JP7152252B2 - 工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械に関する。
従来、工作機械において、加工対象となるワークに対して主軸ヘッドをZ軸方向(上下方向)に昇降させ、主軸に装着された切削工具によりワークを切削することが行われている。主軸ヘッドをZ軸方向に沿って移動させる昇降機構としては、Z軸用モータとボールねじシャフトとを組み合わせた機構が一般的に用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-30009号公報
工作機械による上記の切削加工においては、加工材だけでなく、使用する加工治具、加工工具等に適したZ軸方向のストロークを有する機種を選定する必要がある。しかし、上述したZ軸用モータとボールねじシャフトとを組み合わせた昇降機構では、主軸ヘッドの昇降範囲が制限されている。そのため、Z軸方向のストロークを更に広げるには、高価なオプション部品を追加するか、一回り大きな工作機械を選定する必要があった。
本発明の目的は、加工材等に合わせて主軸の上下方向のストロークを調整できる工作機械を提供することにある。
(1) 本発明は、主軸(例えば、後述する主軸2)を回転させる主軸ヘッド(例えば、後述する主軸ヘッド3)と、前記主軸ヘッドを支持するコラム(例えば、後述するコラム4)と、前記コラムを上下方向に沿って移動可能に支持するコラム昇降部(例えば、後述するコラム昇降部10)と、前記コラム昇降部を支持するベース部(例えば、後述するベース部5)と、前記コラムを上下方向に沿って移動するように前記コラム昇降部を制御する数値制御装置(例えば、後述する数値制御装置40)と、を備える工作機械(例えば、後述する工作機械1)に関する。
(2) (1)の工作機械において、前記コラム昇降部は、コラム移動用の主回転軸(例えば、後述する主回転軸21)と、前記コラムに設けられ、前記主回転軸の回転により前記コラムを上下方向の上側又は下側に移動させる昇降用軸受部(例えば、後述する昇降用軸受部24)と、前記主回転軸を回転させる昇降用のサーボモータ(例えば、後述する昇降用サーボモータ22)と、を含む高さ調整機構(例えば、後述する高さ調整機構20)を備えていてもよい。
(3) (2)の工作機械において、前記コラム昇降部は、前記主回転軸から離れた位置に設けられ、前記コラムを上下方向に沿って押し上げ又は引き下げ可能に支持するコラム傾き補正用の副回転軸(例えば、後述する副回転軸31)と、前記コラムに設けられ、前記副回転軸の回転により前記コラムを上下方向に沿って押し上げる側又は引き下げる側に移動させる傾き補正用軸受部(例えば、後述する傾き補正用軸受部34)と、前記副回転軸を回転させる傾き補正用のサーボモータ(例えば、後述する傾き補正用サーボモータ32)と、を含む傾き補正機構(例えば、後述する傾き補正機構30)を備えていてもよい。
(4) (3)の工作機械において、加工負荷を取得する加工負荷取得部を備え、前記数値制御装置は、前記加工負荷取得部で取得される加工負荷に基づいて前記コラムの変位量を取得すると共に、前記変位量に基づいて前記傾き補正用のサーボモータを駆動して前記コラムの傾きを補正する構成としてもよい。
(5) (3)の工作機械において、前記コラムの熱変位量を取得する熱変位量取得部を備え、前記数値制御装置は、前記熱変位量取得部で取得される前記熱変位量に基づいて前記傾き補正用のサーボモータを駆動して前記コラムの傾きを補正する構成としてもよい。
本発明によれば、加工材等に合わせて主軸の上下方向のストロークを調整できる工作機械を提供できる。
実施形態における工作機械1の構成を示す概念図である。 実施形態における工作機械1の構成を示す概念図である。 コラム昇降部10の構成を示す概念図である。 コラム昇降部10の構成を示す概念図である。 第1フランジ11の平面図である。 第2フランジ12の平面図である。 熱によるコラム4の傾きを説明する図である。 熱によるコラム4の傾きを説明する図である。 数値制御装置40と周辺機器の電気的な構成を示すブロック図である。 数値制御装置40において実行されるコラムの傾き補正処理の手順を示すフローチャートである。 第1の変形形態における工作機械1Aの構成を示す斜視図である。 第2の変形形態における工作機械1Bの構成を示す斜視図である。 第3の変形形態における工作機械1Cの構成を示す斜視図である。
以下、本発明に係る工作機械1の実施形態について説明する。なお、本明細書に添付した図面は、いずれも概念図又は模式図であり、理解のしやすさ等を考慮して、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を実物から変更又は誇張している。また、図面においては、部材の断面を示すハッチングを適宜に省略する。
図1A及び図1Bは、本実施形態における工作機械1の構成を示す概念図である。図1Aは、コラム4(後述)が第1位置に移動した状態を示している。図1Bは、コラム4が第2位置に移動した状態を示している。
なお、本明細書及び図面においては、部材の位置、移動方向等を明確にするため、XYZの互いに直交する座標軸を設定した。この座標軸では、工作機械1を水平な床面(不図示)に設置した状態で、工作機械1を正面(後述する主軸2側)から見たときの左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向、上下(鉛直)方向をZ軸方向とする。Z軸方向においては、上方向をZ1方向、下方向をZ2方向とする。また、本明細書においては、「方向」を適宜に「側」ともいう。
図1Aに示すように、本実施形態の工作機械1は、主軸2、主軸ヘッド3、コラム4、ベース部5、ワークテーブル6を備える。また、工作機械1の動作は、後述する数値制御装置40(図5参照)により制御される。
主軸2は、工具が装着された工具ホルダ(不図示)を回転させたり、固定したまま保持したりする部分である。
主軸ヘッド3は、主軸2を回転させる駆動機構である。主軸ヘッド3は、主軸2に回転力を付与する主軸モータ(不図示)を備える。主軸モータは、例えば、主軸2に取り付けられた回転工具により切削加工を行う場合、連続的に高速回転するスピンドルモータとして機能する。なお、主軸ヘッド3は、コラム4に対して上下方向(Z軸方向)に移動するための昇降機構(不図示)を備える。また、主軸ヘッド3は、主軸2に取り付けられた工具ホルダを自動的に交換する工具交換装置(不図示)を備える。これらの昇降機構及び工具交換装置は、従来の一般的な工作機械に設けられる昇降機構及び工具交換装置と同じである。
コラム4は、主軸ヘッド3を支持する部分である。図1Aに示すように、コラム4は、非運転時において、主軸2の中心軸線L1が、工作機械1の上下方向(Z軸方向)と平行になるように主軸ヘッド3を支持している。
ベース部5は、コラム4を含むコラム昇降部10を支持する部材である。また、ベース部5は、ワークテーブル6を支持する。ワークテーブル6は、ワークWをX軸方向及びY軸方向に移動可能に支持する機構である。コラム4は、コラム昇降部10により、図1Aに示すZ2側の下降位置(以下、「第1位置」ともいう)と、図1Bに示すZ1側の上昇位置(以下、「第2位置」ともいう)との間で上下方向(Z軸方向)の高さを調整できる。
次に、コラム昇降部10に構成について説明する。
図2A及び図2Bは、コラム昇降部10の構成を示す概念図である。図2Aは、コラム4が第1位置に移動した状態を示している。図2Bは、コラム4が第2位置に移動した状態を示している。図2A及び図2Bでは、後述するボールねじシャフトの表面に設けられたねじ山(雄ねじ)の図示を省略している。図3Aは、第1フランジ11の平面図である。図3Bは、第2フランジ12の平面図である。図4A及び図4Bは、熱によるコラム4の傾きを説明する図である。図4Aは、コラム4が主軸2の側に傾いた状態している。図4Bは、コラム4が主軸2とは反対側に傾いた状態を示している。
図2Aに示すように、コラム昇降部10は、高さ調整機構20と、傾き補正機構30と、を備える。また、コラム昇降部10は、第1フランジ11と、第2フランジ12と、を備える。
高さ調整機構20は、コラム4の上下方向(Z軸方向)の高さを調整するための機構である。高さ調整機構20は、主回転軸21、昇降用サーボモータ22、ギアボックス23及び昇降用軸受部24を備える。
主回転軸21は、コラム4を上下方向(Y軸方向)に沿って垂直に移動させるボールねじシャフトである。主回転軸21は、コラム4の底面の中心と上下方向(Z軸方向)において重なる位置に設けられている。昇降用サーボモータ22は、主回転軸21を回転させるための駆動源である。昇降用サーボモータ22の回転軸(不図示)には、ギアボックス23が取り付けられている。ギアボックス23は、昇降用サーボモータ22で発生した回転出力の回転数を、減速歯車(不図示)により所定の減速比で減速させる機構である。昇降用サーボモータ22及びギアボックス23は、ベース部5の内部において、支持機構(不図示)により支持されている。
第1フランジ11は、ベース部5の上側(Z1側)に取り付けられたプレート状の部材である。第1フランジ11は、図3Aに示すように、Z軸方向からの平面視において、孔部111及び112を備える。孔部111は、主回転軸21が貫通する円形の開口である。孔部112は、4本の副回転軸31(後述)がそれぞれ貫通する円形の開口である。
第2フランジ12は、コラム4の下側(Z2側)に取り付けられたプレート状の部材である。コラム4は、第2フランジ12と共に上下方向(Z軸方向)に移動する。第2フランジ12は、図3Bに示すように、Z軸方向からの平面視において、第1フランジ11と同じ位置に同じ孔径の孔部121及び122を備える。孔部121は、主回転軸21が貫通する円形の開口である。孔部122は、4本の副回転軸31がそれぞれ貫通する円形の開口である。
コラム4及び第2フランジ12は、主回転軸21の周囲に配置された4本の副回転軸31によって、主回転軸21回りの回転が規制されている。そのため、主回転軸21が回転した場合において、コラム4及び第2フランジ12が同じ回転方向に供回りすることはない。
第2フランジ12の上側(Z1側)には、昇降用軸受部24が取り付けられている。昇降用軸受部24は、主回転軸21と係合するナット(四角ナット)である。昇降用軸受部24は、図3Bに示すように、第2フランジ12の孔部121の上に、同軸に取り付けられている。なお、昇降用軸受部24は、図3Bに示す構成に限らず、例えば、昇降用軸受部24となるナットと同じピッチの雌ねじを、第2フランジ12の内部に設けた構成としてもよい。
昇降用軸受部24が取り付けられた第2フランジ12は、主回転軸21が回転したときに供回りしないため、主回転軸21が回転することにより、コラム4は、上方向(Z1方向)又は下方向(Z2方向)に移動する。すなわち、主回転軸(ボールねじシャフト)21と昇降用軸受部(ナット)24とが係合することにより、主回転軸21の回転運動は、コラム4(第2フランジ12)の直線運動(上下方向への移動)に変換される。高さ調整機構20においては、主回転軸21の回転方向を切り替えることにより、コラム4を上方向(Z1方向)又は下方向(Z2方向)に移動させることができる。
なお、コラム4を上下方向に移動させる場合、高さ調整機構20だけでなく、後述する傾き補正機構30も同時に上下方向に駆動される。
コラム4が図2Aに示す第1位置に移動している状態において、主回転軸21を正回転方向に回転させることにより、コラム4を上方向(Z1方向)に移動させることができる。これにより、図2Bに示すように、コラム4を第2位置まで上昇させることができる。また、コラム4が図2Bに示す第2位置に移動している状態において、主回転軸21を逆回転方向に回転させることにより、コラム4を下方向(Z2方向)に移動させることができる。これにより、図2Aに示すように、コラム4を第1位置まで下降させることができる。なお、コラム4は、主回転軸21のZ軸方向のストローク範囲内であれば、第1位置と第2位置との間の任意の位置で停止させることができる。以下の説明においては、主回転軸21及び副回転軸31(後述)を正回転方向に回転させたときに第2フランジ12が上方向(Z1方向)に移動し、主回転軸21及び副回転軸31を逆回転方向に回転させたときに第2フランジ12が下方向(Z2方向)に移動するものとして説明する。
図3Bに示すように、第2フランジ12の上側(Z1側)には、後述する傾き補正機構30の傾き補正用軸受部34が4箇所に取り付けられている。傾き補正用軸受部34は、副回転軸31と係合するナット(四角ナット)である。傾き補正用軸受部34は、第2フランジ12に設けられた孔部122の上に、同軸に取り付けられている。なお、傾き補正用軸受部34は、図3Bに示す構成に限らず、例えば、傾き補正用軸受部34となるナットと同じピッチの雌ねじを、第2フランジ12の内部に設けた構成としてもよい。
傾き補正機構30は、主にコラム4の傾きを補正するための機構である。工作機械1は、主軸2の回転により主軸2自身が発熱するだけでなく、主軸ヘッド3に設けられた主軸モータ(不図示)の発熱、軸受の回転による摩擦熱等が発生するため、これらの熱の影響によりコラム4に傾きが生じる。また、これら以外にも、例えば、フライス加工、エンドミル加工等においては、主軸ヘッド3に左右方向(X軸方向)からの力(反力)が作用することによってもコラム4に傾きが生じる。上述した熱や力の作用により、コラム4においては、様々な方向に傾きが生じる。一例として、工作機械の稼働中、コラム4が正面側(作業者側)に傾くことが実験により確認されている。そのため、本実施形態では、図4A及び図4Bに示すように、コラム4がY-Z面に平行に傾く場合を例として説明する。なお、コラム4がその他の方向に傾いた場合も、駆動する傾き補正機構30と、その駆動量とを適宜に選択することにより、コラム4の傾きを補正できる。
図2Aに示すように、傾き補正機構30は、副回転軸31、傾き補正用サーボモータ32、ギアボックス33及び傾き補正用軸受部34を備える。本実施形態において、傾き補正機構30は、4箇所に配置されている。各傾き補正機構30の副回転軸31は、図3A及び図3Bに示す各孔部122を貫通する。すなわち、傾き補正機構30は、Z軸方向からの平面視において、高さ調整機構20を中心として等間隔で4箇所に配置されている。
前述したように傾き補正機構30は、コラム4の傾きを補正する場合だけでなく、高さ調整機構20によりコラム4を上下方向(Z軸方向)に移動させる際にも駆動される。コラム4を上下方向(Z軸方向)に移動させる場合、4箇所に配置された傾き補正機構30は、高さ調整機構20と同期するように等速度で駆動される。
また、傾き補正機構30によりコラム4の傾きを補正する場合、高さ調整機構20は駆動されない。すなわち、コラム4は、上下方向(Y軸方向)に移動した位置で停止した状態で傾きが補正される。
4箇所に配置された傾き補正機構30の構成は実質的に同一であるため、以下、それぞれの傾き補正機構30に同一符号を付して説明する。
副回転軸31は、コラム4の傾きを補正するためのボールねじシャフトである。傾き補正用サーボモータ32は、副回転軸31を回転させるための駆動源である。傾き補正用サーボモータ32の回転軸(不図示)には、ギアボックス33が取り付けられている。ギアボックス33は、傾き補正用サーボモータ32で発生した回転出力の回転数を、減速歯車(不図示)により、所定の減速比で減速させる機構である。傾き補正用サーボモータ32及びギアボックス33は、ベース部5の内部において、支持機構(不図示)により支持されている。
前述したように、第2フランジ12の上側(Z1側)には、傾き補正用軸受部(ナット)34が取り付けられている。また、コラム4及び第2フランジ12は、主回転軸21の周囲に配置された4本の副回転軸31によって、主回転軸21回りの回転が規制されている。そのため、いずれかの副回転軸31が回転した場合においても、コラム4及び第2フランジ12が同じ回転方向に供回りすることはない。
傾き補正用軸受部34が取り付けられた第2フランジ12は、副回転軸31が回転したときに供回りすることがなく、また、高さ調整機構20の主回転軸21の駆動は停止している。そのため、一又は複数の副回転軸31を回転させることにより、コラム4を、駆動した副回転軸31と反対側に傾けることができる。
例えば、図4Aに示すように、コラム4が点Pを中心としてθ1だけ反時計回りに傾いている場合、主軸2側(X軸方向の左側)に位置する2つの副回転軸31(傾き補正機構30)を正回転方向に同期回転させて、コラム4の主軸2側をθ1分だけ押し上げることにより、コラム4の反時計回り方向への傾きを補正できる。また、主軸2と反対側(X軸方向の右側)に位置する2つの副回転軸31(傾き補正機構30)を逆回転方向に同期回転させて、コラム4の主軸2と反対側をθ1分だけ引き下げることによっても、コラム4の反時計回り方向への傾きを補正できる。
また、図4Bに示すように、コラム4が点Pを中心としてθ2だけ時計回りに傾いている場合、主軸2と反対側(X軸方向の右側)に位置する2つの副回転軸31(傾き補正機構30)を正回転方向に同期回転させて、コラム4の主軸2と反対側をθ2分だけ押し上げることにより、コラム4の時計回り方向への傾きを補正できる。また、主軸2側(X軸方向の左側)に位置する2つの副回転軸31(傾き補正機構30)を逆回転方向に同期回転させて、コラム4の主軸2側をθ2分だけ引き下げることによっても、コラム4の時計回り方向への傾きを補正できる。
次に、工作機械1の動作を制御する数値制御装置40の構成について説明する。
図5は、数値制御装置40と周辺機器の電気的な構成を示すブロック図である。
数値制御装置40は、工作機械1に所定の切削加工を実行させたり、コラム4の高さの調整及び傾きの補正を実行させたりする装置である。数値制御装置40は、例えば、加工プログラムに基づいて、各軸に対する移動指令、各部を駆動するモータへの回転指令等を含む動作指令を作成し、この動作指令を工作機械1に送信する。これにより、数値制御装置40は、各装置に設けられたモータを制御して、工作機械1による切削加工を実行する。
図5に示すように、数値制御装置40は、プロセッサ401、ROM402、RAM403、SRAM404、PMC405、I/Oユニット406、表示部407、表示制御部408、操作入力部409、入力制御部410、スピンドル制御部411、スピンドルアンプ412、主回転軸制御部415、サーボアンプ416、副回転軸制御部417、サーボアンプ418を備え、これら各部が直接的又は間接的にバス419を介して相互に電気的に接続されている。また、数値制御装置40には、主軸モータ413、ポジションコーダ414、昇降用サーボモータ22、位置・速度検出器221、傾き補正用サーボモータ32及び位置・速度検出器321が電気的に接続されている。
プロセッサ(CPU)401は、ROM402に格納されたシステムプログラムを読み出し、そのシステムプログラムに従って数値制御装置40の全体を制御する。プロセッサ401は、オペレータにより指示されたコラム4の移動量に基づいて、コラム4の高さ調整を実行する。また、プロセッサ401は、工作機械1の稼働中に、後述する傾き補正処理を実行する。
RAM403には、プロセッサ401により使用される計算データ、表示データ、オペレータにより入力された各種データが一時的に格納される。本実施形態において、RAM403は、例えば、主軸2に加わる負荷トルクの実測値、算出されたコラム4の変位量d1、変位量の閾値dth等を記憶する。
SRAM404は、数値制御装置40の電源がオフしても記憶内容が保持される不揮発性メモリとして構成される。
PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)405は、数値制御装置40に内蔵されたシーケンスプログラムで定められた順序、加工条件等に従って工作機械1を制御する。PMC405は、シーケンスプログラムにより変換された各種信号を、I/Oユニット406を介して外部装置に出力する。また、PMC405は、オペレータが操作入力部409から入力した信号を取得し、所定の信号処理を施した後、プロセッサ401へ受け渡す。
表示部407は、各種データ、設定内容、オペレーションの状態等を表示可能なディスプレイ装置である。表示制御部408は、表示部407の表示内容を制御する。操作入力部409は、オペレータが各種の設定データ、数値データ、動作指示等を入力可能な装置である。操作入力部409は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等(不図示)により構成される。入力制御部410は、操作入力部409から入力されたデータ、指示等を取得して、ROM402、RAM403等に格納する。
スピンドル制御部411は、主軸2の回転を制御する。スピンドル制御部411は、プロセッサ401からの主軸回転指令を受けて、スピンドルアンプ412にスピンドル速度信号を出力する。スピンドルアンプ412は、スピンドル速度信号に指令された回転速度で主軸モータ413を駆動する。ポジションコーダ414は、主軸モータ413の回転に同期した帰還パルスをスピンドル制御部411に出力する。スピンドル制御部411は、ポジションコーダ414から出力された帰還パルスに基づいて、主軸モータ413の速度のフィードバック制御を行う。
スピンドル制御部411のプロセッサ(不図示)には、外乱(推定)オブザーバが組み込まれている。スピンドル制御部411では、この外乱オブザーバ(加工負荷取得部)により主軸2の負荷トルクが求められる。また、スピンドル制御部411は、主軸モータ413に供給される電流値を監視しているため、この電流値から負荷トルクを算出することもできる。スピンドル制御部411で求められた負荷トルクは、プロセッサ401に受け渡される。
主回転軸制御部415は、コラム4の上下方向(Z軸方向)の移動を制御する。主回転軸制御部415は、プロセッサ401からの移動指令量を受けて、サーボアンプ416にトルク指令値を出力する。サーボアンプ416は、主回転軸制御部415から出力されたトルク指令値に従って、昇降用サーボモータ22に駆動電流を供給する。位置・速度検出器221は、昇降用サーボモータ22の位置、速度を検出して、主回転軸制御部415に位置・速度フィードバック信号を出力する。主回転軸制御部415は、位置・速度検出器221から出力された位置・速度フィードバック信号に基づいて、昇降用サーボモータ22の位置、速度のフィードバック制御を行う。このフィードバック制御により、コラム4は、例えば、図1Aに示す第1位置と、図1Bに示す第2位置との間で上下方向(Z軸方向)の高さが調整される。
副回転軸制御部417は、コラム4の傾きを制御する。副回転軸制御部417は、プロセッサ401からの移動指令量を受けて、サーボアンプ418にトルク指令値を出力する。サーボアンプ418は、副回転軸制御部417から出力されたトルク指令値に従って、傾き補正用サーボモータ32に駆動電流を供給する。位置・速度検出器321は、傾き補正用サーボモータ32の位置、速度を検出して、副回転軸制御部417に位置・速度フィードバック信号を出力する。副回転軸制御部417は、位置・速度検出器321から出力された位置・速度フィードバック信号に基づいて、傾き補正用サーボモータ32の位置、速度のフィードバック制御を行う。このフィードバック制御により、コラム4は、例えば、図4Aに示すように、主軸2側がθ1分だけ押し上げられて、反時計回り方向への傾きが補正される。
なお、図5では、主軸ヘッド3を上下方向に移動させるモータ及びその制御系の図示を省略している。
次に、数値制御装置40において実行される、コラムの傾き補正処理について説明する。
図6は、数値制御装置40において実行されるコラムの傾き補正処理の手順を示すフローチャートである。
図6に示すコラムの傾き補正処理は、プロセッサ401がシステムプログラムに基づいて、ROM402に格納されたコラムの傾き補正プログラムを解析することにより実行される。なお、以下に説明するプロセッサ401による制御は、PMC405(図5参照)において、一部又はすべてを実行してもよい。
図6に示すステップS101において、プロセッサ401は、スピンドル制御部411(図5参照)で求められた負荷トルクの実測値を取得する。なお、プロセッサ401は、負荷トルクの実測値を、例えば、数ms毎に取得する。
ステップS102において、プロセッサ401は、負荷トルクの実測値に基づいて、コラム4の変位量d1を算出する。コラム4の変位量d1は、例えば、図4Aに示すように、コラム4が点Pを中心として反時計回りに傾いたときの角度θ1に相当する値である。なお、コラム4の変位量d1は、負荷トルクの実測値をパラメータとする計算式により算出してもよいし、負荷トルクとコラム4の変位量とを対応付けたデータテーブルから割り出してもよい。
ステップS103において、プロセッサ401は、算出したコラム4の変位量d1と変位量の閾値dthとを比較し、変位量d1が閾値dthを超えたか否かを判定する。ステップS103において、プロセッサ401により、変位量d1が閾値dthを超えたと判定された場合、処理はステップS104へ移行する。一方、ステップS103において、プロセッサ401により、変位量d1が閾値dthを超えていないと判定された場合、本フローチャートの処理は終了する。
ステップS104(ステップS103:YES)において、プロセッサ401は、コラム4の変位量d1に基づいて移動指令量を算出する。
ステップS105において、プロセッサ401は、傾き補正用サーボモータ32を駆動してコラム4の傾きを補正するように副回転軸制御部417に移動指令量を出力する。この後、副回転軸制御部417において、位置・速度検出器321から出力された位置・速度フィードバック信号に基づいて、傾き補正用サーボモータ32の位置、速度のフィードバック制御が行われることにより、コラム4の傾きが調整される。
以上説明した本実施形態の工作機械1によれば、例えば、以下のような効果が奏される。
工作機械1は、コラム4を上下方向(Z軸方向)に沿って移動可能に支持するコラム昇降部10を備える。そのため、工作機械1は、主軸ヘッド3の昇降範囲ではカバーできない間隔が必要な場合でも、コラム昇降部10によりコラム4を上下方向に沿って移動させることにより、加工材等に合わせて主軸2のZ軸方向のストロークを調整できる。また、工作機械1においては、Z軸方向のストロークを更に広げるために、高価なオプション部品を追加したり、一回り大きな工作機械を選定したりする必要がないうえ、加工工具、工具ホルダ、加工治具等を機械の仕様に合わせて設計する必要もないので、製品コストを低減できる。
工作機械1のコラム昇降部10は、主回転軸21を回転させる昇降用サーボモータ22を含む高さ調整機構20を備える。そのため、工作機械1は、コラム4を上下方向(Z軸方向)に移動させる場合に、より広い昇降範囲において、よりきめ細かい位置決めを行うことができる。例えば、高さ調整機構20の動力源として、ピエゾ素子等の圧電アクチュエータ、熱アクチュエータを用いた場合、コラム4のきめ細かい位置決めはできるが、広い昇降範囲を確保することが難しい。また、動力源として、油圧駆動アクチュエータを用いた場合、より広い昇降範囲を確保できるが、コラム4のよりきめ細かい位置決めを行うことができない。これに対して、高さ調整機構20の動力源として用いられるサーボモータは、制御の応答性が速く、より広い昇降範囲を確保できるだけでなく、コラム4のよりきめ細かい位置決めを行うことができる。
また、高さ調整機構20の動力源として、ピエゾ素子等の圧電アクチュエータ、熱アクチュエータを用いた場合、電源オフ時にコラム4の落下を防止するためのブレーキ機構を設けることができない。これに対して、本実施形態の高さ調整機構20は、コラム4を上下方向に移動させる機構として、主回転軸21(ボールねじシャフト)、昇降用軸受部24(ナット)及びギアボックス23を組み合わせているため、電源オフ時にモータが停止してもコラム4が落下しにくいうえ、ブレーキ機構を追加することもできる。
工作機械1のコラム昇降部10は、副回転軸31を回転させる傾き補正用サーボモータ32を含む傾き補正機構30を備える。そのため、工作機械1は、傾き補正用サーボモータ32を回転させて、傾いたコラム4を上下方向に沿って押し上げたり、引き下げたりすることにより、工作機械1の稼働時に発生するコラム4の傾きを補正できる。また、コラム昇降部10に用いられる傾き補正用サーボモータ32は、コラム4の位置を0.00001mm単位で調整できる。そのため、シム等を用いて傾きを補正した場合や、傾き補正機構30の動力源として油圧駆動アクチュエータを用いた場合に比べて、より高い加工精度を確保できる。
工作機械1は、主軸2に加わる負荷トルク(加工負荷)に基づいてコラム4の変位量を取得し、この変形量に応じて傾き補正用サーボモータ32を駆動するため、コラム4の傾き具合をより正確に補正できる。なお、傾き補正機構30の動力源として熱アクチュエータ、油圧駆動アクチュエータを用いた場合、主軸2に加わる負荷トルクを取得することはできないが、本実施形態の工作機械1は、傾き補正機構30の動力源としてサーボモータを用いているため、主軸2に加わる負荷トルクをより正確に検知できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内に含まれる。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
実施形態の工作機械1では、主軸ヘッド3が上下方向(Z軸方向)へ移動し、ワークテーブル6がワークWを左右方向(X軸方向)及び前後方向(Y軸方向)に移動可能に支持する例について説明したが、これに限定されない。主軸ヘッド3、コラム4及びワークテーブル6は、XYZの軸方向に相対的に移動可能であれば、どのような構成であってもよい。ここでは、変形形態として、3種類の具体例について説明する。なお、変形形態の説明及び図面において、実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、変形形態の図面では、XYZの軸方向を分かり易くするため、XYZの座標軸を工作機械の各部に記載する。
図7Aは、第1の変形形態における工作機械1Aの構成を示す斜視図である。図7Aに示す工作機械1Aにおいて、ワークテーブル6は、左右方向(X軸方向)に移動可能に支持されている。コラム4は、ベース部5において、前後方向(Y軸方向)に移動可能に支持されている。主軸ヘッド3は、コラム4において、上下方向(Z軸方向)に移動可能に支持されている。
図7Bは、第2の変形形態における工作機械1Bの構成を示す斜視図である。図7Bに示す工作機械1Bにおいて、ワークテーブル6は、前後方向(Y軸方向)に移動可能に支持されている。コラム4は、左右方向(X軸方向)に移動可能に支持されている。主軸ヘッド3は、コラム4において、上下方向(Z軸方向)に移動可能に支持されている。
図7Cは、第3の変形形態における工作機械1Cの構成を示す斜視図である。図7Cに示す工作機械1Cにおいて、ワークテーブル6は、前後方向(Y軸方向)に移動可能に支持されている。コラム4は、左右方向(X軸方向)に移動可能に支持されている。主軸ヘッド3は、コラム4において、上下方向(Z軸方向)に移動可能に支持されている。
上記第1~第3の変形形態においても、コラム4は、不図示のコラム昇降部10(図1参照)により、高さ調整と傾き調整が可能となるように支持されている。なお、第3の変形形態において、コラム4は、スライド部7を含めた構成において、不図示のコラム昇降部10により、高さ調整と傾き調整が可能となるように支持されている。
実施形態では、加工負荷として、主軸2に加わる負荷トルクを取得する例について説明したが、これに限定されない。主軸ヘッド3を上下方向に移動させる昇降機構に設けられた送り軸(サーボモータ)の負荷情報(負荷トルク、電流値等)を加工負荷として取得してもよいし、昇降用サーボモータ22又は傾き補正用サーボモータ32の負荷情報(負荷トルク、電流値等)を加工負荷として取得してもよい。また、コラム4に取り付けた歪ゲージ等の変位検出部から加工負荷を取得してもよい。更に、加工後のワークの形状、面品位、精度等を計測することにより、ワークに対する主軸2のずれ量を取得し、このずれ量に基づいて加工負荷を算出してもよい。
また、熱センサ等の熱変位量取得部をコラム4に設け、数値制御装置40において、熱センサで取得された熱変位量に基づいて傾き補正用サーボモータ32を駆動するようにしてもよい。熱変位量を取得する手段としては、例えば、工作機械1の任意の位置に配置された基準位置部品の位置を接触式センサ等により計測し、この計測値により熱変位量を算出してもよいし、発熱源となるモータ、ボールねじ等の機械要素部品の稼働情報から発熱量と熱変位量を推定するようにしてもよい。更に、加工後のワークの形状、面品位、精度等を計測することにより、ワークに対する主軸2のずれ量を取得し、このずれ量に基づいて熱変位量を算出してもよい。
実施形態では、高さ調整機構20を1箇所設けた例について説明したが、高さ調整機構20は、2箇所以上配置してもよい。
実施形態では、複数の傾き補正機構30の副回転軸31を同期回転させる例について説明したが、複数の傾き補正機構30の副回転軸31をそれぞれ個別に回転させてもよい。また、実施形態では、傾き補正機構30を、高さ調整機構20を中心として4箇所に配置した例について説明したが、これに限定されない。傾き補正機構30は、主回転軸21から離れた位置に少なくとも1つ設けられていればよく、2箇所又は3箇所に配置されていてもよい。更に、傾き補正機構30を、高さ調整機構20を中心として5箇所以上の場所に配置してもよい。
実施形態では、上下方向は、鉛直方向に一致しているが、これに制限されず、一致していなくてもよい。
1:工作機械、2:主軸、3:主軸ヘッド、4:コラム、5:ベース部、6:ワークテーブル、10:コラム昇降部、20:高さ調整機構、21:主回転軸、22:昇降用サーボモータ、23:ギアボックス、24:昇降用軸受部、30:傾き補正機構、31:副回転軸、32:傾き補正用サーボモータ、33:ギアボックス、34:傾き補正用軸受部、40:数値制御装置

Claims (3)

  1. 主軸を回転させる主軸ヘッドと、
    前記主軸ヘッドを支持するコラムと、
    前記コラムを上下方向に沿って移動可能に支持するコラム昇降部と、
    前記コラム昇降部を支持するベース部と、
    前記コラムを上下方向に沿って移動するように前記コラム昇降部を制御する数値制御装置と、
    を備え
    前記コラム昇降部は、
    コラム移動用の主回転軸と、
    前記コラムに設けられ、前記主回転軸の回転により前記コラムを上下方向の上側又は下側に移動させる昇降用軸受部と、
    前記主回転軸を回転させる昇降用のサーボモータと、
    を含む高さ調整機構を備えると共に、
    前記主回転軸から離れた位置に設けられ、前記コラムを上下方向に沿って押し上げ又は引き下げ可能に支持するコラム傾き補正用の副回転軸と、
    前記コラムに設けられ、前記副回転軸の回転により前記コラムを上下方向に沿って押し上げる側又は引き下げる側に移動させる傾き補正用軸受部と、
    前記副回転軸を回転させる傾き補正用のサーボモータと、
    を含む傾き補正機構を備える工作機械。
  2. 請求項に記載の工作機械において、
    加工負荷を取得する加工負荷取得部を備え、
    前記数値制御装置は、前記加工負荷取得部で取得される加工負荷に基づいて前記コラムの変位量を取得すると共に、前記変位量に基づいて前記傾き補正用のサーボモータを駆動して前記コラムの傾きを補正する工作機械。
  3. 請求項1又は2に記載の工作機械において、
    前記コラムの熱変位量を取得する熱変位量取得部を備え、
    前記数値制御装置は、前記熱変位量取得部で取得される前記熱変位量に基づいて前記傾き補正用のサーボモータを駆動して前記コラムの傾きを補正する工作機械。
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