JP6907824B2 - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施の形態における画像形成装置100の全体構成を示す概略断面図である。図2は、画像形成装置100の機能的構成を示すブロック図である。
例えば、制御部11は、画像生成部16又は画像読取部30により生成され、画像メモリー17に保持された画像データを、画像処理部18により画像処理させて、画像処理後の画像データに基づいて、画像形成部20により用紙上に画像を形成させる。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
位置補正処理は、画像の形成位置が目的の位置となるように画像データを補正する処理である。濃度補正処理は、形成する画像の濃度特性が目的の濃度特性となるように画像データの各画素値を変換する処理である。色補正処理は、画像の色が目的の色となるように画像データの各色の画素値を変換する処理である。中間調処理は、ディザ法を用いたスクリーン処理や誤差拡散処理等の疑似的な多階調を再現するための処理である。
画像形成部20は、図1に示すように、四つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー23、定着装置24、給紙トレイ25、搬送経路26を備えている。
四つの書込みユニット21の感光体2a上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー2eにより、中間転写ベルト22上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト22上には各色からなる画像が形成される。1次転写後、クリーニング部2fにより感光体2a上に残留する色材を除去する。
用紙の両面に画像を形成する場合は、搬送経路26に用紙を搬送してその表裏を反転した後、再度2次転写ローラー23へ用紙を搬送する。
図3に示す補正用原稿70は、補正用原稿70の四隅近傍に配置された基準画像(第1基準画像)71A〜71Dと、補正用原稿70の用紙幅方向(矢印x方向)の端部近傍に、用紙搬送方向(矢印y方向)に沿って断続的に配置された基準画像(第2基準画像)71A〜71D,72A〜72P,73A〜73Pと、を含むデザインとなっている。
図3では、基準画像71A〜71Dは、第1基準画像と第2基準画像の両方の役割を担っている。
図3では、基準画像71A〜71D,72A〜72P,73A〜73Pは、それぞれ、十字型のトンボパターンにより構成されている。
図4に示す補正用原稿80は、補正用原稿80の四隅近傍に配置された第1基準画像81A〜81Dと、補正用原稿80の用紙幅方向(矢印x方向)の端部近傍に、用紙搬送方向(矢印y方向)に沿って連続的に配置された第2基準画像82,83と、を含むデザインとなっている。
図4では、第1基準画像81A〜81Dは、それぞれ、十字型のトンボパターンにより構成されている。また、第2基準画像82は、第1基準画像81Aの十字の交点と第1基準画像81Cの十字の交点とを結ぶ直線により構成されている。また、第2基準画像83は、第1基準画像81Bの十字の交点と第1基準画像81Dの十字の交点とを結ぶ直線により構成されている。なお、第2基準画像82,83は、デザイン(補正用原稿を作成するための画像データ)上は直線であるが、実際に画像形成されると、歪んでいる場合がある。
図4では、第2基準画像82,83の一部が、第1基準画像81A〜81Dの用紙搬送方向(矢印y方向)の線を兼ねている。
光源46により読取対象の用紙面に光を照射し、用紙面から反射された光がミラー47a,47b,47cにより反射され、レンズ部48を介して、CCDラインセンサー49に導かれる。CCDラインセンサー49は、反射光を受けて読取画像データを生成する。
キャリブレーション部60の各部の処理内容は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の画像処理回路を用いてハードウェア処理により実現することもできるし、CPUやGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサーがプログラムを読み取って実行するソフトウェア処理によって実現することもできる。
所定距離は、予め設定されているデザイン(補正用原稿の画像データ)上の距離(理論上の第1基準画像の位置と補正用原稿の端部との距離)、又は、用紙の表裏各面に対して形成された第1基準画像のうち、他方の面で検出された第1基準画像の位置と補正用原稿の端部との距離である。
図5(a)に、シフトによる位置変動の例を示す。画像形成装置100によりデザイン上の画像90Aを形成すると、実際の画像91Aのように、用紙搬送方向又は用紙幅方向にずれる場合がある。
図5(b)に、倍率の変更による位置変動の例を示す。画像形成装置100によりデザイン上の画像90Bを形成すると、実際の画像91Bのように、画像が拡大又は縮小され、倍率が変化する場合がある。
図5(c)に、傾きによる位置変動の例を示す。画像形成装置100によりデザイン上の画像90Cを形成すると、実際の画像91Cのように、用紙搬送方向又は用紙幅方向に画像全体が傾く場合がある。
図5(d)に、回転による位置変動の例を示す。画像形成装置100によりデザイン上の画像90Dを形成すると、実際の画像91Dのように、或る点を中心として画像が回転される場合がある。
図6は、画像形成装置100により実行されるキャリブレーション処理を示すフローチャートである。
搬送読取部31は、用紙の両面のそれぞれを読取可能な二つの読取デバイスを有し、用紙の表裏面を同時に読み取ることとしてもよい。また、読取精度を向上させるために、搬送読取部31で補正用原稿を読み取る際、用紙の先端側を逆にして2回読み取るようにしてもよい。
固定読取部32は、第1基準画像を含む補正用原稿の先端側、後端側を表裏面ごとに読み取る。補正用原稿を複数回に分けて読み取る際には、予め定められている順序で対象箇所を読み取ることとしてもよいし、どこを読み取るかを指定しながら読み取ることとしてもよい。制御部11は、読取箇所(先端/後端、表面/裏面等)と固定読取画像データとを対応付けて画像メモリー17に記憶させる。
この際、固定読取部32は、補正用原稿の用紙の端部(エッジ)を検出するために、補正用原稿(用紙)に加え、補正用原稿の外側の黒背景の読み取りを行う。補正用原稿の周囲を黒背景とするためには、黒ベタ画像を形成したチャートを出力し、このチャートを補正用原稿の背景としてもよいし、固定読取部32のカバー部51を開けたままの状態で、スカイショットを利用して読み取りを行うこととしてもよい。
ここで、図7を参照して、固定読取画像データに基づく補正値算出処理について説明する。
補正用原稿領域110と黒背景領域111を分ける閾値は、予め固定値として設定されていてもよいし、固定読取画像データ全体の平均値を用いてもよい。補正用原稿の四隅は、補正用原稿領域110と黒背景領域111との境界の複数の座標位置を直線で近似し、用紙搬送方向及び用紙幅方向の直線同士の交点から求めてもよいし、検出した補正用原稿領域110の上下左右の最外座標を用いてもよい。
具体的には、位置変動測定部63は、用紙幅方向のプロファイルデータ上からピーク値を検出し、このピーク値の座標(用紙幅方向の位置)を、トンボパターンの十字の交点の位置として検出する。同様に、用紙搬送方向のプロファイルデータ上からピーク値を検出し、このピーク値の座標(用紙搬送方向の位置)を、トンボパターンの十字の交点の位置として検出する。位置変動測定部63は、先端側のプロファイルデータから2箇所の第1基準画像の位置を検出し、後端側のプロファイルデータから2箇所の第1基準画像の位置を検出する。
具体的には、図10に示すように、位置変動測定部63は、検出された第1基準画像114Aの代表位置115Aと固定読取画像データにおける補正用原稿のx方向及びy方向における端部との距離Lx,Lyを算出する。同様に、位置変動測定部63は、他の四隅近傍の第1基準画像についても、第1基準画像の代表位置と固定読取画像データにおける補正用原稿の端部との距離を算出する。そして、位置変動測定部63は、算出された距離と所定距離との差分から補正用原稿の位置変動を測定する。所定距離としては、予め設定されているデザイン上の距離を用いてもよいし、用紙の表裏各面に対して形成された第1基準画像のうち、他方の面で検出された第1基準画像の位置と補正用原稿の端部との距離を用いてもよい。
ここで、図11を参照して、搬送読取画像データに基づく補正値算出処理について説明する。
例えば、図12に示すように、位置歪み測定部61は、搬送読取画像データ120の四隅近傍にウィンドウ121A〜121Dを設定する。
図12に示すように、用紙搬送方向(矢印y方向)に沿って第2基準画像(トンボパターン)が断続的に配置されている場合には、矢印y方向におけるトンボパターンの交点の各位置が、補正基準点として予め設定されている。
第2基準画像の位置の検出が終了していない補正基準点が残っている場合には(ステップS24;NO)、位置歪み測定部61は、搬送読取画像データの用紙幅方向の端部近傍に、未処理の補正基準点における第2基準画像の位置を検出するためのウィンドウを設定し(ステップS25)、ステップS22に戻る。
図13に、搬送読取画像データの例を示す。この搬送読取画像データは、第2基準画像が用紙搬送方向(矢印y方向)に沿って連続的に配置された補正用原稿(図4参照)を読み取って得られたものである。位置歪み測定部61は、搬送読取画像データから、用紙搬送方向の各補正基準点y0,y1,y2,y3,・・・,ynにおいて、第2基準画像の用紙幅方向(矢印x方向)の位置x0,x1,x2,x3,・・・,xnを検出し、第2基準画像の最も先端側の位置x0と最も後端側の位置xnとを結ぶ直線131を求める。
例えば、図13に示す各補正基準点y0,y1,y2,y3,・・・,ynにおいて、第2基準画像の各位置x0,x1,x2,x3,・・・,xnから直線131までの用紙幅方向の距離Δx0,Δx1,Δx2,Δx3,・・・,Δxnを、各補正基準点y0,y1,y2,y3,・・・,ynにおける位置歪みとする。なお、距離Δx0,Δxnについては、値が0であるため、図示していない。用紙幅方向において他端側の第2基準画像に対する処理についても同様である。
図14に、各補正基準点y0,y1,y2,y3,・・・,ynにおける位置歪みに対する補正値z0,z1,z2,z3,・・・,znの例を示す。なお、補正値z0,znについては、値が0であるため、図示していない。用紙幅方向において他端側の第2基準画像に基づいて算出される補正値についても同様である。
以上で、キャリブレーション処理が終了する。
例えば、用紙幅方向における一方の端部側の補正基準点における補正値(以下、第1補正値ともいう。)と、他方の端部側の補正基準点における補正値(以下、第2補正値ともいう。)とから、以下の式に従って、位置歪みに対する補正値を算出する。
一方の端部側の補正基準点における補正値=第1補正値×1+第2補正値×0
両補正基準点間の中央位置における補正値=第1補正値×0.5+第2補正値×0.5
他方の端部側の補正基準点における補正値=第1補正値×0+第2補正値×1
また、固定読取部32を使用し、補正用原稿の四隅近傍に配置された第1基準画像を読み取ることで、シフト、倍率、傾き、回転の位置変動を精度良く測定することができる。
また、用紙搬送方向に沿って配置された第2基準画像の位置歪みを、直線を基準として測定し、第2基準画像の各位置が直線上となるように、画像の位置を補正することができる。
また、予め設定されているデザイン、又は、他方の面で検出された第1基準画像の位置と補正用原稿の端部との距離を基準として、位置変動(位置ずれ)を測定することができる。
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における画像形成装置は、第1の実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成であるため、図1及び図2を援用し、構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
位置歪み補正値算出部62は、近似曲線上の各位置が直線上となるように、位置歪みに対する補正値を算出する。
第2の実施の形態では、図11に示した搬送読取画像データに基づく補正値算出処理において、全ての補正基準点について、第2基準画像の位置の検出が終了してから(ステップS24;YES)、ステップS27の処理の前までに、位置歪み測定部61は、搬送読取画像データから検出された第2基準画像の位置に基づいて、各位置に沿った近似曲線を求める。
その他の処理については、第1の実施の形態と同様である。
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、画像形成装置が搬送読取部31と固定読取部32を備える場合について説明したが、第3の実施の形態では、画像形成装置が外部の搬送読取装置と固定読取装置のそれぞれから搬送読取画像データ、固定読取画像データを取得して、補正値を算出する。
画像形成システム200は、画像形成装置210と、搬送読取装置220と、固定読取装置230と、を備える。各装置は、データ通信可能に接続されている。
制御部11は、通信部15を介して、固定読取装置230から固定読取画像データを取得する。
位置歪み補正値算出部62は、測定された位置歪みに基づいて、位置歪みに対する補正値を算出する。
位置変動補正値算出部64は、測定された位置変動に基づいて、位置変動に対する補正値を算出する。
12 記憶部
18 画像処理部
20 画像形成部
30 画像読取部
31 搬送読取部
32 固定読取部
60 キャリブレーション部
61 位置歪み測定部
62 位置歪み補正値算出部
63 位置変動測定部
64 位置変動補正値算出部
100 画像形成装置
200 画像形成システム
210 画像形成装置
220 搬送読取装置
230 固定読取装置
Claims (11)
- 用紙上に位置補正用の基準画像を形成し、補正用原稿を作成する画像形成部と、
前記補正用原稿を搬送しながら当該補正用原稿の用紙面を読み取り、搬送読取画像データを生成する搬送読取部と、
前記搬送読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の用紙搬送方向と直交する用紙幅方向における位置歪みを測定する位置歪み測定部と、
当該測定された位置歪みに基づいて、位置歪みに対する補正値を算出する位置歪み補正値算出部と、
前記補正用原稿を固定した状態で当該補正用原稿の用紙面を読み取り、固定読取画像データを生成する固定読取部と、
前記固定読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の全体におけるシフト、倍率、傾き、回転のうち少なくとも一つの位置変動を測定する位置変動測定部と、
当該測定された位置変動に基づいて、位置変動に対する補正値を算出する位置変動補正値算出部と、
前記位置歪みに対する補正値及び前記位置変動に対する補正値に基づいて、前記画像形成部により形成される画像の位置を補正する位置補正部と、
を備える画像形成装置。 - 前記基準画像は、前記補正用原稿の四隅近傍に配置された第1基準画像と、前記補正用原稿の用紙幅方向の端部近傍に、用紙搬送方向に沿って連続的又は断続的に配置された第2基準画像と、を含む請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記搬送読取部は、前記補正用原稿の全体を読み取り、前記搬送読取画像データを生成する請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記固定読取部は、前記補正用原稿が作成される際の用紙搬送方向における前記補正用原稿の先端及び後端をそれぞれ読み取り、前記固定読取画像データを生成する請求項2又は3に記載の画像形成装置。
- 前記位置歪み測定部は、前記搬送読取画像データから用紙搬送方向に沿って複数設けられた補正基準点における前記第2基準画像の位置をそれぞれ検出し、当該検出された各位置に基づいて、各補正基準点における位置歪みを測定し、
前記位置歪み補正値算出部は、各補正基準点における位置歪みに基づいて、当該各補正基準点における位置歪みに対する補正値を算出する請求項2から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記位置歪み測定部は、前記搬送読取画像データから検出された前記第2基準画像の位置のうち、用紙搬送方向において最も先端側の位置と最も後端側の位置とを結ぶ直線を求め、前記検出された前記第2基準画像の各位置から前記直線までの用紙幅方向の距離を位置歪みとして測定し、
前記位置歪み補正値算出部は、前記第2基準画像の各位置が前記直線上となるように、位置歪みに対する補正値を算出する請求項2から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記位置歪み測定部は、前記搬送読取画像データから検出された前記第2基準画像の位置に沿った近似曲線を求め、前記搬送読取画像データから検出された前記第2基準画像の位置のうち、用紙搬送方向における最も先端側の位置と最も後端側の位置とを結ぶ直線を求め、前記近似曲線上の各位置から前記直線までの用紙幅方向の距離を位置歪みとして測定し、
前記位置歪み補正値算出部は、前記近似曲線上の各位置が前記直線上となるように、位置歪みに対する補正値を算出する請求項2から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記位置変動測定部は、前記固定読取画像データから前記第1基準画像の位置をそれぞれ検出し、当該検出された位置と前記固定読取画像データにおける前記補正用原稿の端部との距離を算出し、当該算出された距離と所定距離との差分から前記補正用原稿の位置変動を測定する請求項2から7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記所定距離は、予め設定されているデザイン上の距離、又は、用紙の表裏各面に対して形成された前記第1基準画像のうち、他方の面で検出された前記第1基準画像の位置と前記補正用原稿の端部との距離である請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記位置補正部は、前記位置歪みに対する画像の位置補正として、用紙幅方向におけるシフト処理を行う請求項1から9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 用紙上に位置補正用の基準画像を形成し、補正用原稿を作成する画像形成装置と、前記補正用原稿を搬送しながら当該補正用原稿の用紙面を読み取り、搬送読取画像データを生成する搬送読取装置と、前記補正用原稿を固定した状態で当該補正用原稿の用紙面を読み取り、固定読取画像データを生成する固定読取装置と、を備える画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、
前記搬送読取装置により生成された搬送読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の用紙搬送方向と直交する用紙幅方向における位置歪みを測定する位置歪み測定部と、
当該測定された位置歪みに基づいて、位置歪みに対する補正値を算出する位置歪み補正値算出部と、
前記固定読取装置により生成された固定読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の全体におけるシフト、倍率、傾き、回転のうち少なくとも一つの位置変動を測定する位置変動測定部と、
当該測定された位置変動に基づいて、位置変動に対する補正値を算出する位置変動補正値算出部と、
前記位置歪みに対する補正値及び前記位置変動に対する補正値に基づいて、当該画像形成装置により形成される画像の位置を補正する位置補正部と、
を備える画像形成システム。
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