JPH05211654A - ホワイトバランス調整装置 - Google Patents

ホワイトバランス調整装置

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JPH05211654A
JPH05211654A JP4016109A JP1610992A JPH05211654A JP H05211654 A JPH05211654 A JP H05211654A JP 4016109 A JP4016109 A JP 4016109A JP 1610992 A JP1610992 A JP 1610992A JP H05211654 A JPH05211654 A JP H05211654A
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JP
Japan
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white balance
area
control
screen
areas
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Withdrawn
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JP4016109A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Matoba
一之 的場
Yasuyuki Yamazaki
康之 山崎
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホワイトバランス(WB)調整装置におい
て、彩度の高い被写体が多く存在する場合においても誤
差の少いWB制御ができるWB調整装置を得ること。 【構成】 演算制御部7で積分回路10a,10b,1
0cのリセットを制御し、かつ、内部演算処理を適宜設
定することにより、1画面を複数の領域に分割した各領
域毎にWB制御値を求め分割された領域毎にWB調整を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はホワイトバランス(以
下WBという)調整装置、特に電子スチルカメラ等のW
B調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例の電子スチルカメラの構成
図、図6は従来例の動作タイミングを示すタイミング図
である。図5において、1は光学像を電気信号に変換す
る撮像素子、2は撮像素子1からの出力信号を処理して
輝度信号を作る輝度信号処理回路、3a,3bはそれぞ
れカラー信号処理回路であり、R(赤),B(青),Y
L(輝度低域成分)信号を作るものである。4,5はそ
れぞれR,B信号のホワイトバランス調整のための利得
制御回路、6a,6bはそれぞれ減算回路であり、色差
信号R−YL,B−YLが作られる。
【0003】8a,8b 8cはそれぞれ得られたR−
YL,B−YL,YL信号のそれぞれを基準電圧源11
で決められている所定の電圧にクランプするクランプ回
路である。9a,9bは、それぞれ被写体中に彩度の高
いものが含まれていると、その影響でホワイトバランス
がずれてしまうため、彩度の高い部分の信号を抑圧する
ためのクリップ回路、10a,10b,10cそれぞれ
は9a,9b,8cそれぞれの出力信号を積分するため
の積分回路、12は被写体の明るさ(輝度)を測るため
の測光回路である。
【0004】次にこの従来例の動作を図5および図6を
用いて説明する。図6は従来例の動作タイミングを示し
ている。図5および図6において、レリーズボタン(図
示せず)の押圧によりその第1スイッチ(SW1)がオ
ンすると、測光回路12で被写体の明るさを測光し、第
2スイッチ(SW2)がオンすると、測光を終了し、P
RE露光時のホワイトバランス制御電圧として固定値を
演算制御部7から出力する。さらに撮像素子1に蓄積さ
れている不要な電荷のクリアを時刻t0からt1の間に
行い(図6)、t2でシャッターを開き、先の測光の結
果によって決められる一定の期間PRE露光を行う。t
3でPRE露光が終ると、演算制御部7から積分回路1
0a,10b,10cのそれぞれへ送るリセットパルス
をt4でハイにして積分動作を開始し、t5からt6の
期間に各積分出力の初期値を演算制御部7に読み込む。
【0005】t7から撮像素子1にPRE露光時に蓄積
された信号電荷を読み出す。読み出された信号はカラー
信号処理回路3a(図5)でR,G,Bに変換され、
R,Bそれぞれの信号はホワイトバランス調整用のアン
プ4,5それぞれで先に設定された制御電圧で決まるゲ
インで増幅され、カラー信号処理回路3bでR,B,Y
L信号に変換され、減算回路6a,6bそれぞれにより
R−YL,B−Y,YLの3つの信号が得られる。
【0006】これらの信号はクランプ回路8a,8b,
8cそれぞれで基準電圧源11で決められた所定の電位
にクランプされ、色差信号R−YL,B−YLのそれぞ
れの高彩度部の信号はクリップされる。9a,9bおよ
び8cの出力は、それぞれ積分回路10a,10b,1
0cそれぞれで積分され、各積分値∫R−YL,∫B−
YL,∫YLが得られる。得られた各積分値は、t9か
らt10の間に演算制御部7に読み込まれる。t5から
t6で読み込まれた初期値と、t9からt10で読み込
まれた値との差が各信号の積分値となる。
【0007】演算制御部7では読み込んだ積分値からホ
ワイトバランスの制御値を演算し、制御値RWB,BW
Bの値を出力する。以後の動作は、一般の電子スチルカ
メラの記録シーケンスと同様であり、t12からt13
の期間に撮像素子1に蓄積されている不要な電荷のクリ
アを行い、t14からt15の期間シャッターを開き、
撮像素子1に電荷を蓄積し、t16でPG信号が来たと
ころでPGに同期して撮像素子1に蓄積された信号電荷
を読み出し、REC GATEを開いて映像信号を不図
示の磁気シートに記録する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来例
では、日常見られる景色の色の全てを積分すると限りな
くグレーに近づくという仮定のもとに全画面の積分動作
を行い被写体の色温度を検出し、ホワイトバランスの制
御値を求めているので、例えば画面内に光源の色温度は
高いが赤色が多く存在したり、色温度は低いが青色が多
く存在するなどは実際のホワイトバランス制御値に誤差
を生じる可能性があるという問題点があった。このよう
な誤差をなくすために前記従来例では9a,9bそれぞ
れのクリップ手段で高彩度の色成分があるときはクリッ
プを行っていたが完全に光源の色温度を検出することは
できなかった。
【0009】このため、光源の色温度は高いが赤色が多
く存在するときは高色温度であるにも関わらず積分結果
では低色温度と判断して同じ画面内に肌色や白色がある
とそれらの色が青色に引っ張られる。また、色温度は低
いが青色が多く存在するときは低色温度であるにも関わ
らず積分結果では高色温度と判断して同じ画面内に肌色
や白色があるとそれらの色が赤または黄色に引っ張られ
てしまうという問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、画面全体を1度に積分するので
はなく、1画面を複数の領域に分割し、各領域毎に積分
を行いWB制御値を求めるので、彩度の高い被写体が多
く存在する場合においても誤差の少いWB制御ができる
WB調整装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、この発明の請
求項1においては、撮像素子の出力信号のホワイトバラ
ンスを調整する装置において、1画面を複数の領域に分
割する領域分割手段と、前記領域分割手段により分割さ
れた領域毎にホワイトバランス調整を行うホワイトバラ
ンス調整手段と、を具備してなるホワイトバランス調整
装置により、前記目的を達成しようとするものである。
【0012】また、この発明の請求項2においては、あ
る領域のホワイトバランス調整を、当該領域の色温度情
報とその周囲の複数の領域の色温度情報とを用いて得ら
れる信号により行う請求項1記載のオートホワイトバラ
ンス調整装置により、前記目的を達成しようとするもの
である。
【0013】
【作用】この発明の請求項1のホワイトバランス調整装
置は、領域分割手段で1画面を複数の領域に分割し、ホ
ワイトバランス調整手段で、前記領域分割手段により分
割された領域毎にホワイトバランス調整を行う。
【0014】また、この発明の請求項2のホワイトバラ
ンス調整装置では、前記請求項1におけるある領域のホ
ワイトバランス調整を当該領域とその周囲の複数の領域
の色温度情報の双方を用いて得られる信号により行う。
【0015】
【実施例】以下、この発明の2実施例を図面に基づいて
説明する。先ずこの発明の第1実施例を図1ないし図4
を用いて説明する。図1はこの発明の第1実施例である
ホワイトバランス(WB)調整装置を用いた電子スチル
カメラの構成図、図2は第1実施例の動作タイミングを
示すタイミング図、図3は第1実施例に於て1画面を4
分割した領域を示す図、図4は画面を縦方向に3分割し
た領域を示す図である。図中、前記従来例と同一符号は
同一又は相当構成要素を示し、その重複説明は省略す
る。
【0016】図1において、本発明の領域分割手段は演
算制御部7で構成され、画像の1フレームを複数の領域
に分割(例えば図3,図4に示す分割)する。また、ホ
ワイトバランス調整手段は積分回路10a,10b,1
0cそれぞれおよび演算制御部7等により構成され、領
域分割手段により分割された領域毎にホワイトバランス
(WB)調整を行う。上記各手段の詳細は後述する。
【0017】次に第1実施例の動作を図1ないし図4を
用いて説明する。第1実施例では例えば図3に示すよう
に1画面を複数の領域に分けて各領域毎に積分動作を行
いホワイトバランス制御値を求めるものである。すなわ
ち、図3のように画面を4分割する場合は1/2H毎に
図1の積分器10aないし10cのリセットが行われ、
リセット信号の直前に発生するサンプリングパルスによ
り演算制御器7内の各領域毎に設定された記憶領域(図
示せず)に1/2H毎の積分結果が記憶される。この記
憶領域に全ての積分結果が記憶されると演算制御器7は
各領域毎の積分値を演算し、得られた積分値より各領域
毎のホワイトバランス(WB)制御値を設定し、領域毎
のホワイトバランス制御を行う。ホワイトバランス制御
以外の動作は従来例と同様なので説明を省略する。
【0018】また、上記説明では画面を4分割してホワ
イトバランス制御を行っていたが、この発明では画面分
割は4分割に特定されるものではなく、例えば図4に示
すように画面縦方向に3分割してもよく、同様に各領域
毎にホワイトバランス制御を行ってもよい。図4の画面
分割を行う場合は1Vの走査期間に3回積分器10aな
いし10cのリセット動作が行われ、リセットが行われ
る直前までの積分値が記憶手段に取り込まれ、各領域毎
のホワイトバランス制御値を得ている。上述の如くして
各領域毎のホワイトバランス制御値が得られた後、本露
光が行われる。この本露光後に撮像素子の読み出しが行
われるのであるが、この時読み出された信号が上述の4
つの領域のいずれの領域に属するかは、不図示の撮像素
子の駆動タイミングから容易に判定できる。そこで、演
算処理部7は4つのWB制御値から読み出された信号の
属する領域に対するWB制御値を選択し、利得制御回路
4,5に択一的に適時供給する。
【0019】図2は上記の動作タイミングを示したもの
であり、図3の領域分割の場合のタイミングを示してい
る。
【0020】次にこの発明の第2実施例について図3を
用いて説明する。前記第1実施例では複数のブロックに
分割した領域毎にホワイトバランス制御を行っていた
が、そのままでは、例えば領域と領域の境界に同じ彩度
を持った被写体があった場合、領域毎に異なったホワイ
トバランス制御を行っているので同じ色であるにも関わ
らず境界を隔てて異なった色になってしまうという場合
がある。
【0021】従って、第2実施例ではこのような問題を
解決するために、第1実施例で得られたホワイトバラン
ス制御値(色温度情報)と周辺領域の複数のホワイトバ
ランス制御値(色温度情報)とを適当な重み付を行って
補間を行い新しい制御値とするものである。例えば、図
3の領域に対して周辺の全ての領域の制御値で補間を行
おうとした場合、図3の領域Iの制御値をVI,領域II
の制御値をVII,領域III の制御値をVIII ,領域IVの
制御値をVIVとすると領域Iについての新しい制御値V
は、 V=VI /3+VII/4+VIII /4+VIV/6……(式1) として得られ境界での不連続な色変化を改善することが
できる。他の領域II,III,IVの制御値も同様な手段によ
り新しい制御値を求める。なお、制御値の補間方法は全
ての領域を用いなくてもよく前記(式1)に特定される
ものではない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では、画面
全体ではなく複数の領域に分割して各領域毎にホワイト
バランス制御値を求めるので、彩度の高い被写体が多く
存在するような被写体においても誤差の少いホワイトバ
ランス制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例であるWB調整装置を
用いた電子スチルカメラの構成図
【図2】 第1実施例の動作タイミングを示すタイミン
グ図
【図3】 第1実施例の1画面を4分割した領域を示す
【図4】 画面を縦方向に3分割した領域を示す図
【図5】 従来例の電子スチルカメラの構成図
【図6】 従来例の動作タイミングを示すタイミング図
【符号の説明】
1 撮像素子 2 輝度信号処理 3a,3b カラー信号処理 7 演算制御部 8a,8b,8c クランプ(CLAMP) 9a,9b P−Pクリップ(CLIP) 10a,10b,10c 積算器 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子の出力信号のホワイトバランス
    を調整する装置において、 1画面を複数の領域に分割する領域分割手段と、 前記領域分割手段により分割された領域毎にホワイトバ
    ランス調整を行うホワイトバランス調整手段と、 を具備してなることを特徴とするホワイトバランス調整
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ホワイトバランス調整手段はある領
    域のホワイトバランスを当該領域の色温度情報と、その
    周囲の複数の領域の色温度情報とを用いて得られる信号
    により調整することを特徴とする請求項1記載のオート
    ホワイトバランス調整装置。
JP4016109A 1992-01-31 1992-01-31 ホワイトバランス調整装置 Withdrawn JPH05211654A (ja)

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JP4016109A JPH05211654A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 ホワイトバランス調整装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129492A1 (ja) * 2005-06-03 2006-12-07 Honda Motor Co., Ltd. 車両及び路面標示認識装置
US7199822B2 (en) 2002-08-19 2007-04-03 Nec Viewtechnology Ltd. Dynamic white balance control circuit and multi-screen display device
JP2015133685A (ja) * 2013-12-13 2015-07-23 キヤノン株式会社 光源識別及び画質補正の機能をもつ撮像装置及び撮像装置の制御方法

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