JP2006341328A - 工作機械及び姿勢維持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コラム等の各部の熱変形による姿勢変化を矯正できる工作機械を提供する。
【解決手段】マシニングセンタ1は、工具Tの荷重を受けるコラム4と、コラム4の温度に応じた大きさの外力を、熱変形によるコラム4の姿勢変化を矯正する方向にコラム4に対して付与する姿勢維持装置20とを備える。
【選択図】図1

Description

工作機械及び姿勢維持装置に関する。
マシニングセンタ等の工作機械において、コラム、ベッド、主軸等の各部に熱変形が生じることにより、工具等の作業ユニットとワークとの相対位置が変化し、加工精度が低下することが知られている。このような加工精度の低下を防止する技術として、熱変形による主軸の変位量に応じた補正量を、数値制御における主軸の位置指令に加える工作機械が提案されている(例えば引用文献1)。また、工作機械の周囲や工作機械の温度を調整して熱変形を防止する技術も提案されている(例えば引用文献2)。
特開平10−244440号公報 特開2000−135640号公報
しかし、主軸の位置指令を補正するだけでは、作業ユニットの位置を十分に補正できない場合がある。図11(a)は、いわゆる縦型のマシニングセンタ1001の周囲の温度分布を示している。マシニングセンタ1001の周囲の温度は、ベッド1002から上方へいくほど高くなっている。このため、コラム1003の周囲の温度分布は一様ではなく、図11(b)のように熱変形により傾いてしまう。特に、コラム1003が高いほど温度分布のばらつきが大きくなり、例えば高さ5〜7mのコラムでは、コラム上端の変位量は50〜70mmとなる。この場合、主軸の位置指令を補正して、工具1100の位置をコラム1003やクロスレール1004に沿う方向において調整しても、工具1100がワーク(不図示)に対して傾いていることによる精度誤差は補償できない。また、マシニングセンタの周囲の温度調整は基本的にはユーザにより行われるものであり、ユーザごとに加工精度にばらつきが生じる。
本発明の目的は、コラム等の各部の熱変形による姿勢変化を矯正できる工作機械及び姿勢維持装置を提供することにある。
本発明の第1の観点の工作機械は、作業ユニットの荷重を受けるコラムと、前記コラムの温度に応じた大きさの外力を、熱変形による前記コラムの姿勢変化を矯正する方向に前記コラムに対して付与する姿勢維持装置とを備える。
好適には、前記姿勢維持装置は、前記コラムの外部側から前記コラムに対して前記外力を付与する。
好適には、前記姿勢維持装置は、前記コラムの外部側に設けられ、前記コラムの上端側に連結され、前記コラムの上端側から前記コラムを支持する支持部側へ前記コラムに対して斜め方向に配置される連結部材と、前記コラムの外部側に設けられ、前記連結部材に対して前記斜め方向の力を付与する外力発生部とを備える。
好適には、前記姿勢維持装置は、前記コラムの内部側から前記コラムに対して前記外力を付与する。
好適には、前記姿勢維持装置は、前記コラムの内部側に設けられ、前記コラムの上端側に連結され、前記コラムの上端側から前記コラムの下端側へ前記コラムに対して斜め方向に配置される連結部材と、前記コラムの内部側に設けられ、前記連結部材に対して前記斜め方向の力を付与する外力発生部とを備える。
好適には、前記コラムは、2本設けられ、当該2本のコラムに掛架されたクロスレールを介して前記作業ユニットの荷重を受け、前記姿勢維持装置は、前記2本のコラムそれぞれに対応して2個設けられている。
好適には、前記姿勢維持装置は、前記コラム及び前記クロスレールに直交する方向の力を含む前記外力を前記コラムに付与する。
好適には、前記姿勢維持装置は、前記外力を発生する電動モータを含んで構成されている。
好適には、前記姿勢維持装置は、前記コラムの熱変形と相関のある情報を検出するセンサと、前記センサの検出値に基づいて前記電動モータの動作を制御する制御手段とを更に備える。
好適には、前記センサは、前記コラム又は前記コラムの周囲の温度を検出する。
好適には、前記センサは、前記コラムの傾きを検出する。
好適には、前記姿勢維持装置は、前記コラムよりも熱膨張係数が高い部材を含んで構成され、当該部材の熱応力により前記外力を発生する。
好適には、前記姿勢維持装置は、前記コラムの上端に連結され、前記コラムの上端側から前記コラムを支持する支持部側へ前記コラムに対して斜め方向に配置されるコラム側連結部材と、前記斜め方向に配置され、前記支持部又は前記コラムの下端側に連結される支持部側連結部材と、前記コラム側連結部材と前記支持部側連結部材とに連結され、前記コラム側連結部材と前記支持部側連結部材とを前記斜め方向に離間又は近接させる力を発生する外力発生部とを備え、前記外力発生部は、前記コラムよりも熱膨張係数が高い部材である。
好適には、前記コラム側連結部材と前記外力発生部との連結位置が前記支持部側連結部材と前記外力発生部との連結位置よりも前記支持部側に設定されている。
好適には、前記コラム側連結部材と前記外力発生部との連結位置が前記支持部側連結部材と前記外力発生部との連結位置よりも前記コラム側に設定されている。
好適には、前記外力発生部は、前記コラム側連結部材側から前記支持部側連結部材側へ配列され、前記コラム側連結部材と連結可能な複数のコラム側連結部と、前記コラム側連結部材側から前記支持部側連結部材側へ配列され、前記支持部側連結部材と連結可能な複数の支持部側連結部と、を備える。
好適には、前記複数のコラム側連結部が配列される範囲と前記複数の支持部側連結部が配列される範囲とは、前記コラム側連結部材側から前記支持部側連結部材側の方向において少なくとも一部が重複している。
本発明の第2の観点の工作機械は、作業ユニット又は当該作業ユニットの作業対象の荷重を受ける保持部材と、前記保持部材の温度に応じた大きさの外力を、熱変形による前記保持部材の姿勢変化を矯正する方向に前記保持部材に対して付与する姿勢維持装置とを備える。
本発明の第3の観点の工作機械は、作業ユニットを保持するコラムの上端側に一端側が連結可能なコラム側連結部材と、前記コラムを支持する支持部に一端側が連結可能な支持部側連結部材と、前記コラム側連結部材の他端側と前記支持部側連結部材の他端側とに連結され、前記コラム側連結部材と前記支持部側連結部材との間に近接方向又は離間方向の力を発生する外力発生部とを備える。
本発明によれば、工作機械の各部の熱変形による姿勢変化を矯正できる。
第1の実施形態
図1は、本発明の第1の実施形態のマシニングセンタ1の概略を示す背面側斜視図である。マシニングセンタ1はいわゆる複合加工の可能な数値制御工作機械として構成され、工作機械本体2と、数値制御装置(NC装置)50とを備えている。
工作機械本体2は、ベッド3と、ベッド3に支持される2本のコラム4と、2本のコラム4に支持され、コラム4に沿って上下方向(z軸方向)に移動可能なクロスレール5と、クロスレール5に支持され、クロスレール5に沿って移動可能なサドル6と、サドル6に支持され、上下方向(z軸方向)に移動可能なるラム7と、ラム7に軸支される主軸8とを備えている。
コラム4の下端は、ベッド3に対してボルト等の締結手段により固定されている。換言すれば、コラム4の下端は固定支点となっている。クロスレール5、サドル6、ラム7の移動は、送り軸(不図示)と、送り軸を駆動するサーボモータ(不図示)とにより行われ、サーボモータの制御はNC装置50により行われる。コラム4やクロスレール5は、例えば金属により構成されており、具体的には、インバー(熱膨張係数1.5×10−6/℃)、ノビナイト鋳鉄(熱膨張係数4×10−6/℃)等により構成されている。
工作機械本体2は、ベッド3に支持される2本のレール9と、レール9に沿って移動可能なテーブル10とを備えている。なお、テーブル10の移動は、送り軸(不図示)と、送り軸を駆動するサーボモータ(不図示)とにより行われ、サーボモータの制御はNC装置50により行われる。
主軸8にはエンドミル等の工具Tが装着され、不図示の主軸モータにより主軸8を介して工具Tは回転される。なお、工具Tは作業ユニットの一例であり、コラム4は、主軸8、ラム7、サドル6及びクロスレール5を介して工具Tを支持する。テーブル10には工具Tの作業対象となる不図示のワークが載置される。工作機械本体2は、NC装置50からの指令に基づいて、クロスレール5、サドル6、ラム7、主軸8、テーブル10を駆動して、工具Tによりワークの加工を行う。なお、この他にも、マシニングセンタ1は、自動交換装置(ATC)等の種々の装置を備えるが説明は省略する。
マシニングセンタ1は更に、コラム4の熱変形による姿勢変化を矯正する外力をコラム4に対して加えて、コラム4の姿勢を維持する姿勢維持装置20を備えている。姿勢維持装置20は、2本のコラム4のそれぞれに対応して2つ設けられている。
姿勢維持装置20は、コラム4に連結される連結部材21と、ベッド3に連結される連結部材22と、連結部材21と連結部材22との間に設けられる外力発生部23とを備えている。
連結部材21及び連結部材22は、比較的熱膨張係数の低い材質により構成されており、例えば金属、具体的にはインバー、ノビナイト鋳鉄等により構成されている。連結部材21及び連結部材22は適宜な形状としてよい。図1では、連結部材21及び連結部材22を断面矩形の長尺部材として形成した場合を例示している。なお、連結部材21及び連結部材22は、部品の共通化の観点から互いに同一の部材としてもよいし、外力発生部23の配置位置を適宜な位置に設定するために互いに異なる形状(長さ)の部材としてもよい。
連結部材21は、端部21aがコラム4の上端4aに連結されている。連結部材21とコラム4とは、例えばコラム4に固定されるとともに連結部材21を軸支する連結具25により連結されており、連結部材21の端部21aは回転支点となっている。
連結部材22は、端部22aがベッド3に連結されている。具体的には、端部22aは、コラム4及びクロスレール5に直交する方向(x軸方向)にコラム4から所定距離だけ離れた位置に連結されており、当該位置は例えばベッド3の端部である。コラム4と連結部材21とは、例えばベッド3に固定されるとともに連結部材22を軸支する連結具26により連結されており、連結部材22の端部22aは回転支点となっている。
なお、連結部材21の端部21a、連結部材22の端部22aは固定支点としてもよい。ただし、回転支点とすれば、連結具25及び連結具26の取り付け位置の調整(連結部材21及び連結部材22の取り付け角度の調整)が容易であり、また、連結部材21及び連結部材22と、コラム4との間のモーメントによる連結具25及び連結具26への負荷を無くして連結部の耐久性を向上できる。
外力発生部23は、連結部材21の端部21bと連結部材22の端部22bとに連結され、連結部材21と連結部材22との間に近接方向A1又は離間方向A2の力を発生させる。
なお、図1では、姿勢維持装置20を、コラム4を挟んで主軸頭の反対側(x軸方向の紙面手前側)に設けている。主軸頭の反対側に配置することにより、主軸頭の重量と姿勢維持装置20の重量とを釣り合わせ、外力発生部23の負担を軽減できる。ただし、主軸頭側に姿勢維持装置20を設けてもよい。
図2は、外力発生部23の内部構成を示す断面図である。外力発生部23は、例えば駆動源としてケース部材35に対して固定されたモータ31を備えている。モータ31は、例えばサーボモータにより構成され、不図示の電源装置から電力が供給されて駆動される。モータ31の動作は例えばNC装置50により制御される。
モータ31の回転は、モータ31の出力軸から歯車列32に伝達され、歯車列32から送りねじ33に伝達される。送りねじ33はケース部材35に軸支されている。送りねじ33にはナット34が噛合しており、ナット34は連結部材21に対して固定されている。連結部材21は、ケース部材35内に設けられたガイド36によって連結部材21の長手方向(紙面左右方向)に沿って移動可能に、ケース部材35に対して回転不可能に支持されている。一方、連結部材22はケース部材35に対してボルト37等により固定されている。従って、モータ31の回転力は、送りねじ33及びナット34によって、近接方向A1又は離間方向A2への力に変換されて連結部材21及び連結部材22に伝達される。
図1に示すように、コラム4の上端4aには、コラム4の傾きを計測して計測結果をNC装置50に出力するセンサ(デジタルレベルゲージ)27が設けられている。NC装置50は、センサ27からの信号に基づいてモータ31の動作を制御する。例えば、センサ27の検出する傾きが基準の傾き(例えば傾き0度)になるようにモータ31のフィードバック制御を行う。
なお、センサ27は、コラム4の傾きを計測できるものであれば適宜なものを利用することができる。例えば、センサ内部に保持された液の液面位置を検出して傾きを計測するものでもよいし、加速度計を含んで構成され、重力による定常加速度を検出して傾きを計測するものでもよい。なお、液面位置に基づいて傾きを計測するセンサには、例えば、左右対象の静電プレートが配置されるとともに非電解質の液が封入された容器を備え、センサ(静電プレート)の液面に対する傾きに応じて変化する左右の静電プレートと非電解質の液との接触面積の変化(静電容量の変化)を電圧として検出するものがある。
以上の第1の実施形態によれば、姿勢維持装置20により、コラム4の温度に応じた大きさの外力がコラム4に加えられ、熱変形によるコラム4の姿勢変化が矯正される。具体的には、近接方向A1への力によりコラム4の姿勢維持装置20側とは反対側(図1の紙面奥手側)への倒れを矯正することができ、離間方向A2への力によりコラム4の姿勢維持装置20側への倒れを矯正することができる。従って、マシニングセンタ1の周囲の温度を冷却する必要がなくなり、あらゆる環境で一定の加工精度を確保することが可能となる。
また、姿勢維持装置20は、コラム4の外部側からコラム4に対して姿勢維持のための外力を付与することから、コラム4の設計変更等をする必要がない。具体的には、連結部材21、連結部材22、外力発生部23を既存のマシニングセンタに対して取り付ければコラム4の姿勢を維持できる。
いわゆる門型のコラムとして構成された2本のコラム4それぞれに姿勢維持装置20を設けていることから、2本のコラムそれぞれの温度に応じた外力をそれぞれ付与することにより、コラムの倒れだけでなく、門型のコラム全体のねじれ等の変形を矯正することもできる。門型のコラムでは、コラム4及びクロスレール5に直交する方向(x軸方向)への倒れ、z軸周りのねじれが大きくなる傾向があり、x軸方向の外力(分力)を付与することにより効果的にこれらの倒れやねじれを矯正できる。
外力発生部23が電動モータ31を含んで構成されていることから、コラム4の傾きに柔軟に対応して矯正することが可能である。例えば、季節の変化に基づく温度変化による傾きだけでなく、1日の間の温度変化や作業の進行に伴う温度変化による傾きにも対応することができる。さらに、センサ27によりコラム4の傾きを検出してNC装置50によりモータ31の動作を制御することから、作業者の負担が軽減される。
第2の実施形態
図3は第2の実施形態のマシニングセンタ101の要部を示す側面図である。第2の実施形態のマシニングセンタ101も第1の実施形態と同様の構成を有し、図3では第1の実施形態との相違部分を図示している。なお、第1の実施形態と同様の構成については第1の実施形態と同一符号を付し、説明を省略する。
マシニングセンタ101の姿勢維持装置120は、連結部材121、連結部材122、外力発生部122を備えている。連結部材121及び連結部材122の概略構成は第1の実施形態の連結部材21及び連結部材22と同様である。
外力発生部123は、連結部材121の端部121bと連結部材122の端部122bに対して連結される部材であり、熱応力によりコラム4の姿勢を矯正する力を発生する。外力発生部123は、コラム4、連結部材121、連結部材122の材質よりも熱膨張係数が高い材質により構成されている。例えば、第1の実施形態において例示したようにコラム4等がインバーやノビナイト鋳鉄により構成されている場合、鋼(熱膨張係数11×10−6/℃)、鋳鉄(熱膨張係数12×10−6/℃)、銅(熱膨張係数16×10−6/℃)、アルミニウム(熱膨張係数24×10−6/℃)により構成される。なお、外力発生部123は、単一の材質により一体成形されたものでもよいし、複数の材質の部材からなるものであってもよい。
図4(a)及び図4(b)は、外力発生部123の詳細を示す図である。連結部材121及び連結部材122には、複数の貫通孔121h、122hが長手方向に沿って設けられている。一方、外力発生部123には、複数の貫通孔123h(図4では121h、122hと重複して図示)が連結部材121及び連結部材122の長手方向に沿って設けられている。連結部材121及び連結部材122は、ボルト131が貫通孔121h、122h、123hに挿通され、不図示のナットに螺合されることにより、外力発生部123に対して固定される。
なお、図4(a)及び図4(b)では、連結部材121、連結部材122それぞれにおいて、2箇所においてボルト131を挿通して、連結部材121、連結部材122が外力発生部123に対して回転不可能になるように固定した場合を例示しているが、連結部材121及び連結部材122に対して離間方向A2に外力を発生させる場合には、1箇所のみにおいて固定して回転自在としてもよい。
図4(a)に示すように、連結部材121と外力発生部123との連結位置P1が、連結部材122と外力発生部123との連結位置P2よりもコラム側(紙面左側)となっている場合には、外力発生部123の伸びる方向の熱応力は、連結部材121及び連結部材122に対して離間方向A2の力として働く。
一方、図4(b)に示すように、連結部材121と外力発生部123との連結位置P3が、連結部材122と外力発生部123との連結位置P4よりもベッド3側(紙面右側)となっている場合には、外力発生部123の伸びる方向の熱応力は、連結部材121及び連結部材122に対して近接方向A1の力として働く。
なお、連結部材121と外力発生部123との連結位置は、ボルト131の挿通位置を選択することにより、位置P1と位置P3との間の適宜な位置に設定可能であり、同様に、連結部材122と外力発生部123との連結位置も位置P2と位置P4との間の適宜な位置に設定可能である。従って、連結部材121、連結部材122、外力発生部123の熱応力が生じる長さは調整可能である。
外力発生部123の断面積は、例えば、図3に示すように、コラム4の温度が所定の基準温度からT℃だけ変化した場合のコラム4の基準位置からの予測変位量eを矯正可能に設定される。具体的には以下のとおりである。
まず、予測変位量eを矯正するために必要な水平方向の分力Fが求められる。予測変位量eは、例えば実験により求められる。分力Fは、片持はりの自由端に集中荷重Fを加えて自由端を予測変位量eだけ変位させる場合の計算式から求めればよく、コラム4の高さをH、弾性係数をE、断面2次モーメントをIとすると、
=e×3E/H
により計算される。
従って、外力発生部123において熱応力により発生すべき力Fは、連結部材121や連結部材122と、ベッド3との角度をθとすると、
F=F/cosθ
により計算される。
一方、温度変化Tのときの熱応力による力Fは、外力発生部123の断面積をA、弾性係数(縦弾性係数)をE、熱膨張係数(線膨張係数)をαとすると、
F=A×EαT/(1+αT)≒Aα
により計算される。なお、上式からわかるように、位置P1から位置P2までの長さ又は位置P3から位置P4までの長さは、力Fのパラメータとはなっていない。
弾性係数E及び熱膨張係数αは、外力発生部123の材質を選択すれば決定される。従って、
=e×3E/(H ・cosθ・EαT)
により外力発生部123の断面積Aを決定すればよい。
以上の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。しかも、コラムよりも熱膨張係数が高い部材をコラムに連結し、熱応力によりコラムの姿勢を矯正する外力を得ることから、従来はマシニングセンタの周囲の温度を冷却していたのに対し、マシニングセンタの周囲の温度上昇を積極的に利用して姿勢を維持することができ、電力等を要しない。
また、複数の貫通孔121h、122h、123hを設け、貫通孔121h、122hの配列される範囲を少なくとも一部重複させていることから、外力発生部123を、図4(a)に示したように離間方向A2の外力の発生に用いることも、図4(b)に示したように近接方向A1の外力の発生に用いることもできる。従って、例えば季節の変化に合わせて連結位置を変化させて外力発生部123を使用することができる。また、連結部材121、連結部材122、外力発生部123の熱応力が生じる長さを調整可能であり、当該長さは熱応力の大きさのパラメータとはなっていないが、例えば工作機械の主軸モータ等によって生じる振動と共振しないように当該長さを調整することができる。
なお、外力発生部の形状は適宜に設定してよく、矩形に限定されない。また、連結部材と外力発生部との連結はボルトやナット等の締結手段に限定されず、例えば、連結部材と外力発生部とを直接係合させてもよい。
第3の実施形態
図5は、第3の実施形態のマシニングセンタ201の要部を示す側面図である。第3の実施形態のマシニングセンタ201は、一のコラム204にクロスレール205が設けられ、クロスレール205には、第1の実施形態と同様に、いずれも不図示のサドル、ラム、主軸が設けられる。
マシニングセンタ202では、コラム204の内部に姿勢維持装置220が設けられている。姿勢維持装置220は、全体として略直方体状のコラム204の対角線上に延びる連結部材221と、連結部材221とコラム204とに連結された外力発生部223とを備えている。姿勢維持装置220は、互いに交差するように2つ設けられている。
連結部材221は、端部221aがコラム204の上端内側に対して連結されている。端部221aは、回転自在に連結されていてもよいし、回転不可能に連結されていてもよい。なお、コラム204の上端を押圧するだけであれば、端部221aをコラム204内側に当接するだけでもよい。連結部材221の端部221aとは反対側の端部221bは、外力発生部223に連結されている。
外力発生部223は、第1の実施形態と同様に、不図示の電動モータを含んで構成され、電動モータの回転は不図示の送りねじにより連結部材221に伝達される。一方、電動モータは、ケース部材235を介してコラム204の下端内側に対して固定されている。従って、電動モータの回転により、コラム204の上端をコラム204の下端に対して連結部材221の長手方向に沿って近接又は離間させる外力がコラム204に付与される。これにより、コラム204のx軸方向又はy軸方向の傾きが矯正される。
なお、外力発生部223の電動モータの制御は、第1の実施形態と同様に、センサ227の検出したコラム204の傾きに基づいて不図示のNC装置により行われる。また、外力発生部223をコラム204の上端側に固定し、連結部材221をコラム204の下端側に連結してもよい。
以上の第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、姿勢維持装置220をコラム204の内部側に設けていることから、姿勢維持装置220によって作業スペースが縮小されることがない。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
第1〜第3の実施形態に含まれる構成は適宜に組み合わせてよい。例えば、第3の実施形態において、外力発生部223を、第2の実施形態のように、コラム204よりも熱膨張係数の大きい部材とし、当該部材の熱応力により外力を発生させてもよい。第1の実施形態のような門型のコラムにおいて、第3の実施形態のようにコラム内側から外力を付与してもよいし、逆に、第3の実施形態のように一のコラムにクロスレールが設けられる場合に第1の実施形態のようにコラム外側から外力を付与してもよい。第3の実施形態のようにコラム内部側に姿勢維持装置を設ける場合に第1の実施形態のように2本の連結部材を用いてもよいし、逆にコラム外部側に姿勢維持装置を設ける場合に第3の実施形態のように1本の連結部材を用いてもよい。
姿勢維持装置により熱変形による姿勢変化が矯正される保持部材は、作業ユニット又は作業ユニットの作業対象の荷重を受けるものであればよく、コラムに限定されない。例えば、クロスレールやベッドでもよい。同様に、姿勢維持装置が適用される工作機械も門型コラムや主軸が垂直なものに限定されず、図6に示すように、主軸が水平な横中ぐり盤等の工作機械でもよい。
姿勢維持装置は、保持部材に対して外力を付与することができればよく、発生した外力の伝達部は適宜に構成してよく、連結部材に対して長手方向の力を付与するものに限定されない。
例えば、図7に示すようにしてもよい。図7のマシニングセンタでは、連結部材321と連結部材322とを回転自在に連結するとともに、連結部325に対して、連結部材321及び連結部材322に直交する方向A3又はA4の力を付与し、コラム4の姿勢を矯正する。方向A3又はA4の力は、例えばコラム4の下端側に設けられた外力発生部323と、外力発生部323と連結部325との間に設けられた連結部材324により付与する。図7のマシニングセンタでは、連結部材321、連結部材322の長手方向の変位に比較して方向A3、A4方向の変位が大きいから、外力発生部323の負担が軽減されるとともに微調整も容易となる。
また、いずれの方向において外力を付与するかも適宜に設定してよく、第1の実施形態のようなx軸方向における矯正、第3の実施形態のようなx軸及びy軸方向における矯正だけでなく、図8に示すように、y軸方向においてコラム4の姿勢を矯正してもよい。
姿勢維持装置は一の保持部材に対して複数設けられてもよく、その配置も適宜に設定してよい。例えば、図9に示すように、門型のマシニングセンタのコラム504に対して、主軸頭側(紙面左側)及びその裏側(紙面右側)の双方に姿勢維持装置520を設けてもよい。
支持部は、コラム等の保持部材を支持するものであればよく、ベッドに限定されない。例えば、マシニングセンタが設置される床も、ベッドを介してコラムを支持する支持部である。従って、例えば第1の実施形態の連結部材22を床に対して固定してもよい。
姿勢維持装置は、コラム等の保持部材に外力を付与するための反力を適宜に得てよく、外力発生部又は連結部材を支持部材やコラムの下端に連結して反力を得るものに限定されない。例えば、図10に示すように、壁451から反力を得てもよい。図10では、水平に配置されてコラム4に対して直交する連結部材421と、連結部材421に対して長手方向に沿う力を付与し、壁451に固定された外力発生部423とを設けた場合を例示している。
コラム等の保持部材の熱変形と相関のある情報を検出するセンサは、保持部材の傾きを検出するものに限定されない。例えば、コラム又はコラムの周囲の温度を検出する温度センサでもよいし、コラムの歪を検出する歪ゲージでもよいし、コラムの上端の位置を検出する光電センサ等の位置検出センサでもよい。
外力発生部は、力を発生するものであれば、電動モータや熱膨張係数が比較的大きい部材に限定されない。例えば、油圧シリンダでもよい。
本発明の第1の実施形態のマシニングセンタの概略を示す背面側斜視図である。 図1のマシニングセンタの外力発生部の断面図である。 本発明の第2の実施形態のマシニングセンタの概略を示す側面図である。 図3のマシニングセンタの外力発生部の拡大図である。 本発明の第3の実施形態のマシニングセンタの概略を示す斜視図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 従来のマシニングセンタを示す側面図である。
符号の説明
1…マシニングセンタ(工作機械)、4…コラム(保持部材)、20…姿勢維持装置、T…工具(作業ユニット)。

Claims (19)

  1. 作業ユニットの荷重を受けるコラムと、
    前記コラムの温度に応じた大きさの外力を、熱変形による前記コラムの姿勢変化を矯正する方向に前記コラムに対して付与する姿勢維持装置と、
    を備えた工作機械。
  2. 前記姿勢維持装置は、前記コラムの外部側から前記コラムに対して前記外力を付与する
    請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記姿勢維持装置は、
    前記コラムの外部側に設けられ、前記コラムの上端側に連結され、前記コラムの上端側から前記コラムを支持する支持部側へ前記コラムに対して斜め方向に配置される連結部材と、
    前記コラムの外部側に設けられ、前記連結部材に対して前記斜め方向の力を付与する外力発生部と、
    を備える請求項2に記載の工作機械。
  4. 前記姿勢維持装置は、前記コラムの内部側から前記コラムに対して前記外力を付与する
    請求項1に記載の工作機械。
  5. 前記姿勢維持装置は、
    前記コラムの内部側に設けられ、前記コラムの上端側に連結され、前記コラムの上端側から前記コラムの下端側へ前記コラムに対して斜め方向に配置される連結部材と、
    前記コラムの内部側に設けられ、前記連結部材に対して前記斜め方向の力を付与する外力発生部と、
    を備える請求項4に記載の工作機械。
  6. 前記コラムは、2本設けられ、当該2本のコラムに掛架されたクロスレールを介して前記作業ユニットの荷重を受け、
    前記姿勢維持装置は、前記2本のコラムそれぞれに対応して2個設けられている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の工作機械。
  7. 前記姿勢維持装置は、前記コラム及び前記クロスレールに直交する方向の力を含む前記外力を前記コラムに付与する
    請求項6に記載の工作機械。
  8. 前記姿勢維持装置は、前記外力を発生する電動モータを含んで構成されている
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の工作機械。
  9. 前記姿勢維持装置は、
    前記コラムの熱変形と相関のある情報を検出するセンサと、
    前記センサの検出値に基づいて前記電動モータの動作を制御する制御手段と、
    を更に備える請求項8に記載の工作機械。
  10. 前記センサは、前記コラム又は前記コラムの周囲の温度を検出する
    請求項9に記載の工作機械。
  11. 前記センサは、前記コラムの傾きを検出する
    請求項9に記載の工作機械。
  12. 前記姿勢維持装置は、前記コラムよりも熱膨張係数が高い部材を含んで構成され、当該部材の熱応力により前記外力を発生する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の工作機械。
  13. 前記姿勢維持装置は、
    前記コラムの上端に連結され、前記コラムの上端側から前記コラムを支持する支持部側へ前記コラムに対して斜め方向に配置されるコラム側連結部材と、
    前記斜め方向に配置され、前記支持部又は前記コラムの下端側に連結される支持部側連結部材と、
    前記コラム側連結部材と前記支持部側連結部材とに連結され、前記コラム側連結部材と前記支持部側連結部材とを前記斜め方向に離間又は近接させる力を発生する外力発生部と、
    を備え、
    前記外力発生部は、前記コラムよりも熱膨張係数が高い部材である
    請求項1に記載の工作機械。
  14. 前記コラム側連結部材と前記外力発生部との連結位置が前記支持部側連結部材と前記外力発生部との連結位置よりも前記支持部側に設定されている
    請求項13に記載の工作機械。
  15. 前記コラム側連結部材と前記外力発生部との連結位置が前記支持部側連結部材と前記外力発生部との連結位置よりも前記コラム側に設定されている
    請求項13に記載の工作機械。
  16. 前記外力発生部は、
    前記コラム側連結部材側から前記支持部側連結部材側へ配列され、前記コラム側連結部材と連結可能な複数のコラム側連結部と、
    前記コラム側連結部材側から前記支持部側連結部材側へ配列され、前記支持部側連結部材と連結可能な複数の支持部側連結部と、
    を備える請求項13に記載の工作機械。
  17. 前記複数のコラム側連結部が配列される範囲と前記複数の支持部側連結部が配列される範囲とは、前記コラム側連結部材側から前記支持部側連結部材側の方向において少なくとも一部が重複している
    請求項16に記載の工作機械。
  18. 作業ユニット又は当該作業ユニットの作業対象の荷重を受ける保持部材と、
    前記保持部材の温度に応じた大きさの外力を、熱変形による前記保持部材の姿勢変化を矯正する方向に前記保持部材に対して付与する姿勢維持装置と、
    を備えた工作機械。
  19. 作業ユニットを保持するコラムの上端側に一端側が連結可能なコラム側連結部材と、
    前記コラムを支持する支持部に一端側が連結可能な支持部側連結部材と、
    前記コラム側連結部材の他端側と前記支持部側連結部材の他端側とに連結され、前記コラム側連結部材と前記支持部側連結部材との間に近接方向又は離間方向の力を発生する外力発生部と、
    を備えた姿勢維持装置。
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