JP2001174028A - 空気調和システム及びそれを用いた空気調和方法 - Google Patents

空気調和システム及びそれを用いた空気調和方法

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JP2001174028A
JP2001174028A JP2000350982A JP2000350982A JP2001174028A JP 2001174028 A JP2001174028 A JP 2001174028A JP 2000350982 A JP2000350982 A JP 2000350982A JP 2000350982 A JP2000350982 A JP 2000350982A JP 2001174028 A JP2001174028 A JP 2001174028A
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signal
air
ceiling fan
air conditioner
control
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JP2000350982A
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English (en)
Inventor
Makoto Hori
誠 堀
Toshiaki Yagi
敏明 八木
Toru Yasuda
透 安田
Rezuan Sharoomu
レズアン シャローム
Tsuu Ii Tan
ツー イー タン
Hassin Zariina
ハッシィン ザリーナ
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置と天井扇と双方の併用運転操作が簡
単になり、使い勝手のさらなる向上が図れる空気調和シ
ステムを提供する。 【解決手段】 空調装置1に設置され、空調装置1の運
転と停止を制御する機能と、天井扇2に運転を指示する
機能と有する第一の制御手段と、天井扇2に設置され、
空調装置1から送信された信号に基づき、羽根24bの
回転数を制御する機能を有する第二の制御手段を設ける
とともに、空調装置1と天井扇2との双方の運転を連動
して制御する制御装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調装置と天井扇
とを併用した空調システム及び空気調和方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空調システムとして、例えば、特
許第2679202号公報あるいは、特開平2−242
035号公報に示されるように、空気調和機とサーキュ
レータとを併用した空気調和システム、あるいは、空気
調和機と天井扇とを併用して室内の空調を行なう技術が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
の構成において、サーキュレータあるいは天井扇は、暖
房時あるいは冷房時の室内空気を単に攪拌する手段であ
り、サーキュレータあるいは天井扇は、空気調和機の設
定温度の制御とは、独立した制御を有していた。
【0004】このように、従来の空気調和システムにお
けるサーキュレータあるいは天井扇は、単に室内の空気
を攪拌することを主体として併用されていた。そのた
め、特に、冷房時においては冷房効果の不足あるいは冷
え過ぎなどの課題があった。
【0005】また、サーキュレータあるいは天井扇は、
空気調和機との設置位置関係によっては、空気調和機か
らの送風を阻害してしまうことがあった。
【0006】このように、従来の空気調和システムにお
いて、空気調和機の空調効果が十分に発揮されず、エネ
ルギー効率が悪く、快適感の向上にも改善の余地があ
る。また、この送風の阻害は、冷房時、吹出し口近辺に
大きく温度差がある空気を乱流させ、吹出し口に結露を
生じさせる起因ともなる。
【0007】本発明は、空気調和機による冷房効果を得
るとともに、快適さを維持する気流制御を行なう空気調
和システムを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、室内の天井に設けられ、モータにより回
転する羽根により空気を天井方向から床面方向に向かっ
て送風する天井扇と、前記室内の壁面に設けられ、熱交
換された空気を吹き出し口から前記天井扇側に向かって
吹出す空調装置と、前記空調装置と前記天井扇との双方
の運転を連動して制御する制御装置とを備え、前記制御
装置は、(a)前記空調装置へ運転制御信号および室内
温度設定信号を出力するリモコンと、(b)前記空調装
置に設けられ、前記リモコンからの信号を受信する受信
手段と、前記空調装置に設けられ、室内温度を検出する
室温検出手段と、前記空調装置に設けられ、前記リモコ
ンからの室内温度設定信号に基づく室内設定温度を目標
値として記憶する設定室温記憶手段と、前記空調装置に
設けられ、前記室温検出手段の検出値と前記設定室温記
憶手段による設定値を比較し、その比較結果を出力する
比較手段と、前記空調装置に設けられ、前記受信手段か
らの信号および前記比較手段の信号に基づき、前記空調
装置の運転と停止を制御する制御手段と、前記空調装置
に設けられ、前記比較手段の信号によって前記天井扇へ
の運転制御内容を判定する天井扇制御手段と、前記空調
装置に設けられ、前記天井扇制御手段による判定結果信
号を出力する連動信号送信手段と、(c)前記天井扇に
設けられ、前記連動信号送信手段からの信号を受信する
連動信号受信手段と、前記天井扇に設けられ、前記連動
信号受信手段からの信号に基づき、上記モータの回転数
を制御する風量制御手段と、を有するものである。
【0009】運転判定制御手段が、天井扇制御手段へ運
転と停止信号を出力する連動信号出力手段を有し、前記
天井扇制御手段が、前記連動出力手段からの信号を受信
し、天井扇制御手段へ出力する連動信号受信手段を有す
る構成により、空調装置と天井扇と双方の併用運転操作
が簡単になり、使い勝手のさらなる向上が図れる。ま
た、空調装置で検出した室温をもとにして天井扇の回転
数を制御するため、室温の状態とマッチした天井扇気流
制御が行える。さらに、温度分布のばらつきにより室温
が設定値に到達していない状態において天井扇の回転数
が変わるという不都合、及び、有効な冷房効果が引出せ
ないといった不都合が防止され、優れた冷房効果が得ら
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、室内の天井に設けら
れ、モータにより回転する羽根により空気を天井方向か
ら床面方向に向かって送風する天井扇と、前記室内の壁
面に設けられ、熱交換された空気を吹き出し口から前記
天井扇側に向かって吹出す空調装置と、前記空調装置と
前記天井扇との双方の運転を連動して制御する制御装置
とを備え、前記制御装置は、(a)前記空調装置へ運転
制御信号および室内温度設定信号を出力するリモコン
と、(b)前記空調装置に設けられ、前記リモコンから
の信号を受信する受信手段と、前記空調装置に設けら
れ、室内温度を検出する室温検出手段と、前記空調装置
に設けられ、前記リモコンからの室内温度設定信号に基
づく室内設定温度を目標値として記憶する設定室温記憶
手段と、前記空調装置に設けられ、前記室温検出手段の
検出値と前記設定室温記憶手段による設定値を比較し、
その比較結果を出力する比較手段と、前記空調装置に設
けられ、前記受信手段からの信号および前記比較手段の
信号に基づき、前記空調装置の運転と停止を制御する制
御手段と、前記空調装置に設けられ、前記比較手段の信
号によって前記天井扇への運転制御内容を判定する天井
扇制御手段と、前記空調装置に設けられ、前記天井扇制
御手段による判定結果信号を出力する連動信号送信手段
と、(c)前記天井扇に設けられ、前記連動信号送信手
段からの信号を受信する連動信号受信手段と、前記天井
扇に設けられ、前記連動信号受信手段からの信号に基づ
き、上記モータの回転数を制御する風量制御手段と、を
有するものである。
【0011】運転判定制御手段が、天井扇制御手段へ運
転と停止信号を出力する連動信号出力手段を有し、前記
天井扇制御手段が、前記連動出力手段からの信号を受信
し、天井扇制御手段へ出力する連動信号受信手段を有す
る構成により、空調装置と天井扇と双方の併用運転操作
が簡単になり、使い勝手のさらなる向上が図れる。ま
た、空調装置で検出した室温をもとにして天井扇の回転
数を制御するため、室温の状態とマッチした天井扇気流
制御が行える。さらに、温度分布のばらつきにより室温
が設定値に到達していない状態において天井扇の回転数
が変わるという不都合、及び、有効な冷房効果が引出せ
ないといった不都合が防止され、優れた冷房効果が得ら
れる。
【0012】また、本発明は、天井扇制御手段と風量制
御手段により、室温が設定値に近づくにつれて上記モー
タの回転数を段階的に下げるため、天井扇による気流効
果が調節され、冷え過ぎのような不都合が防止できる。
【0013】また、本発明は、空調装置は、吹出し口に
設置された風向変更装置を有し、前記風向変更装置は、
前記吹出し口から吹き出された前記空気を、天井扇の羽
根の高さと同等以上の高さの方向に向かって送風する機
能を有することにより、吹出し口からの熱交換された冷
却空気が、天井扇の送風気流に乗り移って床面へ送風さ
れる。そのため、熱交換された冷却空気が、天井扇の気
流作用によって効果的に室内を循環し、空調装置の設定
温度を必要以上に低く設定する必要が無く、消費エネル
ギーの削減が行える。また、天井扇の気流が空調装置の
送風を阻害するという不都合が防止され、空調装置の吹
出し口の結露の発生が防止される。
【0014】(実施の形態)以下、本発明の実施の形態
について、図面とともに説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態を示す空気調
和システムの全体構成を示している。
【0016】図1において、空調装置としての室内空調
機1は、室内の壁面41に取付けられている。室内空調
機1は冷却空気を生成する。
【0017】天井扇2は室内の天井42に取付けられて
いる。天井扇2は、本体21とモータ23と羽根24と
を有する。本体21は天井42に取付けられる。モータ
23は床面43側に延出するように設けられた回転軸2
2を有する。
【0018】羽根24は前記回転軸22に取付けられて
いる。前記羽根24は、前記回転軸22に取付けられる
ボス部24aと、このボス部24aを中心に放射方向に
取付けられた翼24bとを有する。
【0019】リモコン3は室内空調機1および天井扇2
の運転と停止制御を制御する機能を有し、このリモコン
3は赤外線などの無線信号を出力する。
【0020】図2は、図1に示した室内空調機1の縦断
面図である。
【0021】図3は、本発明における実施の形態の空気
調和システムにおける室内空調機と室外空調機の接続状
態を示す斜視図である。図4は、同空気調和システムに
おける冷凍サイクル図である。
【0022】図2〜図4に示すように、室内空調機1
は、箱状の本体13と、風回路14と、クロスフローフ
ァン(以下室内ファンと称する)15と、水受け皿17
とを有する。
【0023】本体13は、その前面に設置された吸込み
口11と吹出し口12を有する。
【0024】また、風回路14は、この本体13の内部
に設けられ、かつ、吸込み口11と吹出し口12を連通
する。
【0025】室内ファン15は、第二モータ(図示せ
ず)によって駆動される。室内熱交換器16は冷凍サイ
クルを構成する。水受け皿17は、風回路14の構成部
材を兼ねる。上下風向変更羽根18と左右風向変更羽根
19とが吹出し口12に設置されている。
【0026】上下風向変更羽根18は、室内ファン15
による風回路14からの送風方向を、上下方向に変更す
る。左右風向変更羽根19は風回路14からの送風方向
を左右方向に変更する。上下風向変更羽根18の長手方
向両端が軸によって支持され、第三モータ(図示せず)
により図2と図3の矢印Aで示すように所定角度の範囲
で往復回動可能に構成され、任意の位置でも停止でき
る。
【0027】リモコン3から連続して出力される風向変
更操作信号によって第三モータが駆動され、その風向変
更操作信号が停止した時点で第三モータも停止し、風向
(送風方向)が設定される。
【0028】また、左右風向変更羽根19は、吹出し口
12の長手方向に所定間隔で複数枚配置され、上下方向
に延びる軸19aを中心に左右方向へ回動する構成を有
する。この回動操作は、通常、手動で行われるが、上下
風向変更羽根18と同様にモータによって駆動すること
もできる。
【0029】室内空調機1は、図3および図4に示すよ
うに、室外空調機5に接続されている。すなわち、室内
空調機1の室内熱交換器16の両端が接続配管61、6
2を介して室外空調機5に接続されている。
【0030】室外空調機5は、内部に設置された圧縮機
51と室外熱交換器52と減圧装置53と室外送風機5
4を具備している。室外熱交換器52は一端が圧縮機5
1の吐出側に接続され、他端が減圧装置53に接続され
ている。また、減圧装置53は接続配管61に接続され
ている。室外送風機54は外気を室外熱交換器52へ送
風する機能を持つ。さらに、圧縮機51の吸入側は、接
続配管62に接続されている。このような構成によっ
て、室内空調機1と室外空調機5の間で閉ループの冷凍
サイクルが形成されている。
【0031】図5は、本発明における実施の形態の空気
調和システムにおける制御回路関係構造を示すブロック
図である。
【0032】図5を使用して、ワイヤレスリモコン3、
室内空調機1、室外空調機5、天井扇2のそれぞれの制
御回路について説明する。
【0033】ワイヤレスリモコン3の制御関係回路は、
室内空調機1の運転と停止、室内設定温度などの制御信
号の出力操作を行う操作手段3aと、この操作手段3a
で選択された信号を出力する出力手段3bとを有する。
【0034】具体的には、図1のワイヤレスリモコン3
において、操作ボタン3cが室内空調機1の運転を制御
するスイッチであり、操作ボタン3d、3eが設定温度
を変更するスイッチであり、これらのスイッチ3c、3
d、3eおよびワイヤレスリモコン3に内蔵されたスイ
ッチ入力信号処理回路(図示せず)が操作手段3aに相
当する。
【0035】また、出力手段3bは、スイッチ入力処理
回路の信号を受けていることによりリモコン3の先端に
設けられた赤外線発光素子(図示せず)から発光出力す
る送信部3fに相当する。
【0036】また、室内空調機1と室外空調機5に関係
する制御関係回路は、受信手段1aと室温検出手段1b
と設定室温記憶手段1cと比較手段1dと制御手段1f
と天井扇制御手段1gと連動信号送信手段1hとを有す
る。
【0037】受信手段1aは室内空調機1に設けられ、
赤外線受光素子などを有する。室温検出手段1bは、室
内空調機1の吸込み口部に設けられ、吸込む室内空気の
温度を検出するサーミスタなどを有する。設定室温記憶
手段1cは、前記ワイヤレスリモコン3の操作ボタン3
d、3eによる設定温度信号(設定値)を記憶する機能
を持つ。比較手段1dは、室温検出手段1bの検出値と
設定室温記憶手段1cの記憶値を比較し、その結果を出
力する機能を持つ。
【0038】制御手段1fは、受信手段1aからの信号
および比較手段1dの信号内容を判定し、圧縮機51、
室外送風機54、室内ファン15などの対象制御部1e
の運転を制御する機能を持つ。
【0039】天井扇制御手段1gは、比較手段1dの信
号によって天井扇2への運転制御内容を判定する機能を
持つ。
【0040】連動信号送信手段1hは、天井扇制御手段
1gによる判定結果信号を出力する赤外線発光素子など
を有する。ここで、設定室温記憶手段1c、比較手段1
d、制御手段1f、天井扇制御手段1gは、マイクロコ
ンピュータを主体とする制御回路基板1i(図3に表
示)によって構成される。
【0041】さらに、天井扇2の制御関係回路は、天井
扇2に設けられる。その天井扇2の制御関係回路は、連
動信号送信手段1hからの信号を受信する連動信号受信
手段2aと、この連動信号受信手段2aからの信号に基
づき上記モータ23の回転数を制御する風量制御手段2
bとを有する。
【0042】具体的には、天井扇2の本体21に概ね室
内空調機1と対向する位置に設けられた赤外線受光素子
などからなる受光部25が、連動信号受信手段2aに相
当する。
【0043】また、天井扇本体21に設けられ、かつ受
光部25からの信号を入力処理する制御回路およびリレ
ーなど(いずれも図示せず)が、風量制御手段2bに相
当する。
【0044】モータ23の回転数制御としては、モータ
巻線数を切替えるタップ切替え方式、あるいは、モータ
23に供給する電源の周波数を可変するインバータ方式
など従来から知られている制御が使用され、高速の「H
i」、中速の「Me」、及び、低速の「Lo」との3段
階制御が行われる。
【0045】次に、室内空調機1、室外空調機5、天井
扇2、および、これらの運転操作を行うリモコン3の間
にあるそれぞれの関係について説明する。
【0046】天井扇2は、室内のほぼ中央となる天井4
2に取り付けられている。この天井扇2による送風領域
は、図1のハッチングで示すように、天井扇2から下方
向に若干広がった領域Bである。
【0047】また、室内空調機1は、その吹出し口12
からの送風が、矢印Cで示すように、天井扇2の翼24
bの高さと同等以上の高さに送風されるように、室内の
壁面41に取付けられている。この室内空調機1の取付
け高さは、前記吹出し口12からの送風が、天井扇2の
翼24bより同等以上の高い位置にある方が好ましい。
【0048】上記の取り付け状態において、使用者が、
ワイヤレスリモコン3の操作ボタン3cを押したとき、
運転信号が送信部3fより室内空調機1の受信手段1a
(受光部)へ送信される。
【0049】制御手段1bが、受光部1aにおいて受信
したその信号を判定し、空調機1の運転が開始される。
前記操作ボタン3cは、空調(冷房)運転を指示する機
能を有し、そのため、制御手段1bは、対象制御部1e
(室内ファン15、室外送風機54、圧縮機51など)
のそれぞれに運転の指示を行い、冷房運転が開始され
る。
【0050】まず、室内ファン15が回転し、図1の矢
印C、Dで示すように、室内の空気が吸込み口11から
取り込まれ(矢印D)、熱交換された空気が吹出し口1
2より吹き出される(矢印C)。同時に、上下風向変更
羽根18が作動し、図1に示すように、上下風向変更羽
根18がほぼ水平状態の位置で止まる。
【0051】この位置は、あらかじめ設定されており、
上下の範囲で風向を変更する場合は、リモコン3の別途
設けられた操作ボタン(図示せず)を押すことにより風
向変更信号を出力し、上下風向変更羽根18を図1の矢
印Aの範囲で駆動することにより、送風方向が調節され
る。
【0052】この設定された上下風向変更羽根18の位
置により、吹出し口12からの送風方向は、天井扇2の
羽根24bの高さと同等以上の高さ方向へ向けて送風さ
れる。この場合、左右方向の送風においても、天井扇2
方向となるように左右風向変更羽根19も予め操作して
おくことにより、一層確実な天井扇2へむけての送風が
行える。
【0053】一方、前記制御手段1bにより、圧縮機5
1と室外送風機54が動作する。その結果、冷凍サイク
ルが形成される。圧縮機51により圧縮吐出された高温
高圧のガス冷媒は、室外送風機54の送風冷却によって
室外熱交換器52で低温高圧の液冷媒となる。
【0054】さらに、その液冷媒は、減圧装置53を通
過し、その後に、低温のガス冷媒に変化し、室内熱交換
器16へ流入する。前記室内熱交換器16によって、吸
い込まれた空気は、室内空調機1の風回路14内で熱交
換が行われ、その熱交換された空気は冷却されて、吹き
出し口12から天井扇2の方向に向けて送風される。室
内熱交換器16を出た冷媒は、圧縮機51の吸入側へ流
入し、以下前述の循環を繰り返し継続する。このように
して、室内の冷房が行われる。
【0055】これらの動作と同時に、室内空調機1の連
動信号出力手段1hが動作し、連動信号出力手段1hが
天井扇2の受光部25へ運転信号を出力する。その運転
信号により、風量制御手段2bが、モータ23を駆動す
る。そして、羽根24が回転して、風が天井側から床方
向に向けて送風される。
【0056】このように、室内空調機1と天井扇2とが
併用して運転される。室内空調機1の吹き出し口12か
ら羽根24の上方向に向かって吹き出された冷却空気
が、天井扇2の送風気流に乗り移って床面43へ送風さ
れる。そのため、室内空調機1から吹き出された冷却空
気は天井扇2の気流作用によって効果的に室内を循環す
る。
【0057】その結果、必要以上の冷却空気を得る必要
が無く、効果的に室内が冷房される。このことは、室内
空調機1の設定温度を必要以上に低く設定する必要が無
く、消費エネルギーの削減が行える。
【0058】また、この場合、天井扇2の気流が、室内
機1の送風方向を阻害することがないため、室内空調機
1の吹出し口12に結露を生じさせることもない。
【0059】これに対して、室内空調機1からの冷却空
気が、天井扇2の羽根よりも下方向に送風された場合、
天井扇2の送風領域Bに存在する送風気流が気流の膜
(エアーカーテン)とる。そのために、室内空調機1か
らり冷却空気の送風が遮蔽され、冷気の十分な室内循環
が行えなくなる。
【0060】また、天井扇2により送風される風が空調
機1の吹き出し口12に当たった場合、吹き出し口12
に結露が発生するおそれがある。しかしながら、本実施
の形態のように、天井扇2の羽根24の位置が室内空調
機1の吹き出し口12よりも同等以上の高さの位置にな
るように、室内空調機1と天井扇2とを設置することに
より、天井扇2の送風気流を利用して、室内空調機1の
冷却空気が室内を効果的に循環することができる。その
結果、室内が、効率良く冷房される。
【0061】図6は、本発明の一実施例の空気調和シス
テムにおける天井扇の制御フローである。
【0062】図7は、本発明の一実施例の空気調和シス
テムによる室温制御に係るタイムチャートである。
【0063】図6と図7を参照しながら、天井扇2の風
量制御について説明する。この場合、検出する室温が
「t」であり、風量切替え設定値が「t1」であり、室
温設定値(設定室温記憶手段の記憶値)が「t2」であ
る。
【0064】冷房運転が開始されたとき、室温「t」の
検出が行われる(ステップ1)。そして、室温「t」と
風量切替え設定値「t1」との比較が行われ(ステップ
2)、その結果、天井扇2のモータ23は「Hi」で回
転する(ステップ3)。同時に、圧縮機51の運転は
「ON」となる(ステップ4)。
【0065】このとき、室内ファン15と室外送風機5
4も運転される(ステップ5)。冷房運転が開始された
後、室温「t」は、徐々に低下し、室温設定値「t2」
以下になったとき(ステップ6)、天井扇2のモータ2
3は「Me」に切替えられ回転する(ステップ7)。さ
らに、冷房効果が継続し、室温「t」が室温設定値「t
2」に到達した時、天井扇2のモータ23は「Lo」に
切替えられ(ステップ8)、同時に圧縮機51が停止す
る(ステップ9)。
【0066】ここで、前記(ステップ2)と(ステップ
6)の信号は、室内空調機1に設けられた比較手段1d
の結果として出力され、この結果にしたがって、信号は
天井扇制御手段1gから連動信号送信手段1hに出力さ
れる。この連動信号送信手段1hと連動信号受信手段2
aとを介して、風量制御手段2bがモータの回転数を制
御する。
【0067】そして、室温「t」が室温設定値「t2」
よりも高くなったとき、室温検出手段1bがこれを検出
し、比較手段1dからの信号が制御手段1fと天井扇制
御手段1gへ出力され、再び冷房が開始される。以下、
このような動作が繰り返えされる。このようにして、空
調機1と天井扇2を併用した冷房運転が行われ、室内が
冷房される。
【0068】また、室内空調機1としては、室内側で冷
気を生成するスプリット型を用いた例を説明したが、こ
の構成に限定されることなく、室外で生成した冷気を断
熱通路で室内へ導くダクト式の空調機が使用可能であ
る。そして、吹出し口からの送風される冷却空気が、天
井扇2の翼24bと同等以上の高さの方向に向かって吹
き出されるように、空調機1が設置される。この構成に
おいても、前記と同様の作用効果が得られる。さらに、
その吹出し口に、送風を左右方向に調整できる機能を設
置することにより、上記の効果が著しく向上する。
【0069】さらに、本実施の形態では、冷房機能を有
する空気調和機を使用した構成について説明したが、図
8に示すような冷房と暖房との双方の機能を持つ空気調
和システムも可能である。すなわち、図8において、圧
縮機51から出た冷媒は、室内熱交換器16、減圧装置
53、室外熱交換器52へと順次循環し、圧縮機51に
戻る。そして、冷媒の流れを切替える四方弁などの切替
え装置7が設置されている。このような冷暖房タイプの
空気調和装置であっても、冷房運転時は、上記と同様の
作用効果が得られる。また、暖房時において、天井に滞
留している暖気を、天井扇2にて室内へ対流させること
ができ、暖房効果が助長できる。
【0070】本実施の形態において、制御部としては、
ワイヤレスリモコンが使用されたが、これに限定される
ことなく、制御部と空調装置と天井扇とのそれぞれの間
が電線により電気的に連結された構成も可能である。し
かしながら、制御部としては、ワイヤレスリモコンの使
用が最も望ましい。
【0071】
【発明の効果】本発明は、室内の天井に設けられ、モー
タにより回転する羽根により空気を天井方向から床面方
向に向かって送風する天井扇と、前記室内の壁面に設け
られ、熱交換された空気を吹き出し口から前記天井扇側
に向かって吹出す空調装置と、前記空調装置と前記天井
扇との双方の運転を連動して制御する制御装置とを備
え、前記制御装置は、(a)前記空調装置へ運転制御信
号および室内温度設定信号を出力するリモコンと、
(b)前記空調装置に設けられ、前記リモコンからの信
号を受信する受信手段と、前記空調装置に設けられ、室
内温度を検出する室温検出手段と、前記空調装置に設け
られ、前記リモコンからの室内温度設定信号に基づく室
内設定温度を目標値として記憶する設定室温記憶手段
と、前記空調装置に設けられ、前記室温検出手段の検出
値と前記設定室温記憶手段による設定値を比較し、その
比較結果を出力する比較手段と、前記空調装置に設けら
れ、前記受信手段からの信号および前記比較手段の信号
に基づき、前記空調装置の運転と停止を制御する制御手
段と、前記空調装置に設けられ、前記比較手段の信号に
よって前記天井扇への運転制御内容を判定する天井扇制
御手段と、前記空調装置に設けられ、前記天井扇制御手
段による判定結果信号を出力する連動信号送信手段と、
(c)前記天井扇に設けられ、前記連動信号送信手段か
らの信号を受信する連動信号受信手段と、前記天井扇に
設けられ、前記連動信号受信手段からの信号に基づき、
上記モータの回転数を制御する風量制御手段と、を有す
るものである。
【0072】運転判定制御手段が、天井扇制御手段へ運
転と停止信号を出力する連動信号出力手段を有し、前記
天井扇制御手段が、前記連動出力手段からの信号を受信
し、天井扇制御手段へ出力する連動信号受信手段を有す
る構成により、空調装置と天井扇と双方の併用運転操作
が簡単になり、使い勝手のさらなる向上が図れる。ま
た、空調装置で検出した室温をもとにして天井扇の回転
数を制御するため、室温の状態とマッチした天井扇気流
制御が行える。さらに、温度分布のばらつきにより室温
が設定値に到達していない状態において天井扇の回転数
が変わるという不都合、及び、有効な冷房効果が引出せ
ないといった不都合が防止され、優れた冷房効果が得ら
れる。
【0073】また、本発明は、天井扇制御手段と風量制
御手段により、室温が設定値に近づくにつれて上記モー
タの回転数を段階的に下げるため、天井扇による気流効
果が調節され、冷え過ぎのような不都合が防止できる。
【0074】また、本発明は、空調装置は、吹出し口に
設置された風向変更装置を有し、前記風向変更装置は、
前記吹出し口から吹き出された前記空気を、天井扇の羽
根の高さと同等以上の高さの方向に向かって送風する機
能を有することにより、吹出し口からの熱交換された冷
却空気が、天井扇の送風気流に乗り移って床面へ送風さ
れる。そのため、熱交換された冷却空気が、天井扇の気
流作用によって効果的に室内を循環し、空調装置の設定
温度を必要以上に低く設定する必要が無く、消費エネル
ギーの削減が行える。また、天井扇の気流が空調装置の
送風を阻害するという不都合が防止され、空調装置の吹
出し口の結露の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における空気調和システム
の全体構成図
【図2】同空気調和システムにおける室内空調機の縦断
面図
【図3】同空気調和システムにおける室内空調機と室外
空調機の接続状態を示す斜視図
【図4】同空気調和システムにおける冷凍サイクル図
【図5】同空気調和システムにおける制御回路を示すブ
ロック図
【図6】同空気調和システムにおける天井扇の制御フロ
ーチャート
【図7】同空気調和システムによる室温制御に係るタイ
ムチャート
【図8】同空気調和システムにおける冷暖房切替え可能
な冷凍サイクル図
【符号の説明】
1 室内空調機 1a 受信手段 1b 室温検出手段 1c 設定室温記憶手段 1d 比較手段 1e 対象制御部 1f 制御手段 1g 天井扇制御手段 1h 連動信号出力手段 1i 制御回路基板 2 天井扇 2a 連動信号受信手段 2b 風量制御手段 3 リモコン 3a 操作手段 3b 出力手段 3c 操作ボタン 3d 操作ボタン 3e 操作ボタン 3f 送信部 5 室外空調機 11 吸込み口 12 吹出し口 13 本体 14 風回路 15 クロスフローファン(室内ファン) 16 室内熱交換器 18 上下風向変更羽根 23 モータ 24 羽根 25 受光部 51 圧縮機 52 室外熱交換器 53 減圧装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 敏明 300−14−17、オビーデ ガーデン タワ ー コンド、ジャラン デサ ウタマ タ マン デサ、58100、クアラルンプール、 マレイシア (72)発明者 安田 透 2−08−2、サウジャナ ビラ コンド サウジャナ リゾート、センクション ユ ー2、4015、シャーラム、セランゴール、 マレイシア (72)発明者 シャローム レズアン 23、ジャラン ユーエスジェイ3/4−エ イチ、スバン ジャヤ、47600、セランゴ ール、マレイシア (72)発明者 タン ツー イー 26、ジャラン 2/3イー、バンダー バ ル セラヤング、68100 バットー ケー フ、セランゴール、マレイシア (72)発明者 ザリーナ ハッシィン エー19−3−34、ジャラン プチョン ペ ルマイ1/10、バツー13、タマン プチョ ン ベルマイ、47000、プチョン、セラン ゴール、マレイシア

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の天井に設けられ、モータにより回
    転する羽根により空気を天井方向から床面方向に向かっ
    て送風する天井扇と、前記室内の壁面に設けられ、熱交
    換された空気を吹き出し口から前記天井扇側に向かって
    吹出す空調装置と、前記空調装置と前記天井扇との双方
    の運転を連動して制御する制御装置とを備え、前記制御
    装置は、(a)前記空調装置へ運転制御信号および室内
    温度設定信号を出力するリモコンと、(b)前記空調装
    置に設けられ、前記リモコンからの信号を受信する受信
    手段と、前記空調装置に設けられ、室内温度を検出する
    室温検出手段と、前記空調装置に設けられ、前記リモコ
    ンからの室内温度設定信号に基づく室内設定温度を目標
    値として記憶する設定室温記憶手段と、前記空調装置に
    設けられ、前記室温検出手段の検出値と前記設定室温記
    憶手段による設定値を比較し、その比較結果を出力する
    比較手段と、前記空調装置に設けられ、前記受信手段か
    らの信号および前記比較手段の信号に基づき、前記空調
    装置の運転と停止を制御する制御手段と、前記空調装置
    に設けられ、前記比較手段の信号によって前記天井扇へ
    の運転制御内容を判定する天井扇制御手段と、前記空調
    装置に設けられ、前記天井扇制御手段による判定結果信
    号を出力する連動信号送信手段と、(c)前記天井扇に
    設けられ、前記連動信号送信手段からの信号を受信する
    連動信号受信手段と、前記天井扇に設けられ、前記連動
    信号受信手段からの信号に基づき、上記モータの回転数
    を制御する風量制御手段と、を有する空気調和システ
    ム。
  2. 【請求項2】 天井扇制御手段と風量制御手段は、室温
    が設定値に近づくにしたがってモータの回転数を段階的
    に下げる制御を有する請求項1記載の空気調和システ
    ム。
  3. 【請求項3】 空調装置は、吹出し口に設置された風向
    変更装置を有し、前記風向変更装置は、前記吹出し口か
    ら吹き出された前記空気を、天井扇の羽根の高さと同等
    以上の高さの方向に向かって送風する機能を有する請求
    項1記載の空気調和システム。
  4. 【請求項4】 空気を天井方向から床面方向に向かって
    送風する回転羽根を有する天井扇と、熱交換された空気
    を吹き出し口から前記天井扇の方向に向かって吹出す空
    調装置と、前記空調装置と前記天井扇の双方の運転を連
    動して制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、
    (a)前記空調装置の運転を制御するための第一信号と
    室内の温度を設定するための第二信号を、前記空調装置
    に送るための制御部と、(b)前記空調装置に設置さ
    れ、前記空調装置の運転と停止を制御するとともに、前
    記天井扇に運転を指示する第三信号を送信する機能を有
    する第一の制御手段と、(c)前記天井扇に設置され、
    前記第二の制御手段は、前記第一の制御手段から送られ
    てきた前記第三信号に基づき、前記羽根の回転数を制御
    する機能を有する第二の制御手段と、を有し、前記制御
    部を操作することにより、前記空調装置が自動的に運転
    されるとともに、前記天井扇が前記羽根の回転数を自動
    的に変更されて運転される空気調和システム。
  5. 【請求項5】 第一の制御手段は、制御部からの信号を
    受信する受信手段と、室内温度を検出する室温検出手段
    と、前記制御部からの室内温度設定信号に基づく室内設
    定温度を目標値として記憶する設定室温記憶手段と、前
    記室温検出手段の検出値と前記設定室温記憶手段による
    設定値を比較し、その比較結果を出力する比較手段と、
    前記受信手段からの信号および前記比較手段の信号に基
    づき、空調装置の運転と停止を制御する制御手段と、前
    記比較手段の信号によって天井扇への運転制御内容を判
    定する天井扇制御手段と、前記天井扇制御手段による判
    定結果信号を出力する連動信号送信手段とを有し、第二
    の制御手段は、前記連動信号送信手段からの信号を受信
    する連動信号受信手段と、前記連動信号受信手段からの
    信号に基づき、前記天井扇の羽根の回転数を制御する風
    量制御手段とを有する請求項4記載の空気調和システ
    ム。
  6. 【請求項6】 制御部は、ワイヤレスリモコンに設けら
    れ、第一信号と第二信号はワイヤレスで第一の制御手段
    に送信され、第三信号はワイヤレスで第二の制御手段に
    送信される請求項4記載の空気調和システム。
  7. 【請求項7】 天井扇制御手段と風量制御手段は、室温
    が設定値に近づくにしたがって天井扇の羽根の回転数を
    段階的に下げる制御を有する請求項5記載の空気調和シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 空調装置は、吹出し口に設置された風向
    変更装置を有し、前記風向変更装置は、前記吹出し口か
    ら吹き出された空気を、天井扇の羽根の高さと同等以上
    の高さの方向に向かって送風する機能を有する請求項4
    記載の空気調和システム。
  9. 【請求項9】 空調装置の吹き出し口は、天井扇の羽根
    の高さよりも同等以上の高さに設置されている請求項4
    記載の空気調和システム。
  10. 【請求項10】 (a)空調装置の運転と停止を制御す
    るとともに、天井扇に運転を指示する第三信号を送信す
    る機能を有する第一の制御手段を有し、吹き出し口から
    熱交換された空気を前記天井扇の方向に向かって吹出す
    前記空調装置を設置する工程と、(b)空気を天井方向
    から床面方向に向かって送風する羽根を有するととも
    に、前記第一の制御手段から送られてきた前記第三信号
    に基づき、前記羽根の回転数を制御する機能を有する第
    二の制御手段を有するする天井扇を設置する工程と、
    (c)前記空調装置の運転を制御するための第一信号
    と、室内の温度を設定するための第二信号を前記空調装
    置に送信する機能を有するとともに、前記空調装置と前
    記天井扇の双方の運転を連動して制御する制御部を設置
    する工程と、(d)前記制御部を操作することにより、
    前記第一信号と前記第二信号を前記空調装置に送信し
    て、前記空調装置を自動的に運転するとともに、前記第
    三信号が前記天井扇に自動的に送信されて、前記羽根の
    回転数を自動的に変更して、前記天井扇を運転する工程
    とを備えた空気調和方法。
  11. 【請求項11】 第一の制御手段は、制御部からの信号
    を受信する受信手段と、室内温度を検出する室温検出手
    段と、前記制御部からの室内温度設定信号に基づく室内
    設定温度を目標値として記憶する設定室温記憶手段と、
    前記室温検出手段の検出値と前記設定室温記憶手段によ
    る設定値を比較し、その比較結果を出力する比較手段
    と、前記受信手段からの信号および前記比較手段の信号
    に基づき、前記空調装置の運転と停止を制御する制御手
    段と、前記比較手段の信号によって前記天井扇への運転
    制御内容を判定する天井扇制御手段と、記天井扇制御手
    段による判定結果信号を出力する連動信号送信手段とを
    有し、前記第二の制御手段は、前記連動信号送信手段か
    らの信号を受信する連動信号受信手段と、前記連動信号
    受信手段からの信号に基づき、上記羽根の回転数を制御
    する風量制御手段とを有する請求項10記載の空気調和
    方法。
  12. 【請求項12】 天井扇制御手段と風量制御手段の作用
    により、室温が設定値に近づくにしたがって天井扇の羽
    根の回転数が段階的に下げるように前記羽根が回転する
    請求項11記載の空気調和方法。
  13. 【請求項13】 空調装置は、吹出し口に設置された風
    向変更装置を有し、前記吹出し口から吹き出された空気
    は、前記風向変更装置の作用により、天井扇の羽根の高
    さと同等以上の高さの方向に向かって送風される請求項
    10記載の空気調和方法。
  14. 【請求項14】 空調装置の吹き出し口は、天井扇の羽
    根の高さと同等以上の高さに設置される請求項10記載
    の空気調和方法。
  15. 【請求項15】 制御部は、ワイヤレスリモコンに設け
    られ、第一信号と前記第二信号はワイヤレスで第一の制
    御手段に送信され、第三信号はワイヤレスで第二の制御
    手段に送信される請求項10記載の空気調和方法。
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