JPH0646317A - 映像信号処理回路 - Google Patents
映像信号処理回路Info
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- JPH0646317A JPH0646317A JP4044690A JP4469092A JPH0646317A JP H0646317 A JPH0646317 A JP H0646317A JP 4044690 A JP4044690 A JP 4044690A JP 4469092 A JP4469092 A JP 4469092A JP H0646317 A JPH0646317 A JP H0646317A
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- Japan
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- memory
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、電子ズームや手ぶれ補正機
能を備えるビデオカメラにおいて、高価なフィールドメ
モリを別途設けること無く巡回型ノイズリデューサを構
成することにより安価に高画質のビデオカメラを実現す
ることである。 【構成】 CCD1出力はAD変換後、手ぶれ補正用I
C3に入力される。手ぶれ補正用IC3ではノイズリデ
ュース回路31及びフィールドメモリFで構成されるノ
イズリデューサでノイズが除去される。また、ズーム倍
率に応じてメモリ制御回路33はフィールドメモリFの
読出しを制御するとともに補間回路501の補間係数を
制御する。更に、動きベクトル検出回路32出力に基づ
いて特定された動きベクトルによりフィールドメモリF
からの読出し開始位置像が制御され手ぶれが補正され
る。
能を備えるビデオカメラにおいて、高価なフィールドメ
モリを別途設けること無く巡回型ノイズリデューサを構
成することにより安価に高画質のビデオカメラを実現す
ることである。 【構成】 CCD1出力はAD変換後、手ぶれ補正用I
C3に入力される。手ぶれ補正用IC3ではノイズリデ
ュース回路31及びフィールドメモリFで構成されるノ
イズリデューサでノイズが除去される。また、ズーム倍
率に応じてメモリ制御回路33はフィールドメモリFの
読出しを制御するとともに補間回路501の補間係数を
制御する。更に、動きベクトル検出回路32出力に基づ
いて特定された動きベクトルによりフィールドメモリF
からの読出し開始位置像が制御され手ぶれが補正され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号処理をデジタル
で行うビデオカメラに用いて好適な映像信号処理回路に
関する。
で行うビデオカメラに用いて好適な映像信号処理回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像信号処理をデジタルで行うビ
デオカメラは日経エレクトロニクス1992.2.3(NO.546)の
P237〜241に示されているように複数のデジタル
ICやフィールドメモリ等により構成され、電子ズーム
や手ぶれ補正等の機能を有している。
デオカメラは日経エレクトロニクス1992.2.3(NO.546)の
P237〜241に示されているように複数のデジタル
ICやフィールドメモリ等により構成され、電子ズーム
や手ぶれ補正等の機能を有している。
【0003】一方、映像信号中に含まれるノイズを低減
させる装置として図2に示すような巡回型のノイズリデ
ューサがある。このノイズリデューサは時間軸方向の相
関性がないノイズを除去するものであり、通常は動きに
応じてKを1>K>0の範囲で制御し、特に静止画にお
いては乗算器の係数Kを0に近づけることにより大きな
ノイズ低減効果が得られる。
させる装置として図2に示すような巡回型のノイズリデ
ューサがある。このノイズリデューサは時間軸方向の相
関性がないノイズを除去するものであり、通常は動きに
応じてKを1>K>0の範囲で制御し、特に静止画にお
いては乗算器の係数Kを0に近づけることにより大きな
ノイズ低減効果が得られる。
【0004】ビデオカメラの映像信号処理回路中にも上
述のようなノイズリデューサを設けることが望ましい
が、高価なフレームメモリ或るいはフィールドメモリを
必要とするためコストアップの原因となっていた。
述のようなノイズリデューサを設けることが望ましい
が、高価なフレームメモリ或るいはフィールドメモリを
必要とするためコストアップの原因となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
み為されたものであり、デジタル信号処理回路を備える
ビデオカメラにおいて、高価なフィールドメモリを別途
設けること無く巡回型ノイズリデューサを構成すること
により安価に高画質を得ることができる映像信号信号処
理回路を提供するものである。
み為されたものであり、デジタル信号処理回路を備える
ビデオカメラにおいて、高価なフィールドメモリを別途
設けること無く巡回型ノイズリデューサを構成すること
により安価に高画質を得ることができる映像信号信号処
理回路を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像出力のA
D変換出力を少なくとも1フィールド記憶するメモリ
と、ズーム倍率に応じて前記メモリの読み出しを制御す
るメモリ制御回路と、前記ズーム倍率に応じた補間係数
により前記メモリ出力を補間する補間回路とを備える映
像信号処理回路において、前記メモリを巡回型のノイズ
リデューサを構成するメモリに兼用したことを特徴とす
る映像信号処理回路である。
D変換出力を少なくとも1フィールド記憶するメモリ
と、ズーム倍率に応じて前記メモリの読み出しを制御す
るメモリ制御回路と、前記ズーム倍率に応じた補間係数
により前記メモリ出力を補間する補間回路とを備える映
像信号処理回路において、前記メモリを巡回型のノイズ
リデューサを構成するメモリに兼用したことを特徴とす
る映像信号処理回路である。
【0007】本発明は、撮像出力のAD変換出力を少な
くとも1フィールド記憶するメモリと、前記AD変換出
力から動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路
と、この動きベクトル検出回路出力に基づいて特定され
た動きベクトル及び若しくはズーム倍率に応じて前記メ
モリの読み出しを制御するメモリ制御回路と、前記ズー
ム倍率に応じた補間係数により前記メモリ出力を補間す
る補間回路とを備える映像信号処理回路において、前記
メモリを巡回型のノイズリデューサを構成するメモリに
兼用したことを特徴とする映像信号処理回路である。
くとも1フィールド記憶するメモリと、前記AD変換出
力から動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路
と、この動きベクトル検出回路出力に基づいて特定され
た動きベクトル及び若しくはズーム倍率に応じて前記メ
モリの読み出しを制御するメモリ制御回路と、前記ズー
ム倍率に応じた補間係数により前記メモリ出力を補間す
る補間回路とを備える映像信号処理回路において、前記
メモリを巡回型のノイズリデューサを構成するメモリに
兼用したことを特徴とする映像信号処理回路である。
【0008】
【作用】本発明のメモリは、ズーム倍率に応じてメモリ
制御回路により読み出しが制御されるとともに、巡回型
のノイズリデューサの一部として映像信号中の時間軸方
向に相関性がないノイズを除去する様に作用する。
制御回路により読み出しが制御されるとともに、巡回型
のノイズリデューサの一部として映像信号中の時間軸方
向に相関性がないノイズを除去する様に作用する。
【0009】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例を説明す
る。
る。
【0010】図1は本実施例におけるビデオカメラの映
像信号処理回路の概略ブロック図を示す。図中、1は撮
像面に所定のモザイク型カラーフィルタが配設されたC
CD(固体撮像素子)、2はこのCCD出力を10ビッ
トのデジタル信号に変換するA/D変換器である。
像信号処理回路の概略ブロック図を示す。図中、1は撮
像面に所定のモザイク型カラーフィルタが配設されたC
CD(固体撮像素子)、2はこのCCD出力を10ビッ
トのデジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0011】3は手ぶれ補正用ICであり、大別してノ
イズリデュース回路31、動きベクトル検出回路32及
びメモリ制御回路33で構成される。ノイズリデュース
回路31は前記A/D変換器2出力から時間軸方向に相
関性のないノイズを除去するものであり、IC外部のフ
ィールドメモリFと共に図2のような巡回型ノイズリデ
ューサを構成する。このノイズリデュース回路31の乗
算器の係数Kは0<K<1の範囲で後述する第1マイク
ロコンピュータが検出する画像の動き量に応じて制御さ
れる。
イズリデュース回路31、動きベクトル検出回路32及
びメモリ制御回路33で構成される。ノイズリデュース
回路31は前記A/D変換器2出力から時間軸方向に相
関性のないノイズを除去するものであり、IC外部のフ
ィールドメモリFと共に図2のような巡回型ノイズリデ
ューサを構成する。このノイズリデュース回路31の乗
算器の係数Kは0<K<1の範囲で後述する第1マイク
ロコンピュータが検出する画像の動き量に応じて制御さ
れる。
【0012】34は10ビットのノイズリデュース回路
31出力を8ビットにデータ圧縮して8ビットの前記フ
ィールドメモリFに供給する圧縮回路、35はフィール
ドメモリFから読み出された8ビットのデータを10ビ
ットに伸張して前記ノイズリデュース回路31に供給す
る伸張回路である。また、このフィールドメモリFは後
述するように本来、電子ズーム及び手ぶれ補正に使用さ
れるものである。
31出力を8ビットにデータ圧縮して8ビットの前記フ
ィールドメモリFに供給する圧縮回路、35はフィール
ドメモリFから読み出された8ビットのデータを10ビ
ットに伸張して前記ノイズリデュース回路31に供給す
る伸張回路である。また、このフィールドメモリFは後
述するように本来、電子ズーム及び手ぶれ補正に使用さ
れるものである。
【0013】しかしながら、電子ズーム及び手ぶれ補正
機能を動作させているときは、ノイズリデュース回路3
1の入力とフィールドメモリF出力とでデータの相関性
が損なわれるのでノイズリデューサの動作を止める必要
がある。そこで、本実施例ではノイズリデュース回路3
1出力と伸張回路35出力とを選択して出力するセレク
タ37を設け、電子ズーム或るいは手ぶれ補正動作時は
伸張回路出力を選択するとともに前記ノイズリデュース
回路の係数Kを1に設定して該回路の動作を停止させる
よう制御する。
機能を動作させているときは、ノイズリデュース回路3
1の入力とフィールドメモリF出力とでデータの相関性
が損なわれるのでノイズリデューサの動作を止める必要
がある。そこで、本実施例ではノイズリデュース回路3
1出力と伸張回路35出力とを選択して出力するセレク
タ37を設け、電子ズーム或るいは手ぶれ補正動作時は
伸張回路出力を選択するとともに前記ノイズリデュース
回路の係数Kを1に設定して該回路の動作を停止させる
よう制御する。
【0014】一方、前記A/D変換器2出力の一部は動
きベクトル検出回路32へ入力される。この動きベクト
ル検出回路32は周知の代表点マッチング法により4個
の検出ブロック毎に動きベクトルを検出し、第1マイク
ロコンピュータ4に供給する。この第1マイクロコンピ
ュータ4は検出ブロック毎の動きベクトルから1個の動
きベクトルを特定する。
きベクトル検出回路32へ入力される。この動きベクト
ル検出回路32は周知の代表点マッチング法により4個
の検出ブロック毎に動きベクトルを検出し、第1マイク
ロコンピュータ4に供給する。この第1マイクロコンピ
ュータ4は検出ブロック毎の動きベクトルから1個の動
きベクトルを特定する。
【0015】そして、手ぶれ補正時は、所定のズーム倍
率(1.2倍)により電子ズームを行うと共にこの動き
ベクトルに応じて、フィールドメモリFからの読み出し
開始位置を制御することにより画像の切り出し位置を制
御して手ぶれを補正する。
率(1.2倍)により電子ズームを行うと共にこの動き
ベクトルに応じて、フィールドメモリFからの読み出し
開始位置を制御することにより画像の切り出し位置を制
御して手ぶれを補正する。
【0016】次に、メモリ制御回路33について説明す
る。
る。
【0017】メモリ制御回路33は第1マイクロコンピ
ュータ4からの書込み開始アドレスによりフィールドメ
モリFの書き込みを制御する。また、読出し時は前記動
きベクトル及び若しくはズーム倍率(1〜4倍)に応じ
て読出し開始アドレスを制御すると共に、ズーム倍率に
応じた読み出しパルスを発生して同一データの重複読み
出しを制御する。
ュータ4からの書込み開始アドレスによりフィールドメ
モリFの書き込みを制御する。また、読出し時は前記動
きベクトル及び若しくはズーム倍率(1〜4倍)に応じ
て読出し開始アドレスを制御すると共に、ズーム倍率に
応じた読み出しパルスを発生して同一データの重複読み
出しを制御する。
【0018】また、メモリ制御回路33はズーム倍率に
応じて後述する補間回路へ供給すべき補間係数を演算す
る。即ち、このメモリ制御回路33はフィールドメモリ
Fの書込み及び読出しを制御すると共に補間回路を制御
することによりズーム制御を為す。
応じて後述する補間回路へ供給すべき補間係数を演算す
る。即ち、このメモリ制御回路33はフィールドメモリ
Fの書込み及び読出しを制御すると共に補間回路を制御
することによりズーム制御を為す。
【0019】更に、ズーム時はフィールドメモリFから
の信号の色順序はCCD出力とは異なることになる。こ
のままでは後述のYC分離回路が動作しないので、メモ
リ制御回路33は前記読み出しパルスに基づいて色順序
を示す色順序識別信号を作成し前記YC分離回路に供給
している。
の信号の色順序はCCD出力とは異なることになる。こ
のままでは後述のYC分離回路が動作しないので、メモ
リ制御回路33は前記読み出しパルスに基づいて色順序
を示す色順序識別信号を作成し前記YC分離回路に供給
している。
【0020】次に、36は同期信号発生回路でありクロ
ック及びスタートパルスに基づき水平及び垂直同期信号
を発生して動きベクトル検出回路32及びメモリ制御回
路33に供給する。
ック及びスタートパルスに基づき水平及び垂直同期信号
を発生して動きベクトル検出回路32及びメモリ制御回
路33に供給する。
【0021】5は前記手ぶれ補正用IC3出力をデジタ
ル処理するデジタル信号処理用ICである。
ル処理するデジタル信号処理用ICである。
【0022】501は前記ノイズリデュース回路31出
力が供給される補間回路であり、ズーム倍率に応じた前
記補間係数に応じて水平及び垂直方向のデータ補間を行
い、2つの色信号と輝度信号Yと更に輪郭補正信号であ
る水平及び垂直のアパーチャ信号APを生成する。
力が供給される補間回路であり、ズーム倍率に応じた前
記補間係数に応じて水平及び垂直方向のデータ補間を行
い、2つの色信号と輝度信号Yと更に輪郭補正信号であ
る水平及び垂直のアパーチャ信号APを生成する。
【0023】前記2つの色信号はY/C分離回路502
に供給されて色信号Cr、Cb及び低域輝度信号YLに
分離され、RGBマトリクス回路503で点順次のRG
B色信号とされる。このRGB色信号はγ補正回路50
4でγ補正された後、色差マトリクス回路505でR−
Y及びB−Yの色差信号に変換される。更に、この色差
信号は色信号処理回路506で信号処理されNTSC色
信号に変調されて出力される。
に供給されて色信号Cr、Cb及び低域輝度信号YLに
分離され、RGBマトリクス回路503で点順次のRG
B色信号とされる。このRGB色信号はγ補正回路50
4でγ補正された後、色差マトリクス回路505でR−
Y及びB−Yの色差信号に変換される。更に、この色差
信号は色信号処理回路506で信号処理されNTSC色
信号に変調されて出力される。
【0024】一方、前記補間回路出力のうち輝度信号Y
はアパーチャ付加回路507でアパーチャ信号APが付
加された後、γ補正回路508でγ補正される。更にこ
の輝度信号は輝度信号処理回路509で信号処理され、
同期付加回路510で前記同期信号発生回路36出力に
基づいた同期信号が付加されて出力される。
はアパーチャ付加回路507でアパーチャ信号APが付
加された後、γ補正回路508でγ補正される。更にこ
の輝度信号は輝度信号処理回路509で信号処理され、
同期付加回路510で前記同期信号発生回路36出力に
基づいた同期信号が付加されて出力される。
【0025】そして、前記色信号処理回路506出力及
び同期付加回路510出力はそれぞれD/A変換器7、
8でアナログの色信号及び輝度信号に変換される。
び同期付加回路510出力はそれぞれD/A変換器7、
8でアナログの色信号及び輝度信号に変換される。
【0026】尚、上述の信号処理回路の各ブロックにつ
いては本願出願人が先に出願している特願平3−150
365号に詳しく記載されているので詳述は割愛する。
いては本願出願人が先に出願している特願平3−150
365号に詳しく記載されているので詳述は割愛する。
【0027】次に、AF(オートフォーカス)、AE
(オートアイリス)及びAWB(オートホワイトバラン
ス)に付いて説明する。
(オートアイリス)及びAWB(オートホワイトバラン
ス)に付いて説明する。
【0028】前記補間回路501からのアパーチャ信号
付加前の輝度出力の一つはHPF511で輝度信号の高
域成分が抽出された後、AF積算回路512に供給され
る。このAF積算回路512は撮像エリアを複数に分割
した積算エリア毎にフィールド周期でデジタル的に積算
する。そして、この積算値は第1マイクロコンピュータ
4と通信可能な第2マイクロコンピュータ6で所定の演
算処理が為され、AF制御出力としてフォーカスモータ
(図示省略)に供給される。
付加前の輝度出力の一つはHPF511で輝度信号の高
域成分が抽出された後、AF積算回路512に供給され
る。このAF積算回路512は撮像エリアを複数に分割
した積算エリア毎にフィールド周期でデジタル的に積算
する。そして、この積算値は第1マイクロコンピュータ
4と通信可能な第2マイクロコンピュータ6で所定の演
算処理が為され、AF制御出力としてフォーカスモータ
(図示省略)に供給される。
【0029】また、前記補間回路501からの輝度出力
は更にLPF513で輝度信号の低域成分が抽出された
後、同様にAE積分回路514で積算される。そして、
この積算値は第2マイクロコンピュータ6で所定の演算
処理が為され、AE制御出力としてアイリスモータ(図
示省略)に供給される。
は更にLPF513で輝度信号の低域成分が抽出された
後、同様にAE積分回路514で積算される。そして、
この積算値は第2マイクロコンピュータ6で所定の演算
処理が為され、AE制御出力としてアイリスモータ(図
示省略)に供給される。
【0030】更に、RGBマトリクス回路503からの
RGB信号若しくは色差マトリクス回路505のからの
色差信号(R−G、B−G)はセレクタ515でどちら
か一方が選択され、HPF516で色信号の高域成分が
抽出された後、同様にAWB積算回路517でデジタル
的に積算される。そして、この積算値は第2マイクロコ
ンピュータ6で所定の演算処理がなされ、AWB制御出
力として前記RGBマトリクス回路503に供給され、
この回路の係数を制御する。
RGB信号若しくは色差マトリクス回路505のからの
色差信号(R−G、B−G)はセレクタ515でどちら
か一方が選択され、HPF516で色信号の高域成分が
抽出された後、同様にAWB積算回路517でデジタル
的に積算される。そして、この積算値は第2マイクロコ
ンピュータ6で所定の演算処理がなされ、AWB制御出
力として前記RGBマトリクス回路503に供給され、
この回路の係数を制御する。
【0031】上述の如く、AF、AE及びAWBの検出
は手ぶれ補正が為された後の出力を用いて行われるた
め、積算結果が手ぶれによって変動することがなく正確
に制御できる。
は手ぶれ補正が為された後の出力を用いて行われるた
め、積算結果が手ぶれによって変動することがなく正確
に制御できる。
【0032】また、AF及びAEの検出はγ補正前で且
つ、アパーチャ付加前の即ち非線形処理前の輝度信号を
用いているため正確な検出ができる。
つ、アパーチャ付加前の即ち非線形処理前の輝度信号を
用いているため正確な検出ができる。
【0033】尚、前記セレクタ515は第2マイクロコ
ンピュータ6の設定によりいずれか一方を選択できるよ
うになっている。
ンピュータ6の設定によりいずれか一方を選択できるよ
うになっている。
【0034】また、前記RGB信号はセレクタ515で
選択される前に1フィールド毎に同一の色信号が得られ
るように選択されれており後段の積算回路で1フィール
ド期間は同一の色信号を積算できるようにされている。
同様に色差信号も1フィールド毎に同一の信号が得られ
るように選択されている。
選択される前に1フィールド毎に同一の色信号が得られ
るように選択されれており後段の積算回路で1フィール
ド期間は同一の色信号を積算できるようにされている。
同様に色差信号も1フィールド毎に同一の信号が得られ
るように選択されている。
【0035】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、電子ズーム
や手ぶれ補正機能を備えるビデオカメラにおいて、高価
なフィールドメモリを別途設けること無く巡回型ノイズ
リデューサを構成することができるため、安価に高画質
のビデオカメラを実現することができる。
や手ぶれ補正機能を備えるビデオカメラにおいて、高価
なフィールドメモリを別途設けること無く巡回型ノイズ
リデューサを構成することができるため、安価に高画質
のビデオカメラを実現することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるビデオカメラの映像
信号処理回路のブロック図である。
信号処理回路のブロック図である。
【図2】一般的な巡回型ノイズリデューサのブロック図
である。
である。
3 手ぶれ補正用IC 31 ノイズリデュース回路 32 動きベクトル検出回路 33 メモリ制御回路 F フィールドメモリ 5 デジタル信号処理用IC 501 補間回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖野 俊行 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 飯沼 俊哉 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 宅間 正男 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 小林 昭男 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 川上 聖肇 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 朝枝 徹 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 撮像出力のAD変換出力を少なくとも1
フィールド記憶するメモリと、ズーム倍率に応じて前記
メモリの読み出しを制御するメモリ制御回路と、前記ズ
ーム倍率に応じた補間係数により前記メモリ出力を補間
する補間回路とを備える映像信号処理回路において、 前記メモリを巡回型のノイズリデューサを構成するメモ
リに兼用したことを特徴とする映像信号処理回路。 - 【請求項2】 撮像出力のAD変換出力を少なくとも1
フィールド記憶するメモリと、前記AD変換出力から動
きベクトルを検出する動きベクトル検出回路と、この動
きベクトル検出回路出力に基づいて特定された動きベク
トル及び若しくはズーム倍率に応じて前記メモリの読み
出しを制御するメモリ制御回路と、前記ズーム倍率に応
じた補間係数により前記メモリ出力を補間する補間回路
とを備える映像信号処理回路において、 前記メモリを巡回型のノイズリデューサを構成するメモ
リに兼用したことを特徴とする映像信号処理回路。 - 【請求項3】 前記ノイズリデューサ出力と前記メモリ
出力とを選択して出力する選択回路を設け、電子ズーム
或るいは手ぶれ補正動作時は前記メモリ出力を選択する
ことを特徴とする請求項1または2記載の映像信号処理
回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4044690A JPH0773342B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 映像信号処理回路 |
US08/021,590 US5345264A (en) | 1992-02-27 | 1993-02-24 | Video signal processing circuit for a video camera using a luminance signal |
US08/255,728 US5428391A (en) | 1992-02-27 | 1994-06-07 | Video signal processing circuit for a video camera having a recursive-type noise reducer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4044690A JPH0773342B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 映像信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646317A true JPH0646317A (ja) | 1994-02-18 |
JPH0773342B2 JPH0773342B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=12698421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4044690A Expired - Lifetime JPH0773342B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-03-02 | 映像信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773342B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6744476B1 (en) | 1999-06-15 | 2004-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Imaging apparatus having video memory function |
JP2005310073A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-11-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像処理方法および装置並びにプログラム |
US7834907B2 (en) | 2004-03-03 | 2010-11-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image-taking apparatus and image processing method |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1992
- 1992-03-02 JP JP4044690A patent/JPH0773342B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
JPH0773342B2 (ja) | 1995-08-02 |
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