JP2006338555A - 車両及び路面標示認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】道路の照射状態が部分的に異なる場合でも、カメラ等の撮像手段を介して取得された道路のカラー画像から、レーンマーク等の路面標示を精度良く検出することができる車両及び路面標示認識装置を提供する。
【解決手段】撮像手段7を介して道路のカラー画像を取得する画像取得手段2と、該取得された道路のカラー画像から、色の特徴量が近似する領域を抽出する領域抽出手段6と、該抽出された各領域に対して、該抽出された領域における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施すホワイトバランス処理手段5と、該ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出する路面標示検出手段6とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ等の撮像手段を介して取得された道路の画像を処理して、道路のレーンマーク等の路面標示を検出する車両及び路面標示認識装置に関する。
近年、車両にCCDカメラ等の撮像手段を搭載して、走行している高速道路等の路面を撮像し、得られた画像を処理して道路上の白線等のレーンマークを検出する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1の車両用白線検出装置においては、車両に搭載したカメラで取得した走行路のモノクロ画像(白黒2値画像)を用いて、画像全領域にわたって2値データが明(白)から暗(黒)に変化するエッジ点(正エッジ点)と、2値データが暗(黒)から明(白)に変化するエッジ点(負エッジ点)とを抽出する。そして、正エッジ点と負エッジ点とを別々にハフ変換して、それぞれのハフ変換の結果を組み合わせて、白線を検出する。
さらに、路面表示(レーンマークや道路標示)には、白線以外に、例えば黄線が用いられる場合もある。このような場合には、モノクロ画像から路面標示を精度良く検出することは困難である。このため、カラー画像を用いて路面表示を検出する技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
しかしながら、カメラで道路を撮像する際には、例えば、図3(a)に示すように、道路周辺の建造物により路面の一部に影ができたり、車両のヘッドライトで路面の一部が照らされたりしていることがある。そして、このように路面を照射する光源や道路周辺の環境により、路面の照射状態が部分的に異なっている状況で、道路を撮像すると、例えば、影のできている領域では、散乱光によってのみ照射され、画素データの色の特徴量が変化するため、この領域に存在する黄線が本来の黄色として認識されないものとなってしまう。よって、特許文献2のもののようにカラー画像を用いても、路面標示を適切に検出することが困難な場合があるという不都合があった。
特開平11−85999号公報 特許第3333468号公報
本発明は、かかる不都合を解消し、道路の照射状態が部分的に異なる場合でも、カメラ等の撮像手段を介して取得された道路のカラー画像から、レーンマーク等の路面表示を精度良く検出することができる車両及び路面標示認識装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、本発明の第1態様の車両は、撮像手段と、前記撮像手段を介して道路のカラー画像を取得する画像取得手段と、該取得された道路のカラー画像から、色の特徴量が近似する領域を抽出する領域抽出手段と、該抽出された各領域に対して、該抽出された領域における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施すホワイトバランス処理手段と、該ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出する路面標示検出手段とを有する。
また、本発明の第1態様の路面標示認識装置は、撮像手段を介して道路のカラー画像を取得する画像取得手段と、該取得された道路のカラー画像から、色の特徴量が近似する領域を抽出する領域抽出手段と、該抽出された各領域に対して、該抽出された領域における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施すホワイトバランス処理手段と、該ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出する路面標示検出手段とを有する。
前記本発明の第1態様の車両及び路面標示認識装置によれば、前記領域抽出手段は、前記道路のカラー画像内から色の特徴量が近似する領域を抽出する。ここで、前記道路のカラー画像には、路面を照射する光源や道路周辺の環境の影響により、路面の照射状態が異なっている領域が存在する場合がある。そして、この場合、各領域においては、明度、彩度、色相等により特定される色の特徴量が近似した値となっている。よって、色の特徴量が近似する領域を抽出することにより、各領域を区分してカラー画像から抽出することができる。これにより、例えば、道路周辺の建造物の影響で路面の一部に影ができているときに、前記画像取得手段により取得された道路のカラー画像のうちの、影になっている領域を区分して抽出することができる。
ここで、前記カラー画像内の照射状態が異なる領域間では、画素データのカラー成分間のレベルのバランス(ホワイトバランス)が相違する。そして、領域によっては、カラー成分間のレベルの偏りにより、検出対象である路面標示の色の認識が困難になる場合がある。そこで、前記ホワイトバランス処理手段は、該抽出された各領域に対して、該抽出された領域における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施す。これにより、照射状態の異なる領域ごとに、カラー成分間のレベルの偏りの度合を減少させることができる。例えば、影になっている領域では、散乱光のみによって照射され、青味がかった状態になるため、このような色味が加わっていない状態に対して、画素データのカラー成分間のレベルのバランスが変化している。このとき、前記ホワイトバランス処理によって、加わった色味の影響を減少させるように各画素データが補正される。そして、前記路面標示検出手段は、前記ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出するので、撮像された道路の照射状態が部分的に異なる場合にも、路面表示を精度良く検出することができる。
また、前記本発明の第1態様の車両及び路面標示認識装置において、前記カラー画像の各画素データのカラー成分は、R値、G値、B値からなり、前記ホワイトバランス処理手段は、前記ホワイトバランス処理において、前記抽出された領域内の各画素データに対して、R値に、該抽出された領域における全体的なR値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第1補正係数を乗じ、G値に、該抽出された領域における全体的なG値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第2補正係数を乗じ、B値に、該抽出された領域における全体的なB値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第3補正係数を乗じる処理を行うことを特徴とする。
これによれば、前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を、該抽出された領域における全体的なR値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出し、前記第2補正係数を、該抽出された領域における全体的なG値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出し、前記第3補正係数を、該抽出された領域における全体的なB値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出する。これにより、該抽出した領域におけるR値の全体的なレベルが、該抽出した領域における輝度値に対して大きいほど、R値を小さくするように重み付けされた第1補正係数が算出される。同様に、G値、B値についても第2補正係数、第3補正係数が算出される。よって、該領域の輝度値の全体的なレベルは変化させず、R値、G値、B値間の全体的なレベルの乖離度合が縮小するように重み付けされた補正係数が算出される。
そして、前記ホワイトバランス処理手段は、前記抽出された領域内の各画素のR値を、前記第1補正係数を用いて補正し、G値を前記第2補正係数を用いて補正し、B値を前記第3補正係数を用いて補正する。よって、R値、G値、B値間の全体的なレベルの乖離度合が縮小されるように、各画素のR値、G値、B値を補正することができる。例えば、影になっている領域で、散乱光のみによって照射され、領域全体が青味がかっている場合には、R値、G値に比べて全体的にB値が大きくなっている。このとき、前記ホワイトバランス処理によって、全体的なR値、G値、B値のバランスに応じて、B値が小さくなりR値、G値が大きくなるように補正されるので、前記領域の青味が除去される。従って、青味がかった路面標示の色を本来の色に近づけることができ、路面標示の検出を容易にすることができる。
このとき、前記本発明の第1態様の車両及び路面標示認識装置において、前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のR値の総和値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の総和値を用い、前記第2補正係数を算出する際に、該抽出された領域における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のG値の総和値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の総和値を用い、前記第3補正係数を算出する際に、該抽出された領域における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のB値の総和値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の総和値を用いることを特徴とする。
または、前記本発明の第1態様の車両及び路面標示認識装置において、前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のR値の中間値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の中間値を用い、前記第2補正係数を算出する際に、該抽出された領域における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のG値の中間値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の中間値を用い、前記第3補正係数を算出する際に、該抽出された領域における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のB値の中間値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の中間値を用いることを特徴とする。
これによれば、前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数と、前記第2補正係数と、前記第3補正係数とを算出する際に、前記抽出された領域内のR値、G値、B値、及び輝度値の全画素の総和値、又は中間値を用いる。ここで、前記総和値及び中間値は、いずれも、前記抽出された領域におけるR値、G値、B値、及び輝度値の全体的なレベルを示す値である。よって、前記抽出された領域のR値、G値、B値、及び輝度値の全体的なレベルに基づいて、該領域のR値、G値、B値のレベルの乖離度合が縮小されるように補正係数が算出されるので、該領域のカラー成分間のレベルのバランスを適切に補正することができる。
次に、本発明の第2態様の車両は、撮像手段と、前記撮像手段を介して道路のカラー画像を取得する画像取得手段と、前記取得された道路のカラー画像から、色の特徴量が近似する領域を抽出する領域抽出手段と、前記カラー画像内で前記道路が占める範囲である路面範囲を特定する路面範囲特定手段と、前記抽出された各領域に対して、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施すホワイトバランス処理手段と、前記ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出する路面標示検出手段とを有する。
また、本発明の第2態様の路面表示認識装置は、撮像手段を介して道路のカラー画像を取得する画像取得手段と、前記取得された道路のカラー画像から、色の特徴量が近似する領域を抽出する領域抽出手段と、前記カラー画像内で前記道路が占める範囲である路面範囲を特定する路面範囲特定手段と、前記抽出された各領域に対して、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施すホワイトバランス処理手段と、前記ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出する路面標示検出手段とを有する。
前記本発明の第2態様の車両及び路面標示認識装置によれば、前記第1態様の車両及び路面標示認識装置と全く同様に、前記領域抽出手段は、前記道路のカラー画像内から色の特徴量が近似する領域を抽出する。よって、前記道路のカラー画像に路面の照射状態が異なっている領域が存在する場合に、色の特徴量が近似する領域を抽出することにより、各領域を区分してカラー画像から抽出することができる。これにより、例えば、道路周辺の建造物の影響で路面の一部に影ができているときに、前記画像取得手段により取得された道路のカラー画像のうちの、影になっている領域を区分して抽出することができる。
ここで、前記カラー画像内の照射状態が異なる領域間では、画素データのカラー成分間のレベルのバランス(ホワイトバランス)が相違する。そして、領域によっては、カラー成分間のレベルの偏りにより、検出対象である路面標示の色の認識が困難になる場合がある。そこで、前記路面範囲特定手段は、前記カラー画像内の前記路面範囲を特定し、前記ホワイトバランス処理手段は、該抽出された各領域に対して、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施す。このとき、前記路面範囲以外の画像部分においては、道路周囲の様々なものが撮像されているため、色の特徴量の変動が大きくなると想定される。それに対して、前記路面範囲内の画像部分においては、画像の大部分を舗装された路面が占め、該路面の色の変動は少ないと考えられるので、前記路面範囲内における色の特徴量の変動が小さくなると想定される。
よって、色の特徴量の変動の少ない路面範囲の画素データのカラー成分間のバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正することで、カラー画像の路面範囲以外の画素データの影響を排除して、照射状態の異なる領域ごとに、カラー成分間のレベルの偏りの度合を減少させ、路面標示部分のカラー成分間のレベルのバランスをより安定に補正することができる。例えば、影になっている領域では、散乱光のみによって照射され、青味がかった状態になるため、このような色味が加わっていない状態に対して、画素データのカラー成分間のレベルのバランスが変化している。このとき、前記ホワイトバランス処理によって、加わった色味の影響を減少させるように各画素データが補正される。そして、前記路面標示検出手段は、前記ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出するので、撮像された道路の照射状態が部分的に異なる場合にも、路面表示を精度良く検出することができる。
また、前記本発明の第2態様の車両及び路面標示認識装置において、前記カラー画像の各画素データのカラー成分は、R値、G値、B値からなり、前記ホワイトバランス処理手段は、前記ホワイトバランス処理において、前記抽出された領域内の各画素データに対して、R値に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なR値のレベルと、該抽出された領域のうちの該路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第1補正係数を乗じ、G値に、該抽出された領域のうちの該路面範囲内における全体的なG値のレベルと、該抽出された領域のうちの該路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第2補正係数を乗じ、B値に、該抽出された領域のうちの該路面範囲内における全体的なB値のレベルと、該抽出された領域のうちの該路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第3補正係数を乗じる処理を行うことを特徴とする。
これによれば、前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なR値のレベルと、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出し、前記第2補正係数を、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なG値のレベルと、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出し、前記第3補正係数を、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なB値のレベルと、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出する。これにより、前記本発明の第1態様の車両及び路面標示認識装置と同様に、該抽出した領域のうちの前記路面範囲内におけるR値の全体的なレベルが、該抽出した領域のうちの前記路面範囲内における輝度値に対して大きいほど、R値を小さくするように重み付けされた第1補正係数が算出される。同様に、G値、B値についても第2補正係数、第3補正係数が算出される。よって、該領域のうちの前記路面範囲内の輝度値の全体的なレベルは変化させず、R値、G値、B値間の全体的なレベルの乖離度合が縮小するように重み付けされた補正係数が算出される。
そして、前記ホワイトバランス処理手段は、前記抽出された領域内の各画素のR値を、前記第1補正係数を用いて補正し、G値を前記第2補正係数を用いて補正し、B値を前記第3補正係数を用いて補正する。よって、前記本発明の第1態様の車両及び路面標示認識装置と同様に、R値、G値、B値間の全体的なレベルの乖離度合が縮小されるように、各画素のR値、G値、B値を補正することができる。例えば、影になっている領域で、散乱光のみによって照射され、領域全体が青味がかっている場合には、R値、G値に比べて全体的にB値が大きくなっている。このとき、前記ホワイトバランス処理によって、全体的なR値、G値、B値のバランスに応じて、B値が小さくなりR値、G値が大きくなるように補正されるので、前記領域の青味が除去される。従って、青味がかった路面標示の色を本来の色に近づけることができ、路面標示の検出を容易にすることができる。
このとき、前記本発明の第2態様の車両及び路面標示認識装置において、前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のR値の総和値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の総和値を用い、前記第2補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のG値の総和値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の総和値を用い、前記第3補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のB値の総和値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の総和値を用いることを特徴とする。
または、前記本発明の第2態様の車両及び路面標示認識装置において、前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内の全画素のR値の中間値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の中間値を用い、前記第2補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のG値の中間値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の中間値を用い、前記第3補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のB値の中間値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の中間値を用いることを特徴とする。
これによれば、前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数と、前記第2補正係数と、前記第3補正係数とを算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内のR値、G値、B値、及び輝度値の全画素の総和値、又は中間値を用いる。ここで、前記総和値及び中間値は、いずれも、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるR値、G値、B値、及び輝度値の全体的なレベルを示す値である。よって、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内のR値、G値、B値、及び輝度値の全体的なレベルに基づいて、該領域のうちの該路面範囲内のR値、G値、B値のレベルの乖離度合が縮小されるように補正係数が算出されるので、該領域のカラー成分間のレベルのバランスを適切に補正することができる。
本発明の一実施形態を添付の図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態による路面標示認識装置の機能ブロック図であり、図2は、図1の路面標示認識装置における路面標示認識処理のフローチャートであり、図3(a),(b)は図1の路面標示認識装置における路面標示認識処理の処理画像の例示図である。なお、本第1実施形態は、本発明の第2態様に対応する実施形態である。
図1を参照して、路面標示認識装置1は、マイクロコンピュータ等により構成された電子ユニットであり、道路のカラー画像を取得する画像取得手段2と、取得したカラー画像から色の特徴量の近似した領域を抽出する領域抽出手段3と、道路のカラー画像内の路面範囲を特定する路面範囲特定手段4と、抽出した各領域ごとにホワイトバランス処理を施すホワイトバランス処理手段5と、ホワイトバランス処理を施したカラー画像から路面標示を検出する路面標示検出手段6とを備えて、車両に搭載される。
画像取得手段2は、車両のフロント部分に取り付けられて車両の前方の画像を撮像するカラービデオカメラ7(CCDカメラ等、本発明の撮像手段)から出力される、道路のカラー画像を入力する。画像取得手段2は、入力したカラー画像を、画素データにより構成される画像のデータとして取得する。このとき、画素データのカラー成分は、R値、G値、B値で構成されている。なお、カラービデオカメラ7と路面表示認識装置1とを備えることにより、本発明の車両が構成される。
領域抽出手段3は、画像取得手段2により取得された道路のカラー画像から、色の特徴量が近似する領域を抽出して、カラー画像を少なくとも1つ以上の領域に区分する。領域抽出手段3は、色の特徴量として、画素データのカラー成分から算出される輝度値Yを用いる。
路面範囲特定手段4は、画像取得手段2により取得された道路のカラー画像内の路面範囲を特定する。ここで、路面範囲は、カラー画像内で道路が占めると想定して予め定められた範囲である。
ホワイトバランス処理手段5は、領域抽出手段3により抽出された領域のうちの、路面範囲特定手段4によって特定された路面範囲に含まれる画素データから、該抽出された領域のカラー成分間のレベルのバランスを補正するための補正係数を算出する。前記補正係数は、具体的には、画素データのR値を補正するための第1補正係数WR、G値を補正するための第2補正係数WG、B値を補正するための第3補正係数WBである。そして、ホワイトバランス処理手段5は、WRをR値に乗じ、WGをG値に乗じ、WBをB値に乗じて、前記領域のカラー成分間のレベルのバランスを補正する。
路面標示検出手段6は、ホワイトバランス処理手段5による処理を施されたカラー画像から、レーンマーク(本発明の路面標示に相当する)を検出する。レーンマークを検出する手法としては、特許文献1又は特許文献2に記載されているような一般的な手法を用いることができる。
次に、本実施形態の路面標示認識装置1の作動を、図2に示したフローチャートに従って説明する。以下では、図3(a),(b)に示したように、道路のカラー画像内に日の当たっている領域(日向領域A2)と、影になっている領域(日影領域A3)とが存在する場合を例にして説明する。なお、図3(a),(b)中の所定色(黄色等)のレーンマークA1が、路面標示認識装置1の検出対象である。
まず、画像取得手段2によって、カラービデオカメラ7から道路のカラー画像が入力され、各画素データがR値、G値、B値で構成された画像のデータとして取得される(STEP001)。
次に、領域抽出手段3によって、取得されたカラー画像の各画素の輝度値Yが、所定の閾値以上であるかどうかが判定される(STEP002)。ここで、輝度値Yは、Y=(R+G×2+B)/4により算出した値が用いられる。STEP002の判定結果において、画素の輝度値Yが閾値以上の場合には、該画素は日向領域A2に含まれるものとされ、閾値未満の場合には、該画素は日影領域A3に含まれるものとされる。これにより、カラー画像を、図3(a)に示したように、日向領域A2と日影領域A3とに区分することができる。
次に、ホワイトバランス処理手段5は、日向領域A2及び日影領域A3に対して、ホワイトバランス処理を施す。まず、STEP003〜005で、日向領域A2に対して、ホワイトバランス処理を施す。
STEP003で、日向領域A2のうちの、路面範囲特定手段4によりカラー画像上で予め特定された路面範囲A4に含まれる部分領域A5を決定する。図3(a),(b)において、路面範囲A4は、実線αで囲まれた範囲に設定されている。路面範囲A4は、カラー画像において路面部分のみが含まれる範囲を想定して設定されたものである。図3(b)において、部分領域A5は、日向領域A2と路面範囲A4との重複部分となる。そして、STEP004で、この部分領域A5における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、日向領域A2に対するホワイトバランスの補正係数が算出される。これにより、色の特徴量の変動の少ない路面範囲A4の画素データのみを用いて補正係数WR,WG,WBが算出される。
STEP004で、ホワイトバランス処理手段5は、部分領域A5内について、各画素データのR値,G値,B値及び輝度値Yの総和値Rsum,Gsum,Bsum,Ysumを求める。ここで、総和値Rsum,Gsum,Bsum,Ysumは、部分領域A5内のR値、G値、B値、及び輝度値Yの全体的なレベルを示す値である。そして、補正係数WR,WG,WBを次式(1)から算出する。
WR=Ysum/Rsum,WG=Ysum/Gsum,WB=Ysum/Bsum ・・・(1)
これにより、部分領域A5におけるR値、G値、B値間の全体的なレベルの乖離度合が縮小するように重み付けされた、日向領域A2に対する補正係数WR,WG,WBが算出される。
次に、STEP005で、ホワイトバランス処理手段5は、算出した日向領域A2に対する補正係数WR,WG,WBを、日向領域A2内の各画素データのR値,G値,B値にそれぞれ乗じて、日向領域A2内の画素データを補正する。これにより、日向領域A2のカラー成分間のレベルの偏りが縮小される。
次に、ホワイトバランス処理手段5は、STEP006〜008で、日影領域A3に対してホワイトバランス処理を施す。なお、日影領域A3に対するホワイトバランス処理は、前述した日向領域A2に対するホワイトバランス処理よりも先に行われてもよい。
まず、STEP006で、日影領域A3のうちの、路面範囲A4に含まれる部分領域A6を決定する。図3(b)において、部分領域A6は、日影領域A3と路面範囲A4との重複部分となる。そして、STEP007で、この部分領域A6における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、日影領域A3に対するホワイトバランスの補正係数WR,WG,WBが算出される。これにより、日向領域A2の場合と同様に、色の特徴量の変動の少ない路面範囲A4の画素データのみを用いて補正係数WR,WG,WBが算出される。
STEP007で、ホワイトバランス処理手段5は、部分領域A6内について、各画素データのR値,G値,B値及び輝度値Yの総和値Rsum,Gsum,Bsum,Ysumを求める。ここで、総和値Rsum,Gsum,Bsum,Ysumは、部分領域A6内のR値、G値、B値、及び輝度値Yの全体的なレベルを示す値である。そして、補正係数WR,WG,WBを、STEP004と同様に、前述の式(1)から算出する。これにより、日向領域A2の場合と同様に、部分領域A6のR値、G値、B値間の全体的なレベルの乖離度合が縮小するように重み付けされた、日影領域A3に対する補正係数WR,WG,WBが算出される。
次に、STEP008で、ホワイトバランス処理手段5は、算出した日影領域A3に対する補正係数WR,WG,WBを、日影領域A3内の各画素データのR値,G値,B値にそれぞれ乗じて、日影領域A3内の画素データを補正する。これにより、日影領域A3のカラー成分間のレベルの偏りが縮小される。
次に、STEP009で、路面標示検出手段6は、ホワイトバランス処理の施された画像に対して、レーンマークを検出する処理を行う。ここで、上述したSTEP005,008におけるホワイトバランス処理により、日向領域A2及び日影領域A3のカラー成分間のレベルの偏りがそれぞれ縮小されて、日向領域A2の画素データと日影領域A3の画素データ間の、カラー成分間のレベルのバランスの相違が補正されているので、所定色(黄色等)のレーンマークA1を精度良く検出することができる。
以上の処理により、道路の照射状態が部分的に異なる場合でも、カラービデオカメラ7により取得された道路のカラー画像から、レーンマークA1を精度良く検出することができる。
なお、前記第1実施形態においては、路面範囲特定手段4を備えるものとしたが、第2実施形態として、路面範囲特定手段4を備えず、ホワイトバランス処理手段5は、補正係数WR,WG,WBを算出する際に、領域抽出手段2によって抽出された領域全体の画素データを用いるものとすることも可能である(これは本発明の第1態様に対応する)。
これによれば、補正係数WR,WG,WBを算出する際に(第1実施形態の図2のSTEP004,007)、部分領域A5及び部分領域A6について求めた、各画素データのR値,G値,B値及び輝度値Yの総和値Rsum,Gsum,Bsum,Ysumを用いる代わりに、日向領域A2及び日影領域A3について求めた、各画素データのR値,G値,B値及び輝度値Yの総和値Rsum',Gsum',Bsum',Ysum'を用いる。ここで、総和値Rsum',Gsum',Bsum',Ysum'は、日向領域A2及び日影領域A3内のR値、G値、B値、及び輝度値Yの全体的なレベルを示す値である。
このようにした場合でも、上述したSTEP005,008におけるホワイトバランス処理により、日向領域A2及び日影領域A3のカラー成分間のレベルの偏りがそれぞれ縮小されて、日向領域A2の画素データと日影領域A3の画素データ間の、カラー成分間のレベルのバランスの相違が補正されるので、所定色(黄色等)のレーンマークA1を精度良く検出することができ、前述のように路面範囲特定手段4を備えた場合と同様の作用効果を奏する。
また、前記第1及び第2実施形態において、画像取得手段2は、画素データのカラー成分がR値、G値、B値で構成されるものとしたが、画素データのカラー成分として、CMY出力を用いるものとしてもよい。
また、前記第1及び第2実施形態において、色の特徴量の近似する領域を抽出する際に(第1実施形態の図2のSTEP002)、輝度値Yを、Y=α×R+β×G+γ×Bにより算出してもよい。ここで、α、β、γは、α+β+γ=1となるような所定の係数である。または、輝度値Yを、R値,G値,B値のうちの最大値Max、最小値Minを用いて、Y=(Max+Min)/2により算出してもよい。または、輝度値YとしてG値を用いてもよい。
また、前記第1及び第2実施形態において、色の特徴量の近似する領域を抽出する際に(第1実施形態の図2のSTEP002)、色の特徴量として、輝度値Yを用いる代わりに、画素データのカラー成分から算出される彩度値Sまたは色相値Hを用いてもよい。或いは、輝度値Y、彩度値S、色相値Hの中から選択した複数要素の組み合わせを色の特徴量としてもよい。例えば、色の特徴量として、色相値Hを用いる場合、カラー画像の各画素の色相値Hが所定の閾値以上であるかを判定する。この場合、日影領域A3では、光を遮ったものの色味が加味されて、日向領域A2と色味が異なっているので、色相値Hを用いて所定の閾値によって領域を区分することで、輝度値Yを用いたときと同様に、日向領域A2と日影領域A3とを抽出することができる。
また、前記第1実施形態において、補正係数WR,WG,WBを算出する際に(第1実施形態の図2のSTEP004,007)、部分領域A5及び部分領域A6内における総和値Rsum,Gsum,Bsum,Ysumを用いる代わりに、部分領域A5及び部分領域A6内における中間値Rmed,Gmed,Bmed,Ymedを用いて算出してもよい。この場合、中間値Rmed,Gmed,Bmed,Ymedも、部分領域A5及び部分領域A6内のR値、G値、B値、及び輝度値Yの全体的なレベルを示す値であるので、総和値Rsum,Gsum,Bsum,Ysumを用いる場合と同様に、部分領域A5及び部分領域A6のR値、G値、B値のレベルの乖離度合が縮小されるように補正係数WR,WG,WBが算出される。
また、前記第2実施形態において、補正係数WR,WG,WBを算出する際に、日向領域A2及び日影領域A3内における総和値Rsum',Gsum',Bsum',Ysum'を用いる代わりに、日向領域A2及び日影領域A3内における中間値Rmed',Gmed',Bmed',Ymed'を用いて算出してもよい。この場合、中間値Rmed',Gmed',Bmed',Ymed'も、日向領域A2及び日影領域A3内のR値、G値、B値、及び輝度値Yの全体的なレベルを示す値であるので、総和値Rsum',Gsum',Bsum',Ysum'を用いる場合と同様に、日向領域A2及び日影領域A3のR値、G値、B値のレベルの乖離度合が縮小されるように補正係数WR,WG,WBが算出される。
また、前記第1及び第2実施形態において、ホワイトバランス処理の際に、補正係数WR,WG,WBをカラー画像の画素データから算出する代わりに、分光計等の外部センサを備え、予め決められた車両前方の検出ポイントにおける検出結果から補正係数WR,WG,WBを算出するようにしてもよい。
また、前記第1及び第2実施形態においては、路面標示として、黄線を検出したが、他の種類のレーンマーク(Botts Dots,キャッツアイ等)、道路標示等を検出対象とする場合にも、本発明の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態による路面標示認識装置の機能ブロック図。 図1の路面標示認識装置の路面標示認識処理を示すフローチャート。 図1の路面標示認識装置の路面標示認識処理における処理画像の例示図。
符号の説明
1…路面標示認識装置、2…画像取得手段、3…領域抽出手段、4…路面範囲特定手段、5…ホワイトバランス処理手段、6…路面標示検出手段、7…カラービデオカメラ(撮像手段)。

Claims (16)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段を介して道路のカラー画像を取得する画像取得手段と、
    前記取得された道路のカラー画像から、色の特徴量が近似する領域を抽出する領域抽出手段と、
    前記抽出された各領域に対して、該抽出された領域における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施すホワイトバランス処理手段と、
    前記ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出する路面標示検出手段とを有する車両。
  2. 前記カラー画像の各画素データのカラー成分は、R値、G値、B値からなり、
    前記ホワイトバランス処理手段は、前記ホワイトバランス処理において、前記抽出された領域内の各画素データに対して、R値に、該抽出された領域における全体的なR値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第1補正係数を乗じ、G値に、該抽出された領域における全体的なG値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第2補正係数を乗じ、B値に、該抽出された領域における全体的なB値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第3補正係数を乗じる処理を行うことを特徴とする請求項1記載の車両。
  3. 前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のR値の総和値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の総和値を用い、
    前記第2補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のG値の総和値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の総和値を用い、
    前記第3補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のB値の総和値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の総和値を用いることを特徴とする請求項2記載の車両。
  4. 前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のR値の中間値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の中間値を用い、
    前記第2補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のG値の中間値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の中間値を用い、
    前記第3補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のB値の中間値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の中間値を用いることを特徴とする請求項2記載の車両。
  5. 撮像手段と、
    前記撮像手段を介して道路のカラー画像を取得する画像取得手段と、
    前記取得された道路のカラー画像から、色の特徴量が近似する領域を抽出する領域抽出手段と、
    前記カラー画像内で前記道路が占める範囲である路面範囲を特定する路面範囲特定手段と、
    前記抽出された各領域に対して、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施すホワイトバランス処理手段と、
    前記ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出する路面標示検出手段とを有する車両。
  6. 前記カラー画像の各画素データのカラー成分は、R値、G値、B値からなり、
    前記ホワイトバランス処理手段は、前記ホワイトバランス処理において、前記抽出された領域内の各画素データに対して、R値に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なR値のレベルと、該抽出された領域のうちの該路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第1補正係数を乗じ、G値に、該抽出された領域のうちの該路面範囲内における全体的なG値のレベルと、該抽出された領域のうちの該路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第2補正係数を乗じ、B値に、該抽出された領域のうちの該路面範囲内における全体的なB値のレベルと、該抽出された領域のうちの該路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第3補正係数を乗じる処理を行うことを特徴とする請求項5記載の車両。
  7. 前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のR値の総和値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の総和値を用い、
    前記第2補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のG値の総和値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の総和値を用い、
    前記第3補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のB値の総和値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の総和値を用いることを特徴とする請求項6記載の車両。
  8. 前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内の全画素のR値の中間値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の中間値を用い、
    前記第2補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のG値の中間値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の中間値を用い、
    前記第3補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のB値の中間値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の中間値を用いることを特徴とする請求項6記載の車両。
  9. 撮像手段を介して道路のカラー画像を取得する画像取得手段と、
    前記取得された道路のカラー画像から、色の特徴量が近似する領域を抽出する領域抽出手段と、
    前記抽出された各領域に対して、該抽出された領域における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施すホワイトバランス処理手段と、
    前記ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出する路面標示検出手段とを有する路面標示認識装置。
  10. 前記カラー画像の各画素データのカラー成分は、R値、G値、B値からなり、
    前記ホワイトバランス処理手段は、前記ホワイトバランス処理において、前記抽出された領域内の各画素データに対して、R値に、該抽出された領域における全体的なR値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第1補正係数を乗じ、G値に、該抽出された領域における全体的なG値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第2補正係数を乗じ、B値に、該抽出された領域における全体的なB値のレベルと、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第3補正係数を乗じる処理を行うことを特徴とする請求項9記載の路面標示認識装置。
  11. 前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のR値の総和値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の総和値を用い、
    前記第2補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のG値の総和値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の総和値を用い、
    前記第3補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のB値の総和値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の総和値を用いることを特徴とする請求項10記載の路面標示認識装置。
  12. 前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のR値の中間値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の中間値を用い、
    前記第2補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のG値の中間値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の中間値を用い、
    前記第3補正係数を算出する際に、前記抽出された領域における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域内の全画素のB値の中間値を用いると共に、該抽出された領域におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域内の全画素の輝度値の中間値を用いることを特徴とする請求項10記載の路面標示認識装置。
  13. 撮像手段を介して道路のカラー画像を取得する画像取得手段と、
    前記取得された道路のカラー画像から、色の特徴量が近似する領域を抽出する領域抽出手段と、
    前記カラー画像内で前記道路が占める範囲である路面範囲を特定する路面範囲特定手段と、
    前記抽出された各領域に対して、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における画素データのカラー成分間のレベルのバランスに応じて、該カラー成分間のレベルの乖離度合を縮小させるように、該抽出された領域内の各画素データを補正するホワイトバランス処理を施すホワイトバランス処理手段と、
    前記ホワイトバランス処理を施したカラー画像から前記道路の路面標示を検出する路面標示検出手段とを有する路面標示認識装置。
  14. 前記カラー画像の各画素データのカラー成分は、R値、G値、B値からなり、
    前記ホワイトバランス処理手段は、前記ホワイトバランス処理において、前記抽出された領域内の各画素データに対して、R値に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なR値のレベルと、該抽出された領域のうちの該路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第1補正係数を乗じ、G値に、該抽出された領域のうちの該路面範囲内における全体的なG値のレベルと、該抽出された領域のうちの該路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第2補正係数を乗じ、B値に、該抽出された領域のうちの該路面範囲内における全体的なB値のレベルと、該抽出された領域のうちの該路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとの比に基づいて算出した第3補正係数を乗じる処理を行うことを特徴とする請求項13記載の路面標示認識装置。
  15. 前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のR値の総和値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の総和値を用い、
    前記第2補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のG値の総和値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の総和値を用い、
    前記第3補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のB値の総和値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の総和値を用いることを特徴とする請求項14記載の路面標示認識装置。
  16. 前記ホワイトバランス処理手段は、前記第1補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なR値のレベルとして、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内の全画素のR値の中間値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の中間値を用い、
    前記第2補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なG値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のG値の中間値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の中間値を用い、
    前記第3補正係数を算出する際に、前記抽出された領域のうちの前記路面範囲内における全体的なB値のレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素のB値の中間値を用いると共に、該抽出された領域のうちの前記路面範囲内におけるカラー成分により算出した輝度値の全体的なレベルとして、該抽出された領域のうちの該路面範囲内の全画素の輝度値の中間値を用いることを特徴とする請求項14記載の路面標示認識装置。
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