JP2006336925A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の吹出口それぞれに設けられ、連続的に所定の角度範囲を揺動し、空気の吹出し方向を連続的に変化させる風向制御部材を備えた空気調和機について、複数の吹出口の調和空気の吹出し範囲を個別に限定できるようにする。
【解決手段】 それぞれ空気を吹出す複数の吹出口7に設けられて吹出される空気の方向を往復動しつつ変化させる複数の横羽根9と、前記複数の横羽根9を吹出口ごとに独立に往復動させる複数の横羽根動作用電動機10と、この複数の横羽根動作用電動機10を個別に制御する制御装置11と、を備えた空気調和機とし、前記制御装置11を、前記横羽根9の動作を吹出口7ごとに往復動と固定のいずれかに設定するとともに横羽根9の往復動の範囲を設定する横羽根動作設定スイッチ15の出力信号に基づいて複数の横羽根動作用電動機10に個別に動作信号を出力するように構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、天井埋込カセット型の室内ユニットを備えた空気調和機に係り、特に、室内ユニットに、吹出される空気の方向を、往復動しつつ制御する風向制御部材が設けられている空気調和機に関する。
従来の4方向吹出天井埋込カセット型の室内ユニットを備えた空気調和機では、調和空気を室内ユニットの化粧パネル下面の4つの吹出口から4方向にほぼ均等に吹出している。しかし、部屋の中にいる人の室内ユニットに対する相対的位置は様々であり、その場所によって吹出し空気の当りかたも異なる。人によっては吹出し空気が直接当たって不快に感じることもあり、その吹出方向では、吹出し空気の吹出し角度を変える部材の角度を他の吹出口と異なる角度へ設定し、吹出し空気が人に直接当たることを防止する必要があった。特許文献1には、複数の吹出口それぞれに設けられ空気の吹出し角度を変える風向ベーンを独立して個別に駆動制御できる構成とし、リモコンで操作対象ベーン選択ボタンを押すたびに、化粧パネル上の操作対象ベーン表示装置が一つづつ順番に点灯し、所望のベーンが操作対象になったら、リモコンで所望の角度に風向ベーンを操作することができる空気調和機が開示されている。
特開2003−139382号公報(第7頁、図8)
空気調和機の吹出し空気の方向を変える部材は、前記特許文献1記載の空気調和機のように設定された角度に保持されるものと、連続的に所定の角度範囲を揺動してできるだけ広い範囲に吹出し空気を送り出す方式のものがある。前記特許文献1記載の技術では、吹出し空気の方向を変える部材が連続的に所定の角度範囲を揺動する方式のものについて風向ベーンの揺動範囲を所望の範囲に操作することは考慮されていない。
本発明の課題は、複数の吹出口それぞれに設けられ、連続的に所定の角度範囲を揺動し、空気の吹出し方向を連続的に変化させる風向制御部材を備えた空気調和機について、複数の吹出口の吹出し空気の吹出し範囲を個別に限定できるようにするにある。
上記の課題は、複数の吹出口と、前記複数の吹出口のいずれか2つ以上に設けられて往復動しつつ吹出方向を制御する風向制御部材と、前記2つ以上の風向制御部材を吹出口ごとに独立に往復動させる駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段とを有してなり、前記制御手段は、前記風向制御部材の動作を吹出口ごとに往復動と固定のいずれかに設定する往復動/固定設定手段と、風向制御部材の往復動の範囲を吹出口ごとに設定する往復動範囲設定手段を含んでなる空気調和機により解決できる。
上記構成によれば、往復動/固定設定手段には、吹出口ごとに、風向制御部材を往復動させるか固定させるかが設定され、設定に応じて、風向制御部材を往復動させる揺動信号か固定させる揺動停止信号を出力する。往復動範囲設定手段には、吹出口ごとに、往復動の範囲が設定され、設定された範囲を示す揺動範囲限定信号を出力する。制御手段は、吹出口ごとに往復動/固定設定手段と往復動範囲設定手段から入力されてくる信号に基づいて、各吹出口の風向制御部材を駆動する駆動手段に個別に動作信号を出力し、風向制御部材を往復動或いは固定させる。往復動が設定された吹出口については、揺動範囲限定信号で指定された往復動の範囲に往復動を行わせる動作信号を対応する駆動手段に出力するとともに、固定に設定された吹出口については、風向制御部材を固定する動作信号を対応する駆動手段に出力する。各駆動手段は入力される動作信号に基づいて風向制御部材を駆動するから、各吹出口から吹出される空気の方向は、それぞれ所望の方向に制御される。すなわち、前記風向制御部材のうちの任意の吹出口の風向制御部材の揺動範囲を限定することで、好ましくない方向に空気が吹出すのが避けられる。
前記制御手段は、前記往復動/固定設定手段が固定に設定された時点で、往復動している風向制御部材を固定させるように構成されていることが望ましい。こうすれば、利用者は、風向制御部材の位置を目視しながら前記往復動/固定設定手段を固定に設定することで、容易に、風向制御部材を所望の位置に固定することができる。
本発明によれば、複数の吹出口それぞれに設けられ、連続的に所定の角度範囲を揺動し、空気の吹出し方向を連続的に変化させる風向制御部材を備えた空気調和機について、複数の吹出口の空気の吹出し範囲を個別に限定することが可能になる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1を、図面を参照しながら説明する。図1に本実施の形態に係る空気調和機の天井埋込カセット型室内ユニット全体の概略外形を示し、図2に、図1のV−V線矢視断面を示す。以下の説明においては、上下方向は、空気調和機の据付状態における上下方向を示す。本実施の形態に係る空気調和機の室内ユニットは、図1、図2に示すように、本体ユニット1と化粧パネル2と化粧パネル2に取り付けられた風向制御部材である横羽根9と駆動手段である横羽根動作用電動機(図示せず)とを含んで構成されている。
本体ユニット1は、四角形箱状で一方の面(図1で下向きの面)が開放された本体ケーシング13と、本体ケーシング13の中央部に吸込み側を前記開放側の面に向けて配置された送風機6と、本体ケーシング13内の前記送風機6の周囲に配置された熱交換器4と、熱交換器4の下方に配置された水受け5と、送風機6の下部吸込み側に配置されたベルマウス3と、制御装置(図示せず)11を主たる要素として構成されている。
なお、制御装置11は、後述するリモートコントロールスイッチ12とともに、制御手段を構成している。
化粧パネル2は、図2に示すように、四角形の平板状部材で形成され、この平板状部材の4つの辺に沿って配置された複数(本実施の形態では4個)の長方形の吹出口7と、中央部の前記ベルマウスに対向する位置に配置された四角形の吸込口8を備えている。吹出口7は、前記水受け5と本体ケーシング13の側壁の間に形成され、送風機6から吹出され熱交換器4を通過した空気が流入する空間に対向している。
また、図3に示すように、化粧パネル2には、吹出口7ごとに、吹出される空気の方向を制御するための風向制御部材として水平軸を回転の中心として揺動する横羽根9が設けてある。横羽根9は熱交換器4を経て吹出口7へ流入する空気が当たる面が平面状をなしており、この面が鉛直面となす角度が小さいほど、吹出口7から吹出される吹出し空気の方向が下向きになり、前記吹出し空気が当たる面が鉛直面となす角度が大きいほど、吹出口7から吹出される空気の方向が水平方向に近くなる。すなわち、横羽根9は水平軸を回転の中心として揺動し、前記調和空気が当たる面が鉛直面となす角度を連続的に変化させる。吹出口7に流入した空気は、揺動する横羽根9によって吹出し方向を変えられるが、吹出し方向の変動の範囲は、横羽根9の揺動範囲で決まる。
横羽根9の回転軸の一端には駆動手段として横羽根動作用電動機10が各横羽根9に取り付けられている。横羽根動作用電動機10は、本体ユニット1内の制御装置11と電線で接続されている。
吸込口8は室内の空気を本体ユニット1内に取り入れるための開口部であり、送風機6の上流側(図2で送風機6の下方)に設けられている。送風機6は、垂直方向(紙面において上下方向)の回転軸まわりに回転する、いわゆるターボファンであり、下方の吸込口8から空気を取り込んで外周方向に吐出する。熱交換器4は吸込口8から取り入れられた空気を冷却または加熱するためのものであり、吹出口7と送風機6の外周面の間に配置されている。吹出口7は熱交換器4で熱交換された空気を室内に戻すための開口部であり、送風機6の下流側に、本体ケーシング13の4つの周壁に沿って設けられている。送風機6は、吸込口8から空気を取り入れるとともに、吐出空気を熱交換器4を経て吹出口7から調和空気として室内に吹き出させる。
本体ケーシング13は金属製の薄板部材から作られ、その下面中央に吸込口8が、本体ケーシング13の4つの周壁に沿う位置には複数(本実施の形態では4個)の長方形の吹出口7が形成されているとともに、熱交換器4および送風機6を収容し、略四角形をしている。また、水受け5は熱交換器4および送風機6の下方に配置され、上方から滴下してくるドレンを回収する。
本体ケーシング13の上部外面および側部外面にはそれぞれ、上部断熱材および側部断熱材が貼り付けられている。一方、本体ケーシング13の上部内面から吹出口側部内面にかけて、内壁形成部材が貼り付けられている。この内壁形成部材は、たとえば発泡スチロールなどから作られたものである。
室内ユニットは、標準的な設置状態では、本体ユニット1がベルマウス3を下向きにして天井内へ据え付けられた後、本体ユニット1下面に化粧パネル2が取りつけられる。そして、送風機6により化粧パネル2の吸込口8を経て吸い込まれた空気を、熱交換器4を通過させて調和空気にした後、化粧パネル2の複数の吹出口7より下方向へ吹出すようにして使用される。
本体ユニット1に内装された制御装置11は、横羽根動作設定手段14を含んで構成され、この横羽根動作設定手段14には、横羽根動作用電動機10と同数の出力端子が設けられている。そして、この出力端子と各横羽根動作用電動機10がそれぞれ電線で接続されている。制御装置11から前記電線を通じて4台の横羽根動作用電動機10へ個別に横羽根動作用電動機制御信号(以下、動作信号という)が出力され、各横羽根動作用電動機10はそれぞれ入力された動作信号に応じて、独立した動作をする。
前記横羽根動作設定手段14はリモートコントロールスイッチ12と電線で接続されており、リモートコントロールスイッチ12が出力する信号が前記横羽根動作設定手段14に入力されるようになっている。横羽根動作設定手段14はリモートコントロールスイッチ12から入力された信号に基づいて各横羽根動作用電動機10に対する動作信号を個別に生成し、生成した動作信号が横羽根動作用電動機10に出力されるようになっている。リモートコントロールスイッチ12には、各吹出口7に対応する横羽根動作設定スイッチ15が吹出口7の数だけ設けられている。
各横羽根動作設定スイッチ15は、往復動範囲設定手段である回転ダイヤルと回転ダイヤル中央に設けられた往復動/固定設定手段である押しボタンからなり、空気の吹出角度を制御する横羽根9の動作を、吹出口7ごとに、押しボタンで往復動(揺動)または固定に設定できるとともに、回転ダイヤルで揺動範囲を最小から最大の間の任意の範囲に設定できる。押しボタンは、押し込んで固定(揺動停止)、もう一度押すと固定解除、すなわち往復動(揺動)となる。これらのブロック配線図を図4に示す。各横羽根動作設定スイッチ15は固定(揺動停止)に設定されたとき揺動停止信号を、往復動(揺動)に設定されたとき揺動信号を、それぞれ制御装置11に出力するとともに、回転ダイヤルで設定された揺動範囲に対応する揺動範囲限定信号を制御装置11に出力する。なお、本実施の形態では、揺動範囲の限定は、横羽根9の揺動の上限(揺動中、横羽根9の吹出し空気が当たる面と鉛直面のなす角が最大となる位置)は一定で、揺動の下限(揺動中、横羽根9の吹出し空気が当たる面と鉛直面のなす角が最小となる位置)を変化させることで行なわれる。
以下、横羽根9の固定及び揺動範囲の限定について説明する。例えば、A,B,C,Dの4つある空気の吹出口7のうち、Aの吹出口7の横羽根9を特定の角度に固定、他のB,C,Dの吹出口7の横羽根9を往復動するようにしたいときには、まず、リモートコントロールスイッチ12に4個設けてある横羽根動作設定スイッチ15のうち、前記Aの吹出口7に対応する横羽根動作設定スイッチ15の回転ダイヤルを最大範囲へ設定し、その押しボタンは往復動(揺動)位置とする。横羽根動作設定スイッチ15の他の3個は、押しボタンは往復動(揺動)位置とし、回転ダイヤルを所望の揺動範囲に設定する。この状態で空気調和機を起動する。
空気調和機が起動されると、制御装置11は、リモートコントロールスイッチ12に設けられている横羽根動作設定スイッチ15から入力される、Aの吹出口7の揺動信号と揺動範囲限定信号及びB,C,Dの吹出口7の揺動信号と揺動範囲限定信号に基づいて、Aの吹出口7の横羽根9を最大範囲で揺動させ、他の三つの吹出口7の横羽根9をそれぞれ揺動範囲限定信号で指定された揺動範囲に揺動させる動作信号を横羽根動作用電動機10に出力する。
空気調和機の利用者は、Aの吹出口7の横羽根9の動きを目視し、横羽根9が固定したい位置にきたとき、Aの吹出口7に対応する横羽根動作設定スイッチ15の押しボタンを押し込む。押しボタンが押し込まれると横羽根動作設定スイッチ15から制御装置11に、Aの吹出口7の横羽根9の固定を指示する揺動停止信号が入力される。制御装置11は、入力されたAの吹出口7の揺動停止信号に基づいて、Aの吹出口7の横羽根9の揺動を固定する動作信号をAの吹出口7の横羽根9を駆動する横羽根動作用電動機10に出力し、該当する横羽根9の動作を停止して固定する。B,C,Dの吹出口7の横羽根9の揺動はそのまま継続され、変化しない。
また、Dの吹出口7の横羽根9の揺動範囲を縮小したい場合、Dの吹出口7に対応する横羽根動作設定スイッチ15の回転ダイヤルを操作して、所望の揺動範囲に設定する。回転ダイヤルが操作されて新たな揺動範囲が設定されると、横羽根動作設定スイッチ15から制御装置11に出力されている揺動範囲限定信号が、設定された新たな揺動範囲に対応する揺動範囲限定信号に変化する。制御装置11は、変化後の揺動範囲限定信号に基づいて、Dの吹出口7の横羽根9を駆動する横羽根動作用電動機10に出力する動作信号を、新たな揺動範囲で揺動することを指示する動作信号に変化させ、Dの吹出口7の横羽根9は、新たな揺動範囲で揺動する。
これにより、空気調和機の特定の方向にいる人に吹出し空気が直接当たらないように横羽根の角度あるいは揺動範囲をリモートコントロールスイッチ12の操作により簡単に設定できる。また、室内の人の配置が変わった場合でも、リモートコントロールスイッチ12の横羽根動作設定スイッチ15を設定し直すことで、室内の人の配置の変更に合わせて各吹出口7の空気の吹出し方向を個別に限定できる。
なお、上記説明では、横羽根動作設定スイッチ15の設定後、空気調和機を起動するが、空気調和機の運転中に横羽根動作設定スイッチ15の設定を行なうこともできる。
(実施の形態2)
図5を参照して本発明の実施の形態2を説明する。本実施の形態が前記実施の形態1と異なるのは、リモートコントロールスイッチ12に、横羽根動作設定スイッチ15を4個設置する代わりに、横羽根選択スイッチ16と横羽根動作設定スイッチ15を各1個設けた点と、横羽根動作設定手段14に各吹出口7に係る揺動信号もしくは揺動停止信号と揺動範囲限定信号を記憶する記憶手段が設けられている点である。他の構成は前記実施の形態1と同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
横羽根選択スイッチ16は、四つの吹出口7のいずれかを選択する切替スイッチであり、横羽根動作設定スイッチ15は、前記実施の形態1の場合と同様に、回転ダイヤルと回転ダイヤル中央に設けられた押しボタンからなり、横羽根選択スイッチ16で選択された吹出口7について、空気の吹出角度を制御する横羽根9の動作を、押しボタンで往復動(揺動)または固定に設定できるとともに、回転ダイヤルで揺動範囲を最小から最大の間の任意の範囲に設定できる。
横羽根9の動作を設定する場合、利用者は、まず、空気調和機を起動する。そして、横羽根選択スイッチ16で、設定対象の吹出口7、例えばAの吹出口を選択する。次いで横羽根動作設定スイッチ15で、揺動に設定するとともに揺動範囲を設定する。この設定により、横羽根動作設定スイッチ15から制御装置11の横羽根動作設定手段14に、Aの吹出口7の横羽根9の動作を設定する揺動信号と揺動範囲限定信号が出力される。横羽根動作設定手段14は入力された揺動信号と揺動範囲限定信号に基づいて、Aの吹出口7の横羽根9の動作信号を生成し、該当する横羽根動作用電動機10に出力するとともに、入力された揺動信号と揺動範囲限定信号を前記記憶手段に格納する。Aの吹出口7の横羽根9を駆動する横羽根動作用電動機10は動作信号に基づいて、横羽根9を揺動させる。この手順が全ての吹出口7について繰り返される。
例えば、Bの吹出口の横羽根9を固定したい場合、利用者は、横羽根選択スイッチ16でBの吹出口を選択し、Bの吹出口の横羽根9の揺動を目視し、横羽根9が希望の位置にきたとき、押しボタンを押し込む。押しボタンが押し込まれると横羽根動作設定スイッチ15から制御装置11に、Bの吹出口7の横羽根9の固定を指示する揺動停止信号が入力される。制御装置11は、入力されたBの吹出口7の揺動停止信号に基づいて、Bの吹出口7の横羽根9の揺動を停止する動作信号をBの吹出口7の横羽根9を駆動する横羽根動作用電動機10に出力するとともにBの吹出口7の揺動信号を揺動停止信号に書き換え、Bの吹出口7の横羽根動作用電動機10は横羽根9の動作を停止して固定する。
空気調和機が停止状態から起動された場合、制御装置11は、前記記憶手段に吹出口7ごとに格納されている揺動信号と揺動範囲限定信号、あるいは揺動停止信号に基づいて各横羽根動作用電動機10に動作信号を出力する。空気調和機が動いている状態で横羽根動作設定スイッチ15から制御装置11に、揺動信号と揺動範囲限定信号、あるいは揺動停止信号が入力されると、制御装置11は格納されている信号を新たに入力された信号に書き換え、新たに入力された信号に基づいて横羽根動作用電動機10に動作信号を出力する。
本実施の形態によれば、スイッチの数を減らして前記実施の形態1と同様の設定を実施することができる。
(実施の形態3)
図6を参照して本発明の実施の形態3を説明する。本実施の形態が前記実施の形態1と異なるのは、横羽根動作設定スイッチ15がリモートコントロールスイッチ12ではなく、図6に示すように、制御装置11に設けられている点である。他の構成は前記実施の形態1と同じであるので同一の符号を付して説明を省略する。
制御装置11は、本体ユニット1に内装されているが、横羽根動作設定スイッチ15は、化粧パネル2の、各吹出口7に隣接する位置に分散配置されている。
本実施の形態によれば、空気調和機の特定の方向にいる人に吹出し空気が直接当たらないように横羽根9の角度を設定でき、前記実施の形態1と同様な効果があるとともに、吹出口7に隣接する位置にその吹出口の横羽根9の動作を設定する横羽根動作設定スイッチ15が設けられているので、横羽根動作設定スイッチ15と吹出口の対応が感覚的に把握され、横羽根動作設定スイッチ15の操作が容易である。
なお、前記各実施の形態は、熱交換器、送風機を備えたものであるが、揺動する風向制御部材を複数の吹出口に備えた空気調和機であれば、熱交換器、送風機を本体ユニット内に備えていなくとも、本発明を適用可能である。
本発明の実施の形態1に係る天井埋込カセット型空気調和機の外観を示す斜視図である。 図1に示す空気調和機のV−V線矢視断面図である。 図1に示す空気調和機の化粧パネル上面を示す平面図である。 図1に示す空気調和機の制御系統を示すブロック配線図である。 本発明の実施の形態2に係る天井埋込カセット型空気調和機の制御系統を示すブロック配線図である。 本発明の実施の形態3に係る天井埋込カセット型空気調和機の制御系統を示すブロック配線図である。
符号の説明
1 本体ユニット
2 化粧パネル
3 ベルマウス
4 熱交換器
5 水受け
6 送風機
7 吹出口
8 吸込口
9 横羽根
10 横羽根動作用電動機
11 制御装置
12 リモートコントロールスイッチ
13 本体ケーシング
14 横羽根動作設定手段
15 横羽根動作設定スイッチ
16 横羽根選択スイッチ

Claims (2)

  1. 複数の吹出口と、前記複数の吹出口のいずれか2つ以上に設けられて往復動しつつ吹出方向を制御する風向制御部材と、前記2つ以上の風向制御部材を吹出口ごとに独立に往復動させる駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段とを有してなり、前記制御手段は、前記風向制御部材の動作を吹出口ごとに往復動と固定のいずれかに設定する往復動/固定設定手段と、風向制御部材の往復動の範囲を設定する往復動範囲設定手段を含んでなる空気調和機。
  2. 請求項1記載の空気調和機において、前記制御手段は、前記往復動/固定設定手段が固定に設定された時点で、往復動している風向制御部材を停止させるように構成されていることを特徴とする空気調和機。
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