地部の読み取りに影響する該画像領域からの副走査方向の影響距離dyとして算出する影響範囲算出手段と、
    前記読取装置で読み取った濃度調整用のパッチ画像を形成した用紙の画像データからパッチ画像の濃度情報の取得を行うパッチ画像濃度情報取得手段と、
    該画像データから該パッチ画像の副走査方向に隣接する白地領域内で前記影響範囲算出手段で算出した副走査方向の影響距離dyよりも長い距離該パッチ画像から離れた白地部の濃度情報の取得を行う隣接白地部濃度情報取得手段と、
    該画像データから用紙の複数箇所の白地部における濃度情報の取得を行う用紙白基準濃度情報取得手段と、
    前記隣接白地部濃度情報取得手段と前記用紙白基準濃度情報取得手段で取得した濃度情報に基づいて前記パッチ画像濃度情報取得手段で取得した濃度情報を補正する補正手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  5. 前記影響範囲算出手段では、画像領域の主走査方向に隣接する白地領域内で該画像領域からの距離を異ならせた複数箇所の白地部の濃度情報に基づき、該濃度情報が飽和していない白地部の中で前記画像領域から最も離れた白地部と前記画像領域との距離を、白地部の読み取りに影響する該画像領域からの主走査方向の影響距離dxとして更に算出し、
    前記隣接白地部濃度情報取得手段では、更に該パッチ画像の主走査方向に隣接する白地領域内で前記影響範囲算出手段で算出した主走査方向の影響距離dxよりも長い距離該パッチ画像から離れた白地部、の読み取りを行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記隣接白地部濃度情報取得手段では、パッチ画像の四方に隣接する白地領域の白地部の濃度情報の取得を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記濃度調整用のパッチ画像を1枚の用紙に複数配置させ、各パッチ画像の相互間は、主走査方向がdxの2倍を超える間隔でかつ副走査方向がdyの2倍を超える間隔、で配置させることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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