JP6907824B2 - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
近年、複写機やプリンター等の画像形成装置が広く用いられるようになってきている。画像形成装置では、トンボパターン等の位置補正用の画像を用紙上に形成し、フラットベッド型スキャナー(flatbed scanner)を用いてこの用紙面を読み取って得られた読取画像データを解析し、画像の位置ずれを測定し、画像の位置を補正している(特許文献1、特許文献2参照)。具体的には、画像全体のシフト、倍率、傾き、回転等の位置変動を補正している。
特開2006−11285号公報 特許第5974699号公報
しかし、画像形成装置では、用紙を搬送しながら画像を形成するため、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に歪みが生じる場合があった。上記従来技術においては、用紙幅方向に生じる位置歪みを測定することは想定されていないため、用紙幅方向における位置歪みを補正することはできなかった。特に、用紙幅に対して用紙搬送方向の長さが長い長尺紙では、用紙を搬送する際の用紙幅方向の揺らぎ(揺動変動)の影響により、用紙搬送方向の中間位置に画像の歪みが発生しやすい。また、画像形成装置に備えられているフラットベッド型スキャナーは、読取範囲が限られているため、長尺紙を用いる場合、用紙の用紙搬送方向における長さが読取範囲のサイズを超えてしまい、用紙幅方向における位置歪みを補正するための情報を得ることは困難であった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、用紙幅方向に生じる位置歪みを補正可能とし、精度の高い位置補正を行うことを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、用紙上に位置補正用の基準画像を形成し、補正用原稿を作成する画像形成部と、前記補正用原稿を搬送しながら当該補正用原稿の用紙面を読み取り、搬送読取画像データを生成する搬送読取部と、前記搬送読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の用紙搬送方向と直交する用紙幅方向における位置歪みを測定する位置歪み測定部と、当該測定された位置歪みに基づいて、位置歪みに対する補正値を算出する位置歪み補正値算出部と、前記補正用原稿を固定した状態で当該補正用原稿の用紙面を読み取り、固定読取画像データを生成する固定読取部と、前記固定読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の全体におけるシフト、倍率、傾き、回転のうち少なくとも一つの位置変動を測定する位置変動測定部と、当該測定された位置変動に基づいて、位置変動に対する補正値を算出する位置変動補正値算出部と、前記位置歪みに対する補正値及び前記位置変動に対する補正値に基づいて、前記画像形成部により形成される画像の位置を補正する位置補正部と、を備える画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記基準画像は、前記補正用原稿の四隅近傍に配置された第1基準画像と、前記補正用原稿の用紙幅方向の端部近傍に、用紙搬送方向に沿って連続的又は断続的に配置された第2基準画像と、を含む。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記搬送読取部は、前記補正用原稿の全体を読み取り、前記搬送読取画像データを生成する。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の画像形成装置において、前記固定読取部は、前記補正用原稿が作成される際の用紙搬送方向における前記補正用原稿の先端及び後端をそれぞれ読み取り、前記固定読取画像データを生成する。
請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記位置歪み測定部は、前記搬送読取画像データから用紙搬送方向に沿って複数設けられた補正基準点における前記第2基準画像の位置をそれぞれ検出し、当該検出された各位置に基づいて、各補正基準点における位置歪みを測定し、前記位置歪み補正値算出部は、各補正基準点における位置歪みに基づいて、当該各補正基準点における位置歪みに対する補正値を算出する。
請求項6に記載の発明は、請求項2から5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記位置歪み測定部は、前記搬送読取画像データから検出された前記第2基準画像の位置のうち、用紙搬送方向において最も先端側の位置と最も後端側の位置とを結ぶ直線を求め、前記検出された前記第2基準画像の各位置から前記直線までの用紙幅方向の距離を位置歪みとして測定し、前記位置歪み補正値算出部は、前記第2基準画像の各位置が前記直線上となるように、位置歪みに対する補正値を算出する。
請求項7に記載の発明は、請求項2から5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記位置歪み測定部は、前記搬送読取画像データから検出された前記第2基準画像の位置に沿った近似曲線を求め、前記搬送読取画像データから検出された前記第2基準画像の位置のうち、用紙搬送方向における最も先端側の位置と最も後端側の位置とを結ぶ直線を求め、前記近似曲線上の各位置から前記直線までの用紙幅方向の距離を位置歪みとして測定し、前記位置歪み補正値算出部は、前記近似曲線上の各位置が前記直線上となるように、位置歪みに対する補正値を算出する。
請求項8に記載の発明は、請求項2から7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記位置変動測定部は、前記固定読取画像データから前記第1基準画像の位置をそれぞれ検出し、当該検出された位置と前記固定読取画像データにおける前記補正用原稿の端部との距離を算出し、当該算出された距離と所定距離との差分から前記補正用原稿の位置変動を測定する。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、前記所定距離は、予め設定されているデザイン上の距離、又は、用紙の表裏各面に対して形成された前記第1基準画像のうち、他方の面で検出された前記第1基準画像の位置と前記補正用原稿の端部との距離である。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記位置補正部は、前記位置歪みに対する画像の位置補正として、用紙幅方向におけるシフト処理を行う。
請求項11に記載の発明は、用紙上に位置補正用の基準画像を形成し、補正用原稿を作成する画像形成装置と、前記補正用原稿を搬送しながら当該補正用原稿の用紙面を読み取り、搬送読取画像データを生成する搬送読取装置と、前記補正用原稿を固定した状態で当該補正用原稿の用紙面を読み取り、固定読取画像データを生成する固定読取装置と、を備える画像形成システムであって、前記画像形成装置は、前記搬送読取装置により生成された搬送読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の用紙搬送方向と直交する用紙幅方向における位置歪みを測定する位置歪み測定部と、当該測定された位置歪みに基づいて、位置歪みに対する補正値を算出する位置歪み補正値算出部と、前記固定読取装置により生成された固定読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の全体におけるシフト、倍率、傾き、回転のうち少なくとも一つの位置変動を測定する位置変動測定部と、当該測定された位置変動に基づいて、位置変動に対する補正値を算出する位置変動補正値算出部と、前記位置歪みに対する補正値及び前記位置変動に対する補正値に基づいて、当該画像形成装置により形成される画像の位置を補正する位置補正部と、を備える。
本発明によれば、用紙幅方向に生じる位置歪みを補正可能とし、精度の高い位置補正を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。 画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 補正用原稿の例を示す図である。 補正用原稿の他の例を示す図である。 補正用原稿全体における位置変動のイメージ図である。 画像形成装置により実行されるキャリブレーション処理を示すフローチャートである。 固定読取画像データに基づく補正値算出処理を示すフローチャートである。 (a)は、固定読取画像データにおける補正用原稿領域と黒背景領域を説明するための図である。(b)は、四隅の検出、ウィンドウの設定を説明するための図である。 (a)は、固定読取画像データから切り出されたウィンドウの例である。(b)は、ウィンドウに対して作成された用紙幅方向のプロファイルデータの例である。 検出された第1基準画像の代表位置と補正用原稿の端部との距離を説明するための図である。 搬送読取画像データに基づく補正値算出処理を示すフローチャートである。 搬送読取画像データに対して設定されるウィンドウの例である。 各補正基準点における位置歪みの測定方法を説明するための図である。 各補正基準点における位置歪みに対する補正値の算出方法を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態における画像形成システムの構成図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置及び画像形成システムの実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態における画像形成装置100の全体構成を示す概略断面図である。図2は、画像形成装置100の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置100は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、画像メモリー17、画像処理部18、画像形成部20、画像読取部30、キャリブレーション部60等を備えている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、記憶部12から各種プログラムを読み出して実行することにより、各部を制御する。
例えば、制御部11は、画像生成部16又は画像読取部30により生成され、画像メモリー17に保持された画像データを、画像処理部18により画像処理させて、画像処理後の画像データに基づいて、画像形成部20により用紙上に画像を形成させる。
記憶部12は、制御部11により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶している。記憶部12としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。
操作部13及び表示部14は、図1に示すように、画像形成装置100の上部に設けられたユーザーインターフェースである。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
通信部15は、通信ネットワークに接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部15は、外部装置から、画像を形成する指示内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータ(PDLデータ)を受信する。
画像生成部16は、通信部15により受信したPDLデータをラスタライズ処理し、ビットマップ形式の画像データを生成する。この画像データは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の4色からなり、各画素が4色の画素値を有する。画素値は、画像の濃淡を表すデータ値である。
画像メモリー17は、画像生成部16又は画像読取部30により生成された画像データを一時的に保持するバッファーメモリーである。画像メモリー17としては、DRAM(Dynamic RAM)等を用いることができる。
画像処理部18は、画像メモリー17から画像データを読み出して、位置補正処理、濃度補正処理、色補正処理、中間調処理等の各種画像処理を施す。
位置補正処理は、画像の形成位置が目的の位置となるように画像データを補正する処理である。濃度補正処理は、形成する画像の濃度特性が目的の濃度特性となるように画像データの各画素値を変換する処理である。色補正処理は、画像の色が目的の色となるように画像データの各色の画素値を変換する処理である。中間調処理は、ディザ法を用いたスクリーン処理や誤差拡散処理等の疑似的な多階調を再現するための処理である。
画像形成部20は、画像処理部18により画像処理された画像データの各画素の4色の画素値に応じて、CMYKの4色からなる画像を用紙上に形成する。
画像形成部20は、図1に示すように、四つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー23、定着装置24、給紙トレイ25、搬送経路26を備えている。
四つの書込みユニット21は、中間転写ベルト22のベルト面に沿って直列(タンデム)に配置され、中間転写ベルト22上にCMYKの各色の画像を形成する。各書込みユニット21は、形成する画像の色が異なるだけで構成は同じであり、図1に示すように、感光体2a、帯電部2b、露光部2c、現像部2d、1次転写ローラー2e及びクリーニング部2fを備えている。
画像形成時、各書込みユニット21では、感光体2aを帯電部2bにより帯電させた後、画像データに基づいて露光部2cにより出射した光束で感光体2a上を走査し、静電潜像を形成する。このようにして形成された静電潜像に現像部2dによりトナー等の色材を供給して現像すると、感光体2a上に画像が形成される。
四つの書込みユニット21の感光体2a上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー2eにより、中間転写ベルト22上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト22上には各色からなる画像が形成される。1次転写後、クリーニング部2fにより感光体2a上に残留する色材を除去する。
画像形成部20は、給紙トレイ25又は図示しない用紙収納部から用紙を給紙し、2次転写ローラー23により中間転写ベルト22から用紙上に画像を転写(2次転写)した後、用紙を定着装置24により加熱及び加圧して、定着処理を施す。用紙収納部は、用紙幅に対して用紙搬送方向の長さが長い長尺紙を収納可能なトレイを備えることとしてもよい。また、用紙収納部に、ロール状の連続紙が支持軸に巻回されて収納され、長尺紙に対する画像形成を可能としてもよい。連続紙を用いる場合、使用する長さに応じて切断される。
用紙の両面に画像を形成する場合は、搬送経路26に用紙を搬送してその表裏を反転した後、再度2次転写ローラー23へ用紙を搬送する。
画像形成部20は、記憶部12に記憶されている補正用原稿の画像データに基づいて、位置補正用の基準画像を用紙上に形成し、補正用原稿を作成する。基準画像は、補正用原稿の四隅近傍に配置された第1基準画像と、補正用原稿の用紙幅方向の端部近傍に、用紙搬送方向に沿って連続的又は断続的に配置された第2基準画像と、を含む。第1基準画像は、補正用原稿における画像全体の位置変動を測定するための画像である。第2基準画像は、用紙幅方向の位置歪みを測定するための画像である。
図3に、補正用原稿の例を示す。
図3に示す補正用原稿70は、補正用原稿70の四隅近傍に配置された基準画像(第1基準画像)71A〜71Dと、補正用原稿70の用紙幅方向(矢印x方向)の端部近傍に、用紙搬送方向(矢印y方向)に沿って断続的に配置された基準画像(第2基準画像)71A〜71D,72A〜72P,73A〜73Pと、を含むデザインとなっている。
図3では、基準画像71A〜71Dは、第1基準画像と第2基準画像の両方の役割を担っている。
図3では、基準画像71A〜71D,72A〜72P,73A〜73Pは、それぞれ、十字型のトンボパターンにより構成されている。
図4に、補正用原稿の他の例を示す。
図4に示す補正用原稿80は、補正用原稿80の四隅近傍に配置された第1基準画像81A〜81Dと、補正用原稿80の用紙幅方向(矢印x方向)の端部近傍に、用紙搬送方向(矢印y方向)に沿って連続的に配置された第2基準画像82,83と、を含むデザインとなっている。
図4では、第1基準画像81A〜81Dは、それぞれ、十字型のトンボパターンにより構成されている。また、第2基準画像82は、第1基準画像81Aの十字の交点と第1基準画像81Cの十字の交点とを結ぶ直線により構成されている。また、第2基準画像83は、第1基準画像81Bの十字の交点と第1基準画像81Dの十字の交点とを結ぶ直線により構成されている。なお、第2基準画像82,83は、デザイン(補正用原稿を作成するための画像データ)上は直線であるが、実際に画像形成されると、歪んでいる場合がある。
図4では、第2基準画像82,83の一部が、第1基準画像81A〜81Dの用紙搬送方向(矢印y方向)の線を兼ねている。
画像読取部30は、図2に示すように、搬送読取部31と、固定読取部32と、を備える。画像読取部30は、用紙面を読み取って、R(赤)、G(緑)及びB(青)の各色の画素値を有するビットマップ形式の画像データを生成する。この画像データは、色変換部等によって、CMYKの4色の各色の画像データに変換すればよい。
搬送読取部31は、用紙を搬送しながら用紙面を読み取るシートフィード型スキャナー(sheet feed scanner)である。搬送読取部31は、図1に示す原稿載置部41、搬送ローラー42a,42b,42c,42d、ローラー43、原稿排紙皿44、プラテンガラス45、光源46、ミラー47a,47b,47c、レンズ部48、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサー49等から構成される。
搬送ローラー42a,42b,42c,42dは、原稿載置部41に載置された原稿をローラー43に巻き付けるように搬送し、原稿排紙皿44に排出する。搬送読取部31では、用紙がプラテンガラス45を通過する際に、画像が読み取られる。
光源46により読取対象の用紙面に光を照射し、用紙面から反射された光がミラー47a,47b,47cにより反射され、レンズ部48を介して、CCDラインセンサー49に導かれる。CCDラインセンサー49は、反射光を受けて読取画像データを生成する。
位置補正のキャリブレーションを行う際には、搬送読取部31は、補正用原稿を搬送しながら当該補正用原稿の用紙面を読み取り、搬送読取画像データを生成する。搬送読取部31は、補正用原稿の全体を読み取り、搬送読取画像データを生成する。なお、搬送読取部31における補正用原稿の用紙搬送は、画像形成部20によって補正用原稿が作成される際の用紙搬送方向における用紙の先端又は後端を、先頭(先に読み取られる側)として行う。
固定読取部32は、用紙を固定した状態で用紙面を読み取るフラットベッド型スキャナーである。固定読取部32は、図1に示すプラテンガラス50、カバー部51、光源46、ミラー47a,47b,47c、レンズ部48、CCDラインセンサー49等から構成される。光源46、ミラー47a,47b,47c、レンズ部48、CCDラインセンサー49については、搬送読取部31と共有されている。
固定読取部32では、プラテンガラス50上に読取面が下になるように原稿がセットされ、カバー部51により原稿が押さえられた状態で原稿が読み取られる。ただし、カバー部51が開けられた状態で原稿が読み取られる場合もある(スカイショット)。固定読取部32では、光源46及びミラー47a,47b,47cを図1において左右方向に移動させる機構により、読取位置を移動させながら原稿を読み取る。
位置補正のキャリブレーションを行う際には、固定読取部32は、補正用原稿を固定した状態で当該補正用原稿の用紙面を読み取り、固定読取画像データを生成する。固定読取部32は、補正用原稿が作成される際の用紙搬送方向における補正用原稿の先端及び後端をそれぞれ読み取り、固定読取画像データを生成する。
キャリブレーション部60は、画像形成部20により形成される画像の位置のキャリブレーションを実施する。キャリブレーション部60は、画像読取部30により生成された読取画像データ(搬送読取画像データ、固定読取画像データ)に基づいて、画像位置に係る補正値を算出する。補正値は、画像処理部18における画像データの画像処理条件、又は画像形成部20における画像形成条件を調整するためのパラメーターである。
キャリブレーション部60は、図2に示すように、位置歪み測定部61、位置歪み補正値算出部62、位置変動測定部63、位置変動補正値算出部64を備える。
キャリブレーション部60の各部の処理内容は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の画像処理回路を用いてハードウェア処理により実現することもできるし、CPUやGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサーがプログラムを読み取って実行するソフトウェア処理によって実現することもできる。
位置歪み測定部61は、搬送読取画像データから基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、補正用原稿の用紙搬送方向と直交する用紙幅方向における位置歪みを測定する。具体的には、位置歪み測定部61は、搬送読取画像データから用紙搬送方向に沿って複数設けられた補正基準点における第2基準画像の位置をそれぞれ検出し、当該検出された各位置に基づいて、各補正基準点における位置歪みを測定する。
位置歪み補正値算出部62は、測定された位置歪みに基づいて、位置歪みに対する補正値を算出する。具体的には、位置歪み補正値算出部62は、各補正基準点における位置歪みに基づいて、当該各補正基準点における位置歪みに対する補正値を算出する。
位置変動測定部63は、固定読取画像データから基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、補正用原稿の全体におけるシフト、倍率、傾き、回転のうち少なくとも一つの位置変動を測定する。具体的には、位置変動測定部63は、固定読取画像データから第1基準画像の位置をそれぞれ検出し、当該検出された位置と固定読取画像データにおける補正用原稿の端部との距離を算出し、当該算出された距離と所定距離との差分から補正用原稿の位置変動を測定する。
所定距離は、予め設定されているデザイン(補正用原稿の画像データ)上の距離(理論上の第1基準画像の位置と補正用原稿の端部との距離)、又は、用紙の表裏各面に対して形成された第1基準画像のうち、他方の面で検出された第1基準画像の位置と補正用原稿の端部との距離である。
図5(a)〜(d)は、補正用原稿全体における位置変動のイメージ図である。
図5(a)に、シフトによる位置変動の例を示す。画像形成装置100によりデザイン上の画像90Aを形成すると、実際の画像91Aのように、用紙搬送方向又は用紙幅方向にずれる場合がある。
図5(b)に、倍率の変更による位置変動の例を示す。画像形成装置100によりデザイン上の画像90Bを形成すると、実際の画像91Bのように、画像が拡大又は縮小され、倍率が変化する場合がある。
図5(c)に、傾きによる位置変動の例を示す。画像形成装置100によりデザイン上の画像90Cを形成すると、実際の画像91Cのように、用紙搬送方向又は用紙幅方向に画像全体が傾く場合がある。
図5(d)に、回転による位置変動の例を示す。画像形成装置100によりデザイン上の画像90Dを形成すると、実際の画像91Dのように、或る点を中心として画像が回転される場合がある。
位置変動補正値算出部64は、測定された位置変動に基づいて、位置変動に対する補正値を算出する。例えば、位置変動補正値算出部64は、固定読取画像データから得られた四隅近傍の第1基準画像の位置が、目標位置(補正用原稿の画像データ上の位置)となるような補正値を算出する。
制御部11は、位置歪みに対する補正値及び位置変動に対する補正値を、画像処理部18又は画像形成部20において使用される補正値として設定する。画像処理部18又は画像形成部20(位置補正部)は、位置歪みに対する補正値及び位置変動に対する補正値に基づいて、画像形成部20により形成される画像の位置を補正する。例えば、画像処理部18は、位置歪みに対する画像の位置補正として、用紙幅方向におけるシフト処理を行う。
次に、画像形成装置100における動作について説明する。
図6は、画像形成装置100により実行されるキャリブレーション処理を示すフローチャートである。
まず、ユーザーが操作部13からの操作により、キャリブレーションの開始を指示し、用紙のサイズを指定すると、制御部11は、画像形成部20を制御して、補正用原稿の画像データに基づいて、指定されたサイズの用紙上に第1基準画像及び第2基準画像を形成させ、補正用原稿を作成させる(ステップS1)。ここで、補正用原稿を用いてキャリブレーションを行う補正機能の種類(例えば、シフト、倍率、傾き、回転)を、ユーザーが指定可能としてもよい。
次に、ユーザーが搬送読取部31に補正用原稿をセットし、操作部13からの操作により、読取開始を指示すると、制御部11は、搬送読取部31を制御して、補正用原稿の全体を読み取らせる(ステップS2)。搬送読取部31は、補正用原稿を搬送しながら補正用原稿の用紙面を読み取り、搬送読取画像データを生成する。制御部11は、生成された搬送読取画像データを画像メモリー17に格納する。
搬送読取部31は、用紙の両面のそれぞれを読取可能な二つの読取デバイスを有し、用紙の表裏面を同時に読み取ることとしてもよい。また、読取精度を向上させるために、搬送読取部31で補正用原稿を読み取る際、用紙の先端側を逆にして2回読み取るようにしてもよい。
次に、ユーザーが固定読取部32に補正用原稿をセットし、操作部13からの操作により、読取開始を指示すると、制御部11は、固定読取部32を制御して、補正用原稿の先端及び後端を読み取らせる(ステップS3)。固定読取部32は、補正用原稿を固定した状態で補正用原稿の用紙面を読み取り、固定読取画像データを生成する。制御部11は、生成された固定読取画像データを画像メモリー17に格納する。
固定読取部32は、第1基準画像を含む補正用原稿の先端側、後端側を表裏面ごとに読み取る。補正用原稿を複数回に分けて読み取る際には、予め定められている順序で対象箇所を読み取ることとしてもよいし、どこを読み取るかを指定しながら読み取ることとしてもよい。制御部11は、読取箇所(先端/後端、表面/裏面等)と固定読取画像データとを対応付けて画像メモリー17に記憶させる。
この際、固定読取部32は、補正用原稿の用紙の端部(エッジ)を検出するために、補正用原稿(用紙)に加え、補正用原稿の外側の黒背景の読み取りを行う。補正用原稿の周囲を黒背景とするためには、黒ベタ画像を形成したチャートを出力し、このチャートを補正用原稿の背景としてもよいし、固定読取部32のカバー部51を開けたままの状態で、スカイショットを利用して読み取りを行うこととしてもよい。
ここでは、搬送読取部31により補正用原稿を読み取った後で、固定読取部32により補正用原稿を読み取ることとしたが、固定読取部32により補正用原稿を読み取った後で、搬送読取部31により補正用原稿を読み取ることとしてもよい。
次に、位置変動測定部63及び位置変動補正値算出部64は、固定読取画像データに基づく補正値算出処理を行う(ステップS4)。
ここで、図7を参照して、固定読取画像データに基づく補正値算出処理について説明する。
位置変動測定部63は、固定読取画像データから用紙の四隅を検出する(ステップS11)。図8(a)に示すように、固定読取画像データは、補正用原稿領域110と補正用原稿領域以外の黒背景領域111とを含んでいる。固定読取画像データは、補正用原稿の先端又は後端を読み取って得られた読取画像データである。図8(a)では、用紙幅方向(矢印x方向)については、補正用原稿の全ての範囲が含まれているが、用紙搬送方向(矢印y方向)については、補正用原稿の先端又は後端から途中までの範囲が含まれている。位置変動測定部63は、固定読取画像データにおける画素値を閾値と比較することにより、補正用原稿領域110を抽出し、図8(b)に示すように、用紙の四隅112A,112Bを検出する。
補正用原稿領域110と黒背景領域111を分ける閾値は、予め固定値として設定されていてもよいし、固定読取画像データ全体の平均値を用いてもよい。補正用原稿の四隅は、補正用原稿領域110と黒背景領域111との境界の複数の座標位置を直線で近似し、用紙搬送方向及び用紙幅方向の直線同士の交点から求めてもよいし、検出した補正用原稿領域110の上下左右の最外座標を用いてもよい。
次に、位置変動測定部63は、固定読取画像データの四隅近傍に、第1基準画像を検出するためのウィンドウを設定する(ステップS12)。ウィンドウは、目的の画像を検出する際に設定される解析対象領域である。例えば、位置変動測定部63は、図8(b)に示すように、固定読取画像データの四隅112A,112Bの近傍に、第1基準画像114A,114B(トンボパターン)の全体が含まれる大きさで、ウィンドウ113A,113Bを設定する。
次に、位置変動測定部63は、ウィンドウ内で用紙幅方向及び用紙搬送方向のプロファイルデータを作成する(ステップS13)。図9(a)は、固定読取画像データから第1基準画像114Aを含むように切り出されたウィンドウ113Aの例である。図9(b)は、ウィンドウ113Aに対して作成された用紙幅方向(矢印x方向)のプロファイルデータの例である。用紙幅方向のプロファイルデータは、ウィンドウ113A内の用紙幅方向のそれぞれの位置に対し、用紙搬送方向(矢印y方向)に並ぶ各画素の画素値を平均することで、作成される。
次に、位置変動測定部63は、プロファイルデータに基づいて、四隅近傍の第1基準画像の代表位置(4箇所)をそれぞれ検出する(ステップS14)。代表位置とは、第1基準画像の位置を表す代表的な位置である。ここでは、トンボパターンの十字の交点の位置を代表位置とする。
具体的には、位置変動測定部63は、用紙幅方向のプロファイルデータ上からピーク値を検出し、このピーク値の座標(用紙幅方向の位置)を、トンボパターンの十字の交点の位置として検出する。同様に、用紙搬送方向のプロファイルデータ上からピーク値を検出し、このピーク値の座標(用紙搬送方向の位置)を、トンボパターンの十字の交点の位置として検出する。位置変動測定部63は、先端側のプロファイルデータから2箇所の第1基準画像の位置を検出し、後端側のプロファイルデータから2箇所の第1基準画像の位置を検出する。
次に、位置変動測定部63は、検出された第1基準画像の代表位置に基づいて、補正用原稿における位置変動(位置ずれ量)を測定する(ステップS15)。位置変動測定部63は、位置変動として、シフト量、倍率、傾き量、回転量等を測定する。
具体的には、図10に示すように、位置変動測定部63は、検出された第1基準画像114Aの代表位置115Aと固定読取画像データにおける補正用原稿のx方向及びy方向における端部との距離Lx,Lyを算出する。同様に、位置変動測定部63は、他の四隅近傍の第1基準画像についても、第1基準画像の代表位置と固定読取画像データにおける補正用原稿の端部との距離を算出する。そして、位置変動測定部63は、算出された距離と所定距離との差分から補正用原稿の位置変動を測定する。所定距離としては、予め設定されているデザイン上の距離を用いてもよいし、用紙の表裏各面に対して形成された第1基準画像のうち、他方の面で検出された第1基準画像の位置と補正用原稿の端部との距離を用いてもよい。
次に、位置変動補正値算出部64は、測定された位置変動に基づいて、位置変動に対する補正値を算出する(ステップS16)。具体的には、位置変動補正値算出部64は、シフト、倍率、傾き、回転等の位置変動に対する補正値を算出する。制御部11は、用紙サイズと対応付けて、位置変動補正値算出部64により算出された位置変動に対する補正値を記憶部12に記憶させる。制御部11は、用紙の表裏各面について補正値を算出した場合には、表裏各面における位置変動に対する補正値を記憶部12に記憶させる。
次に、図6に戻り、位置歪み測定部61及び位置歪み補正値算出部62は、搬送読取画像データに基づく補正値算出処理を行う(ステップS5)。
ここで、図11を参照して、搬送読取画像データに基づく補正値算出処理について説明する。
位置歪み測定部61は、補正用原稿の画像データにおける四隅近傍の第2基準画像の位置座標を基準として、搬送読取画像データに、四隅近傍の第2基準画像の位置を検出するためのウィンドウを設定する(ステップS21)。
例えば、図12に示すように、位置歪み測定部61は、搬送読取画像データ120の四隅近傍にウィンドウ121A〜121Dを設定する。
次に、位置歪み測定部61は、ウィンドウ内のプロファイルデータを作成する(ステップS22)。プロファイルデータの作成方法は、固定読取画像データに基づく補正値算出処理(図7参照)のステップS13と同様である。
次に、位置歪み測定部61は、プロファイルデータに基づいて、補正基準点における第2基準画像の位置を検出する(ステップS23)。
図12に示すように、用紙搬送方向(矢印y方向)に沿って第2基準画像(トンボパターン)が断続的に配置されている場合には、矢印y方向におけるトンボパターンの交点の各位置が、補正基準点として予め設定されている。
一方、図4に示すように、用紙搬送方向に沿って第2基準画像82,83が連続的に配置されている場合には、例えば、第1基準画像81A〜81Dの十字の交点からの距離によって用紙搬送方向における補正基準点の位置を特定するとともに、用紙幅方向のプロファイルデータ上からピーク値を検出することで、各補正基準点における第2基準画像の用紙幅方向の位置を検出する。また、既に第2基準画像の位置が検出されている他の補正基準点からの距離に基づいて、別の補正基準点の位置を特定することとしてもよい。
次に、位置歪み測定部61は、全ての補正基準点について、第2基準画像の位置の検出が終了したか否かを判断する(ステップS24)。
第2基準画像の位置の検出が終了していない補正基準点が残っている場合には(ステップS24;NO)、位置歪み測定部61は、搬送読取画像データの用紙幅方向の端部近傍に、未処理の補正基準点における第2基準画像の位置を検出するためのウィンドウを設定し(ステップS25)、ステップS22に戻る。
例えば、位置歪み測定部61は、図12に示すように、ウィンドウ121A内の第2基準画像の位置に基づいて、隣接する補正基準点に対応するウィンドウ122Aを設定する。同様に、位置歪み測定部61は、ウィンドウ122B,122C,・・・と、ウィンドウを順に設定しながら、各補正基準点における第2基準画像の位置を検出していく。
ステップS24において、全ての補正基準点について、第2基準画像の位置の検出が終了した場合には(ステップS24;YES)、位置歪み測定部61は、搬送読取画像データから検出された第2基準画像の位置のうち、用紙搬送方向において最も先端側の位置と最も後端側の位置とを結ぶ直線を求める(ステップS26)。
図13に、搬送読取画像データの例を示す。この搬送読取画像データは、第2基準画像が用紙搬送方向(矢印y方向)に沿って連続的に配置された補正用原稿(図4参照)を読み取って得られたものである。位置歪み測定部61は、搬送読取画像データから、用紙搬送方向の各補正基準点y0,y1,y2,y3,・・・,ynにおいて、第2基準画像の用紙幅方向(矢印x方向)の位置x0,x1,x2,x3,・・・,xnを検出し、第2基準画像の最も先端側の位置x0と最も後端側の位置xnとを結ぶ直線131を求める。
次に、位置歪み測定部61は、各補正基準点における第2基準画像の各位置から直線までの用紙幅方向の距離を、各補正基準点における位置歪みとして測定する(ステップS27)。
例えば、図13に示す各補正基準点y0,y1,y2,y3,・・・,ynにおいて、第2基準画像の各位置x0,x1,x2,x3,・・・,xnから直線131までの用紙幅方向の距離Δx0,Δx1,Δx2,Δx3,・・・,Δxnを、各補正基準点y0,y1,y2,y3,・・・,ynにおける位置歪みとする。なお、距離Δx0,Δxnについては、値が0であるため、図示していない。用紙幅方向において他端側の第2基準画像に対する処理についても同様である。
次に、位置歪み補正値算出部62は、各補正基準点における第2基準画像の各位置が直線上となるように、各補正基準点における位置歪みに対する補正値を算出する(ステップS28)。位置歪み補正値算出部62は、位置歪みに対する補正値として、用紙幅方向におけるシフト量を算出する。制御部11は、用紙サイズと対応付けて、位置歪み補正値算出部62により算出された位置歪みに対する補正値を記憶部12に記憶させる。補正値は、各補正基準点と対応付けて保存してもよいし、補正基準点間を補間するように作成したLUT(ルックアップテーブル)として保存してもよい。制御部11は、用紙の表裏各面について補正値を算出した場合には、表裏各面における位置歪みに対する補正値を記憶部12に記憶させる。
図14に、各補正基準点y0,y1,y2,y3,・・・,ynにおける位置歪みに対する補正値z0,z1,z2,z3,・・・,znの例を示す。なお、補正値z0,znについては、値が0であるため、図示していない。用紙幅方向において他端側の第2基準画像に基づいて算出される補正値についても同様である。
次に、図6に戻り、制御部11は、位置歪みに対する補正値及び位置変動に対する補正値を、画像処理部18又は画像形成部20に反映させる(ステップS6)。
以上で、キャリブレーション処理が終了する。
キャリブレーション処理が行われた後には、位置歪み補正値算出部62によって算出された位置歪みに対する補正値、及び位置変動補正値算出部64によって算出された位置変動に対する補正値が反映された状態で、画像形成が行われる。
具体的には、画像処理部18又は画像形成部20は、位置歪みに対する補正値及び位置変動に対する補正値に基づいて、画像形成部20により形成される画像の位置を補正する。例えば、画像処理部18は、画像全体に対する位置変動(シフト、倍率、傾き、回転)の補正値に基づいて、画像形成対象となる画像データを変形させるとともに、各補正基準点における位置歪みに対する補正値に基づいて、画像形成対象となる画像データに対して用紙幅方向におけるシフト処理を行う。位置歪みに対する補正値については、用紙搬送方向に沿って設けられた各補正基準点間では、各補正基準点における補正値(シフト量)を線形的に補間することで、シフト量を決定する。
通常、用紙搬送方向の位置が同一であれば、用紙幅方向における一方の端部側の位置歪みと他方の端部側の位置歪みは、同じ向きで同じ量であると考えられる。すなわち、用紙幅方向の両端部において形成される第2基準画像の歪み方は同じ形状となる。この場合、用紙搬送方向の位置が同一であれば、用紙幅方向の位置によらず、位置歪みに対する補正値は同一となる。
ただし、画像形成時の熱や圧迫によって用紙が伸縮した場合には、用紙幅方向の両端部で位置歪みがやや異なることもある。用紙幅方向の両端部で位置歪みが異なる場合には、用紙幅方向における一方の端部側と他方の端部側の、用紙搬送方向の位置が同一の両補正基準点間で、両補正基準点での位置歪みに対する補正値に対し、両補正基準点からの距離に応じた重み付けを行い、補間することで、用紙幅方向の各位置での位置歪みに対する補正値を求めればよい。具体的には、一方の補正基準点に近い位置ほど、一方の補正基準点における補正値の重み付けを大きくし、他方の補正基準点に近い位置ほど、他方の補正基準点における補正値の重み付けを大きくする。
例えば、用紙幅方向における一方の端部側の補正基準点における補正値(以下、第1補正値ともいう。)と、他方の端部側の補正基準点における補正値(以下、第2補正値ともいう。)とから、以下の式に従って、位置歪みに対する補正値を算出する。
一方の端部側の補正基準点における補正値=第1補正値×1+第2補正値×0
両補正基準点間の中央位置における補正値=第1補正値×0.5+第2補正値×0.5
他方の端部側の補正基準点における補正値=第1補正値×0+第2補正値×1
このようにして算出された各位置における位置歪みに対する補正値(シフト量)と、位置変動に基づく画像全体の用紙幅方向におけるシフト量とを加算して、用紙幅方向におけるシフト処理に用いればよい。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、固定読取部32及び搬送読取部31を使用することで、補正用原稿全体の位置変動に加え、用紙幅方向における位置歪みを測定し、位置変動に対する画像の位置補正とともに、位置歪みに対する画像の位置補正を行うことができる。したがって、用紙幅方向に生じる位置歪みを補正可能とし、精度の高い位置補正を行うことができる。特に、用紙搬送方向の中間位置で、用紙幅方向の位置歪みが発生しやすい長尺紙において、より効果がある。
また、四隅近傍に配置された第1基準画像と、補正用原稿の用紙幅方向の端部近傍に、用紙搬送方向に沿って連続的又は断続的に配置された第2基準画像と、を含むデザインを用いることで、補正用原稿全体の位置変動、用紙幅方向における位置歪みを測定することができる。
また、搬送読取部31を使用し、補正用原稿の全体を読み取ることで、用紙幅方向の位置歪みを測定することができる。
また、固定読取部32を使用し、補正用原稿の四隅近傍に配置された第1基準画像を読み取ることで、シフト、倍率、傾き、回転の位置変動を精度良く測定することができる。
また、各補正基準点における位置歪みを測定し、各補正基準点における位置歪みに基づいて、画像の位置を補正することができる。
また、用紙搬送方向に沿って配置された第2基準画像の位置歪みを、直線を基準として測定し、第2基準画像の各位置が直線上となるように、画像の位置を補正することができる。
また、第1基準画像の位置と補正用原稿の端部との距離に基づいて、補正用原稿の全体に生じたシフト、倍率、傾き、回転の位置変動を測定することができる。
また、予め設定されているデザイン、又は、他方の面で検出された第1基準画像の位置と補正用原稿の端部との距離を基準として、位置変動(位置ずれ)を測定することができる。
また、用紙幅方向におけるシフト処理によって、位置歪みに対する画像の位置補正を行うので、簡単に処理することができ、位置変動に対する補正を合わせて行う場合にも、処理が容易となる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における画像形成装置は、第1の実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成であるため、図1及び図2を援用し、構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
位置歪み測定部61は、搬送読取画像データから検出された第2基準画像の位置に沿った近似曲線を求め、搬送読取画像データから検出された第2基準画像の位置のうち、用紙搬送方向における最も先端側の位置と最も後端側の位置とを結ぶ直線を求め、近似曲線上の各位置から直線までの用紙幅方向の距離を位置歪みとして測定する。
位置歪み補正値算出部62は、近似曲線上の各位置が直線上となるように、位置歪みに対する補正値を算出する。
次に、第2の実施の形態の画像形成装置における動作について説明する。
第2の実施の形態では、図11に示した搬送読取画像データに基づく補正値算出処理において、全ての補正基準点について、第2基準画像の位置の検出が終了してから(ステップS24;YES)、ステップS27の処理の前までに、位置歪み測定部61は、搬送読取画像データから検出された第2基準画像の位置に基づいて、各位置に沿った近似曲線を求める。
また、ステップS27の処理に代えて、位置歪み測定部61は、各補正基準点における近似曲線上の各位置から直線までの用紙幅方向の距離を、各補正基準点における位置歪みとして測定する。
また、ステップS28の処理に代えて、位置歪み補正値算出部62は、各補正基準点における近似曲線上の各位置が直線上となるように、各補正基準点における位置歪みに対する補正値を算出する。
その他の処理については、第1の実施の形態と同様である。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果に加え、第2基準画像の位置に沿った近似曲線を求め、直線を基準として位置歪みを測定し、近似曲線上の各位置が直線上となるように、画像の位置を補正することができる。近似曲線を用いることで、突発的な測定値(極端な値)をならすことができ、精度良く位置補正を行うことができる。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、画像形成装置が搬送読取部31と固定読取部32を備える場合について説明したが、第3の実施の形態では、画像形成装置が外部の搬送読取装置と固定読取装置のそれぞれから搬送読取画像データ、固定読取画像データを取得して、補正値を算出する。
図15に、第3の実施の形態における画像形成システム200の構成を示す。
画像形成システム200は、画像形成装置210と、搬送読取装置220と、固定読取装置230と、を備える。各装置は、データ通信可能に接続されている。
画像形成装置210の構成は、第1の実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成であるため、図1及び図2を援用し、構成については図示及び説明を省略する。ただし、画像形成装置210は、その内部に画像読取部30を備える必要はない。画像形成装置210は、画像形成部20により、位置補正用の基準画像を形成し、補正用原稿を作成する。
搬送読取装置220は、画像形成装置210により作成された補正用原稿を搬送しながら当該補正用原稿の用紙面を読み取り、搬送読取画像データを生成する。搬送読取装置220の構成については、第1の実施の形態に示した画像形成装置100の搬送読取部31と同様である。
固定読取装置230は、補正用原稿を固定した状態で当該補正用原稿の用紙面を読み取り、固定読取画像データを生成する。固定読取装置230の構成については、第1の実施の形態に示した画像形成装置100の固定読取部32と同様である。
画像形成装置210の制御部11は、通信部15を介して、搬送読取装置220から搬送読取画像データを取得する。
制御部11は、通信部15を介して、固定読取装置230から固定読取画像データを取得する。
位置歪み測定部61は、搬送読取装置220により生成された搬送読取画像データから基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、補正用原稿の用紙搬送方向と直交する用紙幅方向における位置歪みを測定する。
位置歪み補正値算出部62は、測定された位置歪みに基づいて、位置歪みに対する補正値を算出する。
位置変動測定部63は、固定読取装置230により生成された固定読取画像データから基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、補正用原稿の全体におけるシフト、倍率、傾き、回転のうち少なくとも一つの位置変動を測定する。
位置変動補正値算出部64は、測定された位置変動に基づいて、位置変動に対する補正値を算出する。
制御部11は、位置歪みに対する補正値及び位置変動に対する補正値を、画像処理部18又は画像形成部20において使用される補正値として設定する。画像処理部18又は画像形成部20は、位置歪みに対する補正値及び位置変動に対する補正値に基づいて、画像形成部20により形成される画像の位置を補正する。
用紙幅方向における位置歪みの測定方法、位置歪みに対する補正値の算出方法、位置変動の測定方法、位置変動に対する補正値の算出方法については、第1の実施の形態又は第2の実施の形態と同様である。
以上説明したように、第3の実施の形態によれば、固定読取装置230及び搬送読取装置220を使用することで、補正用原稿全体の位置変動に加え、用紙幅方向における位置歪みを測定し、位置変動に対する画像の位置補正とともに、位置歪みに対する画像の位置補正を行うことができる。したがって、用紙幅方向に生じる位置歪みを補正可能とし、精度の高い位置補正を行うことができる。特に、用紙搬送方向の中間位置で、用紙幅方向の位置歪みが発生しやすい長尺紙において、より効果がある。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置及び画像形成システムの例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第1基準画像、第2基準画像は、トンボパターンや直線に限定されることなく、読取画像データからその位置を検出可能であれば、どのような形状であってもよい。
各処理を実行するためのプログラムを格納するコンピューター読み取り可能な媒体としては、ハードディスクの他、ROM、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
11 制御部
12 記憶部
18 画像処理部
20 画像形成部
30 画像読取部
31 搬送読取部
32 固定読取部
60 キャリブレーション部
61 位置歪み測定部
62 位置歪み補正値算出部
63 位置変動測定部
64 位置変動補正値算出部
100 画像形成装置
200 画像形成システム
210 画像形成装置
220 搬送読取装置
230 固定読取装置

Claims (11)

  1. 用紙上に位置補正用の基準画像を形成し、補正用原稿を作成する画像形成部と、
    前記補正用原稿を搬送しながら当該補正用原稿の用紙面を読み取り、搬送読取画像データを生成する搬送読取部と、
    前記搬送読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の用紙搬送方向と直交する用紙幅方向における位置歪みを測定する位置歪み測定部と、
    当該測定された位置歪みに基づいて、位置歪みに対する補正値を算出する位置歪み補正値算出部と、
    前記補正用原稿を固定した状態で当該補正用原稿の用紙面を読み取り、固定読取画像データを生成する固定読取部と、
    前記固定読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の全体におけるシフト、倍率、傾き、回転のうち少なくとも一つの位置変動を測定する位置変動測定部と、
    当該測定された位置変動に基づいて、位置変動に対する補正値を算出する位置変動補正値算出部と、
    前記位置歪みに対する補正値及び前記位置変動に対する補正値に基づいて、前記画像形成部により形成される画像の位置を補正する位置補正部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記基準画像は、前記補正用原稿の四隅近傍に配置された第1基準画像と、前記補正用原稿の用紙幅方向の端部近傍に、用紙搬送方向に沿って連続的又は断続的に配置された第2基準画像と、を含む請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送読取部は、前記補正用原稿の全体を読み取り、前記搬送読取画像データを生成する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記固定読取部は、前記補正用原稿が作成される際の用紙搬送方向における前記補正用原稿の先端及び後端をそれぞれ読み取り、前記固定読取画像データを生成する請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記位置歪み測定部は、前記搬送読取画像データから用紙搬送方向に沿って複数設けられた補正基準点における前記第2基準画像の位置をそれぞれ検出し、当該検出された各位置に基づいて、各補正基準点における位置歪みを測定し、
    前記位置歪み補正値算出部は、各補正基準点における位置歪みに基づいて、当該各補正基準点における位置歪みに対する補正値を算出する請求項2から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記位置歪み測定部は、前記搬送読取画像データから検出された前記第2基準画像の位置のうち、用紙搬送方向において最も先端側の位置と最も後端側の位置とを結ぶ直線を求め、前記検出された前記第2基準画像の各位置から前記直線までの用紙幅方向の距離を位置歪みとして測定し、
    前記位置歪み補正値算出部は、前記第2基準画像の各位置が前記直線上となるように、位置歪みに対する補正値を算出する請求項2から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記位置歪み測定部は、前記搬送読取画像データから検出された前記第2基準画像の位置に沿った近似曲線を求め、前記搬送読取画像データから検出された前記第2基準画像の位置のうち、用紙搬送方向における最も先端側の位置と最も後端側の位置とを結ぶ直線を求め、前記近似曲線上の各位置から前記直線までの用紙幅方向の距離を位置歪みとして測定し、
    前記位置歪み補正値算出部は、前記近似曲線上の各位置が前記直線上となるように、位置歪みに対する補正値を算出する請求項2から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記位置変動測定部は、前記固定読取画像データから前記第1基準画像の位置をそれぞれ検出し、当該検出された位置と前記固定読取画像データにおける前記補正用原稿の端部との距離を算出し、当該算出された距離と所定距離との差分から前記補正用原稿の位置変動を測定する請求項2から7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記所定距離は、予め設定されているデザイン上の距離、又は、用紙の表裏各面に対して形成された前記第1基準画像のうち、他方の面で検出された前記第1基準画像の位置と前記補正用原稿の端部との距離である請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記位置補正部は、前記位置歪みに対する画像の位置補正として、用紙幅方向におけるシフト処理を行う請求項1から9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 用紙上に位置補正用の基準画像を形成し、補正用原稿を作成する画像形成装置と、前記補正用原稿を搬送しながら当該補正用原稿の用紙面を読み取り、搬送読取画像データを生成する搬送読取装置と、前記補正用原稿を固定した状態で当該補正用原稿の用紙面を読み取り、固定読取画像データを生成する固定読取装置と、を備える画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記搬送読取装置により生成された搬送読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の用紙搬送方向と直交する用紙幅方向における位置歪みを測定する位置歪み測定部と、
    当該測定された位置歪みに基づいて、位置歪みに対する補正値を算出する位置歪み補正値算出部と、
    前記固定読取装置により生成された固定読取画像データから前記基準画像の位置を検出し、当該検出された位置に基づいて、前記補正用原稿の全体におけるシフト、倍率、傾き、回転のうち少なくとも一つの位置変動を測定する位置変動測定部と、
    当該測定された位置変動に基づいて、位置変動に対する補正値を算出する位置変動補正値算出部と、
    前記位置歪みに対する補正値及び前記位置変動に対する補正値に基づいて、当該画像形成装置により形成される画像の位置を補正する位置補正部と、
    を備える画像形成システム。
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